JPH0688731B2 - ソ−タ - Google Patents

ソ−タ

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JPH0688731B2
JPH0688731B2 JP62199894A JP19989487A JPH0688731B2 JP H0688731 B2 JPH0688731 B2 JP H0688731B2 JP 62199894 A JP62199894 A JP 62199894A JP 19989487 A JP19989487 A JP 19989487A JP H0688731 B2 JPH0688731 B2 JP H0688731B2
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JP
Japan
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bin tray
bin
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tray
sorter
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JP62199894A
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Inventor
洋一郎 入江
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三田工業株式会社
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Publication date
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Priority to US07/222,781 priority patent/US4878660A/en
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、静電複写機或いは印刷機等から排出されるシ
ートを所要通りに区分けして収集するためのソータに関
する。
<従来技術> 従来から、コンパクトソータと称される比較的小型のソ
ータが提案され実用に供されている。かかるソータを開
示している先行文献の代表例としては、米国特許第4,32
8,963号(特開昭56−787703号),米国特許第4,332,377
号(特開昭57−141357号),米国特許第4,337,936号
(特開昭57−4856号),米国特許第4,343,463号(特開
昭56−78769号),米国特許第4,397,461号,米国特許第
4,466,608号(特開昭57−4855号),米国特許第4,466,6
09号,及び米国特許第4,478,406号(特開昭59−43769
号)を挙げることができる。
上記ソータは、上下方向に配列された複数個のビントレ
イを備え、かかるビントレイの各々の上流端部は所定移
動経路に沿って昇降動自在に且つ旋回自在に装着されて
いる。上記ソータは、更に、ビントレイの上流端部を1
個毎順次に上昇及び下降せしめて、隣接するビントレイ
を順次にそれらの上流端部において上下方向に離隔せし
めてシート受入口を生成するための移送機構を備えてい
る。
他方、ビントレイの下流端部の支持方式としては、一般
に積重方式と称される支持方式(かかる支持方式は上記
米国特許第4,332,377号等に開示されている)と、一般
に独立方式と称される支持方式(かかる支持方式は上記
米国特許第4,343,463号等に開示されている)とが使用
されている。上記積重方式においては、ビントレイの各
々の下流端部両側に適宜の支持ブロックを固定し、かか
る支持ブロックを相互に滑動自在に且つ相対的に旋回自
在に上下方向に積重ねている。下から第1番目のビント
レイの下流端部は、その下方に配設された支持手段によ
って直接的に支持されるが、下から2番目及びそれより
上方のビントレイの下流端部は、夫々、それより下方の
ビントレイの支持ブロックを介して上記支持手段に支持
される。上記独立方式においては、ビントレイの下流端
部両側に対向して支持壁を配設し、かかる支持壁の内面
に上下方向に間隔を置いて複数個の案内面を形成してい
る。そして、ビントレイの下流端部両側の適宜の部位、
例えばビントレイの下流端部両側に形成され幅方向に突
出する支持片を、夫々、上記案内面上に滑動自在に且つ
相対的に旋回自在に載置している。
<従来技術の問題点> 而して、上述した積重方式には、例えば上から第5番目
のビントレイと上から第6番目のビントレイとの間にて
シートが詰った場合、上から第1番目乃至第5番目のビ
ントレイの下流端部を持上げて上から第1番目乃至第5
番目のビントレイをそれらの上流端部を中心として上方
に旋回せしめ、かくして上から第5番目のビントレイと
上から第6番目のビントレイとの間を大幅に離隔し、詰
ったシートを充分容易に処理することができるようにな
すことができる、という長所がある。しかしながら、上
述した積重方式には次の通りの短所がある。即ち、上記
移送機構によって特定のビントレイの上流端部が上昇又
は下降される時には、かかる特定のビントレイの下流端
部両側に設けられている上記支持ブロックは、その直ぐ
上方及び下方のビントレイの上記支持ブロックに対して
下流側又は上流側に滑動されると共に旋回される。然る
に、上述した通り複数個のビントレイの支持ブロックは
上下方向に積重ねられている故に、下方のビントレイ程
その支持ブロックに作用する重量が大きくなる(例え
ば、上から第3番目のビントレイの支持ブロックには、
上から第1番目乃至第3番目の3個のビントレイの重量
しか作用しないが、上から第10番目のビントレイの支持
ブロックには、上から第1番目乃至第10番目の10個のビ
ントレイの重量が作用する)。それ故に、比較的上方の
ビントレイの上流端部を上記移送機構によって上昇乃至
下降せしめる場合に比べて、比較的下方のビントレイの
上流端部を上記移送機構によって上昇乃至下降せしめる
場合、必要動力が大きくなる。また、ビントレイ自体に
要求される剛性も、下方のビントレイ程大きくなる。
他方、上述した独立方式においては、複数個のビントレ
イの下流端部両側は、夫々、別個独立に上記複数個の案
内面によって支持されている。従って、積重方式におけ
る上記短所がない。しかしながら、従来の独立方式にお
いては、積重方式における上記長所が消失される。即
ち、上から第1番目のビントレイを除く全てのビントレ
イの下流端部両側は、夫々の直ぐ上方のビントレイの下
流端部両側を支持する案内面を規定している突条等によ
って、上方への移動が制限される。従って、例えば上か
ら第5番目のビントレイと上から第6番目のビントレイ
との間にてシートが詰った場合、上から第1番目乃至第
5番目のビントレイの下流端部を持上げて上から第5番
目のビントレイと上から第6番目のビントレイとの間を
大幅に離隔することができず、詰ったシートの処理が相
当困難である。
<発明の課題> 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その技
術的課題は、ソータにおける複数個のビントレイの下流
端部の支持方式を改良して、上述した積重方式の上記長
所を維持して上記短所を解決すること、換言すれば、上
述した積重方式の上記長所と上述した独立方式の上記長
所との双方を保有し、上述した積重方式の上記短所と上
述した独立形式の上記短所との双方を解消した、新規且
つ優れたソータを提供することである。
<発明の解決手段> 本発明者は、鋭意検討の結果、従来の独立方式に次の通
りの改良、即ち、(イ)少なくとも上から第1番目から
下から第2番目までのビントレイには、幅方向外方への
突出量が下方に向って段階的に減少せしめられている突
出片を設け、(ロ)ビントレイの下流端部両側に対向し
て配設される支持壁の内面は、ビントレイの上記突出片
の幅方向外方への突出量に対応して上方から下方に向っ
て段階的に幅方向内方へ変位せしめられた階段形態にせ
しめる、という改良を加えることによって、複数個のビ
ントレイを夫々複数個の案内面によって別個独立に支持
しているにもかかわらず、ビントレイの各々の下流端部
を必要に応じて上昇せしめることが可能になり、従って
上記技術的課題を達成することができることを見出し
た。
即ち、本発明によれば、各々の上流端部を昇降動自在に
且つ旋回自在に装着せしめて、上下方向に配列した複数
個のビントレイと、該ビントレイの上流端部を適宜に昇
降動せしめるための移送機構とを備えたソータにおい
て、 少なくとも上から第1番目から下から第2番目までのビ
ントレイには、それらの下流端部両側から幅方向外方に
突出する突出片が設けられており、該突出片の幅方向外
方への突出量は、上から第1番目のビントレイから下方
のビントレイに向って段階的に減少せしめられており、
該ビントレイの下流端部両側に対向して支持壁が配設さ
れており、該支持壁の内面は、該ビントレイの該突出片
の幅方向外方への突出量に対応して上方から下方に向っ
て段階的に幅方向内方に変位せしめられた複数個の案内
面を有する階段形態にせしめられており、該ビントレイ
の該突出片が夫々対応する該案内面上に載置されてい
る、ことを特徴とするソータが提供される。
<発明の好適具体例> 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
ソータの好適具体例について詳細に説明する。
第1図及び第2図を参照して説明すると、全体を番号2
で示す図示のソータは、静止支持枠体4と、この支持枠
体4に装着された複数個、図示の場合は18個、のビント
レイ6とを具備している。上下方向に配列された複数個
のビントレイ6の各々は、略矩形の板状部材から好都合
に構成することができる。図示の具体例においては、ビ
ントレイ6の各々には、幅方向中央部にて下流端から上
流に向って延びる切欠き7が形成されている。第3図に
明確に図示する如く、ビントレイ6の各々の上流端縁
(第2図において右端縁)には、若干の距離だけ上方に
突出した端壁8が一体に形成されており、この端壁8の
両側部には、円弧状に湾曲せしめられた突出片10が一体
に形成されている。そして、湾曲せしめられた突出片10
の各々には、円形横断面を有するピンでよいトラニオン
12が固定されている。トラニオン12の各々は、その内側
半部が上記突出片10に固定されており、その外側半部は
上記突出片10から幅方向外方に突出している。他方、第
1図及び第2図を参照することによって理解される如
く、上記支持枠体4は、幅方向(第2図において紙面に
垂直な方向)に所定間隔を置いて配設された前側及び後
側直立側板13及び14を有する。そして、かかる前側及び
後側直立側板13及び14の各々には、実質上鉛直に延びる
細長いスロット16が形成されている。ビントレイ6の上
流端両側に配設されている上記トラニオン12の各々は、
上記スロット16を貫通して幅方向外方に突出せしめられ
ている。かくして、複数個のビントレイ6の上流端部
は、上記スロット16に沿って昇降動自在に且つ上記トラ
ニオン12を中心として旋回自在に、支持枠体4に装着さ
れる。前側及び後側直立側板13及び14の各々において、
スロット16を貫通する複数個(図示の場合は18個)のト
ラニオン12は、相互に上下方向に積重されている(但
し、第1図及び第2図に図示する状態においては、上か
ら第7番目のビントレイ6と上から第8番目のビントレ
イとが、後述する移送機構18の作用によって、それらの
上流端において鉛直方向に相互に離隔されており、従っ
て上から第1番目から第7番目までのビントレイ6のト
ラニオン12は上下方向に順次に接触せしめられており、
そしてまた上から第8番目から第18番目までのビントレ
イ6のトラニオン12は上下方向に順次に接触せしめられ
ているが、上から第7番目のビントレイ6のトラニオン
12と上から第8番目のビントレイ6のトラニオン12とは
相互に離隔されている)。
第1図及び第2図を参照して説明を続けると、上記静止
支持枠体4には、上記トラニオン12に作用してビントレ
イ6の上流端を1個毎順次に上昇及び下降せしめる移送
機構18も装着されている。この移送機構18は、上記前側
直立側板13とその前側に配設された補助板20との間及び
上記後側直立側板14とその後側に配設された補助板22と
の間に、夫々、鉛直方向に移動自在に装着された滑動部
材24を含んでいる(第1図及び第2図には、前側の滑動
部材24のみを図示している)。滑動部材24の各々には、
相互に協働する一対の回転カム板26及び28が回転自在に
装着されている。移送機構18は、更に、上記一対の回転
カム板26及び28を相互に逆方向に回転せしめる回転駆動
手段(図示していない)を含んでいる。かような移送機
構18の作用を簡単に説明すると、第2図に図示する状態
において、回転カム板26が時計方向に回転カム板28が反
時計方向に夫々1回転せしめられると、上から第8番目
のビントレイ6のトラニオン12が所定距離xだけ上昇さ
れると共に、滑動部材24並びにこれに装着された回転カ
ム板26及び28がトラニオン12の直径dに対応した距離だ
け下降され、かくして上から第8番目のビントレイ6と
上から第9番目のビントレイ6とがそれらの上流端部に
おいて上下方向に離隔された状態(従って、上から第9
番目のビントレイ6にシートを分配する状態)にせしめ
られる。逆に、第2図に図示する状態において、回転カ
ム板26が反時計方向に回転カム板28が時計方向に夫々1
回転せしめられると、上から第7番目のビントレイ6の
トラニオン12が所定距離xだけ下降されると共に、滑動
部材24並びにこれに装着された回転カム板26及び28がト
ラニオン12の直径dに対応した距離だけ上昇され、かく
して上から第6番目のビントレイ6と上から第7番目の
ビントレイ6とがそれらの上流端部において上下方向に
離隔された状態(従って、上から第7番目のビントレイ
6にシートを分配する状態)にせしめられる。而して、
上記移送機構18の構成及び作用の詳細は、本出願人の出
願にかかる昭和62年7月28日付特許願(発明の名称:積
重配置トラニオン移送機構及びこれを使用したソータ)
の明細書及び図面に説明されているので、かかる説明を
引用し、本明細書においては説明を省略する。
上記静止支持枠体4における前側直立側板13と後側直立
側板14との間には、第2図に2点鎖線で示す如く、第1
の案内板対30、第1の搬送ローラ対32、第2の案内板対
34及び第2の搬送ローラ対36も配設されている。第2の
搬送ローラ対36は上記滑動部材24に支持されており、従
って、上記滑動部材24の昇降に応じて昇降動せしめられ
る。第2の案内板対34の上流端部は旋回自在に支持され
ており、これによって第2の案内板対34の下流端部が上
記滑動部材24と共に昇降動することが許容される。
而して、図示のソータ2における上述した通りの構成
は、本発明に従って改良されたソータにおける新規な特
徴に関するものではなく、本発明が適用され得るソータ
の単なる一例を示すにすぎず、それ故に、図示のソータ
2における上述した通りの構成についての詳細な説明
は、本明細書においては省略する(必要ならば、上述し
た昭和62年7月28日付の特許願の明細書及び図面等を参
照されたい)。
本発明によれば、複数個のビントレイ6の下流端部(第
2図において左端部)の支持方式が改良される。
第3図を参照して説明すると、図示のビントレイ6に
は、その下流端部両側に付加部38が一体に形成されてい
る。かかる付加部38は、ビントレイ6の本体における下
流端部の側縁から上方に延びる立上片40と、かかる立上
片40の上端縁から幅方向外方へ突出する突出片42とを有
する。上記立上片40は、第4図を参照することによって
理解される如く、上方に向って若干幅方向外方へ傾斜せ
しめられている。第3図に明確に図示する如く、上記立
上片40は、上方への突出高さが下流に向って漸次増大し
た三角形状であり、上記突出片42は矩形状である。従っ
て、突出片42は、ビントレイ6の本体における側縁に対
して約20乃至30度でよい傾斜角度αをなして下流に向っ
て上方へ傾斜せしめられている。
第3図と共に第4図を参照することによって理解される
如く、複数個のビントレイ6に設けられている上記付加
部38のうちの立上片40は、全てのビントレイ6に対して
実質上同一である。しかしながら、上記付加部38のうち
の突出片42は、その幅方向外方への突出量が上方のビン
トレイ6か下方のビントレイ6に向って段階的に減少せ
しめられていることが重要である。図示の具体例におい
ては、上から第1番目のビントレイ6における突出片42
の幅方向突出量lmaxに対して、下方のビントレイ6に
おける突出片42の幅方向突出量lは所定量C1づつ段階的
に減少せしめられており、上から第n番目のビントレイ
6における突出片42の幅方向突出量lは、l=l
max−(n−1)C1に設定されている。そして、下から
第1番目のビントレイ6においては、上記立上片40は形
成されているが、突出片42は形成されていない。
第1図及び第2図を参照して説明すると、上記静止支持
枠体4には、複数個のビントレイ6の下流端部を支持す
るための支持フレーム44が付設されている。図示の支持
フレーム44は、上記前側及び後側直立側板13及び14の各
々に固定された上流端か下流に向って上方に傾斜して延
びる延在部46と、かかる延在部46の各々の下流端から上
方に向って幅方向外方へ傾斜して延びる傾斜部48と、か
かる傾斜部48の各々から実質上鉛直に上方に延びる直立
部50と、かかる直立部50間を実質上水平に延びる水平部
52とを有する。そして、かような支持フレーム44の下流
端部両側には、支持壁54が固定されている。所望なら
ば、支持フレーム44と一体に支持壁54を形成することも
できる。
第2図及び第4図を参照することによって理解される如
く、複数個のビントレイ6の下流端部両側に対向して位
置する上記支持壁54の各々は、側面図においては略平行
四辺形であり(第2図参照)、下流側から見た端面図に
おいては、上記支持フレーム44の傾斜部48に沿って上方
に向って幅方向外方に傾斜して延びている。支持壁54の
各々の内面は、第4図に明確に図示されている如く、上
方から下方に向って段階的に幅方向内方に変位せしめら
れた複数個の案内面を有する階段形態にせしめられてい
ることが重要である。図示の具体例においては、支持壁
54の各々の内面は、上方に向いた18個の案内面56を有す
る。上から第1番目の案内面56から上から第17番目(即
ち下から第2番目)の案内面56までにおいては、隣接す
る案内面56間の幅方向変位量C2及び上下方向段差hは実
質上同一である。そして、上記幅方向変位量C2は、ビン
トレイ6における突出片42に関して言及した上記所定量
C1と実質上同一に設定されている。他方、下から第1番
目の案内面56と下から第2番目の案内面56との間の段差
haは、他の段差hよりも大きく設定されている(これ
は、上述した如く下から第1番目のビントレイ6には突
出片42が形成されていないことに対応している)。第2
図を参照することによって明白に理解される如く、支持
壁54の各々の内面に形成されている複数個の案内面56
は、約40乃至50度でよい傾斜角度βをなして、下流に向
って上方に傾斜して延びているのが好都合である。
第2図及び第4図を参照することによって理解される如
く、複数個のビントレイ6の各々の下流端部は、上記突
出片42を対応する案内面56上に載置することによって支
持される。即ち、上から第1番目のビントレイ6の突出
片42は、支持壁54における上から第1番目の案内面56上
に載置され、上から第n番目のビントレイ6の突出片42
は、支持壁54における上から第n番目の案内面56上に載
置される。但し、図示の具体例においては、上述した通
り下から第1番目のビントレイ6には突出片42が形成さ
れておらず、第4図に図示する如く、下から第1番目の
ビントレイ6の下流端部は、その本体自体の両側縁部を
直接的に支持壁54における下から第1番目の案内面56上
に載置せしめることによって、所要位置に支持されてい
る。
上述した通りのソータ2において、移送機構18の作用に
よって特定のビントレイ6の上流端が上昇又は下降され
る際には、上記特定のビントレイ6の突出片42は、それ
が載置されている案内面56に沿って下流方向又は上流方
向に滑動せしめられると共に、上記案内面56に対して幾
分旋回せしめられる。第2図を参照して更に詳述する
と、第2図に図示する状態から、上から第8番目のビン
トレイ6のトラニオン12が移送機構18の作用によって所
定距離xだけ上昇される間には、上から第8番目のビン
トレイ6の突出片42は、支持壁54における上から第8番
目の案内面56に沿って幾分下流方向に滑動すると共に若
干反時計流方向に旋回せしめられる。逆に、第2図に図
示する状態から、上から第7番目のビントレイ6のトラ
ニオン12が移送機構18の作用によって所定距離xだけ下
降される間には、上から第7番目のビントレイ6の突出
片42は、支持壁54における上から第7番目の案内面56に
沿って幾分上流方向に滑動すると共に若干時計方向に旋
回せしめられる。
<発明の効果> 本発明に従って改良されたソータ2においては、複数個
のビントレイ6の下流端部両側は、夫々、別個独立に支
持壁54における複数個の案内面56によって支持される。
従って、従来の積重方式における上述した短所がなく、
従来の独立方式における上述した長所を有する。加え
て、本発明に従って改良されたソータ2においては、支
持壁54における複数個の案内面56は、上方から下方に向
けて段階的に幅方向内方に変位、換言すれば下方から上
方に向けて段階的に幅方向外方に変位せしめられてい
る。それ故に、特定のビントレイ6の下流端部の上昇
が、それより上方のビントレイ6のための案内面56によ
って阻害されることがなく、特定のビントレイ6の下流
端部は、それより上方のビントレイ6の下流端部と共に
自由に上昇され得る。従って、例えば上から第7番目の
ビントレイ6と上から第8番目のビントレイ6との間に
てシートが詰った場合、第2図に2点鎖線で示す如く、
上から第1番目乃至第7番目のビントレイ6の下流端部
を手動により上昇せしめて、これらのビントレイ6を夫
々上流端におけるトラニオン12を中心として旋回せし
め、かくして、上から第7番目のビントレイ6と上から
第8番目のビントレイ6との間を大幅に離隔して、詰っ
たシートを充分容易に処理することができる。従って、
従来の独立方式における上述した短所がなく、従来の積
重方式における上述した長所を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って改良されたソータの好適具体
例を示す斜面図。 第2図は、第1図に図示するソータの簡略断面図。 第3図は、第1図に図示するソータに使用されているビ
ントレイを示す斜面図。 第4図は、第1図に図示するソータの下流端を示す部分
側面図。 2……ソータ 4……静止支持枠体 6……ビントレイ 12……トラニオン 18……移送機構 38……ビントレイの付加部 40……立上片 42……突出片 44……支持フレーム 54……支持壁 56……案内面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々の上流端部を昇降動自在に且つ旋回自
    在に装着せしめて、上下方向に配列した複数個のビント
    レイと、該ビントレイの上流端部を適宜に昇降動せしめ
    るための移送機構とを備えたソータにおいて、 少なくとも上から第1番目から下から第2番目までのビ
    ントレイには、それらの下流端部両側から幅方向外方に
    突出する突出片が設けられており、該突出片の幅方向外
    方への突出量は、上から第1番目のビントレイから下方
    のビントレイに向って段階的に減少せしめられており、
    該ビントレイの下流端部両側に対向して支持壁が配設さ
    れており、該支持壁の内面は、該ビントレイの該突出片
    の幅方向外方への突出量に対応して上方から下方に向っ
    て段階的に幅方向内方に変位せしめられた複数個の案内
    面を有する段階形態にせしめられており、該ビントレイ
    の該突出片が夫々対応する該案内面上に載置されてい
    る、ことを特徴とするソータ。
JP62199894A 1987-07-28 1987-08-12 ソ−タ Expired - Lifetime JPH0688731B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62199894A JPH0688731B2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12 ソ−タ
US07/222,781 US4878660A (en) 1987-07-28 1988-07-22 Sorter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62199894A JPH0688731B2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12 ソ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6448779A JPS6448779A (en) 1989-02-23
JPH0688731B2 true JPH0688731B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=16415375

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