JPH0686187A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0686187A
JPH0686187A JP4238132A JP23813292A JPH0686187A JP H0686187 A JPH0686187 A JP H0686187A JP 4238132 A JP4238132 A JP 4238132A JP 23813292 A JP23813292 A JP 23813292A JP H0686187 A JPH0686187 A JP H0686187A
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JP
Japan
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screen
circuit
display
thinning
signal
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JP4238132A
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English (en)
Inventor
Akira Matsushita
明 松下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、表示させる画面数や画面のアスペ
クト比等に応じた効率的で自由度の高い多画面表示を行
ない得る表示装置を提供することを目的としている。 【構成】複数のテレビジョン信号を同一ディスプレイ上
に多画面表示する表示装置において、複数のテレビジョ
ン信号の数及び方式に応じて各テレビジョン信号のディ
スプレイ上における画面サイズ及び表示位置を規定する
規定手段と、この規定手段で規定された画面サイズに応
じて各テレビジョン信号に選択的に間引き処理または補
間処理を施して画面サイズを調整する調整手段と、この
調整手段で画面サイズの調整された各テレビジョン信号
を規定手段で規定された表示位置に配置する配置手段と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばNTSCやM
USE等のような各種方式を含む複数のテレビジョン信
号を選択的に処理し、CRT(カソード・レィ・チュー
ブ)や液晶プロジェクタ等のディスプレイに多画面表示
させるための表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、複数の画像を同一ディス
プレイ上に多画面表示させるために、従来より、図16
(a),(b),(c),(d)に示すように、1画面
を互いに等しい大きさの4画面,9画面,16画面及び
12画面にそれぞれ分割することが考えられている(例
えば特開平1−238389号公報参照)。
【0003】しかしながら、このような従来の多画面表
示手段では、1画面を予め規定された互いに等しい大き
さの複数の画面に分割しているため、例えば5種類のチ
ャンネルの画像を同一ディスプレイで多画面表示させる
には、図16(b)に示す9画面分割のうちの5画面を
利用して画像表示を行ない、残りの4画面を無表示にし
ているので、不要な分割画面が多くなり効率的な多画面
表示を行なえないという問題が生じている。
【0004】また、NTSC方式のアスペクト比4:3
を持つディスプレイを等分割するのに最適な分割数は、
4,9,16であり、図16(d)に示すように12分
割すると、分割された各画面のアスペクト比が1:1に
なってしまい、1つ1つの画面の両脇の画像が欠落する
という不都合も生じる。さらに、近時では、アスペクト
比が4:3である従前のNTSC放送の他に、アスペク
ト比が16:9であるMUSE方式の放送も加えられて
おり、1画面を互いに等しい大きさの複数の画面に分割
する従来の多画面表示手段では、アスペクト比の異なる
画像を多画面表示させることができないという恨みもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
多画面表示手段では、1画面を予め規定された互いに等
しい大きさの複数の画面に分割しているため、多画面表
示させる画像の数によっては効率的な多画面表示が行な
えず、画面の分割数にも制限が生じるとともに、アスペ
クト比の異なる画像を多画面表示させることができない
という問題を有している。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、表示させる画面数や画面のアスペクト比
等に応じた効率的で自由度の高い多画面表示を行ない得
る極めて良好な表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表示装置
は、複数のテレビジョン信号を同一ディスプレイ上に多
画面表示するものを対象としている。そして、複数のテ
レビジョン信号の数及び方式に応じて各テレビジョン信
号のディスプレイ上における画面サイズ及び表示位置を
規定する規定手段と、この規定手段で規定された画面サ
イズに応じて各テレビジョン信号に選択的に間引き処理
または補間処理を施して画面サイズを調整する調整手段
と、この調整手段で画面サイズの調整された各テレビジ
ョン信号を規定手段で規定された表示位置に配置する配
置手段とを備えるようにしたものである。
【0008】
【作用】上記のような構成によれば、表示させるべきテ
レビジョン信号の数や方式に応じて、各画面のサイズと
表示位置とが規定され、その規定に沿うように各画面の
テレビジョン信号を間引き処理または補間処理して画面
サイズを縮小または拡大し、この画面サイズの調整され
た各テレビジョン信号を規定された表示位置に配置する
ようにしたので、表示させる画面数や画面のアスペクト
比等に応じた効率的で自由度の高い多画面表示を行なう
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、UHF/VHF
放送の各テレビジョン信号は、アンテナ11にて受信さ
れた後、チューナ12,13によりそれぞれ選局されて
ベースバンド信号に変換される。これらチューナ12,
13は、システムコントローラ14内のCPU(中央演
算処理装置)15から出力される制御信号が、データバ
ス16及びI/O(入出力)制御回路17を介して供給
されることにより制御される。なお、これらのチューナ
12,13は、通常のNTSC信号だけでなくEDTV
信号を受信して処理する機能も有している。
【0010】また、BS放送のテレビジョン信号は、ア
ンテナ18にて受信された後、チューナ19により選局
されてベースバンド信号に変換される。このチューナ1
9もCPU15から出力される制御信号が、データバス
16及びI/O制御回路17を介して供給されることに
より制御される。なお、このチューナ19は、通常のN
TSC信号やEDTV信号の他に、ハイビジョン放送の
MUSE信号も受信して処理する機能を有している。
【0011】そして、各チューナ12,13,19から
出力されたベースバンド信号は、スイッチ回路20に供
給されるとともに方式判別回路21に供給される。この
方式判別回路21は、入力されたベースバンド信号の種
類つまりNTSC信号かMUSE信号かの判別を行なう
もので、その判別結果は、I/O制御回路22及びデー
タバス16を介して方式メモリ23に書き込まれる。ま
た、スイッチ回路20は、チューナ12,13,19か
ら出力される各ベースバンド信号を、NTSCデコーダ
24,25とMUSEデコーダ26とに振り分けて供給
するように動作される。このスイッチ回路20の動作
は、方式判別結果に基づいてCPU15から出力される
制御信号が、データバス16及びI/O制御回路27を
介して供給されることにより制御される。
【0012】ここで、この実施例では、チューナ12,
13が共にNTSC信号を受信していて、チューナ12
の出力がNTSCデコーダ24に供給され、チューナ1
3の出力がNTSCデコーダ25に供給されるととも
に、チューナ19がMUSE信号を受信していて、その
出力がMUSEデコーダ26に供給されているように、
スイッチ回路20が切り替え制御されているものとす
る。すると、NTSCデコーダ24からは、色信号
1 ,G1 ,B1 とクロックCK1 ,水平同期信号H1
及び垂直同期信号V1 とがそれぞれ出力される。また、
NTSCデコーダ25からは、色信号R2 ,G2 ,B2
とクロックCK2 ,水平同期信号H2 及び垂直同期信号
2 とがそれぞれ出力される。さらに、MUSEデコー
ダ26からは、色信号R3 ,G3 ,B3 とクロックCK
3 ,水平同期信号H3 ,垂直同期信号V3とがそれぞれ
出力される。
【0013】このうち、色信号R1 ,G1 ,B1 は、時
間軸変換メモリ28に書き込まれ、クロックCK1 ,水
平同期信号H1 及び垂直同期信号V1 は、書き込みアド
レス発生回路29に供給される。また、色信号R2 ,G
2 ,B2 は、時間軸変換メモリ30に書き込まれ、クロ
ックCK2 ,水平同期信号H2 及び垂直同期信号V
2は、書き込みアドレス発生回路31に供給される。さ
らに、色信号R3 ,G3 ,B3 は、時間軸変換メモリ3
2に書き込まれ、クロックCK3 ,水平同期信号H3
垂直同期信号V3 は、書き込みアドレス発生回路33に
供給される。
【0014】書き込みアドレス発生回路29は、入力さ
れたクロックCK1 ,水平同期信号H1 及び垂直同期信
号V1 に基づいて、色信号R1 ,G1 ,B1 を時間軸変
換メモリ28に書き込むための書き込みアドレスを生成
するもので、生成された書き込みアドレスはバッファ3
4を介して時間軸変換メモリ28に供給される。書き込
みアドレス発生回路31は、入力されたクロックC
2 ,水平同期信号H2 及び垂直同期信号V2 に基づい
て、色信号R2 ,G2 ,B2 を時間軸変換メモリ30に
書き込むための書き込みアドレスを生成するもので、生
成された書き込みアドレスはバッファ35を介して時間
軸変換メモリ30に供給される。書き込みアドレス発生
回路33は、入力されたクロックCK3 ,水平同期信号
3 ,垂直同期信号V3 に基づいて、色信号R3
3 ,B3 を時間軸変換メモリ32に書き込むための書
き込みアドレスを生成するもので、生成された書き込み
アドレスはバッファ36を介して時間軸変換メモリ32
に供給される。
【0015】そして、時間軸変換メモリ28には、読み
出しアドレス発生回路37で生成される読み出しアドレ
スが、バッファ38を介して供給されることにより、色
信号R1 ,G1 ,B1 が読み出される。また、時間軸変
換メモリ30には、読み出しアドレス発生回路39で生
成される読み出しアドレスが、バッファ40を介して供
給されることにより、色信号R2 ,G2 ,B2 が読み出
される。さらに、時間軸変換メモリ32には、読み出し
アドレス発生回路41で生成される読み出しアドレス
が、バッファ42を介して供給されることにより、色信
号R3 ,G3 ,B3 が読み出される。なお、バッファ3
4,38、35,40、36,42は、それぞれ読み出
しアドレス発生回路37,39,41によって制御され
ている。
【0016】ここで、読み出しアドレス発生回路37,
39,41による読み出しアドレスの生成は、マスター
同期発生回路43で発生されるクロックCK,水平同期
信号H,垂直同期信号Vと、I/O制御回路44から出
力されるエリア指定信号E1,E2 ,E3 とによって行
なわれる。このエリア指定信号E1 ,E2 ,E3 は、時
間軸変換メモリ28,30,32から読み出す色信号R
1 ,G1 ,B1 、R2,G 2 ,B2 及びR3 ,G3 ,B3
を、後述する表示メモリ45のどの記憶領域に書き込む
かを指定するもので、CPU15から出力されデータバ
ス16を介してI/O制御回路44にセットされる。ま
た、マスター同期発生回路43からは、図示しないディ
スプレイを駆動するための同期信号SYNCが発生さ
れ、出力端子46を介してディスプレイに供給される。
【0017】このようにして、時間軸変換メモリ28,
30,32から読み出された各色信号R1 ,G1
1 、R2 ,G2 ,B2 及びR3 ,G3 ,B3 は、間引
き補間回路47,48,49にそれぞれ供給される。こ
れら間引き補間回路47,48,49は、CPU15か
ら出力されデータバス16を介してI/O制御回路50
にセットされた間引き率または補間率データA1
2 ,A3 に基づいて、入力された色信号R1 ,G1
1 、R2 ,G2 ,B2 及びR3 ,G3 ,B3 に対し
て、それぞれ間引き処理(縮小処理)または補間処理
(拡大処理)を実行する。
【0018】そして、間引き補間回路47,48,49
で間引き処理または補間処理された各色信号R1
1 ,B1 、R2 ,G2 ,B2 及びR3 ,G3 ,B
3 は、スイッチ回路51に供給されて選択的に上記表示
メモリ45に導出される。このスイッチ回路51の選択
動作は、マスター同期発生回路43で発生されるクロッ
クCK,水平同期信号H,垂直同期信号Vと、I/O制
御回路44から出力されるエリア指定信号E1 ,E2
3 とが供給される切換制御回路52によって制御され
ている。
【0019】また、表示メモリ45は、マスター同期発
生回路43で発生されるクロックCK,水平同期信号
H,垂直同期信号Vが供給される駆動アドレス発生回路
53から出力されるアドレスに基づいて、スイッチ回路
51から導出された色信号R1,G1 ,B1 、R2 ,G
2 ,B2 またはR3 ,G3 ,B3 を書き込んだ後読み出
し出力端子54を介してディスプレイに出力する。
【0020】なお、前記システムコントローラ14内に
は、CPU15に与えるプログラムが格納されたプログ
ラムROM(リードオンリーメモリ)55と、CPU1
5の演算時に使用される演算RAM(ランダムアクセス
メモリ)56と、エリア情報,間引き情報,補間情報等
が格納されたROM57と、使用者が操作するリモート
コントロール操作部58からの操作データを受けてCP
U15に取り込むためのI/O制御回路59とが設けら
れている。
【0021】ここで、図2(a),(b),(c)は、
それぞれアスペクト比が8:3のディスプレイに多画面
表示を行なった例を示している。まず、図2(a)は、
8チャンネルのNTSC信号NT1 〜NT8 と1チャン
ネルのMUSE信号MU1 とを同一ディスプレイ上に多
画面表示した場合を示し、図2(b)は、12チャンネ
ルのNTSC信号NT1 〜NT12と3チャンネルのMU
SE信号MU1 〜MU3 とを同一ディスプレイ上に多画
面表示した場合を示し、図2(c)は、6チャンネルの
NTSC信号NT1 〜NT6 と9チャンネルのMUSE
信号MU1 〜MU9 とを同一ディスプレイ上に多画面表
示した場合を示している。図2(a),(b),(c)
から明らかなように、各チャンネルの画面サイズを表示
数に応じて切り替え、未使用部分が極力少なくなるよう
にしている。
【0022】次に、図2(b)に示した多画面表示例に
ついて、その表示をどのようにして実現させているかに
ついて説明する。まず、ディスプレイのアスペクト比は
前述したように8:3であり、このアスペクト比8:3
は、図3(a)に示すようにアスペクト比4:3のディ
スプレイを横に2つ並べたものとなっている。また、図
3(b)は、アスペクト比4:3のNTSC信号が、図
3(a)に示すディスプレイに表示可能な各サイズがN
1 〜N4 の4通りあることを示している。N1サイズの
場合には、このディスプレイに最大で32画面分の表示
が可能となる。図3(c)は、アスペクト比16:9を
持つMUSE信号が、図3(a)に示すディスプレイに
表示可能な各サイズがM1 〜M4 の4通りあることを示
している。M1 サイズの場合には、このディスプレイに
最大で24画面分の表示が可能となる。
【0023】図2(b)に示す形態で多画面表示するた
めのデータが、図1に示したROM57に格納されてい
る。この表示例では、NTSCが12画面、MUSEが
3画面、受信選択可能なチャンネルとして存在してい
る。どの画面サイズでどの位置に表示するかのデータ
は、図4に示す形でROM57に格納されている。図5
は、図4に示すデータがROM57のどこに格納されて
いるかを示すアドレステーブルである。図5のアドレス
はバイナリーで表現していて、a0 〜a4 がNTSCの
画面数(この場合3)を示し、a5 〜a9 がMUSEの
画面数(この場合12)を示している。
【0024】すなわち、図2(b)に示す多画面表示形
態では、NTSCが12画面、MUSEが3画面である
ので、アドレスa9 〜a0 は“0001101100”
と表わされ、そこのデータ“0100”(16進)が図
4に示すROM57のアドレスとなって多画面表示の制
御用データd7 〜d0 が得られる。この制御用データd
7 〜d0 のうち、d2 〜d0 は水平方向の表示位置を示
しており、図3(a)に示すように、NTSCでは8ブ
ロック、MUSEでは6ブロックに分けられる。また、
4 ,d3 は垂直方向の表示位置を示しており、図3
(a)に示すように、NTSC,MUSE共に4ブロッ
クに分けられる。d6 ,d5 は表示画面サイズを示し、
7 はNTSCの画面かMUSEの画面かを示してい
る。図6は、d7 〜d5 とサイズとの関係を示してい
る。
【0025】そして、図2(b)の画面NT1 は、NT
SCのN2 サイズであり、ROM57の制御用データで
は“00100000”と示される。他の画面NT2
NT12及びMU1 〜MU3 の制御用データも図4に示す
ようにROM57に格納されており、ディスプレイのど
の位置にどのサイズで表示するのかが指示される。ま
た、このサイズ情報に基づいて図7に示す変換テーブル
から各サイズ毎の水平及び垂直の間引き率及び補間率デ
ータA1 ,A2 ,A3 が求められ、I/O制御回路50
を介して間引き補間回路47,48,49にそれぞれ供
給される。
【0026】次に、図8は、読み出しアドレス発生回路
37の詳細を示している。なお、他の読み出しアドレス
発生回路39,41については、読み出しアドレス発生
回路37と同様な構成であるので、その説明は省略す
る。すなわち、図2(b)に示した画面NT1 のデータ
がNTSCデコーダ24で処理されるとすると、エリア
指定信号E1 が端子60を介して読み出しアドレス発生
回路37内の変換ROM61に入力される。この変換R
OM61からは、サイズ情報と位置情報とに基づいて、
表示の水平期間の開始アドレスと終了アドレスとが出力
され、Hワク発生回路62に供給される。
【0027】また、端子63に供給されるクロックCK
をカウントし、端子64に供給される水平同期信号Hで
リセットされる水平カウンタ65の出力も、アドレスと
してHワク発生回路62に供給される。このHワク発生
回路62は、変換ROM61の出力と水平カウンタ65
の出力とを比較して、図9(a)に示すように水平方向
の表示期間を示す信号を生成する。
【0028】一方、変換ROM61の出力は、Vワク発
生回路66にも供給されている。また、端子64に供給
される水平同期信号Hをカウントし、端子67に供給さ
れる垂直同期信号Vでリセットされる垂直カウンタ68
の出力も、アドレスとしてVワク発生回路66に供給さ
れる。このVワク発生回路66は、変換ROM61の出
力と垂直カウンタ68の出力とを比較して、図9(b)
に示すように垂直方向の表示期間を示す信号を生成す
る。
【0029】そして、Hワク発生回路62の出力及びV
ワク発生回路66の出力は、それぞれ表示Hカウンタ6
9及び表示Vカウンタ70に供給され、表示のH期間及
びV期間だけアドレス信号が生成されて、アドレス変換
ROM71,72に供給される。このアドレス変換RO
M71,72は、間引き補間回路47から出力される水
平及び垂直の間引き補間制御信号H1C,V1Cが、そ
れぞれ端子73,74を介して供給されることにより、
入力されたアドレス信号を画面サイズに応じたHアドレ
ス及びVアドレスに変換し、端子75,76を介して時
間軸変換メモリ28に、水平方向の読み出しアドレス及
び垂直方向の読み出しアドレスとして出力する。
【0030】なお、Hワク発生回路62の出力及びVワ
ク発生回路66の出力は、加算回路77にて加算され、
その加算出力が端子78を介してバッファ38の制御信
号となり、加算回路77の出力をノット回路79で反転
した出力が端子80を介してバッファ34の制御信号と
なる。
【0031】このようにして、時間軸変換メモリ28か
ら読み出された色信号R1 ,G1 ,B1 は、間引き補間
回路47に入力される。間引き補間回路47では、図2
(b)のNTSC信号NT1 に対しては画面サイズがN
2 であるから、図7に示した間引き補間率の通り、水平
方向に0.6の間引き処理を行ない、垂直方向に1.0
の間引き処理(そのまま出力)を実行する。同様に、間
引き補間回路47では、図2(b)のNTSC信号NT
2 〜NT12に対しては画面サイズがN1 であるから、図
7に示した間引き補間率の通り、水平方向に0.3の間
引き処理を行ない、垂直方向に0.5の間引き処理を実
行する。
【0032】また、MUSEデコーダ26から出力され
る色信号R3 ,G3 ,B3 が、時間軸変換メモリ32を
介して入力される間引き補間回路49では、図2(b)
のMUSE信号MU1 〜MU3 に対しては画面サイズが
2 であるから、図7に示した間引き補間率の通り、水
平方向に0.5の間引き処理を行ない、垂直方向に0.
5の間引き処理を実行する。
【0033】次に、図10は、間引き補間回路47の詳
細を示している。なお、他の間引き補間回路48,49
については、間引き補間回路47と同様な構成であるの
で、その説明は省略する。すなわち、前記NTSCデコ
ーダ24から出力され、端子81を介して時間軸変換メ
モリ28に書き込まれて読み出された色信号R1
1 ,B1 は、ラッチ回路82,83,84,85にそ
れぞれ取り込まれる。これらラッチ回路82,83,8
4,85は、制御信号発生回路86から出力されるラッ
チパルスLP1 ,LP2 ,LP3 ,LP4 に同期して、
それぞれラッチ動作を実行する。
【0034】この制御信号発生回路86は、端子87を
介して供給されるクロックCK,水平同期信号H,垂直
同期信号Vと、変換ROM88から出力される間引き補
間制御信号H1C,V1Cとに基づいて、ラッチパルス
LP1 ,LP2 ,LP3 ,LP4 を生成するとともに、
係数メモリ89に供給する制御データSを生成してい
る。そして、この変換ROM88は、端子90を介して
供給される間引き率または補間率データA1 に基づい
て、間引き補間制御信号H1C,V1Cを生成してい
る。
【0035】ここで、上記変換ROM88から出力され
る間引き補間制御信号H1C,V1Cは、端子91,9
2を介して読み出しアドレス発生回路37に供給される
とともに、上記係数メモリ89に供給されている。この
係数メモリ89からは、上記制御データS及び間引き補
間制御信号H1C,V1Cに基づいて、所定の係数デー
タが画素単位で出力される。そして、係数メモリ89か
ら出力された係数データと各ラッチ回路82,83,8
4,85の出力とが、それぞれ乗算回路93,94,9
5,96で乗算され、各乗算結果が加算回路97で加算
され、端子98を介して前記スイッチ回路51に出力さ
れる。
【0036】図11(a)は、画面サイズN1 の水平方
向の間引き処理の様子を示し、同図(b)は、画面サイ
ズN1 の垂直方向の間引き処理の様子を示している。ま
た、図11(c)は、画面サイズN2 の水平方向の間引
き処理の様子を示している。なお、画面サイズN2 の垂
直方向は間引き処理及び補間処理を行なわないので示し
ていない。さらに、画面サイズM2 については、水平及
び垂直方向とも0.5の間引き率であるから、図11
(b)から容易に窺い知ることができる。
【0037】図12(a),(b),(c)は、図2
(b)に示した他画面表示を行なう際に、NTSCデコ
ーダ24,25及びMUSEデコーダ26がそれぞれ実
行するデコード処理の順序を示している。すなわち、N
TSCデコーダ24は、NTSC信号NT1 ,NT2
NT3 ,NT4 ,NT5 ,NT6 の番組を順番にデコー
ド処理し、各画面がコマ落としになって見られるように
なる。また、NTSCデコーダ25は、NTSC信号N
7 ,NT8 ,NT9 ,NT10,NT11,NT12の番組
を順番にデコード処理し、MUSEデコーダ26は、M
USE信号MU1,MU2 ,MU3 の番組を順番にデコ
ード処理している。
【0038】次に、図13は、画面サイズN2 の場合の
デコード処理タイミングを示している。時間軸変換メモ
リ28からは、表示の1画素期間に4画素分のデータ読
み出しが行なわれる。ラッチパルスLP1 に基づいてラ
ッチ回路82からはN2 1,N2 3 ,N2 4 が出
力され、ラッチパルスLP2 に基づいてラッチ回路83
からはN2 2 ,N2 4 ,N2 5 が出力される。ラ
ッチ回路82,83の出力は、乗算回路93,94にそ
れぞれ供給され、係数メモリ89から出力される係数デ
ータと以下に示す演算が行なわれ、加算回路97から間
引き処理されたN2 1 ´,N2 2 ´,N2 3 ´が
出力される。
【0039】 N2 1 ´=(N2 1 ×0.5)+(N2 2 ×0.5) N2 2 ´=(N2 3 ×0.7)+(N2 4 ×0.3) N2 3 ´=(N2 4 ×0.3)+(N2 5 ×0.7) N2 4 ´=(N2 6 ×0.5)+(N2 7 ×0.5) : : : :
【0040】図14は、画面サイズN1 の場合のデコー
ド処理タイミングを示している。基本的には、画面サイ
ズN2 の場合と同様の考え方で処理が行なわれるが、水
平及び垂直方向に共に間引き処理を施す点が異なってい
る。ラッチ回路82,83,84,85の出力と、係数
メモリ89から出力される係数データとの演算は、以下
の通りである。
【0041】 N1 1 ´N1 1 ´ =(N1 1 1 1 ×0.25)+(N1 1 1 2 ×0.25) +(N1 2 1 1 ×0.25)+(N1 2 1 2 ×0.25) N1 1 ´N1 2 ´ =(N1 1 1 4 ×0.42)+(N1 1 1 5 ×0.08) +(N1 2 1 4 ×0.42)+(N1 2 1 5 ×0.08) N1 1 ´N1 3 ´ =(N1 1 1 8 ×0.08)+(N1 1 1 9 ×0.42) +(N1 2 1 8 ×0.08)+(N1 2 1 9 ×0.42) : :
【0042】以上に説明した一連の動作は、全て前記C
PU15の制御の基に行なわれる。図15は、このよう
なCPU15の動作をまとめて示したものである。ま
ず、CPU15は、ステップS1で、各チューナ12,
13,19を時分割的に動作させ(サーチ)、選局され
たチャンネル毎の放送方式を方式判別回路21に判別さ
せ、その判別結果をI/O制御回路22を介して方式メ
モリ23に記憶させる。そして、CPU15は、ステッ
プS2で、多画面表示させたいNTSCの番組数とMU
SEの番組数とに基づいて、図5に示したアドレスa9
〜a0 から図4に示した表示形式データd7 〜d0 の格
納されたROM57のアドレスを検出し、ステップS3
で、表示形式データd7 〜d0 から画面サイズ情報と表
示位置情報とを読み出した後、ステップS4で、読み取
った画面サイズ情報より図7に示すリストから水平及び
垂直方向の間引き率または補間率データを読み取る。
【0043】次に、CPU15は、ステップS5で、各
チューナ12,13,19で選局されたチャンネルのベ
ースバンド信号を選択的に対応するNTSCデコーダ2
4,25及びMUSEデコーダ26に与える振り分け処
理を実行する。まず、CPU15は、ステップS6で、
NTSCデコーダ24用に選局チャンネルを切り換え、
ステップS7で、I/O制御回路50から出力される間
引き率または補間率データA1 を間引き補間回路47に
転送させた後、ステップS8で、I/O制御回路44か
ら出力されるエリア指定信号E1 を読み出しアドレス発
生回路37に転送し、ステップS5の処理に戻される。
【0044】以下、CPU15は、ステップS9で、N
TSCデコーダ25用に選局チャンネルを切り換え、ス
テップS10で、I/O制御回路50から出力される間
引き率または補間率データA2 を間引き補間回路48に
転送させた後、ステップS11で、I/O制御回路44
から出力されるエリア指定信号E2 を読み出しアドレス
発生回路39に転送し、ステップS5の処理に戻され
る。その後、CPU15は、ステップS12で、MUS
Eデコーダ26用に選局チャンネルを切り換え、ステッ
プS13で、I/O制御回路50から出力される間引き
率または補間率データA3 を間引き補間回路49に転送
させた後、ステップS14で、I/O制御回路44から
出力されるエリア指定信号E3 を読み出しアドレス発生
回路41に転送し、ステップS5の処理に戻される。
【0045】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、表示させる画面数や画面のアスペクト比等に応じ
て各画面のサイズと表示位置とが規定され、その規定に
沿うように各画面のベースバンド信号を間引き処理また
は補間処理して画面サイズを縮小または拡大するように
したので、表示させる画面数や画面のアスペクト比等に
応じた効率的で自由度の高い多画面表示を行なうことが
できる。なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
表示させる画面数や画面のアスペクト比等に応じた効率
的で自由度の高い多画面表示を行ない得る極めて良好な
表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る表示装置の一実施例を示すブロ
ック構成図。
【図2】同実施例における多画面表示例を示す図。
【図3】同実施例における各画面サイズを説明するため
の図。
【図4】同実施例における表示形式データの格納状態を
示す図。
【図5】同表示形式データを検索するためのアドレステ
ーブルを示す図。
【図6】同表示形式データと画面サイズとの関係を示す
図。
【図7】同画面サイズと間引き率及び補間率との関係を
示す図。
【図8】同実施例の読み出しアドレス発生回路の詳細を
示すブロック構成図。
【図9】同読み出しアドレス発生回路の動作を説明する
ためのタイミング図。
【図10】同実施例の間引き補間回路の詳細を示すブロ
ック構成図。
【図11】同実施例の間引き処理を説明するための図。
【図12】同実施例におけるデコード処理の順序を説明
するための図。
【図13】同実施例における間引き処理動作を説明する
ためのタイミング図。
【図14】同実施例における他の間引き処理動作を説明
するためのタイミング図。
【図15】同実施例における全体的な動作をまとめて示
すフローチャート。
【図16】従来の多画面表示を説明するための図。
【符号の説明】
11…アンテナ、12,13…チューナ、14…システ
ムコントローラ、15…CPU、16…データバス、1
7…I/O制御回路、18…アンテナ、19…チュー
ナ、20…スイッチ回路、21…方式判別回路、22…
I/O制御回路、23…方式メモリ、24,25…NT
SCデコーダ、26…MUSEデコーダ、27…I/O
制御回路、28…時間軸変換メモリ、29…書き込みア
ドレス発生回路、30…時間軸変換メモリ、31…書き
込みアドレス発生回路、32…時間軸変換メモリ、33
…書き込みアドレス発生回路、34〜36…バッファ、
37…読み出しアドレス発生回路、38…バッファ、3
9…読み出しアドレス発生回路、40…バッファ、41
…読み出しアドレス発生回路、42…バッファ、43…
マスター同期発生回路、44…I/O制御回路、45…
表示メモリ、46…出力端子、47〜49…間引き補間
回路、50…I/O制御回路、51…スイッチ回路、5
2…切換制御回路、53…駆動アドレス発生回路、54
…出力端子、55…プログラムROM、56…演算RA
M、57…ROM、58…リモートコントロール操作
部、59…I/O制御回路、60…端子、61…変換R
OM、62…Hワク発生回路、63,64…端子、65
…水平カウンタ、66…Vワク発生回路、67…端子、
68…垂直カウンタ、69…表示Hカウンタ、70…表
示Vカウンタ、71,72…アドレス変換ROM、73
〜76…端子、77…加算回路、78…端子、79…ノ
ット回路、80,81…端子、82〜85…ラッチ回
路、86…制御信号発生回路、87…端子、88…変換
ROM、89…係数メモリ、90〜92…端子、93〜
96…乗算回路、97…加算回路、98…端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテレビジョン信号を同一ディスプ
    レイ上に多画面表示する表示装置において、前記複数の
    テレビジョン信号の数及び方式に応じて各テレビジョン
    信号の前記ディスプレイ上における画面サイズ及び表示
    位置を規定する規定手段と、この規定手段で規定された
    画面サイズに応じて各テレビジョン信号に選択的に間引
    き処理または補間処理を施して画面サイズを調整する調
    整手段と、この調整手段で画面サイズの調整された各テ
    レビジョン信号を前記規定手段で規定された表示位置に
    配置する配置手段とを具備してなることを特徴とする表
    示装置。
JP4238132A 1992-09-07 1992-09-07 表示装置 Pending JPH0686187A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712689A (en) * 1994-09-20 1998-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital television set
US7440036B2 (en) 2004-04-28 2008-10-21 Funai Electric Co., Ltd. Television receiver that produces a contracted image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712689A (en) * 1994-09-20 1998-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital television set
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