JPH0684516B2 - カプセル化ハロゲン漂白剤およびその製法と使用法 - Google Patents

カプセル化ハロゲン漂白剤およびその製法と使用法

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JPH0684516B2
JPH0684516B2 JP11093287A JP11093287A JPH0684516B2 JP H0684516 B2 JPH0684516 B2 JP H0684516B2 JP 11093287 A JP11093287 A JP 11093287A JP 11093287 A JP11093287 A JP 11093287A JP H0684516 B2 JPH0684516 B2 JP H0684516B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、カプセル化活性ハロゲン漂白剤組成物、カプ
セル化活性ハロゲン漂白剤組成物およびカプセル化活性
ハロゲン漂白剤を包含する洗浄剤組成物の製法に関す
る。カプセル化活性ハロゲン漂白剤組成物は、洗浄漂白
剤組成物におけるようにアルカリ性環境で使用される場
合に漂白剤の安定性を改良する。
[発明の背景] 洗浄漂白剤組成物の有効性は洗濯溶液の温度、取除かれ
る汚れの性質、活性洗浄剤の性質と濃度、漂白剤の性質
と濃度、水の硬度等を含む多数の要因に依存する。漂白
剤の有効濃度を維持する上で、洗浄漂白剤組成物中の漂
白剤の安定性は一つの重要な要因である。活性ハロゲン
漂白剤は洗浄漂白剤組成物中の他の成分と反応できるの
で、活性ハロゲン漂白剤が実質上損われ、また他の反応
物も同様に損われてしまう。
当業者に既知の多数のカプセル化処理では、洗浄剤組成
物で通常使用できるように漂白剤の粒子を被覆し、他の
反応成分から隔離するということが提案されている。し
かしながら、これらカプセル化漂白剤の多くは、高アル
カリ性環境では安定性ではない。さらに、リン酸四カリ
ウム、水和性無機質塩、およびC12-22脂肪酸のような提
案されたカプセル化化合物は洗濯水に溶解して活性ハロ
ゲンのコアを放出しなければならない。結果として、カ
プセル化化合物は一般に、洗濯水中に残り、洗濯または
漂白の妨げとなる。さらに、提案されたカプセルか化合
物は活性洗浄性成分として作用しないが、活性ハロゲン
漂白剤をカプセル化するために単に使用され、それによ
って高価となり、活性成分の含有率が減る。活性洗浄成
分として作用するカプセル化化合物によって、洗濯溶液
に不必要で望ましくない化合物の導入を不要にし、洗浄
漂白剤組成物は低価となり、洗浄漂白剤組成物中の活性
成分の含有率が上がる。
単一の無機質被覆を有する活性ハロゲン源のカプセル化
は当業者では既知である。この様な組成物の多数の例が
ブルーベーカーによる米国特許第4,279,764号明細書、
ブレンナムによる米国特許第3,637,509号明細書、およ
びアイダットソンによる米国特許第3,650,961号明細
書、アルタマンによる米国特許第3,983,254号明細書、
および3,908,045号明細書で開示される。ブルーベーカ
ーはN−H塩素受容性成分を有するシリケート結合水和
性可溶性塩で被覆された塩素漂白剤を包含する漂白剤組
成物を開示する。ブルーベーカーは、該組成物が織物を
洗濯機で洗濯する間に漂白剤粒子によって染料と織物が
損傷を与えられることを阻止するのに有用であることを
開示する。ブレンナムは、有機塩素化剤とアルカリ金属
トリポリリン酸塩の混合物のリン酸四カリウムによるカ
プセル化を開示する。ブレンナムは該組成物が塩素の安
定性を改良することを開示している。ハドソンは水和性
無機塩による流動層カプセル化を開示する。ハドソン
は、コアが、カプセルが洗浄剤組成物の漂白剤の安定性
を改良する漂白剤であることを開示している。アルタマ
ンはC12-22脂肪酸によるカプセル化と、コアが塩素放出
剤である場合にさらに水酸化アルカリの第2の被覆によ
ってカプセル化することを開示する。アルタマンは、カ
プセルが漂白剤によって洗濯された織物に穴が開いてし
まうことを防ぐのに有効であることを開示する。
従って、高アルカリ性環境で安定性であり、実際に他の
洗浄成分の効果を低下させず、また洗濯水に望ましくな
い不必要な成分を導入しない酸化ハロゲン漂白剤に対す
る実質的な需要がある。さらに、含有される漂白剤の効
果を実質上低下させずに高アルカリ性貯蔵安定性洗浄漂
白剤が必要とされる。
[発明の概要] 洗浄漂白剤組成物のようなアルカリ性環境で活性ハロゲ
ン漂白剤を安定化する問題は、合成洗浄剤中のまたは可
溶性無機質被覆剤の第1の被覆中に漂白剤をカプセル化
し次いで合成洗剤を被覆することによって解決できると
いうことを見出だした。合成洗浄剤の単一被覆がある場
合に漂白剤を完全に隔離するので二重被覆が常に必要で
あるということはないことが見出だされた。しかしなが
ら漂白剤の隔離が無機質被覆剤の第1の被覆と合成洗浄
剤の第2の被覆で漂白剤を被覆することによって確実に
なるということも見出だされた。無機質被覆剤の第1の
被覆によって漂白剤と合成洗浄剤を物理的に分離するこ
とによって合成洗剤による漂白剤の最少限度の劣化を阻
止し、合成洗浄剤の粘着力を促進するということを確信
している。無機質被覆剤は洗浄剤ビルダーであることが
好ましく、洗浄ビルダと合成洗浄剤はそれらが添加され
る洗浄剤組成物で有用な成分である。
本発明の第1の特性は、十分な合成洗浄剤でカプセル化
された活性ハロゲン漂白剤によって活性ハロゲン漂白剤
と他の洗浄剤成分の間で実際上反応しないようにするこ
とである。
本発明の第2の特性は、無機質被覆剤の第1の層と合成
洗浄剤の第2の層でカプセル化された活性ハロゲン漂白
剤である。
本発明の第3の特性は、カプセル化活性ハロゲン漂白剤
を製造する方法を提供することである。
本発明の第4の特性は、本発明のカプセル化活性ハロゲ
ン漂白剤が固体キャスト高アルカリ性洗浄剤組成物に混
入される固体キャスト洗浄漂白剤組成物である。
本発明の第5の特性は、固体キャスト洗浄漂白剤組成物
を製造する方法を提供することである。
これを達成するために、“ハロゲン漂白剤”または“活
性ハロゲン”は1以上の酸化ハロゲン種を放出すること
のできる(典型的に−OCL−)酸化おび漂白組成物を包
含する活性ハロゲンを含む。
またこれを達成するために、“無機質被覆剤”は洗浄剤
充填剤またはビルダーとして使用され、ハロゲン漂白剤
と実際に反応しない全ての可溶性無機質化合物を含む。
[発明の具体的説明] 第1の実施例では、本発明のカプセル化ハロゲン漂白剤
は、活性ハロゲン漂白剤コアと1以上の合成洗浄剤被覆
を包含する。第2の好ましい実施例では、カプセル化ハ
ロゲン漂白剤は、活性ハロゲン漂白剤コアと、無機質被
覆剤の第1の被覆と、合成洗浄剤の第2の被覆とを包含
する。
ハロゲン漂白剤 本発明のコア材料として適切なハロゲン放出物質は、洗
浄漂白剤による洗浄工程の間に通常存在する条件で遊離
元素状ハロゲン(X)または酸化ハロゲン(−OX−)の
ような活性ハロゲン種を解放することのできるハロゲン
成分を包含する。ハロゲン放出化合物は塩素または臭素
種を放出することが好ましい。ハロゲン放出化合物は塩
素種を放出することが最も好ましい。本発明のコア材料
として使用できる塩素放出化合物の例には、カリウム
ジクロロイソシアヌレート、ナトリウム ジクロロイソ
シアヌレート、塩素化リン酸三ナトリウム、カリウム
ハイポクロライド、リチウム ハイポクロライド、モノ
クロラミン、ジクロロアミン、[(モノトリクロロ)−
テトラ(モノカリウム ジクロロ)]ペンタイソシアヌ
レート、1、3−ジクロロ−5、5−ジメチル ヒダン
トイン、パラトルエン スルホンジクロロ−アミド、ト
リクロロ−メラミン、N−クロロアメリン、N−クロロ
サクシンイミド、N、N′−ジクロロアゾジカルボンア
ミド、N−クロロ−アセチル−ウレア、N、N′−ジク
ロロビューレット、塩素化ジシアンジアミド、トリクロ
ロ−シアヌール酸、1−クロロ−3−ブロモ−5−5−
ジメチル ヒダントイン、1−3−ジクロロ−5−エチ
ル−5−メチル ヒダントイン、1−クロロ−3−ブロ
モ−5−エチル−5−メチルヒダントイン、およびジク
ロロヒダントインが含まれる。
優れた漂白特性を与え、入手が容易であるために、好ま
しいハロゲン放出化合物は、化学式、 NaCl2C3N3O3・2H2O によって表わされるジクロロイソシアヌレート ジヒド
レートである。
ジクロロイソシアヌレート ジヒドレートは粒状でモン
サント(Monsantoから市販されている。
合成洗浄剤 合成洗浄剤は、カプセル化して保存する(約15乃至50
℃)間にあるような温度で十分に固体で在り続け、処理
(約15乃至95℃)中にあるような温度で十分に安定性で
なければならない。
本発明で使用できる合成洗浄剤は、アニオン性、カチオ
ン性、非イオン性、および両性タイプが含まれる。好ま
しい合成洗浄剤はアニオン性である。本発明で有用なア
ニオン性洗浄剤は、無限にあり、米国特許第2,477,382
号明細書(ポリプロピレンから得られたアルキル)、米
国特許第3,370,100号明細書(アルキル化ヘキセン ダ
イマーまたはトリマー)、および米国特許第3,214,462
号明細書(アルファオレフィンから得れたアルキル)で
開示されるC4-14アルキルベンゼンスルフォネートのよ
うなアルキル一分子芳香族アルカリ金属スルフォネート
が含まれる。また、第1および第2のアルキルおよびア
ルキレン サルフェートおよび脂肪アルコール サルフ
ェートも有用である。
本発明で使用するのに特に適した合成洗浄剤はプレオキ
サイド ナトリウム オクチル スルフォネートであ
る。ナトリウム オクチル スルフォネートは本発明で
被覆としてナトリウム オクチル スルフォネートを使
用するのに影響を与えないような製造による副生物とし
て最少量の1,2アルカン ビスルフォネートを含有する
ことができる。
合成洗浄剤は溶融液としてまたは好ましい溶液中で適用
され得る。溶液中で使用される場合、水はその適合性、
塩素放出剤との実質的非反応性、不燃性、および無毒性
のため好ましい溶剤である。
本発明によって形成されたカプセルは洗浄剤で処方で
き、市販でき得る洗浄漂白剤組成物を提供する。
可溶性無機質被覆剤 無機質被覆剤は水溶性で、カプセルの保存の間にありそ
うな温度で十分に固体で在り続け、また処理の間(約15
乃至95℃)にありそうな温度で十分に安定性で在り続け
なければならない。
無機質被覆剤は洗浄剤ビルダまたは漂白剤が協力される
洗浄剤組成物中の有用な洗浄成分である洗浄ビルダまた
は充填剤であることが好ましい。
被覆剤として使用するのに適した無機質洗浄剤充填剤の
例には、炭酸ナトリウム、ナトリウム ビカーボネー
ト、ナトリウム セスキカーボネート、ナトリウム ボ
レート、ナトリウム テトラボレート、カリウム カー
ボネート、カリウム ビカーボネート、カリウム セス
キカーボーネート、カルシウム ボレート、およびカリ
ウム テトラボレートのようなアルカリ、モノ、ジ、お
よびトリナトリウム リン酸塩、モノ、ジ、およびトリ
カリウム リン酸塩、無水水和ジアンモニウム リン酸
塩、モノカルシウム リン酸塩 モノヒドレート、トリ
カルシウム リン酸塩、カルシウム ピロリン酸塩、鉄
ピロリン酸塩、マグネシウム リン酸塩、モノカリウム
オルソリン酸塩、カリウム ピロリン酸塩、乾燥、ジ
ナトリウム オルソリン酸塩、ジヒドレート、トリナト
リウム オルソリン酸塩、デカヒドレート、テトラナト
リウム ピロリン酸塩、ナトリウム トリポリリン酸
塩、およびナトリウム リン酸塩 ガラスのようなリン
酸塩、硫酸ナトリウムおよび塩化ナトリウムのような中
性水溶性塩、約1.6−3.2のSiO2:Na2O比を有する可溶性
シリケートのようなシリケートが含まれる。
適切な洗浄剤ビルダー化合物の例には、テトラナトリウ
ムおよびテトラカリウム ピロリン酸塩、ペンタナトリ
ウムおよびペンタカリウム トリポリリン酸塩、無水お
よび水和形のナトリウムおよびカリウム シリケート、
ナトリウム トリメタリン酸塩、ナトリウム ボレー
ト、ナトリウムおよびカリウム カーボネート、ビカー
ボネート、セスキカーボネート、リン酸およびポリリン
酸塩が含まれる。
カプセル化処理 本発明の保護的、不動態化、カプセル化被覆は第1図に
概要的に示される流動床装置の手段によってちょうどよ
い具合に適用することができる。第1図に関して、漂白
粒子4の被覆またはカプセル化は被覆室またはシリンダ
タワー1で行われる。分配板2はタワー1の底に位置さ
れる。被覆される粒子4の拡大されない床は分配板2と
係合するタワー1内に配置される。下方向に突出た噴霧
ノズル3はタワー1内に調節可能に配置され、垂直に調
節できるように適用され、ノズル3からの下方向に分岐
3次元の噴霧パターンで散布される被覆材料6は、ちょ
うど粒子4の拡大された床の全上表面領域を覆う。
容器5に含有された被覆材料6はポンプ7によってノズ
ル3に供給される。被覆材料6のノズル3からの噴霧は
入口13でタワー1に入る圧縮された空気によって援助す
ることができる。送風機9によって生じた流動ガス流は
ダクト11と分配板2を通る。ガス流は必要に応じて冷却
システム8によって冷却される、または熱交換機10によ
って加熱され、液化ガスを所望の温度範囲内に維持す
る。排出装置12は溶剤蒸気を取除くために使用される。
種々のコア粒子4は分配板2に配置される。空気は送風
機9によってダクト11および分配板2を通って流れるよ
うにされ、粒子4を液化する(つまり落着いた粒子によ
って規定された容量より大きい容量内の継続的運動状態
で粒子を維持する)。容器5に含有された液体合成洗剤
6は床の全ての粒子4が完全に被覆されるまでノズル3
を通って流動粒子4にポンプ7によって噴霧される。前
記工程によって被覆された粒子4は被覆物質6の継続的
被覆で完全にカプセル化され、自由に流れまた固まらな
い。
各粒子の全表面領域が、ハロゲン漂白剤のコアがアルカ
リ性環境と反応しないように被覆されることは重要であ
る。
第1の無機質被覆剤と合成洗浄剤の次の被覆とを適用す
ることが望ましい場合、2つの被覆は便利で経済的方法
で適用することができる。例えば、2つの被覆は、無機
質被覆剤を噴霧し、無機質被覆剤の溶液タンク5を空に
し、溶液タンク5に合成洗剤を充填し、合成洗剤を噴霧
することによって適用できる。また、2つの被覆は、ポ
ンプ7に接続され合成洗剤で充填された第2の溶液タン
ク5Aを使用して適用できる。流動粒子は溶液タンク5に
含有される無機質被覆剤で被覆され、無機質被覆剤は乾
燥され、乾燥粒子は溶液タンク5Aに含有される合成洗浄
剤で被覆される。2つの被覆を適用する第3の方法は、
第1の流動床装置の第1の無機質被覆剤でコア粒子を被
覆し、一度被覆された粒子を乾燥させ、一度被覆された
粒子を第2の流動床装置に配置し、粒子を合成洗浄剤で
被覆する。
流動床からカプセル化酸化ハロゲン漂白剤を取除く前
に、床温度はカプセルに残留する溶剤を除くために上昇
される。しかしながら、温度は被覆の融解温度以下でカ
プセル化ハロゲン漂白剤の勾配温度以下に維持すべきで
ある。
単一被覆が使用される場合、本発明のカプセル化ハロゲ
ン漂白粒子は約20乃至90wt−%のハロゲン漂白剤コアと
約10乃至80wt−%の合成洗剤被覆を包含することができ
る。2重被覆が使用される場合、粒子は約20乃至90wt−
%のハロゲン漂白コアと、約0.5乃至50wt−%の無機質
被覆剤第1被覆と、約5乃至70wt−%合成洗剤第2の被
覆を包含することができる。
特に、単一被覆ハロゲン漂白剤は約30乃至80wt−%ハロ
ゲン漂白剤コアと約20乃至70wt−%合成洗浄剤被覆を包
含することができる。特に、単一被覆ハロゲン漂白剤
は、約40乃至55wt−%ハロゲン漂白剤コアと約45乃至60
wt−%合成洗剤被覆とを包含することができる。
特に二重被覆されたハロゲン漂白剤は約30乃至80wt−%
のハロゲン漂白剤コア、約5乃至50wt−%の第1の無機
質被覆剤被覆、および約5乃至50wt−%第2の合成洗浄
剤被覆を包含することができる。特に、二重被覆ハロゲ
ン漂白剤は約30乃至60wt−%ハロゲン漂白剤コア、約15
乃至45wt−%第1の無機質被覆剤被覆、および約10乃至
35wt−%の第2の合成洗浄剤被覆を包含することができ
る。
洗浄剤組成物 本発明のカプセル化漂白剤の実用性を見出せる範囲内の
洗浄剤組成物は以下の成分と比率の表によって広く表わ
される。
適切なパーセンテージ アニオン性または非イオン性洗浄剤 1−90 有機および/または無機ビルダー 0−95 (アルカリ性ビルダーを含む) 0.5−25 カプセル化漂白剤 0.5−25 蛍光増白剤 0−0.3 水 5−50 充填剤 0−25 本発明のカプセル化漂白剤はほとんどの洗浄組成物に添
合でき、以下で説明されるように固体キャスト高アルカ
リ性洗浄剤組成物と組合わせると特に実用的である。
アルカリ性水和性化学物質、本発明によってカプセル化
されたハロゲン漂白剤、および水とを包含する実質上脱
活性化されていないハロゲン漂白剤を有する貯蔵安定性
固体キャスト洗浄漂白剤組成物を見出だした。洗浄剤組
成物は金属イオン封鎖剤(sequestrant)またはキレー
ト剤をさらに含有することができる。使用されるときに
は、金属イオン封鎖剤またはキレート剤は水和性化学物
質であることが好ましい。
本発明で使用されるアルカリ性水和性化学物質の例に
は、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムのようなア
ルカリ金属水酸化物、ナトリウム メタシリケートのよ
うなシリケート、リン酸塩、特に式M−(PO3MnOMの
リン酸塩、または式PO3MPO3mnPO3Mの相当する環状
化合物のようなシリケート(Mがアルカリ金属でnが1
〜60の整数である)、ナトリウムおよびカリウムピロリ
ン酸塩、ナトリウム トリポリリン酸塩およびナトリウ
ム ヘキサメタリン酸塩のようなポリリン酸塩、ナトリ
ウムおよびカリウム カーボネートのようなカーボネー
ト、およびナトリウム ボレートのようなボレートがあ
る。水酸化ナトリウムおよびナトリウム トリポリリン
酸塩のような2以上の水和性化学物質の組合わせは、特
によく作用するということが見出だされた。
均一媒体を形成するのに使用される水は、個々の成分と
してまたは他の成分の一つと組合わせて例えば50%の水
酸化ナトリウムの水溶液として添加することができる。
本発明で有用に使用される金属イオン封鎖剤とキレート
剤の例には、ナトリウムまたはカリウム ピロリン酸
塩、ナトリウム トリポリリン酸塩、アミノ トリメチ
レン ホスホネート、およびナトリウム ヘキサメタリ
ン酸塩のようなアルカリ金属縮合リン酸塩、ポリマレイ
ン酸、ポリフマール酸、およびアクリル酸およびイタコ
ン酸の共重合体のようなポリカーボキシレート化合物、
ポリアクリレートのような高分子電解質等がある。高ア
ルカリ性および入手の容易性のために、好ましいアルカ
リ性水和性化学物質は水酸化ナトリウムまたは水酸化ナ
トリウムとナトリウム縮合リン酸塩の混合物である。好
ましい金属イオン封鎖剤はポリアクリレートである。
典型的な4成分洗浄漂白剤組成物は(1)アルカリ金属
水酸化物、(2)本発明によってカプセル化されたハロ
ゲン漂白剤、(3)水和性硬度沈澱または硬度金属イオ
ン封鎖剤、および(4)水を含有することができる。
固体キャスト洗浄漂白剤組成物は通常、少なくとも約30
wt−%、好ましくは成分1と3からの少なくとも約60wt
−%水和性化学物質、少なくとも5wt−%、好ましくは
約10-35wt−%の水、および0.5乃至25wt−%、好ましく
は約3乃至12wt−%のカプセル化ハロゲン漂白剤からな
る。
明確にするために、本発明の洗浄漂白剤組成物を製造す
る工程は、好ましい成分と好ましい多様な範囲に関して
説明される。これは、これら成分と範囲にのみ工程を制
限するものではない。本発明による固体キャスト洗浄漂
白剤組成物を形成するために他の成分および類似の工程
も使用できる。
特に有用な洗浄漂白剤組成物は(i)十分な無水水酸化
ナトリウムを水に添加して40乃至80wt−%の苛性溶液を
形成し、(ii)苛性溶液の約20乃至75wt−%を約55℃乃
至95℃の温度に加熱し、(iii)約10乃至45wt−%の無
水ナトリウム トリポリリン酸塩および充填剤、染料等
のような他の添加物を高苛性溶液にブレンドして洗浄剤
組成物を形成し、(iv)約0.5乃至25wt−%のカプセル
化ハロゲン漂白剤を洗浄剤組成物に調合して洗浄漂白剤
組成物を形成し、(v)洗浄漂白剤組成物を冷却して固
体キャスト洗浄剤組成物を形成することによって形成さ
れる。洗浄漂白剤組成物は完全に凝固する前に容器にキ
ャストされることが好ましい。
所望であれば、金属イオン封鎖剤を組成物に添加するた
めに約0乃至15wt−%のポリアクリレートが高苛性溶液
とブレンドすることができる。
実質上均質の分散を行なうために凝固された洗浄漂白剤
組成物中で安定して懸濁するように、ナトリウム トリ
ポリリン酸塩、カプセル化漂白剤、またはポリアクリレ
ートを溶解して実質上均一の組成物を形成する必要はな
いということが見出だされた。組成物は工程の間継続的
に混合されることが好ましい。しかしながら、ハロゲン
漂白剤と他の洗浄漂白剤成分との間の反応の量を実質上
減少されるためには、カプセル化漂白剤は撹拌を最少限
度に押えて洗浄組成物に分散される。撹拌を最初限度に
押えて実質上均一にカプセル化ハロゲン漂白剤を洗浄剤
組成物に分散させる1方法は、カプセル化ハロゲン漂白
剤と洗浄組成物を単一容器に同時に添加することであ
る。供給の速度は充分な洗浄剤組成物が生成された洗浄
漂白剤組成物を“トップ オフ”して結合されないカプ
セルがトップに残らないようにするような速度であるべ
きである。
洗浄剤組成物は一時的に型にキャストされ、船積みし市
販するために個々の容器に実質上移される。または、船
積みし市販するために使用される容器に直接キャストさ
れる。組成物は移す工程を削除するために最終容器に直
接キャストされることが好ましい。
洗浄漂白剤組成物の凝固は、部屋の条件での冷却、冷却
タンクでの急冷また冷蔵庫での冷却のような都合の良い
方法でなされる。ハロゲン漂白剤被覆によって洗浄剤組
成物が腐蝕したりハロゲン漂白剤と反応したりする機会
を減らすために、洗浄漂白剤組成物は水噴霧によって急
速に冷却されることが好ましい。
凝固の間またはその後で、カバーまたはキャップが容器
の開口に配置され、使用されるまで固体キャスト洗浄漂
白剤組成物を密閉する。
容器は洗浄剤組成物をハウジングすることができる材料
からなり、限定はされないが、ガラス、アルミニウムお
よびスティールのような金属、ポリオレフィン(ポリエ
チレン)、ポリエステル(マイラー)、ポリアミド(ナ
イロン)等のような構造的樹脂を含む。洗浄剤組成物が
容器に直接キャストされると、容器はキャスティング工
程の間にある温度に耐えるものでなければならない。価
格上、好ましい材料はポリオレフィンであり、ポリプロ
ピレンが最も好ましい。
洗浄漂白剤組成物を分配する好ましい手段は、噴霧型分
配によるものである。噴霧型ディスペンサでは、水噴霧
は固体ブロック洗浄漂白剤組成物の露出表面に衝突し、
それによって組成物の一部を溶解し、ディスペンサを通
ることができる濃縮洗浄漂白剤組成物を形成する。
洗浄剤組成物を分散させる最も好ましい手段は、米国特
許第4,687,121号(米国特許出願第817,399号)明細書に
開示されており、前記明細書では、(i)組成物は組成
物が分散される直角シリンダ容器に直接キャストされ
る、(ii)組成物の露出された表面は直角シリンダスク
リーンに配置され、また支持できるように係合される、
(iii)水は組成物の露出された表面に噴霧され、組成
物を溶解し濃縮れた溶液を形成する。この様なディスペ
ンサによって組成物を容器から取り除かずに分散し、組
成物の溶解する露出面と噴霧ノズルとの間を比較的一定
の距離を維持するように洗浄漂白剤ブロックの寿命に対
して実質上一定の濃度の濃縮された溶液を分散する。
好ましいディスペンサから分散させるために、容器は露
出された洗浄組成物の1以上の表面に残さなければなら
ず、単一の露出表面のみを残すことが好ましく、それに
よって水は洗浄漂白剤組成物に衝突する。
洗浄漂白剤組成物は適切なサイズと形にキャストされる
が、そのために、(i)組成物の完全な固体化に必要な
期間を短縮し、(ii)効果的速度で分散できるように十
分に大きな露出表面であり、(ii)船積みと取り扱いを
簡単にし、洗浄剤組成物容器の好ましいサイズは約50乃
至500cm2の露出表面積を有する約3乃至10リッタであ
り、約150乃至200cm2の露出表面積を有する約3乃至4
リッタであることが最も好ましい。
他の通常に使用される洗浄剤成分は本発明の洗浄漂白剤
組成物に存在させ得る。典型的な例は、既知の汚れ懸濁
剤、腐蝕抑制剤、染料、香料、充填剤、蛍光増白剤、酵
素系、殺菌剤、曇り防止剤等を包含する。
本発明は以下の例によって完全に理解されるであろう。
例1 10乃至60U.S.メッシュの粒子サイズを有する5.71lbsの
粒状ジクロイソシアヌレート ジヒドレートは流動層装
置の分配板に配置された。粒子は流動化され、床の温度
は43乃至83℃に維持された。
合成洗浄剤被覆溶液は5.55lbsの軟水に5.55lbs.のナト
リウム オクチル スルフォネートの40%水溶液を溶解
することによって調製された。
合成洗浄剤被覆溶液は、1時間、噴霧ノズルを通る流動
漂白剤粒子に噴霧された。被覆粒子は実質上均一のサイ
ズであり、乾燥し自由に流動した。被覆粒子は60乃至85
wt−%のジクロロイソシアヌレート ジヒドレート漂白
剤コアを包含した。
例2 10乃至60U.Sメッシュの粒子サイズを有する5.71lbs.の
粒状ジクロロイソシアヌレート ジヒドレートは流動層
装置の分配板に配置された。粒子は流動化され、床の温
度は43乃至83℃に維持された。
第1の被覆溶液は2.71lbs.リン酸ナトリウムと0.90lbs.
のナトリウム トリポリリン酸塩を11.3lbsの軟水で溶
解することによって調製された。第1の被覆溶液は噴霧
ノズルを通って流動化漂白剤粒子に1時間噴霧された。
一度被覆された粒子は実質上均一のサイズで乾燥して自
由に流動した。
第2の被覆溶液は5.55lbs.のナトリウム オクチル ス
ルフォネートの40%水溶液を5.55lbs.の軟水に溶解する
ことによって調製された。第2被覆溶液は、第1の被覆
が粒子に噴霧されたように流動化れた一度被覆された粒
子に噴霧された。
第2の被覆を添加した後、床温度は約83℃に上昇され、
被覆された粒子から自由な湿っ気を蒸発させた。
2度被覆された粒子は実質上均一サイズで乾燥し自由に
流動した。
例3 撹拌手段と加熱手段とを設けた5ガロンの容器には、50
wt−%の水酸化ナトリウム溶液6,547グラム(20.6wt−
%)を入れた。水酸化ナトリウム溶液は55-60℃に加熱
された。858グラム(2.7wt−%)の水は水酸化ナトリウ
ム溶液にブレンドされた。9,629グラム(30.3wt−%)
の無水水酸化ナトリウムは溶液にブレンドされ、高苛性
溶液を形成した。10,138グラム(31.9wt−%)の無水ナ
トリウム トリポリリン酸塩は高苛性溶液にブレンドさ
れ、液体洗浄剤組成物を形成した。溶液は、無水水酸化
ナトリウムと無水ナトリウム トリポリリン酸塩が完全
に分散されるまで撹拌された。
0.95グラム(0.003wt−%)の染料と159グラム(0.5wt
−% の非イオン性界面活性剤は液体洗浄剤溶液に添加
され、均一な色が得られるまで混合された。混合は液体
洗浄剤組成物を濃縮するために加熱せずに10分間継続さ
れた。65℃の1ガロンほどの濃縮された洗浄剤組成物が
1ガロンの容器に注がれた。例2によって生成された40
9グラムのカプセル化塩素漂白剤は3リッタのポリオレ
フィン容器を充填するように位置された振動供給装置に
配置された。カプセル化塩素漂白剤と濃縮された洗浄剤
組成物は3リットルのボトルに振動供給装置から供給さ
れるカプセル化塩素と共に同時に注がれ、濃縮された洗
浄剤組成物は1ガロンの容器から手で注がれた。両方の
成分の供給速度は規定され、ほぼ1/2乃至1b.の洗浄
剤組成物がルーズで濡れていないカプセル化塩素粒子が
洗浄漂白剤組成物のトップに残らないように3リットル
のボトルを“トップ オフ”するために使用できた。容
器はキャップをされ24時間室温で冷却され、固体キャス
ト塩素化高アルカリ性洗浄剤組成物を形成した。洗浄漂
白剤組成物の最終重量は9lbs.であった。
例4 例3によって形成された多数の塩素化高アルカリ性洗浄
剤組成物は容器から取出され、低いシアGROEMミキサの2
40lbsの水中に配置された。溶液は、塩素化高アルカリ
性洗浄剤組成物が完全に溶解されるまで2時間混合され
た。サンプルが取られ、利用可能な塩素滴定が行われ
た。組成物に残っている利用可能な塩素のパーセントが
以下の表1に示される。
上記の説明と例は本発明を完全に理解する上で示したも
のである。本発明の多数の修正と実施例が本発明の範囲
から離れることなく可能であるので、本発明は特許請求
の範囲で定められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に適用できる流動床装置の模式図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:34 3:37 1:12)

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)組成物を基準にして、少なくとも30
    重量%のアルカリ性水和性化学物質と、 (b)硬度金属イオン封鎖剤と、 (c)組成物を基準にして、約0乃至15重量%の高分子
    電解質と、 (d)アルカリ性水和性化学物質を基準にして、少なく
    とも5重量%の水和水と、 (e)実質的にランダムに分散された複数のカプセル化
    漂白剤粒子であって、 (i)活性ハロゲン漂白剤の源を包含する、カプセル化
    漂白剤粒子を基準にして、約20乃至90重量%のコア、 (ii)可溶性無機被覆剤を包含する、カプセル化漂白剤
    粒子を基準にして、約0乃至50重量%の第1の被覆、及
    び (iii)第2の合成洗浄剤を包含する、カプセル化漂白
    剤粒子を基準にして、約10乃至80重量%の被覆を包含す
    る粒子と、 を包含する固体キャスト洗浄剤漂白剤組成物。
  2. 【請求項2】前記アルカリ性水和性化学物質がアルカリ
    金属水酸化物である特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】前記硬度金属イオン封鎖剤がアルカリ金属
    ポリ燐酸塩である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記硬度金属イオン封鎖剤がアルカリ金属
    ポリ燐酸塩である特許請求の範囲第2項記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記組成物が、組成物を基準にして、少な
    くとも5重量%の水を包含する特許請求の範囲第2項記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】前記コアが活性塩素源を包含する特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記コアが活性塩素源を包含する特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記コアがジクロロイソシアヌレートを包
    含する特許請求の範囲第7項記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記第1の被覆が洗浄剤ビルダ塩を包含す
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記第1の被覆がアルカリ金属燐酸塩、
    アルカリ金属硫酸塩又はその混合物を包含する特許請求
    の範囲第9項記載の組成物。
  11. 【請求項11】前記第1の被覆がアルカリ金属燐酸塩、
    アルカリ金属硫酸塩又はその混合物を包含する特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。
  12. 【請求項12】前記第2の被覆がアルキルスルホネート
    又はそのアルカリ金属塩を包含する特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記第2の被覆がアルキルスルホネート
    又はそのアルカリ金属塩を包含する特許請求の範囲第2
    項記載の組成物。
  14. 【請求項14】前記第2の被覆がアルカリ金属オクチル
    スルホネートを包含する特許請求の範囲第12項記載の組
    成物。
  15. 【請求項15】前記カプセル化漂白剤粒子が、カプセル
    化漂白剤粒子を基準にして、約35乃至60重量%のコア
    と、約0乃至40重量%の第1の被覆と、約10乃至40重量
    %の第2の被覆とを包含する特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。
  16. 【請求項16】(a)組成物を基準にして、少なくとも
    30重量%の水酸化ナトリウムと、 (b)組成物を基準にして、約10乃至45重量%のアルカ
    リ金属ポリ燐酸塩と、 (c)組成物を基準にして、約0乃至15重量%の高分子
    電解質と、 (d)組成物を基準にして、少なくとも5重量%の水
    と、 (e)実質的にランダムに分散された約4乃至60U.S.メ
    ッシュの複数のカプセル化漂白剤粒子であって、 (i)活性ハロゲン漂白剤の源を包含する、カプセル化
    漂白剤粒子を基準にして、約35乃至60重量%のコア、 (ii)アルカリ金属燐酸塩、アルカリ金属硫酸塩又はそ
    の混合物を包含する、カプセル化漂白剤粒子を基準にし
    て、約0乃至40重量%の第1の被覆、及び (iii)アルキルスルホネート又はそのアルカリ金属塩
    を包含する、カプセル化漂白剤粒子を基準にして、約10
    乃至40重量%の第2の被覆を包含する粒子と、 を包含する固体キャスト洗浄剤漂白剤組成物。
  17. 【請求項17】(a)アルカリ金属水酸化物の40乃至80
    重量%水溶液の、組成物を基準にして、約20乃至75重量
    %を約50乃至95℃に加熱する工程、 (b)該水性苛性溶液中に、 (i)有効量の洗浄水硬度金属イオン封鎖剤、 (ii)組成物を基準にして、約0乃至15重量%の高分子
    電解質、 (iii)組成物を基準にして、約10乃至60重量%のアル
    カリ性水和性化学物質、及び (iv)組成物を基準にして、約0.5乃至25重量%のカプ
    セル化漂白剤粒子であって、 (A)活性ハロゲン漂白剤の源を包含する、カプセル化
    漂白剤粒子を基準にして、約20乃至90重量%のコアと、 (B)可溶性無機被覆剤を包含する、カプセル化漂白剤
    粒子を基準にして、約0乃至50重量%の第1の被覆と、 (C)第2の合成洗浄剤を包含する、カプセル化漂白剤
    粒子を基準にして、約10乃至80重量%の被覆とを包含す
    る粒子、 を実質的に均一に分配して液体洗浄剤漂白剤組成物を形
    成する工程、及び (c)該液体洗浄剤漂白剤組成物を濃厚にまた固体化さ
    せる工程、 を包含する実質的に均一な固体キャスト洗浄剤漂白剤組
    成物を形成する方法。
  18. 【請求項18】前記硬度金属イオン封鎖剤がアルカリ金
    属ポリ燐酸塩である特許請求の範囲第17項記載の方法。
  19. 【請求項19】前記高分子電解質がポリアクリレートで
    ある特許請求の範囲第17項記載の方法。
  20. 【請求項20】前記アルカリ性水和性化学物質が、無水
    水酸化ナトリウム、アルカリ金属縮合燐酸塩、又は水酸
    化ナトリウムとアルカリ金属縮合燐酸塩との組合せであ
    る特許請求の範囲第17項記載の方法。
  21. 【請求項21】前記コアが活性塩素源を包含する特許請
    求の範囲第17項記載の方法。
  22. 【請求項22】前記第1の被覆が洗浄剤ビルダ塩を包含
    する特許請求の範囲第17項記載の方法。
  23. 【請求項23】前記第1の被覆がアルカリ金属燐酸塩、
    アルカリ金属硫酸塩又はその混合物を包含する特許請求
    の範囲第22項記載の方法。
  24. 【請求項24】前記第2の被覆がアルキルスルホネート
    又はそのアルカリ金属塩を包含する特許請求の範囲第17
    項記載の方法。
  25. 【請求項25】前記第2の被覆がアルカリ金属オクチル
    スルホネートを包含する特許請求の範囲第24項記載の方
    法。
  26. 【請求項26】前記カプセル化漂白剤粒子が、カプセル
    化漂白剤粒子を基準にして、約35乃至60重量%のコア
    と、約0乃至40重量%の第1の被覆と、約10乃至40重量
    %の第2の被覆とを包含する特許請求の範囲第17項記載
    の方法。
  27. 【請求項27】(a)アルカリ金属水酸化物の40乃至80
    重量%水溶液の、組成物を基準にして、約20乃至75重量
    %を約50乃至95℃に加熱する工程、 (b)該水溶液中に、 (i)有効量の洗浄水硬度金属イオン封鎖剤、 (ii)組成物を基準にして、約0乃至15重量%の高分子
    電解質、及び (iii)組成物を基準にして、約10乃至60重量%のアル
    カリ性水和性化学物質、 を実質的に均一に分配して液体洗浄剤組成物を形成する
    工程、 (c)組成物を基準にして、約0.5乃至25重量%のカプ
    セル化漂白剤粒子と該液体洗浄剤組成物とを、実質的に
    撹拌することなくブレンドする工程であって、該カプセ
    ル化漂白剤粒子が、 (i)活性ハロゲン漂白剤の源を包含する、カプセル化
    漂白剤粒子を基準にして、約20乃至90重量%のコアと、 (ii)可溶性無機質被覆剤を包含する、カプセル化漂白
    剤粒子を基準にして、約0乃至50重量%の第1の被覆
    と、 (iii)合成洗浄剤を包含する、カプセル化漂白剤粒子
    を基準にして、約10乃至80重量%の第2の被覆とを包含
    する粒子である工程、及び (d)該液体洗浄剤漂白剤組成物を濃厚にまた固体化さ
    せる工程、 を包含する実質的に均一な固体キャスト洗浄剤漂白剤組
    成物を形成する方法。
  28. 【請求項28】前記硬度金属イオン封鎖剤がトリポリ燐
    酸ナトリウムである特許請求の範囲第27項記載の方法。
  29. 【請求項29】前記アルカリ性水和性化学物質が、無水
    水酸化ナトリウムと無水トリポリ燐酸ナトリウムとの組
    合せである特許請求の範囲第27項記載の方法。
  30. 【請求項30】前記コアがジクロロイソシアヌレートを
    包含する特許請求の範囲第27項記載の方法。
  31. 【請求項31】前記第1の被覆がアルカリ金属燐酸塩、
    アルカリ金属硫酸塩又はその混合物を包含する特許請求
    の範囲第27項記載の方法。
  32. 【請求項32】前記第2の被覆がアルキルスルホネート
    又はそのアルカリ金属塩を包含する特許請求の範囲第27
    項記載の方法。
  33. 【請求項33】(a)水酸化ナトリウムの40乃至80重量
    %水溶液の、組成物を基準にして、約35乃至75重量%を
    約50乃至95℃に加熱する工程、 (b)該水溶液中に、 (i)洗浄水硬度金属イオン封鎖剤として有効量のトリ
    ポリ燐酸ナトリウム、 (ii)組成物を基準にして、約0乃至15重量%のポリア
    クリレート、及び (iii)組成物を基準にして、約25乃至60重量%の、無
    水水酸化ナトリウム、無水アルカリ金属ポリ燐酸塩及び
    その混合物からなる群から選ばれるアルカリ性水和性化
    学物質、 を実質的に均一に分解して液体洗浄剤組成物を形成する
    工程、 (c)組成物を基準にして、約3乃至12重量%のカプセ
    ル化漂白剤粒子と該液体洗浄剤組成物とを、実質的に撹
    拌することなくブレンドする工程であって、該カプセル
    化漂白剤粒子が、 (i)ジクロロイソシアヌレートを包含する、カプセル
    化漂白剤粒子を基準にして、約35乃至60重量%のコア
    と、 (ii)アルカリ金属燐酸塩、アルカリ金属硫酸塩及びそ
    の混合物からなる群から選ばれる、カプセル化漂白剤粒
    子を基準にして、約0乃至40重量%の第1の被覆と、 (iii)アルキルスルホネート又はそのアルカリ金属塩
    を包含する、カプセル化漂白剤粒子を基準にして、約10
    乃至40重量%の第2の被覆とを包含する粒子である工
    程、及び (d)該組成物を水と接触させることによって該液体洗
    浄剤漂白剤組成物を急速に冷却して該組成物を濃厚にま
    た固体化させる工程、 を包含する実質的に均一な固体キャスト洗浄剤漂白剤組
    成物を形成する特許請求の範囲第27項記載の方法。
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