JPH0694007A - 油圧駆動機械の制御装置 - Google Patents

油圧駆動機械の制御装置

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JPH0694007A
JPH0694007A JP4239742A JP23974292A JPH0694007A JP H0694007 A JPH0694007 A JP H0694007A JP 4239742 A JP4239742 A JP 4239742A JP 23974292 A JP23974292 A JP 23974292A JP H0694007 A JPH0694007 A JP H0694007A
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valve
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working
operated
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JP4239742A
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Fujitoshi Takamura
藤寿 高村
Yoshihisa Haraoka
良尚 原岡
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Komatsu Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2225Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves
    • E02F9/2228Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves including an electronic controller

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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業機を他の作業機に優先して速く動かす制御
を具現する上でのコストを低減させる。 【構成】作業種類M1 〜M5 に応じて複数の操作レバー
3、4のそれぞれ同一の操作量に対して重み付けが行な
われ、重みが操作レバー3、4の種類および作業種類に
対応してコントローラ5のメモリに記憶される。一方、
スイッチ2によって作業種類M1 〜M5 が選択される。
そして操作レバー3、4が操作され、スイッチ2によっ
て作業種類が選択された場合には、操作された操作レバ
ー3、4の種類および選択された作業種類M1 〜M2 に
対応する重みがメモリから読み出され、該読み出された
重みが操作された操作レバー3、4の操作量S1 、S2
に対して付加される。そして、操作レバー3、4の操作
量S1 、S2 そのものを示す信号ではなくて、重みが付
加された操作量を示す信号E、E´が制御弁7に出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベル等の建
設機械を含む油圧駆動機械の制御装置に関し、特に作業
種類に応じて各作業機を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧式のパワーショベルにおいては、ブ
ーム、アーム、バケット、旋回機構、走行機構といった
複数の作業機が設けられており、これら作業機はオペレ
ータが2本の操作レバーを複合操作することにより駆動
される。ここに、現場の状況に応じて作業種類は異な
り、この作業種類に応じていずれの作業機を他の作業機
に優先してより速く動作させたいかは異なる。しかし、
速く動かしたい作業機に重負荷がかかっている場合等に
は、オペレータとしては2本の操作レバーを煩雑に操作
して負荷を低減させつつ、より速く動かされるようにし
なければならない。これは、オペレータに過大な負担を
課すとともに熟練を要求することになる。そこで、より
早く動かしたい作業機に対する指令値にその分の重みを
付加し、自然なレバー操作であっても、当該作業機が通
常操作時よりもより速く動かされるようになされるよう
にした制御装置が本出願人よりすでに出願され、実施さ
れている(特願昭62−19769号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記制御装置
は、作業機を駆動する油圧シリンダ等の油圧アクチュエ
ータに供給される圧油の流量を制御する流量制御弁の弁
開度に加え、油圧ポンプの斜板傾転角をも制御対象と
し、これらを作業機の優先度に応じて総合的に制御する
ものであり、このような制御装置は油圧回路を設計する
段階でそれが組み込まれることを決定し、専用の油圧回
路を設計しなければならない。したがって、従来のもの
では制御装置を、既存の油圧回路に対しいわゆる「後付
け」で組み込むことはできなかった。
【0004】ここに、既存の油圧回路に対して簡単な構
成の装置を単純に付加するだけで、作業機の優先度に応
じた制御をなし得る装置が、コスト低減を図れることか
ら望まれている。
【0005】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、既存の油圧回路に対して簡単な構成の装置を
単純に付加するだけで、作業機の優先度に応じた制御を
なし得る装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
複数の作業機に対応して設けられ、供給された圧油の流
量に応じて、対応する作業機を駆動する複数の油圧アク
チュエータと、前記複数の油圧アクチュエータに対応し
て設けられ、加えられたパイロット圧に応じた流量の圧
油を、対応する油圧アクチュエータに供給する操作弁
と、前記操作弁に吐出圧油を供給する油圧ポンプと、前
記複数の作業機に対応して設けられた操作レバーと、前
記操作レバーの操作量を示す信号が入力され、入力され
た信号をパイロット圧に変換し該パイロット圧を、対応
する操作弁に加える制御弁とを有した油圧駆動機械にお
いて、作業種類に応じて前記複数の操作レバーのそれぞ
れ同一の操作量に対して重み付けを行い、重みを操作レ
バーの種類および作業種類に対応して記憶する記憶手段
と、前記作業種類を選択する選択手段と、前記操作レバ
ーが操作され、前記選択手段によって作業種類が選択さ
れた場合に、操作された操作レバーの種類および選択さ
れた作業種類に対応する重みを前記記憶手段から読み出
し、該読み出された重みを前記操作された操作レバーの
操作量に対して付加し、この重みが付加された操作量を
示す信号を前記制御弁に出力する手段とを具えている。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、既存の油圧駆動機械の油
圧回路に対して、上記「記憶手段」と「選択手段」と
「制御弁に出力する手段」とを付加するだけでよい。こ
れらは、既存の操作パネルおよびコントローラに簡単に
付加することができる。すると、作業種類に応じて複数
の操作レバーのそれぞれ同一の操作量に対して重み付け
が行なわれ、重みが操作レバーの種類および作業種類に
対応して記憶手段に記憶される。一方、選択手段によっ
て作業種類が選択される。そして操作レバーが操作さ
れ、選択手段によって作業種類が選択された場合には、
操作された操作レバーの種類および選択された作業種類
に対応する重みが記憶手段から読み出され、該読み出さ
れた重みが操作された操作レバーの操作量に対して付加
される。そして、操作レバーの操作量そのものを示す信
号ではなくて、重みが付加された操作量を示す信号が制
御弁に出力されることになる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る油圧駆動
機械の制御装置の実施例について説明する。
【0009】図1はパワーショベルに適用した実施例を
示す。
【0010】同図に示すように実施例装置は、大きくは
後述する優先モードMを選択する優先モード選択スイッ
チ2が配された操作パネル1と、ブーム、アーム、バケ
ット、旋回機構および走行機構とからなる複数の作業機
を操作する左右の操作レバー3、4と、後述する処理を
行うコントローラ5と、各作業機に対応して設けられ、
コントローラ5の出力に基づき作業機を駆動する油圧回
路6、6´…とから構成されている。 なお、油圧回路
6、6´は説明の便宜上独立したものとしているが、そ
れらには共通の可変容量型油圧ポンプ8から圧油が供給
され、そのための配管が相互に接続されている。
【0011】油圧ポンプ8は図示せぬエンジンによって
駆動され、エンジンの回転数が目標回転数となるように
斜板傾転角がサーボ制御される。油圧回路6は、ブーム
を駆動するためのものであり、油圧ポンプ8の吐出圧油
は操作弁9を介して油圧シリンダ10に供給され、ブー
ムを駆動する。電磁比例制御弁7は、コントローラ5よ
り入力された電気信号Eに応じた大きさのパイロット圧
Pの圧油を出力する制御弁であり、パイロット圧油は操
作弁9のパイロットポート9aまたは9bに供給され
る。パイロットポート9aまたは9bにパイロット圧油
が作用すると、操作弁9は油圧ポンプ8から吐出される
圧油を油圧シリンダ10の伸張側シリンダ室または縮退
側シリンダ室に供給して、ブームを上昇または下降させ
る。ここで、各パイロットポート9a、9bに供給され
る圧Pが大きいほど操作弁9から油圧シリンダ10に供
給される圧油の流量が多くなり、それに比例してブーム
の上昇または下降の速度は大きくなる。したがって、電
気信号Eの大きさが大きくなるほど作業機の速度は大き
くなることになる。
【0012】他の作業機であるアーム…に対応する油圧
回路6´…も上記油圧回路6と同様に構成されていて、
加えられる電気信号E´…の大きさに応じてアーム…の
移動速度が大きくなることになる。
【0013】さて、左右の操作レバー3、4はいわゆる
電気レバーであり、このうち、左レバー3はアームおよ
び旋回に対応して設けられている。レバー3の操作方向
によってアームの移動方向(堀削方向、ダンプ方向)お
よび旋回方向が定まり、レバー3の操作量によってアー
ムまたは旋回機構の移動速度が定まる。レバー3から
は、このような作業機の種類とその移動方向並びに操作
量を示す電気信号S1 が出力され、コントローラ5に加
えられる。同様に右レバー4はブームおよびバケットに
対応して設けられている。レバー4の操作方向によって
ブームの移動方向(上昇方向、下降方向)およびバケッ
トの移動方向(堀削方向、ダンプ方向)が定まり、レバ
ー4の操作量によってブームまたはバケットの移動速度
が定まる。レバー4からは、このような作業機の種類と
その移動方向並びに操作量を示す電気信号S2 が出力さ
れ、コントローラ5に加えられる。なお、走行機構用の
レバーは図面には示していない。なお、これら操作レバ
ーは操作パネル1に配設するようにしてもよい。
【0014】操作パネル1上の優先モード選択スイッチ
2では、5種類の優先モードM1 〜M5 、つまり、ブー
ムを他の作業機に優先してより速く動かす「ブーム優先
1」モードM1 、ブームを他の作業機に優先してより速
く動かす「ブーム優先2」モードM2 、各作業機に優劣
を付けない標準のモードM3 、旋回機構を他の作業機に
優先してより速く動かす「旋回優先1」モードM4 、旋
回機構を他の作業機に優先してより速く動かす「旋回優
先2」モードM5 のいずれかが、行おうとする作業の種
類に応じて任意に選択できるようになっている。選択さ
れた優先モードを示す電気信号Mはコントローラ5に加
えられる。
【0015】コントローラ5では、レバー3、4からの
信号S1 、S2 および選択スイッチ2からの信号Mに基
づき以下のような処理を行い、各油圧回路6、6´…の
電磁比例制御弁7…に印加する電気信号E、E´…を生
成する。以下、図2〜図4を併せ参照してコントローラ
5で実行される処理について説明する。さて、図2は各
優先モードとそれぞれのモードにおける各作業機の補正
係数C(後述する)を示すテーブルであり、コントロー
ラ5のメモリに記憶されている。補正係数Cは、優先モ
ードの種類、作業機の種類および作業機の移動方向に各
対応して設定されている。ここで、補正係数Cは0<C
<1の範囲であり、「−」となっている箇所は、補正な
しの値1を示す。標準のモードM3 では、各作業機の補
正係数Cが1であるので、テーブルには載っていない。
また、同じブーム優先モードであっても、「ブーム優先
1」と「ブーム優先2」とでは、作業の種類が異なりそ
れに応じて補正係数の値を異ならせている。「旋回優先
1」と「旋回優先2」との関係も同様である。
【0016】ところで補正係数Cは、作業機の優先度を
示す係数であり、この補正係数Cが他の作業機の補正係
数よりも相対的に大きくなるほど、作業機は他の作業機
に優先してより速く動かされるようになる。また、補正
係数Cは、流量指令値T(後述する)が100%のとき
の係数として設定されている。
【0017】いま、優先モードとして「ブーム優先1」
モードM1 が選択されたものとすると、入力された信号
S2 の内容に基づきブームを上昇させる方向に操作され
たか、または下降させる方向に操作されたかが判断され
る。そして、判断結果に対応する補正係数Cがテーブル
から読み出される。たとえば、ブーム上昇方向であると
すると、最も左の列の補正係数C31〜C71が読み出され
る。また、信号S1 、S2 の内容に基づきアーム、バケ
ットの移動方向も判断され、判断結果に応じて補正係数
C31、C41のいずれかが、また補正係数C51、C61のい
ずれかが読み出される。
【0018】また、信号S1 、S2 に基づき各作業機ご
との操作量が、流量指令値T、つまり操作弁の弁開度
(%)Tに工学単位変換される。
【0019】そこで、読み出された補正係数Cと流量指
令値Tとに基づき図3に例示するように流量指令値Tと
補正係数Dとの関係が求められる。たとえば、優先軸で
あるブームの補正係数は1(100%時)であるので、
F、Hに示すように補正係数Dは、流量指令値Tが0か
ら100%の範囲で一定値1とされる。一方、非優先軸
であるアームの補正係数はたとえばC31であり1よりも
小さいので(100%時)、F、Gに示すように所定の
開度Aまでは補正係数Dが1とされ、それ以降は直線的
にC31まで低下する特性とされる。なお、このように所
定の開度A以降で下げるような特性としているのは、い
わゆるファイン域Fでは優先する必要はないが、比較的
レバーを大きく操作する場合(開度A以上)では優先し
たいという理由による。Aはたとえば経験的に50%に
設定される。
【0020】つぎに流量指令値Tを電気信号E(mA)
に工学単位変換する処理がなされる。すなわち、図4は
流量指令値Tと電気信号Eとの関係を示しており、I、
Jは基準の関係を示す。I、Jで指示される電気信号に
上記係数Dがかけ算されることにより各電磁比例制御弁
に印加される電気信号が求められる。ここにブームの補
正係数Dは開度0〜100%の範囲で1であるので、
I、Jに示すような比例関係として電気信号E´が得ら
れる。したがって、ブームに対応する油圧回路6´の電
磁比例制御弁には、レバー操作量に比例した電気信号E
´が出力されることになる。一方、アームの補正係数D
は開度0〜A%の範囲で1でIとなりブームの場合と同
じであるが、A〜100%の範囲では上記特性Gに応じ
た補正係数Dがかけ算されるため、Kに示すような直線
的に低下する電気信号Eとなる。この電気信号Eはアー
ムに対応する油圧回路6の電磁比例制御弁7に出力され
る。他の作業機に対応する電気信号も同様にして生成さ
れ、各油圧回路の電磁比例制御弁に同様にして出力され
る。
【0021】この結果、オペレータがブームを駆動すべ
く操作レバー3を操作し、操作量がファイン域を越える
と、アームに対応する電磁比例制御弁7に出力される電
気信号Eが、ブームに対応する電磁比例制御弁に出力さ
れる電気信号E´に比べて小さくなる。同様に他の非優
先軸のバケット等に対応する電磁比例制御弁に出力され
る電気信号もブームに対応する電磁比例制御弁に出力さ
れる電気信号E´に比べて小さくなる。すなわち、操作
弁9の開度がA以上になると、電気信号Eの大きさが通
常の電気信号(レバーの操作量に比例した電気信号)よ
りも小さくなる。このため、操作弁9のパイロットポー
ト9a、9bに作用する圧Pも通常よりも小さくなり、
操作弁9から油圧シリンダ10に対しては通常よりも少
ない流量の圧油しか供給されない。このためアームの移
動速度は遅くなる。
【0022】一方、優先軸であるブームの操作弁の開度
がA以上になると、電気信号E´の大きさは通常の電気
信号と変わらずレバー操作量に比例したままである。こ
のため、対応する操作弁のパイロットポートに作用する
圧もレバー操作量に比例したものとなる。しかし、他の
非優先軸であるアーム等の移動速度は通常よりも遅くな
っており、その分油圧ポンプ8からの吐出圧油が、より
多く操作弁から油圧シリンダに対して供給されることに
なる。このため、ブームは他のアーム等の非優先軸に優
先して、より速く動かされることになる。
【0023】このように実施例によれば、オペレータが
自然にレバー操作を行ったとしても、スイッチ2で選
択、指示された作業機が、他の作業機に優先してより速
く動かされるようになり、オペレータが操作する上での
負担が大幅に軽減される。
【0024】しかも、既存の油圧回路では、操作レバー
の操作量をいわゆるPPC弁に出力し、このPPC弁か
ら操作量に比例したパイロット圧を操作弁9のパイロッ
トポートに供給するようにした構成のものが多い。した
がって、このような既存の油圧回路におけるPPC弁を
電磁比例制御弁7に取り替え、コントローラ5を操作レ
バー3、4と電磁比例制御弁7との間に介在させ、操作
パネル1に優先モード選択スイッチ2を付加するだけで
よく、容易に「後付け」を行うことができる。したがっ
て、製造する上でのコストが飛躍的に低減される。
【0025】なお、実施例では、優先モードを5種類と
したが、優先モードの数は任意であり、内容も任意に設
定可能である。たとえばアーム、バケットを優先させる
ような実施も可能であり、走行機構を優先するようにし
てもよい。さらに既存の油圧回路では、いわゆるLS弁
のセット圧を変化させることでレバー操作量と操作弁の
流量との関係を可変するにしたものがある。このような
機構と実施例とを適宜組み合わせることにより制御をよ
り精度よく行うようにしてもよい。
【0026】また、実施例では、パワーショベルに適用
される場合について説明したが、これに限定されること
なく、複数の作業機のうちいずれかの作業機を他に優先
して動かすことが必要な場合があるものであれば、他の
建設機械等任意の油圧駆動機械に適用可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存の油圧回路に対して簡単な構成の装置を単純に付加す
るだけで、作業機を他の作業機に優先してより速く作動
させる制御をなし得る。このため、かかる制御を具現す
る上でのコストが飛躍的に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る油圧駆動機械の制御装置の
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は図1に示すコントローラ内のメモリに記
憶される内容を一覧する図である。
【図3】図3は図1に示すコントローラが図2に示す内
容に基づき所定の処理を行った結果得られるグラフであ
る。
【図4】図3は図1に示すコントローラが図3に示すグ
ラフに基づき所定の処理を行った結果得られるグラフで
ある。
【符号の説明】
2 優先モード選択スイッチ 3 操作レバー 4 操作レバー 5 コントローラ 7 電磁比例制御弁 8 可変容量型油圧ポンプ 9 操作弁 10 油圧シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作業機に対応して設けられ、
    供給された圧油の流量に応じて、対応する作業機を駆動
    する複数の油圧アクチュエータと、前記複数の油圧アク
    チュエータに対応して設けられ、加えられたパイロット
    圧に応じた流量の圧油を、対応する油圧アクチュエータ
    に供給する操作弁と、前記操作弁に吐出圧油を供給する
    油圧ポンプと、前記複数の作業機に対応して設けられた
    操作レバーと、前記操作レバーの操作量を示す信号が入
    力され、入力された信号をパイロット圧に変換し該パイ
    ロット圧を、対応する操作弁に加える制御弁とを有した
    油圧駆動機械において、 作業種類に応じて前記複数の操作レバーのそれぞれ同一
    の操作量に対して重み付けを行い、重みを操作レバーの
    種類および作業種類に対応して記憶する記憶手段と、 前記作業種類を選択する選択手段と、 前記操作レバーが操作され、前記選択手段によって作業
    種類が選択された場合に、操作された操作レバーの種類
    および選択された作業種類に対応する重みを前記記憶手
    段から読み出し、該読み出された重みを前記操作された
    操作レバーの操作量に対して付加し、この重みが付加さ
    れた操作量を示す信号を前記制御弁に出力する手段とを
    具えた油圧駆動機械の制御装置。
JP4239742A 1992-09-08 1992-09-08 油圧駆動機械の制御装置 Pending JPH0694007A (ja)

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GB (1) GB2278208B (ja)
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