JPH069238B2 - 光混成集積回路装置 - Google Patents

光混成集積回路装置

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Publication number
JPH069238B2
JPH069238B2 JP62039030A JP3903087A JPH069238B2 JP H069238 B2 JPH069238 B2 JP H069238B2 JP 62039030 A JP62039030 A JP 62039030A JP 3903087 A JP3903087 A JP 3903087A JP H069238 B2 JPH069238 B2 JP H069238B2
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JP
Japan
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light receiving
light
receiving element
current
voltage conversion
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JP62039030A
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JPS63207175A (ja
Inventor
潤一 西澤
博 忍足
哲也 中島
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MITANI DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
MITANI DENSHI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光信号の検出さらに増幅動作を行わせる光
混成集積回路装置に関する。
[従来の技術] 光を用いた情報伝送を行わせるには、光信号を受信し、
この光信号を電気的な信号に変換するための装置が必要
であり、このためには電子回路部品によって構成された
混成集積路が用いられている。そして、この混成集積回
路には、例えば別個に設定された受光手段からの受光信
号を供給し、この受光信号を電気的な例えば電圧信号に
変換し、増幅して出力させるようにするものである。
また、最近にあっては、センサ内蔵型として発光ダイオ
ードやホトカプラ等を混成集積回路に組み込み設定する
ようにしたものが考えられている。すなわち、増幅出力
回路を構成する混成集積回路の入力側に接続されるよう
に、ホトダイオード、ホトトランジスタ等の光素子を組
み込み設定するものである。
しかし、このような構成では、充分に検出感度を向上さ
せることが困難であり、また温度変化等の影響を受け易
いものである。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、光信
号の検出感度が充分大きく設定されるようにした増幅手
段が設定されるようにし、さらに温度等の環境変化が生
ずるような場合にあっても、精度の高い光−電圧の信号
変換動作が実行されるようにした、光混成集積回路装置
を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この発明に係る光混成集積回路装置にあって
は、例えば静電誘導ホトトランジスタ(SIPT)等
の、静電誘導トランジスタ(SIT)を含み構成される
第1および第2の受光素子を用いるもので、第1の受光
素子で入力光を検知し、第2の受光素子は遮光状態に設
定する。そして、上記第1および第2の受光素子からの
検出信号をそれぞれ同様に構成される電流−電圧回路を
介して差動増幅手段に供給して差動増幅し、この差動増
幅手段から光検出出力が得られるようにするものであ
る。
[作用] 上記のように構成される光混成集積回路装置にあって
は、遮光状態にある第2の受光素子からの検出信号が基
準信号となるものであり、第1の受光素子で検出された
入力光信号に対応する信号が、上記基準信号に基づいて
差動増幅されるようになる。したがって、例えば温度等
の環境が大きく変化したような場合であっても、この環
境変化を入力信号を検出する第1の受光素子と同様に受
ける第2の受光素子からの信号が基準として設定される
ものであるため、常に信頼性の高い出力信号が得られる
ものである。さらに差動増幅することによって、充分に
GB(ゲイン・バンド幅)積を高めることができるもの
であり、増幅率も効果的に向上させられるものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
尚、ここでは、通常のホトトランジスタでは動作し得な
り低レベルの光信号増幅器の場合について述べる。この
ような場合は、一般にホトダイオードが用いられている
もので、ここではこの受光素子を静電誘導ホトトランジ
スタに置換えている。
添附図面はその構成を示すもので、ここでは静電誘導ホ
トトランジスタ(SIPT)にって構成された第1およ
び第2の受光素子11および12を備える。この場合、上記
第2の受光素子12には、透過光を遮断するフィルタ等が
設定されるもので、入射光零の状態に設定されるもので
あり、入力光信号は第1の受光素子11のみ入力されるよ
うになっている。
上記第1および第2の受光素子11および12を構成するS
IPTのゲートはそれぞれ抵抗を介して接地すると共
に、ドレインはそれぞれ第1および第2の電流−電圧変
換回路13および14を構成するオペアンプOP1、OP2
のそれぞれ(−)側端子に接続されるものであり、この
オペアンプOP1およびOP2のそれぞれ(+)側に
は、直流電源Vが供給されるようになっている。そし
て、この第1および第2の電流−電圧変換回路13および
14からの出力電圧信号は、差動増幅回路15で差動増幅さ
れ、出力端子16から光検出出力信号として取出される。
すなわち、受光素子11および12を構成するSIPTのド
レインバイアスは、電流−電圧変換回路を構成するオペ
アンプの非反転側バイアスから与えられるようになり、
外部からの直接バイアスが避けられるようになってい
る。
ここで、上記第1および第2の受光素子11、12を構成す
る一対のSIPT、電流−電圧変換回路13、14、さらに
差動増幅回路15を構成するオペアンプOP1〜OP3
は、混成集積回路として一体的に構成されるようになる
ものである。
すなわち、第1の受光素子11に入力光情報が照射される
ようになるものであり、この第1の受光素子11からは入
力光情報に対応した検出電流が得られるようになり、こ
の検出電流に対応した電圧信号が第1の電流−電圧変換
回路13から出力されるようになる。
一方、第2の受光素子12は遮光されているものであるた
め、入力光零の状態に対応する暗電流が第2の電圧−電
流変換回路14に供給され、この暗電流に対応した電圧信
号が基準電圧信号として発生されるようになる。そし
て、この第1および第2の電流−電圧変換回路13および
14からの出力電圧信号が差動増幅回路15に供給されるよ
うになるもので、ホトダイオード等に光素子からの出力
信号を増幅出力させた場合等に比較して、GB積を2桁
程度高めることができるようにある。
また、入力光を検出する第1の受光素子からの出力信号
と、遮光した第2の受光素子からの出力信号との差動出
力を取るようにしてあるものであるため、差動アンプの
オフセットが非常にとり易くなっているものであり、ま
た温度係数も小さな状態とされる。そして、増幅率も例
えば上記ホトダイオード等を使用した場合に比較して、
20dB以上高めることができる。すなわち、上記実施
例に示されるようなSIPTを用いて構成された増幅器
にあってはゲインを一定とした場合、このSIPTをホ
トダイオードに置換えた場合の遮断周波数が1KHz止
まりなのに対して、同じ回路素子定数で100KHzま
で帯域を伸ばすことができるようになる。
上記実施例では静電誘導型ホトトランジスタ(SIP
T)を用いるようにしたが、これは例えばPinダイオー
ドと静電誘導トランジスタ(SIT)とを組合わせて受
光部を構成するようにしたものでも、同様の効果が発揮
できるものである。このようにPinダイオードを用いる
場合、その使用目的に対応した受光面積の設定されるチ
ップを用いるようにすれば、特別の仕様の需要に対して
も、効果的に対応可能である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る光混成集積回路装置にあっ
ては、受光部はその受光素子として第1および第2の静
電誘導ホトトランジスタを用い、その一方で光入力を検
出すると共に、他方は遮光した状態に設定してその差動
出力を検出するようにしているものであり、また上記受
光素子を構成する静電誘導ホトトランジスタのドレイン
バイアスが、次段のオペアンプの非反転側と同電位とさ
れるようにしている。そして、電源から直接バイアスさ
れないようにしている。したがって、受光素子から得ら
れる光電源は、電源側に分岐されることがなく、全て利
用されるようになるものであり、受光効率はもとより、
S/Nも効果的に改善されるようになる。
【図面の簡単な説明】
添附図面は、この発明の一実施例に係る光混成集積回路
装置を説明するための回路図である。 11、12…第1および第2の受光素子(SIPT)、13、
14…第1および第2の電流−電圧変換回路、15…差動増
幅回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−28389(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力光を受光するゲートを抵抗を介して接
    地した静電誘導ホトトランジスタを含み構成された第1
    の受光素子と、 入力光が遮断された状態で設定される、上記第1の受光
    素子と同様にゲートを抵抗を介して接地した静電誘導ホ
    トトランジスタを含み構成された第2の受光素子と、 それぞれ上記第1の受光素子からの検出信号が反転側入
    力に供給される第1のオペアンプ、および上記第2の受
    光素子からの検出信号が反転側入力に供給される第2の
    オペアンプによって構成され、上記第1および第2の受
    光素子からの検出信号をそれぞれ電圧信号として出力す
    る第1および第2の電流−電圧変換回路と、 上記第2の電流−電圧変換回路からの出力信号を基準と
    して、上記第1の電流−電圧変換回路からの出力信号を
    光受信信号として出力させる差動増幅手段とを具備し、 上記第1および第2の受光素子を構成する静電誘導ホト
    トランジスタのドレインバイアスが、それぞれ上記電流
    −電圧変換回路を構成する第1および第2のオペアンプ
    の非反転入力端子を介して設定され、上記第1および第
    2の受光素子、第1および第2の電流−電圧変換回路、
    さらに差動増幅手段が一体的に構成されるようにしたこ
    とを特徴とする光混成集積回路装置。
JP62039030A 1987-02-24 1987-02-24 光混成集積回路装置 Expired - Lifetime JPH069238B2 (ja)

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JPS63207175A JPS63207175A (ja) 1988-08-26
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