JPH0676156A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

Info

Publication number
JPH0676156A
JPH0676156A JP22995892A JP22995892A JPH0676156A JP H0676156 A JPH0676156 A JP H0676156A JP 22995892 A JP22995892 A JP 22995892A JP 22995892 A JP22995892 A JP 22995892A JP H0676156 A JPH0676156 A JP H0676156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
water
cooling water
temperature
syrup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22995892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
廣 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP22995892A priority Critical patent/JPH0676156A/ja
Publication of JPH0676156A publication Critical patent/JPH0676156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却水の過冷却を防ぎ、確実に飲料を調製す
ることのできる飲料供給装置を提供する。 【構成】 飲料シロップタンク8と、シロップ冷却管1
0と、水冷却管11等を配した冷却水槽7の冷却水を冷
却装置の一部である冷却器13によって冷却し、この冷
却水の温度を温度検知手段15により検知する。そし
て、制御部は、この温度検知手段15による温度情報に
基づき冷却水温度が0度未満で所定時間経過したと判断
すると、冷却装置の運転を一時停止させると共に冷却水
が過冷却状態となったことを警告手段により警告し、冷
却水温度が0度以上となったと判断すると冷却装置の運
転を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シロップ冷却管や水冷
却管等を冷却水槽内に配して飲料シロップや飲料シロッ
プ希釈用の水を冷却する飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の飲料供給装置としては、実公昭5
8ー22557公報に示されるもののように、本体内に
設けられた冷却水槽の中に飲料シロップ(以下シロップ
という)を貯蔵するシロップタンク及びシロップ希釈用
の炭酸水を製造貯蔵するカーボネータ等を配したものが
ある。
【0003】また、この冷却水槽の中には、一旦シロッ
プタンクからシロップポンプにより吸い出されたシロッ
プを飲料取出口に置かれたカップに注ぐ前に再度冷却す
るためのコイル状のシロップ冷却管(以下シロップ冷却
コイルという)及びシロップ希釈用の水(以下希釈水と
いう)を冷却するコイル状の水冷却管(以下水冷却コイ
ルという)も配されている。なお、この希釈水の一部は
カーボネータに供給され、このカーボネータにおいて炭
酸ガスを含んだ炭酸水となる。
【0004】そして、さらにこの冷却水槽の中に冷却装
置の一部である冷却器(エバポレータ)を配し、冷却装
置を動作させて冷却器の周りに氷を作ることにより冷却
水槽の冷却水を冷却し、撹拌機によりこの冷却水を撹拌
循環させて、シロップタンクやシロップ冷却コイル等を
冷却するようにしていた。
【0005】ここで、この冷却器には、2つの対向した
電極を冷却水槽内に配置し、これらの電極間の電気伝導
度を測定することで冷却器の周りの氷の形成の有無を検
知する氷検知器が設けられている。そして、この氷検知
器からの信号に応じて、販売制御装置は冷却装置の運転
を制御するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の飲料供給装置においては、シロップタンク内にシ
ロップを注ぎ足したり粉原料を投入したりする場合に、
これらシロップや粉原料が冷却水槽内にこぼれて冷却水
が汚れたり、また長期間冷却水が交換されない場合には
冷却水が腐敗することがある。
【0007】そして、このような場合には、冷却水の電
気抵抗が下がるため、冷却器の周りに氷ができてもセン
サの電極間に流れる電流量が余り減少せず、このため実
際には氷が形成されていても、氷検知器は氷が形成され
ていないと判断するため冷却装置の運転が継続され、過
冷却状態となって冷却水が凍結してしまうという問題点
があった。
【0008】また、冷却水の汚れや腐敗により、冷却水
の氷点温度が下降して氷点温度が例えばマイナス2度と
なることにより冷却水が過冷却状態となった場合には、
冷却水が凍る前に水冷却コイル内を流れる希釈水が凍っ
てしまい、希釈水をカップに注ぐことができず飲料を調
製することができなくなるという問題点があった。
【0009】本発明は、冷却水の過冷却を防ぎ、確実に
飲料を調製することのできる飲料供給装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却装置の一
部である冷却器を配した冷却水槽内に飲料シロップタン
クと、この飲料シロップタンクから導出された飲料シロ
ップを冷却するシロップ冷却管と、前記飲料シロップ希
釈用の水を冷却する水冷却管等を配した飲料供給装置に
おいて、前記冷却水槽内の冷却水の温度を検知する温度
検知装置と、前記温度検知装置による温度情報に基づき
前記冷却水温度が0度未満で所定時間経過したと判断す
ると前記冷却装置の運転を一時停止させると共に前記冷
却水が過冷却状態となったことを警告手段により警告
し、前記冷却水温度が0度以上となったと判断すると前
記冷却装置の運転を再開する制御部とを備えたものであ
る。
【0011】
【作用】この構成により、飲料シロップタンクと、シロ
ップ冷却管と、水冷却管等を配した冷却水槽の冷却水を
冷却装置の一部である冷却器によって冷却し、この冷却
水の温度を温度検知装置により検知することができる。
そして、制御部は、この温度検知装置による温度情報に
基づき冷却水温度が0度未満で所定時間経過したと判断
すると、冷却装置の運転を一時停止させると共に冷却水
が過冷却状態となったことを警告手段により警告し、冷
却水温度が0度以上となったと判断すると冷却装置の運
転を再開することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る飲料供給
装置としてのカップ式自動販売機の配管系統図、図2は
その冷却水槽の側面断面図である。
【0014】図1において、1は水道からの水を貯溜す
るためのシスターンタンクであり、このシスターンタン
ク1内の水は、調製された飲料を冷やすための氷を作る
アイスメーカ2に供給される一方、希釈水ポンプ3によ
り吸い出されて所定の圧力に昇圧され後、後述するよう
にカーボネータ4及び自動販売機の前面に形成された飲
料取出口5に置かれたカップ6に希釈水として注がれる
ようになっている。
【0015】7は冷却水槽であり、この冷却水槽7には
シロップタンク8と、カーボネータ4が配されており、
シロップタンク8に貯蔵されたシロップは、シロップポ
ンプ9により吸い出されて昇圧された後、冷却水槽7内
に配されたシロップ冷却コイル10を通過することによ
り冷却され、シロップノズル10aからカップ6に注が
れるようになっている。
【0016】また、11は冷却水槽7内に配された水冷
却コイルであり、希釈水ポンプ3からの昇圧された水
は、この水冷却コイル11を通過することにより冷却さ
れた後、一部はカーボネータ4に供給されて炭酸水とな
って炭酸水ノズル4aから、また残りはそのまま希釈水
として希釈水ノズル11aからそれぞれカップ6に注が
れるようになっている。
【0017】なお、12はカーボネータ4に高圧の炭酸
ガスを供給するための炭酸ガスシリンダ、6aは飲料取
出口5に逐次カップ6を落下させるカップディスペンサ
である。また、同図において矢印Aはアイスメーカ2の
アイスシュート2aから氷が飲料取出口5に搬送される
様子を、矢印Bはカップディスペンサ6aからカップ6
が飲料取出口5に搬送される様子をそれぞれ示すもので
ある。
【0018】一方、図2において、13は冷却水槽7内
に配された冷却装置の一部である冷却器であり、同図に
おいてこの冷却器13の表面は氷14により被われてい
る。
【0019】また、シロップタンク8の上方には冷却水
槽7の冷却水の温度を検知するための温度検知装置であ
る温度検知センサ15が設けられている。ここで、この
温度検知センサ15は、図3に示すように、自動販売機
の所定の位置に設けられた制御部である販売制御装置1
6に冷却水温度情報(以下温度情報という)を出力する
ためのものである。
【0020】なお、販売制御装置16は、販売指令に応
じて飲料を調製する飲料調製動作を制御すると共に、温
度検知センサ15からの温度情報に応じて冷却装置17
の運転を制御するためのものである。
【0021】ここで、通常、冷却水槽7内の冷却水が氷
結するのは、図4の実線で示すように水温が0度を下回
って所定時間t1氷点下となった後であり、氷結が始ま
ると水温は0度となる。なお、この場合水温が氷点以下
となり、氷結が始まるまでの過冷却時間t1はほぼ一定
である。
【0022】ところが、冷却水が汚れたり腐敗したりす
ると、この冷却水の過冷却時間t2は同図の破線で示す
ように長くなり、また氷点も0度よりも低くなる。そし
て、この冷却水が0度以下となり、過冷却状態が所定時
間t3(t1<t3<t2)、例えば30分が経過する
と、冷却水が氷結する前に水冷却コイル11を通過する
希釈水が凍結するようになる。
【0023】このため、販売制御装置16は、温度検知
センサ15からの温度情報により過冷却時間t3が30
分を越えたと判断すると、冷却装置17の運転を停止す
るようにしている。
【0024】さらに、販売制御装置16は、自動販売機
の前面に配される警告手段である警告ランプ18を点灯
させて、冷却水が汚染等の原因によって過冷却状態とな
っており、交換が必要であることを警告するようにして
いる。
【0025】なお、この販売制御装置16は冷却装置1
7の運転を停止した後、温度情報により冷却水が0度を
超えたと判断すると、冷却装置17の運転を再開し、シ
ロップタンク8及びカーボネータ4の冷却を行うように
している。
【0026】次に、このように構成された飲料供給装置
のシロップ等の冷却動作について説明する。
【0027】通常、販売制御装置16は温度検知センサ
15からの温度情報により冷却水温度が0度を超えたと
判断すると、冷却装置17を動作させて冷却器13に冷
気を流し、冷却水槽7内の冷却水を冷却する。
【0028】やがて、冷却水の温度が下がり、図4の実
線で示すように冷却水温度が0度を下回って一定の過冷
却時間t1が経過すると、冷却器13の周りから氷結が
始まる。これにより、冷却器13の表面が氷14により
被われるようになり、この氷14により冷却水温度は0
度に保たれる。
【0029】そして、この0度に保たれた冷却水によ
り、カーボネータ4、シロップタンク8が冷却されると
共に、シロップ冷却コイル10及び水冷却コイル11も
冷却される。
【0030】これにより、シロップタンク8からシロッ
プポンプ9により吸い出されたシロップは、シロップ冷
却コイル10を通過することにより冷却された後、シロ
ップノズル10aからカップ6に注がれる。
【0031】また、スターンタンク1から希釈水ポンプ
3により吸い出された水は、水冷却コイル11を通過す
ることにより冷却され、その一部はカーボネータ4にお
いて炭酸水となって炭酸水ノズル4aから、また残りは
そのまま希釈水として希釈水ノズル11aからそれぞれ
カップ6に注がれる。そして、このカップ6内で、シロ
ップが希釈水又は炭酸水により希釈されて飲料が調製さ
れる。
【0032】ところで、冷却水に汚れや腐敗がある場合
には、販売制御装置16が温度検知センサ15からの温
度情報により冷却水温度が0度を超えたと判断し、冷却
装置17を運転させても、図4の破線で示すように水温
が0度を下回って所定の過冷却時間t1が経過しても結
氷は起きない。
【0033】このため、販売制御装置16は、引き続き
冷却装置17を動作させて冷却水を冷却するが、過冷却
時間t3が30分を経過しても結氷が起きず、また温度
検知センサ15からの温度情報により結氷が起きていな
いと判断すると、冷却装置17の運転を停止すると共に
警告ランプ18を点灯させる。
【0034】これにより、過冷却状態が30分以上続く
ことを防ぐことができ、水冷却コイル11を通過する希
釈水の凍結を防ぐことができる。また、警告ランプ18
を点灯させることにより、汚れた冷却水の交換を促すこ
とができる。
【0035】なお、この販売制御装置16は冷却装置1
7の運転を停止した後、温度検知センサ15により冷却
水が0度を超えたと判断すると、冷却装置17の運転を
再開し、シロップタンク8及びカーボネータ4等の冷却
を行う。このため、シロップや炭酸水は、適正な状態に
保持される。
【0036】また、汚れた冷却水が交換された場合に
は、販売制御装置16は一定の過冷却時間t1が経過し
て冷却水の氷結が始まったことを温度検知センサ15に
より検知すると冷却水が交換されたと判断し、警告ラン
プ18を消灯するようになっている。なお、冷却水を交
換した後、クリアスイッチ等の操作により警告ランプ1
8を消灯するようにしてもよい。
【0037】このように、温度検知センサ15により冷
却水の温度を検知し、過冷却時間t2が所定の時間を越
えた場合には、冷却装置17の運転を停止することによ
り、水冷却コイル11を通過する希釈水の凍結を防ぐこ
とができる。
【0038】また、冷却水が汚れたことを警告ランプ1
8により警告し、冷却水の交換を促すことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、温度検知
センサにより冷却水の温度を検知し、この冷却水が過冷
却状態となった時には冷却装置の運転を停止することが
できるので、冷却水の過冷却を防ぐことができ、確実に
飲料を調製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカップ式自動販売機の
配管系統図。
【図2】上記カップ式自動販売機の冷却水槽の側面断面
図。
【図3】上記カップ式自動販売機の販売制御装置のブロ
ック図。
【図4】上記冷却水槽の冷却水の結氷時の温度変化を示
す図。
【符号の説明】
7 冷却水槽 11 水冷却コイル 15 温度検知センサ 16 販売制御装置 17 冷却装置 18 警告ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却装置の一部である冷却器を配した冷却
    水槽内に飲料シロップタンクと、この飲料シロップタン
    クから導出された飲料シロップを冷却するシロップ冷却
    管と、前記飲料シロップ希釈用の水を冷却する水冷却管
    等を配した飲料供給装置において、 前記冷却水槽内の冷却水の温度を検知する温度検知装置
    と、 前記温度検知装置による温度情報に基づき前記冷却水温
    度が0度未満で所定時間経過したと判断すると前記冷却
    装置の運転を一時停止させると共に前記冷却水が過冷却
    状態となったことを警告手段により警告し、前記冷却水
    温度が0度以上となったと判断すると前記冷却装置の運
    転を再開する制御部とを備えたことを特徴とする飲料供
    給装置。
JP22995892A 1992-08-28 1992-08-28 飲料供給装置 Pending JPH0676156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22995892A JPH0676156A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 飲料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22995892A JPH0676156A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 飲料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676156A true JPH0676156A (ja) 1994-03-18

Family

ID=16900375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22995892A Pending JPH0676156A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 飲料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0676156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8567585B2 (en) 2009-08-03 2013-10-29 Glory Ltd. Money handling apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8567585B2 (en) 2009-08-03 2013-10-29 Glory Ltd. Money handling apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4843830A (en) Differential ice sensor and method
US6112946A (en) Autofill system for frozen beverages
US4008832A (en) Three drink gravity dispenser for cool beverages
US6725675B2 (en) Flaked ice making machine
US4940164A (en) Drink dispenser and method of preparation
US6269973B1 (en) Beverage mixing system
EP2125603A1 (en) Beverage proportioning
KR0182126B1 (ko) 냉장고의 급수장치 및 물탱크 수량부족검출방법
JPH0676156A (ja) 飲料供給装置
JP3110595B2 (ja) 冷凍炭酸飲料デイスペンサのシロップ切れ検出方法
JP4020687B2 (ja) 飲料注出装置
JPH09222273A (ja) 冷蔵庫用自動製氷機の給水装置及び給水制御方法
JPH06227595A (ja) 飲料供給装置
JP2003237897A (ja) 飲料注出装置及び液切れ検知方法
JP3970620B2 (ja) 蓄氷式飲料ディスペンサ
JP2002074494A (ja) 飲料販売機の飲料冷却装置およびその運転制御方法
JP2778924B2 (ja) 飲料冷却機
JP2005037087A (ja) 冷水機
JP4445688B2 (ja) 冷飲料供給装置
JP2001130697A (ja) 炭酸水ディスペンサおよびその運転方法
JP3213421B2 (ja) カップ式自動販売機の飲料供給制御装置
KR0182130B1 (ko) 냉장고용 자동제빙기의 급수장치 및 급수제어방법
JP2740051B2 (ja) カップ式自動販売機の給水ポンプ制御装置
KR100301636B1 (ko) 냉장고자동제빙기의급수제어방법
JPS6327760B2 (ja)