JPH0689298A - 財務データと税務データの複合処理方式 - Google Patents

財務データと税務データの複合処理方式

Info

Publication number
JPH0689298A
JPH0689298A JP24020792A JP24020792A JPH0689298A JP H0689298 A JPH0689298 A JP H0689298A JP 24020792 A JP24020792 A JP 24020792A JP 24020792 A JP24020792 A JP 24020792A JP H0689298 A JPH0689298 A JP H0689298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
tax
file
amount
financial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24020792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Tatematsu
純子 立松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Chubu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Chubu Ltd filed Critical NEC Software Chubu Ltd
Priority to JP24020792A priority Critical patent/JPH0689298A/ja
Publication of JPH0689298A publication Critical patent/JPH0689298A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自治体の財務処理および税務処理において、財
務データと所得税データの一元管理を計ることによって
共通の情報が別の場所に格納されることを防ぎ、データ
保守によって整合性が乱れる危険を回避する。 【構成】データ入力手段1で入力された支払データaを
データ管理手段2によって統合ファイル3に格納し、財
務処理6を行う場合には財務データ管理手段によって財
務データを編集し歳出ファイル8、支払命令書9を作成
する。税務処理7を行う場合は税務データ管理手段によ
って個人別税情報ファイル10を作成し、源泉徴収票1
1所得税徴収高計算書12を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は財務データと税務データ
の複合処理方式に関し、特に財務会計の給与・報酬等の
支払行為において所得税の源泉徴収を行う義務を用する
特別徴収義務者が取り行う財務処理と税務処理における
財務データと税務データの複合処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】特別徴収義務者は給与・報酬等を債権者
に支払う場合に、支払総額に対して所得税相当分を源泉
徴収し、税引き後の金額を実際に支払う。また、所得税
分は月毎に一括で税務署に納付することによって特別徴
収義務者が債権者(納税義務者)に成り変わって納税し
たこととなる。
【0003】従来の方式は、図4に示すように財務処理
と税務処理では個別にデータ入力をし、個別に処理を行
っていた。以下、その個別処理について内容を述べる。
【0004】財務データ処理に関して、財務会計の歳出
処理において、支払行為によって債権者に対して支払日
・科目(用途/目的)・支払総額・源泉徴収税額をデー
タ入力手段13によって入力を行い、財務処理6を通じ
て債権者ファイル4、コード名称ファイル5を参照して
支払命令書9を発行処理する。
【0005】この時、歳出ファイル8に持つ支払可能額
83からは支払総額分を減算処理し、その科目における
払い出し可能金額を更新する。また、源泉徴収税額分を
歳出データから歳入歳出外データに振り替え、後日源泉
徴収税額を集計して税務署へ所得税の源泉徴収分として
納付する。したがって、債権者(給与等の支払を受けた
人)は源泉徴収された状態で支払を受ける形となる。
【0006】また、税務データの処理に関しては、特別
徴収義務者は月毎に、各部門で支払われた支払命令書9
を基にデータ入力手段14によって源泉徴収税額を入力
し個人別税情報ファイル10を作成する。
【0007】この個人別税情報ファイル10を税務処理
7によって税額を集計して歳出データから振り替えた歳
入歳出外データの源泉徴収税額と一致するかどうかチェ
ックを行い税務署に対して源泉徴収税額の納付を行う。
また、年次処理(12月)として税務処理7より、特別
徴収義務者の債権者全体で源泉徴収の対象となる人を名
寄せ(債権者ごとに集計)し、1年間で各部門から支払
われた金額及び、所得税額を所得税分類(用途/目的)
別に集計処理所得税徴収高計算書12を作成する。ま
た、諸控除の内容に応じて年末調整処理を行い、年間の
総所得税額を確定して各債権者ごとの源泉徴収票11を
作成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の財務デ
ータ・税務データの個別処理では、所得税に関するデー
タは各々の処理によってデ−タの必要な時期・付帯する
情報・処理単位が異なるため、財務処理で入力した所得
税データは財務処理でのみ使用し、税務処理では所得税
データは所得税分類データを付加して別途入力して集計
名寄せ処理するため所得税データを二重で持って管理し
ていた。特に財務データの科目コードと税務データの所
所得税分類コードはコード体系に関連なく用途/目的が
示されている事が常であるため、二重の入力は避けられ
ないという問題点を有していた。
【0009】また、所得税データを二重に管理するため
に、二度に渡って入力したり、二重にファイルの領域を
確保したり、財務処理と税務処理の間で所得税データの
矛盾・不一致な状態が発生する可能性を含んでいるとい
う問題点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の財務データと税
務データの複合処理方式は、コンピュータシステムにお
ける財務および税務処理において、統合データの内容と
なる財務データと税務データおよび対象となる債権者の
番号を入力する手段と、伝票単位に財務データの科目コ
ードと税務データの所得税分類コードを関連付けて格納
する統合ファイルと、支払を受ける権利を有する者また
は所得税を納める義務を有する者の情報が格納されてい
る債権者ファイルと、財務又は税務処理で必要とするコ
ードとコードに対応する名称を格納したコード名称ファ
イルと、財務処理に必要なデータを前記統合ファイルお
よび前記債権者ファイルおよび前記コード名称ファイル
より編集して財務処理に提供する財務データ管理手段
と、前記統合ファイルを債権者ごとに名寄せ集計して個
人別の所得税コード別の支払額や源泉徴収額を求めてて
前記債権者ファイルに持つ控除データを合せて年末調整
金額を算出し個人別税情報ファイルを作成する税務処理
に提供する税務データ管理手段を備える。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明の財務データと税務データの
複合処理方式の一実施例を示すブロック図である。
【0013】本実施例の財務データと税務データの複合
処理方式は、図1に示すように、支払データaの入力の
制御を行うデータ入力手段1と、入力されたデータの管
理を行うデータ管理手段2と、入力されたデータを格納
する統合ファイル3と、支払を受ける権利を有する者も
しくは所得税を納める義務を有する者の情報が格納され
ている債権者ファイル4と、財務および税務におけるデ
ータの区分を行うためのコードが格納されているコード
名称ファイル5と、税務署へ提出するための書類や税額
・年末調整額などの計算等を行う税務処理7と、支出伝
票や債権者へ送付する口座振替済通知書の出力等を行う
財務処理6から構成されている。
【0014】支払データaは、自治体が雇用している職
員や役務を提供した者に対して給与・報酬等を支払う場
合に発生する。この支払データaを、図5の統合ファイ
ルのデータ項目の構成図に示すようなデータ1件ごとに
一意な支払伝票番号31と、支払が行われる支払日32
と、財務データ33である財務会計予算の科目コード3
31・支払額332と、税務データ34である所得税分
類コード341・源泉徴収税額342を同時に入力でき
るデータ入力手段1を用いて統合ファイル3の財務デー
タ33と税務データ34に格納する。
【0015】また、図6の債権者ファイルのデータ項目
の構成図に示すような支払を受ける債権者の情報(氏名
43・住所44・カナ氏名42・生年月日45・銀行の
口座番号)も同時に入力する必要があるが、これらの情
報は債権者ファイル4より債権者番号41をキーとして
引用されるため、債権者番号35のみを債権者データと
して格納し、統合ファイル3のデータを作成する。同様
に科目名称や銀行名、所得税目分類名称も必要となる
が、これはコード名称ファイル5より、コード種別5
1、コード52をキーとして名称53あるいは略称54
を参照するため統合ファイル3の中にデータとして名称
を有する必要はない。
【0016】図2は、図1の複合処理システムのうち財
務処理6を実施する場合のシステム流れ図である。支払
データaより生成された統合ファイル3を入力として、
財務データ33に格納される科目コード331と同類の
図8の歳出ファイルのデータ項目の構成図に示すような
歳出ファイル8の科目コード81を持つデータに対し
て、統合ファイル3の支払額332を、歳出ファイル8
の支払額82に加算して払い出し可能とし、支払可能額
83から支払額82を減算して財務処理6を行う。この
歳出ファイル8の支払額82とは、現在までに支払れた
金額の合計がが格納されており、支払可能額83にはあ
と支払いに使用できる金額が格納されている。
【0017】また、このとき支払伝票番号・支払日・科
目コード・支払額・債権者情報(債権者番号・氏名・住
所)を表示した支払命令書9を発行する。
【0018】図3は、図1の複合処理システムのうち税
務処理7を実施する場合のシステム流れ図である。源泉
徴収の手続きとして、特別徴収義務者は、その源泉徴収
の対象となる所得を債権者に支払った月の翌月10日ま
でに「所得税徴収高計算書」12を添えて最寄りの税務
署に徴収所得税相当分を納付しなければならない。よっ
て、統合ファイル3に格納されるデータから、支払日3
2が前月であるデータを抽出し、所得税分類コード34
1別に集計して「所得税徴収高計算書」12を作成す
る。
【0019】また、特別徴収義務者は1年間(1月1日
〜12月31日)源泉徴収してきた税額と、正当な年税
額とを一致させる為に、年末調整処理を行う。そのため
にまず統合ファイル3の債権者番号35をキーとして、
債権者ひとりあたりの年間の所得額である支払額332
と源泉徴収税額342を所得税分類コード341別に集
計し債権者番号101対応にそれぞれ所得税分類コード
別金額テーブル102の所得額1021,1023及び
源泉徴収額1022,1024に格納する。また、債権
者ファイル4の控除データ46(扶養親族461・特別
障害者462・社会保険料463)から年末調整額10
3を算出し、図9の個人別税情報ファイルのデータ項目
の構成図に示すような個人別税情報ファイル10を作成
する。この時、年末調整後の所得総額・控除額・所得税
額を表示した源泉徴収票11を作表する。
【0020】上記のように支払データを科目コード33
1と所得税分類コード341を対応づけて支払額332
・源泉徴収税額342を入力するデータ入力手段1によ
り、財務データ33と税務データ34を合わせて統合デ
ータとして統合ファイル3に持つことと、財務データ3
3と税務データ34を合わせて管理できるデータ管理手
段2を持つことで、1度入力したデータを財務処理6と
税務処理7で用いる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の財務デー
タと税務データの複合処理方式は、科目コードと所得税
分類コードとを対応付けしたので、財務データ発生時に
データ入力手段を用いて財務データと税務データの両方
を一度に入力することが可能となった。また、財務デー
タと税務データを統合データとして一元管理できる形で
持つことにしたので、財務データと税務データで共通の
情報を重複して持たなくて済むと共に、データの保守が
財務データと税務データが別々に存在するときに比べて
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の財務データと税務データの複合処理方
式の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式における財務データ処理の動作の一例を示す流れ図
である。
【図3】本実施例の財務データと税務データの複合処理
方式における財務データ処理の動作の一例を示す流れ図
である。
【図4】従来の財務データ処理と税務データ処理を示す
ブロック図である。
【図5】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式における統合ファイルのデータ項目の構成図であ
る。
【図6】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式における債権者ファイルのデータ項目の構成図であ
る。
【図7】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式におけるコード名称ファイルのデータ項目の構成図
である。
【図8】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式における歳出ファイルのデータ項目の構成図であ
る。
【図9】本実施例の財務データと財務データの複合処理
方式における個人別税情報ファイルのデータ項目の構成
図である。
【符号の説明】
1 データ入力手段 2 データ管理手段 3 統合ファイル 4 債権者ファイル 5 コード名称ファイル 6 財務処理 7 税務処理 8 歳出ファイル 9 支払命令書 10 個人別税情報ファイル 11 源泉徴収票 12 所得税徴収高計算書

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにおける財務およ
    び税務処理において、統合データの内容となる財務デー
    タと税務データおよび対象となる債権者の管理番号を入
    力する手段と、伝票単位に財務データの科目コードと税
    務データの所得税分類コードを関連付けて格納する統合
    ファイルと、支払を受ける権利を有する者または所得税
    を納める義務を有する者の情報が格納されている債権者
    ファイルと、財務又は税務処理で必要とするコードとコ
    ードに対応する名称を格納したコード名称ファイルと、
    財務処理に必要なデータを前記統合ファイルおよび前記
    債権者ファイルおよび前記コード名称ファイルより編集
    して財務処理に提供する財務データ管理手段と、前記統
    合ファイルを債権者ごとに集計して個人別の所得税コー
    ド別の支払額や源泉徴収額を求めてて前記債権者ファイ
    ルに持つ控除データを合せて年末調整金額を算出し個人
    別税情報ファイルを作成する税務処理に提供する税務デ
    ータ管理手段を備えることを特徴とする財務データと税
    務データの複合処理方式。
JP24020792A 1992-09-09 1992-09-09 財務データと税務データの複合処理方式 Withdrawn JPH0689298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24020792A JPH0689298A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 財務データと税務データの複合処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24020792A JPH0689298A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 財務データと税務データの複合処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0689298A true JPH0689298A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17056049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24020792A Withdrawn JPH0689298A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 財務データと税務データの複合処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689298A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4408745A1 (de) * 1993-03-26 1994-09-29 Honda Motor Co Ltd Antriebssteuersystem für Fahrzeuge
DE19543551B4 (de) * 1994-11-22 2007-05-24 Honda Giken Kogyo K.K. Fahrzeugsteuersystem

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4408745A1 (de) * 1993-03-26 1994-09-29 Honda Motor Co Ltd Antriebssteuersystem für Fahrzeuge
DE19543551B4 (de) * 1994-11-22 2007-05-24 Honda Giken Kogyo K.K. Fahrzeugsteuersystem

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4837693A (en) Method and apparatus for facilitating operation of an insurance plan
US5193055A (en) Accounting system
AU2007275708B2 (en) Method and system for receivables management
US8103566B1 (en) Retirement administration and distribution system
US20210049706A1 (en) Systems and methods of organizing databases
US20110213699A1 (en) Consumer-Managed Escrow Accounts
US20090024536A1 (en) Methods and Systems for Reconciling Profit and Loss
Kovova et al. Value added tax: effectiveness and legal regulation in Ukraine and the European Union
JP2018077813A (ja) 会計データ処理システムおよびプログラム
JP3605563B2 (ja) 財務管理システム及び財務管理方法
JPH0689298A (ja) 財務データと税務データの複合処理方式
JP2002215865A (ja) 経営計画資料作成用システム
de Oliveira et al. The Brazilian social security system
Aldeia Taxation and tax obligations of restaurants: the portuguese case study
AU2012268872A1 (en) Method and system for receivables management
Slatvinska et al. Analysis and Justification of the Choice of a Simplified Taxation System for Sustainable Development of Small and Medium-Sized Businesses
JP2001084304A (ja) 連結決算用データ作成システム
Wilson On-line international cash management
JPH10326320A (ja) 公金取りまとめ方法
Agustiana Collection System of Mandatory Employee Contributions (IWP) for Participants at PT. Taspen (persero) Serang Branch Office
JP2002099696A (ja) 過去に発生した仕訳データを再使用する自動仕訳処理システム
JP2001101266A (ja) キャッシュフロー計算システム
Lang WxT Search form
JPH04313151A (ja) ペーパレス会計システム
Raises CPA Client Bulletin

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130