JPH0686251A - 可変長符号化装置 - Google Patents

可変長符号化装置

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JPH0686251A
JPH0686251A JP26071092A JP26071092A JPH0686251A JP H0686251 A JPH0686251 A JP H0686251A JP 26071092 A JP26071092 A JP 26071092A JP 26071092 A JP26071092 A JP 26071092A JP H0686251 A JPH0686251 A JP H0686251A
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JP
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JP26071092A
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Tadashi Tamura
匡 田村
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Sony Corp
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信バッファの小容量化を可能とし、かつ送
信バッファの必要容量の設定が容易となる可変長符号化
装置を提供する。 【構成】 可変長符号化器2から出力される固定長化デ
ータ3をシフト量に応じてバレルシフト回路19でシフ
トし、有効データ長4をデータ長〜マスク変換器18で
マスクデータに変換してバレルシフト回路24でシフト
し、両バレルシフト回路19,24でシフトされたデー
タをそれぞれ書き込み、マスク回路20,25でラッチ
B22,26に書き込み、スタッフ挿入位置フラグが有
効になると、ラッチまたはバッファ23がラッチB22
のデータにスタッフ挿入位置のフラグを付加して送信バ
ッファ50に出力し、ラッチまたはバッファ28がラッ
チB26のデータにスタッフ挿入位置のフラグの立った
データの有効なデータ位置を示すマスクデータを送信バ
ッファ50に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像符号化伝送装置の
可変長符号化器において、送信バッファの構成をパラレ
ルデータとし、入出力レートを下げ、かつ開路の空き状
態を防ぐためのスタッフ符号の入る位置を明確にするフ
ラグとデータの送信バッファのどのピットまで有効かを
示すマスクを入れるようにした可変符号化装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル1次群速度を使用するテレビ
(以下、TVという)会議などに適用される画像符号化
伝送装置は、TVカメラ等から取り込まれた映像信号を
ディジタル網のクロックとは非同期な水平走査周波数の
整数倍で標本化し、ディジタルフレームメモリに格納す
る。このディジタルフレームメモリに格納されたデータ
と有効な1フレーム前のデータとの間で情報源符号器が
動き検出による動き補償を行った後に、時間軸方向の冗
長度を利用するフレーム間予測のための前フレームの差
分を、予測誤差の空間的な冗長度を減らすために直交変
換するとともに量子化することにより、データを圧縮す
る。ただしこのとき、入力値をそのまま直交変換した方
がデータがより圧縮される場合には、差分ではなく入力
値をそのまま量子化する。
【0003】さらに、このデータをビデオ信号多重部
(可変長符号化器)で、ハフマン符号およびランレング
ス符号により圧縮し(可変長符号化)、誤り訂正符号を
付加して次段の回路に送出する。このビデオ信号多重部
である可変長符号化器が送信バッファを制御する方法と
しては、従来より次の二つの方法がある。
【0004】図6はその第1の方法を説明するためのブ
ロック図であり、この図6において、1は上記情報源符
号器で発生した量子化後のデータや、そのデータの属性
を示すヘッダ情報である。このヘッダ情報1は可変長符
号化器2に入力され、可変長符号化器2ではCCITT
標準勧告にしたがって、1ビットから20ビットまでの
可変長符号を発生する。
【0005】ただし、ここでは以降の処理のため、MS
B(あるいはLSB)から詰めた20ビットの固定長化
データ3を出力する。このとき、可変長符号の有効な長
さを示す有効データ長4も発生する。さらにディジタル
回線網を利用する場合に、このディジタル回線網に無用
な空き状態が生じるのを回避するために、スタッフ(S
taff)符号と呼ばれる特別なデータを挿入してい
る。ただし、このスタッフ符号は挿入可能な位置が決め
られているため、スタッフ符号の挿入可能な位置を示す
スタッフ位置データ5をスタッフ符号に付加して可変長
符号化器2から出力している。
【0006】このように可変長符号化器2からは、固定
長化データ3と、有効データ長4と、スタッフ位置デー
タ5とが出力されて小容量の中間バッファ6に送られ、
そこで一時的に蓄えられる。この中間バッファ6に蓄え
られたデータのうち固定長化データ7と有効データ長8
が高速p/s(パラレル/シリアル)変換器10に送ら
れ、そこで可変長のパラレルデータが可変長のシリアル
データ11に変換され、送信バッファ12に転送され
る。送信バッファ12は高速で大容量(2ビット×n段
の容量)のもので、このシリアルデータ11を蓄えると
ともに、上記中間バッファ6に一時的に蓄えられたスタ
ッフ位置データ9もこの送信バッファ12に蓄えられ
る。
【0007】送信バッファ12に蓄えられたシリアルデ
ータ11は回線データ出力部14に送られ、この回線デ
ータ出力部14において、ディジタル回線網の送信クロ
ックに同期して、シリアルデータ15としてディジタル
回線網に送信される。送信バッファ12に蓄えられたシ
リアルデータの残りが少なくなった状態(ディジタル回
線網が空く可能性があるとき)で、回線データ出力部1
4がスタッフ挿入位置を検出した場合には、回線データ
出力部14はスタッフ符号13をシリアルデータ15と
してディジタル回線網に送出する。
【0008】また、可変長符号化器が送信バッファを制
御する第2の方法は図7に示すように行われる。この第
2の方法では上記第1の方法と同様に、情報源符号器が
発生した量子化データやそのデータの属性を示すヘッダ
情報1から、可変長符号化器2で固定長化データ3と、
有効データ長4と、スタッフ位置データ5を発生する。
【0009】これらの固定長化データ3と有効データ長
4と、スタッフ位置データ5はそのまま大容量の送信バ
ッフ16に蓄えられる。この送信がバッファ16に蓄え
られた固定長化データ7と有効データ長8がp/s変換
器17でシリアルデータに変換され、このシリアルデー
タは回線データ出力部14からディジタル回線網の送信
クロックに同期してディジタル回線網に送信される。
【0010】また、上記第1の方法と同様にして、送信
バッファ16に蓄えられたシリアルデータの残りが少な
くなった状態で、回線データ出力部14がスタッフ挿入
位置を検出した場合、回線データ出力部14はスタッフ
符号13をシリアルデータ15としてディジタル回線網
に送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の、可
変長符号化器が送信バッファを制御する第1の方法で
は、標本化の周期で発生する量子化データ等のヘッダ情
報1を最大標本化周期の20倍の速度でp/s変換する
ために、この速度に合わせて動作する高速なp/s変換
器10と、このp/s変換器10で発生したシリアルデ
ータ11を蓄える高速な大容量の送信バッファ12が必
要となり、高価になる。加えてこの送信バッファ12に
は、データ1ビットに対して1ビットのスタッフ挿入位
置データが付加されて蓄えられるため、無駄な容量が必
要となる。
【0012】また、第2の方法では、p/sの変換器1
7によるp/s変換はディジタル回路網の送信クロック
の速度でよいが、送信バッファ16では、1ビットのデ
ータでも20ビットのデータも共通して1ワードを使用
するため、データのビット数が少ないほど無駄な領域が
大量に発生する。
【0013】本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
であり、送信バッファの小容量化が可能で、送信バッフ
ァの必要量の設定が容易になる可変長符号化装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、量子化された可変長あるいは固定長の画像
データを固定長のパラレルデータに変換して回線に送出
する固定長化変換器と、上記固定長化変換器から回線に
送出すべきパラレルデータが無くなった場合に、該可変
長符号化器から入力される、上記回線にスタッフするデ
ータの挿入位置を示すスタッフ挿入位置データに基づい
て、上記パラレルデータにスタッフ挿入位置のフラグを
挿入するフラグ挿入器と、上記フラグ挿入器で挿入され
た上記フラグが上記固定長パラレルデータのどの位置で
有効になるかを示すマスクを上記パラレルデータに挿入
するマスク挿入器とを設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、画像符号化伝送装置の可変長
符号化手段に量子化データ等が入力されると、例えばC
CITT標準勧告にしたがって、可変長符号あるいは固
定長符号に無関係に固定長パラレルデータに変換されて
回線に送出され、回線に送出すべきデータがなくなる
と、フラグ挿入手段により回線にスタッフするデータの
挿入位置を示すフラグが挿入され、また、マスク挿入手
段により、挿入されたフラグが固定長パラレルデータの
どの位置で有効かを示すマスクが挿入される。これによ
り、バッファの本当の使用量と段数とがほぼ一致し、メ
モリの必要量の設定が容易になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の一実施例による可変長符号化装置の
構成を示すブロック図であるが、本発明の理解を容易に
するために、まず、本発明が適用される画像符号化伝送
装置の概略について図2により説明する。
【0017】この図2において、45はビデオ符号器で
あり、情報源符号器40、可変長符号化器であるビデオ
信号多重化符号器42、送信バッファ43、これらを制
御する符号化制御回路41、伝送符号器44から構成さ
れている。上記情報源符号器40には、TVカメラ等か
ら取り込まれた映像信号をディジタル回線網のクロック
とは非同期な水平走査周波数の整数倍で標本化されてデ
ィジタルフレームメモリ(図示せず)に格納されたデー
タが入力される。このデータの冗長部分を取り除いてデ
ータを圧縮するために情報源符号器40では、画像符号
化のCCITT標準勧告H.261に基づく処理をす
る。
【0018】この情報源符号化器40で得られた量子化
後のデータやそのデータの属性を示すヘッダ情報等は、
ビデオ信号多重化符号器42に送られる。ビデオ信号多
重化符号器42は、量子化後のデータやヘッダ情報をC
CITT標準勧告にしたがって1ビットから20ビット
までの可変長符号に変換し、MSB(あるいはLSB)
から詰めた20ビットの固定長化データと、その有効部
分を示すデータ長と、スタッフ挿入位置データを出力し
て、送信バッファ43に送出する。
【0019】本発明の一実施例による可変長符号化装置
は、図1のブロック図に示すように構成されている。こ
の図1において、従来の技術の説明で参照した図6及び
図7に示された要素と同一の要素には、これらの図で付
したものと同一の引用符号を付すものとする。さて、図
1において2は可変長符号化器であり、図2で述べたビ
デオ信号多重化符号器42に対応している。
【0020】この可変長符号化器2は図2でも述べたよ
うに、図2の情報源符号化器40で発生した量子化後の
データや、そのデータの属性を示すヘッダ情報を標準勧
告(CCITT勧告H.261)にしたがって、1ビッ
トから20ビットまでの可変長符号に変換し、MSB
(あるいはLSB)から詰めた20ビットの固定長化デ
ータ3と、この固定長化データ3の有効部分を示す有効
データ長4と、このとき生成したデータの直後にスタッ
フを挿入してもよい位置の場合に、その位置を示すスタ
ッフ挿入位置データ5を出力する。
【0021】これらのうち、有効データ長4はデータ長
〜マスク変換器18に送出されるようになっている。デ
ータ長〜マスク変換器18は、この有効データ長4の値
に対応する数だけ、MSB(あるいはLSB)から詰め
て有効を示すフラグを立てて、マスクデータ39を生成
する。
【0022】このマスクデータ39は、たとえば、デー
タ長〜マスク変換器18に入力された有効データ長4が
「7」であり、MSBから詰めて出力する場合、MSB
側から表記すると、「111111100000000
00000」となる。同様にして、有効データ長4が
「18」の場合、MSB側から詰めて、出力する場合、
MSB側から表記すると、「111111111111
11111100」となる。
【0023】コントロール回路36では、ラッチB2
6、ラッチA27の出力からシフト量30が算出され、
このシフト量30の値の分だけ固定長化データ3がバレ
ルシフト回路19に入力されてシフトされる。そして、
コントロール回路36からのシフト量30の値によっ
て、データ長〜マスク変換器18から出力されるマスク
データ39がバレルシフト回路24に入力されてシフト
される。これらのバレルシフト回路19,24はそれぞ
れ同一構成をなしており、上記シフト量30の値によっ
て、0〜ラッチB22,26のデータ幅以上のシフトが
行える。バレルシフト回路19でシフトされたデータは
バス32,33と、それに対応する各バスに出力され
る。
【0024】いま、たとえば、バレルシフト回路19の
入力に、「1010011010001111000
0」が与えられ、シフト量30として「5」がえられた
場合、バレルシフト回路19からバス32に「1010
0」が出力され、また、バス33には「1101000
11110000」が出力される。そこで、コントロー
ル回路36はラッチB26の出力とラッチA27の出力
から既ラッチ量を算出し、この既ラッチ量31により、
ラッチB22に書き込まれていないビットにバス32の
データを書き込んでマスク回路20に書き込ませるよう
にしている。
【0025】同様にして、バレルシフト回路24でシフ
トされたデータは各バスに出力され、コントロール回路
36で算出された上記既ラッチ量31に基づきラッチB
26にまだ書き込まれていないビットにデータを書き込
みマスク回路25により書かせるようにしている。
【0026】また、ラッチA21には、バレルシフト回
路19でシフトされてバス32に出力されてさらに書き
込みマスク回路20によりラッチB22に取り込んだ残
りのデータが、バス33を通して入力されて保持され
る。全く同様にして、ラッチA27には、バレルシフト
回路24でシフトされて書き込みマスク回路25により
ラッチB26に取り込んだ残りのデータが入力されて保
持される。
【0027】さらに、上記ラッチB22は、送信バッフ
ァ50(図2の送信バッファ43と同じ)のデータ幅か
らスタッフ挿入位置データ5のフラグの分を引いたビッ
ト幅をもち、全ビットにデータが満たされた場合に、ラ
ッチA21にデータが無くなった時点で、ラッチまたは
バッファ23にデータを転送する。一方、ラッチB26
はスタッフ挿入位置フラグが有効になった場合、ラッチ
A27にデータがなくなった時点で、ラッチまたはバッ
ファ28にデータを転送する。この場合、ラッチB2
2,ラッチB26へのデータの書き込みは、MSB(ま
たはLSB)から順に詰めて行われる。
【0028】ラッチまたはバッファ23は、ラッチB2
2で生成されたデータにスタッフ挿入位置のフラグを付
加したデータ37を切換器29に出力する。一方、ラッ
チまたはバッファ28は、スタッフ挿入位置のフラグが
立ったデータの有効なデータ位置を示すマスクデータ3
8を切換器29に出力する。このマスクデータ38のス
タッフ挿入位置のフラグは、ここでは、処理を簡略化す
るために、立てないものとする。フラグを立てた場合に
は、そのフラグを無視させる回路を追加すればよい。
【0029】例を挙げると、ラッチB22にまだ3ビッ
トのデータ(ここでは、「101」とする)しか書かれ
ていないが、スタッフ挿入位置フラグが立った場合、マ
スクデータ38に「1110000」が生成されている
ので、このマスクデータ38を3ビットしか書かれてい
ないデータとともに、送信バッファ50に書き込む。こ
のときに書かれるデータは、MSBからのデータ「11
011111」とマスクデータ「01110000」と
になる。ただしこれは、スタッフ挿入位置フラグをMS
Bとした場合である。
【0030】上記切換器29は、ラッチまたはバッファ
23からのデータ37を送信バッファ50に送出し、あ
るいは、コントロール回路36からのスタッフ時にマス
ク割込み制御信号により切り換わって、ラッチまたはバ
ッファ28からのマスクデータ38を、スタッフ挿入位
置のフラグが立ったデータの直後(または直前)に送信
バッファ50に出力する。
【0031】かくして、バレルシフト回路19により、
可変長符号、固定長符号にかかわらず固定長パラレルデ
ータに変換する固定長化変換手段となし、書き込みマス
ク回路20,ラッチA21,ラッチB22,ラッチまた
はバッファ23,コントロール回路36により、ディジ
タル回線網に送信すべきデータが無くなった場合にはこ
のディジタル回線網にスタッフするデータを挿入すべき
位置を示すフラグの挿入を行うフラグ挿入手段を構成し
ている。また、データ長〜マスク変換器18,バレルシ
フト回路24、書き込みマスク回路25,ラッチA2
7,ラッチB26,ラッチまたはバッファ28,コント
ロール回路36により、フラグが固定長パラレルデータ
のどの位置で有効になるかを示すマスクを挿入するマス
ク挿入手段を構成している。
【0032】図3〜図5は可変長符号器2からのデータ
が送信バッファ50に書き込まれる様子を示しており、
ここでは、送信バッファ50の1ワードを8ビット、そ
の内の1ビットをスタッフ挿入位置のフラグ用としてい
る。図3では、固定長化データ43を20ビットで、
「00000000000000010000」とし、
有効データ長4も20ビットで、「010101111
11111111111」とし、スタッフ挿入位置デー
タ5を20ビットで、「01101111111111
111111」とし、6ビットのデータの一部が変換さ
れ、送信バッファ50内の4ワードに書き込まれてい
る。
【0033】また、図4では、5ワードのデータと、固
定長化データ「000111111111111111
11」及び有効データ長「4」のデータの一部とが7ワ
ードに変換され、送信バッファ50に書き込まれてい
る。このとき、変換中のデータの後に、スタッフを挿入
してもよいというスタッフ挿入位置のフラグが立ってい
る。
【0034】図5では、最後の長さ4ビットのデータの
後に有効なデータを詰めずに、スタッフ挿入位置のフラ
グとともに送信バッファ50に書き込んでいる。このと
き、詰めるデータが無かった部分には、「1」または
「0」を入れる。ここでは、「1」を入れた場合を示し
ている。その後に、直前のデータの有効部分を示すデー
タを書き込み、次のデータを待つ状態となる。
【0035】このように本実施例では、可変長符号化器
2が発生した固定長化データ3を、その有効長さを示す
有効データ長4を使って、送信バッファ50のサイズに
合わせた連続したシリアルデータに変換し、特別な固定
長化データ3の直後にスタッフデータを詰めることがで
きるがシリアルデータ化された後では、どの位置にスタ
ッフデータを挿入してよいかわからなくなるので、スタ
ッフ挿入位置を示すフラグとマスクデータを生成し、一
緒に送信バッファ50に書き込み、この送信バッファ5
0の構成を複数ビットで1ワードのデータに1ビットの
スタッフ挿入位置フラグを付加するようにした。
【0036】このため、送信バッファ50に書かれたデ
ータをディジタル回線網のクロックに同期して、パラレ
ル/シリアルに変換する場合、スタッフを挿入する位置
を示すフラグが立っていない状態で、かつ直前のスタッ
フ挿入位置を示すフラグも立っていなければ、データ部
分のパラレルデータをP/S変換するだけでよく、シリ
アルデータからパラレルデータへの変換を高速に行うこ
とができる。
【0037】また、スタッフ挿入位置を示すフラグが立
ったデータの場合、直後の1ワードを読み込んでどのビ
ットが有効かを判断し、もし、この有効なビットをディ
ジタル回線網に送出した後、送出すべきデータが送信バ
ッファ50内に用意されていない場合にはスタッフ符号
をディジタル回線網に送出するので、ディジタル回線網
にデータがない状態を回避することができる。
【0038】なお、送信バッファ50内での有効データ
を示すマスクデータの形式として、上記実施例では、有
効なビットに対応するビット部分に「1」または「0」
を与えたが、有効なビット数を示す値を書いてもよい。
また、有効データ長の処理について、図1では、有効デ
ータ長4をマスクのビット列に変換し、固定長化データ
の各ビットに対応させる方法を採っているが、ビット列
に変換せずバレルシフト回路24、書き込みマスク回路
25,ラッチB26,ラッチA27を演算器(特に引き
算器)やカウンタを使って実現できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変長符号、固定長符号に無関係に固定長パラレルデー
タに変換し、送信すべきデータがディジタル回線網に無
くなる場合に、ディジタル回線網にスタッフするデータ
を挿入すべき位置を示すフラグの挿入を行うとともに、
このフラグを固定長パラレルデータのどの位置に挿入す
るのが有効かを示すマスクを挿入するようにしたので、
可変長データとその有効データ長とから高速にシリアル
のデータ列に変換でき、しかも、低速でも送信バッファ
にデータの書き込みができ、かつシリアルデータにした
場合判断しにくいスタッフの挿入位置が容易に判断可能
となる。また、数ビット以上に1ビットスタッフ挿入位
置があるだけであるから、メモリの必要容量の見積が容
易になり、容量も節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による可変長符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の可変長符号化装置が適用される画像符
号化伝送装置の送信系のブロック図である。
【図3】同上実施例における固定長化データと、有効デ
ータ長と、スタッフ挿入位置データが送信バッファ内の
4ワードに書き込まれる状態を示す説明図である。
【図4】同上実施例における5ワードのデータと固定長
化データと、有効データ長のデータの一部が7ワードに
変換されて、送信バッファに書き込まれる状態を示す説
明図である。
【図5】同上実施例における送信バッファに最後の長さ
4ビットのデータの後に有効なデータを詰めずにスタッ
フ挿入位置のフラグとともに書き込む状態を示す説明図
である。
【図6】従来の画像符号化伝送装置における送信バッフ
ァ制御方法を説明するためのビデオ信号多重化符号器の
ブロック図である。
【図7】従来の画像符号化伝送装置における異なる送信
バッファ制御方法を説明するためのビデオ信号多重化符
号器のブロック図である。
【符号の説明】
18 データ長〜マスク変換器(マスク挿入手段) 19 バレルシフト回路(固定長化変換手段) 20 書き込みマスク回路(フラグ挿入手段) 21 ラッチA(フラグ挿入手段) 22 ラッチB(フラグ挿入手段) 23 ラッチまたはバッファ(フラグ挿入手段) 24 バレルシフト回路(マスク挿入手段) 25 書き込みマスク回路(マスク挿入手段) 26 ラッチB(マスク挿入手段) 27 ラッチA(マスク挿入手段) 28 ラッチまたはバッファ(マスク挿入手段) 36 コントロール回路(フラグ挿入手段、マスク挿入
手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子化された可変長あるいは固定長の画
    像データを固定長のパラレルデータに変換して回線に送
    出する固定長化変換手段と、 上記固定長化変換器から回線に送出すべきパラレルデー
    タが無くなった場合に、該可変長符号化器から入力され
    る、上記回線にスタッフするデータの挿入位置を示すス
    タッフ挿入位置データに基づいて、上記パラレルデータ
    にスタッフ挿入位置のフラグを挿入するフラグ挿入手段
    と、 上記フラグ挿入器で挿入された上記フラグが上記固定長
    パラレルデータのどの位置で有効になるかを示すマスク
    を上記パラレルデータに挿入するマスク挿入手段と、 を設けたことを特徴とする可変長符号化装置。
JP26071092A 1992-09-02 1992-09-02 可変長符号化装置 Pending JPH0686251A (ja)

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JP26071092A JPH0686251A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 可変長符号化装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998010591A1 (en) * 1996-09-02 1998-03-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Information transmitting method, encoder/decoder of information transmitting system using the method, and encoding multiplexer/decoding inverse multiplexer

Cited By (8)

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