JPH0687338A - 産業車両の吸気装置 - Google Patents

産業車両の吸気装置

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Publication number
JPH0687338A
JPH0687338A JP4265294A JP26529492A JPH0687338A JP H0687338 A JPH0687338 A JP H0687338A JP 4265294 A JP4265294 A JP 4265294A JP 26529492 A JP26529492 A JP 26529492A JP H0687338 A JPH0687338 A JP H0687338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
rear pillar
air
industrial vehicle
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4265294A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kotani
彰 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP4265294A priority Critical patent/JPH0687338A/ja
Publication of JPH0687338A publication Critical patent/JPH0687338A/ja
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で耳元騒音を効果的に低減し得る
産業車両の吸気装置を提供する。 【構成】 運転席1を防護するヘッドガード2を備えた
産業車両において、ルーフ部3における前後に延びる右
ルーフフレーム3aと、ピラー部4における右リヤピラ
ー4aとを相互に連通された中空部材により形成する。
そして、右ルーフフレーム3aの前端部に外気取入用の
吸気口5を設ける一方、右リヤピラー4aの下部側に吸
入空気の送出口7を設ける。かくして、吸入空気の経路
延長と、吸気口の耳元からの離隔距離の拡大とにより耳
元騒音が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのよう
な産業車両に係り、詳しくは運転席を防護するために装
備されるヘッドガードのリヤピラーをエンジンの外気導
入管として利用する吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のフォークリフトではエンジンの吸
気装置として、外気導入方式を採用することが行われて
いる。この外気導入方式は、エンジンルーム内の空気を
吸入する内気導入方式に比べて清浄な空気を吸入できる
という点に特徴がある。その場合、走行時の舞い上がる
塵埃の影響が少ない地上高の高い部位から取り入れた方
がより清浄な空気を給気できるという観点から、一般に
は、図3に示す如くヘッドガード31における中空材料
製の右リヤピラー32の上部に外気取入用の吸気口33
を設定して、該リヤピラー32を外気導入管として利用
することが行われている。このような吸気装置として
は、例えば実開昭62−120025号公報や実開昭6
2−117143号公報を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年フォー
クリフトにおいては、エンジン自体の騒音問題又はエン
ジンルームからの騒音漏出問題等に対して種々の騒音低
減対策が施され、低騒音化が達成されつつある。それに
伴い、それまで重要視されていなかった外気導入方式の
吸気音、つまりリヤピラー32の吸気口33に発生する
吸気音が運転手に及ぼす耳元騒音として問題にされるよ
うになってきた。そのため、上記公報に開示された外気
導入式の吸気装置においてもピラー内に消音室を形成す
る等して種々の騒音低減対策が実施されているが、充分
な低減効果が得られないとか、構造が複雑化したりコス
トが高く付き過ぎたりする等の問題がある。
【0004】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、簡単
な構造をもって耳元騒音を効果的に低減できるように改
良された産業車両の吸気装置を提供することを、解決す
べき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、運転席を防護するためのヘッドガードを備えた産業
車両の吸気装置であって、前記ヘッドガードのルーフ部
における前後に延びる左右のルーフフレームのうちの右
ルーフフレームと、ルーフ部を支えるべく配置される前
後左右のピラーのうちの右リヤピラーとを相互に連通構
造の中空部材により形成し、前記右ルーフフレームの前
端部には外気取入用の吸気口を設ける一方、前記右リヤ
ピラーの下部側には吸入空気をエアクリーナ側へ送出す
る送出口を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成の本発明に係る吸気装置においては、
ヘッドガード中、外気取入用の吸気口が運転手の耳から
最も遠い位置に設定されていること、そして外気取入用
の吸気口から吸入空気のエアクリーナへの送出口までの
距離の延長化により吸気音レベルが低下されること等か
ら、リヤピラー上部に吸気口を設定している従来に比べ
て耳元騒音が低減される。また、耳元騒音低減のために
ピラー等に特別の消音部材等を追加設定する構造でもな
いため、構造の複雑化やコストの高騰化という問題も生
じない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1はフォークリフトにおけるヘッドガ
ードを利用した吸気装置の右後方斜視図であり、図2は
同側面図である。図示のように、運転席1を防護するた
めのヘッドガード2は、ルーフ部3とそれを支えるピラ
ー部4とからなり、そしてルーフ部3の前後に延びる左
右のルーフフレーム3aと左右のリヤピラー4aとが一
体成形となっている。すなわち、左右のルーフフレーム
3a及び左右のリヤピラー4aはそれぞれ矩形断面の中
空部材から構成され、相互に連通する構造となってい
る。なお、ルーフフレーム3aとリヤピラー4aとのつ
なぎ部分は曲線化され、意匠美が付加されている。
【0008】しかして、右ルーフフレーム3aの前端部
には外気取入用の吸気口5が形成されており、この吸気
口5はフレーム前端面又はフレーム右側面に開口する形
態で設定されている。一方、右リヤピラー4aの下部に
は吸入空気をエアクリーナ6へ送出するための送出口7
が形成され、この送出口7に取付けられたインレットパ
イプ8がホース9を介してエアクリーナ6に接続されて
いる。
【0009】すなわち、本実施例においては、右ルーフ
フレーム3aと右リヤピラー4aとを中空部材をもって
一体に形成し、右ルーフフレーム3aの前端部に設定し
た吸気口5から取り入れた外気を右ルーフフレーム3a
内を通して後方へ誘導するとともに、右リヤピラー4a
内を通して下方へ誘導し、そしてリヤピラー4aの下部
からパイプやホース等によりエアクリーナ6へ送出する
構成としたものである。なお、この場合、ルーフフレー
ム3aとリヤピラー4aとのつなぎ部分を曲線化するこ
とで、吸気抵抗の増大が回避されている。
【0010】上記のように構成された本実施例の吸気装
置においては、外気取入用の吸気口5から吸入空気の送
出口7までの距離が従来に比べて延長化されており、こ
のことは吸気負圧が高くなることを意味する。そして、
吸気負圧が高くなることは、エンジン負担がやや大きく
なるものの、結果として吸気口5に生ずる吸気音レベル
が低下される。また、吸気口5自体はヘッドガード2の
なかで運転席1上の運転手の耳から距離的に最も離隔し
た位置にあって、右リヤピラーの上部に吸気口を設定し
ていた従来に比べて遠くなるため、車輪で舞い上がる塵
埃の影響の少ない高所の清浄な外気を取り入れた上で、
運転手に到達する耳元騒音レベルとしては低下したもの
となる。
【0011】また、このような吸気騒音低減方式は、既
存のヘッドガード2の構成部材を使用するものにして、
新たな形で騒音低減用部材を追加設定するものではな
く、従って構造が複雑化したりコストが高く付いたりす
ることもない。
【0012】なお、本実施例ではルームフレーム3aと
リヤピラー4aとを一体に形成した場合で説明している
が、その筒孔が相互に連通するよう構成される限り、別
体であっても差し支えない。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、吸気経路の延長化と、吸気口の耳元からの隔離とに
より耳元騒音を低減する方式であり、既存のヘッドガー
ドに特別の構成部材を追加設定することなく、簡単な構
造をもって耳元騒音低減が達成できるものであり、産業
車両の吸気装置として有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る外気導入方式の吸気装置
の右後方斜視図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1…運転席 2…ヘッドガード 3…ルーフ部 3a…右ルーフフレーム 4…ピラー部 4a…右リヤピラー 5…吸気口 6…エアクリーナ 7…送出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席を防護するためのヘッドガードを
    備えた産業車両の吸気装置であって、前記ヘッドガード
    のルーフ部における前後に延びる左右のルーフフレーム
    のうちの右ルーフフレームと、ルーフ部を支えるべく配
    置される前後左右のピラーのうちの右リヤピラーとを相
    互に連通構造の中空部材により形成し、前記右ルーフフ
    レームの前端部には外気取入用の吸気口を設ける一方、
    前記右リヤピラーの下部側には吸入空気をエアクリーナ
    側へ送出する送出口を設けた吸気装置。
JP4265294A 1992-09-07 1992-09-07 産業車両の吸気装置 Pending JPH0687338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265294A JPH0687338A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 産業車両の吸気装置

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JP4265294A JPH0687338A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 産業車両の吸気装置

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Publication Number Publication Date
JPH0687338A true JPH0687338A (ja) 1994-03-29

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ID=17415209

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JP4265294A Pending JPH0687338A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 産業車両の吸気装置

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JP (1) JPH0687338A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881750A (en) * 1996-06-05 1999-03-16 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate treating apparatus
US6021790A (en) * 1995-12-04 2000-02-08 Dainippon Screen Mfg. Co.,Ltd. Substrate treating apparatus and method for treating substrate
CN106150794A (zh) * 2016-08-19 2016-11-23 安徽合力股份有限公司 具有消音结构的叉车驾驶室护顶架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021790A (en) * 1995-12-04 2000-02-08 Dainippon Screen Mfg. Co.,Ltd. Substrate treating apparatus and method for treating substrate
US5881750A (en) * 1996-06-05 1999-03-16 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate treating apparatus
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