JPH07101277A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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Publication number
JPH07101277A
JPH07101277A JP5270010A JP27001093A JPH07101277A JP H07101277 A JPH07101277 A JP H07101277A JP 5270010 A JP5270010 A JP 5270010A JP 27001093 A JP27001093 A JP 27001093A JP H07101277 A JPH07101277 A JP H07101277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
child seat
seat
width direction
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5270010A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamada
賢次 山田
Katsuaki Urahama
克明 浦濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd, Mitsubishi Motors Corp filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP5270010A priority Critical patent/JPH07101277A/ja
Publication of JPH07101277A publication Critical patent/JPH07101277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アームレストとしても使用できるチャイルド
シートをそなえ、かつ、構成が簡単で安価な車両用シー
トを提供する。 【構成】 車両用シートのシートバック内に折り畳んで
収納されるチャイルドシート組み立て体において、チャ
イルドシートクッションのクッションフレーム8とチャ
イルドシートバックのバックフレーム12とが枢支軸1
4により枢支され、チャイルドシートクッションのクッ
ションパン9により形成される主クッションに対して、
スライドパン16により形成される補助クッションが、
車幅方向に摺動自在に係合するブッシュ15及びスライ
ドバー17により車幅方向に伸縮自在に組み立てられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートにおい
て、シートバックに収納自在のチャイルドシートをそな
えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両におけるチャイルドシート
は、特表平1ー502507号公報や特開平2ー106
448号公報に例示されているように、シートクッショ
ン上にチャイルドシートを設置し、アームによりヘッド
レストを前方へ回転させてチャイルドシート上の幼児を
拘束するようにし、あるいは、チャイルドシートを折り
畳んでシートバックに収納できるように構成されている
が、いずれの場合もシートバック全体の構造がチャイル
ドシートを装備しない通常のシートバックとは異なった
特別仕様のものとならざるを得ず、従って、チャイルド
シートを装備する車両用シートが高価となる不具合は避
けられなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アームレス
トとしても使用できるチャイルドシートをそなえ、か
つ、構成が簡単で安価な車両用シートを提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかる車両用シートは、シートバックに下
部が枢着されて折り畳み状態で上記シートバック内に収
納され、かつ、上記シートバック内からシートクッショ
ン上に回動可能なチャイルドシート組み立て体を有し、
同チャイルドシート組み立て体におけるチャイルドシー
トバックの下部がチャイルドシートクッションに枢支さ
れ、上記チャイルドシートクッションが主クッションと
その一側方もしくは両側方に配置された補助クッション
とからなり、車幅方向に延びる連結部材及び同連結部材
と係合して同連結部材を車幅方向にガイドする案内部材
が上記主クッションと上記補助クッションとの間に設置
され、上記連結部材及び上記案内部材の相対変位により
上記主クッションに対して上記補助クッションが車幅方
向に伸縮するように構成されている。
【0005】
【作用】すなわち、折り畳み状態のチャイルドシート組
み立て体がシートバック内からシートクッション上に回
動され、チャイルドシートクッションに枢支されたチャ
イルドシートバックがその枢支点を中心として引き起こ
されたとき、チャイルドシートクッションの主クッショ
ンと補助クッションとの間に設置された連結部材及び案
内部材の相対変位により、主クッションに対して補助ク
ッションを車幅方向に伸縮させることができるので、補
助クッションを主クッションから車幅方向に伸長させる
ことによりチャイルドシートとして十分な幅のあるシー
トクッションを形成できる一方、補助クッションを主ク
ッションに向かい車幅方向に縮小させた状態でチャイル
ドシートクッション及びチャイルドシートバックを重ね
合わせてシートクッション上に配置することにより、適
度の幅のアームレストを容易に構成させることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1及び図2に示す車両のリヤシート
1において、シートクッション2の後部に配置されたシ
ートバック3の中央に凹所4が形成され、凹所4内に折
り畳み状態のチャイルドシート組み立て体5が収納され
て、センターシートが形成されている。
【0007】チャイルドシート組み立て体5はチャイル
ドシートクッション6及びチャイルドシートバック7か
ら構成され、図3〜図5に詳細が示されているように、
チャイルドシートクッション6のクッションフレーム8
にはクッションパン9及び左右のヒンジプレート10が
固定され、各ヒンジプレート10から側方に突出する支
軸11がシートバック中央凹所4の側壁に回転自在に枢
着されている一方、チャイルドシートバック7における
バックフレーム12の下部両側にそれぞれ固定されたヒ
ンジプレート13とクッションフレーム8のヒンジプレ
ート10とが、車幅方向に延びる枢支軸14により連結
されている。
【0008】また、クッションパン9の両側壁には、そ
れぞれ車幅方向に延びる管状ブッシュ15が前後方向に
間隔を置いて固定される一方、クッションパン9の両側
方にそれぞれ断面略L字状のスライドパン16が配置さ
れ、スライドパン16の内壁面には、同様に車幅方向に
延びるスライドバー17が前後方向に間隔を置いて固定
され、このスライドバー17が管状ブッシュ15内に摺
動自在に挿入されて、スライドパン16が車幅方向にガ
イドされていると共に、クッションパン9及び両スライ
ドパン16の上面には、比較的薄肉で車幅方向に折り畳
み可能なクッション材18が取り付けられ、クッション
パン9の下面にもクッション材19が取り付けられてい
る。
【0009】このため、図4に示されているように、ス
ライドバー17の端部に固定されたストッパー20が管
状ブッシュ15の内端面に当接するまで、管状ブッシュ
15にガイドされて両スライドパン16をそれぞれ外方
へ引き出すと、クッション材18が車幅方向に伸長する
ことにより、クッションパン9上下の主クッション21
と、各スライドパン16上の補助クッション22とから
チャイルドシートクッション6が形成され、また、図5
に示されているように、各スライドパン16の内壁面が
管状ブッシュ15の外端面に当接するまで、管状ブッシ
ュ15にガイドされて両スライドパン16をそれぞれ内
方へ押し込むと、各スライドパン16の内端部はクッシ
ョンパン9の上面に沿って内方へ変位すると共に、クッ
ション材18は車幅方向に縮小して折り畳まれる。
【0010】図1及び図2のようにチャイルドシート組
み立て体5がシートバック3の中央凹所4内に収納され
た状態から、支軸11を中心としてチャイルドシート組
み立て体5を前方へ回転させ、図6に示されているよう
にシートクッション2上に配置すると、チャイルドシー
ト組み立て体5はリヤシート1の左右の席に対するアー
ムレストとして機能することができ、また、図6の状態
から枢支軸14を中心としてチャイルドシートバック7
を上方へ回動させ、図7に示されているようにチャイル
ドシートクッション6に対しチャイルドシートバック7
を引き起こしてから、図5の状態にあるチャイルドシー
トクッション6より前記のように左右のスライドパン1
6を外方へ引き出し、図4のように主クッション21の
左右にそれぞれ補助クッション22を形成させると、チ
ャイルドシートとして十分な幅のあるチャイルドシート
クッション6が得られる。
【0011】次に、図4の状態にあるチャイルドシート
クッション6から前記のように左右のスライドパン16
を内方へ押し込んで、図5のようにクッション材18を
クッションパン9及び両スライドパン16上に折り畳
み、そのチャイルドシートクッション6上にチャイルド
シートバック7を重ね合わせて図6のようにアームレス
トとすれば、その幅はチャイルドシートとしての使用時
より縮小されているため、アームレストとしての幅が過
大となることはなく、リヤシート1の左右の席に十分の
広さを容易に確保することができる。
【0012】すなわち、チャイルドシート組み立て体5
はアームレスト及びチャイルドシートのそれぞれに好適
な構造をそなえていると共に、それぞれの用途に切り換
えるため主クッション21に対して補助クッション22
を車幅方向に伸長及び縮小させる構造が非常に簡単であ
り、また、従来のアームレスト付き車両用シートのアー
ムレスト部分を上記チャイルドシート組み立て体5と置
換する等により上記装置を容易に構成することができ、
このときシートバック自体の仕様をとくに変更する必要
がないので、チャイルドシートを組み込んだアームレス
ト付き車両用シートを安価に提供することができる長所
がある。
【0013】なお、上記実施例では、チャイルドシート
クッションの左右に補助クッションが組み込まれている
が、必要に応じて左右のいずれか一方のみに補助クッシ
ョンを組み込むようにすることもでき、また、主クッシ
ョンと補助クッションとの間に配置される連結部材及び
案内部材の構成は相対的な係合状態を前記実施例の場合
と逆にする等、種々の改変を施すことができるのはいう
までもない。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかる車両用シートにおいて
は、チャイルドシート組み立て体がシートクッション上
に配置されて、チャイルドシートバックが引き起こされ
たとき、連結部材及び案内部材の相対変位により主クッ
ションに対して補助クッションを車幅方向に伸縮させる
ことができるので、補助クッションを主クッションから
車幅方向に伸長させることによりチャイルドシートとし
て十分な幅のあるシートクッションを形成できると共
に、補助クッションを主クッションに縮小させて、チャ
イルドシートクッション及びチャイルドシートバックを
重ね合わせ、適度の幅のアームレストを容易に構成させ
ることができるので、それぞれの用途に応じて使い勝手
が良好であり、また、主クッション及び補助クッション
の伸縮構成が簡単であると同時に、従来のアームレスト
付き車両用シートのアームレスト部分をチャイルドシー
ト組み立て体と置換する等により、チャイルドシートを
組み込んだ車両用シートを安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略正面図。
【図2】上記実施例の概略側面図。
【図3】上記実施例の要部における一部分解斜視図。
【図4】上記実施例の要部縦断面拡大図。
【図5】上記実施例の作用説明図。
【図6】上記実施例の作用説明図。
【図7】上記実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1 リヤシート 2 シートクッション 3 シートバック 5 チャイルドシート組み立て体 6 チャイルドシートクッション 7 チャイルドシートバック 9 クッションパン 11 支軸 14 枢支軸 15 管状ブッシュ 17 スライドバー 21 主クッション 22 補助クッション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックに下部が枢着されて折り畳
    み状態で上記シートバック内に収納され、かつ、上記シ
    ートバック内からシートクッション上に回動可能なチャ
    イルドシート組み立て体を有し、同チャイルドシート組
    み立て体におけるチャイルドシートバックの下部がチャ
    イルドシートクッションに枢支され、上記チャイルドシ
    ートクッションが主クッションとその一側方もしくは両
    側方に配置された補助クッションとからなり、車幅方向
    に延びる連結部材及び同連結部材と係合して同連結部材
    を車幅方向にガイドする案内部材が上記主クッションと
    上記補助クッションとの間に設置され、上記連結部材及
    び上記案内部材の相対変位により上記主クッションに対
    して上記補助クッションが車幅方向に伸縮するように構
    成された車両用シート。
JP5270010A 1993-10-01 1993-10-01 車両用シート Pending JPH07101277A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5270010A JPH07101277A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

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JP5270010A JPH07101277A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 車両用シート

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JPH07101277A true JPH07101277A (ja) 1995-04-18

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ID=17480298

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JP5270010A Pending JPH07101277A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 車両用シート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104419A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Shigeru Co Ltd 車両用ベンチシート
US7631931B2 (en) 2007-07-06 2009-12-15 Kongsberg Automotive Ab Dual pivoting armrest arrangement for motor vehicle
CN117818438A (zh) * 2024-03-05 2024-04-05 苏州天萌儿童用品有限公司 一种儿童汽车安全座椅

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990310