JPH0696275A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0696275A
JPH0696275A JP4243252A JP24325292A JPH0696275A JP H0696275 A JPH0696275 A JP H0696275A JP 4243252 A JP4243252 A JP 4243252A JP 24325292 A JP24325292 A JP 24325292A JP H0696275 A JPH0696275 A JP H0696275A
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Kazuyuki Saito
和之 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 領域分割をする際の処理時間の短縮、記憶領
域の小規模化、および複雑な領域構成の分割精度の向上
を図ることにある。 【構成】 この装置は、入力部101からの入力画像に
対し縦mドット、横nドットの論理和をとって新たにm
Xn画素を1画素に間引く画像間引き部106、その間
引いた画像の黒画素に対し1行ずつラベルを付加し、上
下・左右・斜めで連続している画素には同一ラベルを付
け、同時に矩形をかたどっていくラベリング部107お
よびその矩形の幅、高さ、面積、面積に対する画素の数
すなわち画素密度を用いて本文に該当する矩形、図形ま
たは写真に該当する矩形、表に該当する矩形、セパレー
タに該当する矩形等を区別するセパレータ等検出部10
8等を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OCR(光学的文字認
識)装置、複写機、ファクシミリ等の電子装置におい
て、特に入力画像に対して文字領域と、図形、表等の領
域とに分割する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置においては領域分割
手段として、ランレングスの分布を調べ白ラン黒ランの
長さにより文字領域や図形領域等を分割するランレング
ス分析方式を用いたものや、入力画像のフーリェスペク
トルを分析して各種領域に分割するスペクトル分析方式
を用いたものや、特開昭64−15889号公報に記載
されているように垂直および水平方向の射影(ヒストグ
ラム)を交互に繰り返して取り周辺部分の情報から領域
を分割していく射影分析方式を用いたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来技術では、演算処理に多大な時間を費やし、
かつ画像の画素に対して処理を行うので記憶領域が大規
模化し、複雑な領域構成の画像に対する分割精度が低い
等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上述の点に鑑みて、領域
分割をする際の処理時間の短縮、記憶領域の小規模化、
および複雑な領域構成の分割精度の向上等を図った画像
処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像を入力する画像入力手段と、該画像
入力手段からの入力画像に対し縦mドット、横nドット
の論理和をとって新たにmXn画素を1画素に間引く画
像間引き手段と、該画像間引き手段で間引かれた画像の
黒画素に対し1行ずつラベルを付加し、上下・左右・斜
めで連続している画素には同一ラベルを付け、同時に矩
形をかたどっていくラベリング手段と、該ラベリング手
段でラベル付けされた前記矩形の幅、高さ、面積、面積
に対する画素の数すなわち画素密度を用いて文章部分に
該当する矩形、図形または写真に該当する矩形、表に該
当する矩形、セパレータに該当する矩形等を区別するセ
パレータ等検出手段とを具備し、該セパレータ等検出手
段の検出結果に基づいて前記入力画像の領域分割を行う
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、好ましくは、前記セパレ
ータ等検出手段により区分された文章部分に該当する矩
形の幅と高さの比較から縦書き文章か横書き文章かを推
定する組方向検出手段と、該組方向検出手段で判定され
た組方向と文字サイズを用いて見出し類を検出する見出
し類検出手段と、本来の矩形の大きさを拡張した仮想矩
形を用いて矩形の合併を行う矩形合併手段とをさらに有
することを特徴とすることができる。
【0007】
【作用】本発明では、画像間引き部、ラベリング部等を
有する領域分割手段により、入力画像を矩形データに変
換して文字、図形、表等の領域に分割させる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の画像処理装置の
概略構成を示す。本図において、101は画像データの
入力部である。102は装置の制御や各部処理の演算を
行う演算処理部(CPU)である。103は後述するフ
ローチャートの制御プログラムや、各種データを記憶し
ておく記憶部である。104は演算処理結果や画像処理
結果、および画像データを出力する出力部である。10
5は領域分割処理全体を行う領域分割部である。
【0010】次に、領域分割部105の内部構成につい
て説明する。まず、106は入力画像を間引く、画像間
引き部であり、入力画像に対し縦mドット、横nドット
の論理和をとって新たにmXn画素を1画素に間引く。
107はその間引き画素にラベル付けを行い同時に初期
矩形データを作成するラベリング部であり、画像の黒画
素に対し1行ずつラベルを付加し、上下・左右・斜めで
連続している画素には同一ラベルを付け、同時に矩形を
かたどっていく。108はセパレータや表や図形等を検
出するセパレータ等検出部であり、上記矩形の幅、高
さ、面積、面積に対する画素の数すなわち画素密度を用
いて文字部分(本文)に該当する矩形、図形または写真
に該当する矩形、表に該当する矩形、セパレータに該当
する矩形等を区別する。109は縦書き・横書き等の文
章の組方向を検出する組方向検出部であり、上記文字部
分(本文)に該当する矩形の幅と高さの比較から縦書き
文章か横書き文章かを推定する。110は見出し類を検
出する見出し類検出部であり、上記組方向と文字サイズ
を用いて見出し類を検出する。111は矩形の合併部で
あり、本来の矩形の大きさを拡張した仮想矩形を用いて
矩形の合併を行う。
【0011】図2のフローチャートは図1の領域分割部
105における画像処理手順を示し、この処理を実行す
る制御プログラムは記憶部103に記憶されている。
【0012】 ステップS201 まず、画像入力部101から元画像を入力する。
【0013】 ステップS202 次に、画像間引き部106において、上記の元画像に対
し、縦mドット、横nドットの論理和をとって新たにm
Xn画素を1画素に間引く。ここで、元画像のmXn画
像中に1ドットでも黒画素が有れば間引き画像は黒とな
る。
【0014】 ステップS203 次に、ラベリング部107において、上記の間引き画像
の黒画素に対し1行ずつラベルを付加し、上下・左右・
斜めで連続している画素には同一ラベルを付け、同時に
矩形をかたどっていく。
【0015】図3を例に取ると、最初に検出される画素
Aにはラベル1が付けられ、この画素Aの座標(Xa,
Ya)を矩形の始点と終点とし、画素数を1、矩形を区
別するための矩形ラベルに画素と同じラベル1を付加し
て以上のデータを矩形データとして図4に示すように記
憶部103に記憶する。
【0016】次に、左方向に連続画素のない(1行目で
あるのでもちろん上からも連続画素はない)画素Bには
ラベル2が付けられ、この画素Bの座標(Xb,Yb)
を矩形の始点と終点とし、画素数を1、矩形を区別する
ための矩形ラベルに画素と同じラベル2を付加して以上
のデータも矩形データとして図4に示すように記憶部1
03に記憶する。
【0017】以上のようにして1行目のラベリングが終
了したら2行目に移る。
【0018】2行目の最初の画素Cはラベル1の画素A
と上から連続しているので画素ラベル1を付加し、矩形
ラベル1の矩形データに対し画素数は1加算して計2画
素となり、矩形ラベルは変わらず1のままで、矩形座標
は終点のみを(Xa,Ya)から(Xa,Yc)へと更
新する(始点の座標は変わらない)。
【0019】次の画素Dは画素Cと左から連続している
のでラベル1を付加し、矩形ラベル1の矩形データに対
し画素数は1加算して計3画素となり、矩形ラベルは変
わらず1のままで、矩形座標は終点のみを(Xa,Y
c)から(Xd,Yc)へと更新する(終点のY座標は
変わらない)。この時、画素Dは画素Bとも斜めに連続
しており、画素Cから連続して来ているので画素Bのラ
ベルをラベル2からラベル1へと変更し、矩形ラベル1
の矩形データに対し、矩形ラベル2の画素数を加算して
計4画素とし、矩形ラベルは変わらず1のままで、矩形
座標は画素A,B,C,Dをすべて含むように終点のみ
を(Xd,Yc)から(Xb,Yd)へと更新する。矩
形ラベル2の矩形データについては矩形ラベルを0とし
て無効とする。
【0020】以上のようにして2行目が終了したら3行
目に移る。
【0021】3行目の最初の画素Eは画素Cと斜めに連
続しているので画素ラベル1を付加し、矩形ラベル1の
矩形データに対し画素数は1加算して計5画素となり、
矩形ラベルは変わらず1のままで、矩形座標は始点を
(Xa,Ya)から(Xe,Ya)へ、および終点を
(Xb,Yd)から(Xb,Ye)へと更新する。すな
わち、このときの記憶部103上の図4の矩形データ
は、矩形ラベルが1、始点座標が(Xe,Ya)、終点
座標が(Xb,Ye)、画素ラベルが1および画素数が
5となる。
【0022】以下同様にして、全間引き画素に対しラベ
リングと矩形のかたどりを行う。
【0023】 ステップS204 上述のラベリングと矩形のかたどりの後、次にセパレー
タ等検出部108において、文字部分(本文)に該当す
る矩形、図形または写真、表等に該当する矩形、セパレ
ータに該当する矩形等を、上記の矩形の幅W、高さH、
面積S、面積に対する画素の数すなわち画素密度D(こ
れら矩形データを用いて計算することにより容易に求ま
る)を用いて区別する。以下にこの処理の詳細を図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0024】セパレータは、幅Wが閾値Tw1以下でか
つ高さHが幅Wの閾値Tw2倍以上(ステップS50
3)、もしくは幅Wが閾値Tw1より大きくかつ高さH
が幅Wの閾値Tw3倍以上(ステップS504)であれ
ば、縦長セパレータとして記憶部103上の矩形ラベル
を−3として統一し、矩形を構成する画素ラベルは矩形
ラベルとは別にそのまま現在のラベル番号を保持してお
く(ステップS514)。
【0025】また、幅と高さを入れ替えたものも上記と
同様にして判定し(ステップS505,S506)、該
当する場合は横長セパレータとして矩形ラベルを−3に
変更する。
【0026】次に、図6に示すように、ステップS50
3〜S506までが否定判定となり、画素密度Dが閾値
Td1以下の時(ステップS507)は、カギ型などの
変形セパレータと見なして矩形ラベルを−3に変更する
(ステップS514)。
【0027】また、ステップS507が否定となった
が、面積Sが閾値Ts1よりも大きい時(ステップS5
08)は、画素密度Dが閾値Td2未満(ステップS5
09)ならば、表と見なして矩形ラベルを−4に変更し
(ステップS515)、画素密度Dが閾値Td2以上な
らば図形または写真とみなして矩形ラベルを−5に変更
する(ステップS516)。
【0028】また、面積Sが閾値Ts1以下でかつ閾値
Ts2以上の時(ステップS510)の画素密度Dが閾
値Td3以上(ステップS511)の矩形や、幅Wおよ
び高さHが共に閾値Tw4以上でかつ画素密度Dが閾値
Td5以上の時(ステップS513)の矩形も図形また
は写真とみなして矩形ラベルを−5に変更する(ステッ
プS516)。
【0029】さらに、面積Sが閾値Ts1以下でかつ閾
値Ts2以上の時(ステップS510)で、画素密度D
が閾値Td4未満(ステップS512)の矩形を表とみ
なし、矩形ラベルを−4に変更する(ステップS51
5)。
【0030】以上のようにして、図形または写真、表等
に該当する矩形、セパレータに該当する矩形等を検出
し、残った矩形を本文(文字部分)として矩形ラベルは
そのまま画素ラベルと同一にしておく(ステップS51
7)。図6は面積Sと画素密度Dにおける上述の閾値と
セパレータ等の区分の関係を示すものである。
【0031】 ステップS205 次に、組方向検出部109において、縦書き・横書き等
の文章の組方向を検出する。この処理を図7のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0032】横書きの文章の場合、本文として残った矩
形は横方向に間引いた画素が連続して横長の矩形になり
やすく、縦書き文章であれば、本文として残った矩形は
縦長になりやすい。そこで、組方向検出部109におい
て、本文の矩形の幅Wと高さHの平均値を算出し(ステ
ップS701)、平均幅Wが平均高さhよりも大きい場
合は横書きの多い章とみなし、平均高さhを1文字の文
字サイズとする(ステップS702,S703)。逆に
平均高さhが平均幅Wよりも大きい場合は縦書きの多い
文章とみなし、平均幅wを1文字の文字サイズとする
(ステップS702,S710)。
【0033】次に、図8に示すように、組方向とは逆方
向に矩形のヒストグラムを取り(ステップS704,S
711)、周辺分布の形状から閾値Tk以下の場所を段
落の分かれ目とし(ステップS705,S712)、段
落ごとに組方向と同じ方向に矩形のヒストグラムを取っ
て(ステップS708,S715)、周辺分布の形状か
ら黒画素の連続の長さをその段落内文字の文字サイズと
し、白画素の連続の長さを行ピッチとして検出する(ス
テップS709,S7116)。この検出処理を段落が
終わるまで繰り返す(ステップS706,S713)。
【0034】 ステップS206 次に、見出し類検出部110において、組方向と文字サ
イズから見出し類を検出する。図9のフローチャートに
示すように、縦書きの場合を例に取ると、本文矩形の中
から矩形の幅Wが文字サイズwの閾値Tm1倍以上大き
い矩形を見出し矩形の候補として検出する(ステップS
905)。さらに、矩形の高さHが文字サイズwの閾値
Tm2倍よりも小さい場合は(ステップS906)、横
書きの文字が連続したものとみなし、見出し類とする
(ステップS908)。
【0035】また、以上のようにして矩形の大きさから
見出しとした矩形の中には本文の文字が結合してしまっ
たものを含む場合があるので、本文矩形と見出し矩形の
距離が閾値T1よりも近いもの(ステップS907)で
は、見出し類から本文に訂正する(ステップS90
9)。
【0036】さらに上記の処理によって残った本文矩形
の中で、文字サイズwの範囲に本文および見出し類の矩
形がないものを孤立した矩形として見出しとする(ステ
ップS910〜S913)。
【0037】 ステップS207 次に、矩形の合併部111において、何の関連もなくば
らばらに存在したままの本文に該当する矩形および見出
し類の矩形を合併する。
【0038】図10に例を示すと、矩形A1と矩形Bと
の合併を考えるとすると、矩形A1に対してX方向に対
してPx、Y方向に対してPyだけ拡張した仮想矩形A
1′を考え、A1′に対してその周囲に接触あるいは内
包する矩形があるか否かをサーチし、矩形Bのように接
触していれば矩形A1と矩形Bを合併して新しく合併矩
形A2を作成し、矩形A1の矩形データを更新すること
で記憶し、矩形Bのデータは無効とする。ただし、この
時Px,Pyは文字サイズと行ピッチから求めた値であ
り、また矩形を合併してできた矩形が図形や表やセパレ
ータ等と接触する場合は、合併すること自体を無効とし
て元の矩形のままとしておく。
【0039】このようにして、最初に見出し類同士を合
併し、次に本文矩形同志を合併していく。この時、本文
同志の合併では、図形や表やセパレータとの接触だけで
なく見出し類との接触も避けるようにし、見出し類と接
触するようであれば、合併自体を無効として元の矩形の
ままとしておく。
【0040】 ステップS208 最後に、以上のようにして求めた各種領域の矩形データ
を画像データと共に出力部104から外部へ出力する。
【0041】<他の実施例>上述の図2のステップS2
01の画像入力の際に、多値であるか否かを判断して、
2値画像に変換することで、入力画像がカラー等の多値
画像であっても領域分割処理は可能である。
【0042】また、ステップS202の画像間引き処理
において、入力画像の画素数が処理速度を損なわない程
度に十分に少なければ、この画像間引き処理を省略する
ことも可能である。
【0043】また、ステップS204のセパレータ等の
検出において、セパレータの縦・横違いや、図形や表等
求める時の閾値の違いなどで矩形ラベルを区別すること
で、さらに詳細な領域属性の分類を行うことも可能であ
る。
【0044】また、同じくステップS204のセパレー
タ等の検出において、最初から文章のみなどのように特
定の属性の画像しか入力しない場合には、このセパレー
タ等の検出処理を省略することも可能である。
【0045】また、ステップS205の組方向の検出に
おいて、平均幅、平均高さを求める代わりに、それぞれ
の最多値を求めることによって代替えすることができ
る。
【0046】また、同じくステップS205の組方向の
検出において、段落ごとに組方向を再度確認すれば、縦
書き文章と横書き文章が混在の原稿にも正確に処理を行
うことができる。
【0047】また、同じくステップS205の組方向の
検出において、最初から一定の組方向の文章しか入力し
ないならば、組方向を固定値とすることでこの検出処理
を代替えすることができる。
【0048】また、ステップS206の見出し類検出に
おいて、最初から見出し類のない画像しか入力しないな
らば、この検出処理を省略することも可能である。
【0049】また、ステップS207の矩形の合併にお
いて、図11に示すように、セパレータ等の矩形と接触
した場合に、さらに実際の間引いた画素とも接触してい
るか否かを確認し、接触していなければ合併を実行する
ことで、傾斜した画像にも対処できる。
【0050】また、同じくステップS207の矩形の合
併において、画像の間引き処理を省略できるような画素
数の少ない画像のときは、この合併処理を省略すること
も可能である。
【0051】また、ステップS208の最後の出力の際
に、各種領域の矩形データを参照して、必要な領域の画
像データのみを出力することも可能であり、これにより
記憶領域のさらなる縮小や、処理時間のさらなる短縮が
図れる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力画像の間引き後にさらにラベリングを用いて矩形デ
ータに変換して文字領域、図形または写真、表、セパレ
ータ、見出し類等の領域に分割するようにしたので、既
存の電子部品、回路等の変更無しに、処理時間の短
縮、記憶領域等の小規模化、複雑な領域構成の分割
精度の向上等が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像処理装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の領域分割の画像処理手順の
全体を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例のラベリング処理の一例を示
す説明図である。
【図4】本発明の一実施例の記憶部上の矩形データの構
造を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例のセパレータ等検出部の処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の矩形(領域)の属性の密度
Dと面積Sでの切り分けを示す説明図である。
【図7】本発明の一実施例の組方向検出部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の段落の検出処理の一例を示
す説明図である。
【図9】本発明の一実施例の見出し類検出部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例の矩形の合併処理の一例を
示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施例のセパレータ矩形の合併
処理の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 入力部 102 演算処理部(CPU) 103 記憶部 104 出力部 105 領域分割部 106 画像間引き部 107 ラベリング部 108 セパレータ等検出部 109 組方向検出部 110 見出し類検出部 111 矩形の合併部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、 該画像入力手段からの入力画像に対し縦mドット、横n
    ドットの論理和をとって新たにmXn画素を1画素に間
    引く画像間引き手段と、 該画像間引き手段で間引かれた画像の黒画素に対し1行
    ずつラベルを付加し、上下・左右・斜めで連続している
    画素には同一ラベルを付け、同時に矩形をかたどってい
    くラベリング手段と、 該ラベリング手段でラベル付けされた前記矩形の幅、高
    さ、面積、面積に対する画素の数すなわち画素密度を用
    いて文章部分に該当する矩形、図形または写真に該当す
    る矩形、表に該当する矩形、セパレータに該当する矩形
    等を区別するセパレータ等検出手段とを具備し、該セパ
    レータ等検出手段の検出結果に基づいて前記入力画像の
    領域分割を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記セパレータ等検出手段により区分さ
    れた文章部分に該当する矩形の幅と高さの比較から縦書
    き文章か横書き文章かを推定する組方向検出手段と、 該組方向検出手段で判定された組方向と文字サイズを用
    いて見出し類を検出する見出し類検出手段と、 本来の矩形の大きさを拡張した仮想矩形を用いて矩形の
    合併を行う矩形合併手段とをさらに有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
JP4243252A 1992-09-11 1992-09-11 画像処理装置 Pending JPH0696275A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0830725A (ja) * 1994-07-20 1996-02-02 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH08181837A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Nec Corp ファクシミリ装置および画像信号の文字認識方法
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