JPH0679203B2 - 内照式広告体 - Google Patents

内照式広告体

Info

Publication number
JPH0679203B2
JPH0679203B2 JP1145252A JP14525289A JPH0679203B2 JP H0679203 B2 JPH0679203 B2 JP H0679203B2 JP 1145252 A JP1145252 A JP 1145252A JP 14525289 A JP14525289 A JP 14525289A JP H0679203 B2 JPH0679203 B2 JP H0679203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded body
advertising
dimensional structure
sheet
pressurized gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1145252A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0311389A (ja
Inventor
恂 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI ENGINEERING
Original Assignee
ASAHI ENGINEERING
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI ENGINEERING filed Critical ASAHI ENGINEERING
Priority to JP1145252A priority Critical patent/JPH0679203B2/ja
Publication of JPH0311389A publication Critical patent/JPH0311389A/ja
Publication of JPH0679203B2 publication Critical patent/JPH0679203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業状の利用分野】
本発明は内照式の看板あるいは広告塔に関するものであ
る。
【従来の技術】 従来の内照式の看板あるいは広告塔の広告表面は、四角
の平面状であり、これを片面又は両面に配置したもので
ある。また、ビルの屋上等に設置するものは、片面の看
板形のものを四方に配して立方体にしたものもあり、こ
の表面には、MMA(メチルメタクリレート)樹脂板が光
透過板として使用されているが、大型の広告塔としては
種々難点があった。 そこで、近年PETシート(ポリエステル繊維布)に塩ビ
をコーティングした光透過材が採用されてきており、特
に大型の広告塔に対しては使用方法及びコストの両面で
従来品より有利であるため、今後利用の拡大が期待され
ているが、前記した新しい光透過材であるPETシートを
用いる場合、該PETシートはビニールシートと同様な性
質のため緊張させておく必要があり、そのために、周辺
部より引っ張っておかないとたわんでしまったり、しわ
になったりして、その結果広告表示効果が大幅に減じて
しまうことになる。 また、前記した広告塔が屋外に設置されている場合、風
の強いときなどは広告看板、広告塔それ自体が揺れた
り、はためいたりして、その結果、前記と同様に広告効
果が薄れてしまうこととなる。 そこで、前記したPETシートを引っ張る方法及び揺れ止
めの方法並びに広告体に空気を供給する方法について種
々研究されてきたが、未だに大きな問題点が残されてい
るのが現状である。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題点を解決するため広告看板、広
告塔の表示面を立体的な曲面として表示面の緊張を可能
とし、しかも引っ張り手段、揺れ止め手段並びに空気の
供給手段を改善した内照式広告体の提供を目的とするも
のである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る内照式広告体は、前記の目的を達成するた
めに、長繊維フィラメントのメッシュ状の基布に樹脂加
工した光透過性の柔軟な気密性シートで形成した成形体
の表面を広告表示面となし、該成形体の内部に照明器具
を内装し、前記成形体に加圧気体を供給して該成形体を
膨張せしめて立体構造体となし、該立体構造体内に常時
加圧気体を供給し、かつ同時に加圧気体を常時少量づつ
排出せしめながら該立体構造体を所定の形状に保形する
とともに、該立体構造体を固定手段にて固定したことを
その特徴とするものである。 [作用] 本発明に係る内照式広告体は、内部に照明器具を内装
し、広告表示面となるシートを、長繊維フイラメントの
メッシュ状基布に樹脂加工した光透過性の柔軟な気密性
のシートとしたので、この気密シートで形成された成形
体に加工気体を供給して膨張せしめて立体構造体を形成
せしめたときには、前記のシートは柔軟で曲がりやすい
ので容易に立体曲面が形成でき、どのような形状の立体
構造体にも形成できるものであり、しかも前記のシート
は光透過性のため内部の照明により広告効果を高めるこ
とができ、更に、前記の立体構造体内に加圧気体を常時
供給し、同時に供給された加圧気体を少量づつ排出しな
がら立体構造体の形状を常に所定の形状に保形保持する
ものであり、これにより、広告体には歪み等が発生しな
いので、広告体表面の文字・図柄等が正確に表現される
ものである。また、広告体をなす前記の立体構造体は固
定手段により固定されることにより強風時であっても吹
き飛ばされる等の恐れがない。
【実施例】
本発明の実施例を図面の基づいて説明する。第1図は内
照式広告体の全体の説明図、第2図は光透過性シートで
形成された成形体の展開図、第3図は取付台座及び内部
照明灯の説明図、第4図は成形体と台座との取付部説明
図である。 図において、1は光透過性シートで形成された成形体A
を構成する直胴部であり、該直胴部1の前面部及び後面
部に広告表示面2が貼着されている。 前記した広告表示面2に使用する光透過材として、長繊
維フイラメントのメッシュ状基布に樹脂フイルムをラミ
ネートしたシートを用い、該シートは、柔軟で折れ曲が
り易く曲面になり易いものである。そして、前記したシ
ートは高周波圧着によって接続することが容易であり、
大型の表示用シートを形成することが可能である。 3は、前記成形体Aを構成する上部筒部、4は前記上部
筒部3と直胴部1を連結する肩部円錐筒である。そし
て、前記した各部材の周辺部を高周波圧着等によってそ
れぞれ接着して成形体Aを形成するものである。なお、
6は前記した直胴部の下縁の折り返し部である。 前記した成形体Aの形成に際しては、上部筒3の頂部に
蓋4を接着し、上部筒3の下縁と直胴部1の上縁部とを
肩部円錐部5で連結接着することによって、直胴部1の
下部が抜けた状態で成形体Aが形成される。7は円筒状
の取付台座であり、該取付台座7は底板8を備えるとと
もに、側壁9には気密性を有する出入口ドア10が設けら
れており、前記出入口ドア10の開閉にて取付台座7内に
出入が可能とされる。また、前記の側壁9の周縁上端部
には外方に突出する突状部11が形成されている。 12,12……は、前記取付台座7内に設置される複数また
は多数の照明灯であり、13はその固定取付台である。 前記した蓋4によって頂部が閉塞された上部筒3、該上
部筒3に接着される肩部円錐筒5及び該肩部円錐筒5の
下部に接着される直胴部1よりなる成形体Aを取付台座
7に取付けるには、照明灯12,12……を内接した取付台
座7の上部を前記成形体Aの直胴部1に挿入し、直胴部
1の折返し部6を前記取付台座7の上端部周縁の突状部
11の下部に位置せしめ、前記折返し部6の上部を締付け
用バンド14にて締付け、取付台座7に成形体Aを気密に
取付け構造体を形成している(第4図参照)。 上記した構造体は、成形体Aの光透過性シート自体が気
密であること及び、成形体Aと取付台座7との取付けも
気密としているので、全体的にも気密とされることとな
る。そして、この気密性は完全なものである必要がない
ので、前記した成形体Aと取付台座7との取付部は、前
記した手段に限らず成形体Aと取付台座7との形状に応
じて選定するのがよい。 15は、前記した構造体内へ加圧気体を供給するブロワで
あり、本実施例では前記のプロワ15から約100ミリメー
トル水柱の圧力で構造体を膨張させ立体構造体とするも
のであり、また、本実施例においては、加圧気体の供給
によって膨張した前記の立体構造体には常時加圧気体を
供給し、同時に前記供給された加圧気体を少量づつ排出
しながら立体構造体の形状を確実に保形し、この保形に
より広告体表面を常時緊張せしめ表面に付されている文
字・図柄を正確に表すことが可能となる。 なお、前記の加圧気体常時の供給に変えてON-OFFでの加
圧気体の供給も考えられるが、この場合は、ON作動圧と
OFF停止圧との間にかなりの幅があり、この幅の設定が
必要となり最高内圧時と最低内圧時とでは広告体の形状
がかなり変化し広告体表面に付される文字・図柄に悪影
響が生じ、更に、設備面でも大掛かりとなりコスト高と
なるので、ON-OFF方式は採用することができないので、
本実施例では上記のようにした。 また、16は、加圧気体を供給することにより構造体の成
形体部が膨張し立体構造を有する広告塔となったときに
前記の広告塔を形成する成形体Aが風圧力で吹き飛ぶこ
とを防止する押え具であり、該押え具16は、成形体Aの
肩部円錐筒5に被嵌可能な透明材で形成のネット状をな
すとともに、同材の複数本の押え用ロープ17,17………
…を備え、該押え用ロープ17,17……によって立体構造
を有する広告塔等を屋上等に設置したとき風圧力で成形
体Aが飛ぶことを防止している。しかしながら、風圧力
がないか、あるいは風圧力があっても少ないような場所
に前記の広告塔を設置するような場合は、前記の押え具
16、押え用ロープ17,17……は必ずしも必要がなく、前
記した成形体Aを取付台座7に取付ける締付け用バンド
14による固定にて十分である。 前記したように、立体構造体を有する広告塔の表面2に
使用する光透過材として、長繊維フイラメントのメッシ
ュ上基布に樹脂フイルムをラミネートしたシートを用い
たので柔軟で曲がり易く曲面になり易いものであり、更
に、前記シートは高周波圧着によって接続することが容
易であり、大型の表示用シートを形成することが容易で
あり、立体像をシート面上に展開したうえで切取り、そ
の周辺部を高周波圧着によって接続することもできるも
のである。 また、本実施例では、広告塔となる立体構造体をビール
瓶形状を模擬したが、この他にも球形の構造体、円柱形
の構造体、円環形の構造体あるいはマスコット人形の構
造体等、さらには、動物像も縫いぐるみ的に簡略像化す
ることも可能であり、種々の形状が実施可能である。 本実施例では、成形体Aを取付台座7上に気密に保持す
るように取付けたが、必ずしも気密にする必要はなく、
成形体Aの底部を閉じた状態の場合はそのまま台板上に
設置することが可能であるが、通常は成形体の底部は閉
じていないので、台板等で成形体の底部を閉塞するよう
にしている。 以上のように構成された立体構造の広告塔内に設けられ
る照明灯12に電気を通じ点灯することにより広告するも
のであり、従来平面としてしか構成できなかったものを
立体曲面として構成することが可能となるので、広告効
果は大なるものがある。
【発明の効果】
本発明に係る内照式広告体は、長繊維フイラメントのメ
ッシュ状の基布に樹脂加工した光透過性の柔軟な気密性
シートで形成した成形体の表面を広告表示面としたの
で、前記の成形体に加圧気体を供給して該成形体を膨張
せしめると、前記のシートは柔軟であるためどのような
立体曲面も形成でき、広告表示面を緊張せしめる手段を
特に設けなくとも広告体としての立体構造体を得ること
ができ、内部に装置された照明器具の照明とともにシー
トの光透過性の効果と相俟って広告効果は大なるものが
あり、更に、前記の立体構造体とされた広告体内に常時
加圧気体を供給し、同時に前記供給された加圧気体を少
量づつ排出しながら前記の立体構造体を保形しているの
で部分的に細かい微妙な形状を有する広告体であっても
その細部の隅々まで前記の供給される加圧気体によって
保形され、また、前記の保形によって広告体に歪み等が
発生しないので広告体表面の文字・図柄は正確に表現さ
れるものであり広告体としての効果が更に拡大するもの
である。 また、本発明においては、広告体をなす立体構造体を固
定手段により所定位置に固定するものであるので、強風
等による影響を恐れがないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の内照式広告体の実施例を示し、第1図は
内照式広告体の全体説明図、第2図は成形体の展開図、
第3図は取付台座及び内部照明灯の説明図、第4図は成
形体と取付台座との取付部の説明図である。 A:成形体、2:広告表示面、7:取付台座 12:照明灯、15:ブロア、16:押え具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長繊維フィラメントのメッシュ状の基布に
    樹脂加工した光透過性の柔軟な気密性シートで形成した
    成形体の表面を広告表示面となし、該成形体の内部に照
    明器具を内装し、前記成形体に加圧気体を供給して該成
    形体を膨張せしめて立体構造体となし、該立体構造体内
    に常時加圧気体を供給し、かつ同時に加圧気体を常時少
    量づつ排出せしめながら該立体構造体を所定の形状に保
    形するとともに、該立体構造体を固定手段にて固定した
    ことを特徴とする内照式広告体。
JP1145252A 1989-06-09 1989-06-09 内照式広告体 Expired - Lifetime JPH0679203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145252A JPH0679203B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 内照式広告体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145252A JPH0679203B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 内照式広告体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0311389A JPH0311389A (ja) 1991-01-18
JPH0679203B2 true JPH0679203B2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=15380835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145252A Expired - Lifetime JPH0679203B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 内照式広告体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0679203B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05273927A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Kanbou Plus Kk 立体内照式看板
JP2834690B2 (ja) * 1995-06-05 1998-12-09 近畿日本鉄道株式会社 立体表示装置
JP2005157230A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Showa Boeki Kk 広告装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61156103U (ja) * 1985-03-19 1986-09-27
JPS62284393A (ja) * 1986-06-02 1987-12-10 株式会社タツノ・メカトロニクス 看板

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0311389A (ja) 1991-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6557284B2 (en) Backlit display apparatus
US4358754A (en) Sound-actuated advertising light display
US20220358860A1 (en) Illuminated flag
WO2008064574A1 (fr) Boîtier d'éclairage dynamique à led et son procédé de fabrication
GB2282832A (en) An illuminated awning
JPH0679203B2 (ja) 内照式広告体
CN102317545A (zh) 提高视认性的led组件,其附着方法以及附着它的招牌和交通安全标志牌
NO175399B (no) Diffusor til bruk i reklame-/informasjonstavler
US5309333A (en) Light emitting foldable decoration
CN212624697U (zh) 一种灯箱
WO2018228157A1 (zh) 一种具有动画效果的led灯
CN207539845U (zh) 钻石灯结构
JP2003316297A (ja) 大画面表示装置
JP3035907U (ja) 照明器具
CN217181787U (zh) 冷光线投影鼓
CN214624321U (zh) 一种用于专用标志的节能展示灯箱
CN2501065Y (zh) 超薄型导光装置
CN216810399U (zh) 展示背景墙
KR200266628Y1 (ko) 한지가 들어가는 액자형 틀을 이용한 장식용 팬시조명
JPS5841604Y2 (ja) 壁面あるいは天井面における照明装置
RU33454U1 (ru) Рекламная установка
KR890008563Y1 (ko) 네온식으로 이동하는 형광등용 광고판
JPH0367390U (ja)
JPH0641265Y2 (ja) 看板用布状素材の張設構造
KR200302298Y1 (ko) 간판 글자 자재되는 유색 광택 원주 막대기

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 15