JPH069620Y2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH069620Y2
JPH069620Y2 JP1985182776U JP18277685U JPH069620Y2 JP H069620 Y2 JPH069620 Y2 JP H069620Y2 JP 1985182776 U JP1985182776 U JP 1985182776U JP 18277685 U JP18277685 U JP 18277685U JP H069620 Y2 JPH069620 Y2 JP H069620Y2
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雅喜 和泉
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、主としてセクタ走査型の超音波診断装置に関
する。
(ロ)従来技術とその問題点 従来のこの種の装置では、超音波ビームを扇状にセクタ
走査しつつ送受波を行ない、これにより得られたエコー
信号を画像メモリに記憶する。そして、画像メモリに記
憶されたエコー信号データを画像データとしてTV同期
信号に同期してTV走査速度で読み出し、これをTVモ
ニタに表示するようにしている。この場合、画像メモリ
には、第3図に示すように、エコー信号データが超音波
のセクタ走査に対応して扇状に書き込まれる。一方、画
像メモリからエコー信号データを読み出す場合には、T
V走査方向に従ってたとえば水平方向に読み出される。
ところで、エコー信号データを超音波の各セクタ走査線
ごとに画像メモリに書き込んだ場合には、セクタ走査線
間でデータが書き込まれない空ピクセルが存在すること
になる。その空ピクセルは、扇の裾の部分ほど多い傾向
を示す。したがって、このような空ピクセルを多く含む
エコー信号データをそのまま読み出してTVモニタに表
示したときには、いわゆるモアレパターンが現われて画
像が見ずらくなる。そのため、従来は、画像メモリから
読み出したエコー信号データに基づいてセクタ走査線間
を補間する補間回路を設け、この補間回路で作成した補
間データをエコー信号データとともにTVモニタに出力
するようにしている。
その際の補間は、第4図に示すように、セクタ走査線の
方向に沿ってその送受波点oから等距離にあるエコー信
号データDn、Dn+1相互間で行なうのがデータの関連
性があり忠実度の高い補間画像が得られる点から本来好
ましいが、そのためには、回路構成が極めて複雑にな
る。そのため、従来は、TV走査方向に沿う前後のエコ
ー信号データDn′、Dn+1′相互間を加算平均して補
間を行なっている。
ところが、このような補間は、回路構成が簡単となるも
のの、データDn′、Dn+1′相互間の関連性が希薄と
なるので補間画像の忠実度が低くくなり、表示画像の輝
度の移り変わりが不連続となって画質が損なわれてい
た。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、従来の欠点を相補するように、比較的簡単な回路構
成で、かつ、忠実度の高い補間処理が行なえて、良好な
画質のセクタ走査画像が表示できるようにすることを目
的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するために、超音波をセク
タ走査して得られるディジタル化されたエコー信号デー
タを記憶する画像メモリと、この画像メモリの内容をT
V走査速度で読みだして表示する超音波診断装置におい
て、 前記画像メモリのエコー信号入力側の前段に、画像メモ
リに記憶される前のエコー信号のセクタ走査線1本分に
相当するデータを記憶する少なくとも2つの第1、第2
のラインバッファメモリと、これらのラインバッファメ
モリの内の一方のラインバッファメモリから読み出され
たエコー信号の前回データと他方のラインバッファメモ
リに記憶される今回データとを平均化する平均化回路
と、 前記平均化回路からの平均化データと、トランスジュー
サ側からのエコー信号データとを交互に選択して出力す
る選択回路と、 前記選択回路で選択されて出力されるデータを画像デー
タとして記憶する前記画像メモリと、 前記画像メモリからTV走査速度で読み出される画像デ
ータが入力されるもので、かつ、前記画像メモリからの
前記両エコー信号データのうち、一方のエコー信号デー
タと平均化データとを加算平均して両データの相互間、
および他方のエコー信号データと平均化データとを加算
平均して両データの相互間をTV走査方向に沿ってそれ
ぞれ補間する補間回路とを備え、前記補間回路による補
間データと前記平均化データと前記エコー信号データと
をTVモニタに出力することを特徴としている。
(ニ)作用 本考案では、超音波をセクタ走査して得られたエコー信
号は、画像メモリに記憶される前に、まず、一方のライ
ンバッファメモリにセクタ走査線1本分に相当するデー
タ量が記憶される。このとき、他のラインバッファメモ
リからは、既に記憶されているセクタ走査線1本分に相
当するエコー信号の前回データが順次読み出される。そ
して、この前回データと、現在一方のラインバッファメ
モリに格納されつつあるエコー信号の今回データとが平
均化回路に共通に入力される。平均化回路は、今回デー
タと前回データとを平均化する。平均化回路から出力さ
れる平均化データと前記今回データとは選択回路で交互
に選択され、選択されたデータが画像メモリに記憶され
る。したがって、画像メモリには、セクタ走査線の方向
に沿ってエコー信号の今回データと平均化データとが交
互に記憶されることになる。そして、画像メモリからT
V走査速度で読み出されたこれらのデータは、補間回路
でセクタ走査線間をTV走査方向に沿って補間され、こ
れらの補間データがエコー信号データおよび平均化デー
タとともにTVモニタに出力される。
このように、本考案の超音波診断装置では、画像メモリ
にセクタ走査により得られたエコー信号データを書き込
む前に、これらのエコー信号データに基づいて、相互に
データの関連性があり忠実度の高い補間データを作成
し、この補間データをエコー信号データとともに画像メ
モリに書き込む。そして、画像メモリからTV走査速度
で読み出されたこれらのデータは、従来と同様に、補間
回路でTV走査方向に沿う前後のデータ相互間が加算平
均されて補間が行なわれる。
(ホ)実施例 第1図は、本考案の実施例に係る超音波診断装置のブロ
ック図である。同図において、符号1は超音波診断装置
の全体を示し、2は超音波を被検体に向けてセクタ走査
するトランスジューサ、4はトランスジューサ2を励振
する駆動パルスを出力するとともに、トランスジューサ
2からのエコー信号を増幅、検波する送受波回路であ
る。6は送受波回路4からのエコー信号デジタル化する
A/Dコンバータである。
この実施例の特徴は、後述の画像メモリ22のエコー信
号入力側の前段に、エコー信号のセクタ走査線1本分に
相当するデータを記憶する第1、第2ラインバッファメ
モリ8、10、A/Dコンバータ6と第1、第2ライン
バッファメモリ8、10との接続を切り換える第1切換
回路14、第1、第2ラインバッファメモリ8、10か
ら読み出されたエコー信号データ出力を選択する第2切
換回路16、第1ラインバッファメモリ8あるいは第2
ラインバッファメモリ10から読み出されたエコー信号
の前回データと第1あるいは第2ラインバッファメモリ
8、10に格納されるエコー信号の今回データとを平均
化する平均化回路18および平均化回路18から出力さ
れる平均化データと前記今回データとを選択して出力す
る選択回路20が設けられていることである。なお、第
1切換回路14が第1ラインバッファメモリ8に接続さ
れた場合には、第2切換回路16は第2ラインバッファ
メモリ10に接続され、逆に、第1切換回路14が第2
ラインバッファメモリ10に接続された場合には、第2
切換回路16は第1ラインバッファメモリ8に接続され
る。
22はエコー信号データを画像データとして記憶する画
像メモリ、24は画像メモリ22からTV走査速度で読
み出されたエコー信号データに基づいてセクタ走査線間
を補間する補間データを作成する補間回路、26はD/
Aコンバータ、28はTV同期信号の発生回路、30は
TV同期信号にD/Aコンバータ26の出力を重畳する
加算回路、32はTVモニタ、34は前記第1、第2切
換回路14、16と選択回路20の動作および画像メモ
リ22へのエコー信号データの書き込み、読み出し動作
をそれぞれ制御する制御回路である。
次に、この実施例の超音波診断装置におけるセクタ走査
による断層像の表示動作について説明する。
まず、トランスジューサ2で超音波ビームをセクタ走査
しつつ超音波を送受波すると、トランスジューサ2から
は受波した超音波エコーに対応したエコー信号が出力さ
れるので、このエコー信号を送受波回路4で増幅、検波
し、これをさらにA/Dコンバータ6でデジタル化した
後、第1切換回路14、平均化回路18および選択回路
20にそれぞれ送出する。
第1切換回路14は制御回路34から与えられる制御信
号によって超音波走査線1本分のエコー信号データが入
力されるたびに第1、第2ラインバッファメモリ8、1
0の接続を交互に切り換える。したがって、たとえば、
第1切換回路14が第1ラインバッファメモリ8に接続
されている場合には、第1ラインバッファメモリ8に超
音波走査線1本分のエコー信号データが記憶される。こ
のとき、第2切換回路16は第2ラインバッファメモリ
10に接続されているので、第2ラインバッフアメモリ
10から既に記憶されているセクタ走査線1本分に相当
するエコー信号の前回データが順次読み出される。そし
て、この前回データと、第1ラインバッファメモリ8に
格納されつつあるエコー信号の今回データとが平均化回
路18に共通に入力されるので、平均化回路18は、今
回データと前回データとを平均化する。すなわち、平均
化回路18によって、第2図に示すように、送受波点o
から等距離にあるデータDn、Dn+1相互間が平均化さ
れることにより両データ間を補間する平均化データDm
が得られる。
平均化回路18で得られた平均化データとA/Dコンバ
ータ6でデジタル化された今回データとは選択回路20
で交互に選択され、選択されたデータが画像メモリ22
に記憶される。したがって、画像メモリ22には、セク
タ走査線の方向に沿ってエコー信号の今回データと平均
化データとが順次書き込まれることになる。
そして、画像メモリからTV走査速度で読み出されたこ
れらのデータは、次段の補間回路24に与えられる。補
間回路24は、第2図に示すように、セクタ走査線に対
応して得られたエコー信号データDn′、Dn+1′と平
均化回路18で得られた平均化データDmとに基づい
て、これらのデータ相互間をTV走査方向に沿って補間
して補間データDa、Dbを作成する。補間回路24で
得られた補間データは、エコー信号データおよび平均化
データとともにD/Aコンバータ26でアナログ化され
た後、加算回路30でTV同期信号に重畳されてTVモ
ニタ32に出力される。
したがって、TVモニタ32に出力されるデータは、画
像メモリ22に記憶される前後でそれぞれ補間処理が行
なわれるので、全体的にデータ量が多くなり、画面上に
モアレパターンは現われない。
なお、この実施例では、第1、第2ランインバッファメ
モリ8、10を一段だけ設けているが、複数段に渡って
設けることもできる。この場合には、超音波走査線間を
補間する平均化データが複数本得られるので、一層忠実
度の高い補間データが得られるようになる。
また、旧データの読み出しと新データの書き込みとを同
時に行なうことにより、第1、第2切換回路14、16
を省略し、第1、第2ラインバッファメモリ8、10を
一つのラインバッファメモリにすることもできる。
(ヘ)効果 以上のように本考案によれば、画像メモリにセクタ走査
により得られたエコー信号を書き込む前に、セクタ走査
線の方向に沿った送受波点から等距離にあるエコー信号
データ相互間で平均化処理行なってデータの関連性があ
り忠実度の高い補間データを作成し、この補間データを
エコー信号データとともに画像メモリに書き込んだ後、
さらに、補間回路でこの画像メモリからTV走査速度で
読み出されたTV走査方向に沿う前後のデータ相互間を
加算平均して補間を行なうので、従来の欠点が相補わ
れ、比較的簡単な回路構成でもって忠実度の高い補間処
理が行なえて、良好な画質のセクタ走査画像が表示でき
るようになる等の優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る超音波診断装置のブロッ
ク図、第2図はこの装置における補間データの作成方法
の説明図、第3図は画像メモリに対するエコー信号デー
タの書き込み、読み出し動作の説明図、第4図は従来の
補間方法の説明図である。 1……超音波診断装置、8、10……第1、第2ライン
バッファメモリ、18……平均化回路、20……選択回
路、22……画像メモリ、24……補間回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波をセクタ走査して得られるディジタ
    ル化されたエコー信号データを記憶する画像メモリと、
    この画像メモリの内容をTV走査速度で読みだして表示
    する超音波診断装置において、 前記画像メモリのエコー信号入力側の前段に、画像メモ
    リに記憶される前のエコー信号のセクタ走査線1本分に
    相当するデータを記憶する少なくとも2つの第1、第2
    のラインバッファメモリと、これらのラインバッファメ
    モリの内の一方のラインバッファメモリから読み出され
    たエコー信号の前回データと他方のラインバッファメモ
    リに記憶される今回データとを平均化する平均化回路
    と、 前記平均化回路からの平均化データと、トランスジュー
    サ側からのエコー信号データとを交互に選択して出力す
    る選択回路と、 前記選択回路で選択されて出力されるデータを画像デー
    タとして記憶する前記画像メモリと、 前記画像メモリからTV走査速度で読み出される画像デ
    ータが入力されるもので、かつ、前記画像メモリからの
    前記両エコー信号データのうち、一方のエコー信号デー
    タと平均化データとを加算平均して両データの相互間、
    および他方のエコー信号データと平均化データとを加算
    平均して両データの相互間をTV走査方向に沿ってそれ
    ぞれ補間する補間回路とを備え、前記補間回路による補
    間データと前記平均化データと前記エコー信号データと
    をTVモニタに出力することを特徴とする超音波診断装
    置。
JP1985182776U 1985-11-27 1985-11-27 超音波診断装置 Expired - Lifetime JPH069620Y2 (ja)

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JPS62113514U JPS62113514U (ja) 1987-07-20
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JPH07109624B2 (ja) * 1990-07-30 1995-11-22 株式会社島津製作所 超音波診断装置
JP5797084B2 (ja) * 2011-10-26 2015-10-21 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5412186A (en) * 1977-06-30 1979-01-29 Shimadzu Corp Ultrasonic wave diagnosing device

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JPS62113514U (ja) 1987-07-20

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