JPH069272Y2 - 運転室用ドアの開閉機構 - Google Patents

運転室用ドアの開閉機構

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JPH069272Y2
JPH069272Y2 JP5372888U JP5372888U JPH069272Y2 JP H069272 Y2 JPH069272 Y2 JP H069272Y2 JP 5372888 U JP5372888 U JP 5372888U JP 5372888 U JP5372888 U JP 5372888U JP H069272 Y2 JPH069272 Y2 JP H069272Y2
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JP
Japan
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door
driver
closing
opening
lever
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JP5372888U
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JPH01157865U (ja
Inventor
浩 田路
Original Assignee
油谷重工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、作業車両の運転室用ドアの開閉機構に関す
る。
従来の技術 第4図は、作業車両のうちホイールローダ1の側面図で
ある。図において、2はホイールローダ1の運転室であ
る。第5図は、第4図のAより見た平面図であるが、運
転室2の左右ドア3,3′は開扉状態にしている。図に
おいて、4は運転室2内の運転席である。第6図は、第
4図のB部詳細図である。図において、5はドア3の開
閉用ハンドル、6はドア3外側面のロック金具、7はロ
ック用係止部材である。第7図は、第6図における運転
室2のドア3を開扉状態にした図である。図において、
8はロック金具6の室内側ロック解除桿、9は把手部材
である。
次に、従来技術ドア3の構成および機能を第6図および
第7図について述べる。ホイールローダ1では、運転者
がドア3を開扉状態にして作業を行うことがある。ドア
3を開扉状態にして作業を行うことがある。ドア3を開
扉状態にするときには、運転室2内の運転者がハンドル
5を開放操作して、ドア3を後方へ約180°回動させ
る。そうすると、ドア3の外側面に設けてあるロック金
具6が係止部材7にかみ合うので、ドア3は開扉状態に
係止固定される。また、上記ドア3を閉扉するときに
は、ロック解除桿8を矢印イの方向に押してロックの解
除を行うとともに、把手部材9をつかんでドア3を矢印
ロの方向に回動させて、ドア3を閉じる。
考案が解決しようとする課題 開扉状態の従来技術ドアを閉じるときには、ドアのロッ
ク解除桿を押してロック解除を行うとともに、把手部材
をつかんで運転席方向へ回動引張操作しなければならな
い。上記ロック解除桿および把手部材は、着座している
運転者にとっては、手の届かない距離位置にある。その
ために運転者は、開扉状態のドアを閉じるときには、そ
の度毎に運転席より立ち、乗降口より身体の腕部をのば
してドアを閉じていた。その手間はわずらわしくまた労
力と時間も無駄であった。
この考案は上記の課題を解決し、運転者が運転席に着座
したまま容易に開閉できる運転室用ドアの開閉機構を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.本考案の開閉機構では、作業車両用運転室側面の乗
降口に水平の前後方向に回動自在に蝶着され、かつドア
外側面に開扉時用ロック金具をそなえ、開扉状態のドア
を閉じるときドアの室内面側に装備した操作レバーを運
転席方向へ引張操作することによって閉扉を可能にした
ドアの開閉機構において、 ロ.ドアの室内面側に操作レバーを上下方向に回動自在
に設け、その操作レバーの先端部とロック解除桿とをリ
ンクレバーを介し連結してリンク機構を構成し、 ハ.上記操作レバーの下方回動操作によりロック金具の
ロック解除を可能とし、また操作レバーの長さを長寸に
設定し、開扉時に着座状態の運転者が腕部をのばして操
作レバーの把手部へ届くように形成した。
作用 イ.ドアの室内面側に操作レバーを上下方向に回動自在
に設け、一方、ドア室内面側に位置するロック解除桿に
リンクレバーを連結し、上記操作レバーとリンクレバー
によりリンク機構を形成した。そこで開扉状態のドアを
閉じるときに、操作レバーの把手部を下方へ回動操作し
てロック金具のロック解除を行うとともに、上記操作レ
バーの把手部を運転席方向へ回動引張操作すると、ドア
を閉じることができる。
ロ.開扉状態のドアを開くときには、上記イ項と逆の要
領にて行えばよい。
ハ.ドアの室内面側に設けた操作レバーの把手部の位置
は、着座した運転者の手の届く範囲内にあるので、運転
者は運転席に着座したまま容易にドアを開閉することが
できる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。第1図は、この考案にかかる開閉機構10をそなえ
たドア11を有するホイールローダ12の要部側面図で
ある。13は運転室、14は運転席、15はドア11の
開閉用ハンドル、16はドア11外側面のロック金具、
17はロック用係止部材である。第2図は、第1図にお
ける運転室13のドア11を開扉状態にした図である。
図において、18は操作レバー、19は操作レバー18
の把手部、20はリンクレバー、21はばね部材、22
はロック金具16の室内側ロック解除桿である。
次に、この考案にかかる開閉機構10の構成を第2図に
ついて述べる。本考案では、運転室(13)用ドア11
の室内面側に操作レバー18を上下方向に回動自在に設
け、その操作レバー18の先端部とロック解除桿22と
をリンクレバー20を介し連結してリンク機構を構成
し、上記操作レバー18の下方回動操作によりロック金
具16のロック解除を可能とし、また操作レバー18の
長さを長寸に設定し、開扉時に着座状態の運転者が腕部
をのばして操作レバー18の把手部19へ届くように形
成して、構成した。
次に、この考案にかかる開閉機構10の作用機能を第3
図について述べる。開扉状態のドア11を閉じるときに
は、操作レバー18の把手部19をばね部材21のばね
力に抗して、まず下方に、すなわちハ位置よりニ位置へ
回動させる。リンク機構を形成しているリンクレバー2
0と、ロック金具16のロック解除桿22との連結部2
3は矢印ホの方向へ移動するので、ロック金具16のロ
ックは解除される。それとともに、操作レバー18の把
手部19を運転席14の方向へ回動引張操作すると、ド
ア11を閉じることができる。なお閉扉状態のドアを開
くときには、上記閉扉操作と逆の要領で行えばよい。そ
れで、ドア11の室内面側に設けた操作レバー18の把
手部19の位置は、着座した運転者の手の届く範囲内に
あるので、運転者は運転席14に着座したまま容易にド
ア11を開閉することができる。
考案の効果 開扉状態の従来技術ドアを閉じるときには、ドアのロッ
ク解除桿を押してロック解除を行うとともに、把手部材
をつかんで運転席方向へ回動引張操作しなければならな
い。上記ロック解除桿および把手部材は、着座している
運転者にとっては、手の届かない距離位置にある。その
ために運転者は、開扉状態のドアを閉じるときには、そ
の度毎に運転席より立ち、乗降口より身体の腕部をのば
してドアを閉じていた。その手間はわずらわしく、まら
労力も時間も無駄であった。
しかし本考案では、運転室用ドアの室内面側に装備した
操作レバーの長さを長寸に設定したので、開扉時に着座
状態の運転者が手を横へのばすだけで、操作レバーの把
手部をつかむことができる。それで開扉状態のドアを閉
じるときには、着座状態の運転者が操作レバーを下方に
回動してロック金具のロック解除をして、さらに運転席
方向へ引張操作すればよい。この引張操作は運転者自身
の手前へ向けて行うので、上半身をねじったり、大きな
腕力を用いることが不要である。すなわち本考案の開閉
機構をそなえた運転室用ドアは、運転者が運転席に着座
したまま容易に開閉できるので、運転室用ドアの開閉機
能性を付加し、運転者の労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第3図はこの考案にかかる開閉機
構をそなえたドアを有するホイールローダの要部側面
図、第4図は従来技術開閉構造をそなえたドアを有する
ホイールローダの側面図、第5図は第4図のAより見た
平面図、第6図および第7図は第4図のB部詳細図であ
る。 1,12……ホイールローダ 2,13……運転室 3,3′,11……ドア 4,14……運転席 6,16……ロック金具 7,17……係止部材 8,22……ロック解除桿 10……開閉機構 18……操作レバー 19……把手部 20……リンクレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業車両用運転室側面の乗降口に水平の前
    後方向に回動自在に蝶着され、かつドア外側面に開扉時
    用ロック金具をそなえ、開扉状態のドアを閉じるときド
    アの室内面側に装備した操作レバーを運転席方向へ引張
    操作することによって閉扉を可能にしたドアの開閉機構
    において、ドアの室内面側に操作レバーを上下方向に回
    動自在に設け、その操作レバーの先端部とロック解除桿
    とをリンクレバーを介し連結してリンク機構を構成し、
    上記操作レバーの下方回動操作によりロック金具のロッ
    ク解除を可能とし、また操作レバーの長さを長寸に設定
    し、開扉時に着座状態の運転者が腕部をのばして操作レ
    バーの把手部へ届くように形成したことを特徴とする運
    転室用ドアの開閉機構。
JP5372888U 1988-04-20 1988-04-20 運転室用ドアの開閉機構 Expired - Lifetime JPH069272Y2 (ja)

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JP5372888U JPH069272Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 運転室用ドアの開閉機構

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Publication Number Publication Date
JPH01157865U JPH01157865U (ja) 1989-10-31
JPH069272Y2 true JPH069272Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31279692

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JP5372888U Expired - Lifetime JPH069272Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 運転室用ドアの開閉機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4953914B2 (ja) * 2007-05-18 2012-06-13 株式会社小松製作所 キャブのドア
JP2010285784A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Caterpillar Sarl ドア装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51100527A (ja) * 1975-02-28 1976-09-04 Japan Steel Works Ltd Kensetsukikaiuntenshitsunosuraidoshikitobirano kaiheikoteisochi
JPS606530U (ja) * 1983-06-24 1985-01-17 日立プラント建設株式会社 紫外線殺菌器のワイパ−装置

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JPH01157865U (ja) 1989-10-31

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