JPH069841U - ワーク支持装置 - Google Patents
ワーク支持装置Info
- Publication number
- JPH069841U JPH069841U JP5462492U JP5462492U JPH069841U JP H069841 U JPH069841 U JP H069841U JP 5462492 U JP5462492 U JP 5462492U JP 5462492 U JP5462492 U JP 5462492U JP H069841 U JPH069841 U JP H069841U
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- JP
- Japan
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- steady rest
- work
- mounting base
- axis
- supporting device
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動調心形振れ止め23の、支持外径寸法の
差によって生じる芯ずれ誤差の自動修正ができるワーク
支持装置を提供する。 【構成】 X・Z軸移動位置決め可能なクロススライド
15上に固着の取付基台17に流体圧シリンダ18を設
け、ピストン19と一体のクランプ駒21により、振れ
止め23が固着されている取付台22のクランプのかけ
外しを行うようにし、ワークWを支持したあとにクラン
プを行って芯ずれ誤差分を自動修正する。
差によって生じる芯ずれ誤差の自動修正ができるワーク
支持装置を提供する。 【構成】 X・Z軸移動位置決め可能なクロススライド
15上に固着の取付基台17に流体圧シリンダ18を設
け、ピストン19と一体のクランプ駒21により、振れ
止め23が固着されている取付台22のクランプのかけ
外しを行うようにし、ワークWを支持したあとにクラン
プを行って芯ずれ誤差分を自動修正する。
Description
【0001】
本考案は自動調心形振れ止めの芯ずれ修正機構を有するワーク支持装置に関す るものである。
【0002】
従来、自動調心形の振れ止めとして図5に示すカム式振れ止め装置がある。こ のものはワークWを支える三つのローラ支え101A〜101Cがカム102に よって常時ワークと同心を保つように開閉してワーク外周に当接するよう連動さ れる。従って支持外径寸法の異なる各種のワークを容易に支持することができ、 支持中心が主軸の芯高になるようX軸移動位置決め可能なクロススライド103 上に取付け、振れ止め支持中心のX軸補正値さえ記憶しておけば、いつでも使用 状態とすることができるワーク支持装置である。
【0003】
従来の技術のカム式振れ止め装置を用いたワーク支持装置は、カム形状の製作 誤差によりワーク支持径が変わるたびに支持中心がずれて芯ずれ誤差が生じる。 この支持中心のY軸方向の芯ずれ誤差は、外径加工寸法にあまり影響ないが、X 軸方向の芯ずれ誤差は直接加工寸法に影響する。このため振れ止めを固定してい るボルト104を一旦ゆるめて締めつけ直し、ボルトと取付穴の隙間を利用して 芯ずれ修正を行わねばならないという問題点を有していた。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ その目的とするところは自動で芯ずれ誤差の修正を行うことのできるワーク支持 装置を提供しようとするものである。
【0004】
上記目的を達成するために本考案におけるワーク支持装置は、自動調心形振れ 止めの芯ずれ修正機構を有するワーク支持装置であって、前記振れ止めを少なく ともワークの直角方向に変位可能に支持する取付台を設け、前記振れ止めがワー クを支持したあと前記振れ止めを流体圧により前記取付台にクランプする手段を 設けてなるものである。
【0005】
流体圧シリンダに圧力流体を供給しないアンクランプ状態で、自動調心形振れ 止めによりワークを支持し、次いで流体圧シリンダに圧力流体を供給して、振れ 止めを取付台にクランプし、支持中心の芯ずれ誤差を自動修正する。
【0006】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1,図2のNC旋盤において、ベッド1上左側に主軸台2が固着されており 、主軸台2に回転可能に支持される主軸3の先端にチャック4が同心に嵌着され ている。ベッド1上には二組のZ軸案内1a,1bが設けられており、このZ軸 案内1a上に後サドル5が、またZ軸案内1b上に前サドル6がそれぞれ移動可 能に載置されている。後サドル5はベッド1に固着のZA軸モータ8により、ま た前サドル6はZB軸モータ9によりそれぞれ移動位置決めされる。更にZ軸案 内1b上には心押台7が位置変更可能に載置されており、心押台7の軸方向移動 可能な心押軸11の先端に、心押センタ12が着脱可能に装着されている。
【0007】 後サドル5上にはX軸案内5aが設けられており、このX軸案内5a上に刃物 台13が移動可能載置され、刃物台13は後サドル5に固着のXA軸モータ14 により移動位置決めされる。また前サドル6上にもX軸案内6aが設けられてお り、このX軸案内6a上にクロススライド15が移動可能に載置され、クロスラ イド15は前サドル6に固着のXB軸モータ16により移動位置決めされる。ク ロスライド15上には取付基台17が固着されており、この取付基台17に流体 圧シリンダ18がZ軸方向向きに穿設されている。
【0008】 流体圧シリンダ18のピストン19は先端に角形のクランプ駒21を一体に有 し、このクランプ駒21に係合する溝22aを有する取付台22が僅かにX軸方 向にのみ変位可能に支持されており、取付台22にカム式の自動調心形振れ止め 23の枠体24が固着されている。振れ止め23は先端にローラ25aを有する 三個の支え25A〜25Cが支え25Aと一体のカム25bのX軸移動により、 三個のローラ25aが常時ワークの同心円上に当接するような構造のもので、市 販のものを使用することができる。
【0009】 続いて本実施例の作用について説明する。 流体圧シリンダ18に圧力流体を供給しない状態で、前サドル6がZ軸移動し てワークWの振れ止め位置例えばワークWの中央部位置に振れ止め23が位置決 めされ、クロススライド15がX軸方向主軸中心側へ移動して、振れ止め23の 支持中心が主軸3と同心となる所定位置に位置決めされる。次いで振れ止め23 の支え25A〜25Cを閉じてワークを支持する。このとき取付台22と取付基 台17はアンクランプ状態とされており、振れ止め23は僅かにX軸方向に変位 可能とされているため、ワークWを支持したときの反力で芯ずれ分だけX軸方向 に変位して自動的に位置修正されている。この状態で流体圧シリンダ18の前室 に圧力流体を供給し、クランプ駒21を引込んで振れ止め23を取付基台17に 固定する。
【0010】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 自動調心形振れ止めの支持中心の芯ずれ誤差を、流体圧クランプ手段により自 動修正するようにしたので、外径寸法の異なるワークを支持した際に生ずる芯ず れ誤差が加工精度に及ぼす悪影響を未然に防止することができ、段取り変更時間 が大幅に削減できる。
【図1】本実施例のワーク支持装置付旋盤の側面図であ
る。
る。
【図2】図1の上視図である。
【図3】図1のA−A線視断面図である。
【図4】ワーク支持装置の上視断面図である。
【図5】従来のワーク支持装置の側面図である。
1 ベッド 2 主軸台 4 チャック 5 後サドル 6 前サドル 7 心押台 12 心押センタ 15 クロススラ
イド 17 取付基台 18 流体圧シリ
ンダ 21 クランプ駒 22 取付台 23 振れ止め 24 枠体
イド 17 取付基台 18 流体圧シリ
ンダ 21 クランプ駒 22 取付台 23 振れ止め 24 枠体
Claims (1)
- 【請求項1】 自動調心形振れ止めの芯ずれ修正機構を
有するワーク支持装置であって、前記振れ止めを少なく
ともワークの直角方向に変位可能に支持する取付台を設
け、前記振れ止めがワークを支持したあと前記振れ止め
を流体圧により前記取付台にクランプする手段を設けて
なることを特徴とするワーク支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5462492U JPH069841U (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | ワーク支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5462492U JPH069841U (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | ワーク支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069841U true JPH069841U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12975904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5462492U Pending JPH069841U (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | ワーク支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069841U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7913596B2 (en) | 2007-02-26 | 2011-03-29 | Okuma Corporation | Turret tool rest and machine tool |
JP2013013993A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Smw Autoblok Spannsysteme Gmbh | 固定振れ止め |
JP2018144120A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社ジェイテクト | 振れ止め装置及び振れ止め装置を備えた工作機械 |
-
1992
- 1992-07-11 JP JP5462492U patent/JPH069841U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7913596B2 (en) | 2007-02-26 | 2011-03-29 | Okuma Corporation | Turret tool rest and machine tool |
DE102008011032B4 (de) * | 2007-02-26 | 2015-04-30 | Okuma Corporation | Revolverkopfwerkzeughalterung und Werkzeugmaschine |
JP2013013993A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Smw Autoblok Spannsysteme Gmbh | 固定振れ止め |
JP2018144120A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社ジェイテクト | 振れ止め装置及び振れ止め装置を備えた工作機械 |
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