JPH0679027B2 - アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット - Google Patents

アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット

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JPH0679027B2
JPH0679027B2 JP1189995A JP18999589A JPH0679027B2 JP H0679027 B2 JPH0679027 B2 JP H0679027B2 JP 1189995 A JP1189995 A JP 1189995A JP 18999589 A JP18999589 A JP 18999589A JP H0679027 B2 JPH0679027 B2 JP H0679027B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルドステロン(以下、ALDと略称することあ
り)の測定に有用な免疫測定方法に関し、本発明者らが
先に発明し、特開昭63−60996号において開示された、
新規な置換アルドステロン類を使用するラジオ免疫測定
方法(以下、RIAと略称することあり)、あるいはエン
ザイム免疫測定方法(以下、EIAと略称することにあ
り)に係るものである。
[従来技術とその問題点] 従来、ALDの測定はステロイドホルモン測定のうちで最
も困難なものの一つで、公知の免疫測定方法はその特性
において必ずしも充分なものとは言い難かつた。
すなわち、免疫測定方法の良否は使用する抗ハプテン抗
血清の適否に大きく支配されるが、この抗血清の特性
は、免疫原の構造によつて左右される。抗ハプテン抗血
清の場合、その免疫原としての化合物は官能基が出来る
限り遊離の状態のものが望ましいと言われている。
これまで報告されているALDのハプテンとしては、その2
1−ヘキサクシネート、3−(O−カルボキシメチル)
オキシムおよび、18、21−ビスヘキサクシネートなどが
挙げられるが、いずれもALD自体の官能基の一部がブロ
ツクされた形のもので、必ずしも満足なハプテンとは言
えない。
[問題点を解決するための手段] 上記の状況にかんがみ、本発明者らは、ALDのすべての
官能基が遊離の状態にあるハプテンの合成を試みてこれ
に成功し、上記ハプテンおよびその製造方法、上記ハプ
テンを含有するALD検査用試薬を特願昭62−117581号と
して特許出願し、その内容は特開昭63−60996号により
開示された。
本発明は、上記ハプテンを使用するALDのRIA法あるいは
EIA法およびこれらのものに加えて標準ALDを組合せたRI
AあるいはEIA用キツトを意図するものである。
したがつて本発明によれば、式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
素のときR2は−S−(CH21-3COR3または−O−CO−
(CH21-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
S−(CH21-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
を、抗ハプテン抗血清作製用ハプテン、あるいは標識用
抗原(トレーサー)として使用することを特徴とする血
清アルドステロンの免疫測定方法が提供される。
また、本発明の別の側面によれば、前記置換ALD類のう
ち少なくとも一つを標識用抗原あるいは抗血清作製用ハ
プテンとして含むことを特徴とする血清アルドステロン
・免疫測定用キツトが提供される。
RIAの場合、標識用抗原が放射性ヨウ素で標識されてい
ることが好ましく、EIAの場合、標識用抗原が酵素で標
識されていることは言うまでもない。
本免疫測定方法において、これらの置換ALD(I)のう
ち、R3が水酸基である化合物(I)(R3=OH)を、タン
パク質たとえば牛血清アルブミン(BSA)と結合させた
もの(BSAコンジユゲート)は、これを抗原(免疫原)
として、たとえば家兎を免疫、つまり数回繰返し注射し
たのち、その家兎より採血して抗ALD抗血清とする。ま
た他のタンパク質すなわち標識用酵素たとえばホースラ
デイシユ・ペルオキシダーゼ、アルカリホスフアター
ゼ、β−D−ガラクトシダーゼあるいはグルコシダーゼ
などと結合させて、EIA用標識体とすることができる。
これらのために用いる混酸無水物法は、置換アルドステ
ロン(I)(R3=H)を、たとえばジオキサンに溶か
し、之にトリ−n−ブチルアミンおよびイソブチルクロ
ルカーボネートを加え、8〜10℃で30分間撹拌すると、
化合物(I)−COOCOOC4H9の活性エステルができる。こ
れにBSAの含水ジオキサン溶液(NaOHでpH8.5に調整)を
加え、撹拌をつづけると化合物(I)のBSAコンジユゲ
ートが得られる方法である。
之に対し、冷水中での透析、pHの調整、遠心分離による
沈渣の採取、採取した沈渣の重曹溶液による溶解、冷水
中での再透析などの精製操作を施して免疫原とする。
このほか、カルボジイミド法(エチルカルボジイミドま
たはモルホカルボジイミドを用いる)あるいはイソキサ
ゾリウム法も用いられる。
また、これらの方法は、次の酵素で標識する場合も全く
同様に利用される。BSAが酵素とおき代るだけである。
(たとえば鎮目和夫他編[新版ラジオイムノアツセイ」
朝倉書店1977年刊行、および石川栄治他「酵素免疫測定
法」医学書院1978年刊行参照) また標識用抗原は、EIAの場合には、前記化合物(I)
のうちR3が水酸基であるものを、公知の慣用方法、たと
えば活性エステル法によつて酵素で標識して作製する。
RIAの場合には、前記化合物(I)のうちR3が水酸基以
外のものをそれ自体公知の慣用手段、たとえばクロラミ
ンT法あるいは酵素法などにより放射性ヨウ素(125Iま
たは131I)によつて標識して作製する。
標識にはクロラミンTでヨウ素イオンを酸化するか、過
酸化水素とラクトペルオキシダーゼとの組合せで酸化し
て得た原子状ヨウ素を利用して、たとえばヒドロキシフ
エニルのメタ位にヨウ素を導入する方法が採用される
(前記「新版ラジオイムノアツセイ」参照)。
イムノアツセイ法はそれ自体公知の方法に従つて行な
い、EIAの場合には、たとえば螢光強度測定における、
標識液と被測定血清との測定値を比較することによつて
定量する。
RIAの場合には、たとえばウエル型シンチレーシヨン・
カウンターで測定した標準液と被検血清の放射活性との
対比によつて求める。
本発明によつて提供される免疫測定用キツトには標準
物質としてのALDと化合物(I)の放射化あるいは酵
素標識物または化合物(I)より得た抗血清が含まれ
る。後二者のうちいずれかは公知のALD誘導体由来のも
のでもよい。その他所望に応じ、緩衝液、F/B(遊離型
/結合型)分離試薬[たとえばPEGあるいは第2抗体
(2抗体法で前記を第1抗体とする場合)]を含むも
のであつてもよい。
前記したように、本発明によれば、感度、交叉反応性に
おいてすぐれた免疫測定方法を実施しうることが判明
し、次記実施例の記載において更に詳細に説明するよう
に、本発明の公知技術に対する優位性が裏付けられた。
実施例1 置換ALD(I)(R1=SCH2COOH,R2=H)による免疫原お
よび抗血清の作製 i)免疫原 置換ALD(I)(R1=SCH2COOH,R2=H)18mgをジオキサ
ン500μlに溶かし10〜12℃に保ちながらトリブチルア
ミン9.3μlとイソブチルクロルカーボネート4.9μlを
加え,30分間撹拌して活性エステル液とする。一方,牛
血清アルブミン(BSA)69mgを水2mlに溶かし,ジオキサ
ン2mlを加えて混和したのち,1N−水酸化ナトリウムでpH
8.5に調整する。これに,上記エステル液を氷冷下に滴
下したのち,さらにpH8.5に保ちながら4時間撹拌を続
けてカツプリングさせ,水に対して透析し,つづいて凍
結乾燥し,標記化合物(I)BSAコンジユゲート50mgを
得た。
担体タンパクに対するハプテンの結合モル比は15であつ
た。
ii)抗血清 前記免疫原250μgを生理食塩液250μlに溶かし,フロ
イント・コンプリート・アジユバント250μlを加えエ
マルジヨンとする。これを家兎の背部に皮内注射し,こ
れを3時間間隔で5回繰返す。最終免疫後10日目に全採
血して抗血清を得た。
この抗血清の力価を,後述のRIA系で測定したところ,
125I標識ALD2.2×104dpmの50%を結合させるのに要する
抗血清の希釈倍数で表わした値で,4.6×104倍であつ
た。
実施例2 置換ALD(I)(R1=SCH2CONHCH2CH2(C6H4)OH,R2
H)の標識 置換ALD(I)(R1=SCH2CONHCH2CH2(C6H4)OH,R2
H)500ng,ジメチルホルムアミド5μl,0.5M−リン酸緩
衝液(pH7.5)25μlおよび125I−ヨウ化ナトリウム1mC
iをガラスチユーブに入れ,ここにクロラミンT20μgを
含むリン酸緩衝液(pH7.5)5μlを加え,室温で45秒
間撹拌したのち,メタ重亜硫酸ナトリウム100μgを含
む水溶液5μlを加えて反応を停止させた。
これにヨウ化カリウム500μgを加え,ジクロルメタン1
mlで抽出,硫酸ナトリウムで乾燥後クロマトグラフイー
(セフアデツクスLH−20,0.7cmφ×20cm,ジクロルメタ
ン:メタノール=9:1)を行ない,1000−1500μCi/μg
の標記化合物を得た。クロマトグラム(溶出曲線)は第
1図に示す通りであつた。
実施例2−1 前記実施例2前半の記載にしたがつて、標記置換ALD
(I)の標識を行つた。標識物は,それぞれクロマトグ
ラフイ(セフアデツクスLH−20,9mmφ×90mm,エタノー
ル−M/10 クエン酸緩衝液、pH2.2)によつて精製し,
放射活性500μCi/μgのチロシンメチルエステル体およ
び同400μCi/μgのヒスタミン体を得た。クロマトグラ
ム(溶出曲線)を,それぞれ第5および6図に示す。
実施例 3 置換ALD(I)[(R1=H,R2=βおよびα・OCOCH2−CH2
COOH)]による免疫原および抗血清の作製 i)免疫原: 標記置換ALD(I)を,個別に実施例1記載の方法と同
様の方法に従つて処理し,それぞれ(I)(R1=H,R2
β・OCOCH2CH2COOH)−BSAおよび(I)(R1=H,R2=α
・OCOCH2−CH2COOH)−BSAコンジユゲートを得た。出発
物質14.5mgから得られたコンジユゲートの量は,それぞ
れ65mg,68mgであつた。また担体タンパクに対するハプ
テンの結合モル比は,それぞれ11および20であつた。
ii)抗血清 前記免疫原を用いて実施例1,ii)記載と同様の方法で免
疫を行い,抗血清を得た。これらの抗血清の力価を前記
と同一表現で示すと,それぞれ9×104倍および6×104
倍であつた。
実施例 4125 Iによる置換ALD(I)[(R1=H,R2=βまたはα・O
COCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)]の標識 置換ALD(I)[(R1=H,R2=βまたはα・OCOCH2−CH2
CONHCH2CH2(C6H4)OH)]に実施例2と同様の操作を施
して、それぞれ125I(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2−CH
2CONHCH2CH2(C6H4)OH)330μCiおよび125I(I)(R1
=H,R2=α・OCOCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)600μ
Ciを得た。クロマトグラム(溶出曲線)はそれぞれ第2
図および第3図に示す通りであつた。
参考例1 実施例2および4に記載したALD標識化合物のほか,公
知の11β,18−エポキシ,18α,21−ジヒドロキシ−4−
プレグネン−3,20−ジオン=3−{O−[N−(p−ヒ
ドロキシフエネチル)カルバモイルメチル]オキシム}
(VI)をクロラミンT法によりヨウ素化して125I−(V
I)を作製し,その比放射能が680Ci/mmolであることを
確認した。
実施例5 血清ALDのRIA 1)操作法 血清100μlを試験管に採取し,上記実施例2および4
ならびに参考例1のいずれかによつて得た125I標識ALD
(2.2×104dpm)を含む緩衝液(0.1%牛血清γ−グロブ
リンを含む0.1Mクエン酸緩衝液,pH5.0)100μl,8−アニ
リノナフタレン−1−スルホン酸溶液(625mg/ml)400
μlおよび後記希釈倍率の各種抗血清溶液(実施例1お
よび3により作製)100μlを加え,4℃で16時間インキ
ユベーシヨンを行つたのち,25%ポリエチレングリコー
ル6000溶液1mlを加え,10秒間振り混ぜ,ついで遠心分離
(2250×g,20分間)し,その上澄を吸引除去し,沈殿の
放射活性をウエル型シンチレーシヨン・カウンターで測
定した。
2)標準曲線: 上記1)の操作法により,ALD標準液(0〜5000pg/ml)
について作成した標準曲線は第4図に示す通りであつ
た。ここでB0は非放射性ALDのないときに得られた抗原
・抗体結合物の放射能,Bは非放射性ALDを加えたときの
結合物の放射能である。
3)交差反応性: 本発明によつて得た各種置換アルドステロンの各種ステ
ロイドとの交差反応性検定試験(方法は上記1)による
結果を次頁の表に総括する。
実施例5−1 血清ALDのRIA 前記実施例1に記載の操作法に従つて,実施例2−1で
得た標識体と,次頁の表中に記載した抗(I)(R1=H,
R2=α・OCOCH2CH2COOH)−BSAとを用いて作成したB/B0
標準曲線は第7図に示す通りであつた。
実施例6 血清ALDのEIA 1)酵素標識抗原の作製: 前記した,置換ALDのカルボン酸誘導体 [(I)(R1=SCH2COOH,R2H)、(I)(R1=H,R2=β
・SCH2COOH)、(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2CH2COO
H)、(I)(R1=H,R2=α・OCOCH2CH2−COOH)および
公知の11β,18−エポキシ−18α,21−ジヒドロキシ−4
−プレグネン−3,20−ジオン=3−(O−カルボキシメ
チル)オキシム(VI)]各6μmolを個別にジオキサン4
00μlに溶かし,トリ−n−ブチルアミン6.3μmolを含
むジオキサン50μlを加え10〜12℃に冷却下イソブチル
クロルカーボネート6μmolを含むジオキサン50μl
を加え30分間撹拌し活性エステル液とした。
一方、β−D−ガラクトシダーゼ(30U/mg,ベーリンガ
ー・マイハイム社製)2mgを10%ジオキサン3.5mlに溶か
し,0.1N−水酸化ナトリウムでpH9.2に調整しておく。こ
れに上記活性エステル液を氷冷・撹拌下に滴下し,5分
後,pH8.5に調整した。さらに4℃で4時間撹拌を続けた
のち0.05%ナトリウムアジドを含む0.01Mリン酸緩衝液
(pH7.4)に対して2日間透析し,得られたβ−D−ガ
ラクトシダーゼ・ALD誘導体・コンジユゲート(被標識
化合物の記載順に従つて,それぞれVIIa,b,c,dまたはe
と指称する)を酵素標識抗原とした。
2)EIA: ALD標準溶液100μlを試験管に採り,0.1Mリン酸緩衝液
(pH7.4)300μlおよび酵素標識抗原希釈液(酵素標識
抗原を10万倍に希釈)100μlを加え混和後,抗血清溶
液50μlを加え4℃で5時間静置した。
ついでイムノビード(Immunobead;Bio-Red社商品名,1mg
/ml)100μlを加え4℃に1時間静置したのち、遠沈し
(2000×g,5分間),その上澄を吸引除去し,沈殿を0.1
M−リン酸緩衝液(pH7.4)で2回洗浄した。
これを,0.14M−塩化ナトリウム、0.001M・塩化マグネシ
ウム,0.05%ナトリウムアジド,0.5%BSAを含む0.01M−
リン酸緩衝液(pH7.3)に懸濁させ,さらに4−メチル
ウンベリフエリル−β−D−ガラクトシド溶液(80μg/
ml)400μlを加え,37℃で30分間インキユベートしたの
ち,0.1M−グリシン緩衝液(pH10.5)3mlを加えて反応を
停止させ,その螢光強度(励起360nm,螢光448nm)を測
定した。
なお,血清中ALDの測定の場合は,標準溶液100μlおよ
び緩衝液300μlの代りに,それぞれ被検血清100μlお
よび8−アニリノナフタレン−1−スルホン酸溶液(80
0μg/ml)300μlを用い,以下上記と同様に操作する。
また,用いる酵素標識抗原と抗血清との可能な組合せ
(○印)は次表に示すとおりである。
【図面の簡単な説明】 第1,2および3図はそれぞれ,125I−(I) 125I−(I) および125I−(I) のカラムクロマトグラフ溶出曲線である。 また第4図は標識物あるいは抗ALD抗血清のいずれか一
方,あるいは双方共に本発明による置換ALDを用いて作
成したB/B0標準曲線である。 第5および第6図は,それぞれ125I−(I) および のカラムクロマトグラフ溶出曲線である。第7図は,標
識物および抗ALD抗血清が双方共に本発明による置換ALD
を用いたB/B0標準曲線である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
    素のときR2は−S−(CH21-3COR3または−O−CO−
    (CH21-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
    S−(CH21-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
    キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
    ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
    ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
    イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
    表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
    を、抗ハプテン抗血清作製用ハプテン、あるいは標識用
    抗原(トレーサー)として使用することを特徴とする血
    清アルドステロンの免疫測定方法。
  2. 【請求項2】標識用抗原が放射性ヨウ素で標識されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の免疫測
    定方法。
  3. 【請求項3】標識用抗原が酵素で標識されていることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)記載の免疫測定方法。
  4. 【請求項4】式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
    素のときR2は−S−(CH21-3COR3または−O−CO−
    (CH21-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
    S−(CH21-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
    キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
    ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
    ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
    イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
    表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
    を標識用抗原あるいは抗血清作製用ハプテンとして含む
    ことを特徴とする血清アルドステロン免疫測定用キッ
    ト。
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