JPH0694536A - 熱画像検出装置 - Google Patents
熱画像検出装置Info
- Publication number
- JPH0694536A JPH0694536A JP4247471A JP24747192A JPH0694536A JP H0694536 A JPH0694536 A JP H0694536A JP 4247471 A JP4247471 A JP 4247471A JP 24747192 A JP24747192 A JP 24747192A JP H0694536 A JPH0694536 A JP H0694536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal image
- pyroelectric
- monitor
- detecting elements
- type heat
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 4
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、直線上に１次元に配置した複数の
焦電型熱検出素子群を用いて小型かつ簡単なシステムで
２次元熱画像を得、前記２次元熱画像をモニターするこ
とを目的とする。 【構成】 １次元に配列された焦電型熱検出素子群３を
内蔵する熱画像検出装置２が２次元熱画像を検出し、モ
ニター接続端子４に接続したモニター５に映し出す。
焦電型熱検出素子群を用いて小型かつ簡単なシステムで
２次元熱画像を得、前記２次元熱画像をモニターするこ
とを目的とする。 【構成】 １次元に配列された焦電型熱検出素子群３を
内蔵する熱画像検出装置２が２次元熱画像を検出し、モ
ニター接続端子４に接続したモニター５に映し出す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭内の居室の温度分布
及び人体の挙動検出など熱画像による輻射温度検出及び
人体挙動検出に関する。
及び人体の挙動検出など熱画像による輻射温度検出及び
人体挙動検出に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、非接触で温度を測定する方式とし
ては量子型赤外線センサによるものと熱型赤外線センサ
があった。量子型赤外線センサは感度が高く、応答は速
いが、冷却が必要であり（−２００℃程度）、民生用に
は不向きである。一方、熱型赤外線センサは比較的感度
は低く、応答速度は低いが冷却が不要のため民生市場で
は実用化されている。
ては量子型赤外線センサによるものと熱型赤外線センサ
があった。量子型赤外線センサは感度が高く、応答は速
いが、冷却が必要であり（−２００℃程度）、民生用に
は不向きである。一方、熱型赤外線センサは比較的感度
は低く、応答速度は低いが冷却が不要のため民生市場で
は実用化されている。
【０００３】熱型赤外線センサの中では焦電効果を利用
した焦電型赤外線センサがよく使われている。焦電型赤
外線センサは微分型変化出力特性を持っており、入射温
度が変化した時のみ出力を発生する。例えば、この焦電
型赤外線センサの前を人体が横切ったとき、焦電型赤外
線センサには人体の放射温度が出現、消滅、出現、消
滅、…という時間入力として入力される。従って、焦電
型赤外線センサの出力はこの時間変化に同期して出力さ
れる。
した焦電型赤外線センサがよく使われている。焦電型赤
外線センサは微分型変化出力特性を持っており、入射温
度が変化した時のみ出力を発生する。例えば、この焦電
型赤外線センサの前を人体が横切ったとき、焦電型赤外
線センサには人体の放射温度が出現、消滅、出現、消
滅、…という時間入力として入力される。従って、焦電
型赤外線センサの出力はこの時間変化に同期して出力さ
れる。
【０００４】また２次元熱画像を得るための手段として
は、焦電型赤外線センサを２次元に配置する方式も考え
られていた。
は、焦電型赤外線センサを２次元に配置する方式も考え
られていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、焦電型
赤外線センサを２次元に配置するとシステムは複雑なも
のとなってしまう。
赤外線センサを２次元に配置するとシステムは複雑なも
のとなってしまう。
【０００６】また、直線上に１次元に配置された焦電型
熱検出素子群を走査する方式によるシステムを構成する
場合、光学系が焦電型熱検出素子群の外部にあると、光
学系は走査範囲全域をカバーしなければならないため、
大きなものにならざるを得ないし、たとえ走査範囲全域
をカバーしても光学軸がずれることにより視野全体の感
度が一様にならない等の問題がある。
熱検出素子群を走査する方式によるシステムを構成する
場合、光学系が焦電型熱検出素子群の外部にあると、光
学系は走査範囲全域をカバーしなければならないため、
大きなものにならざるを得ないし、たとえ走査範囲全域
をカバーしても光学軸がずれることにより視野全体の感
度が一様にならない等の問題がある。
【０００７】本発明は、焦電型赤外線センサを用いて小
型で比較的簡単な構成で２次元熱画像を検出し、前記２
次元熱画像をモニターするシステムを提供するものであ
る。
型で比較的簡単な構成で２次元熱画像を検出し、前記２
次元熱画像をモニターするシステムを提供するものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、直線軸上に１次元に配置された複数の焦電
型熱検出素子群と、前記焦電型熱検出素子群と一体とな
った光学系と、前記直線軸に平行または一定の角度だけ
傾斜した回転軸を持ち、一体となった前記焦電型熱検出
素子群および前記光学系を前記回転軸を中心として回転
させて２次元熱画像を得るものである。
に本発明は、直線軸上に１次元に配置された複数の焦電
型熱検出素子群と、前記焦電型熱検出素子群と一体とな
った光学系と、前記直線軸に平行または一定の角度だけ
傾斜した回転軸を持ち、一体となった前記焦電型熱検出
素子群および前記光学系を前記回転軸を中心として回転
させて２次元熱画像を得るものである。
【０００９】また、本発明は上記２次元熱画像をモニタ
ーするために、熱画像検出装置にモニター装置を装備し
たものである。
ーするために、熱画像検出装置にモニター装置を装備し
たものである。
【００１０】また、本発明は上記２次元熱画像をモニタ
ーするために、熱画像検出装置にモニター接続端子を設
置したものである。
ーするために、熱画像検出装置にモニター接続端子を設
置したものである。
【００１１】
【作用】本発明は、直線上に１次元に配置された複数の
焦電型熱検出素子群と光学系を一体として回転させるこ
とにより、小型かつ簡単な構成の２次元熱画像検出シス
テムを提供するものである。また、前記熱画像検出装置
にモニター装置を設置することにより、熱画像検出状況
をモニターするものである。また、前記熱画像検出装置
にモニター接続端子を設置することにより、外部モニタ
ーを用いて熱画像検出状況をモニターするものである。
焦電型熱検出素子群と光学系を一体として回転させるこ
とにより、小型かつ簡単な構成の２次元熱画像検出シス
テムを提供するものである。また、前記熱画像検出装置
にモニター装置を設置することにより、熱画像検出状況
をモニターするものである。また、前記熱画像検出装置
にモニター接続端子を設置することにより、外部モニタ
ーを用いて熱画像検出状況をモニターするものである。
【００１２】
【実施例】本発明の一実施例について図１〜図４を用い
て説明する。
て説明する。
【００１３】図１は、本発明の一実施例の実施図であ
る。同図において、１はエアコン室内機本体である。熱
画像検出装置２はエアコン室内機本体１に組み込まれて
おり、室内の温度分布、人体の挙動等を検出する。熱画
像検出装置２には焦電型熱検出素子群３が内蔵されてい
る。熱画像検出装置２が検出した２次元熱画像はモニタ
ー接続端子４に接続したモニター５に映し出される。
る。同図において、１はエアコン室内機本体である。熱
画像検出装置２はエアコン室内機本体１に組み込まれて
おり、室内の温度分布、人体の挙動等を検出する。熱画
像検出装置２には焦電型熱検出素子群３が内蔵されてい
る。熱画像検出装置２が検出した２次元熱画像はモニタ
ー接続端子４に接続したモニター５に映し出される。
【００１４】焦電型熱検出素子群３は、例えば図２中３
ａ〜３ｅに示すように直線上に５個の焦電型熱検出素子
が並べられ、垂直方向に視野を５分割するように受け持
っている。６は回転軸である。
ａ〜３ｅに示すように直線上に５個の焦電型熱検出素子
が並べられ、垂直方向に視野を５分割するように受け持
っている。６は回転軸である。
【００１５】図２に示したような縦方向一列に並べられ
た各焦電型熱検出素子（３ａ〜３ｅ）から２次元熱画像
を得る仕組みを図３を用いて説明する。図３（ａ）は検
出する熱画像の立体視野角を表し、図３（ｂ）は検出熱
画像を示す。
た各焦電型熱検出素子（３ａ〜３ｅ）から２次元熱画像
を得る仕組みを図３を用いて説明する。図３（ａ）は検
出する熱画像の立体視野角を表し、図３（ｂ）は検出熱
画像を示す。
【００１６】焦電型熱検出素子群３は、光学レンズおよ
びチョッパ（図示せず）と組み合わせて使用する。
びチョッパ（図示せず）と組み合わせて使用する。
【００１７】水平方向には視野角を狭く設定しており回
転軸６の回転と共に水平方向の視野角を順次移動させ、
順次移動させる毎に焦電型熱検出素子群３が温度を計測
する。
転軸６の回転と共に水平方向の視野角を順次移動させ、
順次移動させる毎に焦電型熱検出素子群３が温度を計測
する。
【００１８】例えば人体７が焦電型熱検出素子群３の前
に立っている場合、図３（ｂ）に示すような２次元の熱
画像が得られる。ここで、斜線部８が検出した人体像で
ある。
に立っている場合、図３（ｂ）に示すような２次元の熱
画像が得られる。ここで、斜線部８が検出した人体像で
ある。
【００１９】また、１次元に配置された焦電型熱検出素
子群３を回転軸６を中心に回転させ、チョッパの開閉に
同期して温度を計測するため、水平方向の出力は図４に
示すようなシリアル出力となり、焦電型熱検出素子群を
２次元に配置した場合と比べてシステムが簡単になる。
子群３を回転軸６を中心に回転させ、チョッパの開閉に
同期して温度を計測するため、水平方向の出力は図４に
示すようなシリアル出力となり、焦電型熱検出素子群を
２次元に配置した場合と比べてシステムが簡単になる。
【００２０】また、熱画像検出装置２にモニター装置５
を装備することにより熱画像検出状況をモニター５に映
し出すことができる。このことにより、例えば、目に見
えない室内の温度分布を映し出すことができ、室温をよ
り快適に制御することができる。
を装備することにより熱画像検出状況をモニター５に映
し出すことができる。このことにより、例えば、目に見
えない室内の温度分布を映し出すことができ、室温をよ
り快適に制御することができる。
【００２１】また、熱画像検出装置２にモニター接続端
子４を設置することにより熱画像検出状況を外部モニタ
ー５に映し出すことができる。例えば、本発明が商品化
された場合、商品説明時にモニターを接続すれば視覚的
に訴えることができ、説明が容易になり説得力も増す。
モニターに故障検出システムを備えれば、モニター接続
端子４にモニターを接続するだけで故障検出ができ、故
障診断が容易になり時間短縮につながる。従って、熱画
像検出装置２にモニター接続端子４を設置することによ
りサービス性が向上する。
子４を設置することにより熱画像検出状況を外部モニタ
ー５に映し出すことができる。例えば、本発明が商品化
された場合、商品説明時にモニターを接続すれば視覚的
に訴えることができ、説明が容易になり説得力も増す。
モニターに故障検出システムを備えれば、モニター接続
端子４にモニターを接続するだけで故障検出ができ、故
障診断が容易になり時間短縮につながる。従って、熱画
像検出装置２にモニター接続端子４を設置することによ
りサービス性が向上する。
【００２２】ここで、熱画像検出装置２を間欠的に走査
した場合、モニター画面は次の入力があるまで保持され
る。
した場合、モニター画面は次の入力があるまで保持され
る。
【００２３】なお、前記実施例は熱画像検出装置をエア
コンに搭載した場合について説明したが、電子レンジや
ビデオカメラ等に搭載しても同等の効果を得ることがで
きる。
コンに搭載した場合について説明したが、電子レンジや
ビデオカメラ等に搭載しても同等の効果を得ることがで
きる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、１次元に配置された焦
電型熱検出素子群と光学系を一体として回転させること
により、小型かつ簡単な構成で２次元熱画像が検出でき
る。また、熱画像検出装置にモニター装置を設置するこ
とにより、室内の温度分布をモニターに映し出すことが
できるようになる。また、熱画像検出装置にモニター接
続端子を設置することにより、熱画像をモニターに映し
出すことができ、サービス性が向上する。
電型熱検出素子群と光学系を一体として回転させること
により、小型かつ簡単な構成で２次元熱画像が検出でき
る。また、熱画像検出装置にモニター装置を設置するこ
とにより、室内の温度分布をモニターに映し出すことが
できるようになる。また、熱画像検出装置にモニター接
続端子を設置することにより、熱画像をモニターに映し
出すことができ、サービス性が向上する。
【図１】本発明の一実施例の構成図
【図２】本発明における熱画像検出手段の一実施例の構
成図
成図
【図３】（ａ）熱画像を得る仕組みの説明図 （ｂ）熱画像を得る仕組みの説明図
【図４】シリアル出力の説明図
１ エアコン室内機本体 ２ 熱画像検出装置 ３ 焦電型熱画像検出素子群 ４ モニター接続端子 ５ モニター ６ 回転軸
Claims (3)
- 【請求項１】 直線上に１次元に配置された複数の焦電
型熱検出素子群と、前記焦電型熱検出素子群と一体とな
った光学系と、前記直線軸に平行または一定の角度だけ
傾斜した回転軸を中心として前記焦電型熱検出素子群と
前記光学系を回転させて２次元画像を得る熱画像検出装
置。 - 【請求項２】 上記熱画像検出装置による熱画像をモニ
ターするためのモニター装置を備えた請求項１記載の熱
画像検出装置を備えた機器。 - 【請求項３】 上記熱画像検出装置による熱画像をモニ
ターするためのモニター接続端子を設置した請求項１記
載の熱画像検出装置を備えた機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247471A JPH0694536A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱画像検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247471A JPH0694536A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱画像検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694536A true JPH0694536A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17163951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4247471A Pending JPH0694536A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱画像検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694536A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011179732A (ja) * | 2010-02-27 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57124981A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | Monitor for infrared ray |
| JPS61173124A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 焦電型熱画像装置 |
| JPH04175623A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱画像検出装置 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4247471A patent/JPH0694536A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57124981A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | Monitor for infrared ray |
| JPS61173124A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 焦電型熱画像装置 |
| JPH04175623A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱画像検出装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011179732A (ja) * | 2010-02-27 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
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