JPH0690253A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH0690253A
JPH0690253A JP4239749A JP23974992A JPH0690253A JP H0690253 A JPH0690253 A JP H0690253A JP 4239749 A JP4239749 A JP 4239749A JP 23974992 A JP23974992 A JP 23974992A JP H0690253 A JPH0690253 A JP H0690253A
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JP4239749A
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English (en)
Inventor
Kanako Teramura
佳奈子 寺村
Tatsuo Hashizume
達夫 橋爪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ送信先の機器が受信不可の場合、代理
受信する機器へデータを自動的に転送する通信制御装置
を提供する。 【構成】 101はデータ送信とデータ受信に伴う処理
全体の制御を行う制御手段、102はデータを受信する
データ受信手段、103はデータを保存するデータ保存
手段、104はデータをネットワーク上の他の機器に送
信するデータ送信手段、105は送信先機器のデータ受
信可否を判定する送信可否判定手段、106は送信先の
機器のアドレスとこれが受信不可能なときにデータを代
理受信する機器のアドレスを対応づけて記憶し、本来の
送信先の機器が受信不能のときにはデータを代理受信ア
ドレスへ転送するデータ転送手段を設けた構成とする。 【効果】 データの送信作業の効率が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御装置、特にネッ
トワークに接続された機器間のデータ転送の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク技術の進展に伴い、
ネットワークに接続された機器の間で電子メール等のデ
ータを交換する技術が広く利用されている。以下図面を
参照しながら、この通信制御装置の一例を説明する。図
4はこの従来技術に係る通信制御装置の構成を示すもの
である。本図において、401は、種々のデータ送信要
求とデータ受信通知を認識の上、データの送受信全般を
処理する制御手段である。402は、送信されてきたデ
ータを受信するデータ受信手段である。403は、受信
したデータを一時保存するデータ保存手段である。40
4は、送信データの送信先の機器のアドレス等の管理情
報を元にデータを送信するデータ送信手段である。
【0003】以上のように構成された通信制御装置の動
作について以下に説明する。制御手段401は、データ
送信要求とデータ受信通知を判定する。そして、データ
受信通知の場合には、データ受信手段402を起動させ
る。次いで、データ受信手段402がデータを受信す
る。データ受信手段402は受信作業開始と同時に受信
したデータ内容並びに管理情報を一時記憶するべくデー
タ保存手段403を起動させる。
【0004】データ保存手段403は、一時記憶すべき
データ内容をデータ保存域のエントリの最後に追加記憶
する。ユーザからのデータ送信の要求の場合には、デー
タ送信手段404を起動する。データ送信手段404
は、送信データの管理情報をもとに、送信先の機器のア
ドレスへデータを送信する。なお、ここにアドレスと
は、送信先、受信先の機器を特定する識別符号であり、
電話機やファクシミリ装置における電話番号やファクシ
ミリ番号に相応するものである。ただし、本願発明にお
いては、電話やファクシミリに限定されず電子メールと
いうより広い概念を対象としているため、単なる数字の
列に限定されず、文字、記号等をも包含する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な通信制御装置では、送信者によるデータの送信の可否
は、実際に送信のための回線接続処理を行った後、この
処理が無事送信されたり、逆に所定時間内に送信先との
回線接続ができないためタイムアウトを示すエラー信号
が発せられたり、送信先が丁度受信中等のため受信不能
であることを示す送信先からの信号を確認することでは
じめて判断される。
【0006】このため、送信が実際になされたか否かを
知るためには、送信者が実際に送信作業を行う必要があ
る。更に、送信不能であった場合には、別途あらためて
送信作業をなす必要がある。更にまた、大きな事業所等
で複数の受信機器が装備されている場合に、本来の送信
先アドレス以外の機器は受信可能であっても、あらため
て当該受信可能の機器への送信作業をなさない限り送信
できない。そしてこの場合、昼休み終了等で各企業が一
斉に通信を開始したり地震等の事故で通信回線が混雑し
ているときには、折角送信先の大きな事業所への通信回
線を獲得し得ても、本来の送信先アドレスの機器への送
信が不能であると、通信回線の接続そのものが自動的に
断となるため、あらためて通信回線の接続そのものを獲
得するまで送信が不能という事態も生じかねない。この
ため送信作業そのものの効率の低下のみならず、送信者
が本来従事している情報処理等の作業の効率まで低下す
ることとなる。
【0007】本発明は以上の課題に鑑み、データを受信
する機器が受信不能であったとしても有効にデータ通信
を行うことのできる頗る利便な通信制御装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明においては、データ送信要求とデータ受
信通知を判定の上、各機器の必要な作動の制御を行うこ
とにより通信処理全体を制御する制御手段と、送信先ア
ドレスと発信元アドレスと本来の送信文たるデータから
なるメッセージデータを受信するデータ受信手段と、同
じくメッセージデータを送信先アドレスへ送信するデー
タ送信手段とを有する通信制御装置において、送信先ア
ドレスの機器のデータ受信可否を判定する送信可否判定
手段と、本来の送信先の機器のアドレスと該機器が受信
不能の場合には代理で受信する機器のアドレスの対応表
を示す代理受信アドレス情報を有し、前記送信可否判定
手段からの通知により、本来の送信先の機器が受信不能
であるのを検知した場合にはメッセージデータをその代
理受信機器のアドレスへ転送するよう前記データ送信手
段に指示するデータ転送手段とを有することを特徴とす
る通信制御装置としている。
【0009】請求項2の発明においては、代理受信機器
への転送可否を所定の手順で判断する若しくは転送可否
についての情報を記憶する転送可否判断情報記憶手段
と、本来の送信先の機器がデータ受信不可の場合におい
ては、前記転送可否情報記憶手段からのメッセージデー
タの転送可否についての情報をもとに、代理受信機への
転送が可能とされているときにのみ該代理受信機器のア
ドレスへ転送することを前記データ転送手段に指示する
転送可否判定手段とを有することを特徴とする請求項1
記載の通信制御装置としている。
【0010】請求項3の発明においては、外部の端末と
通信回線を通して交信する複数の端末の交換を制御する
交換機にその一端末として接続され、データ送信要求と
データ受信通知を判定の上、各機器の必要な作動の制御
を行うことにより通信処理全体を制御する制御手段と、
送信先アドレスと発信元アドレスと本来の送信文たるデ
ータからなるメッセージデータを受信するデータ受信手
段と、同じくメッセージデータを送信先アドレスへ送信
するデータ送信手段とを有する通信制御装置において、
データ受信の可否を判定する受信可否判定手段と、自分
が受信不能の場合には代理で受信する機器のアドレスを
示す代理受信アドレス情報を有し、前記受信可否判定手
段からの通知により受信不能であるのを検知した場合に
は本来自分が受信すべきメッセージデータをその代理受
信機器のアドレスへ転送するよう交換機に指示するデー
タ転送指示手段と、本来の送信先アドレスの機器が受信
不能の場合には当該機器からこの旨の通知を受けた交換
機の指示のもとで代理受信する代理受信手段とを有する
ことを特徴とする通信制御装置としている。
【0011】請求項4の発明においては、データ送信要
求とデータ受信通知を判定の上、各機器の必要な作動の
制御を行うことにより通信処理全体を制御する制御手段
と、送信先アドレスと発信元アドレスと本来の送信文た
るデータからなるメッセージデータを受信するデータ受
信手段と、同じくメッセージデータを送信先アドレスへ
送信するデータ送信手段と受信したメッセージデータを
記憶する受信データ記憶手段とを有する通信制御装置に
おいて、自分が受信したメッセージデータが自分を本来
の送信先として送られてきたものか、代理受信機器とし
て送られてきたものかを判定する受信データ判定手段
と、代理受信機器として受信した場合には、このメッセ
ージデータを本来の送信先へ再送することを指示するデ
ータ再送指示手段とを有することを特徴とする通信制御
装置としている。
【0012】請求項5の発明においては、代理受信され
たメッセージデータが本来の受信先へ受信されたこと
を、メッセージデータ発信元の機器に対して通知する転
送通知手段を有することを特徴とする請求項4記載の通
信制御装置としている。
【0013】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
本来のデータ送信先の機器が受信不能の場合には、送信
可否判定手段からの情報によりこれを検知したデータ転
送手段が、内蔵する代理受信情報をもとに代理受信機器
のアドレスへメッセージデータを転送する。
【0014】請求項2の発明においては、本来の送信先
への送信が不能の場合に、転送可否情報記憶手段が代理
受信機器への転送可否についての情報をデータ転送手段
に流す。そして、代理受信機器への転送が可能なときに
のみ、データ転送手段がメッセージデータの転送をな
す。請求項3の発明においては、自分が受信不能のとき
には、これを検知した受信可否判定手段の通知のもと、
データ転送指示手段が本来は自分宛に送信されてくるメ
ッセージデータをあらかじめ記憶している代理受信機器
のアドレスへ転送するよう交換機へ指示する。
【0015】また、交換機の指示のもと、代理受信手段
が自分に転送されてきたメッセージデータを代理受信す
る。請求項4の発明においては、メッセージデータを代
理受信した機器の受信データ判定手段が、このメッセー
ジデータが代理受信であるか否かを検出する。そして、
もし代理受信であるならば、このメッセージデータを本
来の送信先へ再送する。
【0016】請求項5の発明においては、代理受信した
メッセージデータを本来の送信先へ再送した後、転送通
知手段がこの旨を本来の(最初の)送信元へ通知する。
【0017】
【実施例】(第1実施例)以下、請求項1の発明の実施
例を図面を参照しながら説明する。本実施例は、操作者
がCRTへの表示を参照しつつキーボード等の操作によ
り作成した文字、記号、式等によりなる技術文章を、受
信側がそのままの形式で受信可能ならば作成された技術
文章そのままの形式で送信し、そのままの形式での受信
能力を欠いていたり、ファクシミリ装置であるならば一
旦画像情報として符号化した上で送信する電子メール装
置である。
【0018】図1はこの実施例の構成図である。本図に
おいて、101はマイクロコンピュータ(図示せず)を
内蔵した制御手段、102はデータ受信手段、103は
高速半導体メモリよりなるデータ保存手段、104はデ
ータ送信手段、105は送信可否判定手段、106はデ
ータ転送手段である。また、107は送信先機器、10
8は代理受信機器、109は通信回線である。なお、通
信回線109は本発明の理解の便宜、説明の都合上送信
と受信を別の線で示してあるが、実際には一本の回線で
ある。
【0019】以上の他、通常の送受信のみならず本発明
に係る通信処理をなすために必要な通信規約(例えば、
国際電信電話諮問委員会等のファクシミリ装置を対象と
するCCITT30、その他電子メールを対象とするR
FC821等)や基本的プログラムを記憶するROM、
送信すべきメッセージデータを一時記憶するRAM、公
衆通信回線との接続を担うNCU、ダイヤル受信を行う
オートダイヤラ、変復調装置、更には操作者が送信作業
や代理受信アドレスの登録等本願発明の要旨に直結する
操作のみならず情報処理装置としての本来的操作をなす
に必要なCRT、キーボード、印字手段、フロッピーデ
ィスクの収納装置、カレンダー付き時計等を有する。た
だし、これらは自明の技術、事実であり、また本発明の
要旨には直接には関係しないため図示していない。
【0020】更に、本来の送信文たるデータに発信元
及び送信先のアドレスを追加すること、発信元と送信
先の機器の間でなされる送信の可否の確認作業、送信
されてきたメッセージデータから本来の送信先を読み取
ること等、本願発明に係る通信処理の構成要素、構成要
件若しくは前提となる処理は、各々個別的には通常のフ
ァクシミリ装置は勿論、セル通信、ISDN方式やセル
ラー方式の電話機等極く日常的な機器にまで採用されて
いる技術である。
【0021】例えば、メッセージデータ中における送信
先アドレス及び発信元アドレス等は通信規約にのっとっ
た所定の識別信号や格納位置情報を付されることにより
電磁気的に認識可能とされる。より具体的には、例えば
電子情報処理システムを利用した特許出願における
〔 〕類似の記号やファクシミリ送受信におけるEOL
信号、マルチページ信号等広く採用されている周知の技
術である。なお、例えばファクシミリ送受信について
は、安田靖彦著「新版ファクシミリの基礎と応用」電子
通信学会刊 特にその第6章 に詳しい。このため、そ
れらの説明も省略する。そして、これらのことは他の実
施例でも同じである。
【0022】以下図1を用いて本実施例の動作を説明す
る。制御手段101は、データ送信要求とデータ受信通
知の種別を判定する。データ受信通知の場合には、デー
タ受信手段102を起動させ、データ受信手段102
が、送信されてきたメッセージデータを受信する。デー
タ受信手段102は受信作業に入ると同時に受信したメ
ッセージデータを一時記憶すべく、データ保存手段10
3を起動する。データ保存手段103は、受信データの
内容をデータの一時記憶保存域の末尾のエントリに追加
記憶する。
【0023】ユーザからのデータの送信要求の場合に
は、データ送信手段104を起動する。データ送信手段
104は、メッセージデータの送信アドレスを送信可否
判定手段105に送り、送信先機器107(被呼端末)
が受信可能か否かを問い合わせる。送信可否判定手段1
05は、受け取ったアドレスの機器107と通信規約に
のっとって、被呼端末識別信号、標準機能識別信号、発
呼端末識別信号の交信、発信側機器による送信する画像
の大きさ、濃度、精粗に関する情報の発信、送信先機器
107による画像形成能力、メモリー容量、記録用紙の
有無等を確認の上での受信可否についての信号の発信等
の後、送信の可否を判定する。そして、もし送信可能な
らば回線の接続を継続したまま符号化したメッセージデ
ータをEOL信号やMPS信号等と共に送信する。もし
送信不可能、若しくは通信回線そのものの接続がなされ
ないため通信不可能であるならば、データ転送手段10
6を起動する。データ転送手段106は、図5に概念的
に示すように、あらかじめ操作者により登録された送信
先の機器のアドレス501と該機器がデータ受信不可能
のときには該機器に替わってデータを代理で受信する機
器のアドレス502からなる代理受信アドレス情報を有
し、この情報から、データを転送する機器のアドレスを
得、通信規約にのっとっての所定の送信可否を判定の上
メッセージデータをそのアドレスの機器108へ転送す
る。(なお、図5においては、一部の送信先アドレスに
は複数の代理受信先アドレスが優先順に登録されてい
る。) (第2実施例)次に、請求項2の発明の実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0024】図2は、本実施例の構成図である。本図に
おいて、201は制御手段、202はデータ受信手段、
203はデータ保存手段、204はデータ送信手段、2
05は送信可否判定手段、206はデータ転送手段であ
り、これらは先の第一実施例と同様である。第1実施例
と異なるのは、図5に示すごとくメッセージデータの代
理受信機器への転送可否を×の有無で示す転送可否情報
503を記憶し、この情報によりメッセージデータの転
送可否を判定し、転送可能な場合にのみ代理受信アドレ
スへ転送するよう指示する転送可否判定手段207を有
する点である。なお、この場合、転送可否判定手段20
7への転送可否情報の記憶は、本実施例においては本通
信制御装置の設置者(送信者)が別途の操作によりあら
かじめ登録することによりなされる。これは、例えば顧
客から全事業所の夏季一斉休業の通知を受けた送信者
が、当該顧客に係る機器のアドレスについての代理受信
機器のアドレスの探索を当該期間不作動状態とすること
によりなされる。
【0025】以上のように構成された通信制御装置につ
いて、以下にその動作を説明する。データの受信操作に
ついては、先の第1実施例と同様である。ユーザからの
データの送信要求の場合には、データ送信手段204を
起動する。データ送信手段204は、メッセージデータ
の送信アドレスを送信可否判定手段205に送り、送信
先機器が受信可能か否かを問い合わせる。送信可否判定
手段205は受け取ったアドレスの機器の受信可否を判
定し、受信可能ならばデータ送信手段204を再起動
し、データを送信する。もし受信不能ならば転送可否判
定手段207を起動する。転送可否判定手段207は、
保持している転送可否情報を用いて代理受信機器への転
送可否を判定し、もし転送可能ならばデータ転送手段2
06を起動する。データ転送手段206は、データ受信
不能の機器のアドレスとデータを代理で受信する機器の
アドレスからなる代理受信情報から、データ転送先の機
器のアドレスを得、メッセージデータをそのアドレスへ
転送する。もし、転送可否判定手段207により転送不
能若しくは代理受信機器のアドレスが登録されていない
ため結果的に転送不能と判定された場合は、データ送信
手段へデータ転送不可であることを通知する。 (第3実施例)次に、請求項3の発明について説明す
る。
【0026】図6の600a,600bは同一事業内に
設置された本請求項の発明に係る通信制御装置である。
本図において601a,601bは受信可否判定手段、
602a,602bはデータ転送指示手段、603a,
603bは代理受信手段、604は交換機,605は外
部の端末に通ずる通信回線である。なお、通信制御装置
600a,600bは他に制御手段、データ受信手段、
データ送信手段、RAM、ROM、NCU等をも装備し
ているが、これらは自明であり、また本請求項の発明の
要旨に直結するものでもないため図示していない。さ
て、通信制御装置600aに事業所の外部からメッセー
ジデータの送信があったが、本装置は既に第三者からの
メッセージデータを受信中であるため、受信不能である
とする。この場合、自分が受信不能であると検知した送
信可否判定手段601aが、送信先の端末でなく、自己
のデータ転送指示手段602aにこれを通知する。この
通知を受けたデータ転送指示手段602aは新たな送信
先からの外部通信回線の接続要求を保持し続けたまま、
この接続要求をあらかじめ登録をされている代理受信機
器たる600bへ取り次いで接続するよう交換機604
へ指示をする。この際、別途交換機604との連絡用
の、そして現在第三者からの送信の受信に使用している
周波数とは大きく異なる周波数を使用の上、交換機60
4と接続されている回線を利用する。この指示を受けた
交換機604は、外部からの新たな通信回線の接続要求
を保持したまま、事業所内での接続先を通信制御装置6
00aから通信制御装置600bへ切り替える。そし
て、代理受信機器600b内の代理受信手段603b
が、交換機604の指示のもと、この外部から新たに送
信されてくるメッセージデータを600aにかわって受
信する。なお、この際、代理受信機器600bによる、
発信先の機器とのメッセージデータ受信に先立っての通
信規約にのっとっての所定の信号の送受信は、本来の送
信先600aをいわば詐称することによりなされる。 (第4実施例)次に、請求項4の発明及び請求項5の発
明の実施例を図面を参照しながら説明する。図3は本実
施例の構成図である。本図において、301は制御手
段、302はデータ受信手段、303はデータ保存手
段、304はデータ送信手段、305は送信可否判定手
段、306はデータ転送手段であり、これらは先の第1
及び第2実施例と同様である。ただし、受信したメッセ
ージデータが自分を本来の送信先として送られてきたも
のか、本来の送信先の受信不能のため代理受信データと
して送られてきたものかを判定する受信データ判定手段
307と、もし代理受信した場合にはこのメッセージデ
ータを本来の送信先へ再転送することを内蔵する計時手
段(図示せず)の作用のもと定期的に指示するデータ再
送指示手段308と、再転送されたメッセージデータが
本来の送信先で受信されたことをメッセージデータの本
来の(当初の)発信元の機器に対して通知するデータ転
送通知手段309を追加した点が異なる。
【0027】以上のように構成された本実施例につい
て、以下にその動作を説明する。制御手段301は、デ
ータ送信要求とデータ受信通知の種別を判定する。デー
タ受信通知の場合には、データ受信手段302を起動
し、データ受信手段302がメッセージデータを受信す
る。データ受信手段302は受信したメッセージデータ
を一時記憶に格納する。データ保存手段303は、一時
記憶の内容をデータ保存域のエントリの末尾に追加し、
その上で受信データ判定手段307を起動する。受信デ
ータ判定手段307は、受信したメッセージデータが自
分を本来の送信先として送られてきたものか、代理受信
データとして送られたものかを、メッセージデータ中の
通信規約にのっとって所定の識別信号の付された送信先
の機器のアドレスから読み取り、これと自分のアドレス
とを比較することにより判定する。もし、受信したメッ
セージデータが代理受信データとして送られてきたもの
である場合には、データ再送指示手段308を起動す
る。データ再送指示手段308は、一時記憶したメッセ
ージデータを本来の送信先へ再送するため、定期的にデ
ータ送信手段304を起動する。そして、本来の送信先
の機器が受信可能となった段階で、該機器との通信規約
にのっとっての交信で受信可能を確認した後に、この代
理受信したメッセージデータを転送する。この転送処理
終了後データ転送通知手段309は、送信元機器へ代理
受信したメッセージデータを本来の送信先へ送信した旨
を通知する。なお、送信元機器のアドレスは、送信先機
器のアドレスと同手法でメッセージデータから読み取
る。
【0028】また、本実施例におけるデータ送信処理
は、データ送信手段304の起動が制御手段301だけ
でなく、データ再送指示手段308からも行われること
を除き、先の第1実施例と同様である。以上のように本
実施例においては、データの本来の送信先が受信可能に
なったときに、代理受信機器によって自動的にデータを
本来の送信先へ再転送でき、さらにまた、データが本来
の送信先に再転送された旨を自動的に送信者に通知する
ことができる。
【0029】以上、本発明を各実施例にもとづき説明し
たが、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論
である。すなわち、以下のものも本発明に包含される。 請求項1の発明において、受信したメールを一時記憶
する受信データ記憶手段を有している若しくは受信した
メールを印字等で可視的に表示するのみであるため、受
信データ記憶手段を有していない。あるいは一時記憶手
段と可視的表示手段の双方を有している。
【0030】請求項1の発明において、代理受信した
機器のCRTへの表示、印字手段による印字等には代理
受信である旨及び本来の送信先アドレスが代理受信機器
の操作者の注意を喚起する形式で付加する機能を有して
いる。 請求項1の発明において、送信すべきデータが人事、
営業報告等重要な内容であり、このため秘密送信の要請
が強い場合には、送信者の別途の操作のもと代理受信機
器への代理送信がなされない機能が付加されている。
【0031】請求項2の発明の実施例において、転送
可否判断情報記憶手段の内容は転送可否情報の記憶のに
よるものとし、その登録事由は送信先の一斉休業による
ものとして説明したが、転送可否判断の事由として代理
送信先の機器の受信情報の処理能力の如何によるものと
する。このため、送信するデータの性質(画像の精粗、
画面の大小、静止画像か動画像か)により転送可否が自
動的に判断される。
【0032】請求項3の発明において、各通信制御装
置(端末)が交換機を内蔵した上で、直接外部通信回線
に接続している。 請求項4の発明の実施例においては、再送指示は内蔵
の計時手段の作用のもと定期的になされるとしたが、調
度その時に自分自身が発信中若しくは受信中の場合に
は、再送指示が当該作業終了後になされる機能が付加さ
れている。
【0033】請求項4の発明において、本来の送信先
へ代理受信したデータを転送するにあたっては、代理受
信した機器のアドレスも付加される、転送終了に伴い代
理受信したデータの記憶は自動消去される等の機能が付
加されている。 請求項5の発明においては、中間の代理受信機器が転
送した旨を当初の発信元へ通知するものとしたが、本来
の送信先でも別途この旨を当初の発信元へ通知する機能
を有している。更に、発信元では発信のため一時記憶さ
れていた送信データの自動消去は、これらの通知を受信
後になされる。
【0034】請求項5の発明において、所定時間内に
本来の送信先への転送が不能である場合には、その旨を
発信元へ通知する機能が付加されている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、本来の送信先の機器の受信が不能なときに代理受
信機器がデータを受信することが可能となる。これによ
り、直接的には送信作業の効率、間接的には送信者本来
の業務の効率が図れる。請求項2の発明によれば、請求
項1の発明に加えて更に、代理受信機器へのデータの転
送の当否を送信者が指定することができる。これによ
り、送信データや送信先の個別の事情に対して請求項1
の発明が柔軟に対応可能となる。
【0036】請求項3の発明においては、発信元の機器
に請求項1の発明に係る代理受信先への送信能力がなく
ても、同一事業所内等での機器の代理受信による有効活
用が図られ、また送信者にとっても送信に際しての送信
回線の獲得が容易となる。請求項4の発明によれば、デ
ータの本来の送信先が受信可能になったときに、本来の
発信者の代わりに再転送が自動的になされる。これによ
り、請求項1の発明の効果が増大し、また代理受信機器
アドレスが同一事業所の場合には外部の通信回線の混雑
にも対処可能となる。
【0037】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加えて更に、データが本来の送信先に再転送さ
れた旨を自動的に送信者に通知することができる。これ
により、本来の発信者は送信の確認を容易になしえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項3の発明に係る通信制御装
置の一実施例の構成図である。
【図2】請求項2の発明に係る通信制御装置の一実施例
の構成図である。
【図3】請求項4の発明及び請求項5の発明に係る通信
制御装置の一実施例の構成図である。
【図4】従来技術に係る通信制御装置の構成図である。
【図5】請求項2の発明における転送可否情報の概念図
である。
【図6】請求項3の発明に係る通信制御装置の一実施例
の構成図である。
【符号の説明】
101、201、301 制御手段 102、202、302 データ受信手段 103、203、303 データ保存手段 104、204、304 データ送信手段 105、205、305 送信可否判定手段 106、206、306 データ転送手段 107a、107b 通信制御装置(請求項3) 107 送信先機器 108 代理受信機器 109 通信回線 207 転送可否判定手段 307 受信データ判定手段 308 データ再送指示手段 309 データ転送通知手段 501 送信先機器のアドレス 502 代理受信先機器のアドレス 503 転送可否情報 600a、600b 通信制御装置(請求項3) 601a、601b 受信可否判定手段 602a、602b データ転送指示手段 603a、603b 代理受信手段 604 交換機 605 通信回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/42 Z H04N 1/00 104 B 7046−5C 1/32 J 2109−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信要求とデータ受信通知を判定
    の上、各機器の必要な作動の制御を行うことにより通信
    処理全体を制御する制御手段と、送信先アドレスと発信
    元アドレスと本来の送信文たるデータからなるメッセー
    ジデータを受信するデータ受信手段と、同じくメッセー
    ジデータを送信先アドレスへ送信するデータ送信手段と
    を有する通信制御装置において、 送信先アドレスの機器のデータ受信可否を判定する送信
    可否判定手段と、 本来の送信先の機器のアドレスと該機器が受信不能の場
    合には代理で受信する機器のアドレスの対応を示す代理
    受信アドレス情報を有し、前記送信可否判定手段からの
    通知により本来の送信先の機器が受信不能であるのを検
    知した場合にはメッセージデータをその代理受信機器の
    アドレスへ転送するよう前記データ送信手段に指示する
    データ転送手段とを有することを特徴とする通信制御装
    置。
  2. 【請求項2】 代理受信機器への転送可否を所定の手順
    で判断する若しくは転送可否についての情報を記憶する
    転送可否判断情報記憶手段と、 本来の送信先の機器がデータ受信不可の場合において
    は、前記送信可否判定手段からの情報によってこれを検
    知した上で前記転送可否判断情報記憶手段からのメッセ
    ージデータの転送可否についての判断若しくは情報をも
    とに、代理受信機への転送が可能とされているときにの
    み該代理受信機器のアドレスへ転送することを前記デー
    タ転送手段に指示する転送可否判定手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 外部の端末と通信回線を通して交信する
    複数の端末の交換を制御する交換機にその一端末として
    接続され、データ送信要求とデータ受信通知を判定の
    上、各機器の必要な作動の制御を行うことにより通信処
    理全体を制御する制御手段と、送信先アドレスと発信元
    アドレスと本来の送信文たるデータからなるメッセージ
    データを受信するデータ受信手段と、同じくメッセージ
    データを送信先アドレスへ送信するデータ送信手段とを
    有する通信制御装置において、 データ受信の可否を判定する受信可否判定手段と、 自己端末が受信不能の場合には代理で受信する機器のア
    ドレスを示す代理受信アドレス情報を有し、前記受信可
    否判定手段からの通知により受信不能であるのを検知し
    た場合には本来受信すべきメッセージデータをその代理
    受信機器のアドレスへ転送するよう交換機に指示するデ
    ータ転送指示手段と、 本来の送信先アドレスの機器が受信不能の場合には当該
    機器からこの旨の通知を受けた交換機の指示のもとで代
    理受信する代理受信手段とを有することを特徴とする通
    信制御装置。
  4. 【請求項4】 データ送信要求とデータ受信通知を判定
    の上、各機器の必要な作動の制御を行うことにより通信
    処理全体を制御する制御手段と、送信先アドレスと発信
    元アドレスと本来の送信文たるデータからなるメッセー
    ジデータを受信するデータ受信手段と、同じくメッセー
    ジデータを送信先アドレスへ送信するデータ送信手段と
    受信したメッセージデータを記憶する受信データ記憶手
    段とを有する通信制御装置において、 自分が受信したメッセージデータが自分を本来の送信先
    として送られてきたものか、代理受信機器として送られ
    てきたものかを判定する受信データ判定手段と、 代理受信機器として受信した場合には、このメッセージ
    データを本来の送信先へ再送することをデータ送信手段
    に指示するデータ再送指示手段とを有することを特徴と
    する通信制御装置。
  5. 【請求項5】 代理受信されたメッセージデータが本来
    の受信先へ受信されたことを、メッセージデータ発信元
    の機器に対して通知する転送通知手段を有することを特
    徴とする請求項4記載の通信制御装置。
JP4239749A 1992-09-08 1992-09-08 通信制御装置 Pending JPH0690253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245393B2 (en) 1996-04-04 2007-07-17 Panasonic Communications Co., Ltd. Facsimile machine and communication result notifying method
JP2016025610A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置、通信システムおよび通信装置の制御方法

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