JPH0694241A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH0694241A
JPH0694241A JP24160492A JP24160492A JPH0694241A JP H0694241 A JPH0694241 A JP H0694241A JP 24160492 A JP24160492 A JP 24160492A JP 24160492 A JP24160492 A JP 24160492A JP H0694241 A JPH0694241 A JP H0694241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking chamber
humidifier
heating
electric heater
water droplets
Prior art date
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Pending
Application number
JP24160492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Uno
浩 宇野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0694241A publication Critical patent/JPH0694241A/ja
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  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は家庭電力容量で過熱蒸気と電気ヒー
タの併用運転ができる加熱調理器の提供を目的としてい
る。 【構成】 調理室2内に収納された調理物を高周波加熱
するマイクロ波発生装置3と、オーブン加熱する電気ヒ
ータ4と、調理室2内に微小水滴を送り込む加湿器14
と、これらの運転を任意に組合せ選択できる制御部16
aとから構成され、過熱蒸気と輻射の両方で加熱する場
合には、加湿器で微小水滴を調理室内に送り込むと、電
気ヒータにより100℃以上の過熱蒸気になるため、過
熱蒸気と電気ヒータによる輻射の加熱で種々の特長のあ
る調理ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理室内に収納された調
理物を100℃以上の過熱蒸気で加熱する機能を持つ加
熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱調理器は、図3に示
すように、本体1内には、調理室2が配設され、この調
理室2の右外側にはマイクロ波発生装置3が配設されて
いる。さらに、調理室2の内部にはオーブン加熱用電気
ヒータ4が配設されている。マイクロ波発生装置3が位
置する部屋、すなわち本体1と調理室2との間の電装室
5には電装品が配設され(図示せず)、さらにマイクロ
波発生装置3および電装品を冷却するための送風機6が
配設されている。電装室5には、また、この送風機6の
吸気口7、送風の一部を調理室2内に導入する吸気ダク
ト8が配設され調理室2にはこれと接続して送風口9が
配設されている。そして、調理室2の左側面には送風の
排出口10が配設され、これに接続して送風を本体1外
に排出する排出ダクト11が配設されている。さらに調
理室2の左側面には、蒸気加熱用の蒸気発生器12が配
設され、それと接続して蒸気注入口13が配設されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、次のような問題を有していた。すなわ
ち、蒸気発生器12で発生した蒸気を調理室2内に注入
し、さらに電気ヒータ4も併用運転して注入された蒸気
を100℃以上の過熱蒸気にし、過熱蒸気と電気ヒータ
4の輻射の両方を用いてオーブン加熱をすると、電気ヒ
ータ4のみによるオーブン加熱に比べ、種々の特長のあ
る調理ができることがわかっている。しかし、蒸気発生
器12で蒸気を注入しても排出口10と送風口9から蒸
気が外部へ流出するため、調理室2内に必要蒸気量を確
保するには蒸気を多く発生させねばならず通常1000
W程度の電力を要していた。また、電気ヒータ4も通
常、1000W程度の電力を要するため合計2000W
程度になり、一般家庭の電気コンセントの容量15アン
ペアーを越えるため、この容量内での併用運転は難しか
った。
【0004】そこで、本発明は一般家庭の電力容量であ
る1500W内で過熱蒸気と電気ヒータ4による輻射の
併用運転で、種々の特長のある調理ができる加熱調理器
の提供を第1の目的としている。
【0005】第2の目的は消費電力が小さく応答性のよ
い加湿器を得ることにある。また、第3の目的は調理室
から外部への流出蒸気量を減少させ、必要作成蒸気量も
低減し、家庭電力容量内でより効率よく過熱蒸気と電気
ヒータによる輻射の併用運転を行うことを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の加熱調理器は下記構成とした。すなわち、前
記第1の目的を達成するために調理室内に微小水滴を送
り込む加湿器を設ける構成としたものである。
【0007】また、第2の目的を達成するために、超音
波により微小水滴を作成する加湿器を用いたものであ
る。
【0008】また、第3の目的を達成するために本発明
は、送風口および排出口を開放もしくは閉鎖するダンパ
と、マイクロ波発生装置の運転時はダンパを開放させ、
電気ヒータと加湿器の併用運転時は閉鎖させる制御部と
を設けた構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明の加熱調理器は前記構成により、過熱蒸
気と電気ヒータの輻射の両方で加熱する場合には、電気
ヒータで調理室内を100℃以上に上昇させるととも
に、加湿器で微小水滴を調理室内に送り込むと、微小水
滴も電気ヒータの輻射および調理室内空気で加熱され、
100℃以上の過熱蒸気になり家庭の電力容量内で過熱
蒸気と電気ヒータによる輻射の加熱で種々の特長のある
調理ができる。
【0010】また、超音波により微小水滴を作成する加
湿器を用いることで水滴作成の応答性がよく、さらに電
力も小さくてよい。
【0011】さらに、過熱蒸気と電気ヒータの輻射の両
方で加熱する場合には、加湿器で調理室内に送り込まれ
た微小水滴が、電気ヒータの輻射と調理室内空気で加熱
されて100℃以上の過熱蒸気になるが、制御部が送風
口および排出口をダンパで閉鎖するため、調理室外に流
出しない。そこで必要作成蒸気量とそれに伴う電力がよ
り低減でき、家庭電力容量内で効率よく過熱蒸気と電気
ヒータによる輻射の併用加熱ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1において、14は加湿器である。15
は加湿注入口で加湿器14と接続して調理室2に設けら
れている。16aは制御部でマイクロ波発生装置3、電
気ヒータ4、加湿器14を選択運転させるものである。
【0014】次にこの一実施例の構成における作用を説
明する。過熱蒸気と電気ヒータ4の輻射の両方を用いて
オーブン加熱をする場合について説明する。制御部16
aは電気ヒータ4と加湿器14とを運転させる。電気ヒ
ータ4により調理室2内は100℃以上に上昇する。加
湿器14で作られた微小水滴が加湿注入口15より調理
室2内に送り込まれると、電気ヒータ4の輻射および調
理室2内の空気で加熱され100℃以上の過熱蒸気にな
る。そこで調理物は過熱蒸気と電気ヒータによる輻射の
加熱で種々の特長のある調理が出来ることになる。ま
た、加湿器14は微小水滴を作るだけなので、水蒸気発
生装置のような高電力を必要とせず通常50w以下程度
でよい。そこで電気ヒータ4の電力と合計しても家庭の
電力容量内に納めることができる。
【0015】次に加湿器14に超音波を用いた実施例を
説明する。加湿器14で超音波を用いて微小水滴を作成
すると水滴作成の応答性がよく、さらに電力も小さくて
よい。
【0016】次に、図2に示す実施例について説明す
る。17はダンパであり送風口9および排出口10を開
放もしくは閉鎖する。16bは制御部であり、マイクロ
波発生装置3の運転時はダンパ17を開放させ、電気ヒ
ータ4と加湿器14の併用運転時はダンパ17を閉鎖さ
せる。
【0017】上記構成において、マイクロ波加熱による
マイクロ波発生装置3の運転時についてまず説明する。
制御部16bがダンパ17を開放させ、送風機6により
マイクロ波発生装置3および電装品を冷却した送風が吸
気ダクト8、送風口9より調理室2内に流入して熱の効
率的運転が行なわれる。
【0018】次に過熱蒸気と電気ヒータ4の輻射の両方
を用いてオーブン加熱をする場合について説明する。制
御部16bがダンパ17を閉鎖させ、調理室2の送風口
9と排出口10を調理室2の外部と遮断する。そして、
電気ヒータ4と加湿器14を運転する。次に加湿器14
で発生した微小水滴は加湿注入口15から調理室2内に
注入する。この時、電気ヒータ4により調理室2は10
0℃以上になっているため、微小水滴も100℃以上の
過熱蒸気になる。調理物はこの過熱蒸気と電気ヒータ4
の輻射の両方で加熱され、種々の特長のある調理ができ
る。この場合、過熱蒸気は調理室2に閉じこめられるた
め、必要量は少なくてよい。当然、加湿器14の電力も
少なくてよい。通常、50w以下でよい。したがって、
電気ヒータ4は1000w程度であるから、一般家庭の
電力容量である1500wにおさめることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、調理室内に微小
水滴を送り込む加湿器を設けたことにより、過熱蒸気と
電気ヒータの輻射の両方で調理物を加熱する場合には、
電気ヒータで調理室内を100℃以上に上昇させ、加湿
器で微小水滴を送り込むと、微小水滴が100℃以上の
過熱蒸気になり、過熱蒸気と輻射の両方の加熱ができる
が、蒸気を発生させるのでなく微小水滴を作るため、加
湿器の電力は少なくてすみ、一般家庭の電力容量でおさ
めることができ、種々の特長のある調理ができる。
【0020】また本発明は、加湿器が超音波を用いて微
小水滴を作成するため、水滴作成の応答性がよく、さら
に電力も小さくてよい。
【0021】さらに本発明は、送風口および排出口を開
放もしくは閉鎖するダンパと、マイクロ波発生装置の運
転時はダンパを開放させ、電気ヒータと加湿器の併用運
転時は閉鎖させる制御部とを設けた構成としたため、過
熱蒸気と輻射の両方でオーブン加熱をする場合、加湿器
から注入された微小水滴は過熱蒸気になるが、ダンパで
送風口と排出口を閉鎖しているため、過熱蒸気は従来の
ように調理室外に流出せずに閉じこめられる。そこで必
要加湿量は少なくてよい。当然、加湿器の電力も少なく
なり、通常、50w以下でよい。そこで、電気ヒータは
1000w程度であるから、一般家庭の電力容量である
1500wにおさめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加熱調理器の断面図
【図2】本発明の他の実施例の加熱調理器の断面図
【図3】従来の加熱調理器の断面図
【符号の説明】
2 調理室 3 マイクロ波発生装置 4 電気ヒータ 9 送風口 10 排出口 14 加湿器 16a 制御部 16b 制御部 17 ダンパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理室と、この調理室内に収納された調理
    物を高周波加熱するマイクロ波発生装置と、前記調理室
    内に収納された調理物をオーブン加熱する電気ヒータ
    と、前記調理室内に微小水滴を送り込む加湿器と、前記
    マイクロ波発生装置、前記電気ヒータおよび前記加湿器
    の運転を任意に組合せ選択できる制御部とからなる加熱
    調理器。
  2. 【請求項2】加湿器は超音波を用いて微小水滴を発生さ
    せる請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】前記マイクロ波発生装置を冷却した風を前
    記調理室内に導入、排出するために前記調理室に設けら
    れた送風口および排出口と、この送風口および排出口を
    開放もしくは閉鎖するダンパとを有し、前記マイクロ波
    発生装置の運転時は前記ダンパを開放させ、前記電気ヒ
    ータおよび前記加湿器の併用運転時は前記ダンパを閉鎖
    させる制御部とを設けた請求項1記載の加熱調理器。
JP24160492A 1992-09-10 1992-09-10 加熱調理器 Pending JPH0694241A (ja)

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JP24160492A JPH0694241A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 加熱調理器

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JP24160492A JPH0694241A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 加熱調理器

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ID=17076793

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JP24160492A Pending JPH0694241A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 加熱調理器

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JP (1) JPH0694241A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103569A1 (ja) * 2004-04-22 2005-11-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 加熱調理器及び加熱調理方法
JP2007205705A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Sharp Corp 過熱水蒸気発生装置およびこれを用いた蒸気調理器
KR101339802B1 (ko) * 2007-09-21 2013-12-10 동부대우전자 주식회사 다기능 전자레인지

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