JPH0686361A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0686361A
JPH0686361A JP4233747A JP23374792A JPH0686361A JP H0686361 A JPH0686361 A JP H0686361A JP 4233747 A JP4233747 A JP 4233747A JP 23374792 A JP23374792 A JP 23374792A JP H0686361 A JPH0686361 A JP H0686361A
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Takayuki Yuki
隆之 結城
Shusaku Yamamoto
修作 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機にリモコン機能を付加する。テレコント
ロール機能を拡充する。 【構成】 子機62にTEL/RCモード切換スイッチ
66を設け、その設定に応じてCPU24の処理内容を
切り替える。装置構成が大型複雑化せずに子機62にリ
モコン機能が付加される。テレコントロールに当たって
は親機からテレコントロールのデータが送信され、子機
62のCPU42はこれに応じてリモコン機能を動作さ
せる。テレコントロールの対象が親機周囲の機器のみな
らず子機62周囲の機器に拡がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機及び所定台数の子
機から構成されるコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者が取り扱うハンドセットを本体と
分離可能なコードレス電話機は、近年家庭に広範に普及
し、その使用性の向上が著しく要請されている。このた
め、親子電話の機能を有するコードレス電話が既に製品
化・販売されている。この種のコードレス電話機は、電
話回線に接続された親機と、これに無線接続された複数
台の子機と、を有するのが一般的である。
【0003】図11には、一従来例に係る子機の外観構
成が概略的に示されている。この図に示されるように、
子機10は、把持部12にキーパッド14を、キーパッ
ド14の下方に送話器16を、キーパッド14の上方に
受話器18を、底部に充電端子20を、そして頂部には
アンテナ22を、それぞれ設けた構成である。
【0004】使用者は、把持部12を把持しつつキーパ
ッド14を操作して親機、又は親機を介して他の子機も
しくは外線を発呼する。キーパッド14の操作に応じて
生じる信号はアンテナ22から親機に無線送信される。
使用者の音声は送話器16から取り込まれ所定の処理が
施された上でアンテナ22から親機に送信される。親機
から送信された電波はアンテナ22により受信され所定
の処理を受けた後に受話器18から音声出力される。充
電端子20は、内蔵する電池に外部電源アダプタにより
充電するための端子である。
【0005】この図に示される子機10の概略回路構成
は図12のようなものである。この図に示されるよう
に、子機10はCPU24、モデム26、送受信器28
を備えている。CPU24は、キーパッド14からの4
乃至8ビットの入力に係るインタフェース、すなわちキ
ー入力I/F30と、キー入力I/F30を介してキー
パッド14からの入力を取り込みモデム26に適した信
号に変換して出力するシステムコントロール回路32
と、を内蔵している。なお、システムコントロール回路
32は、キーパッド14に関連する処理のほか、子機1
0の各部の制御を司っている。
【0006】子機10から発呼する場合等キーパッド1
4が操作されたとき、これに応じてシステムコントロー
ル回路32から信号が出力され、モデム26により変調
され、送受信器28に与えられる。送受信器28は、こ
れに所定の処理を施してアンテナ22に供給する。これ
により、子機10におけるキー入力内容が親機に送信さ
れる。
【0007】通話成立後は、送話器16及び受話器18
が、モデム26を介して送受信器28と接続され、送受
信器28及びアンテナ22による親機との通信が行われ
る。このとき、送話器16により取り込まれた音声は、
電気信号としてモデム26に供給され、変調される。変
調された信号は送受信器28及びアンテナ22により親
機に送信される。逆に、親機からの送信に係る電波はア
ンテナ22及び送受信器28により受信され、モデム2
6に供給される。モデム26はこれを復調して受話器1
8、及び場合によってはシステムコントロール回路32
に出力する。これにより、使用者は音声を聴取でき、シ
ステムコントロール回路32は対応する処理を実行でき
る。
【0008】図13には、親機の一例の外観が概略図示
されている。この図に示される親機34は、ハンドセッ
ト36、キーパッド38、機能ボタン40、表示窓4
2、アンテナ44及びリモコン用LED46を備えてい
る。ハンドセット36は使用者が把持する部材、キーパ
ッド38は親機34の使用者が操作してキー入力するた
めの部分、機能ボタン40はこの親機34が有する機能
を実行するためのボタン、表示窓42は使用者に種々の
メッセージを提示する手段である。アンテナ44は、子
機10との無線通信のためのアンテナである。
【0009】この図に示される親機34は、いわゆるテ
レコントロール機能を有している。テレコントロール機
能とは、外線を介して宅内機器を制御する機能であり、
図13においては特にリモコン用LED46がこれに関
わる。例えば、外部の電話機のキーパッドの操作によっ
て使用者がDTMF(Dual Tone Multi Frequency )信
号を回線に送出し、親機34がこれを受信した場合、親
機34は受信したDTMF信号の内容に応じてリモコン
用LED46を駆動し、赤外線を周囲に放射する。宅内
機器、例えば照明等の電気機器はこの赤外線を受光し、
対応する動作、例えば消灯を実行する。
【0010】図14には、親機34の概略回路構成が示
されている。この図に示される回路は、図12に示され
る構成の他、回線とのI/F48、スピーチネットワー
ク50、DTMFレシーバ52、CPU54、ドライバ
56、モデム58及び送受信器60を含んでいる。
【0011】回線から発呼があった場合、発呼に係る信
号は、スピーチネットワーク50を介してDTMF信号
としてDTMFレシーバ52に入力され、CPU54は
DTMF信号の内容に応じてモデム58あるいはドライ
バ56に信号を出力する。DTMF信号がテレコントロ
ールに係る内容であった場合に、ドライバ56によって
リモコン用LED46が駆動される。なお、モデム5
8、送受信器60の動作に関しては子機10におけるそ
れと同様であるので説明を省略している。
【0012】このように、従来、親機34及び複数の子
機10A〜10Zから構成されるコードレス電話機にお
いて、テレコントロール機能により宅内機器のリモート
コントロールを行うことが可能であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコード
レス電話機においては、子機から宅内機器をリモコン制
御できない。この問題を解決するため、子機にリモート
コントロール機能を付加し、使用性を向上させることも
できる。しかし、その場合、子機が電話に係る機能を担
当する回路と、リモコン機能を担当する回路と、を併せ
持たねばならないこととなり、装置規模が大きくなり装
置構成が複雑化してしまう。
【0014】一方、テレコントロール機能は回線を介し
て外部の電話機等から宅内機器を制御する機能であり、
この機能は外部からの着呼機能を有する親機によって専
ら担われていた。しかし、親機はコードレス電話機にお
いて1台しかなく、電話回線との接続やACアダプタと
の接続等のため、可搬性も良くない。このため、テレコ
ントロールの対象となる宅内機器は親機のリモコン用L
EDから見通せる範囲内にある比較的少数のものに限ら
れる。
【0015】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、回路を複雑化させ
ること無く、子機による宅内機器のリモートコントロー
ルを可能とすること、及びテレコントロール機能をさら
に充実させその利用可能範囲を拡大することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、子機が、電話モードかリモコンモ
ードかを切り替える切換スイッチと、切換スイッチの設
定に応じて処理内容を切り替えることにより、切換スイ
ッチが電話モードに設定されているときには親機との無
線通信に適した信号を生成し、リモコンモードに設定さ
れているときには宅内機器の制御に適した信号を生成す
る処理手段と、前記宅内機器の制御に適した信号を当該
宅内機器に無線送信する手段と、を備えることを特徴と
する。
【0017】また、本発明は、テレコントロール機能を
有するコードレス電話機において、親機が、回線からの
信号が宅内機器に対する制御を要求する信号である場合
にその旨を子機に送信する手段を備え、子機が、親機か
ら宅内機器に対する制御を要求する信号が送信された場
合に当該宅内機器にその要求に応じた制御信号を無線送
信する手段を備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明においては、子機から宅内機器がリモー
トコントロールされる。すなわち、切換スイッチがリモ
コンモードに設定されているときには子機が宅内機器に
対する制御信号を当該宅内機器に無線送信する。また、
切換スイッチが電話モードに設定されているときには子
機が親機との無線通信を行い得る。この動作の切り替え
は、切換スイッチの設定及びこれに応じた処理手段の処
理内容の切り替えにより、実現される。従って、装置規
模の肥大や複雑化を伴うこと無く、子機によるリモコン
機能が実現される。
【0019】また、本発明においては、回線を介してテ
レコントロールの要求があった場合に、この要求が子機
にも転送される。すなわち、回線からの信号が宅内機器
に対する制御を要求している旨が、親機により子機に送
信される。これに応じ、子機により、宅内機器に対し制
御信号が無線送信される。この結果テレコントロールの
対象となる宅内機器が親機の周囲の機器のみならず子機
の周囲の機器でも良くなる。すなわち、テレコントロー
ルの範囲が著しく拡大する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図11乃至14に示される従来
例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0021】図1には、本発明の第1実施例に係るコー
ドレス電話機の子機62の外観が示されている。この図
に示される子機62は、図11に示される従来例の子機
10に、リモコン用LED64及びTEL/RCモード
切換スイッチ66を付加した外観を有している。リモコ
ン用LED64は赤外線を発する素子であり、子機62
において比較的見晴らしの良い箇所である頂部に設けら
れている。これは、本実施例の特徴とするところの宅内
機器のリモコンのためである。また、TEL/RCモー
ド切換スイッチ66は、表1に示されるように子機62
の機能を切り換えるためのスイッチである。
【0022】
【表1】 図2には、子機62の回路構成が示されている。この図
に示されるように、子機62は、従来例の子機10に前
掲のリモコン用LED64及びTEL/RCモード切換
スイッチ66の他、ドライバ68を付加した装置構成で
あり、さらに、CPU24の機能として新たにリモコン
デコーダ70を付加した構成である。
【0023】この実施例において、子機62を用いて通
話を行おうとする場合、まずTEL/RCモード切換ス
イッチ66を“TEL”側に入れる必要がある。する
と、CPU24のシステムコントロール回路32は、T
EL/RCモード切換スイッチ66の設定をパラメタと
して読み、読み込んだ内容に応じて従来の子機10と同
様の機能を動作させ、モデム26に信号を出力する。
【0024】また、本実施例の特徴に係るリモコン操作
を行う場合には、まずTEL/RCモード切換スイッチ
66を“RC”側に入れる必要がある。すると、CPU
24のシステムコントロール回路32は、処理内容をリ
モコン制御用のものに切り換える。リモコン制御用プロ
グラムにし基づいて出力されたデータは、リモコンデコ
ーダ70によってデコードされ、ドライバ68はデコー
ド出力に基づきリモコン用LED64を駆動する。この
結果、リモコン用LED64から赤外線の信号が発せら
れ、制御対象たる宅内機器がこの信号により制御され
る。
【0025】図3には、子機62をリモコンとして使用
した場合にリモコン用LED64から発せられる信号の
フォーマットが示されている。この図に示されるフォー
マットにおいては、まずヘッダ100が送信された後、
カスタムコード(1)110及び(2)120が続いて
送信される。カスタムコード(1)110は、メーカ
名、機種名等の判別のための情報であり、データ長は例
えば8bitである。カスタムコード(2)120はこ
れのリバース(“1”と“0”を全て反転させた)であ
る。これらの後に送信されるデータコード(1)130
及び(2)140は例えば8bitで表現されるデータ
であり、“再生”、“録画”等、宅内機器への指令であ
る。データコード(2)140はデータコード(1)1
30のリバースである。なお、信号形態は、例えばPP
M(パルス位置変調)されたバースト信号である。
【0026】このように、本実施例においては、リモコ
ン機能がCPU24の処理プログラムの切換えのみで実
現され、子機62の装置規模は何等増大しない。したが
って、小型簡素な構成で使用性の高いコードレス電話機
が実現される。
【0027】図4には、本発明の第2実施例に係るコー
ドレス電話機の子機72の構成が示されている。この図
に示される子機72は、第1実施例の子機62にさらに
modeスイッチ74を付加した構成である。
【0028】図5には、子機72の回路構成が示されて
いる。modeスイッチ74は、CPU24に接続され
ており、“1”に設定されているか“2”に設定されて
いるかでシステムコントロール回路32の処理内容を切
り換える。すなわち、modeスイッチ74は、複数の
宅内機器をリモコン制御可能とするため設けられたスイ
ッチである。システムコントロール回路32は、mod
eスイッチ74の設定をパラメタとして読み込み、読み
込んだ内容が例えば“1”の状態ではVTRの制御用
の、“2”の状態ではTVの制御用の、データを発生さ
せる。
【0029】したがって、この実施例によれば、複数の
宅内機器をリモコンの制御対象に切り換え設定すること
ができる。
【0030】図6には、本発明の第3実施例に係るコー
ドレス電話機の子機76の構成が示されている。この図
に示される子機76は、第1実施例におけるリモコン用
LED64の設置箇所をアンテナ22の先端に移した構
成である。このようにすると、子機76の頂部に配置し
た第1実施例と比べ、制御対象たる宅内機器に赤外線が
到達し易くなる。
【0031】図7には、第3実施例におけるアンテナ2
2の構成が示されている。この図に示されるように、ア
ンテナ22は、中空管78の内部にアンテナ線80及び
LED駆動用配線82を収納し、さらに中空管78の先
端に赤外線を透過可能な材料から形成されたキャップ8
4を冠せてリモコン用LED64を収納した構成であ
る。なお、アンテナ線80をコイル状に巻いた場合には
LED駆動用配線82をより収納し易くなる。
【0032】以上、第1乃至第3実施例に関しては専ら
子機のみについて説明した。これは、親機としては、図
13及び14に示されるような構成のもので構わないた
め説明を省略したものである。また、以上の実施例はテ
レコントロール機能とは関連がなく、したがってこの機
能を有していないコードレス電話機にも適用できる。
【0033】図8には、本発明の第4実施例に係るコー
ドレス電話機の親機86の構成が示されている。この親
機86は、図12に示される親機34と異なりリモコン
用LED46をアンテナ22の先端に配置している。ア
ンテナ22の内部構造は例えば図7に示したものと同様
である。したがって、この実施例においては、頂部に配
置した従来例と比べ、制御対象たる宅内機器に赤外線が
到達し易くなる。特に親機の場合、慣習的に、壁に頂部
を向けて使用されることが多いため、従来例のようなリ
モコン用LED46配置では宅内機器に赤外線が到達し
にくかった。本実施例では、このような壁向きの配置で
も赤外線が到達し易くなる。
【0034】図9には、親機86の回路構成が示されて
いる。この図に示されるように、親機86の回路構成は
従来例のそれと異ならない。この実施例が従来例と異な
るのは、リモコン用LED46配置の他、CPU54の
処理内容である。なお、子機88A〜88Zとしては、
図に示されるように、少なくともリモコン機能を具備し
ているものが用いられる。例えば、第1〜第3実施例の
ような子機が好ましい。
【0035】この実施例におけるテレコントロール時の
CPU54の処理内容は、次のようなものである。回線
を介して外部の電話機等から着信があり、その後テレコ
ントロールに係るDTMF信号が回線を介して受信され
ると、CPU54は、その内容に応じて子機88A〜8
8Zにテレコントロールの内容を転送する。すなわち、
CPU54は、テレコントロールに係るデータをモデム
58に出力し、モデム58はこれを変調して送受信器6
0に出力する。送受信器60は、モデム58の変調出力
を電波としてアンテナ44から子機88A〜88Zに送
信する。子機88A〜88Zは、これを受信し復調す
る。子機88A〜88ZのCPUは復調結果に基づきそ
れぞれリモコン用LED64A〜64Zを駆動し、宅内
機器をリモートコントロールする。なお、子機88A〜
88Zのリモコン機能に関しては、第1乃至第3実施例
について説明した内容のものであるため詳細な説明を省
略する。
【0036】図10には、この実施例におけるテレコン
トロール操作手順の一例が示されている。この図の例
は、VTRの録画予約の手順である。この場合、まずリ
モコンモード設定を表す“**”(ただし実際には*を
90°回転させた記号)を入力する。次に、チャンネル
の入力を行う。これは、まずチャンネルの番号“10”
を入力し続いてエンターを示す“#”を入力することで
行う。さらに、録画開始時刻を“0700”及び“#”
の入力で設定する。次に、録画終了時刻を“0830”
及び“#”の入力で設定する。そして、“*”で終了を
入力する。このように操作すると、10チャンネルで7
時から8時30分に放映される番組がVTRで録画され
る。
【0037】この様に、本実施例によれば、テレコント
ロール可能な範囲が著しく広くなり、親機86の設置場
所等に関係なく、宅内機器を制御可能になる。
【0038】さらに、この実施例では、親機86のキー
パッド38からのキー入力で子機88A〜88Zにより
宅内機器をリモートコントロールすることも可能であ
る。この場合は、まず使用者がキーパッド38を操作す
ると、CPU54がこれに応じてドライバ56に制御信
号を出力するとともに、テレコントロールの際と同様に
リモコンに係るデータをモデム58に出力し、モデム5
8はこれを変調して送受信器60に出力する。送受信器
60は、モデム58の変調出力を電波としてアンテナ4
4から子機88A〜88Zに送信する。子機88A〜8
8Zは、これを受信し復調する。子機88A〜88Zの
CPUは復調結果に基づきそれぞれリモコン用LED6
4A〜64Zを駆動し、宅内機器をリモートコントロー
ルする。
【0039】また、以上の動作において、リモコン機能
を動作させる装置を親機86及び複数の子機88A〜8
8Zのいずれかに指定することもできる。このために
は、リモコン機能デバイスを特定する情報を入力可能に
すれば良い。
【0040】さらに、このデバイス特定の機能を利用し
て、ある子機88から他の子機88にリモコン機能の動
作を求める動作を実現することもできる。例えば、子機
88Aのキーパッドの操作に応じて当該子機88Aのシ
ステムコントロール回路がリモコン用制御信号を発生さ
せ、これを行き先(例えば子機88B)を示す情報とと
もにモデムに与えるようにする。子機88Aから送信さ
れる電波は親機86により受信され、親機86のCPU
54は子機88Aからの送信内容を解読し、子機88B
に無線送信させる。子機88Bはこれを受信し、テレコ
ントロール時と同様にしてリモコン機能を動作させる。
【0041】このようにすると、著しくリモートコント
ロールの可能範囲が広くなる。すなわち、親機86から
子機88A〜88Zのすべて又はそのいずれかにリモコ
ン機能の動作を求めることができ、あるいは子機88A
〜88Zのいずれかから親機86又は子機88A〜88
Zのすべてもしくはそのいずれかにリモコン機能の動作
を求めることができる。
【0042】なお、以上の実施例では、宅内機器の制御
信号を無線出力する手段として赤外線LEDを示した
が、これ以外の手段でも良い。すなわち、無線で制御信
号を送信できれば良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切り替えスイッチの設定及びこれに応じた処理手段の処
理内容の切り替えにより、装置規模の増大や複雑化を伴
うこと無く、子機によるリモコン機能が実現される。こ
の結果、使用性が向上したコードレス電話機が実現され
る。
【0044】また、本発明によれば、テレコントロール
の要求を子機にも転送し子機のリモコン機能を起動させ
るようにしたため、テレコントロールの対象が拡大し、
より充実したテレコントロールシステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るコードレス電話機の
子機の外観の概略を示す斜視図である。
【図2】第1実施例における子機の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図3】リモコンモードでの信号フォーマットを示す図
である。
【図4】本発明の第2実施例に係るコードレス電話機の
子機の外観の概略を示す斜視図である。
【図5】第2実施例における子機の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の第3実施例に係るコードレス電話機の
子機の外観の概略を示す斜視図である。
【図7】第3実施例におけるアンテナの概略構成を示す
断面図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るコードレス電話機の
親機の外観の概略を示す斜視図である。
【図9】第4実施例における親機の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図10】第4実施例におけるテレコントロール操作手
順を示す図である。
【図11】一従来例に係るコードレス電話機の子機の外
観の概略を示す斜視図である。
【図12】従来例における子機の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】従来例における親機の外観の概略を示す斜視
図である。
【図14】従来例における親機の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
22,44 アンテナ 24,54 CPU 28,60 送受信器 46,64 リモコン用LED 62,72,76,88 子機 66 TEL/RCモード切換スイッチ 86 親機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、親機と無
    線接続される所定台数の子機と、を有するコードレス電
    話機において、 子機が、 電話モードかリモコンモードかを切り替える切換スイッ
    チと、 切換スイッチの設定に応じて処理内容を切り替えること
    により、切換スイッチが電話モードに設定されていると
    きには親機との無線通信に適した信号を生成し、リモコ
    ンモードに設定されているときには宅内機器の制御に適
    した信号を生成する処理手段と、 前記宅内機器の制御に適した信号を当該宅内機器に無線
    送信する手段と、 を備えることを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続され、回線からの信号に
    応じて子機との通信又は宅内機器に対する制御信号の無
    線送信を選択的に実行する親機と、親機と無線接続され
    る所定台数の子機と、を有し、回線を介して外部から宅
    内機器をテレコントロールするコードレス電話機におい
    て、 親機が、 回線からの信号が宅内機器に対する制御を要求する信号
    である場合にその旨を子機に送信する手段を備え、 子機が、 親機から宅内機器に対する制御を要求する信号が送信さ
    れた場合に当該宅内機器にその要求に応じた制御信号を
    無線送信する手段を備えることを特徴とするコードレス
    電話機。
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