JPH0676331A - 対物レンズアクチュエータ - Google Patents
対物レンズアクチュエータInfo
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- JPH0676331A JPH0676331A JP22560292A JP22560292A JPH0676331A JP H0676331 A JPH0676331 A JP H0676331A JP 22560292 A JP22560292 A JP 22560292A JP 22560292 A JP22560292 A JP 22560292A JP H0676331 A JPH0676331 A JP H0676331A
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- vibration absorber
- vibration
- lens actuator
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 支持部材６ａ，６ｃと一端が基台７に前記支
持部材と平行に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シ
リコーンゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体
１２ａ及び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの間の
振動吸収体１２ｂを配置し、可動体１３をフォーカシン
グ方向及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レ
ンズアクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させ
られた場合、前記支持部材６ａ，６ｂのねじれによる共
振は、挟持片１１ａ，１１ｂと支持部材６ａ，６ｂ間の
振動吸収体１２ａ，１２ｂによって、ねじれ共振の振動
エネルギーを吸収し、振動を抑制する。 【効果】 対物レンズ３によって集光された光ビームス
ポットを情報記録媒体の面振れ、偏心に追従させる性能
を示すサーボ性能の安定性を高めることができる。
持部材と平行に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シ
リコーンゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体
１２ａ及び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの間の
振動吸収体１２ｂを配置し、可動体１３をフォーカシン
グ方向及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レ
ンズアクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させ
られた場合、前記支持部材６ａ，６ｂのねじれによる共
振は、挟持片１１ａ，１１ｂと支持部材６ａ，６ｂ間の
振動吸収体１２ａ，１２ｂによって、ねじれ共振の振動
エネルギーを吸収し、振動を抑制する。 【効果】 対物レンズ３によって集光された光ビームス
ポットを情報記録媒体の面振れ、偏心に追従させる性能
を示すサーボ性能の安定性を高めることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ等の光源か
ら出射される光ビームを情報記録媒体上に集光し情報を
記録再生する光学式記録再生装置等に用いられる対物レ
ンズアクチュエータに関するものである。
ら出射される光ビームを情報記録媒体上に集光し情報を
記録再生する光学式記録再生装置等に用いられる対物レ
ンズアクチュエータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種の対物レンズアクチ
ュエータは、図７に示すように構成されていた。すなわ
ち、光学式記録再生装置の光源部と情報記録媒体の間に
固定される磁性金属板よりなるベース２には、この両端
部に直方体状に突き出した直方体状のマグネット１ａ，
１ｂを保持するマグネット保持片８ａ，８ｂが相対向す
るように設けられ、このそれぞれのマグネット保持片８
ａ，８ｂの内側には直方体状の磁路片９ａ，９ｂが一定
の間隔を持って設けられている。
ュエータは、図７に示すように構成されていた。すなわ
ち、光学式記録再生装置の光源部と情報記録媒体の間に
固定される磁性金属板よりなるベース２には、この両端
部に直方体状に突き出した直方体状のマグネット１ａ，
１ｂを保持するマグネット保持片８ａ，８ｂが相対向す
るように設けられ、このそれぞれのマグネット保持片８
ａ，８ｂの内側には直方体状の磁路片９ａ，９ｂが一定
の間隔を持って設けられている。
【０００３】前記マグネット保持片８ｂの外側には４枚
の互いに平行な板状の支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ
の一端が固着された基台７が取り付けられ、前記支持部
材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄの他端にはポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、エポキシ樹脂等の材料を用いた略方形
状の対物レンズ保持体４が固着されている。
の互いに平行な板状の支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ
の一端が固着された基台７が取り付けられ、前記支持部
材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄの他端にはポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、エポキシ樹脂等の材料を用いた略方形
状の対物レンズ保持体４が固着されている。
【０００４】この対物レンズ保持体４の中央部には対物
レンズ３が組み込まれている。一方対物レンズ保持体４
の周囲には、フォーカシング制御用コイル１０が巻回さ
れており、その外周の前記対物レンズ３を中心とした相
対する端面に４つの結合したリング状のトラッキング制
御用コイル５が結合され、この両コイルはマグネット１
ａ，１ｂと磁路片９ａ，９ｂ間の空隙に配置されること
になる。
レンズ３が組み込まれている。一方対物レンズ保持体４
の周囲には、フォーカシング制御用コイル１０が巻回さ
れており、その外周の前記対物レンズ３を中心とした相
対する端面に４つの結合したリング状のトラッキング制
御用コイル５が結合され、この両コイルはマグネット１
ａ，１ｂと磁路片９ａ，９ｂ間の空隙に配置されること
になる。
【０００５】このような構成で、情報記録媒体面に対す
る光ビームの焦点ずれと、情報記録媒体面のトラック溝
に対する光ビームのトラック溝ずれを検知し、その検知
信号によってフォーカシング制御用コイル１０、トラッ
キング制御用コイル５に電流を印加して、マグネット１
ａ，１ｂと磁路片９ａ，９ｂによって常に磁界の形成さ
れる磁束を利用して対物レンズ３を対物レンズ光軸方向
であるフォーカシング方向に上下動させると共に対物レ
ンズ光軸方向と垂直な方向であるトラッキング方向に平
行に駆動することによって対物レンズ３の位置を制御し
ている。
る光ビームの焦点ずれと、情報記録媒体面のトラック溝
に対する光ビームのトラック溝ずれを検知し、その検知
信号によってフォーカシング制御用コイル１０、トラッ
キング制御用コイル５に電流を印加して、マグネット１
ａ，１ｂと磁路片９ａ，９ｂによって常に磁界の形成さ
れる磁束を利用して対物レンズ３を対物レンズ光軸方向
であるフォーカシング方向に上下動させると共に対物レ
ンズ光軸方向と垂直な方向であるトラッキング方向に平
行に駆動することによって対物レンズ３の位置を制御し
ている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、可動体がフォーカシング方向及びトラッキング
方向に駆動された場合及び対物レンズアクチュエータ全
体がトラッキング方向に移動させられた場合、支持部材
６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄにねじれ共振が生じ易く、その
結果として入力電流の位相に対して対物レンズ３の中心
位置で位相の遅れが発生し、その結果対物レンズ３で集
光した光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能であるサーボ性能の安定性が悪いとい
う問題点があった。
成では、可動体がフォーカシング方向及びトラッキング
方向に駆動された場合及び対物レンズアクチュエータ全
体がトラッキング方向に移動させられた場合、支持部材
６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄにねじれ共振が生じ易く、その
結果として入力電流の位相に対して対物レンズ３の中心
位置で位相の遅れが発生し、その結果対物レンズ３で集
光した光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能であるサーボ性能の安定性が悪いとい
う問題点があった。
【０００７】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、偏心に追従させるサーボ性能の安定した対物レンズ
アクチュエータを提供することを目的とするものであ
る。
し、偏心に追従させるサーボ性能の安定した対物レンズ
アクチュエータを提供することを目的とするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、支持部材と平行となるように配置された挟
持片と、この挟持片と支持部材間に振動吸収体を配置し
たことを特徴とするものである。
に本発明は、支持部材と平行となるように配置された挟
持片と、この挟持片と支持部材間に振動吸収体を配置し
たことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】上記構成により、可動体をフォーカシング方向
及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レンズア
クチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられた
場合、支持部材のねじれによる共振は、上記挟持片と支
持部材間に振動吸収体を配置したことによって、ねじれ
共振の振動エネルギーを吸収し、振動を抑制する。
及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レンズア
クチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられた
場合、支持部材のねじれによる共振は、上記挟持片と支
持部材間に振動吸収体を配置したことによって、ねじれ
共振の振動エネルギーを吸収し、振動を抑制する。
【００１０】その結果として、対物レンズによって集光
された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高めるこ
とができる。
された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高めるこ
とができる。
【００１１】
（実施例１）以下、本発明の一実施例を図１により説明
する。図１は本発明の模式的外観斜視図であり、従来例
にあるフォーカシング制御用コイル、トラッキング制御
用コイル、マグネット、ベースは省略しているが、フォ
ーカシング方向及びトラッキング方向に可動するものと
する。
する。図１は本発明の模式的外観斜視図であり、従来例
にあるフォーカシング制御用コイル、トラッキング制御
用コイル、マグネット、ベースは省略しているが、フォ
ーカシング方向及びトラッキング方向に可動するものと
する。
【００１２】この場合、支持部材６ａ，６ｃと一端が基
台７に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シリコーン
ゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体１２ａ及
び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの間の支持部材
６ａ〜６ｄの振動の腹に相当する位置に振動吸収体１２
ｂを配置しているため、可動体１３がトラッキング方向
に可動する時及び対物レンズアクチュエータ全体がトラ
ッキング方向に移動させられる時、支持部材６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共振は、この構造と前記
振動吸収体１２ａ，１２ｂにより吸収抑制され、可動体
１３の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相
に対する位相の遅れは抑制される。
台７に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シリコーン
ゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体１２ａ及
び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの間の支持部材
６ａ〜６ｄの振動の腹に相当する位置に振動吸収体１２
ｂを配置しているため、可動体１３がトラッキング方向
に可動する時及び対物レンズアクチュエータ全体がトラ
ッキング方向に移動させられる時、支持部材６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共振は、この構造と前記
振動吸収体１２ａ，１２ｂにより吸収抑制され、可動体
１３の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相
に対する位相の遅れは抑制される。
【００１３】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００１４】（実施例２）以下、本発明の他の実施例を
図２により説明する。図２は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
図２により説明する。図２は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
【００１５】この場合、支持部材６ａ，６ｃと一端が可
動体１３に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シリコ
ーンゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体１２
ａ，１２ｂ及び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの
間の振動吸収体１２ｃ，１２ｄを配置しているため、可
動体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レン
ズアクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させら
れる時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによ
る共振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂ，
１２ｃ，１２ｄにより吸収抑制され、可動体１３の中央
にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相に対する位
相の遅れは抑制される。
動体１３に固着された挟持片１１ａの間にゲル状シリコ
ーンゴム、アクリレート樹脂等でできた振動吸収体１２
ａ，１２ｂ及び、支持部材６ｂ，６ｄと挟持片１１ｂの
間の振動吸収体１２ｃ，１２ｄを配置しているため、可
動体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レン
ズアクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させら
れる時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによ
る共振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂ，
１２ｃ，１２ｄにより吸収抑制され、可動体１３の中央
にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相に対する位
相の遅れは抑制される。
【００１６】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００１７】（実施例３）以下、本発明の他の実施例を
図３により説明する。図３は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
図３により説明する。図３は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
【００１８】この場合、支持部材６ａの長手方向に垂直
に一端が固着された挟持片１１ａと支持部材６ｂの長手
方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｂの間に振動
吸収体１２ａが挟み込まれ、同様に支持部材６ｃの長手
方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｃと支持部材
６ｄの長手方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｄ
の間に振動吸収体１２ｂが挟み込まれているため、可動
体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
る時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる
共振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂによ
り吸収抑制され、可動体１３の中央にある対物レンズ３
の中心の入力電流の位相に対する位相の遅れは抑制され
る。
に一端が固着された挟持片１１ａと支持部材６ｂの長手
方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｂの間に振動
吸収体１２ａが挟み込まれ、同様に支持部材６ｃの長手
方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｃと支持部材
６ｄの長手方向に垂直に一端が固着された挟持片１１ｄ
の間に振動吸収体１２ｂが挟み込まれているため、可動
体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
る時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる
共振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂによ
り吸収抑制され、可動体１３の中央にある対物レンズ３
の中心の入力電流の位相に対する位相の遅れは抑制され
る。
【００１９】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００２０】（実施例４）以下、本発明の他の実施例を
図４により説明する。図４は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
図４により説明する。図４は本発明の模式的外観斜視図
である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与し、
説明は省略して説明する。
【００２１】この場合、支持部材６ａと支持部材６ｂの
間の振動の腹に相当する位置に振動吸収体１２ａ及び、
支持部材６ｃと支持部材６ｄの間の振動の腹に相当する
位置に振動吸収体１２ｂを配置しているため、可動体１
３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズアク
チュエータ全体がトラッキング方向に移動させられる
時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共
振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂにより
吸収抑制され、可動体１３の中央にある対物レンズ３の
中心の入力電流の位相に対する位相の遅れは抑制され
る。
間の振動の腹に相当する位置に振動吸収体１２ａ及び、
支持部材６ｃと支持部材６ｄの間の振動の腹に相当する
位置に振動吸収体１２ｂを配置しているため、可動体１
３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズアク
チュエータ全体がトラッキング方向に移動させられる
時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共
振は、この構造と前記振動吸収体１２ａ，１２ｂにより
吸収抑制され、可動体１３の中央にある対物レンズ３の
中心の入力電流の位相に対する位相の遅れは抑制され
る。
【００２２】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００２３】（実施例５）以下、本発明の他の実施例を
図５により説明する。図５は、本発明の模式的外観斜視
図である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与
し、説明は省略して説明する。
図５により説明する。図５は、本発明の模式的外観斜視
図である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与
し、説明は省略して説明する。
【００２４】この場合、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６
ｄの両端は、振動吸収体１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２
ｄに固着され、さらにその振動吸収体１２ａ，１２ｃ
は、可動体１３に、振動吸収体１２ｂ，１２ｄは基台７
に固着されているため、可動体１３がトラッキング方向
に可動する時及び対物レンズアクチュエータ全体がトラ
ッキング方向に移動させられる時、支持部材６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共振は、この構造と前記
振動吸収体１２ａ〜１２ｄにより吸収抑制され、可動体
１３の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相
に対する位相の遅れは抑制される。
ｄの両端は、振動吸収体１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２
ｄに固着され、さらにその振動吸収体１２ａ，１２ｃ
は、可動体１３に、振動吸収体１２ｂ，１２ｄは基台７
に固着されているため、可動体１３がトラッキング方向
に可動する時及び対物レンズアクチュエータ全体がトラ
ッキング方向に移動させられる時、支持部材６ａ，６
ｂ，６ｃ，６ｄのねじれによる共振は、この構造と前記
振動吸収体１２ａ〜１２ｄにより吸収抑制され、可動体
１３の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相
に対する位相の遅れは抑制される。
【００２５】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００２６】（実施例６）以下、本発明の他の実施例を
図６により説明する。図６は、本発明の模式的外観斜視
図である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与
し、説明は省略して説明する。
図６により説明する。図６は、本発明の模式的外観斜視
図である。なお実施例１と同一部分は同一番号を付与
し、説明は省略して説明する。
【００２７】この場合、弾性体よりなる支持部材６ａ，
６ｂが粘着剤、アクリレート樹脂等の振動吸収体１２ａ
を挟持してその両端部を可動体１３と基台７に固着され
ており、他の支持部材についても同様であるため、可動
体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
る時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆ，
６ｇ，６ｈのねじれによる共振は、この構造と前記振動
吸収体１２ａ〜１２ｄにより吸収抑制され、可動体１３
の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相に対
する位相の遅れは抑制される。
６ｂが粘着剤、アクリレート樹脂等の振動吸収体１２ａ
を挟持してその両端部を可動体１３と基台７に固着され
ており、他の支持部材についても同様であるため、可動
体１３がトラッキング方向に可動する時及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
る時、支持部材６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅ，６ｆ，
６ｇ，６ｈのねじれによる共振は、この構造と前記振動
吸収体１２ａ〜１２ｄにより吸収抑制され、可動体１３
の中央にある対物レンズ３の中心の入力電流の位相に対
する位相の遅れは抑制される。
【００２８】その結果として、対物レンズ３によって集
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
光された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏
心に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高める
ことができる。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明は、対物レンズを保
持する対物レンズ保持体と、この対物レンズ保持体に一
端が固着され他端が基台に固着された平行な２枚以上の
板状の支持部材と、上記支持部材と平行となるように配
置された挟持片と、この挟持片と支持部材間に振動吸収
体を配置したことによって、可動体をフォーカシング方
向及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
た場合に発生する支持部材のねじれ共振は、上記挟持片
と支持部材間に振動吸収体によって、ねじれ共振の振動
エネルギーを吸収し、振動を抑制することができる。
持する対物レンズ保持体と、この対物レンズ保持体に一
端が固着され他端が基台に固着された平行な２枚以上の
板状の支持部材と、上記支持部材と平行となるように配
置された挟持片と、この挟持片と支持部材間に振動吸収
体を配置したことによって、可動体をフォーカシング方
向及びトラッキング方向に駆動した場合及び対物レンズ
アクチュエータ全体がトラッキング方向に移動させられ
た場合に発生する支持部材のねじれ共振は、上記挟持片
と支持部材間に振動吸収体によって、ねじれ共振の振動
エネルギーを吸収し、振動を抑制することができる。
【００３０】その結果として、対物レンズによって集光
された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高めるこ
とができ、しかも外乱振動に対する耐震性の向上を図る
ことができ、信頼性の高い対物レンズアクチュエータを
供給できるものである。
された光ビームスポットを情報記録媒体の面振れ、偏心
に追従させる性能を示すサーボ性能の安定性を高めるこ
とができ、しかも外乱振動に対する耐震性の向上を図る
ことができ、信頼性の高い対物レンズアクチュエータを
供給できるものである。
【図１】本発明の第１の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図２】本発明の第２の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図３】本発明の第３の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図４】本発明の第４の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図５】本発明の第５の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図６】本発明の第６の実施例における対物レンズアク
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
チュエータの動作説明用の模式的外観斜視図
【図７】従来の対物レンズアクチュエータの斜視図
１ａ，１ｂ マグネット ２ ベース ３ 対物レンズ ４ 対物レンズ保持体 ５ トラッキング制御用コイル ６ａ〜６ｈ 支持部材 ７ 基台 ８ａ，８ｂ マグネット保持片 ９ａ，９ｂ 磁性片 １０ フォーカシング制御用コイル １１ａ〜１１ｄ 挟持片 １２ａ〜１２ｄ 振動吸収体 １３ 可動体
Claims (10)
- 【請求項１】対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、この対物レンズ保持体に一端が固着され他端が基台
に固着された平行な２枚以上の板状の支持部材と、上記
支持部材と平行となるように配置された挟持片と、この
挟持片と支持部材間に配置された振動吸収体からなる対
物レンズアクチュエータ。 - 【請求項２】挟持片の一端が基台に固着されたことを特
徴とした請求項１記載の対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項３】挟持片の一端が対物レンズ保持体に固着さ
れたことを特徴とした請求項１記載の対物レンズアクチ
ュエータ。 - 【請求項４】振動吸収体と挟持片を上記支持部材の振動
の腹の近傍に配置したことを特徴とする請求項１記載の
対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項５】振動吸収体がゲル状シリコーンゴムである
ことを特徴とする請求項１記載の対物レンズアクチュエ
ータ。 - 【請求項６】振動吸収体がアクリレート樹脂であること
を特徴とする請求項１記載の対物レンズアクチュエー
タ。 - 【請求項７】対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、この対物レンズ保持体に一端が固着され、他端が基
台に固着された２枚以上の板状の支持部材と、２枚以上
の支持部材の各々に一端が上記支持部材と垂直な方向に
上記支持部材に固着された挟持片と、この挟持片の間に
配置された振動吸収体からなる対物レンズアクチュエー
タ。 - 【請求項８】対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、この対物レンズ保持体に一端が固着され他端が基台
に固着された平行な２枚以上の板状の支持部材と、上記
支持部材と支持部材の間に挟持するように振動吸収体を
配置したことを特徴とする対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項９】対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、この対物レンズ保持体に一端が振動吸収体を介して
固着され、他端が振動吸収体を介して基台に固着された
平行な２枚以上の板状の支持部材からなる対物レンズア
クチュエータ。 - 【請求項１０】対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、この対物レンズ保持体に一端が固着され、他端が基
台に固着された平行な２枚以上の板状の支持部材と、上
記支持部材が板状の弾性体と弾性体の間に振動吸収体を
挟持したものからなる対物レンズアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22560292A JPH0676331A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 対物レンズアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22560292A JPH0676331A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 対物レンズアクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676331A true JPH0676331A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16831901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22560292A Pending JPH0676331A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 対物レンズアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676331A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999034360A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Nhk Spring Co., Ltd. | Organe d'actionnement pour objectifs |
| US6069867A (en) * | 1994-06-09 | 2000-05-30 | Olympus Optical Company, Ltd. | Apparatus for supporting optical system of optical information recording/reproducing apparatus and method of manufacturing the same |
| JP2009140550A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Panasonic Corp | レンズ駆動装置、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22560292A patent/JPH0676331A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6069867A (en) * | 1994-06-09 | 2000-05-30 | Olympus Optical Company, Ltd. | Apparatus for supporting optical system of optical information recording/reproducing apparatus and method of manufacturing the same |
| WO1999034360A1 (fr) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Nhk Spring Co., Ltd. | Organe d'actionnement pour objectifs |
| JP2009140550A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Panasonic Corp | レンズ駆動装置、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 |
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