JPH067635Y2 - テレビカメラの電源装置 - Google Patents

テレビカメラの電源装置

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JPH067635Y2
JPH067635Y2 JP15120988U JP15120988U JPH067635Y2 JP H067635 Y2 JPH067635 Y2 JP H067635Y2 JP 15120988 U JP15120988 U JP 15120988U JP 15120988 U JP15120988 U JP 15120988U JP H067635 Y2 JPH067635 Y2 JP H067635Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
power supply
sync
camera
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Application number
JP15120988U
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JPH0272082U (ja
Inventor
昌弘 田野口
昇 大篭
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外部同期式でかつ電源線に映像コンポジット
信号を出力するテレビカメラにおいて、カメラと電源間
のケーブル長に関係なく、テレビカメラに安定した電源
を提供するものに関する。
(従来技術) 従来から特開昭47−3773号公報に示すようにテレ
ビカメラと電源が分離されているものがある。この方式
によれば、テレビカメラと電源を結ぶケーブル線が長く
なると、ケーブル線での電圧損失が無視できなくなる
(100mで4.4Ω×電流値の損失)。この問題を解決
するために、上記公報では、ケーブル線を介して実際に
テレビカメラに加わる電圧と基準電圧とを比較し、その
差電圧を周波数変換してケーブル線を介して電源にフィ
ードバックし、この周波数信号に対応して電源からの出
力電圧を可変制御していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこの方法によれば、テレビカメラ自体が基
準電圧源、差動増幅器及びV−fコンバータを有する特
別なものにしなければならず、従来使われているテレビ
カメラに上記構成を付加する改良を行なわねばならな
い。
また近年になって、カメラは外部から同期信号を受ける
外部同期式のものが提案され、さらにはカメラと電源そ
の他を接続する線を少なくするために電源用ケーブル線
に映像信号を重畳する方式が提案され実施されつつあ
る。こうなると、カメラと電源を接続するケーブル線に
は、外部同期信号、映像信号と同期信号のコンポジット
信号、さらには電源用の直流信号が重畳されることにな
り、このうえさらに電圧可変用の周波数信号を重畳する
ことは技術的に煩雑であった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、この外部同期式でかつ電源線にカメラからの
コンポジット信号と外部同期信号を重畳する方式のテレ
ビカメラにおいて、ケーブル長に関係なく安定した電源
電圧を供給できるテレビカメラの電源装置を提供するこ
とにある。
このために、本考案は、前記電源回路が、前記テレビカ
メラからのコンポジット信号から同期信号のみ取り出す
同期分離回路と、この同期分離回路からの同期信号と前
記同期信号発生器からの同期信号とを比較し両信号の位
相差に対応した信号を出力する位相比較回路と、この位
相比較回路からの信号に対応した電圧コントロール信号
を出力する電圧コントロール回路と、この電圧コントロ
ール信号に対応して前記テレビカメラに前記重畳回路及
びケーブル線を介して供給する出力電圧値を可変する可
変電圧源と、から構成したことを特徴とする。
(作用) テレビカメラに供給される外部同期信号とテレビカメラ
から出力されるコンポジット信号内の同期信号とは極性
が反対で位相は同一である。しかし、テレビカメラから
出力される同期信号がケーブル線をして電源回路に供給
される時は、ケーブルの伝搬特性によって遅れが生じて
いる(例えば100m当り0.5μS)。このため実際の
外部同期信号と位相差が生じる。位相比較回路によって
同期分離回路によりコンポジット信号から分離された同
期信号と外部同期信号とを比較することによりこの位相
差を検出し、この位相差に対応してテレビカメラに供給
される電圧値を可変するようにしたものである。
(実施例) 図面は、本考案の実施例を示すブロック図である。図に
おいて、カメラ2と電源回路4及び外部同期信号を発生
する同期信号発生器6は重畳回路5を介して1本のケー
ブル線8で接続されている。したがってテレビカメラ2
に電源を供給しているケーブル線8には外部同期信号と
テレビカメラ2からの映像信号と同期信号のコンポジッ
ト信号が重畳されることになる。電源回路4内の同期分
離回路10はこのコンポジット信号から同期信号のみ分
離する。位相比較回路12はこの分離された同期信号と
外部同期信号とを比較し、その位相差に対応した出力信
号を発生する。この出力信号は電圧コントロール回路1
4によって対応する電圧コントロール信号に変換され
る。この電圧コントロール信号により可変電圧源16か
らテレビカメラ2に供給される電圧は可変される。
このようにして、ケーブルが長く位相差が大きくなると
テレビカメラ2に供給される電源電圧は高くなり、ケー
ブルが短く位相差が小さな場合は供給電圧は低くなる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、外部同期式でかつ電源線
に映像コンポジット信号を重畳する方式のテレビカメラ
に対してケーブル長に関係なく常に安定した電源電圧が
供給できる。また上記方式のいかなるカメラであって
も、特別な改良を付加しなくとも本考案は適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すブロック図。 2……カメラ、4……電源回路、 6……同期信号発生器、8……ケーブル、 10……同期分離回路、12……位相比較回路、 14……ローパスフィルタ、 16……可変電圧源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部同期信号を発生する同期信号発生器
    と、この同期信号発生器からの同期信号を受けて映像信
    号とこの同期信号のコンポジット信号を電源線に出力す
    るテレビカメラと、このテレビカメラに電源を供給する
    電源回路と、この電源回路、前記同期信号発生器および
    テレビカメラからの信号を重畳する重畳回路と、この重
    畳回路と前記テレビカメラとを接続するケーブル線と、
    を有するテレビカメラの電源装置において、前記電源回
    路が、前記テレビカメラからのコンポジット信号から同
    期信号のみ取り出す同期分離回路と、この同期分離回路
    からの同期信号と前記同期信号発生器からの同期信号と
    を比較し両信号の位相差に対応した信号を出力する位相
    比較回路と、この位相比較回路からの信号に対応した電
    圧コントロール信号を出力する電圧コントロール回路
    と、この電圧コントロール信号に対応して前記テレビカ
    メラに前記重畳回路及びケーブル線を介して供給する出
    力電圧値を可変する可変電圧源と、から成ることを特徴
    とするテレビカメラの電源装置。
JP15120988U 1988-11-18 1988-11-18 テレビカメラの電源装置 Expired - Lifetime JPH067635Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0272082U JPH0272082U (ja) 1990-06-01
JPH067635Y2 true JPH067635Y2 (ja) 1994-02-23

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