JPH0696A - 固定化微生物膜の保存方法 - Google Patents
固定化微生物膜の保存方法Info
- Publication number
- JPH0696A JPH0696A JP4159863A JP15986392A JPH0696A JP H0696 A JPH0696 A JP H0696A JP 4159863 A JP4159863 A JP 4159863A JP 15986392 A JP15986392 A JP 15986392A JP H0696 A JPH0696 A JP H0696A
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- JP
- Japan
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- membrane
- biosensor
- immobilized microbial
- microbial membrane
- immobilized
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- Pending
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- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固定化微生物膜をバイオセンサに取り付けた
後、速やかに測定を開始することができるようにする。 【構成】固定化微生物膜をビニールパック中に基質栄養
成分を所定の濃度含む緩衝溶液とともに収容し、緩衝溶
液中に浸漬してビニールパックを密封した後、低温で湿
式保存することにより、この固定化微生物膜を使用する
とき、多孔質膜が膨潤状態となっており、さらに微生物
が基質栄養成分中にあるので、バイオセンサに取り付け
た直後に、使用時と同様の微生物活性を持続しているの
で、バイオセンサに取り付け前の微生物の活性化や、セ
ンサ出力が安定するまでのエージンク運転の必要がなく
なり、固定化微生物膜をバイオセンサに取り付けた後
は、速やかに試料液の測定を行なうことができる。
後、速やかに測定を開始することができるようにする。 【構成】固定化微生物膜をビニールパック中に基質栄養
成分を所定の濃度含む緩衝溶液とともに収容し、緩衝溶
液中に浸漬してビニールパックを密封した後、低温で湿
式保存することにより、この固定化微生物膜を使用する
とき、多孔質膜が膨潤状態となっており、さらに微生物
が基質栄養成分中にあるので、バイオセンサに取り付け
た直後に、使用時と同様の微生物活性を持続しているの
で、バイオセンサに取り付け前の微生物の活性化や、セ
ンサ出力が安定するまでのエージンク運転の必要がなく
なり、固定化微生物膜をバイオセンサに取り付けた後
は、速やかに試料液の測定を行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酵素,微生物などを分
子識別素子(レセプタ)として、多孔性膜に固定化した
固定化膜によって、試料液の成分分析を行なうバイオセ
ンサに用いる固定化微生物膜の保存方法に関する。
子識別素子(レセプタ)として、多孔性膜に固定化した
固定化膜によって、試料液の成分分析を行なうバイオセ
ンサに用いる固定化微生物膜の保存方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このバイオセンサは、試料液中の測定対
象物質を認識する分子識別素子として、酵素,微生物な
どの生体機能性物質を利用して、多孔性膜に固定化した
固定化膜と、電極を使用した電気化学的検出器とを組み
合わせて、試料液の成分分析を行なうものである。原理
的には、試料液を固定化膜に接触させ、これによって生
ずる生化学的反応による変化を、電極の出力電流として
検出し、この計測値を演算・制御部で信号処理して得ら
れる値を測定するものであり、微生物や酵素を変えるこ
とにより、測定対象物質を種々選べるという測定の選択
性に優れていることから、血液検査などの医療分野,食
品の品質管理などの発酵・食品工業計測や廃水処理など
の環境計測分野などに広く利用されている。
象物質を認識する分子識別素子として、酵素,微生物な
どの生体機能性物質を利用して、多孔性膜に固定化した
固定化膜と、電極を使用した電気化学的検出器とを組み
合わせて、試料液の成分分析を行なうものである。原理
的には、試料液を固定化膜に接触させ、これによって生
ずる生化学的反応による変化を、電極の出力電流として
検出し、この計測値を演算・制御部で信号処理して得ら
れる値を測定するものであり、微生物や酵素を変えるこ
とにより、測定対象物質を種々選べるという測定の選択
性に優れていることから、血液検査などの医療分野,食
品の品質管理などの発酵・食品工業計測や廃水処理など
の環境計測分野などに広く利用されている。
【0003】バイオセンサに用いる固定化微生物膜は、
次のようにして作製され保存される。図3はこれを説明
するための模式図であり、図3において、例えば三角フ
ラスコなどの容器中にある微生物の培養液4を、円環状
のスペーサー5を貼り付けた例えばアセチルセルローズ
などの多孔質膜6上に適量を採取するが、その際、多孔
質膜6の下方から図示してないアスピレーターなどを用
いて吸引する。図3では、これをわかりやすくするため
に、培養液4の採取を点線で示し、スペーサー5と多孔
質膜6とを離して描いてある。次いで多孔質膜6と同じ
もう一枚の多孔質膜7をスペーサー5の上に貼り付け
て、これら二枚の多孔質膜6と多孔質膜7によってスペ
ーサー5を挟むようにし、微生物がスペーサー5の中で
多孔質膜6,7に固定され、固定化微生物膜2を得るこ
とができる。得られた固定化微生物膜2は、その後自然
乾燥させ、乾燥した状態で乾式保存している。
次のようにして作製され保存される。図3はこれを説明
するための模式図であり、図3において、例えば三角フ
ラスコなどの容器中にある微生物の培養液4を、円環状
のスペーサー5を貼り付けた例えばアセチルセルローズ
などの多孔質膜6上に適量を採取するが、その際、多孔
質膜6の下方から図示してないアスピレーターなどを用
いて吸引する。図3では、これをわかりやすくするため
に、培養液4の採取を点線で示し、スペーサー5と多孔
質膜6とを離して描いてある。次いで多孔質膜6と同じ
もう一枚の多孔質膜7をスペーサー5の上に貼り付け
て、これら二枚の多孔質膜6と多孔質膜7によってスペ
ーサー5を挟むようにし、微生物がスペーサー5の中で
多孔質膜6,7に固定され、固定化微生物膜2を得るこ
とができる。得られた固定化微生物膜2は、その後自然
乾燥させ、乾燥した状態で乾式保存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固定化微生物
膜2を乾式保存することには、次のような問題がある。
固定化微生物膜2をバイオセンサに取り付けて使用する
前に、多孔質膜6,7の材料を膨潤させ、乾燥して休眠
状態にある微生物を活性化させるために、例えばリン酸
緩衝溶液の中に一昼夜浸漬させる必要がある。微生物の
活性化は、多孔質膜6,7の膨潤とともに徐々に高まる
ので、バイオセンサに取り付けた後も、2〜3日は安定
な測定を行なうことがでず、この間は微生物に例えばグ
ルコース・グルタミン酸BOD標準溶液などの栄養分を
与えるエージング運転をしなければならない。これらの
ことから、バイオセンサに取り付けた固定化微生物膜2
を交換した直後は、安定な測定を再開することができる
ようになるまでに、3〜4日間を要し、時間的な損失が
生じている。
膜2を乾式保存することには、次のような問題がある。
固定化微生物膜2をバイオセンサに取り付けて使用する
前に、多孔質膜6,7の材料を膨潤させ、乾燥して休眠
状態にある微生物を活性化させるために、例えばリン酸
緩衝溶液の中に一昼夜浸漬させる必要がある。微生物の
活性化は、多孔質膜6,7の膨潤とともに徐々に高まる
ので、バイオセンサに取り付けた後も、2〜3日は安定
な測定を行なうことがでず、この間は微生物に例えばグ
ルコース・グルタミン酸BOD標準溶液などの栄養分を
与えるエージング運転をしなければならない。これらの
ことから、バイオセンサに取り付けた固定化微生物膜2
を交換した直後は、安定な測定を再開することができる
ようになるまでに、3〜4日間を要し、時間的な損失が
生じている。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、固定化微生物膜をバイオセンサに取
り付けた後、速やかに測定を開始することが可能な固定
化微生物膜の保存方法を提供することにある。
あり、その目的は、固定化微生物膜をバイオセンサに取
り付けた後、速やかに測定を開始することが可能な固定
化微生物膜の保存方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の固定化微生物膜の保存方法は、固定化微
生物膜をガス透過性の高いビニールパック中に、基質栄
養成分を所定の濃度含む緩衝溶液とともに収容し、緩衝
溶液中に浸漬してビニールパックを密封した後、5℃程
度の低温に湿式保存する。
めに、本発明の固定化微生物膜の保存方法は、固定化微
生物膜をガス透過性の高いビニールパック中に、基質栄
養成分を所定の濃度含む緩衝溶液とともに収容し、緩衝
溶液中に浸漬してビニールパックを密封した後、5℃程
度の低温に湿式保存する。
【0007】
【作用】本発明の固定化微生物膜の保存方法は、上記の
ように湿式保存としたために、使用するときは初めから
固定化微生物膜の構成材料である多孔質膜が膨潤状態と
なっており、さらに微生物が基質栄養成分中にあるの
で、この固定化微生物膜をバイオセンサに取り付けた直
後に、使用時と同様の微生物活性を持続している。その
ために、従来の乾式保存の場合のような、バイオセンサ
に取り付け前の微生物の活性化や、センサ出力が安定す
るまでのエージンク運転の必要がなくなり、固定化微生
物膜をバイオセンサに取り付けた後、速やかに試料液の
測定を行なうことができる。
ように湿式保存としたために、使用するときは初めから
固定化微生物膜の構成材料である多孔質膜が膨潤状態と
なっており、さらに微生物が基質栄養成分中にあるの
で、この固定化微生物膜をバイオセンサに取り付けた直
後に、使用時と同様の微生物活性を持続している。その
ために、従来の乾式保存の場合のような、バイオセンサ
に取り付け前の微生物の活性化や、センサ出力が安定す
るまでのエージンク運転の必要がなくなり、固定化微生
物膜をバイオセンサに取り付けた後、速やかに試料液の
測定を行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例に基づき説明する。図1
は本発明の固定化微生物膜の保存方法を説明するための
模式図である。本発明は図1に示すように、ガス透過性
の高い無可塑性軟質ビニールパック1などの中に、基質
微量栄養成分(例えばグルコース・グルタミン酸BOD
標準溶液)を所定の濃度(例えば220mg/l)とな
るように添加したリン酸緩衝溶液(例えばpH7.0,
0.1mg/l)3を入れ、この中に固定化微生物膜2
を浸漬し、ビニールパック1の開口端を封止し、固定化
微生物膜2と緩衝溶液3が密封された状態にして、これ
を例えば冷蔵庫中に5℃以下の低温で保存する。このと
き、保存中の雑菌の繁殖や、緩衝溶液3の腐敗を防ぐた
めに、固定化微生物膜2を密封する前に、ビニールパッ
ク1と緩衝溶液3などは、全てオートクレーブで120
℃、20分間の滅菌を行なうことが望ましい。
は本発明の固定化微生物膜の保存方法を説明するための
模式図である。本発明は図1に示すように、ガス透過性
の高い無可塑性軟質ビニールパック1などの中に、基質
微量栄養成分(例えばグルコース・グルタミン酸BOD
標準溶液)を所定の濃度(例えば220mg/l)とな
るように添加したリン酸緩衝溶液(例えばpH7.0,
0.1mg/l)3を入れ、この中に固定化微生物膜2
を浸漬し、ビニールパック1の開口端を封止し、固定化
微生物膜2と緩衝溶液3が密封された状態にして、これ
を例えば冷蔵庫中に5℃以下の低温で保存する。このと
き、保存中の雑菌の繁殖や、緩衝溶液3の腐敗を防ぐた
めに、固定化微生物膜2を密封する前に、ビニールパッ
ク1と緩衝溶液3などは、全てオートクレーブで120
℃、20分間の滅菌を行なうことが望ましい。
【0009】このようにして保存した固定化微生物膜2
を、バイオセンサに取り付けた直後のセンサ出力の初期
変動を図2に示す。図2は、縦軸は最初の測定における
センサ出力を1とした相対出力で表わし、横軸を経過時
間(hr)で示した線図であり、比較のために従来の保
存方法による固定化微生物膜2を用いた場合も併記して
ある。図2からわかるように、従来の方法で乾式保存し
た固定化微生物膜2では、センサ出力が現れるまでに、
約1日、出力が安定するまでに約1日の計2日を必要と
するのに対して、本発明の湿式保存方法による固定化微
生物膜2を用いたバイオセンサは、微生物膜の取り付け
後、約3時間でセンサ出力が安定し、速やかに試料液の
測定が可能である。これは前述のように、本発明の保存
方法が固定化微生物膜2をバイオセンサに取り付けた後
の使用時と同様の膨潤状態で、微生物の基質栄養成分中
に保存しているので、微生物の活性を持続しているから
である。
を、バイオセンサに取り付けた直後のセンサ出力の初期
変動を図2に示す。図2は、縦軸は最初の測定における
センサ出力を1とした相対出力で表わし、横軸を経過時
間(hr)で示した線図であり、比較のために従来の保
存方法による固定化微生物膜2を用いた場合も併記して
ある。図2からわかるように、従来の方法で乾式保存し
た固定化微生物膜2では、センサ出力が現れるまでに、
約1日、出力が安定するまでに約1日の計2日を必要と
するのに対して、本発明の湿式保存方法による固定化微
生物膜2を用いたバイオセンサは、微生物膜の取り付け
後、約3時間でセンサ出力が安定し、速やかに試料液の
測定が可能である。これは前述のように、本発明の保存
方法が固定化微生物膜2をバイオセンサに取り付けた後
の使用時と同様の膨潤状態で、微生物の基質栄養成分中
に保存しているので、微生物の活性を持続しているから
である。
【0010】バイオセンサは、一般に固定化微生物膜2
の寿命があるので、定期的にこれを交換しなければなら
ない。したがって、固定化微生物膜2を交換した後、セ
ンサ出力が安定するまでは試料液の測定が不可能であ
り、出力が安定するまでの時間は短い程、効率がよく実
用性に優れることから、本発明の方法が効果的であるこ
とがわかる。
の寿命があるので、定期的にこれを交換しなければなら
ない。したがって、固定化微生物膜2を交換した後、セ
ンサ出力が安定するまでは試料液の測定が不可能であ
り、出力が安定するまでの時間は短い程、効率がよく実
用性に優れることから、本発明の方法が効果的であるこ
とがわかる。
【0011】
【発明の効果】バイオセンサは、固定化微生物膜を定期
的に交換する必要があるが、従来の固定化微生物膜の保
存方法は乾式方であるために、バイオセンサに取り付け
た後に出力が安定するまでに、2日程度かかっていた
が、本発明では固定化微生物膜の保存方法を湿式法と
し、膨潤状態の固定化微生物膜の微生物を栄養成分中に
保存して、微生物の活性を維持しているので、これをバ
イオセンサに取り付けた後、僅か3時間程度でセンサ出
力が安定し、速やかに試料液の測定が可能となり、極め
て効率よく稼働する実用性の高いバイオセンサを得るこ
とができる。
的に交換する必要があるが、従来の固定化微生物膜の保
存方法は乾式方であるために、バイオセンサに取り付け
た後に出力が安定するまでに、2日程度かかっていた
が、本発明では固定化微生物膜の保存方法を湿式法と
し、膨潤状態の固定化微生物膜の微生物を栄養成分中に
保存して、微生物の活性を維持しているので、これをバ
イオセンサに取り付けた後、僅か3時間程度でセンサ出
力が安定し、速やかに試料液の測定が可能となり、極め
て効率よく稼働する実用性の高いバイオセンサを得るこ
とができる。
【図1】本発明の固定化微生物膜の保存方法を説明する
ための模式図
ための模式図
【図2】本発明の固定化微生物膜の保存方法と従来の保
存方法との比較で示したバイオセンサ出力線図
存方法との比較で示したバイオセンサ出力線図
【図3】従来の固定化微生物膜の作製と保存方法を説明
するための模式図
するための模式図
1 ビニールパック2 固定化微生物膜 3 緩衝溶液 4 培養液 5 スペーサー 6 多孔質膜 7 多孔質膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 初又 繁 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】微生物を多孔性膜に固定化した固定化微生
物膜と電気化学的検出器とを組み合わせて、試料液の成
分分析を行なうバイオセンサの前記固定化微生物膜を保
存する方法であって、密封容器内の液中に浸漬し低温で
湿式保存することを特徴とする固定化微生物膜の保存方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の保存方法において、密封容
器はビニールパックであることを特徴とする固定化微生
物膜の保存方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の保存方法におい
て、固定化微生物膜は基質栄養成分を所定の濃度含む緩
衝溶液中に浸漬保存することを特徴とする固定化微生物
膜の保存方法。 - 【請求項4】請求項1ないし3記載の保存方法におい
て、固定化微生物膜は5℃以下に保存することを特徴と
する固定化微生物膜の保存方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159863A JPH0696A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 固定化微生物膜の保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159863A JPH0696A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 固定化微生物膜の保存方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696A true JPH0696A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15702868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4159863A Pending JPH0696A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 固定化微生物膜の保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155821A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | 昭和電機株式会社 | 洋式便器用衛生便座装置 |
WO1998028569A1 (fr) * | 1996-12-20 | 1998-07-02 | Kikkoman Corporation | Outil luminescent, son element auxiliaire et procede de conservation de la composition bioluminescente utilisee dans l'outil et l'element auxiliaire |
DE102016225150B4 (de) | 2015-12-24 | 2019-10-24 | Tsubakimoto Chain Co. | Spanneinrichtungshebel |
DE102016202686B4 (de) | 2015-02-27 | 2019-12-19 | Tsubakimoto Chain Co. | Spanneinrichtungshebel |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4159863A patent/JPH0696A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155821A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | 昭和電機株式会社 | 洋式便器用衛生便座装置 |
WO1998028569A1 (fr) * | 1996-12-20 | 1998-07-02 | Kikkoman Corporation | Outil luminescent, son element auxiliaire et procede de conservation de la composition bioluminescente utilisee dans l'outil et l'element auxiliaire |
US6521304B1 (en) | 1996-12-20 | 2003-02-18 | Kikkoman Corporation | Luminescent tool, its auxiliary member and method of preserving bioluminescent composition used in the tool and the auxiliary member |
DE102016202686B4 (de) | 2015-02-27 | 2019-12-19 | Tsubakimoto Chain Co. | Spanneinrichtungshebel |
DE102016225150B4 (de) | 2015-12-24 | 2019-10-24 | Tsubakimoto Chain Co. | Spanneinrichtungshebel |
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