JPH069075Y2 - 地下構築物用の蓋 - Google Patents

地下構築物用の蓋

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JPH069075Y2
JPH069075Y2 JP12517387U JP12517387U JPH069075Y2 JP H069075 Y2 JPH069075 Y2 JP H069075Y2 JP 12517387 U JP12517387 U JP 12517387U JP 12517387 U JP12517387 U JP 12517387U JP H069075 Y2 JPH069075 Y2 JP H069075Y2
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JP
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lid
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cover plate
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JP12517387U
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JPS6431144U (ja
Inventor
正 鈴木
Original Assignee
狭山市
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水道などのマンホール、消化栓、制水弁な
どの弁筐など地下構築物の出入口に設けられる蓋板と受
枠とよりなる蓋に関するものである。
〔従来の技術〕 地下構築物用の蓋は、一般に道路などにおいて地表面に
蓋板の表面が一致するように取付けられ、蓋板上を車輌
等が通過するので、大きな鋳鉄で鋳造されるのが普通
で、また、地下構築物はコンクリート等で構築されるが
蓋の密閉性を良好にし、かつ開口部のコンクリート面を
保護するために、同じ鋳鉄で鋳造された受枠が開口部に
被着するよう取付けられ受枠に嵌合するように使用され
るので、蓋板と受枠が一組となり製作される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
地下構築物用の蓋は、蓋板と受枠とよりなり製作され取
付けられるが、蓋板は受枠に蝶番などで係止する場合
は、蓋板を地表に対して約110度の角度で開放するよ
うに製作されるが、円板状をなす蓋板の場合、直径が3
0cm以下の軽量の場合を除き、蓋板が重いので特別の蝶
番などを使用し、180度回転させ裏面を上にして地表
面に置くか、蓋板を持ち上げ裏面を地表に接するよう水
平に回転して開放して作業などが行なわれるのが普通で
あった。従って、蓋板の開放時において、危険を防止す
るために地下構築物の開口部を囲むように移動棚などを
設ける必要があり、また、地表面に置かれた蓋板を再び
持ち上げ閉じるには力のいる仕事であった。これらの不
便さを解決するため、特に円板状の蓋板を開放時に、地
表面に対して約110度の角度で保持できる製品の出現
が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる要望を解決するために考えられたもの
で、受枠の内側に先端部上面に蓋板の外側壁側が落ち込
んで嵌合するような窪みを上面先端部に設けた2本の腕
木よりなる係止金具を、前記2本の腕木が受枠の中心線
に平行かつ中心線より等間隔をなすよう突設し、蓋板の
外側壁には外側の間隔が前記受枠の係止金具の平行な腕
木の内側に位置するよう2本の係止片を突設することに
より解決したものである。従って、受枠の軽視金具の腕
木突設部内側には、蓋板を受枠に嵌合したときに蓋板の
外側壁より突設した係止片が嵌挿される穴が設けられ
る。
〔実施例〕
本考案を、図面に示す実施例に従って説明する。鋳鉄な
どで鋳造される蓋板1と受枠2とよりなる地下構築物用
の蓋において、第1図及び第2図に示す如く、受枠2の
内壁面より先端部上面に、蓋板1の外側壁側が蓋板1を
約110度の角度で立てたとき嵌合する窪み6を設けた
2本の腕木5,5よりなる係止金具4を、腕木5の基部
の上面を蓋板1の担持棚8上面に一致させ、受枠2の中
心線12を挾んで中心線12と平行かつ等間隔になるよ
う突設し、蓋板1の外側壁には外側の間隔が前記係止金
具4の腕木5,5の内側の間隔にほぼ等しいが僅か狭い
間隔となるよう2本の係止片3,3を突設せしめたもの
である。従って、蓋板1を受枠2に嵌合させたとき、蓋
板1の外側壁より突出させた係止片3,3が嵌挿される
逃げ又は穴9を、受枠2の係止金具4の腕木5,5突設
部の内側内壁面に設け、蓋板1の係止片3の上面が、受
枠2の該穴9の上面の下側に位置するようにするとよ
い。
また、受枠2の係止金具4は、第3図及び第4図に示す
如く、腕木5,5の先端部を横棒7で連結したコ字状と
するも差支えなく、腕木5,5の内壁面に蓋板1を開く
ときに蓋板1の係止片3,3を支える条片10を突設せ
しめるとよく、また蓋板1の係止片3,3は第5図に示
す如く下方に屈曲させ、蓋板1の外側壁下端より突出す
るようにするも差支えない。なお、受枠2の係止金具4
の腕木5,5間に位置する蓋板1の担持棚8′は、下方
に傾斜をつけておくとよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の如く構成されているので、蓋板1の係
止片3,3突設側とは反対側を、手鍵などで引き上げ開
放すると、蓋板1の係止片3,3は受枠2の係止金具4
の腕木5,5の内側に添って移動して蓋板1は左右に傾
むくことなく開放され、係止金具4のわんき5,5に設
けた窪み6に蓋板1の周縁が嵌合され約110度の角度
に保持されるものである。なお、腕木5,5の先端を横
棒7で連結すれば、係止金具4の強度は補強されると共
に、第4図で示す如く横棒7の側面全体が支えとなり、
さらには蓋1の開放時、腕木5,5の内壁面に棚設した
条片10,10端が蓋板1の係止片3,3の上面に係止
するようにすると、蓋板1はより安全に保持されるもの
である。また、受枠2の係止金具内に位置する担持棚
8′は、下方に傾斜をつけておくと、蓋板1が容易に開
放することができるものである。なお、第5図に示す如
く、蓋板1の係止片3,3が、受枠2に設けた穴9内に
嵌挿され、穴9の上面下棚に位置しているので、反対側
に、自動施錠金具11などを取付けておくと、車輌等の
蓋板上を通過する際に跳ね上がる恐れなく、また、下水
道などのまんほーるの蓋として使用せる場合、集中豪雨
などによるマンホールの蓋板の吹き上がりを防止するこ
ともできるなどの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図は、受枠
の部分拡大上面図、第2図は蓋板との関係を示す第1図
のA−A線断面図、第3図は他の実施例を示す蓋板の一
部を切り欠く上面図、第4図は、蓋板を開けたときの第
3図のA−A線断面図、第5図は一部省略した第3図の
A−A線断面図である。 1……蓋板 2……受枠 3……係止片 4……係止金具 5……腕木 6……窪み 7……横棒 8,8′……担持棚 9……穴 10……条片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳鉄などで鋳造され蓋板1と受枠2とより
    なる蓋において、受枠2の内壁面より先端部上面に、蓋
    板1の外側壁側が嵌合する窪み6を設けた2本の腕木
    5,5よりなる係止金具4を前記腕木5,5が受枠2の
    中心線を挾んで中心線と平行かつ等間隔になるよう突設
    し、蓋板1の外側壁には外側の間隔が前記係止金具4の
    腕木5,5の内側の間隔にほぼ等しい2本の係止片3,
    3を突設せしめたことを特徴とする地下構築物用の蓋。
JP12517387U 1987-08-19 1987-08-19 地下構築物用の蓋 Expired - Lifetime JPH069075Y2 (ja)

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JPS6431144U JPS6431144U (ja) 1989-02-27
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