JPH0676613A - 街路灯構造 - Google Patents

街路灯構造

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JPH0676613A
JPH0676613A JP3258689A JP25868991A JPH0676613A JP H0676613 A JPH0676613 A JP H0676613A JP 3258689 A JP3258689 A JP 3258689A JP 25868991 A JP25868991 A JP 25868991A JP H0676613 A JPH0676613 A JP H0676613A
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JP
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pole
reflector
lighting
lamp
tip
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JP3258689A
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English (en)
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Daboannu Pieeru
ダボァンヌ ピエール
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PARUKO KK
Original Assignee
PARUKO KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/0008Reflectors for light sources providing for indirect lighting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • F21S8/08Lighting devices intended for fixed installation with a standard
    • F21S8/085Lighting devices intended for fixed installation with a standard of high-built type, e.g. street light
    • F21S8/088Lighting devices intended for fixed installation with a standard of high-built type, e.g. street light with lighting device mounted on top of the standard, e.g. for pedestrian zones
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V14/00Controlling the distribution of the light emitted by adjustment of elements
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
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    • F21V14/00Controlling the distribution of the light emitted by adjustment of elements
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    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2131/00Use or application of lighting devices or systems not provided for in codes F21W2102/00-F21W2121/00
    • F21W2131/10Outdoor lighting
    • F21W2131/103Outdoor lighting of streets or roads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】街路灯の上部に設けられた照明ランプの照明光
を反射式にし、しかも、所定角度揺動自在にして動的照
明が出来るようにし安全性を高めるようにする。 【構成】ベース2に立設したポール3の上部に照明ラン
プ29を設け、その上部に設けたリフレクタ24に横方
向の旋回動装置10,11を設け、又、横方向の揺動装
置21,22,23を設け、更に、リフレクタ24を立
体的に所定角度設定サイクルで揺動させ通行人等の通行
領域をサイクル的に動的に確実に照明する。 【効果】商店街等の街路灯の照明を反射式にし光をやわ
らげ、目に疲れを覚えさせず、しかも、動的にスイング
させることにより周囲を換気し、防犯性防災性を高め、
又、審美的意匠性を高め、周囲の構造物や樹木との調和
を図り、デザイン性をより向上させることが出来るよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、商店街等の通路に所
定間隔で設置される街路灯の構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、産業が隆盛になり、市民生
活が向上すると、社会環境の整備が広く望まれるように
なり、公害問題や環境との調和とがクローズアップさ
れ、社会道徳の向上等と相俟って公共性や福祉性が一段
と注目されるようになってきている。
【0003】そのため、都市部,地方部を問わず、市街
地や住宅地に於ける公共施設の拡充や環境美化等のテー
マが広く見直されるようになり、都市計画等にもより一
層の市民生活の向上にマッチングする設計態様が採り入
れられるようになっきている。
【0004】したがって、商業地や観光住宅地にあって
は個々の建築物,構造物それぞれの都合だけでなくブロ
ックごと、更には、地域単位の全体的な機能に周辺部と
の調和や近未来的な発展的要素を採り入れた構築が考慮
されるようになってきている。
【0005】そのため、駅周辺のロータリーや公園,広
場,パブリックスペース等の周辺部との取り合いはさま
ざまな機能空間的要素が採り入れられる傾向にある。
【0006】而して、近代社会は多種多様の機能から昼
間の社会活動ばかりでなく、夜間、特に、日暮れ時にお
ける交流やショッピング活動も盛んになり、又、地上の
みばかりでなく、地下空間に於ける活動も昼夜を問わ
ず、広く行われるようになってきており、当然のことな
がら、日没後の各種の活動や地下に於ける活動には旧く
から太陽に代わる照明が不可欠となってきている。
【0007】そして、太陽光の作用しない地下や夜間に
おいて防犯性や防災性,交通安全等の保安上の点からラ
ンプによる人工照明がさまざまな形で開発され、要所要
所に必要な形で採用されている。
【0008】そこで、旧くは松明,かがり火等が防犯的
な、ガイド的な照明としてスポット的に用いられてきた
が、近代においてガス灯等の街路灯が政策的に採用され
るようになっているが、かかる照明はかろうじて本来的
な安全,防災ガイド的な機能に止どまっており、都市計
画的な設計に基づくものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した如
く、近代市民生活においては街路灯にあっても、防犯,
防災,交通安全等に加えて、周辺環境との調和する観賞
的,審美的側面からの造形美も一種の機能と相俟って、
採り入れることが重要視されるようになってきているこ
とから、商店街に於ける通路や公園,ロータリー等のパ
ブリックスペース等に於いては樹木等の植生や周辺の建
物とバランスが採れ、本来的な保安性,安全性等の点と
調和する街路灯の採用が求められるようになってきてい
る。そこで、近時、図13に示す様な優美なデザインを
有し熱エネルギー的にも優れている街路灯1が採用され
るようになっている。
【0010】即ち、該種在来態様の街路灯1にあって
は、商店街や公園等のベース2にアルミ製等のポール3
が所定の形状に立設され、その先端のヘッド4に於いて
所定にデザインされたカバー5内に蛍光灯や水銀灯等の
照明ランプが収納され、ポール3内のケーブルを介し照
明されるようになり、現今においては、日没やにわか雨
等の急激な周辺の明るさ低下に伴って自動的にスイッチ
が作動して点灯し、夜明と共に消灯するようなタイプの
態様のものまで出現している。
【0011】しかしながら、上述在来態様の街路灯1に
あっては、ポール3はベース2に対し構造物として固定
的であるにしても設計的にランプのヘッド4に於ける位
置姿勢も固定的であるために、該ランプによる光芒も固
定的であり、したがって、通路等の被照明部位に於ける
照明エリアも固定的であり、そのため、商店街を行きか
う人や車にとって道すじが動的に照明され得ず、又、可
能な限りでの照明が隈なく行われ難いという難点があっ
た。
【0012】又、商店街に於けるネオンサインや動的看
板等がダイナミックなデザインを採られているのに対し
著しく静的であり、空間デザインとしてマッチングし得
ないというデメリットがあった。
【0013】又、ベース2側は照度が低いのに対し、ポ
ール3のヘッド部4に於いてのみスポット的にランプが
ともっている感じで心理的に必ずしも充分な安心感が与
えられないという欠点があった。
【0014】そのため、かかる態様の街路灯1は単なる
構造物ではあっても、周囲の建築物や植生等ともマッチ
ングせず、ポールの背部が照明されないために、自転車
や自動車等の接触,衝突等も生じかねないという不具合
もあった。
【0015】特に、街路灯1の位置間隔が長い場合には
上述デメリットが増加するという不都合さもある。
【0016】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく位置及び照明固定式の街路灯の問題点を解決すべ
き技術的課題とし、街路灯本来の保安性,ガイド性等の
機能を充分に発揮しながらも、周辺の構築物や樹木との
調和が図れ、近未来的にデザインも良く、充分な審美
性、及び、造形美を有し、しかも、省エネルギー的で耐
久性に富み、市民生活に充分に寄与することが出来るよ
うにして建築産業に於ける造形技術利用分野に益する優
れた街路灯構造を提供せんとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、商店街や公園,駅のロ
ータリー等の単独、或いは、所定間隔で配置された水銀
灯式等の街路灯がベースに対しステンレス製等のポール
を立設され、その内部のケーブルを介し先端に設置した
水銀灯や蛍光灯等の照明ランプを点灯し、周囲を所定に
照明するに際し、該照明ランプをオーバーハングして設
置したリフレクタが機械式、或いは、電気式の旋回動装
置により縦方向、或いは、横方向、更には、側方に所定
角度所定サイクルでスイングして旋回動し、該リフレク
タによる反射光が通路等を全体的に、或いは、集中的に
照明し、通行人,自転車,自動車等の通行方向を明示
し、而して、ポールの中途部分等に他の照明ランプを設
け、特に、基部に於いてはフットライトにし、街路灯を
立体的に浮び上がらせるようにし、又、設計によっては
基部にベンチ等を設け、更に、中途部はソレノイドによ
って開閉作動する傘を配設し、上述作動は複数設置され
ている街路灯に於いて同期的に行われるような設計に
し、周辺の構造物や植物にもマッチングし、立体的デザ
インの構造物とし、造形美を高め、審美性をアップする
ようにし点灯,消灯は自動的に対応して行われるように
した技術的手段を講じたものである。
【0018】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を図1、乃
至、図12に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0019】尚、図13と同一態様部分は同一符号を用
いて説明するものとする。
【0020】図1、乃至、図7に示す実施例において、
1' はこの出願の発明の要旨の中心を成す街路灯であ
り、例えば、駅から住宅地帯にかけての商店街に於いて
所定間隔で設定数設けられている態様であり、所定のベ
ース2にステンレス製等の断面略円形の直筒型のポール
3が立設されており、そのヘッドの照明部4と中間照明
部6とフットライト照明部7と3つの照明部からなり、
ヘッドの照明部4に於いては半円筒状のアクリル製、或
いは、所定の透明樹脂製のカバー8が適宜のリング状の
メカニカルシール9を介しポール3に回動自在に嵌着さ
れており、その下部の内側には外歯ギヤ10が一体的に
設けられ、ポール3の上部内側に一定に設けられたブラ
ケットに設けられた旋回動装置としてのモータ11の出
力軸に設けられたピニオン10' が噛合っており、モー
タ11に付設された所定の切換えリレー12により該ピ
ニオン10' が所定サイクルで往復回動することにより
外歯ギア10を介しカバー8が所定サイクルで往復旋回
動するようにされている。
【0021】尚、切換えリレー12はモータ11の正転
逆転回数により、当該正転逆転を切換えするようにされ
ているものであり、この出願の発明の時点において当業
者にとり何ら技術的な困難性はないものである。
【0022】そして、カバー8の表面13は所定角度に
斜切成形されてコンデンサレンズ14を一体的に上設し
ている。
【0023】そして、外歯ギヤ10とコンデンサレンズ
14との間にはモータ15,15'を各々有するロール
16,16' が設けられてガイド17,17' を介しシ
ーズンごとに、例えば、夏は青、冬は透色等の色に切換
え選択することが出来る色フイルタ18を巻き取り選択
することが出来るようにされ、コンデンサレンズ18の
下側に於いてシーズンごとに該色フイルタ18を変化さ
せることが出来るようにされている。
【0024】而して、カバー8の一側寄りには縦方向に
ステンレス製のブラケット19が一体的に固設され該ブ
ラケット19には図3,図4に示す様に、アーム20が
所定角度斜め上方向に向けて固設されており、その縁部
分にはモータ21が固設されてその出力軸にはウオーム
22が一体的に設けられ、アーム20の直接下先端部分
にヒンジ23を介し縦方向に揺動自在に設けられたステ
ンレス製のリフレクタ24に対しヒンジ25を介して揺
動自在に設けられたウオームギヤ26に噛み合って該リ
フレクタ24をポール3の上部照明部4に於いて縦方向
所定角度でスイングして揺動することが出来るようにさ
れている。
【0025】尚、図2に示す様に、該リフレクタ24は
貝殻状のしわ波28を形成されてベース2に於ける所定
の照明部位に反射光を集中して照明することが出来るよ
うにされている。
【0026】尚、この出願の発明においては街路灯1'
が反射式にされて図13に示す在来の街路灯1の如く直
射方式でないことにより光の強度はやや落ちるものの、
光は極めて柔らかで通行人等にとって視覚的に刺激が少
く充分な明るさを提供することが出来るものである。
【0027】尚、図4に示す様に、旋回動装置において
は、例えば、透明樹脂製のベローズ27が雨仕舞的に設
けられて防水構造とされている。
【0028】尚、モータ21については、前記切換えリ
レー12と同様な電気的な制御機構により所定サイクル
で往復回動しリフレクタ24の縦方向揺動をサイクル的
に行うことが出来るようにされており、かかる切換えリ
レーについては定期,不定期のメンテナンスによりその
サイクルを調整変更することが自在にされ得るものであ
る。
【0029】そして、カバー8の内部中央部位には水銀
灯29がポール3のブラケットに交換自在に設けられて
図示しないケーブルを介しこの出願の発明において、既
に、開発されている周囲の明るさの変化に応じて自動点
消灯自在であるように制御装置に接続されている。
【0030】したがって、リフレクタ24はカバー8の
横方向の旋回動、及び、モータ21による縦方向の揺動
を介し所定サイクルで立体的にスイングして揺動するこ
とが出来るようにされているものである。
【0031】そして、ポール3の中途照明部6に於いて
は図6に示す様に、側面視コの字型のハウジング30の
下部にアクリル製、或いは、所定の透明樹脂製のカバー
31が設けられて内部に照明ランプ29' が設けられて
おり、又、基部の下部照明部位7に於いては図7に示す
様に、半円筒状のアクリル製、或いは、透明樹脂製のハ
ウジング31' が設けられて内部に別の照明ランプ29
''が設けられてフットライトとして機能するようにされ
ている。
【0032】尚、所定数の街路灯1' ,1' …は集中制
御的に同期的にカバー8の旋回動、及び、リフレクタ2
4の揺動が成されるようにされている。
【0033】勿論、設計によっては各個別にランダムに
作動制御されるようにすることは何ら困難性がないもの
である。
【0034】上述構成において、商店街に日没後周囲の
明るさが設定明るさになると自動的に各照明ランプ2
9,29' ,29''が点灯され、ポール3のヘッド4の
上部照明部に於いてはモータ11,21が起動し、切換
えリレーを介し所定サイクルで正逆転して旋回動するこ
とによりカバー8は所定サイクルで旋回動し、又、リフ
レクタ24は設定角度スイング的に揺動し、照明ランプ
29によりコンデンサレンズ14を介しリフレクタ24
で反射された光は通路上に於いて通行人の各方向に前後
揺動しその通路を動的に明示し、又、自転車や自動車に
対してもその通行区分を誤らないようにガイドする。
【0035】そして、各リフレクタ24のスイング作動
については前述した如く、集中制御的に同期的に行って
も良いが、各個に独自に揺動しても良いことは勿論のこ
とである。
【0036】そして、当該照明においてリフレクタ24
の内面にはしわ波28,28が形成されていることによ
り、照明ゾーン全体を所定の明るさに照明すると共に所
定部位については集中的に照明することが出来る。
【0037】そして、視覚的にはポール3の中途部位に
於ける照明ランプ29' により審美的な雰囲気をかもし
だし、商店街のライトアップを図り、又、基部に於いて
は照明ランプ29''がフットライトとして機能し通行人
や車輌の安全性をより高めることが出来る。
【0038】次に、図8に示す実施例においては上述実
施例のリフレクタ24が縦方向にスイングして揺動する
ようにされた態様であるのに対し、更に、側方の旋回動
して揺動してスイングすることが出来るようにした態様
であり、リフレクタ24の基部にモータ内蔵の旋回動装
置32をアーム20との間に設けて該リフレクタ24を
縦方向に揺動すると共に側方に左右に揺動して設定角度
旋回動させて立体的に揺動することが出来るようにした
態様であり、その作動は極めて立体的で、しかも、空間
的,動的審美性はより高いものであり、イベント会場等
の設置には極めて効果的である。
【0039】勿論、旋回動装置32の作動を設定タイミ
ングで操作するようにすることが出来ることは勿論のこ
とである。
【0040】そして、シーズンごとにカバー8内のモー
タ15,15' を作動させて色フイルタ18を進退動さ
せて反射光を所定の色にし、該シーズンに最もふさわし
い色にしたり、或いは、催物や特売デー等の際に経時的
に所定短サイクルでカラフルな色の反射を行ったりする
ことが出来るようにすることも可能である。
【0041】尚、照明ランプ29,29' ,29''の取
り換えやモータの整備,点検,補修等は適宜にクレーン
車やリフト等を用いて容易に行うことが出来るものであ
る。
【0042】次に、図9に示す実施例はポール3の所定
部位に照射方向に所定サイズのサイドポール33,33
…を一体的に延出させ、その先端にスポットランプ34
を個々に取り付け、該サブポール33に商店の適宜の広
告等のプラカードや旗35を吊設して一種の広告機能を
持たせ、反射光に浮び上がらせて宣伝機能を持たせるよ
うにすることが出来る態様である。
【0043】次に、図10に示す実施例はポール3の所
定部位に傘を配設して該傘を開閉自在にすることが出来
るようにした態様であり、ポール3の内部に設けたガイ
ドポール3' に介装した断面リング状のスライダー36
が該ガイドポール3' に設けられたソレノイド37の作
用により所定ストローク昇降自在にされ、その上端に各
ヒンジ30を介し照射方向に延設した福骨40を適宜に
防水シールされたヒンジ39を介しポール3の外側に延
出させ、その先端でヒンジ38' を介しポール3にヒン
ジ39' を介して基部を枢支した骨40' を所定に旋回
動させて開閉自在にした傘41を設けたものであり、不
測のにわか雨や急速の曇天で空が察知出来なくて降水に
みまわれた際の商店街の通行人がフットライト等により
足元を確かめながら雨やどり出来るようにしたものであ
り、勿論サンシェードとしても使用出来、アーケード等
がない商店街や公園や広場等に於いては極めて利便性が
高いものである。
【0044】又、図11に示す実施例はバータイプの蛍
光灯式街路灯に於ける態様であり、樋型のリフレクタ2
4' 内に設置した照明ランプとしての蛍光灯29''' に
対しリフレクタ24' を前述実施例同様に縦方向に揺動
すると共に、側方に旋回動装置32により旋回動させる
ことが出来るようにしたものである。
【0045】そして、図12に示す実施例は各照明部7
の上下いずれかにベンチ42を配設した態様であって、
公園やイベント会場や広場等に於いて効果的なものであ
る。
【0046】尚、この出願の発明の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、ポー
ルについてその中途部にジョイントポールを介装させて
街路灯の高さを適宜に調節することが出来るようにする
等種々の態様が採用可能である。
【0047】又、設計変更的には色フイルタについて適
宜に差し変えする等出来ることもまた勿論のことであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に駅と住宅地との間の商店街やロータリーや公園,広場
等に所定間隔で、或いは、1つ設置される街路灯におい
て、該街路灯の先端部に設けられた照明ランプに対し、
リフレクタがその上部に設けられて反射式の街路灯とし
たことにより、直照式の街路灯に比してその明るさは低
下するものの、柔らかな反射光とされることから、通行
人や自転車や自動車には優しい光となり、まぶしくなく
安全であるという効果があり、更に、リフレクタが縦方
向、或いは、横方向、更には、側方向に所定角度、そし
て、所定サイクルでスイング的に揺動して旋回動するよ
うにされていることにより、その反射光による照明部位
を所定に選択し得るように調整してサイクル的に揺動す
ることにより通行人等の通行方向や通行部位がサイクル
的に揺動されるために防犯性や防災性が著しく高まり、
又、動的照明とすることにより回りの動的ネオンサイン
や看板等とマッチングし、周囲の構造物や樹木等とのバ
ランスが調和良く採れ、近代的な都市計画に沿う構造物
とすることが出来、祭やイベント等の雰囲気等も大いに
盛り上げることが出来るという優れた効果が奏される。
【0049】そして、中途部や基部に他の照明ランプを
設けたことにより、単に上部の照明ランプが空中に浮び
上がるスポット的な存在感ではなく、街路灯全体が浮び
上がり視覚的にも安全のうえからも極めて効果的である
という利点がある。
【0050】又、造形的にも審美的にも新しいデザイン
とすることが出来ることから、商店街等の観賞を向上さ
せ、市民にとってもなじみ易い構造物とすることが出来
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の全体概略側面図で
ある。
【図2】同、街路灯の部分断面図である。
【図3】街路灯の部分拡大裏面図である。
【図4】街路灯の縦方向揺動の旋回動模式機構図であ
る。
【図5】街路灯の横方向の揺動の旋回動の模式断面図で
ある。
【図6】中途照明部の部分断面図である。
【図7】街路灯のフットライトの概略側面図である。
【図8】別の実施例の模式側面図である。
【図9】更に他の実施例の部分拡大側面図である。
【図10】別の実施例の部分断面側面図である。
【図11】 10,10' ,11 旋回動装置 41 傘 37 ソレノイド 18 色フイルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 街路灯構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、商店街等の通路に所
定間隔で設置される街路灯の構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、産業が隆盛になり、市民生
活が向上すると、社会環境の整備が広く望まれるように
なり、公害問題や環境との調和とがクローズアップさ
れ、社会道徳の向上等と相俟って公共性や福祉性が一段
と注目されるようになってきている。
【0003】そのため、都市部,地方部を問わず、市街
地や住宅地に於ける公共施設の拡充や環境美化等のテー
マが広く見直されるようになり、都市計画等にもより一
層の市民生活の向上にマッチングする設計態様が採り入
れられるようになっきている。
【0004】したがって、商業地や観光住宅地にあって
は個々の建築物,構造物それぞれの都合だけでなくブロ
ックごと、更には、地域単位の全体的な機能に周辺部と
の調和や近未来的な発展的要素を採り入れた構築が考慮
されるようになってきている。
【0005】そのため、駅周辺のロータリーや公園,広
場,パブリックスペース等の周辺部との取り合いはさま
ざまな機能空間的要素が採り入れられる傾向にある。
【0006】而して、近代社会は多種多様の機能から昼
間の社会活動ばかりでなく、夜間、特に、日暮れ時にお
ける交流やショッピング活動も盛んになり、又、地上の
みばかりでなく、地下空間に於ける活動も昼夜を問わ
ず、広く行われるようになってきており、当然のことな
がら、日没後の各種の活動や地下に於ける活動には旧く
から太陽に代わる照明が不可欠となってきている。
【0007】そして、太陽光の作用しない地下や夜間に
おいて防犯性や防災性,交通安全等の保安上の点からラ
ンプによる人工照明がさまざまな形で開発され、要所要
所に必要な形で採用されている。
【0008】そこで、旧くは松明,かがり火等が防犯的
な、ガイド的な照明としてスポット的に用いられてきた
が、近代においてガス灯等の街路灯が政策的に採用され
るようになっているが、かかる照明はかろうじて本来的
な安全,防災ガイド的な機能に止どまっており、都市計
画的な設計に基づくものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した如
く、近代市民生活においては街路灯にあっても、防犯,
防災,交通安全等に加えて、周辺環境との調和する観賞
的,審美的側面からの造形美も一種の機能と相俟って、
採り入れることが重要視されるようになってきているこ
とから、商店街に於ける通路や公園,ロータリー等のパ
ブリックスペース等に於いては樹木等の植生や周辺の建
物とバランスが採れ、本来的な保安性,安全性等の点と
調和する街路灯の採用が求められるようになってきてい
る。そこで、近時、図13に示す様な優美なデザインを
有し熱エネルギー的にも優れている街路灯1が採用され
るようになっている。
【0010】即ち、該種在来態様の街路灯1にあって
は、商店街や公園等のベース2にアルミ製等のポール3
が所定の形状に立設され、その先端のヘッド4に於いて
所定にデザインされたカバー5内に蛍光灯や水銀灯等の
照明ランプが収納され、ポール3内のケーブルを介し照
明されるようになり、現今においては、日没やにわか雨
等の急激な周辺の明るさ低下に伴って自動的にスイッチ
が作動して点灯し、夜明と共に消灯するようなタイプの
態様のものまで出現している。
【0011】しかしながら、上述在来態様の街路灯1に
あっては、ポール3はベース2に対し構造物として固定
的であるにしても設計的にランプのヘッド4に於ける位
置姿勢も固定的であるために、該ランプによる光芒も固
定的であり、したがって、通路等の被照明部位に於ける
照明エリアも固定的であり、そのため、商店街を行きか
う人や車にとって道すじが動的に照明され得ず、又、可
能な限りでの照明が隈なく行われ難いという難点があっ
た。
【0012】又、商店街に於けるネオンサインや動的看
板等がダイナミックなデザインを採られているのに対し
著しく静的であり、空間デザインとしてマッチングし得
ないというデメリットがあった。
【0013】又、ベース2側は照度が低いのに対し、ポ
ール3のヘッド部4に於いてのみスポット的にランプが
ともっている感じで心理的に必ずしも充分な安心感が与
えられないという欠点があった。
【0014】そのため、かかる態様の街路灯1は単なる
構造物ではあっても、周囲の建築物や植生等ともマッチ
ングせず、ポールの背部が照明されないために、自転車
や自動車等の接触,衝突等も生じかねないという不具合
もあった。
【0015】特に、街路灯1の位置間隔が長い場合には
上述デメリットが増加するという不都合さもある。
【0016】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく位置及び照明固定式の街路灯の問題点を解決すべ
き技術的課題とし、街路灯本来の保安性,ガイド性等の
機能を充分に発揮しながらも、周辺の構築物や樹木との
調和が図れ、近未来的にデザインも良く、充分な審美
性、及び、造形美を有し、しかも、省エネルギー的で耐
久性に富み、市民生活に充分に寄与することが出来るよ
うにして建築産業に於ける造形技術利用分野に益する優
れた街路灯構造を提供せんとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、商店街や公園,駅のロ
ータリー等の単独、或いは、所定間隔で配置された水銀
灯式等の街路灯がベースに対しステンレス製等のポール
を立設され、その内部のケーブルを介し先端に設置した
水銀灯や蛍光灯等の照明ランプを点灯し、周囲を所定に
照明するに際し、該照明ランプをオーバーハングして設
置したリフレクタが機械式、或いは、電気式の旋回動装
置により縦方向、或いは、横方向、更には、側方に所定
角度所定サイクルでスイングして旋回動し、該リフレク
タによる反射光が通路等を全体的に、或いは、集中的に
照明し、通行人,自転車,自動車等の通行方向を明示
し、而して、ポールの中途部分等に他の照明ランプを設
け、特に、基部に於いてはフットライトにし、街路灯を
立体的に浮び上がらせるようにし、又、設計によっては
基部にベンチ等を設け、更に、中途部はソレノイドによ
って開閉作動する傘を配設し、上述作動は複数設置され
ている街路灯に於いて同期的に行われるような設計に
し、周辺の構造物や植物にもマッチングし、立体的デザ
インの構造物とし、造形美を高め、審美性をアップする
ようにし点灯,消灯は自動的に対応して行われるように
した技術的手段を講じたものである。
【0018】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を図1、乃
至、図12に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0019】尚、図13と同一態様部分は同一符号を用
いて説明するものとする。
【0020】図1、乃至、図7に示す実施例において、
1' はこの出願の発明の要旨の中心を成す街路灯であ
り、例えば、駅から住宅地帯にかけての商店街に於いて
所定間隔で設定数設けられている態様であり、所定のベ
ース2にステンレス製等の断面略円形の直筒型のポール
3が立設されており、そのヘッドの照明部4と中間照明
部6とフットライト照明部7と3つの照明部からなり、
ヘッドの照明部4に於いては半円筒状のアクリル製、或
いは、所定の透明樹脂製のカバー8が適宜のリング状の
メカニカルシール9を介しポール3に回動自在に嵌着さ
れており、その下部の内側には外歯ギヤ10が一体的に
設けられ、ポール3の上部内側に一定に設けられたブラ
ケットに設けられた旋回動装置としてのモータ11の出
力軸に設けられたピニオン10' が噛合っており、モー
タ11に付設された所定の切換えリレー12により該ピ
ニオン10' が所定サイクルで往復回動することにより
外歯ギア10を介しカバー8が所定サイクルで往復旋回
動するようにされている。
【0021】尚、切換えリレー12はモータ11の正転
逆転回数により、当該正転逆転を切換えするようにされ
ているものであり、この出願の発明の時点において当業
者にとり何ら技術的な困難性はないものである。
【0022】そして、カバー8の表面13は所定角度に
斜切成形されてコンデンサレンズ14を一体的に上設し
ている。
【0023】そして、外歯ギヤ10とコンデンサレンズ
14との間にはモータ15,15'を各々有するロール
16,16' が設けられてガイド17,17' を介しシ
ーズンごとに、例えば、夏は青、冬は透色等の色に切換
え選択することが出来る色フイルタ18を巻き取り選択
することが出来るようにされ、コンデンサレンズ18の
下側に於いてシーズンごとに該色フイルタ18を変化さ
せることが出来るようにされている。
【0024】而して、カバー8の一側寄りには縦方向に
ステンレス製のブラケット19が一体的に固設され該ブ
ラケット19には図3,図4に示す様に、アーム20が
所定角度斜め上方向に向けて固設されており、その縁部
分にはモータ21が固設されてその出力軸にはウオーム
22が一体的に設けられ、アーム20の直接下先端部分
にヒンジ23を介し縦方向に揺動自在に設けられたステ
ンレス製のリフレクタ24に対しヒンジ25を介して揺
動自在に設けられたウオームギヤ26に噛み合って該リ
フレクタ24をポール3の上部照明部4に於いて縦方向
所定角度でスイングして揺動することが出来るようにさ
れている。
【0025】尚、図2に示す様に、該リフレクタ24は
貝殻状のしわ波28を形成されてベース2に於ける所定
の照明部位に反射光を集中して照明することが出来るよ
うにされている。
【0026】尚、この出願の発明においては街路灯1'
が反射式にされて図13に示す在来の街路灯1の如く直
射方式でないことにより光の強度はやや落ちるものの、
光は極めて柔らかで通行人等にとって視覚的に刺激が少
く充分な明るさを提供することが出来るものである。
【0027】尚、図4に示す様に、旋回動装置において
は、例えば、透明樹脂製のベローズ27が雨仕舞的に設
けられて防水構造とされている。
【0028】尚、モータ21については、前記切換えリ
レー12と同様な電気的な制御機構により所定サイクル
で往復回動しリフレクタ24の縦方向揺動をサイクル的
に行うことが出来るようにされており、かかる切換えリ
レーについては定期,不定期のメンテナンスによりその
サイクルを調整変更することが自在にされ得るものであ
る。
【0029】そして、カバー8の内部中央部位には水銀
灯29がポール3のブラケットに交換自在に設けられて
図示しないケーブルを介しこの出願の発明において、既
に、開発されている周囲の明るさの変化に応じて自動点
消灯自在であるように制御装置に接続されている。
【0030】したがって、リフレクタ24はカバー8の
横方向の旋回動、及び、モータ21による縦方向の揺動
を介し所定サイクルで立体的にスイングして揺動するこ
とが出来るようにされているものである。
【0031】そして、ポール3の中途照明部6に於いて
は図6に示す様に、側面視コの字型のハウジング30の
下部にアクリル製、或いは、所定の透明樹脂製のカバー
31が設けられて内部に照明ランプ29' が設けられて
おり、又、基部の下部照明部位7に於いては図7に示す
様に、半円筒状のアクリル製、或いは、透明樹脂製のハ
ウジング31' が設けられて内部に別の照明ランプ29
''が設けられてフットライトとして機能するようにされ
ている。
【0032】尚、所定数の街路灯1' ,1' …は集中制
御的に同期的にカバー8の旋回動、及び、リフレクタ2
4の揺動が成されるようにされている。
【0033】勿論、設計によっては各個別にランダムに
作動制御されるようにすることは何ら困難性がないもの
である。
【0034】上述構成において、商店街に日没後周囲の
明るさが設定明るさになると自動的に各照明ランプ2
9,29' ,29''が点灯され、ポール3のヘッド4の
上部照明部に於いてはモータ11,21が起動し、切換
えリレーを介し所定サイクルで正逆転して旋回動するこ
とによりカバー8は所定サイクルで旋回動し、又、リフ
レクタ24は設定角度スイング的に揺動し、照明ランプ
29によりコンデンサレンズ14を介しリフレクタ24
で反射された光は通路上に於いて通行人の各方向に前後
揺動しその通路を動的に明示し、又、自転車や自動車に
対してもその通行区分を誤らないようにガイドする。
【0035】そして、各リフレクタ24のスイング作動
については前述した如く、集中制御的に同期的に行って
も良いが、各個に独自に揺動しても良いことは勿論のこ
とである。
【0036】そして、当該照明においてリフレクタ24
の内面にはしわ波28,28が形成されていることによ
り、照明ゾーン全体を所定の明るさに照明すると共に所
定部位については集中的に照明することが出来る。
【0037】そして、視覚的にはポール3の中途部位に
於ける照明ランプ29' により審美的な雰囲気をかもし
だし、商店街のライトアップを図り、又、基部に於いて
は照明ランプ29''がフットライトとして機能し通行人
や車輌の安全性をより高めることが出来る。
【0038】次に、図8に示す実施例においては上述実
施例のリフレクタ24が縦方向にスイングして揺動する
ようにされた態様であるのに対し、更に、側方の旋回動
して揺動してスイングすることが出来るようにした態様
であり、リフレクタ24の基部にモータ内蔵の旋回動装
置32をアーム20との間に設けて該リフレクタ24を
縦方向に揺動すると共に側方に左右に揺動して設定角度
旋回動させて立体的に揺動することが出来るようにした
態様であり、その作動は極めて立体的で、しかも、空間
的,動的審美性はより高いものであり、イベント会場等
の設置には極めて効果的である。
【0039】勿論、旋回動装置32の作動を設定タイミ
ングで操作するようにすることが出来ることは勿論のこ
とである。
【0040】そして、シーズンごとにカバー8内のモー
タ15,15' を作動させて色フイルタ18を進退動さ
せて反射光を所定の色にし、該シーズンに最もふさわし
い色にしたり、或いは、催物や特売デー等の際に経時的
に所定短サイクルでカラフルな色の反射を行ったりする
ことが出来るようにすることも可能である。
【0041】尚、照明ランプ29,29' ,29''の取
り換えやモータの整備,点検,補修等は適宜にクレーン
車やリフト等を用いて容易に行うことが出来るものであ
る。
【0042】次に、図9に示す実施例はポール3の所定
部位に照射方向に所定サイズのサイドポール33,33
…を一体的に延出させ、その先端にスポットランプ34
を個々に取り付け、該サブポール33に商店の適宜の広
告等のプラカードや旗35を吊設して一種の広告機能を
持たせ、反射光に浮び上がらせて宣伝機能を持たせるよ
うにすることが出来る態様である。
【0043】次に、図10に示す実施例はポール3の所
定部位に傘を配設して該傘を開閉自在にすることが出来
るようにした態様であり、ポール3の内部に設けたガイ
ドポール3' に介装した断面リング状のスライダー36
が該ガイドポール3' に設けられたソレノイド37の作
用により所定ストローク昇降自在にされ、その上端に各
ヒンジ30を介し照射方向に延設した福骨40を適宜に
防水シールされたヒンジ39を介しポール3の外側に延
出させ、その先端でヒンジ38' を介しポール3にヒン
ジ39' を介して基部を枢支した骨40' を所定に旋回
動させて開閉自在にした傘41を設けたものであり、不
測のにわか雨や急速の曇天で空が察知出来なくて降水に
みまわれた際の商店街の通行人がフットライト等により
足元を確かめながら雨やどり出来るようにしたものであ
り、勿論サンシェードとしても使用出来、アーケード等
がない商店街や公園や広場等に於いては極めて利便性が
高いものである。
【0044】又、図11に示す実施例はバータイプの蛍
光灯式街路灯に於ける態様であり、樋型のリフレクタ2
4' 内に設置した照明ランプとしての蛍光灯29''' に
対しリフレクタ24' を前述実施例同様に縦方向に揺動
すると共に、側方に旋回動装置32により旋回動させる
ことが出来るようにしたものである。
【0045】そして、図12に示す実施例は各照明部7
の上下いずれかにベンチ42を配設した態様であって、
公園やイベント会場や広場等に於いて効果的なものであ
る。
【0046】尚、この出願の発明の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、ポー
ルについてその中途部にジョイントポールを介装させて
街路灯の高さを適宜に調節することが出来るようにする
等種々の態様が採用可能である。
【0047】又、設計変更的には色フイルタについて適
宜に差し変えする等出来ることもまた勿論のことであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に駅と住宅地との間の商店街やロータリーや公園,広場
等に所定間隔で、或いは、1つ設置される街路灯におい
て、該街路灯の先端部に設けられた照明ランプに対し、
リフレクタがその上部に設けられて反射式の街路灯とし
たことにより、直照式の街路灯に比してその明るさは低
下するものの、柔らかな反射光とされることから、通行
人や自転車や自動車には優しい光となり、まぶしくなく
安全であるという効果があり、更に、リフレクタが縦方
向、或いは、横方向、更には、側方向に所定角度、そし
て、所定サイクルでスイング的に揺動して旋回動するよ
うにされていることにより、その反射光による照明部位
を所定に選択し得るように調整してサイクル的に揺動す
ることにより通行人等の通行方向や通行部位がサイクル
的に揺動されるために防犯性や防災性が著しく高まり、
又、動的照明とすることにより回りの動的ネオンサイン
や看板等とマッチングし、周囲の構造物や樹木等とのバ
ランスが調和良く採れ、近代的な都市計画に沿う構造物
とすることが出来、祭やイベント等の雰囲気等も大いに
盛り上げることが出来るという優れた効果が奏される。
【0049】そして、中途部や基部に他の照明ランプを
設けたことにより、単に上部の照明ランプが空中に浮び
上がるスポット的な存在感ではなく、街路灯全体が浮び
上がり視覚的にも安全のうえからも極めて効果的である
という利点がある。
【0050】又、造形的にも審美的にも新しいデザイン
とすることが出来ることから、商店街等の観賞を向上さ
せ、市民にとってもなじみ易い構造物とすることが出来
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の全体概略側面図で
ある。
【図2】同、街路灯の部分断面図である。
【図3】街路灯の部分拡大裏面図である。
【図4】街路灯の縦方向揺動の旋回動模式機構図であ
る。
【図5】街路灯の横方向の揺動の旋回動の模式断面図で
ある。
【図6】中途照明部の部分断面図である。
【図7】街路灯のフットライトの概略側面図である。
【図8】別の実施例の模式側面図である。
【図9】更に他の実施例の部分拡大側面図である。
【図10】別の実施例の部分断面側面図である。
【図11】更に別の実施例の部分斜視図である。
【図12】更に他の実施例の模式側面図である。
【図13】在来態様の街路灯の模式側面図である。
【符号の説明】 2 ベース 3 ポール 19 照明ランプ 24 リフレクタ 1' 街路灯 10,10' ,11 旋回動装置 41 傘 37 ソレノイド 18 色フイルタ
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図6】
【図7】
【図8】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに立設したポールの先端に照明ラン
    プが設けられると共に該照明ランプの上部にリフレクタ
    が設けられている街路灯構造において、該リフレクタが
    上記ポールの先端部に揺動自在に枢支され旋回動装置に
    連係されていることを特徴とする街路灯構造。
  2. 【請求項2】上記リフレクタがポールの先端に対し縦方
    向に揺動自在にされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の街路灯構造。
  3. 【請求項3】上記リフレクタがポールの先端に対し横方
    向に揺動自在にされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の街路灯構造。
  4. 【請求項4】上記リフレクタがポールの先端に対し側方
    向に旋回動自在にされていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の街路灯構造。
  5. 【請求項5】ベースに立設したポールの先端に照明ラン
    プが設けられると共に該照明ランプの上部にリフレクタ
    が設けられている街路灯構造において、該リフレクタが
    上記ポールの先端部に揺動自在に枢支され旋回動装置に
    連係され、更に上記ポールの中途部に他の照明ランプが
    配設されていることを特徴とする街路灯構造。
  6. 【請求項6】上記他の照明ランプの一つが基部のフット
    ライトにされていることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の街路灯構造。
  7. 【請求項7】ベースに立設したポールの先端に照明ラン
    プが設けられると共に該照明ランプの上部にリフレクタ
    が設けられている街路灯構造において、該リフレクタが
    上記ポールの先端部に揺動自在に枢支され旋回動装置に
    連係され、更に上記ポールに開閉自在な傘が配設されて
    いることを特徴とする街路灯構造。
  8. 【請求項8】上記傘がソレノイド式にされていることを
    特徴とするされていることを特徴とする第7項記載の街
    路灯構造。
  9. 【請求項9】ベースに立設したポールの先端に照明ラン
    プが設けられると共に該照明ランプの上部にリフレクタ
    が設けられている街路灯構造において、該リフレクタが
    上記ポールの先端部に揺動自在に枢支され旋回動装置に
    連係され、更に上記照明ランプの上部に色フイルタが配
    設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の街路灯構造。
  10. 【請求項10】上記色フイルタが選択自在に配設されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の街路
    灯構造。
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