JPH068580A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH068580A
JPH068580A JP16933692A JP16933692A JPH068580A JP H068580 A JPH068580 A JP H068580A JP 16933692 A JP16933692 A JP 16933692A JP 16933692 A JP16933692 A JP 16933692A JP H068580 A JPH068580 A JP H068580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
printer
paper
platen
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16933692A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kubota
惠一 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP16933692A priority Critical patent/JPH068580A/ja
Publication of JPH068580A publication Critical patent/JPH068580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタにおいて印字ヘッドやプラテンから
放射する騒音を音源の近傍で低減する。 【構成】 印字ヘッド3の上部に入口17を持ち、プラ
テン2上部の印字用紙6に対向して開口した出口18を
有する複数の管路14を設けた。 【効果】 印字ヘッド3およびプラテン2から発生した
騒音は、前記管路14の管路長と印字用紙に添って開口
部9に向かう騒音との経路差による干渉により騒音が減
少する。印字ヘッド3の上部に管路14があるので鋭い
ピーク音を低減でき複数の管路14の寸法により騒音を
周波数成分毎に減音させるので、低騒音のプリンタを提
供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、インパクトドットプリンタは、印
字ヘッドに内蔵した印字ワイヤを駆動して、インクリボ
ンを介して印字用紙へ衝撃力を与えて印字を行うもの
で、印字ワイヤ衝突時に騒音が発生しこの騒音は印字用
紙の排出部から、インパクトドットプリンタの外部へ漏
れインパクトドットプリンタの騒音レベルを高めてい
た。このインパクトドットプリンタの騒音対策として、
特開平3−277にて開示されている消音装置が知られ
ている。そこで開示されている内容は、図5に示すよう
に用紙案内部材19が設けられた排紙口9とは反対側で
排紙口9に隣接して設けられた中空管路20よりなり、
中空管路20の出口21が用紙案内部材19の上面に向
けて開口されているもので排紙口9から外部に漏れる騒
音の一部を長さの異なる中空管路20を通過させ用紙案
内部材19の上面またはこの上面に排出される印字用紙
6の表面に沿って伝播される騒音と前記中空管路20を
通過した騒音とを干渉させ排紙口9から外部に放射され
る騒音を低減させていた。なお、符号2はプラテンを示
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成ではケース部材1の内部において騒音が拡散してし
まい印字の時に発生する鋭いピークの騒音が低減でき
ず、十分な騒音低減と聴感上耳障りな騒音の除去ができ
ないという問題点があった。また消音装置が排紙口9の
外部に隣接し出口21が用紙案内部材19の上に開口す
るため印字された印字用紙6の上部を大きく占領してい
るため印字用紙6が中空管路20と接触して詰まりやす
くなる。また印字用紙6の取り出しが不便である。とい
う問題点もあった。
【0004】そこで本発明は、従来のこのような問題点
を解決するためになされたものであり低騒音で耳障りな
音が発生しないインパクトドットプリンタで印字用紙が
詰まらず、また印字用紙を取り出しやすいプリンタを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のプリンタの騒音低減装置は、プラテンと印字ヘ
ッド間に配置した印字媒体に、インクリボンを介して印
字ヘッド内に設けた印字ワイヤにより衝撃力を与えて印
字を行うプリンタにおいて、印字ヘッドの近傍に入口を
持ち、プラテンの上部に位置する印字媒体に対向して開
口した出口をもつ複数の管路を設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0007】図1は、本発明の実施例を示すプリンタの
断面図で図4における断面A−Aであり、図2はこのプ
リンタの図1における断面B−B、図3はこのプリンタ
の管路部の部分拡大図である。
【0008】印字用紙6はプリンタのケース部材1に設
けられた給紙口7から給紙されプラテン2に巻き付けら
れ、印字ヘッド3により印字(数字、文字等の他、ドッ
トのよるグラフ等の印刷も含む広い概念である)がおこ
なわれ、排紙口9から排紙される。キャリッジ4は、ガ
イド軸5によりガイドされてプリンタの桁方向に移動で
きる。印字ヘッド3と印字用紙6との間にはインクリボ
ン13が介装されキャリッジ4に固定された印字ヘッド
3は、プリンタの桁方向に移動しながら印字ヘッド3内
に設けた複数の印字ワイヤ(図示せず)を所望のタイミ
ングで駆動して印字をおこなう。
【0009】ケース部材1には開閉自在なカバー11お
よび排紙口カバー12が取り付けてあり、排紙口カバー
12はカバー11と回動可能に連結されている。また排
紙口カバー12は透明で軽量な部材で構成したため印字
用紙6が見やすくまた取り出しやすくすることができ
る。ケース部材1の印字ヘッド3の後方には吸音部材1
0を配置し、印字ヘッド3から後方にでる騒音を効果的
に吸音すると共に、ケース部材1の内部において騒音の
拡散を防ぐ。カバー11の印字ヘッド3の上方部には複
数の管路14の入口17を設けプラテン2の上部の印字
用紙6に対向して開口する出口18を設けてある。管路
部材16は管路部材15よりも印字用紙6の方向に長く
突出させてあり、印字用紙6は管路部材16に沿って管
路部材15に引っかかることなく排紙される。
【0010】この例では、4種類の長さの異なる管路1
4を管路部材15および管路部材16により構成し印字
ヘッド上部に入口17を開口させ、プラテン上部の印字
用紙6に対向して出口18を開口させて設けてある。
【0011】印字による騒音は、印字ヘッド3およびプ
ラテン2から発生する。印字ヘッド3から発生した騒音
の一部は前記管路14の入口17より入射し管路14の
中を通過し、プラテン上部の印字用紙6に対向した出口
18より放射される。また他の騒音の一部は印字用紙6
面に添って開口部9へと通過する。この時前記管路14
を通過する騒音はL5、L6、L7、L8の経路長を持
つ、一方前記印字用紙面に添って直接開口部9に向かう
騒音は前記管路14における経路長L5、L6、L7、
L8の出口18に対しL1、L2、L3、L4の経路長
をもち前記管路14を通過した騒音と出口18において
干渉させる構成となっている。つまりL5−L1、L6
−L2、L7−L3、L8−L4、なる経路差を半波長
とする周波数において干渉による著しい減衰が起こる。
【0012】印字時において印字ヘッド3から発生した
鋭いピークを持つ騒音は印字ヘッド3の近接した上部に
管路14があるのでケース内で拡散することなく干渉す
る。これにより鋭いピークをもつ騒音の低減と排紙口9
から放射される騒音を低減でき、低騒音で鋭いピークの
ないプリンタを実現できる。
【0013】本実施例では、長さの異なる4種類の管路
14により4種類の周波数で外部に漏れる騒音を低減し
ているが更に多数の管路14を設けることにより、より
大きな騒音低減効果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリンタの
騒音低減装置においては、印字ヘッド近傍に入口を持
ち、プラテン上部の印字用紙に対抗して開口した出口を
持つ複数の管路を設けたことにより低騒音で耳障りでな
い、また印字用紙が詰まらず、印字用紙を取り出しやす
いプリンタを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すプリンタの断面図で図4
におけるA−A断面を示す図。
【図2】本発明の実施例を示すプリンタの説明図で図1
におけるB−B断面を示す図。
【図3】本発明の実施例を示すプリンタの説明図で管路
部の部分拡大図。
【図4】本発明の実施例を示すプリンタの斜視図。
【図5】従来の騒音低減装置の説明図。
【符号の説明】
1 ケース部材 2 プラテン 3 印字ヘッド 4 キャリッジ 5 ガイド軸 6 印字用紙 7 給紙口 8 用紙ガイド 9 排紙口 10 吸音部材 11 カバー 12 排紙口カバー 13 インクリボン 14 管路 15 管路部材 16 管路部材 17 入口 18 出口 19 用紙案内部材 20 中空管路 21 出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと印字ヘッド間に配置した印字
    媒体に、インクリボンを介して前記印字ヘッド内に設け
    た印字ワイヤにより衝撃力を与えて印字を行うプリンタ
    において、前記印字ヘッドの近傍に入口を持ち、前記プ
    ラテンの上部に位置する前記印字媒体に対向して開口し
    た出口をもつ複数の管路を設けたことを特徴とするプリ
    ンタ。
JP16933692A 1992-06-26 1992-06-26 プリンタ Pending JPH068580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16933692A JPH068580A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16933692A JPH068580A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068580A true JPH068580A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15884672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16933692A Pending JPH068580A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068580A (ja)

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