JPH0681679A - 弁可変駆動機構付きエンジンの切り換え制御装置 - Google Patents

弁可変駆動機構付きエンジンの切り換え制御装置

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JPH0681679A
JPH0681679A JP23232292A JP23232292A JPH0681679A JP H0681679 A JPH0681679 A JP H0681679A JP 23232292 A JP23232292 A JP 23232292A JP 23232292 A JP23232292 A JP 23232292A JP H0681679 A JPH0681679 A JP H0681679A
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engine
cylinder
switching
valve
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JP23232292A
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Dairoku Ishii
大六 石井
Osamu Nako
修 名古
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は休筒運転と全筒運転との相互の切
り換えを、応答性良く違和感無く行なえるようにするこ
とにある。 【構成】 エンジン1の吸排気弁の作動非作動状態を切
り換えできる弁作動切り換え手段ML,MHを備えた動
弁系と、各切り換えモードをエンジンの運転情報に応じ
て目標作動モードとして設定し、同目標作動モード達成
すべく弁作動切り換え手段ML,MHを切り換え制御す
る制御手段32とを有し、制御手段32はスロットル開
度変化率Δθs/100(msec)あるいはエンジン回転数
変化率ΔNe/500(msec)の少なくとも一方の変化率
が全筒設定値を上回るとエンジンの休筒運転を直ちに全
筒運転に切り換え、スロットル開度変化率あるいはエン
ジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が休筒設定
値を下回らないと全筒運転より休筒運転への切り換えを
行なわないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの動弁系が吸
排気弁の作動非作動状態を切り換える切り換え手段を備
え、設定された吸排気弁の目標モードを確保すべく弁作
動切り換え手段を駆動し、現在の弁作動モードを目標モ
ードに切り換えることのできる弁可変駆動機構付きエン
ジンの切り換え制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの運転中において、各エンジン
運転域に適した開閉タイミングで吸排気弁を駆動して出
力向上を図るべく、低速カム或いは高速カムを選択的に
切り換え駆動させることの出来る弁可変駆動機構や、低
速カム或いは高速カムを選択的に切り換え駆動させると
共に適時に出力低減や低燃費化を図るべく、一部気筒へ
の吸気及び燃料の供給を停止させ、休筒運転を行うこと
の出来る弁可変駆動機構を備えたエンジンが知られてい
る。
【0003】この種エンジンの弁可変駆動機構を制御す
る制御手段は各種運転情報に基づき各運転モードを設定
し、例えば、休筒モード域に入るとそのモード内では、
休筒気筒の吸排気弁の開閉作動を停止させると共に休筒
気筒への燃料供給を停止させる。そして、休筒モードを
離脱すると、休筒気筒の吸排気弁の開閉作動を正常状態
に戻し、休筒気筒への燃料供給を再開させている。更
に、全筒運転時でも、低速モードでは低速カムを用いて
吸排気弁を駆動して低速時の体積効率を向上させ、高速
モードでは高速カムを用いて吸排気弁を駆動して高速時
の体積効率を向上させ、各エンジン運転状態での出力向
上を図ることができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
弁可変駆動機構を制御する制御手段はエンジンの各種運
転情報に基づき各運転モードを設定しており、これら運
転モードが運転情報によって一義的に設定されると、加
速フィーリングの悪化やショックが生じ、しかも運転情
報の検出遅れによる加速フィーリングも発生し易く問題
と成っている。例えば、弁可変駆動機構を備えたエンジ
ンで、特にマニホールドブースト(吸気圧)とエンジン
回転数より空燃比A/Nや体積効率を求める、いわゆる
スピードデンシティー方式を採るエンジンにおいては、
吸気圧とエンジン回転数によって休筒領域を決定してい
る。
【0005】処で、図12に示すように、エンジンの運
転域が加減速域a1’にあり、スロットル開度θsを緩
やかに増加させていると、同時に吸気圧Pbもスロット
ル開度θsに応じ緩やかに増減変化する。そして、時点
t1での吸気圧Pbがその時点のエンジン回転数Ne相
当の休筒判定用吸気圧Pb1を上回ると、休筒モードよ
り全筒モードでの運転に入るべく弁可変駆動機構の切り
換えがなされる。そして、加減速域a1’が継続中に時
点t2に達し、吸気圧Pbがその時点t2のエンジン回
転数Ne相当の休筒判定用吸気圧Pb1(時点t1と同
じとする)を下回るとすると、再度休筒運転域に突入し
て休筒モードに切り替わる。このように一義的に各エン
ジン回転数当たりの休筒判定用吸気圧Pb1を設定し、
これを閾値として休筒切り換えを行なう場合、加速フィ
ーリングが悪化し、ショックが発生する。なお、図12
中の符号tdは休筒切り換えを一定時間遅らす遅れ時間
を示す。
【0006】他方、図13に示すように、エンジンの運
転域が時点t3で急加速域a2’に入るとする。この
時、スロットル開度θsは急増するが吸気圧Pbはエン
ジンの吸気系の容積が大きいほどその増加速度が低く、
結果として、吸気圧Pbがその時点のエンジン回転数N
e相当の休筒判定用吸気圧Pb1を上回るのが時点t4
まで遅れ(ここでは急加速開始時点t3より、遅れ時間
tdaだけ遅れる)、運転者にとってはアクセルペダル
の踏み込みより遅れ時間tdaの経過後に全筒運転に入
り、トルクが増加するようになり、違和感を受けるよう
になり、問題と成っている。本発明の目的は休筒運転と
全筒運転との相互の切り換えを、応答性良く違和感無く
行なえるようにできる弁可変機構付きエンジンの切り換
え制御装置を提供することに有る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明はエンジンの吸排気弁の少なくとも一方の
開閉作動を選択的に作動非作動状態に切り換えできる弁
作動切り換え手段を備えた動弁系と、上記エンジンの吸
排気弁の作動非作動状態に応じた各切り換えモードを上
記エンジンの運転情報に応じて目標作動モードとして設
定し、同目標作動モードを達成すべく上記弁作動切り換
え手段を切り換え制御する制御手段と、上記エンジンの
スロットル開度情報に基づきスロットル開度の変化率を
算出するスロットル開度変化率算出手段と、上記エンジ
ンのエンジン回転数情報に基づきエンジン回転数の変化
率を算出するエンジン回転数変化率算出手段とを有し、
上記制御手段は上記スロットル開度変化率あるいは上記
エンジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が設定
値を上回ると上記エンジンの休筒運転を直ちに全筒運転
に切り換え、上記スロットル開度変化率あるいは上記エ
ンジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が設定値
を下回らないと全筒運転より休筒運転への切り換えを行
なわないことを特徴とする。
【0008】
【作用】制御手段がスロットル開度変化率あるいはエン
ジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が全筒設定
値を上回ると判断すると、エンジンの休筒運転を直ちに
全筒運転に切り換え、上記スロットル開度変化率あるい
は上記エンジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率
が休筒設定値を下回らないと全筒運転より休筒運転への
切り換えを行なわないので、休筒運転より全筒運転への
切り換を応答性良く行ない、全筒運転より休筒運転への
切り換えを運転状態が安定してから行なうようにでき
る。
【0009】
【実施例】図1の弁可変駆動機構付きエンジンの切り換
え制御装置はDOHC直列4気筒の火花点火式のエンジ
ン1に装着される。このエンジン1のシリンダヘッド2
には各気筒に連通可能なインテークマニホウルドIM及
びサージタンク37それに連通する吸気路IRと、各気
筒に連通可能なエキゾーストマニホールドEM及びそれ
に連通する排気路ERがそれぞれ取り付けられている。
吸気路IR上のエアークリーナ38の下流にはスロット
ル弁40が配設され、同弁の回転軸41はステッパモー
タを有する弁駆動アクチュエータ42で回転駆動され、
同アクチュエータは後述のエンジンコントロールユニッ
ト(ECU)32に接続され、出力駆動制御処理され
る。更に、吸気路IRのサージタンク37には吸気管圧
情報を出力する負圧センサ35が装着される。なお、負
圧センサ35によって検出されたデータの一例を図7
(a),(b)に示す。ここで図7(a)はエンジン回
転数Neがアイドル時のPb−θs線図、図7(b)は
エンジン回転数Neが3000rpm時のPb−θs線
図であり、図中破線は休筒時、実線は全筒時を示す。
【0010】各気筒の図示しない吸気ポートは吸気弁3
(図2にその一例を示した)により、図示しない排気ポ
ートは図示しない排気弁によって開閉され、各吸排気弁
は周知のDOHC式の動弁系4によって駆動される。こ
こでの動弁系4はシリンダヘッド2に吸排カム軸5,6
と吸排ロッカ軸7,8を装着する。各カム軸5,6は一
端にタイミングギア9,10を一体的に取り付けられ、
この両タイミングギアはタイミングベルト11を介して
図示しないクランクシャフト側に連結され、これにより
エンジン回転の1/2の回転数で両カム軸を回転するよ
うに構成されている。なお、吸排ロッカ軸7,8は各気
筒毎に分断されている。
【0011】ここで各気筒の吸排気弁は全て同様の動弁
機構で開閉され、図2に示す吸気用動弁機構のように、
低速カム12に駆動される低速ロッカアーム14、高速
カム13に駆動される高速ロッカアーム15及びロッカ
軸7と一体の固定ロッカアーム軸16とを備える。この
内、固定ロッカアーム軸16はその回動端が二又状に形
成され、ここが一対の吸気弁3,3を開閉駆動する。低
高ロッカアーム14,15の回動端にはローラが枢支さ
れ、ここに低高カム12,13が対設され、他端には図
3に示すような弁可変駆動機構の要部を成す弁作動切り
換え手段としての低高切り換え手段ML,MHが装着さ
れている。低高切り換え手段ML,MHはロッカ軸7の
収容穴に摺動可能に支持されるピン17,18と、同各
ピンをバネ19,20の弾性力に抗して油圧による押圧
力で切り換え作動させる油圧室21,22と、各油圧室
に連通する切り換え油路23,24と、切り換え油路2
3を油圧ポンプ25に対して断続可能に連結する1,4
気筒用の低電磁弁26及び2,3気筒用の低電磁弁30
と、切り換え油路24を油圧ポンプ25に対して断続可
能に連結する1,4気筒用の高電磁弁27及び2,3気
筒用の高電磁弁31とで構成される。油圧ポンプ25は
図示したようにオイルタンクに連通される。
【0012】低高電磁弁26,30,27,31はそれ
ぞれ3方弁であり、オン時に各油圧室21,22に圧油
を供給し、オフ時に各油圧室をドレーンに接続する。な
お、低高電磁弁26,30,27,31は後述のエンジ
ンコントロールユニット(ECU)32に接続される。
低高切り換え手段ML,MHは低電磁弁26,30およ
び高電磁弁27,31が共にオフでは各バネ19,20
の弾性力が働き、係止位置L1のピン17を介して低速
ロッカアーム14のみが固定ロッカアーム軸16側に一
体化され、吸気弁3を低速モードで駆動する。他方、低
高電磁弁26,30,27,31が共にオンでは各バネ
力に抗してピン17は非係止位置L2に達し、ピン18
は係止位置H2に達して高速ロッカアーム15のみが固
定ロッカアーム軸16側に一体化され、吸気弁3を高速
モードで駆動する。更に、休筒気筒としての第1気筒
(♯1)と第4気筒(♯4)の低電磁弁26のみオンで
は油圧室21の押圧力とバネ20の弾性力が働き、非係
止位置L2にピン17は退却し、固定ロッカアーム軸1
6が非作動に保持され,第1,4気筒が空作動する休筒
モードが達成される。
【0013】図1のシリンダヘッド2には各気筒の図示
しない吸気ポートに燃料を噴射するインジェクタ28が
装着され、各インジェクタには燃料供給源40からの燃
料が燃圧調整手段29によって定圧調整された上で供給
されており、その噴射駆動制御は、エンジンコントロー
ルユニット(ECU)32によって成される。エンジン
コントロールユニット(ECU)32はマイクロコンピ
ュータでその要部が構成され、運転情報に応じて設定さ
れた作動モード、即ち、低速カムによって駆動する低速
モードか高速カムによって駆動する高速モードかあるい
は第1,4気筒が空作動する休筒モードかを検出して作
動モード情報を出力し、設定された目標モードに現作動
モードを切り換える切り換え信号を出力し、しかも各作
動モードに応じて出力制御、インジェクタ駆動制御、点
火制御その他等を行なう。
【0014】ここでECU32は特にスロットル開度変
化率算出手段としてエンジンのスロットル開度θsに基
づきその変化率Δθs/100(msec)を算出し、エンジ
ン回転数変化率算出手段としてエンジン回転数Neに基
づきエンジン回転数の変化率ΔNe/500(msec)を算
出する。更にECU32は制御手段として特にスロット
ル開度変化率Δθs/100(msec)あるいはエンジン回
転数変化率ΔNe/500(msec)の少なくとも一方の変
化率が各全筒設定値α1,α2を上回るとエンジンの休
筒運転を直ちに全筒運転に切り換え、スロットル開度変
化率Δθs/100(msec)あるいはエンジン回転数変化
率ΔNe/500(msec)の少なくとも一方の変化率が各
休筒設定値β1,β2を下回らないと全筒運転より休筒
運転への切り換えを行なわないように制御する。
【0015】このECU32は、図1に示すように、ク
ランク角センサであるエンジン回転センサ33と水温セ
ンサ34と、負圧センサ35と、スロットル開度センサ
36を接続し、これらセンサよりエンジン回転速度Ne
と水温Twtと吸気圧Pbとスロット開度θsとをそれ
ぞれ検出している。ここで本発明の一実施例としての弁
可変駆動機構付きエンジンの切り換え制御装置を図8乃
至図11の制御プログラムに沿って説明する。ECU3
2は図示しないメインスイッチのキーオンによりメイン
ルーチンでの制御に入る。ここではまず、各機能のチェ
ック、初期値セット等の初期機能セットがなされ、続い
て、エンジンの各種運転情報を読み取り、その上でステ
ップs3に進み、図9の気筒作動切り換え処理を行な
う。
【0016】この気筒作動切り換え処理のステップt1
に達するに先立ち、ECU32は/図10,11のΔθ
s算出ルーチン及びΔNe算出ルーチンを実行してい
る。Δθs算出ルーチンは100(msec)毎の割り込み
処理によってステップm1に達し、最新のスロットル開
度θsを順次取り込み、スロットル開度変化率Δθs/
100(msec)を今回値θsnより前回値θs(n−1)
を引いて算出し、所定エリアにストアする。ΔNe算出
ルーチンは500(msec)毎の割り込み処理によってステ
ップn1に達し、最新のエンジン回転数Nenを順次取
り込み、エンジン回転数変化率ΔNe/500(msec)
を今回値θsnより前回値ΔNe(n−1)を引いて算
出し、所定エリアにストアする。
【0017】気筒作動切り換え処理のステップt1では
現作動モードを低高電磁弁26,30,27,31のオ
ンオフ状態より検出する。ステップt2,t3に達する
と、最新のスロットル開度変化率Δθs/100(msec)
やエンジン回転数変化率ΔNe/500(msec)を取り込
み、最新のスロットル開度変化率Δθs/100(msec)
が全筒設定値α1と比較され、変化が小さくYesでは
ステップt3に進み、変化が大きく(例えば、図4に示
す緩やかな加速域a1でのT5時点と図5に示す急加速
域a2でのT8時点)Noではステップt5に達する。
更にステップt3では最新のエンジン回転数変化率ΔN
e/500(msec)が全筒設定値α2と比較され、変化が
小さくYesではステップt4に進み、変化が大きく
(例えば、図4に示す緩やかな加速域a1でのT7時点
と図5に示す急加速域a2でのT10時点)Noではス
テップt5に達する。
【0018】ステップt4ではエンジン運転情報、特に
エンジン回転数Ne,軸トルク(Pb,Neより別ルー
チンで算出しておく)Teより図6に示すような休筒運
転域A1にあるか否かを各閾値Ne2、に基づき判定
し、更に、その他の休筒条件である、暖機完了信号の入
力やエアコンのオン信号の非入力等の条件が判定され、
休筒条件成立でステップt7へ進んで休筒モードを設定
してステップt8に達し、非成立ではステップt5に進
む。スロットル開度θsやエンジン回転数Neの変化率
が増加方向に急変する、あるいは休筒条件不成立でステ
ップt5に達すると、ここでは現在休筒モードか否か判
定し、休筒中ではないとステップt8に、休筒中である
と、ステップt6に進み全筒モード、即ち、その時のエ
ンジン回転数NeがNe1(図6参照)より小さいと低
速モードを、そうでないと高速モードをそれぞれ設定す
ることと成る。
【0019】ステップt8に達すると目標モードと現作
動モードが相違するか否か判断し、同一ではリターン
し、相違すると、ステップt9に進む。ステップt9で
は目標モードが低速モードか否か判断し、そうであると
ステップt12に進んで、低高電磁弁26,30,2
7,31を全てオフに切り換え、低速モードを達成し、
リターンする。ステップt9で低速モードでないとステ
ップt10で高速モードか否か判断し、そうであるとス
テップt11に進んで、低高電磁弁26,30,27,
31を全てオンに切り換え、高速モードを達成し、リタ
ーンする。ステップt10で高速モードでないとステッ
プt13に達し、休筒モードと見做して低電磁弁26の
みをオンし、他の電磁弁30,27,31をオフに切り
換え、メインルーチンにリターンする。この後、メイン
ルーチンのステップs3よりs4に達すると周知のエン
ジン出力制御を行なう。即ち、ここでは、スロットル開
度θsとエンジン回転数Neより基準トルクを求め、そ
れを水温Twt等で補正し、目標トルクを求め、目標ト
ルク相当のスロットル開度と現スロットル開度の偏差を
修正すべく弁駆動アクチュエータ42を駆動することと
成る。
【0020】この後、メインルーチンのステップs4よ
りs5,s6に進むと、周知のインジェクタ駆動処理及
び点火制御処理を順次行ない、更にステップs8でその
他のエンジン制御処理を行なって、ステップs2にリタ
ーンする。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明は、始動直後域
信号(Tα>T)を受ける間は、目標作動モード達成の
ための切り換え制御を行なわないので、弁作動切り換え
手段(低高切り換え手段ML,MH)が切り換え作動を
行なわず、油圧不足による切り換え作動不良が発生する
ことが無く、装置の過度な摩耗や破損等を防止でき、耐
久性の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として弁可変駆動機構付きエ
ンジンの切り換え制御装置の全体構成図である。
【図2】図1のエンジンの切り換え制御制御装置内の動
弁系の部分斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1のエンジンの切り換え制御装置の各部の緩
やかな加減速時の経時的な作動説明図である。
【図5】図1のエンジンの切り換え制御装置の各部の急
激な加減速時の経時的な作動説明図である。
【図6】図1のエンジンの切り換え制御装置の運転モー
ドの設定マップの特性線図である。
【図7】(a)は図1のエンジンの切り換え制御装置の
アイドル時のPb−θs線図、(b)は図1のエンジン
の切り換え制御装置の3000rpm時のPb−θs線
図である。
【図8】図1のエンジンの切り換え制御装置のメインル
ーチンのフローチャートである。
【図9】図1のエンジンの切り換え制御装置の気筒作動
切り換え処理のフローチャートである。
【図10】図1のエンジンの切り換え制御装置のΔθs
算出ルーチンのフローチャートである。
【図11】図1のエンジンの切り換え制御装置のΔNe
算出ルーチンのフローチャートである。
【図12】従来装置の各部の緩やかな加減速時の経時的
な作動説明図である。
【図13】従来装置の各部の急激な加減速時の経時的な
作動説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダヘッド 32 ECU 26 低電磁弁 27 高電磁弁 28 燃料噴射弁 30 低電磁弁 30 高電磁弁 ♯2 常時運転気筒 ♯3 常時運転気筒 ♯1 休筒気筒 ♯4 休筒気筒 KL 低切り換え手段 KH 高切り換え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 362 J 7536−3G 364 H 7536−3G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸排気弁の少なくとも一方の開
    閉作動を選択的に作動非作動状態に切り換えできる弁作
    動切り換え手段を備えた動弁系と、上記エンジンの吸排
    気弁の作動非作動状態に応じた各切り換えモードを上記
    エンジンの運転情報に応じて目標作動モードとして設定
    し、同目標作動モードを達成すべく上記弁作動切り換え
    手段を切り換え制御する制御手段と、上記エンジンのス
    ロットル開度情報に基づきスロットル開度の変化率を算
    出するスロットル開度変化率算出手段と、上記エンジン
    のエンジン回転数情報に基づきエンジン回転数の変化率
    を算出するエンジン回転数変化率算出手段とを有し、上
    記制御手段は上記スロットル開度変化率あるいは上記エ
    ンジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が全筒設
    定値を上回ると上記エンジンの休筒運転を直ちに全筒運
    転に切り換え、上記スロットル開度変化率あるいは上記
    エンジン回転数変化率の少なくとも一方の変化率が休筒
    設定値を下回らないと全筒運転より休筒運転への切り換
    えを行なわないことを特徴とする弁可変駆動機構付きエ
    ンジンの切り換え制御装置。
JP23232292A 1992-08-31 1992-08-31 弁可変駆動機構付きエンジンの切り換え制御装置 Pending JPH0681679A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5492100A (en) * 1992-11-16 1996-02-20 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel control device for engine having disconnectable groups of cylinders
US6341594B1 (en) * 1999-05-31 2002-01-29 Daimlerchrysler Ag Method for setting a specifiable target speed in a vehicle
JP2007291956A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Fuji Heavy Ind Ltd エンジン制御パラメータ調整システム

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