JPH0686433A - 給電ポール - Google Patents

給電ポール

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Publication number
JPH0686433A
JPH0686433A JP4230834A JP23083492A JPH0686433A JP H0686433 A JPH0686433 A JP H0686433A JP 4230834 A JP4230834 A JP 4230834A JP 23083492 A JP23083492 A JP 23083492A JP H0686433 A JPH0686433 A JP H0686433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
pole
key
pole body
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP4230834A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Morita
一男 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4230834A priority Critical patent/JPH0686433A/ja
Publication of JPH0686433A publication Critical patent/JPH0686433A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気器具を使用していないときの給電部の電
気的な安全性が確保できて、使用する権利を有する者だ
けが使用できる給電ポールの提供。 【構成】 地面に立設されるパイプ状のポール本体1
と、差し込み部がポール本体1 の外周に露出した給電部
6 とを備え、給電部6 へ通電する電線C がポール本体1
内部を通っている給電ポールであって、給電部6 への通
電及び通電停止状態が外部から制御し得る開閉装置8 を
電線C に介挿し、外部からの照合手段と一致することを
条件として作動する識別装置12を設け、開閉装置8 が識
別装置12によって作動せしめられる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外で電気を使用す
る際、容易に電気を供給することができる機能を備えた
給電ポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外で電気を必要とする場合として、芝
刈りや殺虫剤散布の作業等が例として挙げられる。この
ような作業を行う場所として庭園や緑地等があるが、通
常、電気を利用するために、建屋側壁に備えられたコン
セントや配電盤から中継コード等を用いて電気を引いて
くる必要がある。しかし、長いコードで電気を引いてく
る作業は容易なものではなく、電気を使用する度に手間
をかけて段取りする必要がある。また、電源と手元とを
つなぐコードが長いため、周辺に存在する物に引っ掛か
ってしまい作業が容易に行えなかったり、コードが外れ
て通電が停止するなど、作業上の様々な弊害が起こる可
能性が高く、場合によっては、人が引っ掛かって転んで
怪我をする可能性も考えられる。
【0003】他の例としては、キャンプ場での電気の使
用が挙げられる。最近は、キャンプ場においても電気器
具を使用することが多くなり、手近に利用できるコンセ
ントのような給電設備の設置が望まれるようになってき
た。従ってキャンプ場によっては、幾つかの区画に分
け、その区画毎に電気や水が供給されるようにして使用
契約者だけがそれらを使用できるようにしている所もあ
る。
【0004】そこで、本願出願人は、特願平03−05
9922、特願平03−062199、特願平03−0
62200において、庭園や緑地等で必要な電気が楽に
とれ、さらには水までもとれる複合機能ポールを提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の発明は、庭園や
緑地等で必要な電気が楽にとれるものであるが、安全性
又は無断使用という点に関しては若干問題を残すもので
ある。すなわち、給電部は恒常的に通電状態にあるの
で、例えば子供がいたずらをしているうちに感電してし
まう危険性があり、また、誰もが容易に電気を利用でき
るので、無断使用される惧れがある。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなすもので、
その第1の目的とするところは、電気器具を使用してい
ないときの給電部の電気的な安全性が確保できる給電ポ
ールを提供することである。また、第2の目的とすると
ころは、使用する権利を有する者だけが使用できる給電
ポールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の給電ポールは、地面に立設されるパ
イプ状のポール本体と、差し込み部がポール本体の外周
に露出した給電部とを備え、給電部へ通電する電線がポ
ール本体内部を通っている給電ポールであって、給電部
への通電及び通電停止状態が外部から制御し得る開閉装
置を前記電線に介挿した構成としている。
【0008】請求項2記載の給電ポールは、請求項1記
載の給電ポールに外部からの照合手段と一致することを
条件として作動する識別装置を設け、前記開閉装置がそ
の識別装置によって作動せしめられる構成としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、開閉装置を設け
たことにより、給電部への通電状態を制御することがで
きるので、電気器具を使用しない時は給電部を通電停止
状態にすることができる。
【0010】請求項2記載の構成によれば、さらに識別
装置を設けたことにより、識別装置と一致する照合手段
を持つ者だけが使用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。
【0012】本発明の給電ポールは、ポール本体1 と、
例えば防水コンセント6 のような給電部と、例えばリミ
ットスイッチ8 のような開閉装置と、例えば鍵受12のよ
うな識別装置とを備えている。
【0013】ポール本体1 は、両端が開口したパイプ状
をなし、上部外周面にコンセント取付孔と鍵受取付孔、
下部外周面に配管挿通部2 をそれぞれ有し、そして、配
管挿通部2 の近傍にアース端子螺子3 が設けられてい
る。ポール本体1 は、その下部を外周面に貼られた地上
と地下の境界を示すラベルL の所まで地中に差し込んで
固定することによって地面に立設され、その上端部は、
内部に雨や虫等の異物が入らないように、蓋体4 で塞が
れている。また、内部の地表面と対応する位置には、配
管挿通孔を有する発泡スチロール製の結露防止板5 が配
設され、これによりポール本体1 の地上部分と地下部分
を隔絶して地熱等による結露や湿気を防止している。
【0014】防水コンセント6 は、差し込み部がポール
本体1 の外周に露出してコンセント取付孔を塞ぐように
外方から螺着される。従って、差し込み部に対する雨水
を避ける必要があり、カバー7 が表面を覆っている。こ
のカバー7 は、側面からみると、中央が盛り上がって山
形になっており、その下側の斜面に電気器具のプラグを
差し込む開口部を有する。そのため、斜め下方からプラ
グを差し込むことになるので、差し込み部は、プラグを
差し込みやすくするために、斜め下方を向いている。
【0015】リミットスイッチ8 は、通電及び通電停止
状態を制御するもので、ポール本体1 内部に設置され、
電線C に介挿される。リミットスイッチ8 は、電線挿通
孔9と、一端にローラー10a を有し他端を固定された状
態で上下に弾性的に回動するローラーレバー10と、上下
に弾性的に変位して接点を開閉する接点駆動部11とを備
えている。ローラー10a に圧力が加わると、ローラーレ
バー10が下方に回動して接点駆動部11を上方から押圧
し、それによって接点駆動部11が下方に変位して接点が
開くことにより、通電停止状態になる。ローラー10a へ
の圧力がなくなると、ローラーレバー10は上方へ変位
し、それによってローラーレバー10の押圧から開放され
た接点駆動部11が上方へ変位して接点が閉じ、通電状態
になる。
【0016】鍵受12は、ポール本体1 の鍵受取付孔を塞
ぐように取り付けられるもので、外表面に露出した一端
に鍵孔12a を有し、他端には舌片状の回転止め金具13を
備えている。鍵孔12a には鍵が差し込まれ、両者が合致
する場合だけ鍵を回すことができ、それに伴って回転止
め金具13も鍵の回転方向に回動することにより、開錠及
び施錠がなされる仕組みになっている。回転止め金具13
は、その回動範囲の両端において弾性的に係止されるよ
う構成してある。鍵受12は、回転止め金具13が前記ロー
ラーレバー10に圧力を加え得るように、リミットスイッ
チ8 と近接している。すなわち、鍵受12に一端を固定さ
れたスイッチ取付金具が鍵受12から垂下し、その金具に
リミットスイッチ8 がローラーレバー10を上にして取り
付けられる。
【0017】鍵受12とリミットスイッチ8 の動作を説明
する。まず、ポール本体1 外周に露出した鍵受12の鍵孔
12a に鍵が差し込まれる。その場合、両者が合致したと
きだけ、鍵は、鍵孔12a に差し込まれた状態で時計回り
に回転する。それによって、ポール本体1 内に位置する
回転止め金具13が鍵の回転方向において下方に回動し、
近接しているリミットスイッチ8 のローラーレバー10の
ローラー10a を転がしながら押圧する。そして、ローラ
ーレバー10が下方に回動し、接点駆動部11を下方に押圧
することにより接点が開き、通電停止状態になる。その
とき、回転止め金具13が弾性的に係止することによっ
て、ローラーレバー10は押圧されたままになり、結果的
に接点が開いたままになって、通電停止状態が継続され
ることになる。鍵を鍵孔12a から引き抜いてしまうと、
鍵を所有する者以外は、リミットスイッチを操作するこ
とができなくなる。
【0018】次に、通電停止状態から通電状態にすると
きの動作を説明する。まず、鍵が鍵孔12a に差し込まれ
る。その場合、両者が合致したときだけ、鍵は反時計回
りに回転する。すると、回転止め金具13は上方に回動
し、それによってローラーレバー10への圧力がなくな
り、ローラーレバー10は弾性的に上方へ回動し、それに
つれて接点駆動部11への圧力もなくなって、接点駆動部
11は弾性的に上方へ変位して接点が閉じ、通電状態にな
る。
【0019】また、電源から防水コンセント6 までの電
線C の配線は次のようになる。まず、建屋側壁の配電盤
等を電源として、そこから柔軟性を有する樹脂製の配管
14が地中を這うようにして延伸され、ポール本体1 の地
中に埋まった下部側面に設けられている配管挿通部2 か
らポール本体1 内部に挿通し、リミットスイッチ8 の下
方近傍に取り付けられた金属製の隔壁15にコネクタ16を
介して接続される。電線C は、その配管14内を挿通して
いるもので、隔壁15よりも上方へ通じており、リミット
スイッチ8 と電気的に接続してから防水コンセント6 に
達する。電線Cには、隔壁15のやや上方の所でケーブル
クランプ17が取り付けられる。ケーブルクランプ17は、
電線C がポール本体1 下方に張力を加えられたとき、隔
壁15に引っ掛かることによって電線C を安定させるもの
である。
【0020】なお、パイプ本体は、必ずしも地中に差し
込む必要はなく、地面に立設されていればよい。また、
開閉装置は、電線に介挿されて、通電状態を外部から制
御し得るものなら、リミットスイッチ以外でもよい。ま
た、鍵受は、回転止め金具が回動する回転止め金具方式
に限られず、突条部材が水平方向に変位するレシプロ方
式でもよい。また、識別装置は、鍵を照合手段とする鍵
受に限られず、例えば、カードを照合手段とするロック
装置でもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の給電ポールは、給電部への通電
及び通電停止状態が外部から制御し得る開閉装置を電線
に介挿したことにより、電気器具を使用していないとき
の給電部の電気的な安全性を確保することができ、外部
からの照合手段と一致することを条件として作動する識
別装置を設け、前記開閉装置がその識別装置によって作
動せしめられることにより、使用する権利を有する者だ
けが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】その要部を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ポール本体 6 防水コンセント(給電部) 8 リミットスイッチ(開閉装置) 12 鍵受(識別装置) C 電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に立設されるパイプ状のポール本体
    と、差し込み部がポール本体の外周に露出した給電部と
    を備え、給電部へ通電する電線がポール本体内部を通っ
    ている給電ポールであって、給電部への通電及び通電停
    止状態が外部から制御し得る開閉装置を前記電線に介挿
    したことを特徴とする給電ポール。
  2. 【請求項2】 前記給電ポールに外部からの照合手段と
    一致することを条件として作動する識別装置を設け、前
    記開閉装置がその識別装置によって作動せしめられるこ
    とを特徴とする請求項1記載の給電ポール。
JP4230834A 1992-08-31 1992-08-31 給電ポール Pending JPH0686433A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4230834A JPH0686433A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 給電ポール

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JP4230834A JPH0686433A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 給電ポール

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JPH0686433A true JPH0686433A (ja) 1994-03-25

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ID=16914010

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JP4230834A Pending JPH0686433A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 給電ポール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890063B1 (ko) * 2008-12-04 2009-03-25 홍봉선 가공배전선 지지용 전주
JP2011091979A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Shin Nikkei Co Ltd 電源ユニット及び電源ユニット付きポール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637385B2 (ja) * 1974-05-24 1981-08-31
JPS5750984B2 (ja) * 1973-02-05 1982-10-29

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