JPH0681181B2 - 呼出信号送出回路 - Google Patents
呼出信号送出回路Info
- Publication number
- JPH0681181B2 JPH0681181B2 JP21942485A JP21942485A JPH0681181B2 JP H0681181 B2 JPH0681181 B2 JP H0681181B2 JP 21942485 A JP21942485 A JP 21942485A JP 21942485 A JP21942485 A JP 21942485A JP H0681181 B2 JPH0681181 B2 JP H0681181B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- transmission
- resistance value
- call
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 加入者電話機に断続的な呼出信号を送出する回路におい
て、呼出信号の送出経路に抵抗値を制御可能な可変抵抗
を挿入し、可変抵抗の抵抗値を呼出信号を送出開始後に
漸減させ、呼出信号を送出停止直前に漸増させることに
より、呼出信号を断続する際に生ずる過渡現象を抑圧す
る。
て、呼出信号の送出経路に抵抗値を制御可能な可変抵抗
を挿入し、可変抵抗の抵抗値を呼出信号を送出開始後に
漸減させ、呼出信号を送出停止直前に漸増させることに
より、呼出信号を断続する際に生ずる過渡現象を抑圧す
る。
本発明は断続的な呼出信号を送出する呼出信号送出回路
の改良に関する。
の改良に関する。
電話交換機においては、加入者に着信を表示する為に、
例えば16ヘルツの呼出信号を３秒周期（１秒送出、２秒
休止）で断続送出する。
例えば16ヘルツの呼出信号を３秒周期（１秒送出、２秒
休止）で断続送出する。
かかる呼出信号を断続的に送出する場合に生ずる過渡現
象により、当該呼出信号送出回路の誤動作、並びに雑音
の発生を極力防止することが強く要望される。
象により、当該呼出信号送出回路の誤動作、並びに雑音
の発生を極力防止することが強く要望される。
第５図は従来ある呼出信号送出回路の一例を示す図であ
る。
る。
第５図においては、ディジタル交換機の加入者回路に設
けられた呼出信号送出回路が示されている。
けられた呼出信号送出回路が示されている。
第５図において、呼出信号送出時に、図示されぬ制御回
路から呼出制御信号ａが入力されると、リレー９が２秒
置きに１秒間繰返し駆動され、リレー９の接点４も１秒
間動作、２秒間復旧を繰返す。接点４が動作中は、呼出
信号発生装置５から変成器６を介して送出される呼出信
号ｒが、直流電源７、抵抗８、接点４、加入者線２のＢ
線、加入者電話機１、加入者線２のＡ線および給電回路
３を経由して流れ、加入者電話機１に着信を表示する。
路から呼出制御信号ａが入力されると、リレー９が２秒
置きに１秒間繰返し駆動され、リレー９の接点４も１秒
間動作、２秒間復旧を繰返す。接点４が動作中は、呼出
信号発生装置５から変成器６を介して送出される呼出信
号ｒが、直流電源７、抵抗８、接点４、加入者線２のＢ
線、加入者電話機１、加入者線２のＡ線および給電回路
３を経由して流れ、加入者電話機１に着信を表示する。
なお接点４が動作した際に、加入者電話機１に内蔵され
るコンデンサの充電に起因する過渡現象、並びに接点４
が復旧した際に、加入者電話機１、或いは給電回路３に
内蔵される線輪等に起因する過渡現象により高電圧が発
生し、呼出信号ｒを誤って送出停止させ、また隣接回路
にインパルス的雑音を発生させる。
るコンデンサの充電に起因する過渡現象、並びに接点４
が復旧した際に、加入者電話機１、或いは給電回路３に
内蔵される線輪等に起因する過渡現象により高電圧が発
生し、呼出信号ｒを誤って送出停止させ、また隣接回路
にインパルス的雑音を発生させる。
以上の説明から明らかな如く、従来ある呼出信号送出回
路においては、呼出信号ｒが送出開始および送出停止す
る際に生ずる過渡現象の為、呼出信号ｒを誤って送出停
止させ、また隣接回路にインパルス的雑音を発生させる
恐れがあった。
路においては、呼出信号ｒが送出開始および送出停止す
る際に生ずる過渡現象の為、呼出信号ｒを誤って送出停
止させ、また隣接回路にインパルス的雑音を発生させる
恐れがあった。
第１図は本発明の原理を示す図である。
第１図においては、呼出信号を加入者線２に送出する経
路に抵抗値を制御可能な可変抵抗100が挿入され、また
可変抵抗100の抵抗値を呼出信号を送出開始後に漸減さ
せ、呼出信号を送出停止直前に漸増させる送出制御手段
200が設けられている。
路に抵抗値を制御可能な可変抵抗100が挿入され、また
可変抵抗100の抵抗値を呼出信号を送出開始後に漸減さ
せ、呼出信号を送出停止直前に漸増させる送出制御手段
200が設けられている。
即ち本発明によれば、呼出信号の送出開始時は、可変抵
抗100が高抵抗から徐々に低抵抗に変化する為、過渡現
象は充分抑圧され、また呼出信号の送出停止時は、可変
抵抗100が低抵抗から徐々に高抵抗に変化する為、やは
り過渡現象は抑圧され、呼出信号送出停止機能の誤動
作、或いは隣接回路へのインパルス雑音の発生を防止可
能となる。
抗100が高抵抗から徐々に低抵抗に変化する為、過渡現
象は充分抑圧され、また呼出信号の送出停止時は、可変
抵抗100が低抵抗から徐々に高抵抗に変化する為、やは
り過渡現象は抑圧され、呼出信号送出停止機能の誤動
作、或いは隣接回路へのインパルス雑音の発生を防止可
能となる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第２図
は本発明の一実施例による呼出信号送出回路を示す図で
あり、第３図は第２図における信号波形の一例を示す図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
は本発明の一実施例による呼出信号送出回路を示す図で
あり、第３図は第２図における信号波形の一例を示す図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
第２図においては、光電界効果トランジスタを用いた可
変抵抗素子15が可変抵抗100として設けられ、またドラ
イバ10、抵抗11および14、コンデンサ12、バッファ13、
時限回路16、ゲート17およびドライバ18が、送出制御手
段200を構成している。
変抵抗素子15が可変抵抗100として設けられ、またドラ
イバ10、抵抗11および14、コンデンサ12、バッファ13、
時限回路16、ゲート17およびドライバ18が、送出制御手
段200を構成している。
第２図および第３図において、呼出信号送出時に、図示
されぬ制御回路から呼出制御信号ａが入力され、時点t0
に論理“0"から論理“1"に変化し、１秒後の時点t1に論
理“1"から論理“0"に変化するものとする。
されぬ制御回路から呼出制御信号ａが入力され、時点t0
に論理“0"から論理“1"に変化し、１秒後の時点t1に論
理“1"から論理“0"に変化するものとする。
時限回路16は、呼出制御信号ａが理論“1"から論理“0"
に変化することにより起動されて出力信号ｂを論理“0"
から論理“1"に変化させ、所定時間経過した時点t2に、
出力信号ｂを論理“1"から論理“0"に変化させる。
に変化することにより起動されて出力信号ｂを論理“0"
から論理“1"に変化させ、所定時間経過した時点t2に、
出力信号ｂを論理“1"から論理“0"に変化させる。
ゲート17は、呼出制御信号ａと時限回路16の出力信号ｂ
との論理和による出力信号ｃを作成し、ドライバ18を介
してリレー９を駆動する。その結果リレー９は、時点t0
に接点４を動作させ、時点t2に接点４を復旧させる。
との論理和による出力信号ｃを作成し、ドライバ18を介
してリレー９を駆動する。その結果リレー９は、時点t0
に接点４を動作させ、時点t2に接点４を復旧させる。
また呼出制御信号ａは、抵抗11およびコンデンサ12から
構成される積分回路に入力され、出力信号ｄに変形され
る。
構成される積分回路に入力され、出力信号ｄに変形され
る。
出力信号ｄは、バッファ13および抵抗14を介して可変抵
抗素子15に入力される。
抗素子15に入力される。
可変抵抗素子15の抵抗値R15は、出力信号ｄが入力され
ぬ時点t0以前には高抵抗値ＲＨを維持するが、時点t0以
後出力信号ｄが漸増するに伴い漸減し、出力信号ｄが定
常値に達した後は低抵抗値ＲＬを維持する。その結果接
点４が動作した時点t0後、呼出信号発生装置５から変成
器６を介して送出される呼出信号ｒは、可変抵抗素子15
の抵抗値R15の漸増に伴い漸増する。
ぬ時点t0以前には高抵抗値ＲＨを維持するが、時点t0以
後出力信号ｄが漸増するに伴い漸減し、出力信号ｄが定
常値に達した後は低抵抗値ＲＬを維持する。その結果接
点４が動作した時点t0後、呼出信号発生装置５から変成
器６を介して送出される呼出信号ｒは、可変抵抗素子15
の抵抗値R15の漸増に伴い漸増する。
時点t1以後、可変抵抗素子15は時点t1迄は抵抗値ＲＬを
維持するが、時点t1以後出力信号ｄが漸減するに伴い漸
増し、出力信号ｄが入力され無くなる時点t2迄には、高
抵抗値ＲＨに達する。その結果呼出信号ｒは、時点t1か
ら接点４が復旧する時点t2迄に、抵抗値R15の漸増に伴
い漸減する。
維持するが、時点t1以後出力信号ｄが漸減するに伴い漸
増し、出力信号ｄが入力され無くなる時点t2迄には、高
抵抗値ＲＨに達する。その結果呼出信号ｒは、時点t1か
ら接点４が復旧する時点t2迄に、抵抗値R15の漸増に伴
い漸減する。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、呼出
信号ｒは接点４が動作後漸増し、接点４が復旧する迄に
漸減する為、接点４が動作・復旧する際に発生する過渡
現象が充分抑圧される。
信号ｒは接点４が動作後漸増し、接点４が復旧する迄に
漸減する為、接点４が動作・復旧する際に発生する過渡
現象が充分抑圧される。
なお、第２図および第３図はあく迄本発明の一実施例に
過ぎず、例えば可変抵抗素子15は光電界効果トランジス
タを用いるものに限定されることは無く、第４図に例示
する如きホトカプラを用いた回路等他に幾多の変形が考
慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらな
い。また本発明の対象となる回路は加入者回路に限定さ
ることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。
過ぎず、例えば可変抵抗素子15は光電界効果トランジス
タを用いるものに限定されることは無く、第４図に例示
する如きホトカプラを用いた回路等他に幾多の変形が考
慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらな
い。また本発明の対象となる回路は加入者回路に限定さ
ることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。
以上、本発明によれば、前記回路において、呼出信号送
出開始および送出停止時の過渡現象は抑圧され、呼出信
号送出停止機能の誤動作、或いは隣接回路へのインパル
ス雑音の発生を防止可能となる。
出開始および送出停止時の過渡現象は抑圧され、呼出信
号送出停止機能の誤動作、或いは隣接回路へのインパル
ス雑音の発生を防止可能となる。
第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による呼出信号送出回路を示す図、第３図は第２図
における信号波形の一例を示す図、第４図は可変抵抗素
子の他の一例を示す図、第５図は従来ある呼出信号送出
回路の一例を示す図である。 図において、１は加入者電話機、２は加入者線、３は給
電回路、４は接点、５は呼出信号発生装置、６は変成
器、７は直流電源、８、11および14は抵抗、９はリレ
ー、10および18はドライバ、12はコンデンサ、13はバッ
ファ、15は可変抵抗素子、16は時限回路、17はゲート、
ＡはＡ線、ＢはＢ線、ａは呼出制御信号、ｂ、ｃおよび
ｄは出力信号、ｒは呼出信号、t0、t1およびt2は時点、
を示す。
施例による呼出信号送出回路を示す図、第３図は第２図
における信号波形の一例を示す図、第４図は可変抵抗素
子の他の一例を示す図、第５図は従来ある呼出信号送出
回路の一例を示す図である。 図において、１は加入者電話機、２は加入者線、３は給
電回路、４は接点、５は呼出信号発生装置、６は変成
器、７は直流電源、８、11および14は抵抗、９はリレ
ー、10および18はドライバ、12はコンデンサ、13はバッ
ファ、15は可変抵抗素子、16は時限回路、17はゲート、
ＡはＡ線、ＢはＢ線、ａは呼出制御信号、ｂ、ｃおよび
ｄは出力信号、ｒは呼出信号、t0、t1およびt2は時点、
を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】加入者電話機（１）に断続的な呼出信号
（ｒ）を送出する回路において、 前記呼出信号（ｒ）を加入者線（２）に送出する経路
に、抵抗値を制御可能な可変抵抗（100）を挿入し、 該可変抵抗（100）の抵抗値を前記呼出信号（ｒ）を送
出開始後に漸減させ、前記呼出信号を送出停止直前に漸
増させる送出制御手段（200）を設けることを特徴とす
る呼出信号送出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21942485A JPH0681181B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 呼出信号送出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21942485A JPH0681181B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 呼出信号送出回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6278941A JPS6278941A (ja) | 1987-04-11 |
| JPH0681181B2 true JPH0681181B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16735172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21942485A Expired - Lifetime JPH0681181B2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 呼出信号送出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681181B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001136277A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Fujitsu Ltd | リンガ信号送出装置 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP21942485A patent/JPH0681181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6278941A (ja) | 1987-04-11 |
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