JPH0683223U - 電動切断機 - Google Patents

電動切断機

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JPH0683223U
JPH0683223U JP2303493U JP2303493U JPH0683223U JP H0683223 U JPH0683223 U JP H0683223U JP 2303493 U JP2303493 U JP 2303493U JP 2303493 U JP2303493 U JP 2303493U JP H0683223 U JPH0683223 U JP H0683223U
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JP
Japan
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rotary tool
motor
guide
center position
exhaust air
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Pending
Application number
JP2303493U
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English (en)
Inventor
善丈 尾川
日出登 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断時に回転工具中心位置案内部および被削
材上の墨線上に切粉が堆積しない電動切断機を提供す
る。 【構成】 モータケース1とギアボックス13とは隣接
され、該隣接部にモータ冷却後の排風を排出する排出口
8が形成されている。この排出口8を覆うように排風を
ガイドして回転工具中心位置案内部5に導く排風ガイド
通路20が配設されている。該排風ガイド通路20の開
口部25が回転工具中心位置案内部5に向けられ、被削
材の切断に伴う切粉を吹き飛ばし、回転工具中心位置案
内部5および被削材上の墨線を常に露呈させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動切断機に係り、特に被削材の切断に伴い該被削材上等に堆積され た粉塵を吹き飛ばし、墨線に沿って正確に切断できる電動切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯用の電動切断機の一例(実開平4−54625号公報)を図7に示 す。図7に示すように、定盤51上に配置されたモータケース52内に冷却用フ ァンを備えたモータ(図示せず)が配設され、該モータケース52の左方に隣接 して前記モータを減速するギアボックス53を覆うギアカバー54が配設されて いる。そして、前記ギアボックス53の出力軸には円板状の回転工具(例えば、 ダイヤモンドホイール)55が固定され、該回転工具55の平面方向の上方の延 長線上には、被削材59に予め描かれた墨線(罫書線)56に対応させて該墨線 に沿って切断するための目安となる回転工具中心位置案内部(以下、回転工具案 内部と記す)57が設けられている。また、前記モータケース52とギアカバー 54との隣接部には、前記ファンにより吸引された風によりモータを冷却した後 、風を外部に排出する排出口58が形成されている。なお、符号60はハンドル である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、被削材を切断する際には、被削材上に予め描かれた墨線に回転工具 案内部を対応させるが、切断の際に多量の粉塵が発生し、該粉塵は回転工具案内 部や被削材上に描かれた墨線上に堆積し、該回転工具案内部等が隠れてしまう。 その結果、回転工具案内部と墨線とを対応させるのが困難となり、墨線に沿って 正確に切断できなくなるという問題点があった。
【0004】 そこで、本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、切断時に粉 塵が発生しても、該粉塵を吹き飛ばして墨線に沿って正確に切断できる電動切断 機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、出力軸に冷却用ファンが取り付けられた モータが収納されたモータケースと、前記モータの出力軸の回転速度を減速せし めるギアボックスを覆うギアカバーとが隣接され、前記モータケースとギアカバ ーとの隣接箇所にモータ冷却後の風の排出口が形成されると共に、前記ギアボッ クスの回転出力軸に回転工具が備えられ、該回転工具の平面方向の延長線上に、 被削材上に予め描かれた墨線に沿って配置するための目安となる回転工具中心位 置案内部が備えられた電動切断機において、前記排出口は、モータ冷却後の風を 前記回転工具中心位置案内部の方向へ導くための排風ガイド通路により覆われ、 該排風ガイド通路は、前記被削材の切断に伴い堆積された粉塵を吹き飛ばすため に前記回転工具中心位置案内部近傍に向けて開口された開口部を備えた。
【0006】
【作用】
被削材上に予め描かれた墨線に回転工具中心位置案内部を対応させ、モータを 回転させて回転工具を回転させつつ前記被削材を切断する。この切断の際に回転 工具中心位置案内部および墨線上には粉塵が堆積される。しかし、前記モータの 回転によりファンが回転し、排出口からモータ冷却後の排風が排出される。この 排風は、排風ガイド通路に沿って進行し、開口部から回転工具中心位置案内部へ 吹き付けられる。この吹き付けにより、一時的に堆積した粉塵は吹き飛ばされ、 墨線に沿って正確に切断できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の電動切断機を図1乃至図6に示す実施例に基づいて説明する。 図1にコンクリート等を切断する電動切断機の平面図を示し、図2に図1にお けるII-II 線に沿う断面図を示し、図3に図1におけるIII-III 線に沿う断面図 を示す。
【0008】 図1〜図3に示すように、略長方形をした平板状の定盤4上には断面形状が略 円筒状のモータケース1が固定されている。該モータケース1の軸方向外部には 補強用の3本のリブ1a〜1c(図2)が形成されている。図3中、モータケー ス1の左端部には軸受12が固定され、該軸受12の周囲には外気を吸入する吸 入口9が形成されている。前記モータケース1内にはモータ11が配設され、モ ータ11の駆動軸10の左方部10aは前記軸受12に嵌入され、駆動軸10の 右方部10bの中間部には冷却用のファン7が固定され、駆動軸10の右端部に はギアボックス(図示せず)が配設され、該ギアボックスの出力軸にはダイヤモ ンドホイール等の回転工具6が固定されている。図1中、定盤4の左上側縁に、 被削材18に描かれた墨線19に沿って切断するための目安となる直線状の回転 工具中心位置案内部(回転工具案内部)5が形成されている。この回転工具案内 部5と回転工具6の平面方向中心とは同一直線上に配設されている。
【0009】 前記ギアボックスはギアカバー13(図3)により覆われ、前記モータケース 1とギアカバー13間とは隣接され、該隣接部には、モータ11を冷却した後の 風(排風)を排出せしめる排出口8が形成されている(図1の斜線部および図2 ,図3参照)。前記ギアカバー13の図3中右方には回転工具6を覆うセーフテ ィーカバー2が配設されている。
【0010】 そして、前記排出口8を覆うように、前記排風をガイドして切断時に墨線19 等に堆積した粉塵を排除せしめる排風ガイド通路20が配設されている。該排風 ガイド通路20は、図4に示すように、長手方向断面形状が逆U字状をなすと共 に外形が略円弧状をなしている。即ち、排風ガイド通路20は、両側に設けられ たガイド壁24a,24bにより通路21が形成され、左方のガイド壁24bと 24cとにより通路22が形成されている。前記ガイド壁24cの下端部の手前 側面にはガイド壁24d,24eにより通路26が突出形成され、その開口部2 5は前記回転工具案内部5(図1)に向けられている。前記排風ガイド通路20 の端面部24fは、前記モータケース1,ギアカバー13の外周および定盤4の 上面に密接するように形成されている。また、前記ガイド壁24a,24bには U字状の凹溝23,23が形成され、該凹溝23,23にはモータケース1のリ ブ1aが嵌入される。なお、排風ガイド通路20の長手方向断面形状は、逆U字 状に限らず、排出口8に対応する部分が開口している形状であればよい。
【0011】 図5に、かかる構成の排風ガイド通路20を電動切断機に取り付け、図1にお いてV-V 方向に見た場合の一部断面を含む側面図を示す。図5において、斜線を 付した部分が排風ガイド通路20の側面である。
【0012】 そして、モータケース1のほぼ中央部にはハンドル14が固定され、該ハンド ル14の内側には電源のオン・オフ用のスイッチ15が取り付けられている。ま た、図1において、左下の符号31は切込深さ調整用ネジであり、右下の符号3 2は電源コードである。
【0013】 次に、電動切断機の動作を説明する。 図1に示すように、被削材18には予め墨線19が描かれている。そして、墨 線19の端部19aに、電動切断機の回転工具案内部5の先端5aを当接させ墨 線19に対する回転工具6の位置決めを行う。次いで、ハンドル14の内側のス イッチ15を投入し、回転工具6を回転状態(図2における矢印C方向、時計方 向回転)にする。そして、図1中、電動切断機の前記案内部5を墨線19に合わ せつつ該電動切断機を図1中上方に移動させて被削材18を切断する。この切断 により前記案内部5上および墨線19上に切粉が堆積していく。
【0014】 しかし、図2および図3に示すように、モータ11の回転によりファン7は図 2中符号D方向(反時計方向)に回転し、冷却風が吸入口9(図3)から吸入さ れ、モータ11を冷却しつつ右方に進行する。この冷却風は、排出口8から吹き 出されて排風ガイド通路20の通路21,22,26(図2)を順次通過し、開 口部25から吹き出される。この開口部25は、前記案内部5に向けて開口され ているので(図1)、前記案内部5およびその近傍の墨線19上の切粉は吹き飛 ばされる。
【0015】 従って、被削材18の切断に伴い切粉が前記案内部5等に一時的に堆積しても 、確実に吹き飛ばされてしまうので、常に正確な切断作業を行うことができる。 なお、本実施例の排風ガイド通路20は、従来の電動切断機に容易に取り付け 可能なので、従来の電動切断機の大幅な設計変更をする必要がない。
【0016】 また、従来の電動切断機では排風が作業者の顔等に吹き付け(図7)、不快感 を作業者に与えていたが、本実施例の排風ガイドを取り付ければ、開口部25の みへ排風をガイドするので、作業者に不快感を与えることがない。
【0017】 更に、本実施例ではコンクリート切断用の電動切断機について説明したが、本 考案を電動丸鋸等の木材切断機にも適用できるのは勿論である。 更にまた、本実施例では回転工具は時計方向に回転する場合を示したが(図2 、矢印C)、回転工具が反時計方向回転の場合には、図2において定盤4の右端 部に排風ガイドの開口部を設ければよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、モータ冷却用の冷却風を排風ガイドで導いて回転工具案内部 に向けているので、前記案内部近傍に一時的に堆積された切粉は吹き飛ばされ、 常に前記案内部と墨線とが露呈した状態となり、正確な切断作業を行うことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の電動切断機で被削材を切断中
の状態を示す平面図である。
【図2】図1におけるII-II 線の沿う断面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線の沿う断面図である。
【図4】本考案の要部に係る排風ガイドの斜視図であ
る。
【図5】前記排風ガイドを電動切断機に取り付けた場合
の要部側面図である。
【図6】前記実施例の側面図である。
【図7】従来の電動切断機の平面図である。
【符号の説明】
1…モータケース 4…定盤 5…回転工具中心位置案内部 6…回転工具 7…ファン 8…排出口 9…吸入口 11…モータ 19…墨線 20…排風ガイド通路 21,22,26…冷却風の通路 25…開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸に冷却用ファンが取り付けられた
    モータが収納されたモータケースと、前記モータの出力
    軸の回転速度を減速せしめるギアボックスを覆うギアカ
    バーとが隣接され、前記モータケースとギアカバーとの
    隣接箇所にモータ冷却後の風の排出口が形成されると共
    に、前記ギアボックスの回転出力軸に回転工具が備えら
    れ、該回転工具の平面方向の延長線上に、被削材上に予
    め描かれた墨線に沿って配置するための目安となる回転
    工具中心位置案内部が備えられた電動切断機において、 前記排出口は、モータ冷却後の風を前記回転工具中心位
    置案内部の方向へ導くための排風ガイド通路により覆わ
    れ、該排風ガイド通路は、前記被削材の切断に伴い堆積
    された粉塵を吹き飛ばすために前記回転工具中心位置案
    内部近傍に向けて開口された開口部を備えたことを特徴
    とする電動切断機。
JP2303493U 1993-04-30 1993-04-30 電動切断機 Pending JPH0683223U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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