JPH0687284B2 - 磁気記録媒体の偽造防止方法 - Google Patents

磁気記録媒体の偽造防止方法

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JPH0687284B2
JPH0687284B2 JP61237512A JP23751286A JPH0687284B2 JP H0687284 B2 JPH0687284 B2 JP H0687284B2 JP 61237512 A JP61237512 A JP 61237512A JP 23751286 A JP23751286 A JP 23751286A JP H0687284 B2 JPH0687284 B2 JP H0687284B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は有料道路の料金収受システムのキャッシュカー
ドに適用される磁気記録媒体の偽造防止方法に関する。
(従来の技術) 従来、磁気記録媒体の偽造防止を行うには、磁気記録内
容が転写されない様にすることが重要である。これを解
決する方法として、磁気記録媒体を磁気低抗磁力層と高
抗磁力層との2層構造にし、低抗磁力層には意味不明の
雑音をエンコードし、高抗磁力層には通常の情報をエン
コードして情報の読取り時に低抗磁力層の雑音を消去し
てから、高抗磁力層の情報を読取ることが実施されてい
る(特公昭43−185号公報)。
又、夫々の磁気カードにカード特有の情報例えば、紙の
繊維のパターンをコード化した情報を磁気記録し、磁気
記録内容とカード特有の情報とを照合する方法が実施さ
れている(特開昭57−97188号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来技術によれば、以下に述べる問題点
がある。すなわち2層の磁気記録媒体では、製作時に2
度磁気記録層を塗布する必要がある。又、磁気記録媒体
に磁気記録情報を書込んだり、この磁気記録情報を読取
る装置は、雑音信号を書込んだり、読取るヘッドが余分
に必要になるため製造コストが高くなる。
又、上記磁気記録媒体では記録内容がコピーできなくて
も、一旦書込まれた情報を消去して新規のカードを製造
することが可能であり、偽造を確実に防止することはで
きない。
さらに、特開昭57−97188号公報に記載されているカー
ド特有の情報をコード化する装置は一般にコストが高く
つく問題点を有していた。
そのため、本発明の目的とするところは上記したコスト
高となる2層の磁気記録媒体を使用するのではなく、1
層の磁気記録媒体を使用し、更にパターンをコード化す
ることなく記録内容がコピーできないようにする磁気記
録媒体の偽造防止方法を提供するところにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記目的を達成するため、磁性体の磁化容
易軸が基体の平面方向に配列している領域と、上記磁性
体の磁化容易軸が基体に対して垂直方向あるいはこの配
列方向に対して一定の角度をなして配列され、かつ、こ
の配列が乱された領域を複数個所設けた磁気記録媒体に
おいて、 上記配列が乱された領域間の距離を電気的手段で計測
し、この距離情報をコード化し、このコード化情報を上
記磁性体の水平一方向に配列されている領域にコード化
情報を記録し、上記磁気記録媒体の情報読出し時に、読
出した情報と上記距離情報とを比較照合し、双方が一致
すれば、真券と判断することを特徴とする磁気記録媒体
の偽造防止方法である。
(作用) このため、本発明では1層の磁気記録媒体を使用するた
め、製造コストが安くなり、更に製造時に水平方向から
異なる配向部を複数箇所設ける際に、磁気記録媒体毎に
個々に異なる距離になるようにすることにより、全ての
カードに異なった距離情報をエンコードすることがで
き、又、同情報は磁気記録媒体固有のものであり、磁気
を消去したものを発行すれば、転写は不可能となる。更
に、距離情報を電気的に手段で計測することは従来例で
述べた特開昭57−97188号公報のようにパターン認識す
るのとは異なるため、簡単な方法で、且つ、正確に媒体
固有の情報を読み取ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第8図を参照して説
明する。ここで、第1図は磁気記録媒体の形状を示し、
第2図は磁気ヘッドからの検知出力波形を示す図であ
る。図中11は磁気読取ヘッド、12は検出コイルを示す。
又、13は磁性層であり、例えばバリウムフェライト(Ba
O・6Fe2O3)の様に極端に針状結晶ではなく、しかも、
磁気異方性の比較的ある磁性材料をバインダー及び溶材
と合せて、プラスチック等の基体16上に塗布されてい
る。
14は磁化容易軸(C軸)が磁気書込み(読取り)ヘッド
の進行方向と平行に配列(配向)されている領域、15は
磁化容易軸が垂直方向に向いている領域を示している。
この様な磁気記録媒体は、基体16にバインダー及び溶材
を同時に塗布した後の比較的流動性のある状態で電磁石
等で磁化したい方向に磁力線を加えることにより実現さ
れる。
又、21は磁気読取ヘッド11からの検知出力レベルを示し
たものであり、検知出力信号は、読取りヘッド11の検知
コイル12からの出力信号を増幅することにより具現され
る。書込み信号は、ある周波数で変調されており、信号
出力は書込まれた信号を直流検波したものである。従っ
て、磁化容易軸が垂直方向を向いている領域15では、磁
力線が磁化容易軸を直交するため、最も磁力線が高い。
一方、磁化容易軸が読取ヘッド(書込ヘッド)に対して
進行方向を向いている場合は、磁力線は磁化容易軸と平
行になるため、最も磁化され易くなる。
第3図は、本発明に係る偽造防止パターンのコード化さ
れた様子を示したものである。垂直磁化パターンは図示
するように距離l1,l2を隔てて配置されており、X−X
線上を走査する磁気ヘッドで距離l1,l2が設定され、Y
−Y線上を走査する磁気ヘッドで、距離の情報をコード
化して(l1→L1,l2→L2)Y−Y線上のトラックに書込
まれる。
第4図は、本発明のパターンコード化装置の制御ブロッ
ク図を示す。図中41は第3図に示すX−X軸を走査する
直流磁化ヘッド、42は偽造防止パターンコード読取りヘ
ッドであり、直流磁化ヘッド41と同じく、X−X軸に沿
うように取付けられている。
44は増幅回路であり、読取りヘッド42で読取られた偽造
防止パターン信号を増幅する。45は増幅回路44からのプ
ラス成分の信号のみを通過させる整流回路、46はある閾
値以上の信号を通過させるシュミット回路、47はモノス
ティブルマルチバイブレータであり、シュミット回路46
からのセット信号によりオン信号を送出する。このオン
信号はインバータ回路412からオフ信号を受けるまで送
り続けるものである。48はモノスティブルマルチバイブ
レータ47からの信号波形をある時間τだけ遅らせる時
間遅れ回路、49はアンドゲート回路、410は増幅回路44
からのマイナス成分の信号のみを通過させる整流回路、
411はある閾値以上の信号を通過させるシュミット回
路、412はモノスティブルマルチバイブレータ47にリセ
ット信号を送出するインバータ回路、413はアンドゲー
ト回路49からのプラス成分の信号のみを通過させる整流
回路、414は整流回路413からの信号波形をある時間τ
だけ遅らせる時間遅れ回路、415は時間遅れ回路414から
の信号でセットされ、アンドゲート回路416にカウンタ
回路423からのリセット信号を送出するまで定常信号を
送出するモノスティブルマルチバイブレータ、417はク
ロック回路、418はこのクロック回路417からのクロック
パルスを計数するカウンタ回路、419はアンドゲート49
からのマイナス成分の信号のみを通過させる整流回路、
420はモノスティブルマルチバイブレータ415、カウンタ
回路423,418にリセット信号を送出するインバータ回路
である。ここでカウンタ回路423は、時間遅れ回路414か
らの信号を計数し、3パルスになればモノスティブルマ
ルチバイブレータ415にリセット信号を送出する。
次に第4図のパターンコード化装置の作用について、第
6図に示すタイミングチャートに従って説明する。直流
磁化ヘッド41、読取りヘッド42は、磁気記録媒体のX−
X軸上に配置されており、先ず直流磁化ヘッド41で直流
磁化され、次に読取りヘッド42でパターン情報が読取ら
れる。
直流磁化ヘッド41で磁化された後、読取りヘッド42が券
端にさしかかればプラス方向のパルス(i)が読取りヘ
ッド42に誘起され、本信号は増幅回路44で増幅される。
その後、増幅された信号aはプラス方向の信号であるか
ら整流回路45を通過するが、シュミット回路46はある波
高値のパルスのみを波形整形して、モノスティブルマル
チバイブレータ47から出力信号bを得、その後時間遅れ
回路48により一定時間τ遅れた出力信号cを得る。従
って、アンドゲート回路49からは、券端から出力される
プラス方向のパルス(i)は除かれる。
その後、垂直パターン配向された位置を読取りヘッド41
が走査すれば、順次(ii),(iii),(iv),(v)
で示すような波形が出力され、整流回路413、時間遅れ
回路414を経由して波形信号dを得る。本波形信号d
は、モノスティブルマルチバイブレータ415をセットす
る。本出力信号dが出力されている間クロックパルスCL
Kはアンドゲート回路416を通過し出力信号eを得る。パ
ルス波形(ii)のプラス方向のパルスに起因してセット
された出力信号は、パルス波形(iii)のマイナス方向
のパルスでリセットされる。すなわち、アンドゲート回
路49からの出力信号は、整流回路419で整流され、信号
aのマイナスのみを通過させ、インバータ回路420で信
号を逆転させ、モノスティブルマルチバイブレータ41
5、カウンタ回路418及びカウンタ回路423をリセットさ
せる。カウンタ回路418がリセットされれば、そのタイ
ミングで距離情報が本回路に接続される装置に送出され
る。L1′,L2′はそれぞれ垂直パターン化された領域I
I,III及びIII,IVの距離情報となっている。尚IV,V間の
距離情報についてはカウンタ回路423から、出力パルス
dを計測し、IVに基づく信号を計数した時点でカウンタ
回路423からリセット信号をモノスティブルマルチバイ
ブレータ415に送出(セットした瞬間にリセットされ
る)するために、カウンタ回路418は計数しない。
以上述べた例は、垂直パターン化された領域を3箇所
(II,III,IV)設けた場合であるが、これには限定され
ない。
以上の説明はX−X軸上のみを走査する場合について述
べたが、次にX−X軸上とY−Y軸上を走査する場合に
ついて第5図を参照にして説明する。第5図は本発明の
パターンコード化装置の制御ブロック図である。図中、
51は第3図に示すX−X軸を走査する直流磁化ヘッド、
52は偽造防止パターンコード読取りヘッドであり、直流
磁化ヘッド51と同様にX−X軸に沿うように取付けられ
ている。53は読取りヘッド52で読取られた情報を書き込
むための書込ヘッドであり、第3図に示すY−Y軸に沿
うように取付けられている。54は読取りヘッドで読取ら
れた偽造防止パターンを増幅する増幅回路、55は増幅回
路54からのプラス成分の信号のみを通過させる整流回
路、56はある閾値以上の信号を通過させるシュミット回
路、57はモノスティブルマルチバイブレータであり、シ
ッユミット回路56のセット信号によりオン信号を送出
し、インバータ回路412からオフ信号を受けるまで送り
続けるものである。58はモノスティブルマルチバイブレ
ータ57からの信号波形をある時間τだけ遅らせる時間
遅れ回路、59はアンドゲート回路、510は増幅回路54か
らのマイナス成分のみの信号を通過させる整流回路、51
1はある閾値以上の信号を通過させるシュミット回路、5
12はモノスティブルマルチバイブレータ57にリセット信
号を送出するインバータ回路、513はアンドゲート回路5
9からのプラス成分のみの信号を通過させる整流回路、5
14は整流回路513からの信号を波形させる時間τだけ
遅らせる時間遅れ回路、515は時間遅れ回路514からの信
号でセットされ、アンドゲート回路516にカウンタ回路5
23からリセット信号を送出するモノスティブルマルチバ
イブレータ、517はクロック回路、518はクロック回路51
7からのクロックパルスを計数するカウンタ回路、519は
アンドゲート回路59からのマイナス成分のみを通過させ
る整流回路、520はモノスティブルマルチバイブレータ5
15、カウンタ回路523,518にリセット信号を送出するイ
ンバータ回路、521はカウンタ回路518からの計数信号を
コード化するコード化回路、522は増幅回路である。カ
ウンタ回路523は、時間遅れ回路514からの信号を計数
し、3パルスになればモノスティブルマルチバイブレー
タ515にリセット信号を送出する。
次に、第5図のパターンコード化装置の作用について、
第6図に示すタイミングチャートに従って説明する。直
流磁化ヘッド51、読取りヘッド52は、X−X軸上に配置
されており、磁気記録媒体は、先ず直流磁化ヘッド51で
直流磁化され、次に読取りヘッド52でパターン情報が読
み取られる。
直流磁化ヘッド51で直流磁化された後読取りヘッド52が
券端にさしかかれば、プラス方向のパルス(i)が読取
りヘッド52に誘起され、本信号aは、増幅回路54で増幅
される。その後、本信号はプラス方向の信号であるから
整流回路55を通過する。シュミット回路56は、ある波高
値のパルスのみを波形整形してモノスティブルマルチバ
イブレータ57からの信号出力bを得、その後、一定時間
τ遅れた出力信号cを得る。従って、アンドゲート回
路59からは券端から出力されるプラス方向のパルス
(i)は除かれる。その後、垂直パターン配向された位
置を磁化ヘッド52が走査すれば、順次(ii),(ii
i),(iv),(v)で示す様な波形が出力され、整流
回路513、時間遅れ回路514を経由して波形信号dを得
る。同波形信号dは、モノスティブルマルチバイブレー
タ515をセットする。本出力信号が出力されている間、
クロックパルスCLKは、アンドゲート回路516を通過し出
力信号eを得る。パルス波形(ii)のプラス方向のパル
スに起因してセットされた出力信号は、パルス波形(ii
i)のマイナス方向のパルスでリセットされる。すなわ
ち、アンドゲート回路59からの出力信号は、整流回路51
9で整流され、信号aのマイナスのみを通過させ、イン
バータ回路520で信号を逆転させ、モノスティブルマル
チバイブレータ515、カウンタ回路518及びカウンタ回路
523をリセットさせる。カウンタ回路518がリセットされ
れば、これまで計数されたパルス数がコード化回路521
でコード化され、コード化された信号L1,L2が出力され
る。信号L1,L2は、夫々垂直パターン化された領域II,I
II及びIII,IVの距離情報に応じたコード化信号になって
いる。
尚、領域IV,V間の距離情報については、カウンタ回路52
3から波形信号dを計数し、iVに基づく信号を計数した
時点でカウンタ回路523から、リセット信号をモノステ
ィブルマルチバイブレータ515に送出(セットされた瞬
間にリセットされる)するために、カウンタ回路518は
計数しない。
以上述べたコード化された信号L1,L2は、増幅回路522
で増幅され、書込みヘッド53で書込み、このヘッド53
は、第3図に示すY−Y軸上を走査し磁化パターン
(L1,L2)を記録する。
次に、本発明に係る磁気記録媒体の真偽判別を行う回路
について、第7図を参照して説明する。図中、81は直流
磁化ヘッド、82は第3図のX−X軸上に取付けられた読
取りヘッド、83は第3図のY−Y軸上に取付けられた読
取りヘッド、84は読取りヘッド82で読み取られた信号を
増幅する増幅回路、85は信号処理及びコード化回路であ
り、読取りヘッド82で読み取られた第3図に示す距離情
報l1,l2をコード化する。信号処理及びコード化回路85
は、第5図のブロック図中整流回路55〜コード化回路52
1に示す回路で実現される。86は読取りヘッド83で読み
取られた情報を増幅する増幅回路、87は第3図に示すY
−Y軸上に書き込まれた磁気記録情報L1,L2を読み取り
コード化するコード化回路、88は読取りヘッド82で読取
られた距離情報l1,l2と読取りヘッド83で読取られた磁
気記録情報L1,L2双方が一致するか否かのチェックを行
い、一致するものであれば本回路に接続される回路に
「真」の信号を送出し、一致しなければ本回路に接続さ
れる回路に「偽」の信号を送出する真偽判別回路であ
る。
以上述べた事から明らかなように、第3図に示すような
磁気記録媒体の情報を転写しようとしても、磁気記録情
報L1,L2の情報は転写できても距離情報l1,l2は磁気記
録媒体にとって唯一無二のものとできるため、完全な偽
造防止を行なうことが可能となる。
[発明の効果] 以上述べた本発明によれば、磁性体の磁化容易軸が基体
の平面方向に配列している領域と、上記磁性体の磁化容
易軸が基体に対して垂直方向あるいはこの配列方向に対
して一定の角度をなして配列されかつこの配列が乱され
た領域を複数箇所を設けた磁気記録媒体において、上記
配列が乱された領域間の距離を電気的手段で計測し、こ
の距離情報をコード化し、このコード化情報を上記磁性
体の水平一方向に配列されている領域にコード化情報を
記録し、上記磁気記録媒体の情報読出し時に、読出した
情報と上記距離情報とを比較照合し、双方が一致すれ
ば、真券と判断する磁気記録媒体の偽造防止方法を提供
できる。この方法によれば、コスト高となる2層の磁気
記録媒体を使用することなく、1層の磁気記録媒体を使
用し、さらにパターンをコード化することなく、記録内
容をコピーすることができないと言う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録媒体の形状
図、第2図は磁気ヘッドの検知出力を示す図、第3図は
本発明の偽造防止パターンのコード化された状態を示す
図、第4図及び第5図は本発明のパターンコード化装置
の制御ブロック図、第6図は本発明のパターンコード化
装置の制御タイムチャート図、第7図は本発明の磁気記
録媒体の真偽判別回路図である。 11……磁気読取ヘッド、12……検出コイル、13……磁性
層、14,15……領域、16……基体、41,51……直流磁化ヘ
ッド、42,52……読取ヘッド、53……書込ヘッド、44,54
……増幅回路、45,55……整流回路、46,56……シュミッ
ト回路、47,57……モノスティブルマルチバイブレー
タ、48,58……時間遅れ回路、49,59……アンドゲート回
路、410,510……整流回路、411,511……シュミット回
路、412,512……インバータ回路、413,513……整流回
路、414,514……時間遅れ回路、415,515……モノスティ
ブルマルチバイブレータ、417,517……クロック回路、4
18,518……カウンタ回路、419,519……整流回路、420,5
20……インバータ回路、521……コード化回路、522……
増幅回路、423,523……カウンタ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 秀夫 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 鈴木 雅康 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−77102(JP,A) 実開 昭57−204526(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体の磁化容易軸が基体の平面方向に配
    列している領域と、上記磁性体の磁化容易軸が基体に対
    して垂直方向あるいはこの配列方向に対して一定の角度
    をなして配列され、かつ、この配列が乱された領域を複
    数個所設けた磁気記録媒体において、 上記配列が乱された領域間の距離を電気的手段で計測
    し、この距離情報をコード化し、このコード化情報を上
    記磁性体の水平一方向に配列されている領域にコード化
    情報を記録し、上記磁気記録媒体の情報読出し時に、読
    出した情報と上記距離情報とを比較照合し、双方が一致
    すれば、真券と判断することを特徴とする磁気記録媒体
    の偽造防止方法。
JP61237512A 1986-10-06 1986-10-06 磁気記録媒体の偽造防止方法 Expired - Lifetime JPH0687284B2 (ja)

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