JPH0679885U - 雨水桝用蓋体 - Google Patents

雨水桝用蓋体

Info

Publication number
JPH0679885U
JPH0679885U JP2040793U JP2040793U JPH0679885U JP H0679885 U JPH0679885 U JP H0679885U JP 2040793 U JP2040793 U JP 2040793U JP 2040793 U JP2040793 U JP 2040793U JP H0679885 U JPH0679885 U JP H0679885U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
rainwater basin
rainwater
net body
basin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2040793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2585161Y2 (ja
Inventor
暁夫 馬場
春良 濁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Kasei Kogyo KK filed Critical Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority to JP2040793U priority Critical patent/JP2585161Y2/ja
Publication of JPH0679885U publication Critical patent/JPH0679885U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585161Y2 publication Critical patent/JP2585161Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 虫類などの侵入を防止でき、環境衛生を良好
に保持できる雨水桝用蓋体を提供する。 【構成】 蓋本体3に多数の透水孔4を設ける。ネット
体5を蓋本体3の上面に同一面状に設ける。雨水桝用蓋
体1を雨水桝の上面開口部に開閉自在に嵌着する。 【効果】 ネット体5にて虫類などの雨水桝内への侵入
を防止できる。雨水桝内でぼうふらが発生することがな
い。環境衛生を良好に保持できる。蓋体1上に溜まった
土砂を箒や手などで容易に除去できる。蓋体1の透水面
積が減少しない。透水性を良好に維持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各家庭の雨樋、その他の雨水受けまたは地表などからの雨水などを 集中流入させる雨水桝に用いる蓋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の雨水桝用蓋体としては、把手用並びに雨水侵入用の比較的大きい 長孔が開口されている構造が採られ、この雨水桝用蓋体の長孔から雨水が桝体内 に侵入し、桝体下部の泥溜め部を介して下流側に流出するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、雨水桝用蓋体に長孔が開口された構造が採られているので、こ の長孔から蚊等の虫類が桝体の泥溜め部に侵入し、ぼうふらが発生する場合があ り、非衛生になるという問題を有している。
【0004】 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、虫類などの侵入を防止でき環境 衛生を良好に保持できる雨水桝用蓋体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の雨水桝用蓋体は、雨水桝の上面開口部に開閉自在に嵌着 される雨水桝用蓋体において、透水孔を有する蓋本体の上部にネット体を設けた ものである。
【0006】 請求項2記載の考案の雨水桝用蓋体は、請求項1記載の雨水桝用蓋体において 、ネット体を蓋本体の上面に同一面状に設けたものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の考案の雨水桝用蓋体では、蓋本体の上部に設けたネット体にて 虫類などの蓋本体の透水孔への侵入および雨水桝内への侵入が防止されるので、 雨水桝内でぼうふらが発生することなく、環境衛生を良好に保持できる。
【0008】 請求項2記載の考案の雨水桝用蓋体では、ネット体を蓋本体の上面に同一面状 に設けたので、蓋体上に溜まった土砂を箒や手などで容易に除去できる。このた め、蓋体の透水面積が減少することなく、透水性を良好に維持できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の雨水桝用蓋体の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1ないし図4において、1は雨水桝2(図1)の上面開口部に開閉自在に嵌 着される雨水桝用蓋体で、口径が例えば200mm 以下で、この蓋体1の蓋本体3は 、塩化ビニルなどの合成樹脂にて成型され、多数の上下に貫通する透水孔4が形 成されている。
【0011】 5は合成樹脂または金属にて形成されたネット体で、このネット体5は、前記 透水孔4を覆うように前記蓋本体3の上面に同一面状に設けられている。すなわ ち、このネット体5の上面が蓋本体3の外縁部3aの上面と同一面をなすようにネ ット体5の屈曲された外縁部5aが蓋本体3の外縁部3aの上部にインサート成型さ れ、また図3に示すように、ネット体5は複数のボス6にて上方から押止されて いる。なお、図5はネット体5の断面図である。
【0012】 また、このネット体5の網目の大きさは、蚊などの虫類が通過できない程度に 小さくかつ土砂などによる目詰まりが生じない程度に大きくなければならず、例 えばメッシュ14程度に形成される。
【0013】 さらに、前記蓋本体3の外縁部3aは、上部には把手用の一対の切欠孔7が形成 され、外周面下部には弾性環体8が嵌着される環状凹部9が凹設されている。
【0014】 図1において、11は前記雨水桝2の桝本体で、この桝本体11は、合成樹脂にて 成型され、上部と下部に拡径された受口12,13がそれぞれ形成され、側部には1 つの流出口14と3つの流入口15(図1の右側)、流入口16(図1の前面側)およ び流入口17(図1の背面側)がそれぞれ略直交状に突設されている。
【0015】 18,19はそれぞれ前記受口12,13に嵌合される合成樹脂製の高さ調節管で、こ のうち高さ調節管19は、底面が閉塞具20にて閉塞され、内部には泥溜め部21が形 成されている。
【0016】 22は前記高さ調節管18の上部に嵌着される蓋受け体で、この蓋受け体22は、合 成樹脂にて成型され、上部内周には前記蓋体1が開閉自在に嵌着される蓋受け段 部23が形成されている。
【0017】 24は前記桝本体11の泥溜め部21に挿脱自在に配設される泥溜め容器で、この泥 溜め容器24は、合成樹脂にて成型され、略筒状で底部が閉塞され、上部には把手 25が設けられている。
【0018】 次にこの実施例の作用を説明する。
【0019】 まず、図1に示すように、蓋体1、泥溜め容器24を配設しない状態で、上記構 造の雨水桝2を設置現場に設置し、3つの流入口15,16,17のうち必要な箇所に 上流側の管体(図示せず)を接続し、使用しない箇所をキャップ(図示せず)で 閉塞し、流出口14に下流側の管体(図示せず)を接続する。
【0020】 次に、把手25を持って泥溜め容器24を高さ調節管18の上方から入れ、泥溜め部 21に配設する。次に、蓋体1の環状凹部9に弾性環体8を嵌着した後、この蓋体 1を蓋受け段部23に嵌着する。
【0021】 そうして、土砂を含む雨水などの排水が上流側の管体および蓋体1のネット体 5および透水孔4を通過して雨水桝2下部の泥溜め容器24に流入し、泥溜め容器 24の底部には土砂などが堆積して泥状の沈殿物が形成されるとともに、上澄の排 水が流出口14から下流側に流出する。そして、泥溜め容器24に沈殿物が溜まった とき、蓋体1を開け、把手25を持って泥溜め容器24を取り出し、沈殿物を捨てた 後、元の位置に配設する。
【0022】 そして、蓋本体3の上部に設けたネット体5にて虫類などの蓋本体3の透水孔 4への侵入が防止され、したがって虫類などの雨水桝2内への侵入が防止される ので、雨水桝2内でぼうふらが発生することなく、環境衛生を良好に保持できる 。
【0023】 また、ネット体5が蓋本体3の上面に同一面状に設けられているので、蓋体1 の上面に堆積した土砂を手や箒などで一拭きすることにより、容易に除去するこ とができる。このため、蓋体1の透水面積が減少することなく、透水性を良好に 維持できる。これに対して、図6に示すように、例えばネット体5を蓋本体3の 上面より下側に設ける構造を採ると、ネット体5上の隅部5bに溜まった土砂26の 除去が困難になり、蓋体1の透水面積が減少し、透水性が悪くなるので、好まし くない。
【0024】 さらに、図6に示すように、ネット体5を蓋本体3の上面より下側に設ける構 造を採った場合、ネット体5の外縁部5aを屈曲しない状態で、蓋本体3の外縁部 3aの中間部にインサートすることは容易である。これに対して、本実施例では、 ネット体5を蓋本体3の上面に同一面状にかつしっかりと設けるため、ネット体 5の外縁部5aを屈曲した状態で、蓋本体3の外縁部3aの上部にインサートして、 ネット体5の脱落を防止している。
【0025】 なお、上記実施例では、図1ないし図5に示す形状のネット体5について説明 したが、本考案はこれに限られるものではなく、例えば図7に示すように外縁部 5cを直角に折り曲げたり、あるいは図8に示すように外縁部5dの先端部5eをさら に折り畳むなど、種々の形状を採ることができる。さらに、図9に示すように、 金属製のネット体5の下側に金属製の補強材27を、例えば十字状に配置し、この 補強材27をスポット熔接でネット体5に取付けて、ネット体5の強度を向上させ ることができる。
【0026】 また、本考案の蓋体1が嵌着される雨水桝2の構造は、図1に示す構造に限ら れるものではなく、1つの流入口または2つの流入口を種々の角度方向で設けた 構造あるいは流入口を全く設けない構造などの種々の構造の雨水桝に、本考案の 蓋体1を使用することができる。
【0027】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、蓋本体の上部に設けたネット体にて虫類などの 蓋本体の透水孔への侵入および雨水桝内への侵入が防止されるので、雨水桝内で ぼうふらが発生することなく、環境衛生を良好に保持できる。
【0028】 請求項2記載の考案によれば、ネット体を蓋本体の上面に同一面状に設けたの で、雨水桝用蓋体上に溜まった土砂を箒や手などで容易に除去できる。このため 、蓋体の透水面積が減少することなく、透水性を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の雨水桝用蓋体の使用状態を
示す縦断面図である。
【図2】図1の雨水桝用蓋体と蓋受け体を示す拡大断面
図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】雨水桝用蓋体と蓋受け体を示す一部拡大断面図
である。
【図5】ネット体を示す断面図である。
【図6】ネット体の他の配設方法を示す一部断面図であ
る。
【図7】ネット体の他の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図8】ネット体の他の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図9】ネット体と補強材を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 雨水桝用蓋体 2 雨水桝 3 蓋本体 4 透水孔 5 ネット体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水桝の上面開口部に開閉自在に嵌着さ
    れる雨水桝用蓋体において、 透水孔を有する蓋本体の上部にネット体を設けたことを
    特徴とする雨水桝用蓋体。
  2. 【請求項2】 ネット体を蓋本体の上面に同一面状に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の雨水桝用蓋体。
JP2040793U 1993-04-20 1993-04-20 雨水桝用蓋体 Expired - Lifetime JP2585161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2040793U JP2585161Y2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 雨水桝用蓋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2040793U JP2585161Y2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 雨水桝用蓋体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0679885U true JPH0679885U (ja) 1994-11-08
JP2585161Y2 JP2585161Y2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=12026184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2040793U Expired - Lifetime JP2585161Y2 (ja) 1993-04-20 1993-04-20 雨水桝用蓋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2585161Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07292758A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Aron Kasei Co Ltd 合成樹脂製雨水ます
JP2011208427A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Aron Kasei Co Ltd 雨水ます用のバケットおよびこのバケットを備えた雨水ます
JP2016220871A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 吉田プラ工業株式会社 ネット付き中蓋を備えた化粧料容器、ネット付き中蓋、ネット付き中蓋の製造方法、および金型

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07292758A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Aron Kasei Co Ltd 合成樹脂製雨水ます
JP2011208427A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Aron Kasei Co Ltd 雨水ます用のバケットおよびこのバケットを備えた雨水ます
JP2016220871A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 吉田プラ工業株式会社 ネット付き中蓋を備えた化粧料容器、ネット付き中蓋、ネット付き中蓋の製造方法、および金型

Also Published As

Publication number Publication date
JP2585161Y2 (ja) 1998-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0679885U (ja) 雨水桝用蓋体
JP2000008475A (ja) 合成樹脂製溜めます
JPH0676484U (ja) 合成樹脂製雨水桝
JPS6233811Y2 (ja)
JP2004169295A (ja) 雨水浸透桝
JPH0752234Y2 (ja) 雨水浸透桝
JPH0124232Y2 (ja)
CN218027178U (zh) 一种可侧向排水的桥梁泄水管
JPH0124233Y2 (ja)
CN210713138U (zh) 一种带有沉淀装置的雨水口
JPS5835744Y2 (ja) 排水トラツプ
KR200209631Y1 (ko) 빗물받이 구조
JP2833869B2 (ja) トラップ付き排水桝装置
JP2009108563A (ja) ます内に配置されるフィルター装置およびそれを備えたフィルターます
JP2557257Y2 (ja) 集水桝
JPH07292758A (ja) 合成樹脂製雨水ます
JPH0827976A (ja) 排水管カバー
JPS5854505Y2 (ja) 排水落し口
JPS6223901Y2 (ja)
JPS5828077Y2 (ja) 集水桝
JP3039306U (ja) 雨樋用着脱式取水装置
JPH0957242A (ja) 汚水処理槽用マンホールの構造
JPH0730756Y2 (ja) 擁壁の水抜き孔用フィルタ
JPH06306925A (ja) 雨水桝
JPH0565737A (ja) 溜め桝

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10