JPH0688031U - 複合操作形スイッチ - Google Patents

複合操作形スイッチ

Info

Publication number
JPH0688031U
JPH0688031U JP3409593U JP3409593U JPH0688031U JP H0688031 U JPH0688031 U JP H0688031U JP 3409593 U JP3409593 U JP 3409593U JP 3409593 U JP3409593 U JP 3409593U JP H0688031 U JPH0688031 U JP H0688031U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
push rod
contact piece
operation type
type switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3409593U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2593130Y2 (ja
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本開閉器工業株式会社 filed Critical 日本開閉器工業株式会社
Priority to JP1993034095U priority Critical patent/JP2593130Y2/ja
Publication of JPH0688031U publication Critical patent/JPH0688031U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593130Y2 publication Critical patent/JP2593130Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリスイッチに押釦スイッチの機能を取
り入れ、小形で長寿命で、しかも誤動作を防止すること
ができる複合操作形スイッチを提供する。 【構成】 スイッチ本体41内に接触機構部を配備し、
スイッチ本体41より操作部を突出させたスイッチにお
いて、スイッチ本体41の略中央部に上下動を行う押棒
24とその外周に回動自在な操作部材29を配設し、前
記操作部材29のそれぞれの回転所定位置にて前記押棒
24を押圧することにより、それぞれの異なる回路の開
閉を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複合操作形スイッチに係り、特に操作部の回転動作だけでなく押圧 動作を併設し、この回転動作により回路を選択し、その操作部の押圧動作により 接点を接離させて電路の開閉を行う複合操作形スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスイッチは、例えば図9に示すようにスイッチ本体1の内底面 の中央部に凹部2を設け、その周囲に複数の固定接点3を配設する。固定接片3 は、スイッチ本体1の内底面を貫通して下面に突出させ、端子4を形成する。 そして、覆蓋9の略中央部にはスリーブ5を配設し、操作部としての回転軸6 を設け、その下面に突起7を突出させてスイッチ本体1に設けた凹部2と凹凸係 合させ、この突起7を支点として回転軸6を回動自在に配設する。 更に、回転軸6の下方には弾性板で形成した可動接片8を配設し、回転軸6の 回転動作により、この可動接片8は固定接片3と摺動接離して電路の開閉を行う ものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のスイッチは、操作部の回転動作により電路の開 閉を行うものであり、通常の回転操作で自由に開閉が行えるものであった。その ため、不慣れの人が誤って操作したり、不用意な回転動作により接点の消耗が激 しくスイッチの寿命が短くなる等の欠点があった。 本考案は、上記問題点を除去し、ロータリスイッチに押釦スイッチの機能を取 り入れ、長寿命で誤動作の防止を可能とした複合操作形スイッチを提供すること を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、スイッチ本体内に接触機構部を配備 し、該接触機構部を作動させる操作部を前記スイッチ本体より突出させたスイッ チにおいて、前記スイッチ本体の略中央部に上下動を行う押棒とその外周に回動 自在な操作部材を配設し、前記操作部材のそれぞれの回転所定位置にて前記押棒 を押圧することにより、それぞれの異なる回路の開閉を行うように構成したもの である。
【0005】
【作用】
本考案によれば、操作部材29を回転させて所定位置に設定することにより回 路を選択し、更に押棒24あるいは回転操作及び押圧操作可能な操作部材29を 押圧することにより接触機構部の接点が接触し、その押圧力を解除すると操作部 が復帰して接点が開離するものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の第1実施例を示す正面断面図、図2は本考案の第1実施例の切 換機構を示す断面図、図3は本考案の第1実施例の分解斜視図である。 これらの図において、スイッチ基体11の上面の中央部に丸形凹所12を設け て、椀曲状に形成した可動接片21を載置するとともにその下方に一対の固定接 片13、14が植設されている。一対の固定接片13、14は、丸形凹所12内 の略中央部とその周囲に配設され、外側に配設された固定接片13と可動接片2 1の下面が常時接触しており、この可動接片21の頂部が押圧されることにより 略中央部に配置された固定接片14と接触する。これらの固定接片13、14は 、端子19と一体的に形成されており、スイッチ基体11の底面を貫通してそれ ぞれの端子19を突出している。
【0007】 スイッチ基体11の内底面の丸形凹所12の周囲には、後述するコイルバネ2 3を配設する円周溝15を設けるとともにその外側に二つの角形凹所16を設け 、その角形凹所の内側面より弾性を有する複数の接触片17を配設している。本 考案の実施例においては、二つの角形凹所16内の一方に二つの接触片17を設 けるとともにその対向する内側面より共通接片18を設け、他方の角形凹所16 には、二つの接触片17を配設している。そして、これらの接触片17はスイッ チ基体11を貫通して、それぞれの端子19を形成している。 スイッチ基体11の円周溝15にはコイルバネ23の一端が挿入され、椀曲状 に形成した可動接片21上には可動板22が配設される。 スイッチ本体41は角形部と上方に円筒状のスリーブ44から形成されており 、しかもスイッチ本体41内の上面より円筒形の突壁42を設け、その内側面に 凹凸部43が形成されている。
【0008】 図2は本考案の切換機構を示す断面図であり、スリーブ44内には円形状の本 体とこの円形状の本体より小さい円筒部が上方に突設し、円形状の本体の側面に は横孔33が設けられ、コイルバネ38を介して滑動子39が配設された操作部 材29が挿入される。本考案の実施例の滑動子39としてスチールボールが使用 されている。また、スリーブ44の上方に突出した操作部材29の円筒部の円周 状には溝32が設けられ、この溝32にCリング51を嵌着して下方への抜け止 めがなされる。 また、操作部材29は、スイッチ本体41内の円筒部の突壁42の内側面に設 けた凹凸部43に上記した滑動子39が弾接して配設され、この操作部材29の 回転動作により、切換節度感が得られる。 そして、操作部材29の下面には外側に段部35を設けた複数の垂下片34を 形成し、この垂下片34に対応した孔37を設けたドーナツ状の基板36が配設 される。この基板36の下面には、スイッチ基体11に配設された接触片17及 び共通接片18と接触して電気的に導通する回路パターン(図示せず)が形成さ れている。
【0009】 操作部材29の縦方向には、貫通孔30を設けており、この貫通孔30に円柱 状に形成した押棒24が挿入され、貫通孔30の上方の内方向に段部31を形成 して押棒24の上方への抜け止めがなされている。また、この貫通孔30の下方 には外方向に段部を設けており、押棒24の下方に設けた鍔部25が配置され、 その下方とスイッチ基体11の円周溝15間にコイルバネ23を配設し、押棒2 4と操作部材29を上方に押し上げている。 従って、スイッチ本体41のスリーブ44内には操作部材29、その操作部材 29に押棒24が挿入されて操作部を形成している。スイッチ本体41の上方に 突出した操作部材29には下方に鍔部49を形成した回転ツマミ47が挿入され 、回転ツマミ47の上方に設けた孔49にボタン50が挿入されて押棒24と凹 凸関係により嵌合される。 この回転ツマミ47の鍔部49の上面には、回転位置を示す数字等の表示がな されている。 そして、スイッチ本体41とスイッチ基体11は、角孔46と突起20の凹凸 嵌合により組み合わされて、本考案の複合操作形スイッチが完成する。
【0010】 スリーブ44内の溝部45と押棒24の溝27には、防塵効果を高めるために Oリング40、28がそれぞれ配設される。 このように構成された本考案の複合操作形スイッチは、回転ツマミ47を動作 させて切換節度感を得ながら所定の位置に設定し、中央部に配設したボタン50 を押圧して電路を閉じるものである。 従って、図4に示すように、中央部に配設したボタン50は押棒24に連動し て上下動し、その外側に配設した回転ツマミ47は操作部材29に連動して回転 動作するものである。
【0011】 図5は、本考案の第2実施例を示す正面断面図であり、スイッチ基体61の上 面の中央部に丸形凹所62を設けて、椀曲状に形成した可動接片71を載置する とともにその下方に一対の固定接片63、64が植設されている。一対の固定接 片63、64は、丸形凹所62内の略中央部とその周囲に配設され、外側に配設 された固定接片63と可動接片71の下面が常時接触しており、この可動接片7 1の頂部が押圧されることにより略中央部に配置された固定接片64と接触する 。これらの固定接片63、64は、端子69と一体的に形成されており、スイッ チ基体61の底面を貫通して端子69を突出している。 スイッチ基体61の内底面の丸形凹所62の周囲には、後述するコイルバネ7 3を配設する円周溝75を設けるとともにその外側に二つの角形凹所76を設け 、その角形凹所76の内側面より弾性を有する複数の接触片67を配設している 。本考案の実施例においては、二つの角形凹所66内の一方に二つの接触片67 を設けるとともにその対向する内側面より共通接片68を設け、他方の角形凹所 76には、二つの接触片67を配設している。そして、これらの接触片67はス イッチ基体61を貫通して、それぞれの端子69を形成している。 スイッチ基体61の円周溝65にはコイルバネ73の一端が挿入され、椀曲状 に形成した可動接片71上には可動板72が配設される。
【0012】 スイッチ本体91は角形部と上方に円筒状のスリーブ94から形成されており 、しかもスイッチ本体91内の上面より円筒形の突壁92を設け、その内側面に 凹凸部93が形成されている。 スリーブ94内には円形状の本体とこの円形状の本体より小さい円筒部が上方 に突設し、円形状の本体の側面には横孔83が設けられて、コイルバネ88を介 して滑動子89が配設された操作部材79が挿入される。本考案の実施例の滑動 子39としてスチールボールが使用されている。また、操作部材79は、スイッ チ本体91内の円筒部の突壁92の内側面に設けた凹凸部93に上記した滑動子 89が弾接して配設され、この操作部材79の回転動作により、切換節度感が得 られる。 そして、操作部材79の下面には外側に段部85を設けた複数の垂下片84を 形成し、この垂下片84に対応した孔87を設けたドーナツ状の基板86が配設 される。この基板86の下面には、スイッチ基体61に配設された接触片67と 接触して電気的に導通する回路パターン(図示せず)が形成されている。
【0013】 操作部材79の縦方向には、貫通孔80を設けており、この貫通孔80に円柱 状に形成した押棒74が挿入され、貫通孔80の上方の内方向に段部81を形成 して上方への抜け止めがなされている。また、この貫通孔80の下方には外方向 に段部を設けており、押棒74の下方に設けた鍔部75が配置され、その下方と スイッチ基体61の円周溝65間にコイルバネ73を配設し、押棒24と操作部 材79を上方に押し上げており、基板86の下面に形成した回路パターンとスイ ッチ基体61の接触片67とは、間隙を設けて非接触状態に配備される。 従って、スイッチ本体91のスリーブ94内には操作部材79、その操作部材 79に押棒74が挿入されて操作部を形成している。スイッチ本体91の上方に 突出した操作部材79には下方に鍔部98を形成した回転ツマミ97が挿入され 、回転ツマミ97の上方に設けた孔99にボタン100が挿入されて押棒74と 凹凸関係により嵌合される。 そして、スイッチ本体91とスイッチ基体61は、角孔96と突起70の凹凸 嵌合により組み合わされて、本考案の複合操作形スイッチが完成する。 スリーブ94内の溝部95と押棒74の溝77には、防塵効果を高めるために Oリング90、78が配設される。
【0014】 このように構成された回転ツマミ97を回転動作させて所定の位置に設定し、 この回転ツマミ97を押圧することにより回路パターンと接触片67が接触し、 電気的に接続するとともに押棒74も連動して押圧され、可動接片71と固定接 片64が接触して電気的に接続される。また、ボタン90を押圧すると押棒74 のみが押圧され、可動接片71と固定接片64のみが接触して電気的に接続され る。従って、ボタン90は押棒74に連動して上下動作、回転ツマミ97は、操 作部材79に連動して回転動作と上下動作を行い、しかも回転ツマミ97の上下 動作に連動してボタン100を上下動作させることができる。本考案の実施例に おいては、回路パターンと接触片67は接触していないため、回転ツマミ100 の回転動作における接触部の摩耗や消耗がなく、長寿命の複合操作スイッチが得 られるものである。 図6は、本考案の第3実施例を示す上面断面図であり、スイッチ基体111の 上面の中央部に丸形凹所112を設けて、椀曲状に形成した可動接片124を載 置するとともにその下方に一対の固定接片113、114が植設されている。一 対の固定接片113、114は、丸形凹所112内の略中央部とその周囲に配設 され、外側に配設された固定接片113と可動接片124の下面が常時接触して おり、この可動接片124の頂部が押圧されることにより略中央部に配置された 固定接片114と接触する。これらの固定接片113、114は、端子121と 一体的に形成されており、スイッチ基体111の底面を貫通して端子121を突 出している。
【0015】 スイッチ基体111の内底面の丸形凹所112の周囲には、後述するコイルバ ネ125を配設する円周溝115を設けるとともにその外側に一対の突片116 を形成し、突片116の側面にそれぞれ孔117を設けている。更にその外側に は二つの角形凹所118を設け、その角形凹所118の内側面より弾性を有する 複数の接触片119を配設している。本考案の実施例においては、二つの角形凹 所118内の一方に二つの接触片119を設けるとともにその対向する内側面よ り共通接片120を設け、他方の角形凹所118には、二つの接触片119を配 設している。そして、これらの接触片119はスイッチ基体111を貫通して、 それぞれの端子121を形成している。 スイッチ基体111の円周溝115にはコイルバネ125の一端が挿入され、 椀曲状に形成した可動接片123上には可動板124が配設される。 スイッチ本体144は角形部と上方に円筒状のスリーブ148から形成されて おり、しかもスイッチ本体144内の上面より円筒形の突壁145を設け、その 内側面に凹凸部143が形成されている。 スリーブ147内には円形状の本体とこの円形状の本体より小さい円筒部が上 方に突設し、円形状の本体の側面には横孔136が設けられて、コイルバネ14 1を介して滑動子142が配設された操作部材132が挿入される。また、操作 部材132は、スイッチ本体144内の円筒部の突壁145の内側面に設けた凹 凸部146に上記した滑動子142が弾接して配設され、この操作部材132の 回転動作により、切換節度感が得られる。 そして、操作部材132の下面には外側に段部138を設けた複数の垂下片1 37を形成し、この垂下片137に対応した孔140を設けたドーナツ状の基板 139が配設される。この基板139の下面には、スイッチ基体111に配設さ れた接触片119と接触して電気的に導通する回路パターン(図示せず)が形成 されている。
【0016】 操作部材132の縦方向には、貫通孔133を設けており、この貫通孔133 に円柱状に形成した押棒126が挿入され、貫通孔133の上方の内方向に段部 134を形成して押棒126の上方への抜け止めがなされている。また、この貫 通孔133の下方には外方向に段部を設けており、押棒126の下方に設けた鍔 部127が配設され、その側面に突起128が設けられてスイッチ基体111に 設けた突片116の孔117に係合し、鍔部127の下方とスイッチ基体111 の円周溝115間にコイルバネ125を配設し、押棒126を上方に押し上げて いるが突片116の孔117により上下方向の移動範囲が設定される。また、操 作部材132は、複数の接触片119により、上方に押し上げられるが、押棒1 26と操作部材132は、上下方向に隙間を有しており、押棒126の上下動作 と操作部材132の上下動作はそれぞれ独立した上下動作となる。 従って、スイッチ本体144のスリーブ147内には操作部材132、その操 作部材132に押棒126が挿入されて操作部を形成し、スイッチ本体144上 方に突出した操作部材132には下方に鍔部151を形成した回転ツマミ150 が挿入され、回転ツマミ150の上方に設けた孔152にボタン153が挿入さ れて押棒126と凹凸関係により嵌合される。 そして、スイッチ本体144とスイッチ基体111は、角孔149と突起12 2の凹凸嵌合により組み合わされて、本考案の複合操作形スイッチが完成する。
【0017】 スリーブ147内の溝部148と押棒126の溝148には、防塵効果を高め るためにOリング143、131が配設される。 このように構成された回転ツマミ150を回転動作させて所定の位置に設定し 、この回転ツマミ150を押圧することにより回路パターンと接触片119が接 触し、電気的に接続する。また、ボタン153を押圧すると押棒126のみが押 圧され、可動接片123と固定接片114のみが接触して電気的に接続される。 従って、ボタン153は押棒126と連動し上下動作、回転ツマミ150は操作 部材132と連動し、回転動作と上下動作を行い、しかもそれぞれ独立した動作 が行えるものである。
【0018】 図8は、本考案の第4実施例の要部斜視図であり、回転ツマミ160とボタン 162から形成された操作部の上面に表示部163を設けたものであり、文字、 数字、記号等を表示させることができる。この表示部163は、ラベルや印刷等 の表示だけでなく、液晶やLED等の表示素子により表示することも可能であり 、中央部の押棒を配設せず、スイッチ基体に支柱を突出させて表示部163を形 成したり、押棒のスペースを利用して、表示装置を配備することも可能である。 回転ツマミの鍔部の上面に数字等の表示を施し、回転ツマミの位置を明確にす るものである。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、以下のような効果を奏するこ とができる。 (1)操作部を押棒と操作部材により形成したので、極めて小形に作製できる ため、スペースを取らず、機器の軽薄短小化に貢献し、しかも操作部の回転動作 と押圧動作と接触構造の組み合わせにより、種々の用途に対応できる複合操作形 スイッチを提供できる。 (2)回転ツマミを所定位置まで回転させ、更にその回転ツマミあるいはボタ ンを押して回路を開閉するようにしたため、一つだけの回転操作でスイッチの開 閉を行うものでなく、回転操作により回路を選択し、その状態で押圧操作を行っ て電路を閉じるものである。従って、異なる二つの操作でスイッチの開閉を行う ので、無意識による誤動作を防止でき、事故を未然に防ぐことができる。 (3)ロータリスイッチに押釦スイッチを併設し、異なった二つの操作により 、開閉を行うようにしたにも拘わらず、部品点数や構造がシンプルとなり、安価 に製作できる。 (4)スイッチ本体の内側面又は、スイッチ本体の内底面に凹凸部を設けたの で極めて良好な切換節度感が得られるとともに回転ツマミやボタンの設定位置の 位置決めにもなり、接触が安定した複合操作形スイッチが得られる。 (5)中央部に配設した押棒又はボタンの表面に文字、数字等を表示できるた め、スイッチの開閉状態を再確認でき、誤動作を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す正面断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の切換機構を示す断面図で
ある。
【図3】本考案の第1実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す正面断面図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す正面断面図である。
【図7】本考案の第3実施例の要部斜視図である。
【図8】本考案の第4実施例の要部斜視図である。
【図9】従来のロータリスイッチの正面断面図である。
【符号の説明】
11,61,111 スイッチ基体 17,67,119 接触片 21,71,123 可動接片 22,72,124 可動板 23,73,125 コイルバネ 24,74,126 押棒 25,75,127 鍔部 29,79,132 操作部材 30,80,133 貫通孔 33,83,136 横孔 34,84,137 垂下片 36,86,139 基板 38,88,141 コイルバネ 39,89,142 滑動子 41,91,144 スイッチ本体 42,92,145 突壁 43,93,146 凹凸部 44,94,147 スリーブ 47,97,150 回転ツマミ 49,99,152 孔 50,100,153 ボタン 116 突片 117 孔 160 回転ツマミ 163 表示部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体内に接触機構部を配備し、
    該接触機構部を作動させる操作部を前記スイッチ本体よ
    り突出させたスイッチにおいて、前記スイッチ本体の略
    中央部に上下動を行う押棒とその外周に回動自在な操作
    部材を配設し、前記操作部材のそれぞれの回転所定位置
    にて前記押棒を押圧することにより、それぞれの異なる
    回路の開閉を行うことを特徴とした複合操作形スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記操作部材を回動自在に配設するとと
    もに上下動作を行うことを特徴とした請求項1記載の複
    合操作形スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記押棒と操作部材のどちらか一方の上
    下動作に連動して他方も同様の上下動作を行うことを特
    徴とした請求項1記載の複合操作形スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ本体内に凹凸部を設けると
    ともに前記操作部材の側面間にコイルバネを介して滑動
    子を配設し、前記操作部材の回転動作により前記滑動子
    が弾接する切換節度機構を設けたことを特徴とした請求
    項1記載の複合操作形スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記押棒の上面に表示部を設けたことを
    特徴とした請求項1記載の複合操作形スイッチ。
JP1993034095U 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ Expired - Fee Related JP2593130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993034095U JP2593130Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993034095U JP2593130Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0688031U true JPH0688031U (ja) 1994-12-22
JP2593130Y2 JP2593130Y2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=12404723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993034095U Expired - Fee Related JP2593130Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 複合操作形スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593130Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011693A1 (fr) * 1998-08-21 2000-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pieces electroniques de type a fonctionnement par pression et rotation et materiel de terminal de reseau comprenant ces pieces electroniques
WO2015198565A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 株式会社デンソー 電子機器操作システム
CN117053137A (zh) * 2023-10-11 2023-11-14 深圳市天一欣科技有限公司 一种可平滑调节的旋钮型按键的炫彩灯

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011693A1 (fr) * 1998-08-21 2000-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pieces electroniques de type a fonctionnement par pression et rotation et materiel de terminal de reseau comprenant ces pieces electroniques
WO2015198565A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 株式会社デンソー 電子機器操作システム
JP2016011029A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 株式会社デンソー 電子機器操作システム
CN117053137A (zh) * 2023-10-11 2023-11-14 深圳市天一欣科技有限公司 一种可平滑调节的旋钮型按键的炫彩灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2593130Y2 (ja) 1999-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184821B2 (ja) ロータリープッシュスイッチ装置
US5952628A (en) Multiple-way electronic component with push switch
JP2556126Y2 (ja) カメラの操作部材
JPH1167016A (ja) 複合操作型電気部品
JP2004342496A (ja) スイッチ装置
JPH0688031U (ja) 複合操作形スイッチ
JPH0142897Y2 (ja)
JP2710907B2 (ja) 複合操作形スイッチ
JP2001022462A (ja) 多方向入力装置
JP3763044B2 (ja) 多方向スイッチ
JPH0688032U (ja) 複合操作形スイッチ
JP2003317578A (ja) 多方向揺動型電子部品
JPH0741927U (ja) 複合操作形スイッチ
JPH0650200U (ja) 複合操作形スイッチ
JPH0637551Y2 (ja) 誤動作防止装置付スイツチ
JPH08190836A (ja) 複合操作型電気部品
JP2003123590A (ja) つまみ
JP2000331567A (ja) 防水型レバースイッチ
JP2001022463A (ja) 多方向入力装置
JPH0316177Y2 (ja)
JP2847950B2 (ja) 選択式押しボタンスイッチ
KR20180056122A (ko) 푸쉬버튼형 로킹장치
JP6643150B2 (ja) 回転式電子部品
JP2001351479A (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP2847951B2 (ja) 選択式押しボタンスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees