JPH0688538A - ガスタービンプラント - Google Patents

ガスタービンプラント

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Publication number
JPH0688538A
JPH0688538A JP23955092A JP23955092A JPH0688538A JP H0688538 A JPH0688538 A JP H0688538A JP 23955092 A JP23955092 A JP 23955092A JP 23955092 A JP23955092 A JP 23955092A JP H0688538 A JPH0688538 A JP H0688538A
Authority
JP
Japan
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low
intercooler
air
supplied
gas
Prior art date
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Application number
JP23955092A
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English (en)
Inventor
Kazuteru Ono
和輝 小野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0688538A publication Critical patent/JPH0688538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガスタービンの出力低下を防ぐと共に、液化天
然ガスの無駄な消費を抑えることにある。 【構成】空気冷却器22によって冷却した吸気を低圧圧縮
機23に供給し、この低圧圧縮機より吐出された圧縮空気
を冷却する中間冷却器24に供給し、この中間冷却器によ
り冷却された圧縮空気を高圧圧縮機25に供給し、この高
圧圧縮機で圧縮された圧縮空気を燃料と共に燃焼器26に
供給して燃焼させ、この燃焼器より発生する高温高圧ガ
スをガスタービン27に供給して負荷を駆動するガスター
ビンプラントにおいて、LNGを気化させて燃焼器26に
燃料として供給する気化器30と、空気冷却器22と中間冷
却器24および気化器30間に冷却水を循環させる客水循環
系とを備え、気化器30での吸気との熱交換および中間冷
却器24の圧縮空気により加熱された冷却水を気化器30に
より気化されるLNGの冷熱により冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンに供給さ
れる高温高圧ガスを液化天然ガスを高率よく燃焼させて
運転するガスタービンプランにおいて、特にガスタービ
ンの出力低下をなくすと共に、天然ガスの無駄な消費を
抑えるようにしたガスタービンプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンプラントとしては、
例えば図4に示すような構成のものがある。このガスタ
ービンプラントは、図示するように空気1を低圧圧縮機
2に供給し、この低圧圧縮機2の吐出空気を中間冷却器
3により冷却した後に高圧圧縮機4に供給し、更に圧縮
した後に燃焼器5に供給し、この燃焼器5により燃料を
投入燃焼させて高温ガスとしてガスタービン6に供給
し、発電機7を駆動した後、このガスタービン6から排
気系8に排気ガスとなって放出される。
【0003】このガスタービンプラントの燃料として天
然ガスを使用する場合には、付帯設備としてLNGの気
化設備が必要であり、またLNGを気化させるために天
然ガスを燃焼させてその熱を利用することがよく行われ
ている。
【0004】また、従来のLNGおよび冷媒プラントと
しては、例えば図5に示すような構成のものがある。こ
のLNGおよび冷媒プラントは、図5に示すように凝縮
器11で凝縮された低沸点媒体はポンプ12により気化
器13に送られ、ここで気化した後、冷媒タービン14
に供給され、発電機15を駆動する。冷媒タービン14
で仕事をした低沸点媒体は、凝縮機11で再び凝縮され
る。一方、LNGタンク16のLNGは凝縮器11に供
給され、その冷熱により低沸点媒体を凝縮させた後に気
化器13に送られて気化させ、そのNGガスを天然ガス
駆動タービン(以下NGタービンと言う)17に供給し
て発電機18を駆動し、子のNGタービン17から排気
されるNGガスは圧力を調節した後、天然ガス需要家に
送られる。この場合、気化器13の加熱源としては、通
常海水が使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うな構成のガスタービンでは、冬場は吸気の温度が低い
ため、空気の密度が高く、ガスタービンの出力を十分に
取ることができるが、夏場は吸気温度が高くなるため、
空気密度が低下し、タービン出力が低下するという問題
がある。これは圧縮機が圧縮する空気の体積流量が変わ
らないことから発生する。また、燃料供給設備では、天
然ガスを燃焼させてLNGを気化させているため、燃料
の消費が多くなるという問題がある。
【0006】一方、図5に示すようなLNGおよび冷媒
タービンプラントでは、気化器13の加熱源としての
水、または海水が必要であり、大規模な取水設備を建設
しなければならない。さらに、海水の温度が低下する冬
場にはLNGおよび低沸点媒体を十分に加熱することが
できないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、ガスタービンの出力低下
を防ぐことができると共に、天然ガスの無駄な消費を抑
えることができるガスタービンプラントを提供するする
ことにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、LNGおよび
冷媒タービンと組合せてLNGおよび低沸点媒体利用プ
ラントの出力低下を防止可能なコンバインドサイクルを
構成することにより、安価で効率の良いガスタービンプ
ラントを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような構成としたものである。
【0010】請求項1に対応する発明は、空気冷却器に
よって冷却した吸気を低圧圧縮機に供給し、この低圧圧
縮機より吐出された低圧圧縮空気を冷却する中間冷却器
に供給し、この中間冷却器により冷却された低圧圧縮空
気を高圧圧縮機に供給し、この高圧圧縮機で圧縮された
高圧圧縮空気を燃料と共に燃焼器に供給して燃焼させ、
この燃焼器より発生する高温ガスをガスタービンに供給
して負荷を駆動するようにしたガスタービンプラントに
おいて、液化天然ガスが供給されこの液化天然ガスを気
化させて前記燃焼器に燃料として供給する気化器と、前
記空気冷却器と前記中間冷却器および前記気化器間に冷
却媒体を循環させる冷媒循環系とを備え、前記気化器で
の吸気との熱交換および前記中間冷却器での低圧圧縮空
気との熱交換により加熱された前記冷却媒体を前記気化
器により気化される液化天然ガスの冷熱により冷却する
ようにしたものである。
【0011】請求項2に対応する発明は、空気冷却器に
よって冷却した吸気を低圧圧縮機に供給し、この低圧圧
縮機より吐出された低圧圧縮空気を冷却する中間冷却器
に供給し、この中間冷却器により冷却された低圧圧縮空
気を高圧圧縮機に供給し、この高圧圧縮機で圧縮された
高圧圧縮空気を燃料と共に燃焼器に供給して燃焼させ、
この燃焼器より発生する高温ガスをガスタービンに供給
して負荷を駆動するようにしたガスタービンプラントに
おいて、液化天然ガスを気化させて前記燃焼器に燃料と
して供給する気化器と、前記空気冷却器と前記中間冷却
器および前記気化器間に冷却媒体を循環させる冷媒循環
系と、前記液化天然ガスの冷熱により低沸点媒体を凝縮
する凝縮器と、前記気化器と前記凝縮器との間に低沸点
媒体を循環させる低沸点媒体循環系と、この低沸点媒体
循環系の前記気化器の排出側に設けられた冷媒タービン
とを備え、前記空気冷却器での吸気との熱交換および前
記中間冷却器での低圧圧縮空気との熱交換により加熱さ
れた前記冷却媒体を前記気化器により気化される液化天
然ガスおよび低沸点媒体の冷熱により冷却すると共に、
前記低沸点媒体をガス化して前記冷媒タービンの作動媒
体として冷媒タービンを駆動するようにしたものであ
る。
【0012】請求項3に対応する発明は、空気冷却器に
よって冷却した吸気を低圧圧縮機に供給し、この低圧圧
縮機より吐出された低圧圧縮空気を順次冷却可能に複数
段にして設けられた中間冷却器に供給し、その最終段の
中間冷却器により冷却された低圧圧縮空気を高圧圧縮機
に供給し、この高圧圧縮機で圧縮された高圧圧縮空気を
燃料と共に燃焼器に供給して燃焼させ、この燃焼器より
発生する高温ガスをガスタービンに供給して負荷を駆動
するようにしたガスタービンプラントにおいて、前記液
化天然ガスの冷熱により低沸点媒体を凝縮する凝縮器
と、この凝縮器と前記空気冷却器および前記最終段の中
間冷却器を除く中間冷却器との間で低沸点媒体を循環さ
せる低沸点媒体循環系とを備え、前記空気冷却器での吸
気との熱交換および前記最終段の中間冷却器を除く各中
間冷却器での低圧圧縮空気との熱交換により加熱された
低沸点媒体を前記凝縮器に供給される液化天然ガスの冷
熱により凝縮し、この凝縮器で加熱された液化天然ガス
を前記最終段の中間冷却器での低圧圧縮空気との熱交換
により気化させて前記燃焼器に燃料として供給するよう
にしたものである。
【0013】
【作用】請求項1に対応する発明のガスタービンプラン
トにあっては、空気冷却器および中間冷却器の冷却媒体
を液化天然ガスを気化させる気化器に導いて液化天然ガ
スの冷熱により冷却されるので、特に冷却設備を設置し
なくても空気冷却器に流入する空気および低圧圧縮機で
圧縮された高温の圧縮空気を効率よく冷却することがで
きる。従って、吸気温度が特に夏場のように高くなって
も、圧縮空気の温度を下げて空気密度を増やすことがで
きるので、タービンの出力を大きく取ることができる。
【0014】また、請求項2に対応する発明のガスター
ビンプラントにあっては、低圧圧縮機への空気を空気冷
却器で冷却するため、吸気の密度を高くすることがで
き、冷却する前に比べてより多量に空気を圧縮すること
ができる。また、中間冷却器により圧縮空気を冷却する
ので、高圧圧縮機においてもより多量に空気を圧縮する
ことができ、ガスタービンの最大出力を高く取ることが
できる。さらに、空気冷却器に供給する冷却媒体は、低
沸点媒体の冷熱を利用するので、温度を低くすることが
でき、空気の冷却効果が高く、特に夏場のガスタービン
の出力低下を防止する上で極めて効果が高い。一方、液
化天然ガスの気化のためには、加熱源として空気の冷却
に使用した冷却媒体を利用しているので、加熱用の大量
の海水等の水が不要になるか、または極めて少量で済む
ようにようになるため、取水設備を簡素化することがで
きると共に、建設工事費の大幅な削減ができ、経済的に
有利である。
【0015】さらに、請求項3に対応する発明のガスタ
ービンプラントにあっては、請求項2の発明に対応する
ガスタービンプラントの効果に加えて、冷却媒体の循環
のためのエネルギー損失の低下を無くすことができ、気
化器の設備を省略することができるので、更に効率のよ
い、建設費を安価なものになし得る。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0017】図1は本発明によるガスタービンプラント
の第1の実施例を示すシステム構成図である。図1にお
いて、22はガスタービンプラントに供給される空気2
1を冷却する空気冷却器、23はこの空気冷却器22に
より冷却された空気を圧縮する低圧圧縮機、24はこの
低圧圧縮機23で圧縮された空気を冷却する中間冷却
器、25はこの中間冷却器24で冷却された圧縮空気を
さらに圧縮する高圧圧縮機、26はこの高圧圧縮機25
で圧縮された空気が供給され、後述する燃料供給系から
供給される燃料を燃焼させる燃焼器、27はこの燃焼器
26で燃焼した高温高圧のガスが供給され、発電機29
を駆動するガスタービンで、このガスタービン27に流
入した高温高圧のガスは駆動エネルギとして使用された
後、排気系28より排気される。
【0018】一方、30はポンプ31によりLNGタン
ク32から供給されるLNGを気化する気化器で、この
気化器30で気化したNGガスは燃料供給系を通して上
述した燃焼器26に燃料調節弁26aを介して供給され
るようになっている。また、この燃料供給系にはNGガ
スを貯蔵または補給するためのNGガスタンク33が接
続されている。
【0019】上述した空気冷却器22、中間冷却器24
および気化器30相互間には冷却水循環系が構成されて
いる。すなわち、ポンプ34により冷却水を空気冷却器
22に供給して空気21を冷却し、この空気冷却器22
により熱交換された冷却水をポンプ35により中間冷却
器24に供給して低圧圧縮機23からの圧縮空気を冷却
し、この圧縮空気との熱交換により温度上昇した水を気
化器30に流入させ、ここでLNGの冷熱により冷却さ
れて前述したポンプ34に吸込まれるようになってい
る。次に上記のように構成されたガスタービンプラント
の作用について述べる。
【0020】いま、空気21が空気冷却器22に供給さ
れると、この空気21は冷却水循環系のポンプ34によ
り送られてくる冷却水により冷却され、低圧圧縮機23
に送られて圧縮される。この場合、低圧圧縮機23で圧
縮された空気の圧力は高くなるが、断熱圧縮であるため
温度がかなり高くなる。この低圧圧縮機23で圧縮され
た空気は中間冷却器24に送られ、ここで冷却水により
再び冷却された空気は密度を増して高圧圧縮機25送ら
れる。
【0021】高圧圧縮機25に入った空気がさらに圧縮
されて燃焼器26に流入すると、この圧縮空気により燃
料供給系より燃料調節弁26aを介して供給される燃料
を燃焼させ、高温高圧のガスとなってガスタービン27
に供給される。
【0022】ガスタービン27に供給された高温高圧の
ガスは、ガスタービン内部で断熱膨脹して発電機29を
駆動するガスタービン27を回転させ、排気系28に排
気ガスとなって排気される。
【0023】一方、LNGタンク32のLNGは、ポン
プ31により気化器30に送込まれる。この気化器30
には中間冷却器24で加熱された水が供給されており、
LNGはこの水により更に加熱されて完全にガス化す
る。この気化器30でガス化したNGガスは、燃料供給
系を通して燃焼器26側に送られ、燃料調節弁26aに
より供給燃料が調節されて燃焼器26に供給される。
【0024】このように第1の実施例では、空気冷却器
22および中間冷却器24の冷却媒体となる水をLNG
を気化させる気化器30に導いてLNGの冷熱により冷
却するようにしているので、特に冷却設備を設置しなく
ても空気冷却器22に流入する空気および低圧圧縮機2
3で圧縮された高温の圧縮空気を効率よく冷却すること
ができる。従って、吸気温度が特に夏場のように高くな
っても、圧縮空気の温度を下げて空気密度を増やすこと
ができるので、タービンの出力を大きく取ることができ
る。
【0025】図2は本発明によるガスタービンプラント
の第2の実施例を示すシステム構成図で、図1と同一部
分には同一符号を付して説明する。図2において、22
はガスタービンプラントに供給される空気21を冷却す
る空気冷却器、23はこの空気冷却器22により冷却さ
れた空気を圧縮する低圧圧縮機、24はこの低圧圧縮機
23で圧縮された空気を冷却する中間冷却器、25はこ
の中間冷却器24で冷却された圧縮空気21をさらに圧
縮する高圧圧縮機、26はこの高圧圧縮機25で圧縮さ
れた空気が供給され、後述する燃料供給系から供給され
る燃料を燃焼させる燃焼器、27はこの燃焼器26で燃
焼した高温高圧のガスが供給され、発電機29を駆動す
るガスタービンで、このガスタービン27に流入した高
温高圧のガスは駆動エネルギとして使用された後、排気
系28より排気される。
【0026】一方、30および36はポンプ31により
LNGタンク32から凝縮器37を通してそれぞれ供給
されるLNGを気化する気化器で、これら気化器30,
36で気化したNGガスは燃料供給系を通して発電機3
8を駆動するNGタービン39に送込んで回転させ、こ
のNGタービン39より排気されたNGガスを加熱器4
0により加熱して完全にガス化した状態で燃焼器26に
燃料調節弁26aを介して供給される。この場合、NG
タービン39に流入するNGガスの一部をバイパス弁4
1を介してバイパスできるようになっている。また、気
化器36は凝縮器37を通して流入するLNGを海水4
2により加熱することにより温度を上昇させてLNGを
ガス化している。
【0027】上述した空気冷却器22、中間冷却器24
および気化器30相互間には冷却水循環系が構成されて
いる。すなわち、ポンプ34により冷却水を空気冷却器
22に供給して空気21を冷却し、この空気21との熱
交換により温度上昇した水をポンプ35により中間冷却
器24に供給して低圧圧縮器23からの圧縮空気を冷却
し、この圧縮空気との熱交換により温度上昇した水を気
化器30に流入させ、ここでLNGの冷熱により冷却
し、前述したポンプ34に吸込まれるようになってい
る。
【0028】また、上記凝縮器37はポンプ31により
LNGタンク32から送込まれるLNGにより低沸点媒
体を凝縮するもので、この凝縮器37で凝縮された低沸
点媒体はポンプ43により気化器30および36に送込
まれる。これら気化器30および36での熱交換により
ガス化した低沸点媒体を共通ラインを通して発電機44
を駆動する冷媒タービン45に送込み、この冷媒タービ
ン45より排気される低沸点媒体を再び凝縮器37に戻
してLNGの冷熱により凝縮する低沸点媒体循環系が構
成されている。この場合、冷媒タービン45に流入する
低沸点媒体をバイパス弁46を介してバイパスできるよ
うになっている。次に上記のように構成された第2の実
施例の作用について述べる。
【0029】いま、空気21が空気冷却器22に供給さ
れると、この空気21は冷却水循環系のポンプ34によ
り送られてくる冷却水により冷却され、低圧圧縮機23
に送らて圧縮される。この場合、低圧圧縮機23で圧縮
された空気の圧力は高くなるが、断熱圧縮であるため温
度がかなり高くなる。この低圧圧縮機23で圧縮された
空気は中間冷却器24に送られ、ここで冷却水により再
び冷却された空気は密度を増して高圧圧縮機25に送ら
れる。
【0030】高圧圧縮機25に入った空気はさらに圧縮
されて燃焼器26に流入すると、この圧縮空気により燃
料供給系より燃料調節弁26aを介して供給される燃料
を燃焼させ、高温高圧のガスとなってガスタービン27
に供給される。
【0031】ガスタービン27に供給された高温高圧の
ガスは、ガスタービン内部で断熱膨脹して発電機29を
駆動するガスタービン27を回転させ、排気系28に排
気される。
【0032】一方、LNGタンク32のLNGは、ポン
プ31により凝縮器37に送込まれ、自らは加熱されな
がら冷媒タービン45から排気されるガス化した低沸点
媒体を凝縮させる。この場合、LNGは凝縮器37で加
熱されるものの完全なガスには至らず気化器30に送込
まれる。この気化器30には、中間冷却器24で加熱さ
れた水が供給されており、LNGはこの水により更に加
熱されて完全にガス化する。また、このLNGは気化器
36にも送込まれ、海水42により加熱され、ここでも
完全にガス化する。
【0033】このように気化器30および36でガス化
したNGガスは十分なエネルギーを持っているため、N
Gタービン39に送込まれると断熱膨脹し、そのエネル
ギーでNGタービン39を回転させる。NGタービン3
9を出たNGガスは前述のガスタービン27を運転する
ための燃料として使用されたり、図示しない他の設備に
使用される。この場合、NGタービン39を出た後のN
Gガスは、温度が低くなっているので、海水等を加熱源
とした加熱器40によりさらに加熱されて気化し、燃焼
器26に送込まれる。
【0034】ここで、NGタービン39のバイパス弁4
1は、プラントの起動時にNGタービン39を運転する
のに十分なNGガスが発生しない間使用したり、何等か
の事情でNGタービン39が運転できない時にNGガス
を供給するために使用する。また、ガスタービン27が
高出力運転となり、高圧圧縮機25の出口圧力が高くな
るときにNGタービン39のバイパス弁41を通してN
Gガスを燃焼器26に供給することにより、そのNGガ
スの圧力を高めることができる。
【0035】一方、気化器30,36で気化した低沸点
媒体は、冷媒タービン45で膨脹し、そのエネルギーで
発電機44を運転する。冷媒タービン45で膨脹し仕事
をした低沸点媒体は、再び凝縮器37に供給される。こ
の場合、冷媒タービン45をバイパスするバイパス弁4
6は、プラントの起動時に低沸点媒体の気化、凝縮のサ
イクルを構成するために使用したり、何等かの事情で冷
媒タービン45の運転が出来ないときに低沸点媒体の気
化、凝縮のサイクルを継続し、LNGの予熱の働きを行
う。
【0036】このように第2の実施例においては、低圧
圧縮機23への空気を空気冷却器22で冷却するため、
吸気の密度を高くすることができ、冷却する前に比べて
より多量に空気を圧縮することができる。また、中間冷
却器24により圧縮空気を冷却するので、高圧圧縮機2
5においてもより多量に空気を圧縮することができ、ガ
スタービン27の最大出力を高く取ることができる。さ
らに、空気冷却器24に供給する冷却水は、気化器30
で低沸点媒体やLNGの冷熱により冷却されるので、温
度を低くすることができ、空気の冷却効果が高く、特に
夏場のガスタービンの出力低下を防止する上で極めて効
果が高い。
【0037】一方、LNGの気化のためには、加熱源と
して空気の冷却に使用した水を利用しているので、加熱
用の大量の海水等の水が不要になるか、または極めて少
量で済むようにようになるため、取水設備を簡素化する
ことができると共に、建設工事費の大幅な削減ができ、
経済的に有利である。また、ガスタービン付帯設備とし
て、LNG気化設備を持つ場合、LNG気化のために天
然ガスを燃焼させ、天然ガスを無駄にしていたが、その
無駄がなくなり、さらに冷熱を効果的に回収でき、エネ
ルギー効率を大幅に高めることができる。
【0038】さらに、中間冷却器24で圧縮空気との熱
交換により温度上昇した水をLNGの加熱源としている
ので、加熱のための熱源が不足することがなく、冷熱発
電サイクルの出力低下もなくなる。
【0039】図3は本発明によるガスタービンプラント
の第3の実施例を示すシステム構成図で、図2と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異
なる点について述べる。図3において、22aは空気を
冷却する空気冷却器で、この空気冷却器22aは冷却媒
体として水を使用せずに低沸点媒体で直接冷却するもの
である。また、24A,24B,24Cはそれぞれ中間
冷却器で、これら中間冷却器24A,24B,24Cは
空気冷却器22aで使用される低沸点媒体を後述する低
沸点媒体循環系により循環させて圧縮機23で圧縮され
た空気を3段階で順次冷却して高圧圧縮機25に流入さ
せるものである。
【0040】上記低沸点媒体循環系は、凝縮器37によ
りLNGタンク32のLNGの冷熱により凝縮した低沸
点媒体をポンプ43により中間冷却器24Bに送込み、
ここで圧縮空気を冷却した低沸点媒体を調節弁47aを
介して空気冷却器22aに送込むと共に、調節弁47b
を介して中間冷却器24Aに送込み、これら空気冷却器
22aおよび中間冷却器24Aで空気および圧縮空気を
冷却することによりガス化した低沸点媒体を共通ライン
を通して発電機44を駆動する冷媒タービン45に送込
み、この冷媒タービン45より排気される低沸点媒体ガ
スを再び凝縮器33に戻してLNGの冷熱により凝縮さ
せるようになっている。この場合、冷媒タービン45に
流入する低沸点媒体ガスをバイパス弁46を介してバイ
パスできるようになっている。
【0041】一方、LNGタンク32のLNGは、ポン
プ31により凝縮器37を通して中間冷却器24Cに送
込まれ、ここで圧縮空気との熱交換によりガス化したN
Gガスは燃料供給系を通して発電機38を駆動するNG
タービン39に送込んで、このNGタービン39を回転
させ、このNGタービン39より排気されたNGガスを
加熱器40により加熱して完全にガス化した状態で燃焼
器26に燃料調節弁26aを介して供給される。この場
合、NGタービン39に流入するNGガスをバイパス弁
41を介してバイパスできるようになっている。次に上
記のように構成された第3の実施例の作用について述べ
る。
【0042】いま、空気冷却器22aに流入した空気は
低沸点媒体により冷却されて低圧圧縮機23に送られ、
ここで圧縮された空気は中間冷却器24Aおよび24B
を順次通ることで低沸点媒体により冷却され、さらに中
間冷却器24Cを通ることでLNGの冷却により冷却さ
れて高圧圧縮機25に送込まれる。この高圧圧縮機25
では冷却された空気を圧縮して密度の高い空気を燃焼器
26に送込み、この圧縮空気により燃焼器26に供給さ
れるガス化したNGガスを燃焼させ、その高温高圧ガス
によりガスタービン27を回転させて排気系28に排気
される。
【0043】また、凝縮器37を通して中間冷却器24
Cで圧縮空気との熱交換により加熱されたLNGはガス
化し、そのNGガスは燃料供給系を通してNGタービン
39に送込まれる。このNGガスはNGタービン39を
回転させた後、加熱器40に流入し、ここで完全にガス
化したNGガスとなって燃焼器26に燃料調節弁26a
を介して供給されると共に、図示しない他の設備に対し
ても供給される。
【0044】一方、空気冷却器22a、中間冷却器24
A,24Bの低沸点媒体循環系において、凝縮器37に
よりLNGの冷熱により冷却された低沸点媒体はポンプ
43により中間冷却器24Bに送込まれ、ここで圧縮空
気を冷却した後、調節弁47aを介して空気冷却器22
aに、また調節弁47bを介して前段の中間冷却器24
Aにそれぞれ流入し、これら空気冷却器22aおよび中
間冷却器24Aで圧縮空気および空気を冷却した後、こ
れらは共通ラインを通して冷媒タービン45に回転エネ
ルギーとして送込まれた後、凝縮器37に戻る。
【0045】上記した第3の実施例では、図2に示した
空気冷却器および中間冷却器と気化器の間の水を省略で
きるので、冷却水を循環させるための配管ライン、動力
が不要となり図2と比べて更にサイクル全体のエネルギ
ーの効率が良くなる。その代り、空気冷却器22aの熱
交換部分における結氷と中間冷却器部分における結氷と
を防止するために空気冷却器22aへの低沸点媒体のガ
ス流量を調節する調節弁47aおよび中間冷却器24A
への低沸点媒体のガス流量を調節する調節弁47bによ
る微妙な制御が必要になる。
【0046】このように第3の実施例においては、図2
の示した第2の実施例における効果に加えて、冷却水の
循環のためのエネルギー損失の低下を無くすことがで
き、気化器の設備を省略することができるので、更に効
率のよい、建設費の安価なコンバインドサイクルのガス
タービンプラントにすることができ、その効果は極めて
大である。
【0047】図3に示す第3の実施例では、空気冷却器
を低沸点媒体で冷却するようにしたが、LNGで冷却し
てもよいことは言うまでもない。また、低沸点媒体が冷
却器に流入する順番について低圧圧縮機23の出口空気
の低温側から入るように図示したが、高温側から入るよ
うに構成してもよいことは当然である。
【0048】また、図3においては、NGタービンで膨
脹して仕事をしたNGガスを燃焼器26に供給したが高
圧圧縮機27の圧縮比を高くとる場合には、図1の変形
例と同様にNGタービンを設置せずに、気化器で気化し
たNGガスを直接燃料調節弁26aを介して燃焼器26
に供給するように構成してもよい。
【0049】さらに、図3で低沸点媒体のサイクルに冷
媒タービン45を設けているが、この冷媒タービン45
を省略することも可能である。また、更に低沸点媒体の
サイクルそのものを省力し、中間冷却器24A,24B
と空気冷却器22aの冷却にLNGを使用して全体のサ
イクル構成を簡略化してもよいことは勿論である。
【0050】また、図3ではNGタービン39および冷
媒タービン45を単純な膨脹タービンとしたが、図1の
変形例と同様に再熱サイクルを設けて再熱タービンとし
てもよいことは言うまでもない。さらに、図3で発生し
たNGガスを図示しない設備に対しても供給する場合に
ついて説明したが、全ての燃料を燃焼器26で燃焼させ
るようにしてもよい。この場合には、天然ガスラインに
ガスタンクを設ける方がサイクル全体の運転が容易にな
る。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ガス
タービンの出力低下を防ぐことができると共に、天然ガ
スの無駄な消費を抑えることができ、またLNGおよび
冷媒タービンと組合せてLNGおよび低沸点媒体利用プ
ラントの出力低下を防止可能なコンバインドサイクルを
構成することにより、安価で効率の良いガスタービンプ
ラントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスタービンプラントの第1の実
施例を示す構成説明図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成説明図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成説明図。
【図4】従来のガスタービンプラントの構成説明図。
【図5】従来のLNGと低沸点媒体を使用した冷熱発電
プラントの構成説明図。
【符号の説明】
21…空気(吸気)、22,22a…空気冷却器、23
…低圧圧縮機、24,24A〜24C…中間冷却器、2
5…高圧圧縮機、26…燃焼器、27…ガスタービン、
30,36…気化器、31,34,35,43…ポン
プ、32…LNGタンク、37…凝縮器、39…NGタ
ービン、40…加熱器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気冷却器によって冷却した吸気を低圧
    圧縮機に供給し、この低圧圧縮機より吐出された低圧圧
    縮空気を冷却する中間冷却器に供給し、この中間冷却器
    により冷却された低圧圧縮空気を高圧圧縮機に供給し、
    この高圧圧縮機で圧縮された高圧圧縮空気を燃料と共に
    燃焼器に供給して燃焼させ、この燃焼器より発生する高
    温ガスをガスタービンに供給して負荷を駆動するように
    したガスタービンプラントにおいて、液化天然ガスが供
    給されこの液化天然ガスを気化させて前記燃焼器に燃料
    として供給する気化器と、前記空気冷却器と前記中間冷
    却器および前記気化器間に冷却媒体を循環させる冷媒循
    環系とを備え、前記気化器での吸気との熱交換および前
    記中間冷却器での低圧圧縮空気との熱交換により加熱さ
    れた前記冷却媒体を前記気化器により気化される液化天
    然ガスの冷熱により冷却するようにしたことを特徴とす
    るガスタービンプラント。
  2. 【請求項2】 空気冷却器によって冷却した吸気を低圧
    圧縮機に供給し、この低圧圧縮機より吐出された低圧圧
    縮空気を冷却する中間冷却器に供給し、この中間冷却器
    により冷却された低圧圧縮空気を高圧圧縮機に供給し、
    この高圧圧縮機で圧縮された高圧圧縮空気を燃料と共に
    燃焼器に供給して燃焼させ、この燃焼器より発生する高
    温ガスをガスタービンに供給して負荷を駆動するように
    したガスタービンプラントにおいて、液化天然ガスを気
    化させて前記燃焼器に燃料として供給する気化器と、前
    記空気冷却器と前記中間冷却器および前記気化器間に冷
    却媒体を循環させる冷媒循環系と、前記液化天然ガスの
    冷熱により低沸点媒体を凝縮する凝縮器と、前記気化器
    と前記凝縮器との間に低沸点媒体を循環させる低沸点媒
    体循環系と、この低沸点媒体循環系の前記気化器の排出
    側に設けられた冷媒タービンとを備え、前記空気冷却器
    での吸気との熱交換および前記中間冷却器での低圧圧縮
    空気との熱交換により加熱された前記冷却媒体を前記気
    化器により気化される液化天然ガスおよび低沸点媒体の
    冷熱により冷却すると共に、前記低沸点媒体をガス化し
    て前記冷媒タービンの作動媒体として冷媒タービンを駆
    動するようにしたことを特徴とするガスタービンプラン
    ト。
  3. 【請求項3】 空気冷却器によって冷却した吸気を低圧
    圧縮機に供給し、この低圧圧縮機より吐出された低圧圧
    縮空気を順次冷却可能に複数段にして設けられた中間冷
    却器に供給し、その最終段の中間冷却器により冷却され
    た低圧圧縮空気を高圧圧縮機に供給し、この高圧圧縮機
    で圧縮された高圧圧縮空気を燃料と共に燃焼器に供給し
    て燃焼させ、この燃焼器より発生する高温ガスをガスタ
    ービンに供給して負荷を駆動するようにしたガスタービ
    ンプラントにおいて、前記液化天然ガスの冷熱により低
    沸点媒体を凝縮する凝縮器と、この凝縮器と前記空気冷
    却器および前記最終段の中間冷却器を除く中間冷却器と
    の間で低沸点媒体を循環させる低沸点媒体循環系とを備
    え、前記空気冷却器での吸気との熱交換および前記最終
    段の中間冷却器を除く各中間冷却器での低圧圧縮空気と
    の熱交換により加熱された低沸点媒体を前記凝縮器に供
    給される液化天然ガスの冷熱により凝縮し、この凝縮器
    で加熱された液化天然ガスを前記最終段の中間冷却器で
    の低圧圧縮空気との熱交換により気化させて前記燃焼器
    に燃料として供給するようにしたことを特徴とするガス
    タービンプラント。
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