JPH0679652A - 空気圧往復動工具 - Google Patents

空気圧往復動工具

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JPH0679652A
JPH0679652A JP21667891A JP21667891A JPH0679652A JP H0679652 A JPH0679652 A JP H0679652A JP 21667891 A JP21667891 A JP 21667891A JP 21667891 A JP21667891 A JP 21667891A JP H0679652 A JPH0679652 A JP H0679652A
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pneumatic
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JP21667891A
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Allan David Thomson
トムソン アラン デビッド
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John MacDonald and Company Pneumatic Tools Ltd
Original Assignee
John MacDonald and Company Pneumatic Tools Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/24Damping the reaction force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/11Arrangements of noise-damping means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】必要な工具の強度や耐損傷性を犠牲にすること
なく比較的安価な標準的工業材料を使用した空気圧往復
動工具を提供する。 【構成】空気圧往復動工具は、シリンダ本体12と、継
続の使用中に前記シリンダ本体内で往復動する空気圧作
動のピストン110とを具備し、空気が前記の使用中に
前記シリンダ本体の排気ポート24から排出される。こ
の空気圧工具は、前記シリンダ本体の実質的に全体を取
巻きかつ長い金属の中空構造部分で形成された消音装置
126を含んでいる。前記消音装置を前記空気圧工具に
取付ける取付け手段128、130がさらに設けられ、
任意に振動減衰装置を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気圧工具に関し、詳細
には空気圧工具の消音と制振とに関する。
【0002】
【従来の技術】空気圧工具は圧縮気体により駆動され
る。この圧縮気体としては一般に空気が用いられるが、
空気に限定されるわけではない。本明細書においては
「空気」又は「空気工具」というときには、明らかに違
う意味で用いている場合を除き、それぞれ「気体一般」
或いは「空気圧工具一般」を意味している。
【0003】舗装破砕工具、ハンマ、リベット打ち機等
の空気圧往復動工具は通常、金属製のシリンダ本体と、
これらの工具を使用中このシリンダ内を往復動する空気
圧駆動のピストンとを備えている。上記シリンダ本体
は、工具使用中に空気を排出する一つ又はそれ以上の排
気口を備えている。上記ピストンはシリンダ内で往復動
作するが、その往復動作行程の一方の端で運動エネルギ
を、例えば、たがね、すき等の軸方向に動く工具先端部
に衝撃的に伝達するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の空気圧往復動工
具は、使用後の空気を大気中に極めて急激に放出する構
造であるため非常に大きな騒音を発生する。当然のこと
ながら、これらの空気圧往復動工具の騒音防止のための
提案がなされており、それらは通常、工具の周囲に装着
するケーシングの形にされている。図1には、これらの
工具の周囲に装着するケーシングの一例を示す。この公
知の形式の消音装置は樹脂材料から作られており、工具
全体の重量をわずかにしか増加させないのであるが、以
下に述べる欠点を有している。すなわち、この樹脂製ケ
ーシングは工具自体に較べて強度が低く、しばしば工具
が受けることのある乱暴な取扱いによって容易に破損し
てしまうのである。更に、樹脂材料は、温度の変動や極
端な高、低温によって損傷や劣化を生じやすい問題があ
る。
【0005】空気圧往復動工具が更に有する問題は、本
来的に振動が大きいことであり、これは使用者を短時間
で疲労させるとともに、長期間の使用により使用者に肉
体的障害を生じさせる可能性があるという問題に結びつ
く。この問題についても振動の低減のための提案がなさ
れているが、それぞれの装置は複雑であり、工具の通常
の使用中に損傷を受けやすいという問題がある。
【0006】更に、空気圧往復動工具用の消音装置や、
(もし備えられているなら)防振装置は、一般に特別に
設計され製作された部材を必要とするため、特に泥やほ
こりの進入や損傷に耐えるように製作した場合、相当な
コスト増大を招くという問題もある。そこで、本発明は
上記課題に鑑み、本来的に簡易な構造であると共に、防
振装置を取付ける際の保護ハウジングとしても機能する
消音装置を備えた空気圧往復動工具を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリン
ダ状の本体と、工具の稼動時に該シリンダ内を往復動す
る空気圧駆動のピストンを備え、稼動時に空気を該シリ
ンダ本体の排気口から排出する空気圧往復動工具であっ
て、シリンダ本体の軸線と略平行な長手方向軸線を有す
る一定の長さの中空金属構造部を備えると共にシリンダ
本体をその排気口を含めて略全体的に包囲する消音装置
と、該消音装置を空気圧工具に装着するための装着手段
とを更に備える空気圧往復動工具が提供される。
【0008】前記中空の金属構造部は、通常、鋼鉄等の
標準的な工業材料製であり、正方形や長方形の一様な断
面形状を有するように構成されるが、円形或いは楕円形
状等の他の断面形状としても良い。従って、この中空金
属構造部は、特別製の鋳物や鍛造品等を用いる場合に較
べて、安価な材料を用いて本来的に大きな強度と耐衝撃
性や耐温度特性を持つようにすることができる。
【0009】更に、本発明による空気圧工具は、一定長
さの中空金属構造部を有する消音装置を備えているた
め、シリンダ本体と工具の他の部分とを接続する防振装
置を追加設置する際に保護ハウジングを提供することが
できる。従って防振装置を追設する場合には、防振装置
自体を本来的に泥やホコリや衝撃に耐えるようにする必
要がなく、防振機能のみを考慮して設計することができ
る。
【0010】更に、本発明による空気圧工具は、防振装
置が設けられているか否かにかかわらずシリンダ本体そ
のものの保護ハウジングとして機能する一定長さの中空
金属構造部を有するため、シリンダ本体や付属空気配管
を通常の金属管を用いて製作でき、従来のように、これ
ら通常の金属管より単価の高い特殊形造の鋳物や鍛造品
を使用する必要がない。従って本発明にれば、必要な工
具の強度や耐損傷性を犠牲にすることなく比較的安価な
標準的工業材料を使用して空気圧往復動工具を製作する
ことができる。
【0011】前記消音装置を空気圧工具に装着する装着
手段は、前記中空金属構造部の長手方向軸線に沿って間
隔を明けて配置した一対の板を備えるようにしても良
い。この板のうち一方は、前記中空金属構造部の前記一
定の長さ部分に固定されており、他方の板は、前記中空
金属構造部には固定されておらず、シリンダ本体に固定
され、(又はシリンダ本体に堅固に固定された部材に固
定され、)前記中空金属構造部内に緩く嵌装されてい
る。
【0012】中空金属構造部に固定された前記一方の板
はシリンダ本体(又は、シリンダ本体に堅固に固定され
た部材)に堅固に固定するか、若しくは弾性防振手段を
介してシリンダ本体(又はシリンダ本体に堅固に固定さ
れた部材)に弾性的に連結されている。前記一方の板が
上述のように弾性的に連結されている場合には、前記他
方の板はローラ装置を介して前記中空金属構造部内面に
対して滑動可能に設置され、前記他方の板とシリンダ本
体が前記中空金属構造部軸線まわりに回転することを防
止しながら前記他方の板とシリンダ本体とが前記中空金
属構造部軸線に沿って移動可能にしている。これによ
り、前記一方の板と前記中空金属構造部がシリンダ本体
に対して、弾性防振手段により弾性的に連結されていて
も、前記中空金属構造部に直接又は間接的に取付けられ
たハンドルに対して工具使用者が加える工具を回転させ
る方向の力がシリンダ本体と、シリンダ本体に回転可能
に取着された工具先端部とに伝達されるようになってい
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。先ず図1を参照するに、これは、英国特許明細
書GB2018904(及び米国対応US452619
0)に完全に記載された舗装用破砕工具10の公知形式
の断面正面図である。
【0014】舗装用破砕工具10は、工具10の使用時
にそのピストン14が往復動するシリンダボディ12を
基本的に有する。ピストン14は、手動操作式のスロッ
トルバルブ18の制御の下で空気入口16を通して導入
される圧縮空気によって駆動される。自動切換えバルブ
20は、圧縮空気がピストン14を越えて択一的にシリ
ンダボディ12内に及び(空気搬送導管22を通して)
ピストン14の下面に行くのを可能ならしめる。この択
一的な空気の導入は、シリンダボディ12内におけるピ
ストン14の複動的な往復動作を生じさせる。使用され
る空気は、シリンダボディ12の壁に形成された中央の
ピストン制御式の排気ポート24を通してピストン動作
の両方向に排出される。
【0015】その動作の最下端において、ピストン14
はタペット26と衝突し、タペット26は、ラッチリテ
ーナ32によってチャックハウジング30内にスライド
自在に保持される工具ビット28にピストンの動力学的
なエネルギを伝達する。
【0016】完全に結合されたシリンダ端部閉塞物及び
工具ハンドル34は、シリンダ密閉のため且つ工具10
操作用ハンドルとして機能するために、シリンダボディ
12の上端に締結される。ハンドル34は、プッシュロ
ッド38を介してスロットルバルブ18を制御するよう
に枢動ハンドレバー36を取着し、また、自動給油装置
40を組み込む。中空のプラスチックス製の消音ケーシ
ング42は、排気ポート24を囲み、従って工具10の
作動時の騒音を低減させるように、シリンダボディ12
の下端部外周に締結される。しかしながらプラスチック
ス製消音ケーシング42は、工具10の(合金落とし鍛
造で基本的に厚く形成された)残部と同じように頑丈で
はなく、プラスチック材料は、極端な加熱冷却によって
悪化し易い。
【0017】以下の記載は、単純な構造の中空断面の管
体を有するあつらえた鍛造による置換及び/又は振動低
減の選択を備える、頑丈ではないが消音上経済的な舗装
破砕工具の様々な典型的な実施態様に関する。図1の舗
装破砕工具の部分と機能的に等価であるあるいはそれと
等しい以下の実施例の部分は、同一の参照番号を付し、
従って、それらの部分の総ての記載に関しては、上記図
1の記載に基づいて為される。もし必要ならば、(その
参照番号が本明細書において用いられるものと一致しな
い)先述の英国特許明細書GB2018904に基づい
て参照番号が付されるべきである。
【0018】図2及び3を参照するに、これらは本発明
の第1の実施例を構成する空気を動力源とする舗装破砕
工具100を示す。工具100は、単純なボア、必要な
上部外部の肩部104、必要な下部外部の肩部106、
及び中央の排気ポート24、を有するように鍛造又は機
械加工により厚肉の管体で形成されたシリンダボディ1
2を有する。一片の結合されたピストン及びタペット1
10はシリンダボディ12のボア内を往復動し、タペッ
ト部分は止め輪114によってボア内に保持されたブッ
シュ112によって案内される。破砕工具100の上端
部は、自動切換えバルブ20のためのバルブハウジング
として役立つ複合的に結合された端部閉塞物及び工具ハ
ンドル34によって閉じられ且つ必要な空気通路を提供
するように穿設されている。なお、破砕工具100を駆
動させる手動操作式のスロットルバルブ18は、図2に
示されていない。
【0019】圧縮空気は、(図1と比較して)シリンダ
ボディ12の外部であるパイプ118によってピストン
/タペット110の下面に向かってバルブ20から導入
される。そして空気は、コネクタ120及びシリンダボ
ディ102を共にきつく取り囲む鋼製バンド124によ
ってシリンダボディ102の壁の側部ポート122に亘
って締結された直角の連結部材120によってボアの下
端に搬送される。図3においては、バンド124はエン
ドレスとして示してあるが、実際上は接続部を有する
(例えば、ウォーム歯車式クリップ)。図2の垂直断面
は、(図3と比較して)内部構造の詳細をより明瞭にす
るために角度的に斜交せしめられている。
【0020】シリンダボディ12を取り囲むのは、一般
的に正方形断面(図3参照)を有する所定長さの鋼SH
S(構造的中空部(Structural Hollow Section)) を有
する消音ケーシング126である。ケーシング126の
適当な寸法は、5ミリメートルの壁厚を有する120ミ
リメートル×120ミリメートルである。消音ケーシン
グ126は、上部プレート128及び下部プレート13
0によってシリンダボディ12の上に取着され、両プレ
ート128及び130は、消音ケーシング126を形成
するSHSの内部部分に嵌合される。
【0021】上部プレート128は、消音ケーシング1
26の内側表面に対してその外周で溶着される。上部プ
レート128は、上部外部の肩部104と結合された端
部閉塞物/工具ハンドル34との間に締結されることに
より、シリンダボディ12に対して中心的に取着され
る。
【0022】下部プレート130は、消音ケーシング1
26内に遊嵌され、且つ(上部プレート128と異な
り)消音ケーシング126に対して外周的に取着されな
い。その代わりに、下部プレート130は、消音ケーシ
ング126の内側表面から外周的な所定クリアランス1
32を有する。下部プレート130は、下部外部の肩部
106とチャックハウジング30との間に締結されるこ
とにより、シリンダボディ12に対して中心的に取着さ
れる。空気排出口134が下部プレート130に穿設さ
れている。
【0023】上部プレート128は、シリンダボディ1
02に消音ケーシング126の上端を取着し、他方、下
部プレート130は、シリンダボディ102の長手軸線
に関する消音ケーシング126の下端部の半径方向の実
質的作動を阻止する。2つのボルト(図示せず)は、工
具構成要素を共に保持し且つ工具回転トルクをハンドル
34からチャックハウジング30に伝達するため、ハン
ドル34とチャックハウジング30との間に延びる。
【0024】工具100の使用時において、中央の排気
ポート24を通して衝撃的に排出される使用空気は、消
音ケーシング126及び端部プレート128,130に
よって形成される消音ケーシングの内部容積内で減衰さ
れる圧力パルスを有する。従って、使用空気は、周囲の
環境に至るクリアランス132及び排出口134を通し
て、必然的な低い騒音レベルで比較的円滑に排出され
る。
【0025】上述の消音装置は構造が非常に単純である
という利点を有するが、消音装置ケーシング126の内
面に例えば鉱質綿などの浸透性充填材、および/または
多孔性あるいは無孔性の適切な阻流板を設けることによ
って空気脈動の緩衝効率を向上させ、その結果消音作用
を改善することができる。
【0026】図2及び図3に示されるように消音装置ケ
ーシング126が所定の長さの鋼製の中空断面構造体か
ら形成される消音装置によって更に重要な利点が得られ
る。標準的な機械材料であり従って原材料費が経済的で
あるこのような材料は元来強固であり、温度変動に対し
て耐性があるだけでなく、また工具100の使用によっ
て生成された砕石上に工具100が落下したり投げ出さ
れたりすることによって生じうる衝撃による損傷に対し
ても耐性がある。斯くして消音装置ケーシング126に
よって工具100の内部構成要素がこのような損傷に対
して保護される。消音装置ケーシング126のこの保護
機能は、例えば空気導管118を、衝撃による損傷に耐
えるのに必要とされる余計な強度を付与することなくそ
の圧力に耐えるのに適切な強度を有するように設計製造
することを可能ならしめる。斯くして空気導管118お
よびシリンダ本体12は、図1に示す従来技術の舗装破
砕工具の場合の比較的労力がかかり且つ費用がかかる押
し鍛造工程によってではなく、むしろ通常の金属製管工
程によって形成されることができる。この代りに、空気
導管118は所定の長さの可撓性を有するホースによっ
て置き換えられることも可能である。
【0027】図2及び図3に示す構造の空気圧工具の更
なる利点は、衝撃による損傷によって生じうるような消
音装置ケーシング126内のいかなるくぼみ又はゆがみ
も工具100の適切な機能に対してほとんど又は全く影
響を及ぼさない点である。
【0028】図4を参照すると、本発明に係わる第2の
実施例を構成する空気動力式舗装破砕工具200が概略
的に示されている。この舗装破砕工具200において、
図1に示される舗装破砕工具10と同様の構成要素に対
しては同一の参照符号を用いる。
【0029】破砕工具200のシリンダ本体12は消音
装置ケーシング202によって全体的に包囲され、この
消音装置ケーシング202は全体的に正方形断面を有す
る所定の長さの鋼製SHSを具備する。なお、消音装置
ケーシング202はこの代りに矩形または円形の断面を
有することもできる。消音装置ケーシング202はその
下端部において溶接された板204によって閉鎖され、
この板204はまたシリンダ本体12の下端部とチャッ
クハウジング30間に止められることにより装着板とし
ても機能する。ゴム製のガスケット206が消音装置ケ
ーシング202の上端部と、それに結合された上端蓋ま
たは工具ハンドル34との間に止められる。
【0030】工具200が使用されるとき、シリンダ本
体12から排気ポート24を介して放出される使用され
た空気の脈動は、ケーシング202と、端板204と、
上端蓋または工具ハンドル34によりその背面が支持さ
れたガスケット206とによって形成された消音装置内
部において減衰せしめられる。次いで、この使用された
空気は消音装置から図示しない通気出口を介して比較的
滑らかにかつ比較的静かに放出される。
【0031】消音装置ケーシング202に対してSHS
を使用することにより工具200には、図2及び図3に
示す工具100に関して上述したのと同様の機能的およ
び構造的利点が与えられる。これらの利点には、単純な
構造であり且つ強固でありしかも経済的である消音装置
ケーシング202が提供されること、また、平易な製管
工程によりシリンダ本体12および空気導管22を製造
することができることが含まれる。
【0032】次に図5を参照すると、本発明に係わる第
3の実施例を構成する空気動力式舗装破砕工具300が
示されている。この工具300は図2及び図3に示され
る工具100と全体的に同様であり、図1に関して上述
した舗装破砕工具の基本的な構成要素の他に工具300
は、シリンダ本体12を包囲する消音装置ケーシング3
02と、排気ポート24とを具備する。ケーシング30
2は全体的に正方形の断面を有する所定の長さの鋼製S
HSを具備する。
【0033】消音装置ケーシング302の下端部は、ケ
ーシング302の下端部上に図示しないピン又は溶接に
よって取り付けられた板304によって閉鎖される。こ
の板304はシリンダ本体12の下端部とチャックハウ
ジング30間に心合せをして止められる。但しこの代り
に板304はシリンダ本体12に溶接されることも可能
である。
【0034】消音装置ケーシング302の上端部は、下
方に突出するピン308によってケーシング302の内
側に取り付けられた上板306によって閉鎖される。シ
ート状のゴム製のガスケット310が上板306の下面
とケーシング302の上方縁部との間に挟まれる。
【0035】各板304及び306は夫々消音装置ケー
シング302の下端部および上端部をシリンダ本体12
上に装着し、その結果工具の各構成要素が相互に取り付
けられた組体が形成される。
【0036】工具300が使用されるとき、シリンダ本
体12から排気ポート24を介して排出された空気の脈
動が消音装置ケーシング302内において減衰せしめら
れ、この空気は下板304に形成された一つ又は複数の
孔312を介して大気中に排出される。
【0037】次に図6、図7、図8及び図9を参照する
と、本発明に係わる第4の実施例を構成するところの騒
音が低減されかつ振動が低減される空気動力式舗装破砕
工具400が示されている。図6において、基本的な破
砕機構410の外形が一点鎖線で示されており、この破
砕機構410は例えば図1に示す従来の舗装破砕機構と
本質的に同様である。破砕機構410の本発明に関する
特徴および/または従来技術と異なる特徴について以下
に詳述する。
【0038】破砕工具のシリンダ本体412の上端部は
もはや、ハンドルとしても機能する蓋部材によって閉鎖
されておらず、その代りにシリンダ本体412の上方に
は柱状をなす延長部材414が続いている。この延長部
材414は、その高さ方向において主要部分上に延びる
滑らかな円筒状の外側表面と、ねじが切られた上端部と
を有する。外方部材414はそのおよそ中央の高さ位置
に横通路416を有し、この横通路416により上述の
滑らかな外側表面部分が自動切替弁20につながる中空
の中央穴418に接続される。横通路416は横ハンド
ル420の中空をなす内側表面に開口し、この配置は後
述する目的のために短い範囲を摺動する空気連結として
機能するように配置される。
【0039】ハンドル420の上方かつ延長部材414
の周りには弾性を有するゴム製のブッシュ422が、延
長部材414のねじ付き上端部上にねじ込まれたロック
ナット426によって装着される。(同様に弾性的に制
止された摺動する空気連結が図11に拡大図示されてお
り、これについては後述する。)
【0040】破砕工具のシリンダ本体412には更に一
対の横方向に延びるブラケット428が設けられる。上
方の横支持板430がハンドル420の下面を担持し、
この支持板430は延長部材414の周りにすきまばめ
せしめられる。一対のばね組体432が各ブラケット4
28と支持板430間に延びている。各ばね組体432
は、支持板430とばね保持キャップ436間にナット
及びボルト組体438によって保持された圧縮コイルば
ね434を具備する。
【0041】各圧縮コイルばね434の適切なばね定数
は1.97から11.8kg/cm(5から30kg/inch)
の範囲内である。各組体438のボルトは支持板430
内に摺動嵌合せしめられ、その結果、各ばね組体432
は各ブラケット428およびシリンダ本体412が支持
板430に向けて移動することができるように収縮する
ことができる。各ナット及びボルト組体438は各ばね
434が無制限に延びることを防止する。同様にロック
ナット426は、シリンダ本体412が支持板430に
対して無制限に下方に移動することを防止する。このよ
うな相対運動の間において、ハンドル420と延長部材
414との間の上述の摺動する空気連結によって、ハン
ドル420の内側から弁20へ向かう連続的かつほぼ漏
洩がない圧縮空気の供給が維持される。
【0042】図7には従来式の空気入口16と、図示し
ないスロットル弁およびその作動用プッシュロッド38
と、スロットル制御レバー36とが設けられた中空のハ
ンドル420が示されており、これらはすべて工具40
0に対して作動空気を供給しかつ制御するためのもので
ある。破砕筒状体412と上側支持板430とを有する
破砕機構410は、適当な長さの矩形断面によって形成
される消音ケース440によっておおわれる。ケース4
40は、支持板430(図6及び8に見られる)の周囲
に溶接されることによって、破砕器400上に取付けら
れる。
【0043】消音ケース440の取付けを確実なものに
改良し、それを一直線に固定するために、破砕器400
は、さらに、破砕機構410の下側端部に強固に固定さ
れている下側横断支持板442を有する。上側支持板4
30と溶接されたケース440を、弾性ゴムブッシュ4
22とスプリング組立体432の正確な動作のために、
破砕機構410に関して動かすことを可能とするのに必
要なことは、ケース440が、下側支持板442の周囲
を垂直方向に通過することができる一方で、横方向の動
きに対して適切に支持され、それで破砕機構410の長
手軸線の半径方向の過度の動きに対して支持されること
である。同時に、ハンドル420が、上側支持板430
に固定され、しかしハンドル420が延長部材414に
傾かないように取付けられているために、ハンドル42
0に与えられる工具回転トルクは、ケース440から破
砕機構410へ、下側支持板442によって伝達され
る。
【0044】横方向の抑制を有する垂直方向の自由と、
トルク伝達とに関するこれらの同時の要求は、下側支持
板442(図9に見られる)の各角部の取付けローラ4
44によって接触されることであり、ローラ444は、
ケース440を形成する矩形のSHSの内側角部に沿っ
て垂直方向に走るように、整列されて取付けられる(図
6に一つだけこのようなローラが図示されている)。図
示されていないが、ローラ444が、回転球構造によっ
て置換することも考えられる。円錐形カバー446は、
破砕機構410の上側部分を保持するために、ケース4
40の上側のおおいとして破砕工具400をおおう。
【0045】破砕工具400の動作において、筒状体4
12から排出される空気は、ケース440と、上側支持
板430と、下側支持板442とによって形成される回
りの消音器に入る。空気の波動は、消音器内で弱めら
れ、下側支持板442の周囲と取り囲む消音ケース44
0との間のすき間(図9に見られる)を通って、取り巻
く周囲へ、比較的滑らかに、また比較的小さな騒音(消
音されない排出と比較して)で排出される。加えて、空
気排出部分(図示せず)は、下側支持板442及び/又
は消音ケース440に択一的に形成される。
【0046】筒状体412内のピストンの下へのストロ
ーク(図6には示されていないが、図1に詳細に示され
ている)中に、破砕機構410は上側に押される。筒状
体412から突出する破砕工具428は、スプリング保
持キャップ436を持ち上げるように、ナットとボルト
の組立体438のボルト頭部と当接し、それでコイルス
プリング434が上側支持板430の下側に当接する。
破砕機構410の上側支持板410への及び板430に
固定された工具ハンドル420へのこの弾性的な結合
は、破砕機構410の衝動的な動きを弱め、このように
ハンドル420へ伝達される振動を減少する。工具の使
用者は、その結果、音響障害を減少することと共に、ほ
とんど機械な振動を受けない。
【0047】ゴムブッシュ422は、さらに振動を減少
するために、はね返る振動を弱める。中空ハンドル42
0と延長部材414の間の前述の滑り空気接続は、破砕
機構410とハンドル420の間の適当な動きを可能と
し、これは、振動を弱めるために必要である一方で、そ
れらの間の圧縮された空気の流れを担持する。図6から
9の構造は、このように、簡単、強固、及び安価な組立
体において、弾性的な取付けの固有の保護と共に、騒音
及び振動の減少の両方を提供し、その結果、本質的に耐
衝撃形状に作られ、又は組み立てられる必要はない。
【0048】図10,11、及び12は、振動の減少及
び損失抵抗と結合された騒音の減少をそれぞれが提供す
るさらなる三つの構造を示す。これらの三つの構造は、
それぞれ、図6に示された構造と全体的に類似であり、
図6から9を参照して詳しく上述されている。消音ケー
スが、その回りが溶接される上側支持板に取付けられ、
さらに消音ケースに固定されないが、破砕機構に固定さ
れる下側支持板によって支持される正方形(又は長方
形)の構造の中空断面である点において、基本的に同じ
である。多くの場合において、工具ハンドルは、上側支
持板の上側に固定される。各構造において、破砕機構
は、圧縮空気のための滑り接続を形成するために、自動
可変弁を工具ハンドルの中空の中央部に滑り接続し、内
側の空気通路を有し、上方向に突出する延長部材を有す
る。さらに、図10及び11の各構造において、中央に
取付けられた破砕機構は、ハンドル組立体と、上側支持
板と、消音ケースとに、弾性的に接続される。この弾性
接続は、振動の減少手段を形成し、一つ以上のコイル圧
縮スプリングを具備するが、弾性接続の他の形状とし
て、たとえば金属又は非金属であるものを使用すること
ができる。両方の構造における弾性的な接続は、さら
に、環状ゴムブッシュを具備し、これによって、延長部
材の上側端部が、工具ハンドルを下げるように保持す
る。(振動減少の少し異なる形状が、図12の構造に使
用されており、以下に説明される。)
【0049】図6から9の構造との類似性を考慮して、
繰り返しを避けるために、図10,11及び12の構造
の以下の詳細な記述は、重要な詳細な違いに集中する。
図6から9における構成要素及び組立体と同じ、又は機
能的に同等である図10,11及び12の構造における
構成要素及び組立体は、図6から9に使用されたのと同
じ参照番号が与えられるが、‘4’は、それぞれ
‘5’,‘6’、又は‘7’によって置換され、図1の
構造から得られる伝統的な構成要素は、不変の参照番号
を有する。従って、図10,11又は12の構造の任意
の部分の詳細な記述は、以下に与えられず、図6から9
の記述の関連する部分が参照される。
【0050】図10を特に参照して、これは、本発明の
第5の実施態様を形成する舗装破砕工具500を概略的
に示す。図6の破砕工具400の支持部材428の代わ
りに、延長部材514が、コイル圧縮スプリング534
の下側端部に当接するために、その下側端部付近に肩部
を有するように形成される。下側支持板542は、自在
ローラであり、横方向の抑制と破砕機構510へのケー
ス540のねじれ接続のために、消音ケース540内に
滑り取付けされる。舗装破砕工具500は、図6から9
の破砕工具400と同様に、騒音の減少及び振動の減少
を提供するように機能する。
【0051】図11へ戻り、これは、本発明の第6の実
施態様を構成する舗装破砕工具600の一部を示す。破
砕工具600は、破砕工具400(図4と図11を比較
して)と非常に類似しており、実質的な詳細な違いは、
主に破砕工具600内の非対称構造及びチャックホルダ
30へ延長部材614を固定するための留めボルト65
0(図11に一つだけ図示されている)が設けられてい
ることである。
【0052】最後に図12へ戻り、これは、本発明の第
7の実施態様を構成する舗装破砕工具700を示す。破
砕工具700は、全体的に図10に示された破砕工具5
00と同じであるが、振動を減少するために設けられた
手段において重要に異なる。図10の構造と比較して、
破砕工具700において、結合された上側端部の筒状ふ
たと自動可変弁収納部(図12において715)は、異
なる構成要素であり、延長部材714に関して相対的に
可動である。筒状ふた/弁収納部715は、延長部材7
14の下側端部の回りに滑るようにシールされる。ふた
/収納部715は、それに設けられた一体の肩部又はフ
ランジ760によって、延長部材714の下側端部から
引き又は押し外れることが防止される。
【0053】延長部材714はそれ自身、空気通路71
6及び718を有する下側管状要素762と、上側ネジ
スタッド764との二つの部分から成り、上側ネジスタ
ッド764は、管状要素762の上側端部に螺合される
その下側端部を有する。ナット726は、延長部材71
4を、ハンドル720に関しての制限された下方向への
動きを全て除くことに対して弾性的に抑制するために、
ワッシャ724と弾性ゴムブッシュ722を通して作用
する。ハンドル720に関しての延長部材714の上方
向への動きは、スタッド764用の穴を取り囲むハンド
ル720の部分での管状要素762の上側端部の調節に
よって、完全に防止される。
【0054】破砕工具700の振動を弱めることを考慮
して、ふた/収納部715がピストンの一部上を動くこ
とと共に、ふた/収納部715が、逆にされたピストン
/シリンダ配置によって、延長部材714の比較的不動
の管状要素762上を滑ることは、重要である。管状要
素762の断面部分が、“ピストン”715の上側表面
部分から削除される。
【0055】したがって、スロットル弁18と圧縮空気
で充たされた切換弁20との間に内部空気通路を有する
ブレーカ700の作動中、蓋/ハウジング715のこの
収部空気加圧はその“ピストン”面積差に作用し、蓋/
ハウジング715とこれに取付けられたブレーカ機構7
10の残部とに正味の下向き付勢力を与えるようにす
る。したがって、ブレーカ機構710の上方への衝撃運
動は、空気式に導入された下方への付勢力により弾性的
に対抗作用を受け、図10のブレーカ500の中にある
機械的スプリング534の空気的均等物を生じ、振動の
減衰がもたらされる。
【0056】ブレーカ機構710の下方への反動は、蓋
/ハウジング715が管状要素762を下方に摺動して
底部760に接触するようになった時、延長片716と
肩部760とを介して作用するゴムブッシュ722によ
り、弾性的に制限されかつ減衰される。消音器ケーシン
グ740は前記の実施態様におけるように、長い中空の
構造部分で構成され、同じ方法で騒音の低減をもたらす
ようにする。
【0057】このように、本発明の7つの典型的な実施
態様が記載され、これらの全ては、それ自体が簡単で丈
夫で経済的な手段により騒音の減少及び/又は振動の低
減がもたらされ、またさらに、本質的な強度を減じ抵抗
力を損うことなく比較的安価な材料から空気圧工具の任
意の構造を全体として容易に得ることができるようにす
る。本発明の一定の変形と変更とが記載されてきたが、
本発明はこれに限定されず、他の変形及び変更が本発明
の範囲から逸脱することなく、採用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、プラスチックで被われたケーシングを
有する舗装破砕工具の公知形式の断面側面図である。
【図2】図2は、本発明に係る空気圧工具の第1の実施
例の要部断面側面図である。
【図3】図3は、図2の III−III 線に沿う、第1実施
例の平面断面図である。
【図4】図4は、本発明に係る空気圧工具の第2の実施
例の略示断面側面図である。
【図5】図5は、本発明に係る空気圧工具の第3の実施
例の要部断面側面図である。
【図6】図6は、本発明に係る空気圧工具の第4の実施
例の(部分的に鎖線で示す)略示断面側面図である。
【図7】図7は、第4実施例の前面図である。
【図8】図8は、図6のVIII−VIII線に沿う、第4実施
例の平面断面図である。
【図9】図9は、図6のIX−IX線に沿う、第4実施例の
別の平面断面図である。
【図10】図10は、本発明に係る空気圧工具の第1実
施例の略示断面側面図である。
【図11】図11は、本発明に係る空気圧工具の第6の
実施例の要部断面側面図である。
【図12】図12は、本発明に係る空気圧工具の第7の
実施例の図解的な要部断面側面図である。
【符号の説明】
10…舗装破砕工具 12…シリンダボディ 15…ピストン 16…空気入口 18…スロットルバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591143102 デビッド トムソン アラン イギリス国,グラスゴー,ジー73 3キュ ーエイチ,ラザーグレン,ブルームヒル ドライブ 9 (72)発明者 デビッド トムソン アラン イギリス国,スコットランド,グラスゴウ ジー73 3キューエイチ,ルーサーグレ ン,ブルームヒル ドライブ 9

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧往復動工具であって、シリンダ本
    体と、前記工具の継続使用の間前記シリンダ本体の内部
    で往復動する空気圧作動ピストンとを具備し、空気が前
    記の使用中前記シリンダ本体の排気ポートから排出さ
    れ、さらに前記シリンダ本体の実質的に全周を取巻き前
    記排気ポートをその内部に含む消音装置を具備してなる
    空気圧往復動工具において、前記消音装置が、その長手
    方向の軸線が前記シリンダ本体の長手方向軸線にほぼ平
    行な長い金属の中空構造部分と、前記消音装置を前記空
    気圧工具に取付ける取付け手段とを具備することを特徴
    とする空気圧往復動工具。
  2. 【請求項2】 金属の中空構造の形式の前記消音装置
    が、シリンダ本体を工具の残部に連結する任意の振動減
    衰装置のための保護ケーシングを有している請求項1に
    記載の空気圧往復動工具。
  3. 【請求項3】 金属の中空構造部分の形式の前記消音装
    置が、シリンダ本体自体と任意の関連空気圧導入機構と
    のための保護ケーシングを有している請求項1又は2に
    記載の空気圧往復動工具。
  4. 【請求項4】 前記消音装置を前記空気圧工具に取付け
    る前記取付け手段が、前記長い中空構造部分の長手方向
    軸線に沿って相互に離間された一対のプレートを具備
    し、前記プレートの一方が前記長い中空構造部分に固定
    され、前記プレートの他方が前記長い中空構造部分に固
    定されずその中に弛く嵌まりしかも前記シリンダ本体に
    実質的に堅く固定され、前記長い中空構造部分に固定さ
    れた前記プレートの一方が前記シリンダ本体に堅く固定
    されている請求項1に記載の空気圧往復動工具。
  5. 【請求項5】 前記消音装置を前記空気圧工具に取付け
    る前記取付け手段が、前記長い中空構造部分の長手方向
    軸線に沿って相互に離間された一対のプレートを具備
    し、前記プレートの一方が前記長い中空構造部分に固定
    され、前記プレートの他方が前記長い中空構造部分に固
    定されずその中に弛く嵌まりしかも前記シリンダ本体に
    実質的に堅く固定され、前記長い中空構造部分に固定さ
    れた前記プレートの一方が、弾性振動減衰手段を介して
    前記シリンダ本体に弾性的に連結されている請求項2に
    記載の空気圧往復動工具。
  6. 【請求項6】 前記シリンダ本体に弾性的に連結された
    前記プレートの一方を有し、前記プレートの他方がボー
    ル又はローラ機構により前記長い中空構造部分の内面に
    転動自在に連結され、前記他方のプレートとシリンダ本
    体とが前記長い中空構造部分の長手方向軸線に沿って移
    動できまた前記他方のプレートとシリンダ本体との前記
    長い中空構造部分の長手方向軸線の周りの回転を実質的
    に阻止するようにし、工具の使用者によって前記長い中
    空構造部分に固定された工具ハンドルに加えられた工具
    反転力が、前記一方のプレートとこれに固定された長い
    中空構造部分の前記弾性振動減衰手段を介してのシリン
    ダ本体への弾性連結にかかわらず、前記シリンダ本体と
    これに回転自在に固定された工具先端部とに、伝達され
    るようにしている請求項5に記載の空気圧往復動工具。
  7. 【請求項7】 シリンダ本体が平らな金属管材で構成さ
    れている請求項3に記載の空気圧往復動工具。
JP21667891A 1990-01-27 1991-01-28 空気圧往復動工具 Pending JPH0679652A (ja)

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GB909001904A GB9001904D0 (en) 1990-01-27 1990-01-27 Noise and vibration reduced air-tool
GB9001904.3 1990-01-27
GB909005683A GB9005683D0 (en) 1990-03-14 1990-03-14 Improvements in or relating to pneumatic tools
GB9005683.9 1990-03-14

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CA (1) CA2034940A1 (ja)
DE (1) DE69119616T2 (ja)

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