JPH0684233A - 記録媒体の再生速度制御装置 - Google Patents

記録媒体の再生速度制御装置

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JPH0684233A
JPH0684233A JP4236992A JP23699292A JPH0684233A JP H0684233 A JPH0684233 A JP H0684233A JP 4236992 A JP4236992 A JP 4236992A JP 23699292 A JP23699292 A JP 23699292A JP H0684233 A JPH0684233 A JP H0684233A
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JP
Japan
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speed
dial
tape running
recording medium
reproduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4236992A
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English (en)
Inventor
Naoki Inomata
直樹 猪俣
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to US08/113,701 priority patent/US5986844A/en
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Priority to DE69319515T priority patent/DE69319515T2/de
Priority to EP93306933A priority patent/EP0586247B1/en
Publication of JPH0684233A publication Critical patent/JPH0684233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイアルの回転速度に応じて再生速度を制御す
るVTRにおいて、一定のテープ走行速度を安定に維持
する。 【構成】1はジョグダイアル、2はその回転軸に取り付
けられたFGである。カウンタ3でもってFG2からの
パルスPFGを一定時間でカウントする。カウントデータ
DPCを速度指示部5に供給し、ダイアル1の回転速度と
テープ走行速度との関係を示すテーブルを使用し、ダイ
アル1の回転速度に対応した指示速度を得、コマンドC
SPをテープ走行系6に供給して速度を制御する。ダイア
ル1の回転速度が2〜3回転/秒に変化するとき指示速
度が1倍速で一定となり、その他の回転速度では指示速
度が単調に変化するようにテーブルを設定する。ダイア
ル1の回転速度が2〜3回転/秒の範囲内で変動して
も、速度指示部5からテープ走行系6には1倍速を指示
するコマンドCSPが供給され続け、1倍速のテープ走行
速度を安定に維持し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばVTRの再生
速度を制御するために適用して好適な記録媒体の再生速
度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRにおいてジョグダイアルと
呼ばれるダイアルの回転速度に応じて再生速度を制御す
ることが知られている。
【0003】図8は、従来のVTRの再生速度制御装置
の一例を示している。図において、1はジョグダイアル
である。2はダイアル1の回転軸に取り付けられた周波
数発電機であり、従来周知のように光学的あるいは磁気
的に構成されており、ダイアル1の回転速度に対応した
周波数でもってパルス(FGパルス)PFGが出力され
る。
【0004】周波数発電機2より出力されるパルスPFG
はカウンタ3に供給され、このパルスPFGは一定時間で
カウントされる。このカウンタ3より得られるカウント
データDPCは演算処理部4に供給され、積分処理でもっ
て平均化される。
【0005】演算処理部4で平均化されたカウントデー
タDPCAはテープ走行速度指示部5に供給される。速度
指示部5では、カウントデータDPCAをダイアル1の回
転速度に換算し、さらにその回転速度に対応したテープ
走行速度を得る処理が行なわれる。回転速度に対応した
テープ走行速度を得るために、図9に示すようなダイア
ル1の回転速度とテープ走行指示速度との関係を示すテ
ーブルが使用される。このテーブルは、例えばROMに
格納されている。図9は、ダイアル1の一の方向の回転
速度とテープ走行速度との関係を示しているが、図示せ
ずもダイアル1が他の方向に回転するときはテープ走行
速度は負の値となる。
【0006】速度指示部5からは上述したようにして得
られるテープ走行速度を指示するコマンドCSPが出力さ
れ、このコマンドCSPはテープ走行系6に供給され、テ
ープ走行速度がコマンドCSPで指示された速度となるよ
うに制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8の例よれば、ダイ
アル1の回転速度が0〜3回転/秒に変化するとき、テ
ープ走行速度が0〜3倍速に単調に変化するテーブルが
使用されているため(図9参照)、0〜3倍速の間で一
定のテープ走行速度を維持するには、ユーザはダイアル
1を一定の回転速度で回転させる必要があり、非常に困
難であった。
【0008】また、図8の例によれば、カウンタ3から
のカウントデータDPCを演算処理部4で積分処理して平
均化し、この平均化されたカウントデータDPCAを速度
指示部5に供給しているため、ダイアル1の回転むらを
抑制できるが、テープ走行速度指示の応答性を悪くして
いる。
【0009】この発明の目的は、一定のテープ走行速度
を安定に維持できる記録媒体の再生速度制御装置を提供
するものである。またこの発明の目的は、テープ走行速
度指示の応答性を良くした記録媒体の再生速度制御装置
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、ダイアル
と、このダイアルの回転速度を検出する回転速度検出手
段と、この回転速度検出手段の検出出力に基づいて記録
媒体の再生速度を指示する再生速度指示手段とを備え、
再生速度指示手段は、ダイアルの回転速度と記録媒体の
再生速度との関係を示すテーブルを有し、このテーブル
を所定範囲の回転速度に一定の再生速度が対応するよう
に設定するものである。
【0011】この場合、回転速度検出手段の検出出力を
直接、あるいは平均化処理して再生速度指示手段に供給
するものである。また、再生速度指示手段のテーブルの
内容を変更するテーブル変更手段を有するものである。
【0012】
【作用】再生速度指示手段のテーブルの内容が所定範囲
の回転速度に一定の再生速度が対応するように設定され
るため、ダイアルの回転が所定範囲内で変動しても再生
速度指示手段によって一定の再生速度が指示され続け、
一定の再生速度を安定に維持し得る。
【0013】また、回転速度検出手段の検出出力を平均
化処理して再生速度指示手段に供給することにより、再
生速度指示の応答性は悪化するが、ダイアルの回転むら
を抑制し得る。一方、回転速度検出手段の検出出力を直
接再生速度指示手段に供給することにより、ダイアルの
回転むらを抑制できなくなるが、再生速度指示の応答性
は良好となる。また、再生速度手段のテーブル内容の変
更手段を備えることにより、例えば安定に維持する再生
速度の変更等を容易に行い得る。
【0014】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例もVTRの再生速度制御装
置に適用した例である。図1において、図8と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0015】本例において、カウンタ3より出力される
カウントデータDPCは直接テープ走行速度指示部5に供
給される。図2は、速度指示部5の構成を示しており、
51はCPU、52はRAM、53はROM、54はバ
ス、55〜57はインタフェースである。
【0016】上述したカウンタ3からのカウントデータ
DPCはインタフェース56を介してCPU51に供給さ
れる。また、CPU51より出力されるテープ走行速度
を指示するコマンドCSPはインタフェース57を介して
テープ走行系6に供給される。
【0017】ROM53には、図3に示すようなダイア
ル1の回転速度とテープ走行速度との関係を示すテーブ
ルが格納される。この場合、ダイアル1の回転速度が0
〜2回転/秒、3〜4回転/秒に変化するとき、それぞ
れテープ走行速度が0〜1倍速、1〜3倍速に単調に変
化すると共に、ダイアル1の回転速度が2〜3回転/秒
に変化するときテープ走行速度が1倍速で一定となる。
【0018】図3は、ダイアル1の一の方向の回転速度
とテープ走行指示速度との関係を示しているが、図示せ
ずもダイアル1が他の方向に回転するときはテープ走行
速度は負の値となる。
【0019】速度指示部5では、カウントデータDPCを
ダイアル1の回転速度に換算し、さらにその回転速度に
対応したテープ走行速度を得る処理が行なわれる。本例
において、回転速度に対応したテープ速度を得るため
に、上述した図3に示すようなダイアル1の回転速度と
テープ走行速度との関係を示すテーブルが使用される。
【0020】なお、図3に示すようなテーブルをRAM
52に格納し、そのテーブルを使用してダイアル1の回
転速度に対応したテープ走行速度を得るようにしてもよ
い。その場合、図2に示すようにキーボード等の入力手
段7をインタフェース55を介してCPU51に接続
し、RAM52に格納されたテーブルを変更可能として
もよい。
【0021】本例は以上のように構成され、その他は図
8の例と同様に構成される。本例においては、速度指示
部5のテーブルは、図3に示すように2〜3回転/秒に
対してテープ走行速度が1倍速で一定に設定されている
ため、ユーザによるダイアル1の回転が2〜3回転/秒
の範囲内で変動しても速度指示部5からテープ走行系6
には1倍速のテープ走行速度を指示するコマンドCSPが
出力され続け、1倍速のテープ走行速度を安定に維持で
きる。
【0022】また、カウンタ3より出力されるカウント
データDPCが直接速度指示部5に供給されるため、従来
のようにカウントデータDPCを平均化処理して速度指示
部5に供給するものに比べて、テープ走行速度指示の応
答性が良好となる。
【0023】図4および図5は、それぞれ図6に示すよ
うにダイアル1の回転速度が変化した場合における、本
例および従来例のテープ走行速度の変化を示している。
【0024】図4の8−a,8−cの領域と図5の9−
a,9−cの領域とを比較すると、従来例では一定のテ
ープ走行速度(テープ走行指示速度)を維持できないの
に対して、本例では−1倍速または1倍速のテープ走行
速度を安定に維持できることがわかる。
【0025】また、図4の8−bの領域と図5の9−b
の領域で時間tにおけるテープ走行速度を比較する。図
6の時点tではダイアル1の回転速度が2回転/秒とな
っているので、図3および図9から時点tでは、本例お
よび従来例の双方ともにテープ走行速度は1倍速になる
はずである。従来例では時点tでテープ走行速度が1倍
速に至っていないが(図5の9−d参照)、本例では時
点tでテープ走行速度が1倍速になっている(図4の8
−d参照)。このことから本例では従来例に比べてテー
プ走行速度指示の応答性がよくなっていることがわか
る。
【0026】また、RAM52に格納されたテーブルを
使用すると共に、入力手段7によってテーブルの内容を
変更することで、例えば安定に維持するテープ走行速度
の変更等を任意に行うことができる。例えば、図3の例
ではダイアル1の回転速度が2〜3回転/秒でテープ走
行速度が1倍速で一定に設定されているが、他の回転速
度範囲で一定のテープ走行速度となるように任意に設定
できる。
【0027】ところで、図1の実施例においては、カウ
ンタ3より出力されるカウントデータDPCが直接速度指
示部5に供給されるためテープ走行速度指示の応答性が
良好となるが、逆にダイアル1の回転むらを抑制するこ
とができない。そこで、図7に示すように、図8の例と
同様にカウンタ3より出力されるカウントデータDPCを
演算処理部4で平均化して速度指示部5に供給し、ダイ
アル1の回転むらの抑制に重点をおくこともできる。
【0028】なお、上述実施例はVTRの再生速度制御
装置に適用した例であるが、この発明はディスク再生装
置等のその他の記録媒体の再生速度制御装置にも同様に
適用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、再生速度指示手段の
テーブルの内容が所定範囲の回転速度に一定の再生速度
が対応するように設定されるため、ダイアルの回転が所
定範囲内で変動しても再生速度指示手段によって一定の
再生速度が指示され続け、一定の再生速度を安定に維持
できる。
【0030】また、回転速度検出手段の検出出力を平均
化処理して再生速度指示手段に供給することにより、再
生速度指示の応答性は悪化するが、ダイアルの回転むら
を抑制できる。一方、回転速度検出手段の検出出力を直
接再生速度指示手段に供給することにより、ダイアルの
回転むらを抑制できなくなるが、再生速度指示の応答性
は良好とできる。
【0031】また、再生速度手段のテーブル内容の変更
手段を備えることにより、例えば安定に維持する再生速
度の変更等を容易に行い得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】テープ走行速度指示部の構成を示すブロック図
である。
【図3】一実施例におけるダイアル回転速度とテープ走
行速度との関係を示す図である。
【図4】一実施例におけるテープ走行速度の時間変化の
一例を示す図である。
【図5】従来例におけるテープ走行速度の時間変化の一
例を示す図である。
【図6】ダイアル回転速度の時間変化の一例を示す図で
ある。
【図7】この発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】従来例の構成を示すブロック図である。
【図9】従来例におけるダイアル回転速度とテープ走行
速度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ジョグダイアル 2 周波数発電機 3 カウンタ 4 演算処理部 5 テープ走行速度指示部 6 テープ走行系 7 入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイアルと、 このダイアルの回転速度を検出する回転速度検出手段
    と、 この回転速度検出手段の検出出力に基づいて記録媒体の
    再生速度を指示する再生速度指示手段とを備え、 上記再生速度指示手段は、上記ダイアルの回転速度と上
    記記録媒体の再生速度との関係を示すテーブルを有し、
    このテーブルを所定範囲の回転速度に一定の再生速度が
    対応するように設定することを特徴とする記録媒体の再
    生速度制御装置。
  2. 【請求項2】 上記回転速度検出手段の検出出力を平均
    化処理して上記再生速度指示手段に供給することを特徴
    とする請求項1記載の記録媒体の再生速度制御装置。
  3. 【請求項3】 上記回転速度検出手段の検出出力を直接
    上記再生速度指示手段に供給することを特徴とする請求
    項1記載の記録媒体の再生速度制御装置。
  4. 【請求項4】 上記再生速度指示手段のテーブルの内容
    を変更するテーブル変更手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の記録媒体の再生速度制御装置。
JP4236992A 1992-09-04 1992-09-04 記録媒体の再生速度制御装置 Pending JPH0684233A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4236992A JPH0684233A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 記録媒体の再生速度制御装置
US08/113,701 US5986844A (en) 1992-09-04 1993-08-31 Playback speed control system for a reproducing apparatus
KR1019930017498A KR100279698B1 (ko) 1992-09-04 1993-09-02 재생장치의 재생속도 제어시스템
DE69319515T DE69319515T2 (de) 1992-09-04 1993-09-02 Wiedergabegeschwindigkeitssteuerungsverfahren für Wiedergabegeräte
EP93306933A EP0586247B1 (en) 1992-09-04 1993-09-02 Playback speed control systems for reproducing apparatuses

Applications Claiming Priority (1)

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JP4236992A JPH0684233A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 記録媒体の再生速度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684233A true JPH0684233A (ja) 1994-03-25

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ID=17008789

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JP4236992A Pending JPH0684233A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 記録媒体の再生速度制御装置

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JP (1) JPH0684233A (ja)

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