JPH07101879A - 免疫グロブリン製剤及びその製造方法 - Google Patents

免疫グロブリン製剤及びその製造方法

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JPH07101879A
JPH07101879A JP25054093A JP25054093A JPH07101879A JP H07101879 A JPH07101879 A JP H07101879A JP 25054093 A JP25054093 A JP 25054093A JP 25054093 A JP25054093 A JP 25054093A JP H07101879 A JPH07101879 A JP H07101879A
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JP
Japan
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immunoglobulin
soluble
adhesion factor
soluble adhesion
antibody
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JP25054093A
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English (en)
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Yasushi Okumura
康 奥村
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Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
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Green Cross Corp Japan
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 免疫グロブリン含有物を可溶性接着因子に対
する抗体で処理し、可溶性接着因子を含まない免疫グロ
ブリン製剤を得る。 【効果】 免疫グロブリン含有物に含まれる可溶性接着
因子を除去することにより、可溶性接着因子による細胞
性免疫系の抑制を防止することができ、しかも免疫グロ
ブリンが本来有するそれ以外の性状をそのまま保持して
いる免疫グロブリン製剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可溶性接着因子を除去し
た免疫グロブリン製剤及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】接着因子(細胞接着因子)とは、各種細
胞の表面に存在する抗原であり、細胞同士(または細胞
と細胞外マトリックス)が接着するのを媒介する。当該
因子は特定の細胞表面に出現し、この因子の量、性質、
及び分布状態により細胞同士は接着あるいは選別され
る。この接着相互作用は胚子の発生分化過程において重
要であり、同じタイプの細胞同士は接着し、異なったタ
イプのものは識別されて別の細胞集団を形成し、これら
が相互に混じり合うことはない。
【0003】近年、当該因子は単に細胞を接着させて維
持するだけでなく、免疫細胞の認識、炎症、癌の転移等
の生体内の重要な反応に深く関与していることが判明し
てきた。例えば、CD4、CD8、ICAM−1(inte
rcellular adhesion molecule-1)、HLA(組織適合抗
原ともいう)、FLA〔リンパ球機能関連抗原。キラー
細胞が攻撃標的細胞(腫瘍細胞など)に接着するために
キラー細胞上に存在する〕等が例示される。
【0004】これらの接着因子は酵素などにより切断さ
れて、抗原性は維持し、しかも可溶性を有する糖蛋白と
なり、体液(血液)中に存在するようになる。最近、血
漿由来の免疫グロブリン製剤中にこの可溶性接着因子が
含まれていることが報告された(ランセット、341
巻、789頁、1993年)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、可溶性
接着因子が細胞性免疫系を抑制し、有害反応を生起する
ことを見出した。そこで、本発明の目的は、可溶性接着
因子に起因する有害作用の回避された免疫グロブリン製
剤及び可溶性接着因子に起因する有害反応が回避または
抑制された免疫グロブリンの製造方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、免疫グロ
ブリン含有物を可溶性接着因子に対する抗体で処理する
ことにより、実質的に可溶性接着因子を含有しない免疫
グロブリン製剤が得られることを発見した。本発明は、
可溶性接着因子が細胞性免疫系を抑制するという有害反
応を有することを見出すと共に、免疫グロブリン製剤か
らこの可溶性接着因子を除去する方法を確立することに
よって本発明を完成した。
【0007】本発明の要旨は次のとおりである。 (1) 実質的に可溶性接着因子を含有しないことを特
徴とする免疫グロブリン製剤。 (2) 免疫グロブリン含有物を可溶性接着因子に対す
る抗体で処理する工程を含むことを特徴とする免疫グロ
ブリン製剤の製造方法。
【0008】上記(1)の免疫グロブリン製剤は、例え
ば次のようにして製造される。
【0009】I.免疫グロブリン含有物 本発明において、免疫グロブリン含有物は、免疫グロブ
リンを含有していればどの様なものであってもよい。即
ち、どの精製段階のものでもよいが、好ましくは医薬品
として用いられる程度に高度精製されたものがよい。具
体的には、ヒト血漿由来であって、免疫グロブリン画分
に由来するもの等が例示される。
【0010】例えば、血漿からコーンのエタノール分画
により得られる画分IIまたは免疫グロブリンを含むこれ
らと同等のペースト等が挙げられる。これらは筋注射用
製剤として用いられる。
【0011】また、上記画分または、血漿からコーンの
エタノール分画により得られる画分II+III を原料とし
て、アルキル化処理、イオン交換樹脂処理、スルホ化処
理、酸処理(pH4処理)、酵素処理(プラスミン、ペ
プシン等)、ポリエチレングリコール処理等を施したも
のも挙げられる。これらは静注用製剤として用いられ
る。
【0012】上記の各処理方法は通常の免疫グロブリン
の製法として公知のものであるが、そのまま本発明製剤
の製法として用いることが出来る。また、特開昭53−
20415号、同54−23115号、同57−322
28号、同63−146832号、同63−18353
9号、同63−192724号等の各公報に開示された
製法に準じても調製できる。
【0013】II. 免疫グロブリン含有物からの可溶性接
着因子の除去 免疫グロブリン含有物からの可溶性接着因子の除去は、
例えば免疫グロブリン含有物を可溶性接着因子に対する
抗体で処理することによって行われ、具体的には、例え
ば抗体アフィニティ、またはその他のアフィニティ処理
等を用いる方法が例示される。
【0014】a)抗体アフィニティによる方法 免疫グロブリン含有物を抗体アフィニティ処理により精
製する。担体としては、ポリクローナル抗体カラム、モ
ノクローナル抗体カラムのどちらを用いてもよい。
【0015】ポリクローナル法の場合、可溶性接着因子
に対する抗体は、高度に精製した可溶性接着因子を動物
に免役して得られた血清から回収・精製することによっ
て得られる。
【0016】当該抗血清の製造は公知の方法にて行えば
よく、例えば高度精製可溶性接着因子とフロインドの完
全アジュバントの混合乳液を作り、動物の皮内に2〜3
回注射し、最終免疫の数日後採血を行い、室温で凝固せ
しめた後、4℃で一夜放置し、3,000rpm、20分間の遠心
分離により当該抗血清が得られる。
【0017】可溶性接着因子は基本的には公知であり、
従来技術で説明したものであれば特に限定されない。こ
れらは、細胞からの抽出あるいは遺伝子工学的手法によ
り調製することが出来る。また、市販品を利用すること
も可能である。具体的には、可溶性CD4、可溶性CD
8、可溶性ICAM−1、可溶性HLA、可溶性FL
A、等が挙げられる。
【0018】免疫に用いる動物としては、特に特定の動
物種を選ぶ必要はなく、例えば、ラット、マウス、ウサ
ギ、ヤギ、ウマ等が挙げられる。当該抗血清の精製は、
例えば、J. Am. Chem. Soc., 62, 3386 (1940), Fed. P
roc., 17, 1161 (1958) に記載の方法にて行われる。
【0019】モノクローナル法の場合、細胞融合法によ
り可溶性接着因子に対するモノクローナル抗体を得る。
細胞融合法は自体既知の手段にて行われ、その一例は増
殖性を持った細胞と目的とする抗体を産生しているリン
パ球とをポリエチレングリコールの存在下で反応せしめ
ることにより、増殖性と抗体産生能とを同時に兼ね備え
た細胞を製するもので、この細胞の産生する抗体は一個
の抗原決定基に対してのみ反応する単一の抗体である。
【0020】増殖性を持つ細胞としてマウスミエローマ
細胞を、抗体産生リンパ球として可溶性接着因子で免役
されたマウス脾臓細胞(B細胞)を用いて融合させ、さ
らに目的とする抗体を産生している細胞をスクリーニン
グして、可溶性接着因子に対するモノクローナル抗体を
得る。
【0021】また、このようにして得られた抗体を、そ
の活性を失うことなく固定化する方法としては、以下の
不溶性マトリックスを応用することができる。アミノ酸
のコポリマー〔J. Biol. Chem., 236, 1970 (1961)〕、
セルロース〔Nature, 189, 576 (1961) 〕、アガロース
あるいはセファデックス〔Nature, 215, 1491 (1967),
Nature, 245, 3059 (1970)〕、ポリアクリルアミド〔Bi
ochem., 8, 4074 (1966)〕。これらの方法により当該抗
体を効率よく固定化しうる。また、このようにして得ら
れた吸着剤を用いることにより、収率よく、可溶性接着
因子を吸着除去することができる。
【0022】抗体アフィニティ処理方法は以下の通りで
ある。免疫グロブリン含有物をpH6〜8の緩衝液で平
衡化した当該抗体カラムと接触、可溶性接着因子を吸着
除去させる。すなわち、免疫グロブリン画分は、パス画
分より回収される。
【0023】b)その他のアフィニティ処理による方法 可溶性接着因子に対して親和性を有し、しかも免疫グロ
ブリン分子自体には親和性を有しないものをリガンドと
して利用できる。例えば、可溶性CD4に関してはMH
C分子のクラスII抗原、HIVのgp120蛋白等、可
溶性CD8に関してはMHC分子のクラスI抗原等が例
示される。担体への固定化は上記a)項記載の抗体アフ
ィニティによる方法と同じ方法にて行うことができる。
調製された担体を用いての免疫グロブリン製剤の処理方
法も上記a)項記載の抗体アフィニティによる方法に準
じて行うことができる。
【0024】上記I及びIIの方法により調製した免疫グ
ロブリン製剤は、液状製剤の場合はそのまま、あるいは
適当な溶媒(例えば、注射用水、生理食塩液、ブドウ糖
液など)で希釈して、また、乾燥製剤の場合は適当な溶
媒(例えば、注射用水)に溶解して、筋注、静注、点滴
等にて投与する。
【0025】本発明の方法によれば、可溶性接着因子は
実質的に除去できるが、所望によっては、上記抗体によ
る処理時間等の条件を調整することによって、任意の程
度に可溶性接着因子の含有量の減少した免疫グロブリン
を製造することが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の免疫グロブリン製剤は可溶性接
着因子が実質的に除去されているために、可溶性接着因
子に起因する細胞性免疫系の抑制といった有害反応を回
避することができ、しかも、免疫グロブリン製剤が本来
有するそれ以外の性状をそのまま保持している。従っ
て、特に低または無ガンマグロブリン血症、各種感染
症、突発性血小板減少性紫斑病等の患者に対して、安全
且つ有効に本製剤を適用することができ、臨床上、極め
て有用である。本発明の方法によって、可溶性接着因子
の含量が減少させられた。特に実質的に当該因子を含有
しない免疫グロブリン製剤を得ることができる。
【0027】
【実施例】本発明をより詳細に説明するために実施例お
よび実験例を挙げるが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。
【0028】(実施例1)コーン画分II+III ペースト
1kgを蒸留水10lにて懸濁し、pHを5.5に調製し
た後、遠心分離を行い、上清を回収し、上清100ml当
たりソルビトールを50g(終濃度33w/v%)添加
し、60℃で10時間化熱処理した。加熱処理後、pH
を5.5に調製した後、ポリエチレングリコール400
0(PEG#4000)を終濃度が6%になるように添
加し、2℃で遠心分離を行った。
【0029】得られた上清を1N−水酸化ナトリウムを
用いpH8.0とした後、PEG#4000を終濃度が
6%になるように添加し、2℃で遠心分離を行い、沈殿
画分にIgGを得た。
【0030】この画分を蒸留水に溶解し、この溶液にD
EAE−セファデックスを添加(50ml溶液当たり1m
l)し、0〜4℃の条件下、約1時間接触処理し、処理
後遠心分離(7,000rpm、約20分間)して上清(IgG溶
液)を回収した。
【0031】一方、可溶性CD4で予め免疫しておいた
マウスBALB/cの脾臓細胞とマウスミエローマ細胞
とをポリエチレングリコールにより融合させたハイブリ
ドーマのうち、可溶性CD4に対する抗体産生の高いク
ローンを選択した。この融合細胞の培養液から、可溶性
CD4に対するモノクローナル抗体を回収した。このモ
ノクローナル抗体を、CNBr活性化合物Sepharose 4B
(Pharmacia 社)に固定した。
【0032】0.4M NaCl含有0.1Mリン酸緩
衝液(pH7.0)を用いて、このモノクローナル抗体
カラムを平衡化し、これに前期のIgG溶液を接触させ
パス画分を回収した。
【0033】このIgGを含むパス画分を蒸留水で5%
IgG溶液に調製し、酢酸ナトリウムで溶液のpHを約
5.5にし、さらにソルビトールを終濃度5%まで添加
した。この水溶液(電導度約1mmho)を除菌濾過し、静
注用グロブリン液状製剤を得た。
【0034】(実施例2)実施例1の可溶性CD4に対
するモノクローナル抗体の代わりに可溶性CD8に対す
るモノクローナル抗体を用いて実施例1と同様の処理を
行い、可溶性CD8を実質的に含まない免疫グロブリン
製剤を調製した。
【0035】(実施例3)実施例1の可溶性CD4に対
するモノクローナル抗体の代わりに可溶性ICAM−1
に対するモノクローナル抗体を用いて実施例1と同様の
処理を行い、可溶性ICAM−1を実質的に含まない免
疫グロブリン製剤を調製した。
【0036】(実験例1) 可溶性接着因子の除去効果 PEG処理静注用免疫グロブリン製剤(商品名「ヴェノ
グロブリン−IH」、ミドリ十字社製)に、それぞれ下
記の表1に示した量の各種可溶性接着因子を添加した。
実施例1〜3の方法に準じて、それぞれの可溶性接着因
子に対応させて調製したモノクローナル抗体を用いた抗
体アフィニティ処理を行い、各可溶性接着因子の除去効
果を確認した。各可溶性接着因子含有量はELISA法
(Blut,第59巻、第449 〜454 頁、1989年またはVoxSang
、第61巻、第106 〜110 頁、1991年を参照のこと) に
より測定し、その結果を表1に示した。表1から明らか
なように、それぞれの可溶性接着因子に対応するモノク
ローナル抗体を用いた抗体アフィニティ処理の結果、抗
体アフィニティ処理後の免疫グロブリン製剤中には、可
溶性接着因子が実質的に含有されていなかった。
【0037】
【表1】
【0038】(実験例2)実験例1で調製した可溶性C
D4に対する抗体アフィニティ処理前後における免疫グ
ロブリン製剤を、それぞれ抗原提示細胞、抗原認識TH
クローンと共に、混合・培養した。この培養液中の抗原
提示細胞(APC)上の抗原蛋白と抗原認識TH クロー
ンとの結合が、可溶性CD4の有無によりブロックされ
るかどうかを確認する試験を行い、その結果を表2に示
した。当該結合量はELISA法により測定し、抗体ア
フィニティ処理前の免疫グロブリン製剤を含むサンプル
における抗原提示細胞と抗原認識TH クローンとの結合
量を1とした。
【0039】免疫グロブリン製剤中に可溶性CD4が存
在する抗体アフィニティ処理前のサンプルでは、抗原提
示細胞と抗原認識TH クローンとの結合が可溶性CD4
により抑制された。免疫グロブリン製剤中に可溶性CD
4が存在しない、抗体アフィニティ処理後のサンプルで
は、抗原提示細胞と抗原認識TH クローンは結合可能で
あった。免疫グロブリン製剤中から可溶性接着因子を除
去することにより、細胞性免疫系が抑制されるのを防止
することができた。
【0040】
【表2】
【0041】(実験例3)実施例1、2、3で得られた
静注用グロブリン液状製剤の性質として、外観、重合体
含量、抗補体価、麻疹抗体価を測定した。比較例とし
て、可溶性接着因子に対するモノクローナル抗体で処理
する工程を省略する以外は同様の方法にて免疫グロブリ
ン製剤を調製し、この製剤の外観、重合体含量、抗補体
価、麻疹抗体価も測定した。
【0042】(試験方法)外観性状としては、濁りが問
題となることからO.D.600nm の吸光度を測定した。重合
体の定量は高速液体クロマトグラフィーで分析した。抗
補体価の測定は、カパットとマイヤーの方法〔Experime
ntal Immunochemistry, 225 (1961)〕および西岡、岡田
の方法〔免疫の生化学、103、昭46(共立出版)〕
に準じた。即ち、100単位の補体が試料を加えること
によって何単位に減少するかを測定し、その減少単位を
抗補体価として表した。麻疹抗体価は Hemagglutinatio
n Inhibition Test 法により測定した。
【0043】実施例1,2,3で得られた静注用グロブ
リン液状製剤は、比較例の静注用グロブリン液状製剤と
同様の性質を有していた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に可溶性接着因子を含有しないこ
    とを特徴とする免疫グロブリン製剤。
  2. 【請求項2】 免疫グロブリン含有物を可溶性接着因子
    に対する抗体で処理する工程を含むことを特徴とする免
    疫グロブリン製剤の製造方法。
JP25054093A 1993-10-06 1993-10-06 免疫グロブリン製剤及びその製造方法 Pending JPH07101879A (ja)

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