JPH0679058A - メダル補給装置 - Google Patents

メダル補給装置

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JPH0679058A
JPH0679058A JP4237940A JP23794092A JPH0679058A JP H0679058 A JPH0679058 A JP H0679058A JP 4237940 A JP4237940 A JP 4237940A JP 23794092 A JP23794092 A JP 23794092A JP H0679058 A JPH0679058 A JP H0679058A
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JP
Japan
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medal
medals
belt
machine
roller
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JP4237940A
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Inventor
Toshisuke Yoshikawa
捷右 吉川
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KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
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KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メダルづまり等のトラブルを発生させること
なく、メダルの確実な分岐を実施することができ、大量
生産することができて、設計、加工及び工事コストを低
減させることができる。 【構成】 メダル遊技機11又はメダル貸機12にメダ
ルを振り分けるメダル振分部60乃至63と、このメダ
ル振分部60乃至63にメダルを投入するベルト17乃
至19と、このベルト17乃至19を掛け渡し、その中
心軸が水平で、下ローラー24,26,28及び駆動ロ
ーラーからなる上ローラー23,25,27とを有し、
上ローラー23,25,27とこれに掛け渡されたベル
ト17乃至19に隣接するベルト17乃至19の下ロー
ラー24,26,28とが上下方向にだぶり、上ローラ
ー23,25,27は正回転と、この正回転と逆方向の
回転である逆回転とに回転自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技場におけるスロッ
トマシン、アレンジボール及び雀球等のメダルを使用す
る遊技機並びにこれら各遊技機の間(台間)に設置され
るメダル貸機にメダルを補給するためのメダル補給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場において、スロットマシ
ン、アレンジボール及び雀球等のメダルを使用する遊技
機が利用されていた。このメダルを使用する遊技機と
は、ゲームの開始条件としてメダルを投入するととも
に、ゲームの進行によって生じる入賞状態によってメダ
ルを払い出すものである。ここで、ゲームの進行に於て
入賞が続くと、払い出されるメダルの数が投入されるメ
ダルの数を上回り、遊技機内部に貯留されていたメダル
の数が不足することとなるので、遊技機内部にメダルを
補給する必要があった。
【0003】一方、これら各遊技機の間(台間)に設置
されるメダル貸機も、メダルの貸出によって内部のメダ
ルの数が不足することとなるので、メダル貸機内部にメ
ダルを補給する必要があった。そこで従来のメダルを使
用するメダル遊技機及びメダル貸機においては、個別に
人力でメダルを補給する場合もあったが、メダル補給装
置を設けて、自動的にメダルを補給するものもあった。
【0004】このようなメダル補給装置として、メダル
遊技機及びメダル貸機の内、メダル補給が必要なもの
に、個別にメダルを補給するものもあったが、メダル遊
技機及びそれらの台間に2台毎に1台の割合で設置され
たメダル貸機を1組とし、これら1組毎にメダルを補給
するものもあった。図4は、従来のメダル補給装置を示
す概略正面図である。従来のメダル補給装置を図4にし
たがって説明する。
【0005】この従来のメダル補給装置は、メダル遊技
機11及びそれらの台間に2台毎に1台の割合で設置さ
れたメダル貸機12からなる島50において、この島5
0内部のメダル遊技機11及びメダル貸機12にメダル
を補給するものである。更に、具体的には、このメダル
補給装置は島50の上方の一方側に設置され、回転駆動
力を有し、その中心軸が水平の駆動ローラー31と、こ
の駆動ローラー31の中心軸と平行な中心軸を有し、島
50の上方の他方側に設置され、駆動ローラー31に対
向する対向ローラー32と、駆動ローラー31及び対向
ローラー32間に張られたベルト14とを備えている。
更に、このメダル補給装置はベルト14の途中に設けら
れ、搬送されてくるベルト上のメダルを分岐する分岐部
41,42,43,44と、この分岐部41,42,4
3,44により分岐されたメダルをメダル遊技機11又
はメダル貸機12の内部に振り分けるメダル振分部6
0,61,62,63と、メダル遊技機11から回収さ
れたメダルを貯留するメダル貯留部13と、このメダル
貯留部13に貯留されたメダルを前記ベルト14上に移
送するリフター15とから構成されている。
【0006】このように構成された従来のメダル補給装
置において、入賞が少なくて払い出し量が少ない場合、
メダルの貸し出し量が多くなり、メダル貸機12の内部
に保有するメダル数が減少する。このとき、客がメダル
遊技機11に投入したメダルの一部は回収されて島50
の下方に設けたメダル貯留部13に貯留されていた。一
方、入賞が多くてメダルの払い出し量が多い場合、メダ
ル遊技機11の内部に保有するメダル数が減少する。
【0007】上述のように、メダル遊技機11又はメダ
ル貸機12内部にメダルを補給する必要があるとき、先
ず最初に、島50の下方のメダル貯留部13に貯留され
ていたメダルをリフター15が島50の上方に設けたベ
ルト14上まで移送する。次に、駆動ローラー31が回
転すると、それに伴い対向ローラー32も回転して、こ
れらローラー31,32間に張られたベルト14が動
き、ベルト14上のメダルを搬送することができる。こ
の搬送されたメダルを分岐部41乃至44のいずれかに
おいてベルト外に誘導分岐し、メダル振分部60乃至6
3のいずれかに投入する。このメダル振分部60乃至6
3がメダル遊技機11又はメダル貸機12にメダルを振
り分けて、それらの内部にメダルを補給することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のメダル補給装置は、ベルト上を直線的に搬送されて
くるメダルを途中で取り出して分岐させるメダル分岐部
又はメダル振分部において、メダルづまり等のトラブル
が発生し易いという問題点があった。また、複数台のメ
ダル遊技機を設置しようとする遊技場は、そのレイアウ
トがまちまちであり、島を構成するメダル遊技機の数も
異なり、島の寸法が遊技場毎に異なっているのが実状で
ある。従って、その島に適合したメダル補給装置を組ま
なければならない。即ち、メダル補給装置は島寸法に合
わせた設計、加工及び工事が必要となり、一品製作品と
なって大量生産できないため、設計、加工及び工事コス
トが高くなるという問題点があった。
【0009】更に、メダル補給装置を構成するベルトを
島上部に掛け渡すため、ベルト長さが非常に長くなるこ
とが多く、ベルトの「たわみ」が起き易かった。このた
め、現場調整に時間を費やす場合が多く、また、組立精
度が低くなるため故障の原因ともなって、信頼性が不十
分であるという問題点があった。本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたものであって、メダルづまり等のトラ
ブルを発生させることなく、メダルの確実な分岐を実施
することができ、大量生産することができて、設計、加
工及び工事コストを低減させることができ、信頼性が優
れたメダル補給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためのものであり、メダル遊技機又はメダル貸機に
メダルを補給するために、それらの上方に設け、メダル
遊技機又はメダル貸機が並ぶ島端上部に補給されるメダ
ルを移送して必要なところに落とせるメダル補給装置で
あって、前記メダル遊技機又は前記メダル貸機にメダル
を振り分けるメダル振分部と、このメダル振分部にメダ
ルを投入するベルトと、このベルトを掛け渡し、その中
心軸が水平で、少なくともいずれか一方が駆動ローラー
になっている下ローラー及び上ローラーとを有し、この
上ローラーは同一の前記ベルト内では前記下ローラーよ
りも上に設けられ、前記上ローラーとこの上ローラーに
掛け渡されたベルトに隣接するベルトの前記下ローラー
とが上下方向にだぶり、前記下ローラー下方又は前記上
ローラー下方に前記メダル振分部を設け、前記駆動ロー
ラーはベルト上のメダルを前記下ローラー側から前記上
ローラー側へ移送する回転方向である正回転と、この正
回転と逆方向の回転である逆回転とに回転自在としたこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、メダルをメダル遊技機又は
メダル貸機に補給するために、メダルを所定の位置まで
移送する場合、先ず、メダル遊技機又はメダル貸機が並
ぶ島端の上方からメダルを投入すると、島端のベルト上
にメダルが補給される。次に、このベルトを掛け渡した
下ローラーと上ローラーとの少なくともいずれか一方の
駆動ローラーにこのベルト上のメダルを下ローラー側か
ら上ローラー側へ移送する回転方向である正回転を施す
と、メダルはこのベルトに隣接する次のベルト上に落下
する。更に、このメダルが落下したベルトの駆動ローラ
ーを正回転すると、更に次のベルトにメダルは移送さ
れ、これを繰り返すと、次々と隣接するベルトにメダル
が移動し、所定のベルトまでメダルを移送することがで
きる。
【0012】一方、所定のベルトまで移送されたメダル
を所定のメダル振分部に投入する場合、メダル振分部の
上方には上ローラー又は下ローラーが設けてあるので、
上ローラー側から投入する際には駆動ローラーを正回転
し、下ローラー側から投入する際には駆動ローラーを逆
回転する。これにより、ベルト上のメダルはメダル振分
部に投入され、この振分部によりメダル遊技機又はメダ
ル貸機の内部にメダルを振り分けることができて、メダ
ルをそれらの内部に補給することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例に係るメダル補給装置
について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1
は、本発明の実施例に係るメダル補給装置を示す概略正
面図である。この実施例におけるメダル補給装置は、メ
ダル遊技機11又はメダル貸機12にメダルを補給する
ために、それらの上方に設け、メダル遊技機11又はメ
ダル貸機12が並ぶ島端上部に補給されるメダルを移送
して必要なところに落とせるものである。更に、具体的
には、このメダル補給装置は、メダル遊技機11又はメ
ダル貸機12内部にメダルを振り分けるメダル振分部6
0乃至63と、このメダル振分部60乃至63にメダル
を投入するベルト17乃至19と、このベルト17乃至
19を掛け渡し、その中心軸が水平である上ローラー2
3,25,27及び下ローラー24,26,28とを有
して形成されている。
【0014】更に、この上ローラー23,25,27は
回転駆動力を有する駆動ローラーであり、この駆動ロー
ラーはベルト17乃至19上のメダルを下ローラー2
4,26,28側から上ローラー23,25,27側へ
移送する回転方向である正回転と、この正回転と逆方向
の回転である逆回転とに回転自在に形成されている。ま
た、この上ローラー23,25,27は同一のベルト1
7乃至19内では下ローラー24,26,28よりも上
に設けられている。更に、上ローラー23,25,27
と下ローラー24,26,28とに掛け渡されたベルト
17乃至19に隣接するベルト17乃至19の上ローラ
ー又は下ローラーとが上下方向にだぶって形成されてい
る。即ち、下ローラー28とこれより上方にある上ロー
ラー27とにベルト19が掛け渡され、下ローラー26
とこれより上方にある上ローラー25とにベルト18が
掛け渡され、下ローラー24とこれより上方にある上ロ
ーラー23とにベルト17が掛け渡されてある。更に、
上ローラー27は下ローラー26より上方に位置し、且
つ上ローラー27は下ローラー26よりも上ローラー2
5側に突出して形成されている。また、上ローラー25
は下ローラー24より上方に位置し、且つ上ローラー2
5は下ローラー24よりも上ローラー23側に突出して
形成されている。
【0015】また、上ローラー23及び下ローラー2
4,26,28の下方にはメダル振分部60乃至63が
形成され、このメダル振分部60乃至63の下方にはメ
ダル貸機12が設置されている。更に、このメダル貸機
12及びメダル遊技機11からなる島51の下方にはメ
ダル遊技機11から回収されたメダルを貯留するメダル
貯留部13が設けられ、島51の一方側にはこのメダル
貯留部13からベルト19上にメダルを移送するリフタ
ー15とを有して形成されている。
【0016】このように構成された従来のメダル補給装
置において、入賞が少なくて払い出し量が少ない場合、
メダルの貸し出し量が多くなり、メダル貸機12の内部
に保有するメダル数が減少する。このとき、客がメダル
遊技機11に投入したメダルの一部は回収されて島51
の下方に設けたメダル貯留部13に貯留される。一方、
入賞が多くてメダルの払い出し量が多い場合、メダル遊
技機11の内部に保有するメダル数が減少する。上述の
ように、メダル遊技機11又はメダル貸機12内部にメ
ダルを補給する必要があるとき、先ず最初に、島51の
下方に設けたメダル貯留部13からリフター15が島5
1上方の一方側のベルト19上にメダルを移送する。次
に、このベルト19に隣接する次のベルト18にメダル
が運ばれるように上ローラー27を正回転すると、ベル
ト19上のメダルは隣接するベルト18上に移動する。
更に、この隣接するベルト18の上ローラー25も上ロ
ーラー27と同一方向に正回転すると、更に次のベルト
17にメダルは移動する。このように、上述した動作を
繰り返すと、次々と隣接するベルト17乃至19にメダ
ルが移動し、所定のベルトまでメダルを搬送することが
できる。
【0017】一方、所定のベルトまで搬送されたメダル
を所定のメダル振分部60乃至63のいずれかに投入す
る場合、メダル振分部60乃至63の上方には上ローラ
ー23又は下ローラー24,26,28のいずれかが設
けてあるので、上ローラー23側から投入する際には上
ローラー23を正回転し、下ローラー24,26,28
側から投入する際には上ローラー23,25,27を逆
回転する。これにより、ベルト17乃至19上のメダル
はメダル振分部60乃至63に投入され、この振分部6
0乃至63によりメダル遊技機11又はメダル貸機12
の内部にメダルを振り分けることができて、メダルをそ
れらの内部に補給することができる。
【0018】ここで、上述のメダル振分部60乃至63
の具体例を図2及び図3に従って説明する。図2は、こ
のメダル振分部の一例を示す概略斜視図、図3は、この
メダル振分部を示す概略正面図である。このメダル振分
部は、メダルを使用する遊技機170,171とそれら
遊技機170,171の台間に設置されるメダル貸出機
172とにメダルを補給するためのメダル補給ラインの
下方に設けるものである。
【0019】更に、具体的には前記メダル補給ラインか
らメダルが投入される投入口113と、この投入口11
3を上部に有し、メダルがその内部を通過する補給通路
110と、この補給通路110の上部に設けられ、補給
通路110の下方と外部とにメダルを振分けるための第
1の通路切替弁120と、この第1の通路切替弁120
の下方で補給通路110内に設けられ、メダルを左右に
振分けるための第2の通路切替弁121と、第1,2の
通路切替弁120,121の端部に設けた夫々の軸12
2,124とを有し、第1の通路切替弁120により補
給通路110外部に排出されたメダルをメダル貸出機1
72に案内する貸出機連通路116と、第2の通路切替
弁121によりメダルをメダル貸出機172の左右両隣
にある遊技機170,171各々に案内するための第1
の遊技機案内通路111,184,185と第2の遊技
機案内通路112,186,187と、第1,2の遊技
機案内通路185,187の先端においてメダルを遊技
機170,171内部に排出する排出口181,182
とを有している。
【0020】更にまた、このメダル振分部は、第1の通
路切替弁120及び第2の通路切替弁121を各々別個
に駆動する駆動手段133,143と、メダル貸出機1
72内部にメダルを保存するホッパ161と、このホッ
パ161に保有するメダル量を測定する貸出機残量メダ
ル測定機151と、このメダル貸出機172に隣接する
遊技機170,171各々の内部にメダルを保存するホ
ッパ160,162と、このホッパ160,162に保
有するメダル量の測定を別個に行う2つの遊技機残量メ
ダル測定機152,153とを設け、貸出機残量メダル
測定機151によるメダル減少信号に伴って駆動手段1
33により第1の通路切替弁120を作動し、遊技機残
量メダル測定機152,153のうちいずれか一方から
のメダル減少信号に伴って駆動手段143により第2の
通路切替弁121を作動するように制御する制御部15
0とを有して形成してある。
【0021】なお、この駆動手段133,143は、第
1,2の通路切替弁120,121の端部に有する軸1
22,124に連結した軸123,125と、この軸1
23,125を一方の端に設け、軸123,125を中
心として回転可能なアーム131,141と、このアー
ム131,141の他方の端に進退軸としての円柱状の
ロッド132,142を連結させ、制御部150からの
信号で電滋力により上下動させる電滋ソレノイド13
0,140とを有して形成してある。
【0022】ここで、このメダル振分部を更に詳しく説
明すると、図2に示すように、断面形状が方形で内部が
空洞の角筒をその中心軸を鉛直にしてメダル貸出機の背
面上部に設置することにより、メダルがその内部を通過
する補給通路110が形成してあり、この補給通路11
0の上面には形状が方形で上方からメダルを投入するこ
とができる投入口113が開口してある。この補給通路
110の下部には斜め下方左右に分岐した第1の遊技機
案内通路111と第2の遊技機案内通路112とを正面
から見た形状が逆Y字形となるように設けてある。
【0023】また、この補給通路110の上部には平面
視が方形で形状が板状になっており、その一つの端部に
は軸122を有し、その対向辺は端部程、板厚が薄くな
っている第1の通路切替弁120が設置されている。ま
た、補給通路110のメダル貸出機172に臨む正面上
部で第1の通路切替弁120が設置された位置には、こ
の第1の通路切替弁120により補給通路110の外部
に排出されたメダルをメダル貸出機172に案内する貸
出機連通路116が設けてある。
【0024】更に、第1の通路切替弁120の下方で補
給通路110内の下部には、第1の通路切替弁120と
同様の形状を有し、平面視が方形で形状が板状になって
おり、その1つの端部に軸124を有し、その対向辺は
端部程、板厚が薄くなっている第2の通路切替弁121
が形成されている。この第2の通路切替弁の端部に設け
た軸124は第1の通路切替弁120の軸122と平面
視で直角に交差するように設置されている。また、第1
の通路切替弁120の軸122はアーム131の一端に
有する軸123と連動しており、このアーム131は軸
123を中心軸として回転可能に設置され、その他端は
形状が円柱状のロッド132に連結されている。また、
このロッド132は形状が直方体の電磁ソレノイド13
0の進退軸として電磁力で上下動することができる。即
ち、軸123、アーム131及びロッド132を進退軸
とする電磁ソレノイド130により第1の通路切替弁1
20を駆動することができる駆動手段133を形成して
いる。
【0025】同様に、軸125、アーム141及びロッ
ド142を進退軸とする電磁ソレノイド140により第
2の通路切替弁121を駆動することができる駆動手段
143を形成している。更にまた、駆動手段133,1
43により第1,2の通路切替弁の駆動を操作できるよ
うに制御部150と電磁ソレノイド130,140との
間に信号が入出力可能に接続されてある。
【0026】また、このメダル振分部は、図3に示すよ
うにメダル貸出機172及び遊技機170,171の背
面に設置されてある。このメダル振分部の貸出機連通路
116は、メダル貸出機172の背面から内部へ形成さ
れてあり、この貸出機連通路116の下方にはホッパ1
61が設置され、貸出機連通路116から排出されたメ
ダルがホッパ161内に投入されて貯留することができ
るようになっている。更に、このホッパ161内にはメ
ダル残量が所定の量より減少した場合にメダル減少信号
を制御部150へ出力する貸出機残量メダル測定機15
1が設置されてある。
【0027】一方、このメダル振分部の第1,2の遊技
機案内通路111,112は同一の断面形状を有する第
1,2の遊技機案内通路184,186に接続されて、
メダル貸出機172の背面上部から遊技機170,17
1の背面中央付近にまで延長してある。更に、第1,2
の遊技機案内通路184,186は同一の断面形状を有
する第1,2の遊技機案内通路185,187に接続さ
れて、遊技機170,171の背面中央付近から背面下
部付近にまで延長され、その先端には円形の排出口18
1,182が遊技機170,171内部に向けて設けて
ある。この排出口181,182の下方で遊技機17
0,171の内部にはホッパ160,162が設置さ
れ、排出口181,182から排出されたメダルがホッ
パ160,162内に投入されて貯留することができる
ようになっている。
【0028】更に、このホッパ160,162内には、
メダル残量が所定の量より減少した場合にメダル減少信
号を制御部150へ出力する貸出機残量メダル測定機1
52,153が設置されてある。このように構成された
メダル振分部においては、メダル貸出機172及び2台
の遊技機170,171の上部に投入口113を設けて
あるので、遊技機170,171及びメダル貸出機17
2の上部でメダルを搬送するメダル補給ラインからメダ
ルを投入することができ、更に、この投入口113には
メダルがその内部を通過する補給通路110が鉛直に接
続してあるので、補給通路110内に沿ってメダルを落
下させることができる。
【0029】また、この補給通路110内の上部には第
1の通路切替弁120及び貸出機連通路116を設けて
あるので、投入口113から投入されたメダルを第1の
通路切替弁120を駆動させることにより補給通路11
0の下方と外部との二つに分別することができる。即
ち、第1の通路切替弁120は標準状態で鉛直にしてあ
ることにより投入口113から投入されたメダルは補給
通路110内をそのまま通過して下方に落下し、第2の
通路切替弁121に案内することができる。また、第1
の通路切替弁120を操作して補給通路110を閉塞す
ることにより投入口113から投入されたメダルは貸出
機連通路116から外部に排出してメダル貸出機172
内部に案内することができる。
【0030】また、補給通路110内で、第1の通路切
替弁120の下方には第2の通路切替弁121を有して
いるので、補給通路110内を落下してきたメダルを、
更に補給通路110左右の第1,2の遊技機案内通路1
11,112のうちのいずれかに分別することができ
る。即ち、第2の通路切替弁121を操作し、第1の遊
技機案内通路111を遮断することにより、メダルを第
2の遊技機案内通路112へ投入することができ、ま
た、第2の遊技機案内通路112を遮断することによ
り、メダルを第1の遊技機案内通路111へ投入するこ
とができる。更に、第1,2の遊技機案内通路111,
112は別の遊技機案内通路184,185,186,
187に接続され、メダル貸出機172に隣接する左右
2台の遊技機170,171内部へ排出口181,18
2により接続してあるので、分別したメダルを左右の遊
技機170,171内部へ投入することができる。
【0031】更にまた、この具体例においては、メダル
貸出機172内部のホッパ161に保有するメダル量を
測定する貸出機残量メダル測定器151と両遊技機17
0,171内部のホッパ160,162に保有するメダ
ル量を各々測定する2つの遊技機残量メダル測定機15
2,153とを設けているので、メダル貸出機172及
び遊技機170,171内部のホッパ161,160,
162に保有するメダル量の情報を得ることができる。
これにより、このメダル量が所定の量より少なくなった
場合、貸出機残量メダル測定機151及び遊技機残量メ
ダル測定機152,153から制御部150へメダル減
少信号を出力することができる。
【0032】また、第1の通路切替弁120及び第2の
通路切替弁121を各々別個に駆動し、軸123,12
5、アーム131,141及びロッド132,142を
進退軸とする電滋ソレノイド130,140からなる駆
動手段133,143と、貸出機残量メダル測定機15
1から出力したメダル減少信号に伴って駆動手段133
により第1の通路切替弁120を作動すると共に、遊技
機残量メダル測定機152,153から出力したメダル
減少信号に伴って駆動手段143により第2の通路切替
弁121を作動するように制御する制御部150とを有
している。これにより、メダル貸出機172又は両遊技
機170,171のうちのいずれかの遊技機内部のメダ
ル残量が減少して一定量以下になった場合に、貸出機残
量メダル測定機151及び遊技機残量メダル測定機15
2,153のうちいずれか1つから制御部150へメダ
ル減少信号が入力されると共に、この制御部150が駆
動手段133,143の電滋ソレノイド130,140
を操作する信号を駆動手段133,143へ出力するこ
とができる。その際、電滋ソレノイド130,140は
この信号に基づいて電滋力により進退軸としてのロッド
132,142を上下動させ、このロッド132,14
2に端部が連結させてあるアーム131,141が軸1
23,125を中心として回転する。更に、この軸12
3,125が回転することにより、軸123,125と
連動する軸122,124も回転し、第1,2の通路切
替弁120,121を駆動させることができる。これに
より、貸出機連通路116、第1の遊技機案内通路11
1又は第2の遊技機案内通路112のうちのいずれか1
つへメダル補給ラインから投入口113に投入されたメ
ダルを送り出すことができ、メダル貸出機172又はこ
のメダル貸出機172に隣接する左右の遊技機170若
しくは遊技機171のうちいずれか1つの内部にメダル
を補給することができる。
【0033】このように、メダル貸出機172及び遊技
機170,171の3つのうち任意の1つにメダル補給
ラインから1つの投入口113を使用してメダルを補給
することができ、機構が複雑なメダル補給ライン中の分
岐部の数を減らすことができる。従って、メダル補給に
関する保守管理が容易となり、信頼性が向上し、省スペ
ース化を図ることができる。
【0034】なお、上述した具体例においては、ホッパ
160,161,162の中に貸出機残量メダル測定機
151及び遊技機残量メダル測定機152,153のみ
を設けてメダル補給を実施するとして説明しているが、
メダルの測定機は特にこれらのみに限定されるものでは
なく、貸出機残量メダル測定機151及び遊技機残量メ
ダル測定機152,153の他にメダルが一定量まで補
給されたことを検出する満杯メダル測定機を同時にホッ
パ160,161,162内に設けておき、メダル補給
が実施されて、ホッパ160,161,162内がメダ
ルで満杯になったときにはこの満杯メダル測定機が満杯
である旨を検知し、メダルの補給を停止させるようにす
ることもできる。
【0035】以上、説明したように、本実施例に係るメ
ダル補給装置は、図1に示した上ローラー23,25,
27を正回転させると、所定の位置のベルトまでメダル
を搬送することができ、また、逆回転させるだけでメダ
ルを分岐することができる。即ち、メダルを分岐するた
めには、上ローラー23,25,27を逆回転させ、メ
ダルの移送方向を逆転するだけで実施することができる
ため、メダルを確実に分岐することができる。更に、図
2,3に示したメダル振分部により、補給ラインから分
岐したメダルをメダル遊技機12又はメダル貸機11に
補給することができる。このように、複雑な機構を有す
るメダル分岐部を設けることなく、メダルの補給をする
ことができ、メダルづまり等のトラブルの発生を低減す
ることができる。
【0036】また、本実施例に係るメダル補給装置は、
メダル振分部60乃至63、ベルト17乃至19、上ロ
ーラー23,25,27及び下ローラー24,26,2
8を設け、これらを連続して形成することにより構成さ
れている。このため、遊技場によりレイアウトが変更さ
れて島51の寸法が変わって、島51を構成するメダル
遊技機11の数が変化しても、上述のメダル振分部60
乃至63、ベルト17,18,19、上ローラー23,
25,27及び下ローラー24,26,28を新たに追
加するだけで対応することができる。これにより、島寸
法に合わせた設計、加工及び工事の手間を少なくするこ
とができ、大量生産ができて、設計、加工及び工事コス
トを低減することができる。
【0037】更に、このメダル補給装置を構成するベル
ト17乃至19は、短ベルトを複数組み合わせて使用し
ているため、ベルト17乃至19の「たわみ」の発生を
少なくすることができ、これにより、組立精度が向上し
て、故障率も低減し、信頼性を向上させることができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。本発明に
よれば、メダルづまり等のトラブルを発生させることな
く、メダルの確実な分岐を実施することができ、大量生
産することができて、設計、加工及び工事コストを低減
させることができ、信頼性が優れたメダル補給装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るメダル補給装置を示す概
略正面図である。
【図2】メダル振分部の一例を示す概略斜視図である。
【図3】メダル振分部の一例を示す概略正面図である。
【図4】従来のメダル補給装置を示す概略正面図であ
る。
【符号の説明】
11;メダル遊技機 12;メダル貸機 13;メダル貯留部 15;リフター 17;ベルト 18;ベルト 19;ベルト 23;上ローラー 24;下ローラー 25;上ローラー 26;下ローラー 27;上ローラー 28;下ローラー 31;上ローラー 32;下ローラー 41;メダル分岐部 42;メダル分岐部 43;メダル分岐部 44;メダル分岐部 50;島 51;島 60;メダル振分部 61;メダル振分部 62;メダル振分部 63;メダル振分部 110;補給通路 111;第1の遊技
機案内通路 112;第2の遊技機案内通路 113;投入口 116;貸出機連通路 120;第1の通路切替弁 121;第2の通路
切替弁 122;軸 123;軸 124;軸 125;軸 130;電磁ソレノイド 131;アーム 132;ロッド 133;駆動手段 140;電磁ソレノイド 141;アーム 142;ロッド 143;駆動手段 150;制御部 151;貸出機残量
メダル測定機 152;遊技機残量メダル測定機 153;遊技機残量
メダル測定機 160;ホッパ 161;ホッパ 162;ホッパ 170;遊技機 171;遊技機 172;メダル貸出機 181;排出口 182;排出口 184;第1の遊技機案内通路 185;第1の遊技
機案内通路 186;第2の遊技機案内通路 187;第2の遊技
機案内通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダル遊技機又はメダル貸機にメダルを
    補給するために、それらの上方に設け、メダル遊技機又
    はメダル貸機が並ぶ島端上部に補給されるメダルを移送
    して必要なところに落とせるメダル補給装置であって、
    前記メダル遊技機又は前記メダル貸機にメダルを振り分
    けるメダル振分部と、このメダル振分部にメダルを投入
    するベルトと、このベルトを掛け渡し、その中心軸が水
    平で、少なくともいずれか一方が駆動ローラーになって
    いる下ローラー及び上ローラーとを有し、この上ローラ
    ーは同一の前記ベルト内では前記下ローラーよりも上に
    設けられ、前記上ローラーとこの上ローラーに掛け渡さ
    れたベルトに隣接するベルトの前記下ローラーとが上下
    方向にだぶり、前記下ローラー下方又は前記上ローラー
    下方に前記メダル振分部を設け、前記駆動ローラーはベ
    ルト上のメダルを前記下ローラー側から前記上ローラー
    側へ移送する回転方向である正回転と、この正回転と逆
    方向の回転である逆回転とに回転自在としたことを特徴
    とするメダル補給装置。
JP4237940A 1992-09-07 1992-09-07 メダル補給装置 Pending JPH0679058A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231916A (ja) * 1999-12-14 2001-08-28 Kt Kk メダル簡易補給装置およびそれを用いたメダル補給回収システム
JP2002085638A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Oizumi Corp 遊技媒体補給装置
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Effective date: 20010308