JPH07102915B2 - 給紙搬送制御装置 - Google Patents

給紙搬送制御装置

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JPH07102915B2
JPH07102915B2 JP60152080A JP15208085A JPH07102915B2 JP H07102915 B2 JPH07102915 B2 JP H07102915B2 JP 60152080 A JP60152080 A JP 60152080A JP 15208085 A JP15208085 A JP 15208085A JP H07102915 B2 JPH07102915 B2 JP H07102915B2
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feeding
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穣 岩本
雄一 小林
潔 福島
敏春 長谷川
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は記録装置の給紙搬送装置に関し、特に、たとえ
ば複写機の感光体ドラムなどの、像形成面が定速で移動
する記録画像形成手段、に紙を送る給紙搬送制御装置に
関する。
従来の技術 たとえば電子写真方式の複写機においては、感光体ドラ
ムに複数の給紙台より選択的に記録紙を送って、ドラム
上の顕像を転写する。給紙台のそれぞれと転写部(紙へ
の記録部)との間に給紙搬送系(中間搬送装置)が備わ
っている。給紙台よりの給紙間隔は、複写リピート間隔
と等しくしている。転写部の直前にはレジストローラ
(記録送りローラ)が配置されており、このレジストロ
ーラを停止しておき、紙の先端がレジストローラに当っ
た後にレジストローラを駆動して感光体ドラムに紙を送
る。給紙台より給紙搬送系への紙の繰り出しは、給紙台
の紙を給紙搬送系に渡した時点に一度停止され、前記リ
ピート間隔分の時間経過の後に再開される。給紙搬送系
は設定枚数のコピーを終了するまで連続して付勢されて
いる。その結果、給紙搬送系からレジストローラに紙が
送られて、紙の先端が該ローラに当り、紙の先端部が少
し曲るタイミングでレジストローラが駆動される。これ
は記録部(転写部)に送る紙のスキユーを防止し、か
つ、感光体ドラム上の画像と紙の位置合せを正確にする
ためである。
この給紙において、紙の先端がレジストローラに当って
からのレジストローラの駆動が遅れると(あるいは紙が
早くレジストローラに達すると)紙の先端のたるみ(曲
り)量が大きくなり、折れ又はジヤム等になる。また、
レジストローラの駆動が早すぎると(あるいは紙が遅く
レジストローラに達すると)レジストローラの不送りま
たはレジストずれ(記録画像ずれ)等になる。これらの
トラブルを防止するためにレジストローラへの給紙タイ
ミングおよびレジストローラの駆動開始タイミングの設
定は正確に行なっているが、紙送りローラにおける紙の
スリップを見越したレジストローラの遅延した駆動開始
により、又は紙のスリップを予定しない駆動開始などに
より、タイミング設定は正確であっても、レジストロー
ラの駆動が遅れて又は紙の送りが遅れて記録紙のジヤム
や記録紙上の画像ずれ等を生じやすい。これは、給紙台
とレジストローラの間の紙搬送路が長い場合に、紙のス
リップ量やスキューが大きくなるので、特に問題が大き
い。このような問題は、給紙台から繰り出された紙をレ
ジストローラに送る中間搬送装置の搬送ローラのそれぞ
れに、または搬送ローラの所定グループ区分毎にクラッ
チを備えて、レジストローラの直前の搬送ローラを、そ
れが送り出す紙の先端がレジストローラに当った所定時
間後に停止し、この停止中も中間搬送装置の、給紙台側
搬送ローラは紙送り状態とすることを提案した。これに
よれば、中間搬送ローラの紙送りピッチを必らずしもコ
ピー繰り返しピッチに合す必要はなく、レジストローラ
駆動開始より十分前に紙をレジストローラに送って停止
させておくことができる。レジストローラが駆動される
とき(記録開始時)には、常にレジストローラに紙が供
給されているので、ジヤムやスキューあるいは画像ずれ
を生ずる確率が極く低くなる。
しかしながらこれにおいては中間搬送装置に、その中の
搬送ローラを選択的に動力系(感光体ドラム駆動系)に
接続するクラッチを複数個要し、特に、給紙台数が多い
とか、両面コピーに用いる中間給紙台を備えるなど、感
光体ドラムからかなり遠い位置に給紙台を備える場合に
は、中間搬送装置の配設長が長く、その中に用いるクラ
ッチの数が多くなる。またクラッチが多くなる分、紙搬
送系の制御が複雑となる。
目的 本発明は構成が単純な中間搬送装置でレジストローラな
どの記録給紙ローラに紙を送り、しかも記録給紙ローラ
におけるジャム発生を低減し記録紙のスキューおよび記
録画像ずれを防止することを目的とする。
構成 本発明の給紙搬送制御装置は、 回転により記録部(16〜20)に紙を送る記録送りローラ
(3); 紙の載せた給紙台(1/26c/27c); 給紙台(1/26c/27c)と記録送りローラ(3)の間にあ
って給紙台(1/26c/27c)から繰り出された紙を記録送
りローラ(3)に送る中間搬送装置(2); 記録部(16〜20)に複数枚の紙を順次に所定の間隔で送
るために記録送りローラ(3)を間欠回転駆動する記録
送り制御手段(58);および、 給紙指示に応じて給紙台(1/26c/27c)よりの複数枚の
紙の前記所定の間隔より短い所定間隔の順次繰り出しを
開始し、中間搬送装置(2)を送り付勢し、記録送りロ
ーラ(3)が回転状態では中間搬送装置(2)の送り付
勢ならびに順次繰り出しを継続し、中間搬送装置(2)
の先頭の紙が給紙台(1/26c/27c)と中間搬送装置
(2)の距離Ldよりもやや長い所定距離L分記録送りロ
ーラ(3)の手前の領域にあるときには順次繰り出しを
停止し、記録送りローラ(3)の回転が停止すると先頭
の紙が記録送りローラ(3)に達した後に中間搬送装置
(2)の送り付勢を停止する、給紙制御手段(58); を備える。
なお、カッコ内には、理解を容易にするために、図面に
示し後述する実施例の対応要素に付した記号を、参考ま
でに付記した。
作用 給紙指示があると、給紙制御手段(58)が、給紙台(1/
26c/27c)よりの複数枚の紙の順次繰り出しを開始し中
間搬送装置(2)を送り付勢する。これにより記録送り
ローラ(3)に向けて紙の送給が始まる。記録送り制御
手段(58)が、記録送りローラ(3)に順次到来した紙
を記録部(16〜20)に順次送給するために記録送りロー
ラ複数枚の紙を順次に送給する間隔、よりも給紙台(1/
26c/27c)から中間搬送装置(2)への複数枚の紙の順
次繰り出し間隔が短い。
しかして、給紙制御手段(58)が、記録送りローラ
(3)が回転状態では中間搬送装置(2)の送り付勢を
継続しつつこの順次繰り出しを継続するが、中間搬送装
置(2)の先頭の紙が給紙台(1/26c/27c)と中間搬送
装置(2)の距離Ldよりもやや長い所定距離L分の領域
にあるときには順次繰り出しを停止するので、紙が記録
送りローラ(3)の手前L分の領域にある間順次繰り出
しが停止し、中間搬送装置(2)は紙を搬送するが、記
録送りローラ(3)が停止すると先頭の紙が記録送りロ
ーラ(3)に達した後に中間搬送装置(2)を停止す
る。これにより、記録送りローラ(3)が回転を停止し
た後、記録部(16〜20)に次に送給すべき紙が記録送り
ローラ(3)の入側にあっても、給紙台(1/26c/27c)
よりの順次繰り出しおよび中間搬送装置(2)の送りも
共に停止する。記録送りローラ(3)が再び回転を開始
すると、中間搬送装置(2)の送りが再開するが、ロー
ラ(3)で記録部(16〜20)に送り出される紙がローラ
(3)の手前L分の領域にある間は給紙台(1/26c/27
c)よりの順次繰り出しは再開されず、この紙がL分の
領域を抜けたときに再開される。
このようにして、記録送りローラ(3)が記録部(16〜
20)に複数枚の紙を順次に送給する間隔よりも、給紙台
(1/26c/27c)から中間搬送装置(2)へ複数枚の紙の
順次繰り出し間隔が短いが、中間搬送装置(2)から記
録送りローラ(3)の間の領域Lに紙があるときには給
紙台(1/26c/27c)からの順次繰出しが中断するので、
長時間に渡って均した紙送り速度(枚/単位時間)は、
記録送りローラ(3)と給紙台(1/26c/27c)で同一と
なる。すなわち、給紙台(1/26c/27c)から記録送りロ
ーラ(3)まで給紙路に空きがある時点には高速(高密
度)で給紙台から中間搬送装置(2)に紙が繰り込ま
れ、空きが無くなると給紙台(1/26c/27c)からの順次
繰出しが中断する。
したがって中間搬送装置(2)はいわば紙貯留又は待機
のためのバッファの機能をもたらすことになり、記録送
りローラ(3)から記録部(16〜20)への各紙の送給
は、適正タイミングで円滑に行なわれる。
中間搬送装置(2)はその中の紙搬送ローラのすべてを
1個のクラッチで動力系−たとえば感光体ドラム駆動動
力系−に選択接続する、機構要素が少ない単純な構成と
し、給紙台(1/26c/27c)より記録繰り出し間隔よりも
短い間隔で紙を繰り出して記録送りローラ(3)たとえ
ばレジストローラに、その駆動開始よりも十分前に送っ
て停止させておくことができ、したがって紙のジャムが
低減し、紙のスキューや記録画像ずれも低減する。
記録送りローラ(3)が停止のときには、中間搬送装置
(2)の先頭の紙が記録送りローラ(3)の手前Lの領
域に入っているときには給紙台(1/26c/27c)からの紙
の繰り出しを停止するので、給紙台(1/26c/27c)より
記録繰り返し間隔よりも短い間隔で繰り出しても、給紙
台(1/26c/27c)から繰り出された紙の先端が給紙台(1
/26c/27c)と中間搬送装置(2)の間で停止することは
なく、給紙台(1/26c/27c)よりのミスフィードを生ず
ることはない。また、中間搬送装置(2)は記録送りロ
ーラ(3)が停止しているときは、先頭の紙が記録送り
ローラ(3)に達した後に所定のタイミングで停止する
ので、中間搬送装置(2)内に、ジャムを生ずる程に多
量の紙を喰込むことはない。記録送りローラ(3)が駆
動されているときには、中間搬送装置(2)より送り出
される紙が記録送りローラ(3)で記録部(16〜20)に
送り出されるので、またこれは一枚の紙の送りを終了す
ると一度停止されこれにより中間搬送装置(2)の先頭
の紙が記録送りローラ(3)部で停止すると給紙台(1/
26c/27c)より中間搬送装置(2)への紙の繰り出しが
停止されるので、給紙台(1/26c/27c)より中間搬送装
置(2)に、それが受け入れ不能な程に多い枚数の紙を
繰り込むことはない。
本発明の好ましい実施例においては、記録送りローラ
(3)から記録部(16〜20)への紙送り間隔をt2とし、
給紙台(1/26c/27c)から中間搬送装置(2)に紙が達
するまでの時間をt3とし、設定余裕時間をt4とすると、
前記給紙制御手段(58)は、 t1=t2−(t3+t4) の繰り返し間隔で給紙台(1/26c/27c)より紙を繰り出
すものとする。すなわち、t3は給紙台(1/26c/27c)よ
り繰り出される紙がLd進む時間であり、t3+t4は中間搬
送装置(2)で紙がL進む時間である。しかしてt1〜t4
は記録部(16〜20)の画像形成手段の定速回転に同期し
たパルスのカウント値に基づくものとし、給紙制御手段
(58)は、中間搬送装置(2)が送り状態にある間前記
パルスをカウントしてt1〜t4を計測し、中間搬送装置
(2)が停止すると該カウントを停止するものとする。
これによれば、例えば記録部(16〜20)が電子写真方式
の複写機の転写部(20)である場合、感光体ドラム(1
7)の回転に同期して紙の送りが制御され、給紙台(1/2
6c/27c)より繰り出した紙それぞれの位置をカウント値
に基づいて追跡して、記録送りローラすなわちレジスト
ローラ(3)の駆動タイミング制御と、給紙台(1/26c/
27c)よりの紙の繰り出しタイミング制御および中間搬
送装置(2)のレジストローラ(3)への給紙タイミン
グ制御を同一のパルスのカウント値に基づいて行ない得
る。
本発明の他の目的および特徴は図面を参照した以下の実
施例の説明より明らかになろう。
実施例 第1図に本発明の一実施例の機構部概要を示す。この実
施例は電子写真方式の複写機であり、コンタクトガラス
5上に載置され押板4で押えられた原稿は、ランプ6で
照明される。原稿の反射光は第1ミラー7,第2ミラー8,
第3ミラー9,レンズユニット15および第4ミラー16で感
光体ドラム17に投射される。ドラム17は時計方向に回転
駆動され、メインチヤージヤ18で表面が一様に荷電され
る。荷電面は上述の光投射により露光され、原稿画像に
対応した潜像となる。潜像は現像ユニット19で現像され
て顕像となる。顕像はレジストローラ(記録送りロー
ラ)3で送られて来る記録紙に、転写・分離チヤージヤ
20直下で転写され、転写を受けた紙はドラム17から分離
して中継搬送装置12aを介して定着器10に送られる。な
お、感光体ドラム17の周速度に所定の比率を乗じた速度
でランプ6および第1ミラー7が右方に駆動され、第2
ミラー8および第3ミラー9は、原稿の走査位置からレ
ンズユニット15までの光路長が一定であるように、ラン
プ6の走査速度の1/2の速度で右方に駆動される。定着
器10を出た紙は、排紙トレイ22又は両面コピー用の中間
カセット11に送られる。すなわち、切換ゲート11が図示
位置にあるときには紙は排紙トレイ22に送られ、切換ゲ
ート11が図示状態より反時計方向に30度程度回転した位
置にあるときには紙は中間カセット1に送られる。
複写機本体には、給紙台として、4個のカセット24C,25
C,26Cおよび27Cならびに前記中間カセット27Cが装着さ
れており、これらのカセットとレジストローラ3の間に
中間搬送装置2がある。
カセット24C,25C,26C,27Cおよび1のそれぞれから紙を
中間搬送装置2に繰り出す給紙コロ24,25,26,27および2
8は、それぞれ各1個の電磁クラッチ(図示せず)を介
して、図示を省略した感光体ドラム駆動動力系と結合さ
れる。また、中間搬送装置2の各位置で紙を送る搬送ロ
ーラはすべて同一の動力伝達手段(チエーン又はベル
ト:図示せず)に結合されており、この動力伝達装置を
駆動するギア又はプーリ(図示せず)が1個の電磁クラ
ッチを介して感光体ドラム駆動動力系に結合される。
切換ゲート11はソレノイド装置(図示せず)で反時計方
向に回動付勢される。
中間カセット1の上方には、アーム13aの先端に枢着さ
れた給紙ローラ13が位置する。この給紙ローラ13は電磁
クラッチ(図示せず)を介して感光体ドラム駆動動力系
に接続される。アーム13aの後端は機器フレームに枢着
されており、ソレノイド装置(図示せず)で反時計方向
に回転駆動される。定着器10から出る紙をカセット1に
送るときには、切換ゲート11制御用の電磁クラッチが付
勢されてゲート11が反時計方向に回動して紙を中継搬送
装置12cに案内し、中継搬送装置12cが図示しない電磁ク
ラッチで感光体ドラム駆動動力系に接続されて紙をカセ
ット1に向けて送る。紙がカセット1上に落下した時点
に、アーム13aを駆動するソレノイド装置が付勢されて
ローラ13をカセット1内の紙に押し付け、ローラ13が電
磁クラッチで感光体ドラム駆動動力系に接続されて紙を
給紙コロ28の下に送り込む。中継搬送装置12cの出側に
は、ローラ13駆動タイミングを定めるためのペーパセン
サ14が配設されており、また、レジストローラ3と中間
搬送装置2の出口の間には、ペーパジヤム検出用のペー
パセンサ3aが配設されている。
第2図に、第1図に示す機構各部を付勢制御する電気シ
ステムを示す。複写機各部の入力用スイッチ,状態検出
スイッチ,状態設定用スイッチ等のスイッチ類61は、バ
ッフアアンプ59,60を介してマイクロプロセッサ58に接
続されており、また、ドライバ68に接続されている。マ
イクロプロセッサ58の割込入力ポートINTには、ドラム
同期パルス発生器62が接続されている。パルス発生器62
は、感光体ドラム17に結合された回転板の透光スリット
を検出するフオトセンサ62Sを有する。ドラム17が微小
角度回転する毎にセンサ62Sが透光スリットを検出し1
パルスを割込入力ポートINTに与える。マイクロプロセ
ッサ58のA/D変換入力ポートAD1には、定着ユニット10の
定着部温度を検出する温度検出回路63が接続されてい
る。サーミスタ63が定着部温度に対応した電圧を発生
し、これをAD1に印加する。マイクロプロセッサ58のA/D
変換入力ポートAD2には、トナー濃度検出ユニット36が
接続されている。マイクロプロセッサ58には、アドレス
バス,コントロースバスおよびデータバスを介して、RO
M67,RAM66,ならびに入出力ポート・バッフア素子64およ
び65が接続されている。これらの入出力ポート・バッフ
ア素子64および65には、それぞれドライバ68〜71および
ドライバ72〜75が接続されている。
ドライバ68はスイッチマトリックス61のY走査ラインの
それぞれにスイッチ状態読取信号を順次に与え、また表
示素子マトリックス76のY走査ラインのそれぞれに表示
素子付勢信号を順次に与える。
スイッチマトリックス61のXラインのそれぞれの信号、
すなわち、各スイッチの開,閉を示す信号はバッフア5
9,60を介してマイクロプロセッサ58に与えられる。マイ
クロプロセッサ58は、所要の場合、表示素子付勢信号を
バッフア69,70を介して表示素子マトリックス76のXラ
インのそれぞれに印加する。表示素子マトリックス76に
おいては、Yラインの表示付勢信号とXラインの表示付
勢信号が同時に加わった表示素子が点灯する。ドライバ
71には、図示しない機構駆動要素(メインモータなど)
が接続されており、ドライバ72には、像形成系の電気要
素(ランプ10,チヤージヤ4,7,等々)が接続されてお
り、ドライバ73および74には、紙搬送系の電気要素(ク
ラッチおよびソレノイド装置)が接続されている。第2
図に示す、2CLが中間搬送装置2の動力伝達手段(例え
ばチエーン)を感光体ドラム17駆動動力系に接続するた
めの電磁クラッチ、3CLがレジストローラ3を感光体ド
ラム17駆動動力系に接続するための電磁クラッチ、11SL
が切換ゲート11を反時計方向に回転駆動するためのソレ
ノイド装置、12CLが中継搬送装置12aの搬送ローラ,定
着器10の搬送ローラ又はドラム,排紙搬送ローラ12bお
よび中継搬送ローラ12cを、全体を一組として動力伝達
手段(例えばチエーン)を介して感光体ドラム17駆動動
力系に接続するための電磁クラッチ、13CLが紙送り込み
ローラ13を感光体ドラム17駆動動力系に接続するための
電磁クラッチ、13SLがローラアーム13aを反時計方向に
回転駆動するソレノイド装置、24CL,25CL,26CL,27CLお
よび28CLが、それぞれ給紙コロ24,25,26,27および28を
感光体ドラム17駆動動力系に接続するための電磁クラッ
チである。
ドライバ75には、複写機に装着される機器、たとえばフ
イーダ,ソータ等の電気要素を接続するコネクタが接続
されている。
マイクロプロセッサ58が各種スイッチの入力操作に応じ
て、また複写機各部の状態に応じて、ドライバ68〜75に
各種付勢信号を与える。
第3a図に、マイクロプロセッサ58の制御動作の概要を示
す。これを説明すると、電源が投入されるとプロセッサ
58は、初期化(ステップ1:以下カッコ内では「ステッ
プ」という語を省略する)を実行する。これにおいて感
光体ドラム17を回転(前回転)にセットし、クリーニン
グをセットし、前回転時間をセットし、かつ定着器10の
ウオームアップ通電を開始し、ウオームアップタイマを
セットする。そしてヒートアップ待機モード(2)に進
み、ここで定着器10の温度検出を行ない、前回転時間が
過ぎると感光体ドラム17を停止する。定着器10の温度が
設定値になるとこのヒートアップ待機モー(2)を抜け
る。設定値にならないでウオームアップタイマがオーバ
すると、異常であるとして異常モード(23)に進む
(3)。この異常モードでは、定着器10のヒータへの通
電をリセットし、ヒータ異常を示すランプとサービスマ
ンコールランプを点灯する。ここで異常モード解除指示
が入力されると、ランプおよびフラグをクリアしてヒー
トアップ待機モード(2)に戻る。
さて、ウオームアップタイマがタイムオーバするまでに
定着器10の温度が設定値になると、不使用待機タイマを
セットし操作ボードで読取をセットし、操作ボードのキ
ーインを待つ。キーインの代表例はコピースタートキー
のオンである。他の代表例を挙げると、コピー枚数の設
定のためのテンキーのオン,複写倍率の入力などがあ
る。不使用待機タイマがタイムオーバすると(4)不使
用待機モード(5)に進む。この不使用待機モードに入
るとまず予熱待機タイマをセットし、定着器10のヒータ
付勢を不使用待機時のための低発熱通電に切換え、予熱
キーのオンを待つ(6:操作ボードの予熱キーのみの監
視)。予熱キーがオンされるとヒートアップ待機モード
(2)に進む。予熱キーがオンにならないで予熱待機タ
イマがタイムオーバすると(7)、機械停止モード8に
進み、そこで主電源リレーをオフ(主電源リレーの自己
保持解除)にする。これによりプロセッサ58等第2図に
示す電気システム全体の電源が落ちる。
さて、ステップ4の待機タイマのタイムオーバ待ちで操
作ボードより入力があると、それが複写条件入力(枚
数,倍率,濃度等)であるとレデイモード10に進み、こ
こで入力された複写条件をセットする。また、各部の状
態を読み複写可否を判定し、かつ複写倍率,給紙サイズ
の可否を判定し、複写不可状態であると(11)異常モー
ド23に進む。複写可であるとここでまた不使用待機タイ
マをセットし、コピースタートキーのオンを待つ。この
オンがなく待機タイマがタイムオーバすると、不使用待
機モード5に進む。コピースタートキーのオンがある
と、コピー前モード14に進み、ここで、感光体ドラムの
回転を開始(コピー前クリーニング)し感光体ドラムの
1回転相当の時限のタイマをセットし、給紙カセットが
いずれであるかを参照して、給紙カセットが、感光体ド
ラム17より比較的に遠い26C,27C又は1であるとここで
給紙(給紙コロの駆動と中間搬送装置2の駆動)を開始
し、これを開始するとペーパトラブル検出を開始する。
第1番に給紙した紙が所定時間内にレジストローラ3に
達する(センサ3aで検出する)と、コピーモード17に進
む。所定時間内に達しないときには、ペーパ送り異常
(15)として異常モード23に進む。給紙カセットが24C
又は25Cのときには、コピー前モード14では給紙せず、
コピーモード17で給紙する。なお、コピー前モード14の
詳しい内容は後述する。
コピーモード17では、給紙カセットがどれであるか参照
して、給紙カセットが24C又は25Cであると給紙(コロ駆
動)を開始し、紙がセンサ3aで検出されるのを待って
(所定時間内に検出されないと異常モード5に進む)、
コピーサイクルに入る。このコピーサイクルは概略で従
来知られているものと同様である。ただし、給紙カセッ
トが26C,27C又は1のときにはコピー前モード14で給紙
を開始しているので、これに対応する付加処理があるの
で、後述する給紙制御ルーチン(コピー前モード14:詳
細は第3b図の給紙制御ルーチン30:詳細は第3d,3e,3g,3
h,3i,3j,3k図)と同様な給紙制御ルーチンとなっている
点、また、第3m図に示すように、レジストローラ3オン
タイミング(141=Y)のときには、レジストローラ3
を駆動するクラッチ3CLをオンにし(142)、本発明の実
施のために、中間搬送装置2を駆動するクラッチ2CLを
オンにし(143)た後、給紙コロ(26,27又は28)の駆動
(紙繰り出し)可を示す給紙クラッチ禁止フラグをクリ
アする(144)サブルーチンが含まれている点が異な
る。コピーモード17の制御態様の他の部分は従来のもの
と同様である。このコピーモード17でも、従来と同様に
ペーパジヤム検出などの異常チエックが行なわれ、異常
があると(18)異常モード23に進む。異常がないと、コ
ピー枚数を累算し、累算値がコピー設定枚数になったか
否かをチエックして、コピー設定枚数になると、コピー
エンドモード20に進む。設定枚数になっていないと、ま
たコピーモード17に進む。コピーエンドモード20では、
転写紙が排紙トレイ22又は中間カセット1に送り込まれ
るまでクリーニングを継続し感光体ドラム17の回転を継
続し、また、ペーパジヤム検出などの異常チエックを行
なう。異常を検出すると異常モード23に進む。なお、コ
ピーエンドモード20に入るとエンドタイマをセットし、
操作ボード読取を行なう。コピーエンドモード20でコピ
ースタートキーオンを読み取るとコピー前モード14に進
む。スタートキーオンがなくエンドタイマがタイムオー
バするとウオームアツプ待機モード2に進む。
第3b図にコピー前モード14の内容を示す。このコピー前
モード14では、まず初期条件を設定する(25)。すなわ
ち、コピーサイクルを実行するための各種フラグ類の設
定あるいは初期化,タイミングデータの設定を行なう。
また、コピー枚数設定値を給紙カウンタに代入する。な
お、給紙カウンタの内容は、給紙コロ24等で一枚の紙を
繰り出す毎に1小さい値に更新され、給紙カウンタの内
容が0になるとそれ以後再度スタートキーがオンになる
まで、給紙コロ24等による紙の繰り出しは停止される。
初期条件設定25を完了すると感光体ドラム17駆動動力系
を付勢する(26)。すなわちメインモータを付勢してド
ラム17を定速回転させる。次に初期給紙ルーチン27に進
み、給紙カセットが第3,第4カセット26C,27C又は中間
カセット1に設定されている場合には給紙を開始し、第
1又は第2カセット24C又は25Cが給紙に設定されている
場合には、そのまま異常チエックルーチン28に進む。そ
して給紙を開始した場合には異常チエックルーチン27に
進み、そこで給紙の異常をチエックし、異常があると
(29)異常モード23に進む。正常であると、給紙制御ル
ーチン30(詳細は第3d図)に進み、次にコピー前処理ル
ーチン31に進み、コピー前処理を終了すると(32)メイ
ンルーチン(第3a図)のコピーモード17に進む。
第3c図に、コピー前モード24の初期給紙ルーチン27の詳
細を示す。これにおいは、まず給紙に指定されているカ
セットがどれであるかを参照し(33〜35)、それが第1
カセット24C又は第2カセット25Cであると、ここでは給
紙しないように、コピー前モード24に戻る(ステップ28
に進む)。中間カセット1が給紙に指定されているとき
にはカウンタAのカウントをスタートし(ドラム同期パ
ルスのカウントアップに設定し)、第3カセット26Cが
給紙に指定されているときにはカウンタBのカウントを
スタートし、第4カセット27Cが給紙に指定されている
ときにはカウンタCのカウントをスタートする(36)。
カウントをスタートすると、中間搬送装置2をドラム駆
動動力系に接続するためのクラッチ2CLを付勢セットし
(37)、一枚の紙の送り出しをしたことを記憶するため
給紙カウンタ(ステップ25で最初はコピー設定枚数が格
納されている)の内容を1小さい値に更新し(38)、給
紙に指定されているカセット1,26C又は27Cの給紙コロ2
8,26又は27をドラム駆動動力系に結合する電磁クラッチ
28CL,26CL又は27CLを付勢にセットする(39〜44)。こ
れによりカセット(1,26C又は27C)よりの紙繰り出しが
開始される。そして異常チエックルーチン28に進む。こ
こでは、紙の繰り出しを開始しているときにはペーパ送
り異常チエックのためのカウンタをセットし、他の複写
処理に影響がある状態を参照し、複写不可状態を検出す
ると異常モード23に進む。
第3d図を参照して給紙制御ルーチン30の内容を説明す
る。ここでは、すでに給紙を開始しているか否かを参照
し(45〜47)、給紙を開始していないとコピー前処理ル
ーチン31に進む。給紙を開始していると、パルスカウン
トルーチン31(第3f図),給紙クラッチオフルーチン49
(第3g図),次給紙オンルーチン50(第3h図),給紙ク
ラッチ禁止ルーチン51(第3i図),給紙クラッチオンル
ーチン52(第3j図)および搬送クラッチオフルーチン53
(第3k図)を経てコピー前処理ルーチン31(第3b図:詳
細は第3e図)に進む。
パルスカウントルーチン31(第3f図)では、前回このル
ーチンを出てから今回このルーチンに入るまでに、ドラ
ム同期パルスが現われたか否かをドラム同期パルス割込
処理においてこれを示すフラグがセットされているか否
かでチエックし、このフラグがセットされているとこの
フラグをクリアしてまずカウンタSおよびDを1カウン
トアップし、次いで中間搬送装置2を駆動にしているか
否かをチエックして駆動にしているとカウンタA,Bおよ
びCを1カウントアップする。そして給紙クラッチオフ
ルーチン49に進む。ドラム同期パルスの出現を示すフラ
グがセットされていないときには、すぐに給紙クラッチ
オフルーチン49に進む。このパルスカウントルーチン48
で、中間搬送装置2が駆動にセットされているとき(給
紙中)はカウンタA,BおよびCをカウントアップし、中
間搬送装置2が停止のときには、中間搬送装置2におい
て紙が停止しているので、カウンタA,BおよびCをカウ
ントアップしない点に注目されたい。
給紙クラッチオフルーチン49(第3g)を説明すると、ま
ず給紙に設定されているカセットがどれであるかをチエ
ックし(69,70,72,73,75)、それが第1又は第2カセッ
ト26C又は27Cであると次給紙オンルーチンに進む。給紙
に設定されているカセットが中間カセット1であると、
この場合にはカセット1よりの紙繰り出し時にカウンタ
Aをカウント開始しているのでカウンタAの内容を参照
し(70)、それがLdよりやや長い距離相当の時間(コロ
28における紙のスリップを見込んだ、紙をカセット1か
ら装置2に渡すに要する時間)相当のカウント値80以上
であると、紙は装置2に受け入れられているので、コロ
28に結合したクラッチ28CLを消勢(オフ)する(71)。
給紙カセットが第3又は第4カセット26C又は27Cである
と、カウンタB又はCをカウントスタートしているの
で、その内容を、カセット26C又は27Cから装置2に紙を
渡すに十分な時間相当の参照値70と比較し(73)、カウ
ント値が70以上であるとコロ26又は27を停止するため、
それに結合されたクラッチ26CL又は27CLをオフする(7
4)。中間カセット1,第3又は第4カセット26C又は27C
のいずれのカセットが給紙に設定されていても、カウン
タA,B又はCの内容がコロ駆動時間相当のカウント値に
なっていないと、コロ駆動用のクラッチをオフにするス
テップ71,74をバイパスして次給紙ルーチン50に進む。
すなわちコロ駆動クラッチはオフにしない。
次給紙ルーチン50(第3h)図においては、まず給紙カウ
ンタの内容が0になっている(コピー設定枚数分の紙を
繰り出している)か否かを参照し(76)、0になってい
ると(紙繰り出しは不要であるので)給紙クラッチ禁止
ルーチン51に進む。0になっていない(まだ紙繰り出し
が必要である)と、給紙に設定しているカセットがどれ
であるかを参照し(77,84,85)、それが中間カセット1
であると、それに収容している記録紙のサイズを参照し
て(78,80,82)、重送とならない送り出しタイミングと
なっているか否か(前回送り出し紙の後端がカセット1
を出ているか否か)をカウンタAの内容を参照して判定
し(79,81,83)、収容記録紙サイズ対応の送り出し量を
示す値になっていると、次給紙クラッチオンリクエスト
フラグをセットし(92)、給紙クラッチ禁止ルーチン51
に進む。給紙が第3又は第4カセット26C又は27Cに設定
されているときには、カウンタB又はCを参照して同様
に次給紙が可能か否かを判定し(86〜91)、可能になっ
ていると次給紙クラッチオンリクエストフラグをセット
する(92)。まだ不可であると、このフラグはセットせ
ず給紙クラッチ禁止ルーチン51に進む。
給紙クラッチ禁止ルーチン51(第3i図)においては、ま
ず給紙設定カセットがどれであるかをチエックし(93,9
7,101)、それが中間カセット1であると、カウンタA,B
およびCの内容を参照して、それらのいずれかの内容
が、中間搬送装置2で送っている紙がコロ給紙禁止領域
(レジストローラ3より、L手前までの範囲であり、カ
ウント値で535から535+80の範囲)にあるか否かをチエ
ックして(94〜96)、その範囲に入っていると給紙クラ
ッチ禁止フラグをセットする(105)。なお、中間カセ
ット1よりの給紙の場合、カセット1より繰り出した紙
が装置2で受け入れられ、次の紙の繰り出しをすると
き、カウンタBの内容をカウンタCに、カウンタAの内
容をカウンタBに移して、カウンタAを0からカウント
アップするようにしているので、最もカウント数が多い
カウント内容を有するカウンタの該内容が中間搬送装置
2における先頭の紙の先端の位置を示す。例えば一枚の
紙を繰り出してから次の紙を繰り出さない場合には、カ
ウンタA,BおよびC共に同じ内容、つまり中間搬送装置
2に送り出した紙の先端の位置、を示す。二枚の紙を繰
り出した状態では、カウンタBおよびCが先頭の紙の先
端の位置を示し、カウンタAが次の紙の先端の位置を示
す。また、三枚の紙を繰り出した状態では、カウンタC
が先頭の紙の先端の位置を示し、カウンタBが二枚目の
紙の先端の位置を示し、カウンタAが三枚目の紙の先端
の位置を示す。四枚目の紙を繰り出したときには、カウ
ンタCが二枚目の紙の先端位置を示し、カウンタBが三
枚目の紙の先端位置を示し、カウンタAが四枚目の紙の
先端の位置を示す。なお一枚目の紙はレジストローラ3
から転写部に送り出されている。したがって、カウンタ
A,BおよびCの内容の最大値が中間搬送装置2にある最
先頭の紙の先端の位置を示す。なお、中間カセット1か
らレジストローラ3までの紙送り路の長さに、カウント
値535+80が対応し、第3カセット26Cからレジストロー
ラ3までの紙送り路の長さに、カウント値210+80が対
応し、第4カセット27Cからレジストローラ3までの紙
送り路の長さに、カウント値410+80が対応する。これ
らの長さ対応のカウント値の内の、80の数が給紙コロ駆
動禁止領域に対応する。したがって、給紙カセットが第
3カセット26Cの場合には、カウンタA,BおよびCのいず
れかの内容が210以上であれば給紙クラッチ禁止フラグ
をセットし(97〜100,105)する。給紙カセットが第4
カセット27Cの場合には、カウンタA,BおよびCのいずれ
かの内容が410以上であると給紙クラッチ禁止フラグを
セットする(101〜104,105)。いずれの場合でも、カウ
ンタA,BおよびCのいずれの内容も535以上(カセット1
給紙),210以上(カセット26C給紙)又は410以上(カセ
ット27C給紙)でないと、最先頭の紙が禁止領域(レジ
ストローラ3の手前80mmの範囲:ドラムパルスの周期は
1mmの移動に対応する)に入っていないので、給紙コロ
駆動可であるので、給紙クラッチ禁止フラグはセットし
ないで給紙クラッチオンルーチンに進む。なお、中間カ
セット1から搬送装置2の搬送ローラまでの長さは60mm
であり、第3カセット26Cおよび第4カセット27Cから搬
送装置2の搬送ローラまでの長さは50mmである。ドラム
同期パルスの1周期が1mmに対応するので、中間カセッ
ト1から搬送装置2の搬送ローラまでの長さにカウント
数60が対応する。上述の禁止領域80mm(カウント数80)
はこの、カセット1−搬送装置2間の距離60mmに、コロ
28からレジストローラ3(含まず)までの紙送り許容ス
リップ長20mmを加えた値である。後述するように先頭の
紙がこの禁止領域に入ると、カセット1,26C又は27Cより
の新たな繰り出しは禁止される。これは、先頭の紙がレ
ジストローラ3に達っしたときに搬送装置2を停止する
が、このときカセット1,26C又は27Cより繰り出す紙が搬
送装置2で受入れられない(受け入れられないと次のコ
ロ給紙でペーパトラブルを生ずる)のを防止するため
に、先頭の紙が上記禁止領域に入ると、新たなコロ給紙
は禁止するのである。
給紙クラッチオンルーチン52(第3j図)では、給紙クラ
ッチオンリクエストフラグをチエックする(106)。こ
れがあるとコロ給紙(紙の一枚単位)がまだ必要である
(カセットよりの給紙が必要である)ので、コロ給紙が
可能なタイミングであるか否かを給紙クラッチ禁止フラ
グのチエックで判定する(107)。給紙クラッチオンリ
クエストフラグがないとコロ給紙が不要であるので、ま
た給紙クラッチ禁止フラグがあるときにはコロ給紙が禁
止されているので、搬送クラッチオフルーチン53に進
む。給紙クラッチオンリクエストフラグがありしかも給
紙クラッチ禁止フラグがないと、コロ給紙要かつコロ給
紙可であるので、給紙がいずれのカセットに指定されて
いるかをチエックし(108,115,117)、中間カセット1
が指定されているとコロ28駆動用のクラッチ28CLを付勢
セットし(109)、第3カセット26Cが指定されていると
コロ26駆動用のクラッチ26CLを付勢セットし(116)、
第4カセット27Cが指定されているとコロ27駆動用のク
ラッチ27CLを付勢セット(118)する。第1又は第2カ
セット26C又は27Cが指定されているときには、従来の給
紙と同様な給紙制御をコピーモード17で行なうので、ス
テップ53に進む。さて、給紙カセットが中間カセット1,
第3カセット26C又は第4カセット27Cであって、給紙コ
ロクラッチ28CL,26CL又は27CLを付勢セットすると、中
間搬送装置2を駆動するクラッチ2CLを付勢セットして
(110)レジストローラ3への紙送りをセットし、一枚
の紙繰り出しを表わすため給紙カウンタの内容を1小さ
い数に更新する(111)。そして、コロ給紙を開始した
紙の送り位置追跡にカウンタAを割り当てるために、ま
ずカウンタBの内容をカウンタCに移し(112)、カウ
ンタAの内容をカウンタBに移し(113)、カウンタA
の内容をクリアする(114)。すなわちカウンタAを0
からのカウントアップに設定する。そして搬送クラッチ
オフルーチン53に進む。
搬送クラッチオフルーチン53(第3k図)においては、ま
ずレジストローラ3部に設けているペーパセンサ3aが紙
を検出しているか否かをチエックし(119)、それが紙
を検出していると、非検出から始めて検出に変わったか
を判定するためにパルスカウンタSセットフラグをチエ
ックする(120)。該フラグがないと非検出から始めて
検出に変ったことになるのでパルスカウンタSをクリア
(0よりのカウント開始をセット)し(121)、パルス
カウンタSセットフラグをセットする(122)。これに
より、紙の先端がセンサ3aに到達してからの紙の送り量
のカウントがカウンタSで開始されたことになる。そし
て給紙待ちルーチン57に進む。搬送クラッチオフルーチ
ン53に進んだときに、パルスカウンタSセットフラグが
ある(すでに紙がレジストローラ3部に到来している)
と、パルスカウンタSの内容をチエックし、それが20以
上になっていると、紙の先端がレジストローラ3に当っ
て、所望の曲りとなっているので、搬送クラッチ2CLを
消勢して中間搬送装置2を停止し(124)、コピー前処
理ルーチン31に進む。ステップ123でカウンタSの内容
が20未満であると、も少しの紙の送りを待つため搬送ク
ラッチ2CLは付勢にしたままコピー前処理ルーチン31に
進む。なお、搬送クラッチオフルーチン53に入ったとき
にセンサ3aが紙非検出があると、紙検出していることを
示すパルスカウンタSセットフラグをクリアし(125)
コピー前処理ルーチン31に進む。
コピー前処理ルーチン31(第3e図)においては、前クリ
ーニング終了であるか否かを、次に説明する前クリーニ
ング処理55で設定した前クリーニング時限タイマがタイ
ムオーバしているか否かを参照して判定し(54)、終了
していない(タイマのセットなし、あるいはタイムオー
バしていない)と前処理クリーニング55を実行する。こ
れにおいて、タイマをセットしていないとセットし、セ
ットしていると次のステップ56に進む。ステップ56では
給紙OKフラグ(第2カセット25Cよりのコロ給紙と同様
に扱える、中間搬送装置2における位置よりもレジスト
ローラ3側に紙があることを示すフラグであり、後述す
る給紙待ちルーチン57でセットされる)をチエックす
る。給紙OKフラグがあると前クリーニング終了チエック
58に進む。給紙OKフラグがないと、給紙待ちルーチン57
に進む。給紙待ちルーチン57では、第3l図に示すよう
に、給紙に設定しているカセットがいずれであるかをチ
エックし(126,130,134)、それが中間カセット1であ
るとカセット1から紙繰り出しを開始しドラム同期パル
スのカウントを開始してから431をカウントした位置
(レジストローラ3から見て第2カセット25Cの紙繰り
出し位置と等価位置)に達しているか否かをチエックし
(127〜129)、達していると給紙OKフラグをセットし
(138)、前クリーニング終了チエック(58:第3e図)に
進む。給紙に設定しているカセットが第3カセット26C
であるとカセット26Cから紙を繰り出しドラム同期パル
スのカウントを開始してから106をカウントした位置
(レジストローラ3から見て第2カセット25Cの紙繰り
出し位置と等価位置)に達しているか否かをチエックし
(131〜133)、達していると給紙OKフラグをセットし
(138)、前クリーニング終了チエック(58:第3e図)に
進む。給紙に設定しているカセットが第4カセット27C
であるとカセット27Cから紙を繰り出しドラム同期パル
スのカウントを開始してから306をカウントした位置
(レジストローラ3から見て第2カセット25Cの紙繰り
出し位置と等価位置)に達しているか否かをチエックし
(135〜137)、達していると給紙OKフラグをセットし
(138)、前クリーニング終了チエック(58:第3e図)に
進む。給紙に設定しているカセットが第1又は第2カセ
ット24C又は25Cであると、それからは何時紙を繰り出し
ても、感光体ドラム17への、潜像に同期した給紙を所定
のタイミングで行ない得るので、給紙OKフラグをセット
し(138)、前クリーニング終了チエック(58:第3e図)
に進む。
前クリーニング終了チエック58では、前クリーニング処
理55でセットした前クリーニング時限タイマがタイムオ
ーバしているか否かをチエックする。タイムオーバして
いないとコピー前モード14(第3b図)のコピー前モード
完了チエック32に進む。タイムオーバしていると、給紙
OKフラグをチエックし(59)、それがあると所定の時間
内に紙をレジストローラ3に送り得るのでコピー前処理
完了フラグをセットし(60)、パルスカウンタDをクリ
ア(0よりカウントアップをセット)し(61)、コピー
前モード14(第3b図)のコピー前モード完了チエック32
に進む。給紙OKフラグがないと、完了フラグは立てない
でコピー前モード完了チエック32に進む。したがって、
給紙OKフラグがあり(紙が第2カセット25cより中間搬
送装置2に紙を繰り出すときと同価の位置又はそれより
レジストローラ3に近い位置にある)、前クリーニング
を終了すると、コピー前モードを完了したことになるの
で、チエック32でイエスとなり、コピーモード17に進む
ことになる。
すでに説明したように、コピーモード17に、従来と同様
に第1又は第2カセット24C又は25Cより紙の繰り出しを
行なう給紙制御ルーチンがある他に、上述の、給紙制御
ルーチン30が同じく含まれている。したがって、コピー
前モード14で給紙を開始し、コピーモード17に進むと、
今度はコピー前モード14で開始した給紙制御がコピーモ
ード17で同様に連続して実行される。したがって、中間
カセット1,第3カセット26C又は第4カセット27Cを給紙
に指定しているときの給紙制御のみに関しては、第3d図
に示す給紙制御ルーチンが、コピーモード17においても
連続して実行されるとして理解するのが、給紙制御の全
体理解が容易であろう。
このような、給紙制御ルーチン30と同様な給紙制御ルー
チン30がコピーモード17に含まれている他に、これに関
連して第3m図に示すレジストクラッチオンルーチン140
がコピーモード17に含まれており、それら以外の処理は
従来のコピーモードと同様である。
レジストクラッチオンルーチン140(第3m図)を説明す
ると、これにおいてはコピーモード(17)でレジストロ
ーラ3を駆動するタイミングになると(141)、レジス
トローラ3をドラム駆動動力系に接続するクラッチ3CL
を付勢セットし(142)、中間搬送装置2をドラム駆動
動力系に接続するクラッチ2CLを付勢セットし(143)、
給紙クラッチ禁止フラグをクリアする(144)。なお、
レジストローラ3停止タイミングになったときには、ク
ラッチ2CLを消勢する。
以上に説明した給紙制御動作によりもたらされる給紙動
作の概要を、給紙が中間カセット1に指定されており、
中間カセットにA5の紙が横送り姿勢で収納され、コピー
枚数が5に設定されている場合について説明する。なお
この場合の、カセット1より繰り出される紙の中間搬送
装置2における位置とカウンタA,BおよびCのカウント
内容との関係を第4図に示す。
プリントキーが押されると、コピー前モード(14)でメ
インモータ(ドラム駆動動力系)を付勢して(26)感光
体ドラム17を定速回転させる。これによりドラム同期パ
ルスが発生する。次いでパルスカウンタAの、ドラム同
期パルスカウントをスタートし(36)、給紙カウンタの
内容を1小さい数に更新し(38)、中間搬送装置2を駆
動し(37)、給紙コロ28を駆動して(40)カセット1か
ら紙を繰り出す。次にドラム同期パルスが1パルス現わ
れる毎にカウンタAを1カウントアップし(66)、カウ
ンタAの内容が80になるのを待つ(70)。80になると給
紙コロ28を停止し(71)、カウンタAの内容が275以上
になるのを待つ(79)。275になると次給紙クラッチオ
ンリクエストフラグをセットし(92)、給紙コロ28を駆
動して(109)第2枚目の紙を繰り出し、給紙カウンタ
の内容を1小さい値に更新し(111)、カウンタAの内
容をカウンタBに移し、カウンタAをクリアしてまたド
ラム同期パルスのカウントアップを開始する(113,11
4)。カウンタAの内容が80になると給紙コロ28を停止
し(70)、カウンタBの内容が535になるとカセット1
よりの新たな紙の繰り出しは禁止し(95,105)、センサ
3aが第1枚目の紙を検出すると(119)、それから20パ
ルスカウント後に中間搬送装置2を停止する。レジスト
ローラ3が駆動されると(141,142)、中間搬送装置2
を駆動し(143,144)、給紙コロ28を駆動して(109)第
3枚目の紙を繰り出し給紙カウンタの内容を1小さい数
に更新し(111)、カウンタBの内容をカウンタCに、
カウンタAの内容をカウンタBに移し、カウンタAをク
リアしてドラム同期パルスのカウントをスタートする
(112〜114)。そしてカウンタAの内容が80になると給
紙コロ28を停止し、カウンタBの内容が535になるとカ
セット1よりの新たな紙の繰り出しを禁止し、センサ3a
が第2枚目の紙を検出すると(119)、それから20パル
スカウント後に中間搬送装置2を停止する。レジストロ
ーラ3が駆動されると(141,142)、中間搬送装置2を
駆動し(143,144)、給紙コロ28を駆動し(109)して第
4枚目の紙を繰り出し給紙カウンタの内容を1小さい数
に更新し(111)、カウンタBの内容をカウンタCに、
カウンタAの内容をカウンタBに移し、カウンタAをク
リアしてドラム同期パルスのカウントをスタートする
(112〜114)。そしてカウンタAの内容が80になると給
紙コロ28を停止し、カウンタBの内容が535になるとカ
セット1よりの新たな紙の繰り出しを禁止し、センサ3a
が第3枚目の紙を検出すると(119)、それから20パル
スカウント後に中間搬送装置2を停止する。レジストロ
ーラ3が駆動されると(141,142)、中間搬送装置2を
駆動し(143,144)、給紙コロ28を駆動(109)して第5
枚目の紙を繰り出し給紙カウンタの内容を1小さい数に
更新し(111:これにより給紙カウンタの内容が0にな
る)、カウンタBの内容をカウンタCに、カウンタAの
内容をカウンタBに移し、カウンタAをクリアしてドラ
ム同期パルスのカウンタをスタートする(112〜114)。
そしてカウンタAの内容が80になると給紙コロ28を停止
し、カウンタBの内容が535になるとカセット1よりの
新たな紙の繰り出しを禁止し、センサ3aが第4枚目の紙
を検出すると(119)、それから20パルスカウント後に
中間搬送装置2を停止する。レジストローラ3が駆動さ
れると(141,142)、中間搬送装置2を駆動するが(14
3,144)、給紙カウンタの内容が0になっているので、
ステップ76から51に進み、次給紙クラッチオンリクエス
トフラグをセットせず、したがって、ステップ109〜114
を実行しない。つまり給紙コロ28は駆動しない。センサ
3aが第5枚目の紙を検出すると(119)、それから20パ
ルスカウント後に中間搬送装置2を停止する。レジスト
ローラ3が駆動されると(141,142)、中間搬送装置2
を駆動する。
以上により、コピー設定枚数の紙が給紙コロ28で中間搬
送装置2に繰り出され、中間搬送装置2がレジストロー
ラ3に送り、レジストローラ3が転写部に送ったことに
なる。他のカセット26C又は27Cが給紙に指定されている
場合の動作も上記カセット1よりの給紙と同様である。
但し、カセットと中間搬送装置との距離の違いや、レジ
ストローラとカセットとの距離の違いに対応して、コロ
停止タイミング等を定めるカウント値が異っている。
以上に説明した実施例においては、中間搬送装置2内に
ある紙の先端位置をカウンタA,BおよびC(プログラム
カウンタ)で追跡して、カセットより繰り出した紙が中
間搬送装置2に受け入れられたタイミングの判定をし、
かつ、先頭の紙が禁止領域(第4図のLの範囲)に入っ
たときには、新たな紙の繰り出しを禁止するようにして
いる。
本発明のもう1つの実施例においては、中間搬送装置2
の入口と、禁止領域Lの境界にペーパセンサを備えて、
これらのペーパセンサの紙検出信号に基づいて、中間搬
送装置2への紙の受入れと、禁止領域への紙の進入を判
定し、他は上記実施例と同様な論理でカセットよりの紙
の繰り出しと中間搬送装置2の紙送り制御を行なう。第
1図に2点鎖線で示した30が、中間カセット1より繰り
出された紙の中間搬送装置2での受入れを検出するため
のペーパセンサであり、29が中間搬送装置2で送ってい
る紙が禁止領域Lに入ったことを検出するためのペーパ
センサである。これらのセンサ29,30を用いた中間カセ
ット1よりの紙の繰り出し制御を第5図に示す。これに
おいては、給紙カウンタは、一枚の紙を中間搬送装置2
に繰り込む毎に1カウントアップするものである。そし
て、mは中間搬送装置2において同時に送り得る紙の最
大枚数より1大きい値である。しかして、給紙カウンタ
の内容がm未満であるときには(151)、センサ29が紙
を検出していないとき(153)に中間搬送装置2を駆動
し(154)、センサ30が紙を検出しないときに給紙コロ2
8を駆動し(158)、センサ30が紙を検出すると給紙コロ
28を停止して(160)、紙検出フラグをセットし(16
2)、給紙カウンタを1カウントアップする。その後セ
ンサ30が紙非検出になると紙検出フラグをクリアする
(159)。このようにして、給紙カウンタの内容が最大
枚数+1すなわちmになった後は、レジストローラ3が
駆動される間のみ中間搬送装置2を駆動し、カセット給
紙を可能とする。
効果 以上に説明した本発明によれば、給紙台(1,26C,27C)
から記録送りローラ(3)までの紙送りが、コピー繰り
返し周期よりも短い周期で行なわれ、記録送りローラ部
で紙が待機する給紙となるので、従来の、コピー繰り返
し周期と同じ周期で給紙台より紙を繰り出す場合のよう
に紙の送りスリップやスキューによって記録送りローラ
への紙の到着が遅れて、記録送りローラの送りミスや記
録画像ずれを生ずることが少くなる。また、従来の、送
りスリップやスキューの発生を予定して記録送りローラ
の駆動タイミングを遅く設定した場合に、紙のスリップ
等が少ないときにはペーパジヤムを発生するなどのトラ
ブル発生が少くなる。のみならず、中間搬送装置は一括
して1つのクラッチ又はモータで駆動制御し得るので、
紙搬送系の構造が簡単になり、また機構の駆動制御が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機構構成の概略を示すブロ
ック図、第2図は該実施例の電気制御系の構成概略を示
すブロック図である。 第3a図は第2図に示すマイクロプロセッサ58の制御動作
概要を示すフローチヤート、第3b図は第3a図に示すコピ
ー前モード(14)の内容概略を示すフローチヤート、第
3c図は第3b図に示す初期給紙ルーチン(27)の詳細を示
すフローチヤート、第3d図は第3b図に示す給紙制御ルー
チン(30)の概要を示すフローチヤート、第3e図は第3b
図に示すコピー前処理ルーチン(31)の内容を示すフロ
ーチヤート、第3f図は第3d図に示すパルスカウントルー
チン(48)の内容を示すフローチヤート、第3g図は第3d
図に示す給紙クラッチオフルーチン(49)の内容を示す
フローチヤート、第3h図は第3d図に示す次給紙オンルー
チン(50)の内容を示すフローチヤート、第3i図は第3d
図に示す給紙クラッチ禁止ルーチン(51)の内容を示す
フローチヤート、第3j図は第3d図に示す給紙クラッチオ
ンルーチンの内容を示すフローチヤート、第3k図は第3d
図に示す搬送クラッチオフルーチン(53)の内容を示す
フローチヤート、第3l図は第3e図に示す給紙待ちルーチ
ン(57)の内容を示すフローチヤート、第3m図は第3a図
に示すコピーモード(17)に含まれるレジストクラッチ
オンルーチン(140)の内容を示すフローチヤートであ
る。第4図は、中間カセット1よりA5サイズの紙を横姿
勢で繰り出すときの、中間搬送装置2における紙の位置
と、それを追跡するカウント値との関係を示すタイムチ
ヤートである。 第5図は、本発明のもう1つの実施例の給紙制御動作を
示すフローチヤートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 潔 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 長谷川 敏春 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 ―1 東北リコー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−23236(JP,A) 特開 昭58−119533(JP,A) 特開 昭58−106564(JP,A) 特開 昭58−100039(JP,A) 特開 昭55−81364(JP,A) 特開 昭59−140466(JP,A) 特開 昭56−137364(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転により記録部に紙を送る記録送りロー
    ラ; 紙を載せた給紙台; 給紙台と記録送りローラの間にあって給紙台から繰り出
    された紙を記録送りローラに送る中間搬送装置; 記録部に複数枚の紙を順次に所定の間隔で送るために記
    録送りローラを間欠回転駆動する記録送り制御手段;お
    よび、 給紙指示に応じて給紙台よりの複数枚の紙の前記所定の
    間隔より短い所定間隔の順次繰り出しを開始し、中間搬
    送装置を送り付勢し、記録送りローラが回転状態では中
    間搬送装置の送り付勢ならびに順次繰り出しを継続し、
    中間搬送装置の先頭の紙が給紙台と中間搬送装置の距離
    Ldよりもやや長い所定距離L分記録送りローラの手前の
    領域にあるときには順次繰り出しを停止し、記録送りロ
    ーラの回転が停止すると先頭の紙が記録送りローラに達
    した後に中間搬送装置の送り付勢を停止する、給紙制御
    手段; を備える給紙搬送制御装置。
  2. 【請求項2】前記給紙台は、複数個の記録紙カセットの
    うち、記録送りローラに最も近い記録紙カセットとは別
    の、記録送りローラより離れた位置にある記録紙カセッ
    トである前記特許請求の範囲第(1)項記載の給紙搬送
    制御装置。
  3. 【請求項3】前記給紙台は、片面を記録した記録紙を収
    納する両面記録用給紙カセットである前記特許請求の範
    囲第(1)項記載の給紙搬送制御装置。
  4. 【請求項4】記録送りローラから記録部への紙送り間隔
    をt2とし、給紙台から中間搬送装置に紙が達するまでの
    時間をt3とし、設定余裕時間をt4とすると、前記給紙制
    御手段は、 t1=t2−(t3+t4) の繰り返し間隔で給紙台より紙を繰り出す前記特許請求
    の範囲第(1)項記載の給紙搬送制御装置。
  5. 【請求項5】t3は給紙台より繰り出される紙がLd進む時
    間であり、t3+t4は中間搬送装置で紙がL進む時間であ
    る前記特許請求の範囲第(4)項記載の給紙搬送制御装
    置。
  6. 【請求項6】t1〜t4は記録部の画像形成手段の定速回転
    に同期したパルスのカウント値に基づくものである前記
    特許請求の範囲第(4)項記載の給紙搬送制御装置。
  7. 【請求項7】給紙制御手段は、中間搬送装置を送り付勢
    している間前記パルスをカウントしてt1〜t4を計測し、
    中間搬送装置が停止すると該カウントを停止する前記特
    許請求の範囲第(6)項記載の給紙搬送制御装置。
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