JPH0680151A - 破断可能なキャップを有するプラスチック材料からなるチューブ、カバー付きのチューブ、及び該チューブの使用 - Google Patents
破断可能なキャップを有するプラスチック材料からなるチューブ、カバー付きのチューブ、及び該チューブの使用Info
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】本発明は捻りにより破断し得る水密性キャップ
を有するヘッドを持つチューブに関する。 【構成】 該キャップ５は、チューブ１の軸に対して１
０度よりも小さい角度で傾斜する多角形輪郭６の側面
と、該側面と、０．０５から０．１８ｍｍの最小の厚み
とを有する少なくとも一つの薄い部分と、少なくとも
１．５倍厚い少なくとも一つの部分を有するキャップ５
の内面との間に含まれる破断領域とを有している。本発
明は又、キャップ５の周辺の無傷の状態を維持すると共
に、捻りによりキャップ５を破断するようにキャップ５
を嵌め込むキーを含んでいるカバーを伴うチューブ１
と、特に、貯蔵、及び計測された液滴状態の液体の分配
のためのカバー付きチューブ１の使用に関する。チュー
ブ１は、典型的には、医療又は化粧用液体の貯蔵及び分
配のために使用される。
を有するヘッドを持つチューブに関する。 【構成】 該キャップ５は、チューブ１の軸に対して１
０度よりも小さい角度で傾斜する多角形輪郭６の側面
と、該側面と、０．０５から０．１８ｍｍの最小の厚み
とを有する少なくとも一つの薄い部分と、少なくとも
１．５倍厚い少なくとも一つの部分を有するキャップ５
の内面との間に含まれる破断領域とを有している。本発
明は又、キャップ５の周辺の無傷の状態を維持すると共
に、捻りによりキャップ５を破断するようにキャップ５
を嵌め込むキーを含んでいるカバーを伴うチューブ１
と、特に、貯蔵、及び計測された液滴状態の液体の分配
のためのカバー付きチューブ１の使用に関する。チュー
ブ１は、典型的には、医療又は化粧用液体の貯蔵及び分
配のために使用される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はその出口開口を密封する
破断可能なキャップが頂上につけられたプラスチック材
料からなるチューブに関しており、該チューブは該キャ
ップが回転により係合し且つ破断されるのを可能にする
キーを含むストッパを可能であれば備える。
破断可能なキャップが頂上につけられたプラスチック材
料からなるチューブに関しており、該チューブは該キャ
ップが回転により係合し且つ破断されるのを可能にする
キーを含むストッパを可能であれば備える。
【０００２】
【従来の技術】キャップの側面に担持されたレリーフ上
に内部レリーフにより嵌合するカバーを伴うこのタイプ
のチューブは、欧州特許ＥＰ−Ｂ−119145号（米国特許
ＵＳ−Ａ−4527700号）から知られている。キャップの
ベースは、チューブネックの穴の端部の破断し得る領域
に接続されており、キャップの相補的なレリーフにより
キャップ上に嵌められたカバーの回転は、キャップが捻
りにより該領域を破断しながらキャップが嵌まることを
可能にする。キャップは、カバーの内部レリーフにおい
て強制的に嵌められるとカバーの中で保持される。穴の
直径は典型的に２．５から１０ｍｍであった。
に内部レリーフにより嵌合するカバーを伴うこのタイプ
のチューブは、欧州特許ＥＰ−Ｂ−119145号（米国特許
ＵＳ−Ａ−4527700号）から知られている。キャップの
ベースは、チューブネックの穴の端部の破断し得る領域
に接続されており、キャップの相補的なレリーフにより
キャップ上に嵌められたカバーの回転は、キャップが捻
りにより該領域を破断しながらキャップが嵌まることを
可能にする。キャップは、カバーの内部レリーフにおい
て強制的に嵌められるとカバーの中で保持される。穴の
直径は典型的に２．５から１０ｍｍであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】典型的に１．２から４
ｍｍのより小さな直径をしばしば有する穴の場合は、不
透過性の破断され得るキャップの剛性及びそれを把持す
る能力が問題となる。更に、液滴で送出されるべき製品
を含むチューブの場合、液滴の切り離しのための部分が
完全に保護される必要がある。出願人は、これらの問題
を解決する破断され得る水密性キャップのチューブの向
上を目指す。
ｍｍのより小さな直径をしばしば有する穴の場合は、不
透過性の破断され得るキャップの剛性及びそれを把持す
る能力が問題となる。更に、液滴で送出されるべき製品
を含むチューブの場合、液滴の切り離しのための部分が
完全に保護される必要がある。出願人は、これらの問題
を解決する破断され得る水密性キャップのチューブの向
上を目指す。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、捻りにより破
断され得る耐漏洩キャップが頂上につけられたヘッドを
有するプラスチック材料からなるチューブであって、該
キャップは、該チューブの該ヘッドに接続するベースか
ら離れるにつれチューブの軸に対し10度より小さい角度
で傾斜した母線により形成された多角形の輪郭の側面を
該ヘッドに接続するベースまで有しており、該キャップ
は、該側面と、該軸に対し垂直に連続的円形断面を有す
る内面との間に含まれる破断領域を有しており、該側面
及び該内面は一緒になって、０．０５から０．１５ｍｍ
の間の最小の肉厚の一つの薄い部分と、該最小の肉厚よ
りも少なくとも１．５倍大きい最大の厚さの肉厚とを規
定するチューブに関する。
断され得る耐漏洩キャップが頂上につけられたヘッドを
有するプラスチック材料からなるチューブであって、該
キャップは、該チューブの該ヘッドに接続するベースか
ら離れるにつれチューブの軸に対し10度より小さい角度
で傾斜した母線により形成された多角形の輪郭の側面を
該ヘッドに接続するベースまで有しており、該キャップ
は、該側面と、該軸に対し垂直に連続的円形断面を有す
る内面との間に含まれる破断領域を有しており、該側面
及び該内面は一緒になって、０．０５から０．１５ｍｍ
の間の最小の肉厚の一つの薄い部分と、該最小の肉厚よ
りも少なくとも１．５倍大きい最大の厚さの肉厚とを規
定するチューブに関する。
【０００５】得られた構成のおかげで、キャップはチュ
ーブのヘッドとの接続まで充分に剛性である。キャップ
の内部空洞ベースのより厚い部分がこの剛性を生み出
し、はるかにより薄いがさらに小型で、耐漏洩性があ
り、捻りによる破断の開始位置を形成する中間部分の射
出成形と獲得を容易にする。キャップは、剛性であり、
環状又は僅かに円錐形状を有しているため、キャップの
把持、好ましくはキャップの適当なキーの嵌め込みは簡
単化され、操作によりキャップが曲がり、その周辺を損
傷させる危険はない。
ーブのヘッドとの接続まで充分に剛性である。キャップ
の内部空洞ベースのより厚い部分がこの剛性を生み出
し、はるかにより薄いがさらに小型で、耐漏洩性があ
り、捻りによる破断の開始位置を形成する中間部分の射
出成形と獲得を容易にする。キャップは、剛性であり、
環状又は僅かに円錐形状を有しているため、キャップの
把持、好ましくはキャップの適当なキーの嵌め込みは簡
単化され、操作によりキャップが曲がり、その周辺を損
傷させる危険はない。
【０００６】実際に、チューブの内部を構成する各材料
に対する認証実験を、含まれた製品に対して行わなけれ
ばならず、本発明のキャップを備えるチューブヘッド
は、内部面がヘッドと同一のプラスチック材料により形
成されているスカート上に好ましくは成形されている。
キャップの直接の周辺に影響する残留歪曲無しに、引き
延ばし方法でキャップを破断するために、０．８８と
０．９３ｇ／ｃｍ3の間の密度を有する低密度ポリエチ
レンか、又は低密度線状ポリエチレンが、成形ヘッド及
び少なくともスカートの内部のための共通のプラスチッ
ク材料として好ましくは選択される。
に対する認証実験を、含まれた製品に対して行わなけれ
ばならず、本発明のキャップを備えるチューブヘッド
は、内部面がヘッドと同一のプラスチック材料により形
成されているスカート上に好ましくは成形されている。
キャップの直接の周辺に影響する残留歪曲無しに、引き
延ばし方法でキャップを破断するために、０．８８と
０．９３ｇ／ｃｍ3の間の密度を有する低密度ポリエチ
レンか、又は低密度線状ポリエチレンが、成形ヘッド及
び少なくともスカートの内部のための共通のプラスチッ
ク材料として好ましくは選択される。
【０００７】実施するのに簡単であり、特別に満足する
剛性と破断可能性とを提供する典型的な解決方法による
と、破断領域の外面が四角い輪郭を有しており、その中
空内部面が、チューブの縦軸及びキャップに対して垂直
に、該四角い外面に関して同心化された連続的な円形断
面を有しており、外面と内面の間に含まれる壁が漸進的
に薄くなり且つ厚くなることにより、厚い部分の間に含
まれる二つの薄い部分の各々の最小の肉厚よりも２．５
から４倍大きい二つの厚い部分の各々の最大の肉厚をも
たらす結果となる。該中空内面は典型的に該軸の回りの
回転面である。
剛性と破断可能性とを提供する典型的な解決方法による
と、破断領域の外面が四角い輪郭を有しており、その中
空内部面が、チューブの縦軸及びキャップに対して垂直
に、該四角い外面に関して同心化された連続的な円形断
面を有しており、外面と内面の間に含まれる壁が漸進的
に薄くなり且つ厚くなることにより、厚い部分の間に含
まれる二つの薄い部分の各々の最小の肉厚よりも２．５
から４倍大きい二つの厚い部分の各々の最大の肉厚をも
たらす結果となる。該中空内面は典型的に該軸の回りの
回転面である。
【０００８】液滴の形態で液体を送出するためのチュー
ブの場合は、キャップのベースは、ヘッドのフレヤ状環
状窪みの中でチューブのヘッドと接続されており、該窪
みの露出端の直径は、該キャップのベースの外幅よりも
２ｍｍ未満大きく、且つ該キャップは該直径と少なくと
も等しい高さで該露出端を超える。キャップのレリーフ
は、操作によって引き起こされ得る損傷からキャップの
ベースの直接周辺である窪みを保護する。窪みの側壁
は、典型的に円錐台形状であり、且つ、チューブの開口
により形成されたキャップの破断面により下方に向かい
内部で補充される液滴形成の円錐台の頂上を形成する。
この破断面の微粗度は液滴がひっかかるための場所を形
成すると共に、さらに簡単に液滴が形成され、膨張し、
１ｃｍ3に当たり１９から２１個の液滴を生じさせるこ
とを可能とする。該窪みの露出端の直径は２．５から７
ｍｍであり、キャップのベースの外幅は２から６ｍｍで
ある。
ブの場合は、キャップのベースは、ヘッドのフレヤ状環
状窪みの中でチューブのヘッドと接続されており、該窪
みの露出端の直径は、該キャップのベースの外幅よりも
２ｍｍ未満大きく、且つ該キャップは該直径と少なくと
も等しい高さで該露出端を超える。キャップのレリーフ
は、操作によって引き起こされ得る損傷からキャップの
ベースの直接周辺である窪みを保護する。窪みの側壁
は、典型的に円錐台形状であり、且つ、チューブの開口
により形成されたキャップの破断面により下方に向かい
内部で補充される液滴形成の円錐台の頂上を形成する。
この破断面の微粗度は液滴がひっかかるための場所を形
成すると共に、さらに簡単に液滴が形成され、膨張し、
１ｃｍ3に当たり１９から２１個の液滴を生じさせるこ
とを可能とする。該窪みの露出端の直径は２．５から７
ｍｍであり、キャップのベースの外幅は２から６ｍｍで
ある。
【０００９】一般に、キャップの内面はキャップの逆を
形成するアーチであるか、キャップの逆を形成するアー
チに属しており、該アーチは、キャップの高さに比較し
て低く、一般的には１．３ｍｍよりも小さい高さを有し
ており、キャップを破断した後、チューブの穴の部分を
形成する円筒状軸方向内面に接続する。
形成するアーチであるか、キャップの逆を形成するアー
チに属しており、該アーチは、キャップの高さに比較し
て低く、一般的には１．３ｍｍよりも小さい高さを有し
ており、キャップを破断した後、チューブの穴の部分を
形成する円筒状軸方向内面に接続する。
【００１０】キャップのベースは前述のフレヤ状環状窪
みにより囲まれている場合は、該窪みは、それ自体実質
的に円錐台形状であって、キャップの破断側面により延
長されている円錐台形側面を有しており、チューブヘッ
ドの円筒状軸方向内面で前述されたように連続的液滴を
形成するための面を形成し、ユニットが較正された液滴
の排出を可能にする。
みにより囲まれている場合は、該窪みは、それ自体実質
的に円錐台形状であって、キャップの破断側面により延
長されている円錐台形側面を有しており、チューブヘッ
ドの円筒状軸方向内面で前述されたように連続的液滴を
形成するための面を形成し、ユニットが較正された液滴
の排出を可能にする。
【００１１】チューブのキャップは、把持され得るか、
又はいずれかの手段により係合され、次に捻りにより破
断され得る。チューブは、好ましくは、チューブのヘッ
ドを覆うカバーを伴うか、又は備えており、該カバー
は、キャップと接触せず、該カバーがチューブから外さ
れて、逆さまにされる時、相対的回転において、キャッ
プを固定することにより、キャップを包囲することがで
きると共に、カバーの回転によりキャップが破断される
ことを可能にするキーを構成する中空空洞を頂上に有す
る。カバーの正しい回転のためには、逆さまにされたカ
バーが、チューブのヘッドを軸方向に押圧し、キャップ
の駆動面がキャップのベースの直径の少なくとも２倍の
高さを有し、キャップのテーパはベースに向かって広が
り、前述されたように、１０度より小さい半頂角を有す
る。
又はいずれかの手段により係合され、次に捻りにより破
断され得る。チューブは、好ましくは、チューブのヘッ
ドを覆うカバーを伴うか、又は備えており、該カバー
は、キャップと接触せず、該カバーがチューブから外さ
れて、逆さまにされる時、相対的回転において、キャッ
プを固定することにより、キャップを包囲することがで
きると共に、カバーの回転によりキャップが破断される
ことを可能にするキーを構成する中空空洞を頂上に有す
る。カバーの正しい回転のためには、逆さまにされたカ
バーが、チューブのヘッドを軸方向に押圧し、キャップ
の駆動面がキャップのベースの直径の少なくとも２倍の
高さを有し、キャップのテーパはベースに向かって広が
り、前述されたように、１０度より小さい半頂角を有す
る。
【００１２】この半頂角が５度より小さいか又は、０度
である場合、部品は単に押し込むことで嵌め合わされ
る。内部又は環境の清潔さを維持するために、キャップ
の側面が、好ましくは、軸に対して２度より小さく傾斜
しており、キーは、そのために、直径上で好ましくは
０．０５から０．２ｍｍの僅かな間隙を伴ってキャップ
を嵌め込み、キャップの破断の後、キャップをそこで保
持する。この保持は、キャップの多角形、及びカバー内
へのキャップの嵌め込みの相対的長さに関係し、力をか
けずに達成される。
である場合、部品は単に押し込むことで嵌め合わされ
る。内部又は環境の清潔さを維持するために、キャップ
の側面が、好ましくは、軸に対して２度より小さく傾斜
しており、キーは、そのために、直径上で好ましくは
０．０５から０．２ｍｍの僅かな間隙を伴ってキャップ
を嵌め込み、キャップの破断の後、キャップをそこで保
持する。この保持は、キャップの多角形、及びカバー内
へのキャップの嵌め込みの相対的長さに関係し、力をか
けずに達成される。
【００１３】キャップを縁どるフレヤ状環状窪みの状態
の更に良い保持を可能にするためには、カバーの中空又
は空洞キーを嵌める最端外部円錐を円錐の頂上に備える
のが良く、カバーのキーがキャップを囲む時、該円錐が
環状窪みに嵌まり込む。
の更に良い保持を可能にするためには、カバーの中空又
は空洞キーを嵌める最端外部円錐を円錐の頂上に備える
のが良く、カバーのキーがキャップを囲む時、該円錐が
環状窪みに嵌まり込む。
【００１４】カバーの別の改良によると、フレヤ状環状
窪みを囲む周辺環状溝をチューブのヘッドに設け、例え
ばネジ切りによりチューブ上に固定されるカバー中に、
チューブ上にカバーが完全に固定する位置で該環状溝中
に嵌め合う好ましくは環状の内部リブを備えることによ
り、該カバーにより覆われたチューブの貯蔵時にフレヤ
状の環状窪みの状態を良好に保護する。該溝及びリブ
は、キャップの破断の後、カバーによりチューブが不透
過的に密封されることを確実にする。
窪みを囲む周辺環状溝をチューブのヘッドに設け、例え
ばネジ切りによりチューブ上に固定されるカバー中に、
チューブ上にカバーが完全に固定する位置で該環状溝中
に嵌め合う好ましくは環状の内部リブを備えることによ
り、該カバーにより覆われたチューブの貯蔵時にフレヤ
状の環状窪みの状態を良好に保護する。該溝及びリブ
は、キャップの破断の後、カバーによりチューブが不透
過的に密封されることを確実にする。
【００１５】カバーによるキャップの良好な回転、キャ
ップの破断、及び、カバーの成形の精密度のために、カ
バーの材料は、チューブのヘッドの材料より硬い材料を
使用するのが好ましい。典型的には、低密度ポリエチレ
ン、又は低密度線状ポリエチレンのチューブヘッドの場
合は、高密度ポリエチレン又はポリプロピレンのカバー
である。チューブヘッドのプラスチック材料は、好まし
くは、既に記載されたようにチューブのスカートの内部
を形成するプラスチック材料と同一である。カバーより
も硬くないキャップはより簡単に保持される。
ップの破断、及び、カバーの成形の精密度のために、カ
バーの材料は、チューブのヘッドの材料より硬い材料を
使用するのが好ましい。典型的には、低密度ポリエチレ
ン、又は低密度線状ポリエチレンのチューブヘッドの場
合は、高密度ポリエチレン又はポリプロピレンのカバー
である。チューブヘッドのプラスチック材料は、好まし
くは、既に記載されたようにチューブのスカートの内部
を形成するプラスチック材料と同一である。カバーより
も硬くないキャップはより簡単に保持される。
【００１６】二つの重要な使用タイプが記載される必要
がある。
がある。
【００１７】−眼球用、又は化粧用に意図された貯蔵及
び分配用のキャップを包囲するフレヤ状環状窪みを必要
としない、チューブのみ、又はカバー付きチューブの使
用。
び分配用のキャップを包囲するフレヤ状環状窪みを必要
としない、チューブのみ、又はカバー付きチューブの使
用。
【００１８】−液体ワクチン又はホメオパシー液の貯蔵
及び液滴分配用の、液滴形成用フレヤ状環状窪み付きの
チューブの使用。
及び液滴分配用の、液滴形成用フレヤ状環状窪み付きの
チューブの使用。
【００１９】
−耐漏洩性チューブキャップは、キャップの破断領域に
おいてさえも、破断可能且つ剛性であり、操作中キャッ
プが曲がることを防ぐ。
おいてさえも、破断可能且つ剛性であり、操作中キャッ
プが曲がることを防ぐ。
【００２０】−キャップのベースの周辺、特に液滴形成
の受け皿は、操作により損傷される危険性がない。
の受け皿は、操作により損傷される危険性がない。
【００２１】−キャップ全体の剛性及びキャップの多角
形の輪郭はその小さい寸法にかかわらず、把持を容易に
する。
形の輪郭はその小さい寸法にかかわらず、把持を容易に
する。
【００２２】−この多角形及びその比較的大きい長さ
は、カバーのキーの中への嵌め込みと、この嵌め込みを
又容易にする小さな間隙にもかかわらず、その保持を容
易にする。
は、カバーのキーの中への嵌め込みと、この嵌め込みを
又容易にする小さな間隙にもかかわらず、その保持を容
易にする。
【００２３】
１） 図１は、低密度のポリエチレンのヘッド２が、ポ
リエチレンの内張りを有するスカート３上に成形されて
いるチューブ１を示す。ヘッド２は、ベース７の回りの
浅い環状窪み８を有する実質的に四角い輪郭６（図２）
を有する破断可能なキャップ５が上に乗る。図１の軸方
向断面は、キャップの切断領域１０の二つの厚い部分
９、９’を示しており、該切断領域は、キャップ５の逆
アーチ１１及び部位１３に結合された円形軸方向内面12
と、窪み８の底５０を構成するキャップ５の外部の脚部
との間である。最大の厚さ０．４ｍｍを有する９、９’
のような四つの部分は、底５０を通過する図２のＡＡ断
面に示されており、最小の厚さ０．１２ｍｍを有する１
４、１４’のような四つの薄い部分と互い違いになる。
捻りによるキャップ５の破断は、軸１６に対し僅かに傾
斜した円錐台形状破線１５に沿って位置され、円錐台１
５は円形接続13の近傍の窪み８の底から延長し、薄い部
分１４、１４’の０．１０ｍｍの最小の肉厚と最大の肉
厚が０．３３ｍｍのみの厚い部分９．９’とに対応す
る。円錐台形状の破線１５は、図５に示される。円錐台
形状破線１５が、含まれた液体の流れや液滴の形成に影
響することなく、僅かな不規則性を有するように、キャ
ップの四角い輪郭６は、ベース７の回りの窪み８（図
２）の拡張を可能にする。一般に、キャップは、キャッ
プのベースの回りに環状の窪み無しにチューブのヘッド
に接続され、接続半径は、概して０．５ｍｍよりも小さ
い。
リエチレンの内張りを有するスカート３上に成形されて
いるチューブ１を示す。ヘッド２は、ベース７の回りの
浅い環状窪み８を有する実質的に四角い輪郭６（図２）
を有する破断可能なキャップ５が上に乗る。図１の軸方
向断面は、キャップの切断領域１０の二つの厚い部分
９、９’を示しており、該切断領域は、キャップ５の逆
アーチ１１及び部位１３に結合された円形軸方向内面12
と、窪み８の底５０を構成するキャップ５の外部の脚部
との間である。最大の厚さ０．４ｍｍを有する９、９’
のような四つの部分は、底５０を通過する図２のＡＡ断
面に示されており、最小の厚さ０．１２ｍｍを有する１
４、１４’のような四つの薄い部分と互い違いになる。
捻りによるキャップ５の破断は、軸１６に対し僅かに傾
斜した円錐台形状破線１５に沿って位置され、円錐台１
５は円形接続13の近傍の窪み８の底から延長し、薄い部
分１４、１４’の０．１０ｍｍの最小の肉厚と最大の肉
厚が０．３３ｍｍのみの厚い部分９．９’とに対応す
る。円錐台形状の破線１５は、図５に示される。円錐台
形状破線１５が、含まれた液体の流れや液滴の形成に影
響することなく、僅かな不規則性を有するように、キャ
ップの四角い輪郭６は、ベース７の回りの窪み８（図
２）の拡張を可能にする。一般に、キャップは、キャッ
プのベースの回りに環状の窪み無しにチューブのヘッド
に接続され、接続半径は、概して０．５ｍｍよりも小さ
い。
【００２４】２）図３及び図４は又、１で示された第２
のチューブであり、唯一の変形は円錐台形状の側面壁１
８が縦方向の軸１６に対して４５度である環状の窪みに
より浅い窪み８（図１）が替わられており、側壁面18
が、キャップ（図５）の破断面１５と共に液滴の形成の
ための受け皿を形成する。チューブ１の関係ある寸法は
以下の通りであった。
のチューブであり、唯一の変形は円錐台形状の側面壁１
８が縦方向の軸１６に対して４５度である環状の窪みに
より浅い窪み８（図１）が替わられており、側壁面18
が、キャップ（図５）の破断面１５と共に液滴の形成の
ための受け皿を形成する。チューブ１の関係ある寸法は
以下の通りであった。
【００２５】−キャップ５は角にわずかなベベルを有す
る２．５ｘ２．５ｍｍの四角い断面を有しており、環状
窪み８０の底５０を形成する外部脚部５０からの全長が
５ｍｍである。
る２．５ｘ２．５ｍｍの四角い断面を有しており、環状
窪み８０の底５０を形成する外部脚部５０からの全長が
５ｍｍである。
【００２６】−窪み８０は３ｍｍの開口直径と０．５ｍ
ｍの深さを有する。
ｍの深さを有する。
【００２７】−円筒状軸方向開口部分１２は１ｍｍの高
さを有するアーチ１１に部位１３で接合される１．５ｍ
ｍの直径を有する。
さを有するアーチ１１に部位１３で接合される１．５ｍ
ｍの直径を有する。
【００２８】−破断領域１０における、部位１４のよう
な互い違いの薄い部分と部位９のような厚い部分（図
２）は、図１及び図２のチューブにおけるように環状窪
み８０（図３ｂ）の底５０の高さで裂け目に沿って同一
の厚さを有する。
な互い違いの薄い部分と部位９のような厚い部分（図
２）は、図１及び図２のチューブにおけるように環状窪
み８０（図３ｂ）の底５０の高さで裂け目に沿って同一
の厚さを有する。
【００２９】−チューブネックは８ｍｍの直径であり、
チューブのスカート３は、直径13ｍｍである。
チューブのスカート３は、直径13ｍｍである。
【００３０】図３ａは、チューブ１上に深くねじ切りさ
れたポリプロピレンのカバー20を示す。カバー20は、接
触することなくキャップ５を覆うと共に、その環状窪み
８０を取り囲むチューブ１の周辺環状溝23に、ネジ留め
位置で、窪み８０の開口端８１を超えて深く押し込まれ
るリブにより縁どられる円錐台形状の空洞２１を有して
いる（図３ａ及び図３ｂ）。窪み８０及びキャップ５
は、カバー２０のネジ留めの間、衝撃及び損傷から完全
に保護される。
れたポリプロピレンのカバー20を示す。カバー20は、接
触することなくキャップ５を覆うと共に、その環状窪み
８０を取り囲むチューブ１の周辺環状溝23に、ネジ留め
位置で、窪み８０の開口端８１を超えて深く押し込まれ
るリブにより縁どられる円錐台形状の空洞２１を有して
いる（図３ａ及び図３ｂ）。窪み８０及びキャップ５
は、カバー２０のネジ留めの間、衝撃及び損傷から完全
に保護される。
【００３１】カバー２０は又、その頂上が開いており、
且つキャップに対して幅方向に０．０８ｍｍの間隙があ
ると共に、深さ６ｍｍの四角い断面の空洞24を含む。空
洞24は、カバー２０がキャップ５を嵌め込み、キャップ
５の回転によりキャップ５を破断するとき、環状窪み８
０（図４）中に嵌まる外部円錐２５により囲まれる。こ
の破断は、カバー20の回転方向がどちらであれ、簡単に
成し遂げられ、カバーは、都合よく二つの平らなウィン
グ又はリブにより保持される。
且つキャップに対して幅方向に０．０８ｍｍの間隙があ
ると共に、深さ６ｍｍの四角い断面の空洞24を含む。空
洞24は、カバー２０がキャップ５を嵌め込み、キャップ
５の回転によりキャップ５を破断するとき、環状窪み８
０（図４）中に嵌まる外部円錐２５により囲まれる。こ
の破断は、カバー20の回転方向がどちらであれ、簡単に
成し遂げられ、カバーは、都合よく二つの平らなウィン
グ又はリブにより保持される。
【００３２】４） 図５は、カバー２０の中空空洞又
は、キー２４により閉じこめられたキャップ５の破断の
後の、図３及び図４のチューブ及びカバー20を示す。穴
１２と、液滴の形成のための受け皿とが計測された液滴
の送出を可能とすると共に、カバー２０はチューブ１が
各分配操作の後に蓋をすることを可能とする。
は、キー２４により閉じこめられたキャップ５の破断の
後の、図３及び図４のチューブ及びカバー20を示す。穴
１２と、液滴の形成のための受け皿とが計測された液滴
の送出を可能とすると共に、カバー２０はチューブ１が
各分配操作の後に蓋をすることを可能とする。
【００３３】本発明は、医療、医療補助、又は化粧用液
体、特に計測された液滴に分配されるべき液体ワクチン
の貯蔵及び分配のためのプラスチック材料のチューブに
適用される。
体、特に計測された液滴に分配されるべき液体ワクチン
の貯蔵及び分配のためのプラスチック材料のチューブに
適用される。
【図１】キャップを備える本発明に係わるチューブを示
す軸方向断面図である。
す軸方向断面図である。
【図２】破断領域におけるキャップの軸に対して垂直な
ＡＡの断面図である。
ＡＡの断面図である。
【図３ａ】左半分では、カバーにより覆われた本発明の
第２のチューブを示す軸方向断面を、右半分ではチュー
ブではなくカバーの軸方向断面を示す図である。
第２のチューブを示す軸方向断面を、右半分ではチュー
ブではなくカバーの軸方向断面を示す図である。
【図３ｂ】部分拡大図である。
【図４】逆さにされたカバーがキャップを囲む、同一の
半図面で同一のチューブを示す図である。
半図面で同一のチューブを示す図である。
【図５】カバーがキャップの破断の後に外され、キャッ
プが軸方向に切断されたカバーに閉じこめられている、
半図面でチューブを示す図である。
プが軸方向に切断されたカバーに閉じこめられている、
半図面でチューブを示す図である。
１ チューブ ２ ヘッド ３ スカート ４ 内張り ５ キャップ ６ 輪郭 ７ ベース ８ 窪み １１ アーチ ５０ 底
Claims (15)
- 【請求項１】 捻りにより破断され得る耐漏洩キャップ
が頂上につけられたヘッドを有するプラスチック材料か
らなるチューブであって、前記キャップは、前記チュー
ブの軸に対し10度より小さい角度で傾斜した母線により
形成された多角形の輪郭の側面を前記ヘッドに接続する
ベースまで有しており、前記キャップは、前記側面と、
前記軸に対し垂直に連続的な円形断面を有する内面との
間に含まれる破断領域を有しており、前記側面及び前記
内面は一緒になって、０．０５から０．１８ｍｍの間の
最小の肉厚の少なくとも一つの薄い部分と、前記最小の
肉厚よりも少なくとも１．５倍大きい最大の厚さの肉厚
とを規定するチューブ。 - 【請求項２】 前記ヘッドがスカートの上に成形されて
おり、前記ヘッドのプラスチック材料は、前記スカート
の内面を形成するプラスチック材料と同一であり、且つ
０．８８から０・９３ｇ／ｃｍ3の間の密度を有する低
密度ポリエチレンか、又は低密度線状ポリエチレンのい
ずれかである請求項１に記載のチューブ。 - 【請求項３】 前記破断領域は、前記厚い部分と交互に
なる少なくとも二つの前記薄い部分を含んでおり、各厚
い部分の最大肉厚は、各薄い部分の最小肉厚よりも2.5
から４倍大きい請求項１に記載のチューブ。 - 【請求項４】 前記キャップのベースは、前記ヘッドの
フレヤ状環状窪みの中で前記ヘッドと接続されており、
前記窪みの露出端の直径は、前記キャップのベースの外
幅よりも２ｍｍ未満大きく、且つ前記キャップは、前記
直径と少なくとも等しい高さで前記窪みを超える請求項
１から３のいずれか一項に記載のチューブ。 - 【請求項５】 前記窪みの露出端の直径は２．５から７
ｍｍの間であり、キャップのベースの外幅は２から６ｍ
ｍの間である請求項４に記載のチューブ。 - 【請求項６】 前記キャップの内面は前記キャップの逆
を形成するアーチに属しており、前記アーチは、１．３
ｍｍよりも小さい高さを有しており、キャップを破断し
た後、チューブの穴の部分を形成する円筒状軸方向内面
に接続する請求項１から５のいずれか一項に記載のチュ
ーブ。 - 【請求項７】 前記ヘッドのフレヤ状環状窪みは、円錐
台形状側面を有しており、前記側面はキャップの破断面
により延長されていると共に 、液滴形成面を前記破断
面と共に形成し、チューブのヘッドの円筒状軸方向内面
にそそり立ち且つ接続されており、前記延長された円錐
台形状面及び前記軸方向内面は計測された液滴の排出を
可能とする請求項４に記載のチューブ。 - 【請求項８】 チューブの上に固定された取り外し可能
な前記カバーを伴う、又は備えるチューブであって、前
記カバーが、チューブのキャップに接触することなくチ
ューブのキャップを覆っており、且つ頂上で開口する中
空空洞を含んでおり、カバーが取り外されると共にひっ
くり返されたとき、キャップのベースの直径の少なくと
も２倍に等しい高さと、軸に対して10度よりも小さい傾
斜とを有するカバーによりキャップの駆動面を形成しな
がら、前記キャップを嵌め込むと共に、カバーの回転に
より前記キャップを破断することを可能にするキーを形
成する請求項１から３のいずれか一項に記載のカバー付
のチューブ。 - 【請求項９】 前記キャップの外部側面の母線は、縦軸
に対して少なくとも５度よりも小さく傾斜しており、前
記カバーのキーは、単に押し込むことにより完全に前記
キャップを嵌め込む請求項８に記載のカバー付のチュー
ブ。 - 【請求項１０】 前記母線は、前記軸に対して多くとも
２度傾斜しており、前記キーは、前記キャップを完全に
嵌め込んでおり、キャップの破断の後そこにキャップを
保持する請求項９に記載のカバー付のチューブ。 - 【請求項１１】 前記キャップのベースは、前記チュー
ブのヘッドの円錐台形状側面を有しているフレヤ状の環
状窪みにおいて、チューブのヘッドに接続しており、前
記カバーは、カバーの中空空洞を囲む最端外部円錐を頂
上に含んでおり、前記円錐は、前記カバーが前記キャッ
プ上を嵌め込むとき、前記環状窪みに嵌合する請求項８
から１０のいずれか一項に記載のカバー付のチューブ。 - 【請求項１２】 前記チューブのヘッドは、チューブの
環状窪みを囲む周辺環状溝を含んでおり、カバーは、チ
ューブに固定されており、且つカバーを固定するための
周辺環状溝に完全に係り合う環状内部リブを有する請求
項１１に記載のカバー付のチューブ。 - 【請求項１３】 前記チューブのヘッドは低密度ポリエ
チレン、又は低密度線状ポエチレンであり、カバーは、
高密度ポリエチレン又はポリプロピレンである請求項８
から１３のいずれか一項に記載のカバー付のチューブ。 - 【請求項１４】 眼球用又は化粧用目的に意図された液
体の貯蔵及び分配用の請求項１から３又は請求項８から
１０のいずれか一項に記載のチューブの使用。 - 【請求項１５】 液体ワクチン及びホメオパシー液の貯
蔵及び液滴分配用の請求項７、１１、又は１２のいずれ
か一項に記載のチューブの使用。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9207839A FR2692556B1 (fr) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | Tube en matiere plastique ayant un opercule dechirable, ledit tube avec une capsule et ses utilisations. |
| FR9207839 | 1992-06-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680151A true JPH0680151A (ja) | 1994-03-22 |
| JP3510290B2 JP3510290B2 (ja) | 2004-03-22 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5586672A (ja) |
| EP (1) | EP0575272B1 (ja) |
| JP (1) | JP3510290B2 (ja) |
| AT (1) | ATE133129T1 (ja) |
| CA (1) | CA2098547C (ja) |
| CZ (1) | CZ111793A3 (ja) |
| DE (1) | DE69301340T2 (ja) |
| DK (1) | DK0575272T3 (ja) |
| ES (1) | ES2082616T3 (ja) |
| FI (1) | FI932835A (ja) |
| FR (1) | FR2692556B1 (ja) |
| GR (1) | GR3018718T3 (ja) |
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