JPH0685587A - 減衰器 - Google Patents

減衰器

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Publication number
JPH0685587A
JPH0685587A JP23834892A JP23834892A JPH0685587A JP H0685587 A JPH0685587 A JP H0685587A JP 23834892 A JP23834892 A JP 23834892A JP 23834892 A JP23834892 A JP 23834892A JP H0685587 A JPH0685587 A JP H0685587A
Authority
JP
Japan
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high frequency
circuit
current
signal
pin diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP23834892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Miyamoto
和広 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23834892A priority Critical patent/JPH0685587A/ja
Publication of JPH0685587A publication Critical patent/JPH0685587A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PINダイオードを用いたマイクロ波用の減
衰器において、電流制御しているPINダイオードの高
周波特性による減衰量の過渡変動を抑制して常時一定の
減衰量を維持することを可能とすることを目的とした。 【構成】 PINダイオードの電流量を固定するため
に、請求項1では微少電流検出回路、検出信号制御式電
圧制御信号発生回路、外部制御式可変電圧供給回路を付
加し、請求項2ではパルス変調信号同期式電圧制御信号
発生回路、外部制御式可変電圧供給回路を付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PINダイオードを
用いたマイクロ波用の減衰器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の定電圧入力による電流制御
式高周波信号用の減衰器の構成図であり、図において、
1は定電圧入力型バイアス回路、2はPINダイオード
を用いた電流制御式高周波減衰回路、3は定電圧入力端
子、4は高周波信号入力端子、5は高周波信号出力端子
である。
【0003】次に動作について説明する。高周波信号入
力端子4から入力された高周波信号は、PINダイオー
ドを用いた高周波減衰回路2の中で、高周波信号に対し
純抵抗の特性を持つPINダイオードを通して、信号の
一部がグランドへ接地されることにより電力が減衰し、
高周波信号出力端子5から出力される。この中の2のP
INダイオードを用いた高周波減衰回路は、外部からの
入力電流量により、その減衰量が決定される。この減衰
量を所望の値とするため、定電圧入力端子3より入力さ
れる電圧を定電圧入力型バイアス回路1に印加して必要
とする電流量を供給する。上記動作により、高周波信号
に対する減衰器が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の減衰器におい
て、伝送する高周波信号の減衰量を決定する直流バイア
ス電流の供給量が一定のため、図9に示すようなパルス
変調方式により伝送される高周波信号が入力された場
合、PINダイオードにはバイアス回路からの定電流に
加えて高周波整流電流が流れることによる図10に見ら
れる過渡現象を持つ電流が供給されるために減衰量が変
動し図11に示すようなオーバーシュートに似た出力特
性を持つという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたものであり、常時、高周波信号を伝送する
場合だけでなく、パルス変調された高周波信号を伝送す
る場合においても一定の減衰量を保てるような減衰器を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る減衰器
は、高周波減衰回路の減衰量を決定するPINダイオー
ドに流れる微少な高周波整流電流を検出し、その検出信
号をもとにバイアス回路に印加される電圧の変動量を決
定し、印加電圧を変化させて常に一定量の電流がPIN
ダイオードに流れるようにしたものである。
【0007】また、同様な効果を得るものとして、高周
波減衰回路の減衰量を決定するPINダイオードに流れ
る微少な高周波整流電流の過渡現象を補うようにバイア
ス回路への印加電圧を変化させるような制御信号を、パ
ルス変調信号に同期させて発生し、印加電圧を変化させ
て、パルス変調をうけた高周波信号が入出力される間、
一定量の電流がPINダイオードに流れるようにしたも
のである。
【0008】
【作用】この発明における減衰器は、PINダイオード
に流れる電流量の変動分を検出し、その変動分を打ち消
すようにバイアス回路に印加される電圧を変化させてP
INダイオードに供給される電流量を一定にすることに
より、パルス変調された高周波信号に対しても一定の減
衰量を得ることが可能となる。
【0009】あるいは、PINダイオードに流れる電流
量の変動分を打ち消すようなバイアス回路へ印加される
電圧変動を制御する信号を、パルス変調と同期した信号
に同期させて発生して印加電圧を変化させて、PINダ
イオードに供給される電流量を一定にすることにより、
パルス変調された高周波信号に対しても一定の減衰量を
得ることが可能となる。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は、実施例である変動電流量の検
出による入力電圧制御型の減衰器の構成ブロック図であ
り、図2は減衰器中の定電圧入力型バイアス回路から供
給されるバイアス電流のパルス変調を受けた高周波信号
入力時の時間変動を示す特性図であり、図3はPINダ
イオードへの供給電流の時間変動を示す特性図であり、
図4はパルス変調を受けた高周波信号に対するこの減衰
器の出力電力の時間変動を示す特性図である。
【0011】図1の1,2,3,4,5は図8と同等部
分であり、6は微少電流変動量検出回路、7は検出信号
制御式電圧制御信号発生回路、8は外部制御式可変電圧
供給回路である。
【0012】上記のように構成された減衰器において、
高周波信号入力端子4から入力された高周波信号は、定
電圧入力型バイアス回路1から供給される電流量により
制御されるPINダイオードを用いた高周波減衰回路2
の中で、高周波信号に対し純抵抗の特性を持つPINダ
イオードを通して、信号の一部がグランドへ接地される
ことにより電力が減衰し、高周波信号出力端子5から所
望する電力の減衰した高周波信号として出力される。
【0013】上記の減衰器の中の、高周波減衰回路2の
減衰量が、パルス変調された高周波信号が入力された場
合でも一定となるように、PINダイオードに流れる制
御電流の高周波整流電流による変動分を、微少電流変動
量検出回路6で検出し、その検出信号を検出信号制御式
電圧制御信号発生回路7で受けて、パルス変調された高
周波信号が入力される前の電流値と等しくなるように電
圧制御信号を発生し、その制御信号を外部制御式可変電
圧供給回路8で受けて変化させた電圧をバイアス回路に
入力することにより、図2に示すようなバイアス回路か
らの電流量をパルス変調された高周波信号の入力時t1
からt3 という過渡現象を経て高周波信号が途切れるt
2 まで定常電流を供給し、高周波整流電流と合わせて、
図3に示すような定常電流をPINダイオードに供給す
ることにより、図4に示すような一定の減衰量により減
衰した高周波信号を出力することが可能となる。
【0014】実施例2.また、別の実施例を図につい
て、以下説明する。図5は、実施例であるパルス変調信
号と同期した信号による入力電圧制御型の減衰器の構成
ブロック図であり、図6はこの減衰器中の定電圧入力型
バイアス回路から供給されるバイアス電流のパルス変調
された高周波信号入力時の時間変動の一例を示す特性図
であり、図7は図6時におけるPINダイオードへの供
給電流の時間変動を示す特性図である。
【0015】図5の1,2,3,4,5,8は図1,図
8と同等部分であり、9はパルス変調信号同期式電圧制
御信号発生回路、10はパルス変調信号と同期した信号
入力端子である。
【0016】上記のように構成された減衰器において、
PINダイオードを用いた高周波減衰回路2は、請求項
1同様、高周波信号入力端子4より入力された高周波信
号を、定電圧入力型バイアス回路1より供給される電流
量により決定される減衰量分の電力の減衰をさせて、高
周波信号出力端子5より出力する。
【0017】上記の減衰器中の、高周波減衰回路2の減
衰量が、パルス変調された高周波信号が入力された場合
でも一定となるように、PINダイオードに流れる制御
電流の高周波整流電流による過渡変動を打ち消すよう
な、バイアス回路への入力電圧の制御を行なわせる信号
を、パルス変調信号と同期した信号入力端子10より入
力される同期信号と同期させてパルス変調信号同期式電
圧制御信号発生回路9より発生させて、その制御信号を
外部制御式可変電圧供給回路8で受けて変化させた電圧
をバイアス回路に入力することにより、図6に示すよう
な電流量を高周波信号の入力時t1 から過渡現象の終わ
るt3 を経て高周波信号が途切れるt2 まで、バイアス
回路から供給することにより、高周波信号が入力されて
いる間、PINダイオードに供給される電流量が図7に
示すように定常時高周波整流電流を加算した電流が常時
流れることにより、図4に示すような一定の減衰量によ
り減衰した高周波信号を出力することが可能となる。
【0018】また、上記減衰器において、定電圧入力型
バイアス回路から供給する電流の時間特性を請求項1の
ように図2とすることにより、図3に示すような定常電
流をPINダイオードに供給することにより、図4に示
すような定量減衰した高周波信号を出力することも可能
となる。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明した通り、請求項1
ではPINダイオードに流れる高周波整流電流を検出し
てその増加分をバイアス回路からの供給電流から減少さ
せるようにバイアス回路への入力電圧を変化させてPI
Nダイオードに流れる電流量を一定にすることにより、
請求項2ではパルス変調と同期させて、PINダイオー
ドに流れる高周波整流電流の過渡現象を補うようにバイ
アス回路への入力電圧を変化させてPINダイオードに
流れる電流量を一定にすることにより、パルス変調され
た信号を含む高周波信号に対し、一定の減衰量を有する
減衰器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による減衰器の一実施例を示す図であ
る。
【図2】パルス変調された高周波信号入力時の高周波減
衰回路に供給される電流の時間特性図である。
【図3】パルス変調された高周波信号入力時のPINダ
イオードに供給される電流の時間特性図である。
【図4】パルス変調された高周波信号入力時の出力電力
時間特性図である。
【図5】この発明による減衰器の他の実施例を示す図で
ある。
【図6】パルス変調された高周波信号入力時の高周波減
衰回路に供給される電流の時間特性図である。
【図7】パルス変調された高周波信号入力時のPINダ
イオードに供給される電流の時間特性図である。
【図8】従来の定電圧入力型減衰器の構成ブロック図で
ある。
【図9】パルス変調された高周波信号の電力の時間特性
図である。
【図10】パルス変調された高周波信号入力時のPIN
ダイオードに供給される電流の時間特性図である。
【図11】パルス変調された高周波信号入力時の出力電
力時間特性図である。
【符号の説明】
1 定電圧入力バイアス回路 2 高周波減衰回路 3 入力端子 4 入力端子 5 出力端子 6 電流変動量検出回路 7 電圧制御信号発生回路 8 可変電圧供給回路 9 電圧制御信号発生回路 10 入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流変動量を検出する回路と、その検出
    信号により制御される電圧制御信号を発生する回路と、
    外部からの信号により制御される可変電圧供給回路と、
    定電圧入力により出力電流量を制御するバイアス回路
    と、PINダイオードを用いた電流制御式高周波減衰回
    路とを備えた減衰器。
  2. 【請求項2】 パルス変調信号に同期した信号により制
    御される電圧制御信号を発生する回路と、外部からの信
    号により制御される可変電圧供給回路と、定電圧入力に
    より出力電流量を制御するバイアス回路と、PINダイ
    オードを用いた電流制御式高周波減衰回路とを備えた減
    衰器。
JP23834892A 1992-09-07 1992-09-07 減衰器 Pending JPH0685587A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109714020A (zh) * 2019-02-22 2019-05-03 南京国博电子有限公司 用于控制数控衰减器信号过冲的电路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109714020A (zh) * 2019-02-22 2019-05-03 南京国博电子有限公司 用于控制数控衰减器信号过冲的电路
CN109714020B (zh) * 2019-02-22 2024-04-05 南京国博电子股份有限公司 用于控制数控衰减器信号过冲的电路

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