JPH0676105U - リザーバ用キャップ - Google Patents

リザーバ用キャップ

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JPH0676105U
JPH0676105U JP2055493U JP2055493U JPH0676105U JP H0676105 U JPH0676105 U JP H0676105U JP 2055493 U JP2055493 U JP 2055493U JP 2055493 U JP2055493 U JP 2055493U JP H0676105 U JPH0676105 U JP H0676105U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リザーバ本体が、振動・動揺した場合にも、
リザーバ本体内の油が空気抜き通路を介してリザーバか
ら漏洩するのを防止した簡単構造のリザーバ用キャップ
を提供する 【構成】 リザーバ用キャップ10は、上蓋部20と、リザ
ーバ本体の注入口に嵌め込まれ得るように上蓋部の内面
に固着された円筒容器状の内栓部30と、上蓋部の内面に
取付けられ、注入口の先端縁部に密着される環状板のパ
ッキン40と、内栓部の内周面に嵌着され、内栓部と共に
略円筒状室Sを形成する円筒皿部51とから構成され、空
気抜き通路は、円筒皿部と内栓部との間に形成され、リ
ザーバ本体内部から略円筒状室に通じる横方向の入口側
迷路56,53及び内栓部・パッキンと上蓋部との間に形成
され、略円筒状室から外部に通じる横方向の出口側迷路
58,37,36,35,42,41,25とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リザーバに装着するキャップ、特に自動車の動力舵取り装置にお ける作動油用リザーバのように振動・動揺するリザーバに装着するキャップに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術における自動車の動力舵取り装置の作動油用リザーバに装着される キャップは、図6に示すような構造を備え、図1に示し、後述する実施例におい て説明するようなリザーバに装着される。
【0003】 リザーバ本体の注入口に着脱自在に嵌着されるキャップ10は、円筒皿状の上蓋 部20と、リザーバ本体の注入口の内周面に嵌め込まれ得るように上蓋部20の底部 21内面に同心的に底部31の外面が固着された円筒容器状の内栓部30と、上蓋部20 の底部21内面において上蓋部20の周壁部22内周と内栓部30の外周との間に挿入取 付けられ、注入口93の先端縁部93aに密着され得る環状板のパッキン40と、内栓 部30の内周面に同心的に嵌着された下方に延びる棒状の閉塞部材50とから構成さ れている。
【0004】 上蓋部20、内栓部30及びパッキン40の構造に関しては、後述の実施例と同様で ある。(図2、図4及び図5参照) 閉塞部材50は、内栓部30の内周面に嵌着される円筒皿部51と、円筒皿部51の底 部から下方に延び、注入口から挿通され、リザーバ本体内の内部ケースの空気抜 き孔(図示省略)に係合する閉塞棒部52とから形成されている。そして、円筒皿 部51において、底端及び外周壁部の端縁には夫々外向きのフランジ54,55が形成 され、端縁のフランジ55は、外周面がテーパ面となっており、内栓部30のフラン ジ34、即ち被係合爪に係合する係合爪となっており、底部には上下方向の通気孔 58,58が貫通している。
【0005】 円筒皿部51が内栓部30内に嵌合され、円筒皿部51のフランジ55が内栓部30のフ ランジ34に係合し、フランジ54と共にフランジ34を挟んだ状態で、閉塞部材50は 内栓部30に一体的に固着されている。
【0006】 内栓部30と閉塞部材50の円筒皿部51とから形成される略円筒状室Sには、大径 部71と小径部72から成る段付円形台状のナイロン発泡体で成形されたフロート70 が収装されている。大径部71が内栓部30内に小径部72が円筒皿部51内にあり、段 部が外周壁部の端縁に支承され、上下に空間が、周面に空隙が存在するようにな っている。
【0007】 作動油の注入補給において、後述の実施例と同様にして、上記のキャップ10は 、リザーバ本体90の注入口93に対し着脱される。 作動油の注入補給後、パッキン40は、注入口93の先端縁部93aに密着されると 共に、内栓部30のOリング60が注入口93の内周面に密接し、リザーバ本体90の注 入口93は密栓される。
【0008】 キャップ10の密栓装着状態において、リザーバ本体90内は、次のような空気抜 き通路により外部と通気されている。 閉塞部材50の円筒皿部51の底部の通気孔58,58、略円筒状室S、内栓部30の連 通孔37、環状溝35、連通溝36、パッキン40の段部42、連通溝41、パッキン40の外 周・上蓋部20の周壁部22の内周間の環状隙間及び上蓋部20の切欠部が順次連通し て空気抜き通路が形成されている。
【0009】 自動車、即ち作動油が貯蔵されている充填されているリザーバ本体90が振動・ 動揺すると、作動油は、通気孔58,58から略円筒状室S内に浸入し、更に内栓部 30の連通孔37、環状溝35、連通溝36、パッキン40の段部42、連通溝41、パッキン 40の外周・上蓋部20の周壁部22の内周間の環状隙間及び上蓋部20の切欠部25、即 ち上記の空気抜き通路を通つて外部に漏洩しようとする。
【0010】 その際、上記の振動・動揺により略円筒状室S内でフロート70も上下に動き、 作動油が上方に飛び上がって通気孔58,58内に浸入しようとするときには、フロ ート70も上方に移動し、内栓部30の底内面に接し、連通孔37を閉塞するので、作 動油の漏洩は阻止される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来の技術における自動車の動力舵取り装置の作動油用リザーバのよう に振動・動揺するリザーバに装着するキャップ10においては、通気孔からの作動 油の漏洩を防止するのにナイロン発泡体で成形されたフロート70を用いているが 、それはコストが高く、しかもそのようなフロートを用いても、閉塞部材50の円 筒皿部51の通気孔58が上下方向で、略円筒状室Sに直線的に連通することもあっ て、使用時間が経過するにつれてリザーバの外部への作動油の漏洩が始まる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案のリザーバ用キャップは、円筒皿状の上蓋部と、リザーバ本体の注入 口の内周面に嵌め込まれ得るように上蓋部の底部内面に底部外面が固着された円 筒容器状の内栓部と、上蓋部の底部内面において上蓋部の周壁部内周と内栓部外 周との間に挿入取付けられ、注入口の先端縁部に密着され得る環状板のパッキン と、内栓部の内周面に同心的に嵌着され、内栓部と共に略円筒状室を形成する円 筒皿部とから構成され、リザーバ本体の注入口に嵌着されるキャップである。
【0013】 円筒皿部の外周壁部には軸線方向のスリットが形成されると共に、底端には内 栓部の端縁に当接する外向きのフランジが形成され、フランジの上面には、スリ ットの位置と位相がずれた位置に半径方向の溝が形成されており、前記スリット と前記溝とは円筒皿部外周面・内栓部内周面間に形成された円周間隙で連通され てリザーバ本体の内部と前記略円筒状室とを連通する横方向の入口側迷路を形成 し、内栓部底部に開口し、前記略円筒状室とリザーバ本体の外部とを連通する出 口側迷路が前記入口側迷路と共にリザーバ本体の内部を外部に連通する空気抜き 通路を形成している。
【0014】
【作用】
空気抜き通路の入口通路は、円筒皿部のフランジ上面の溝と内栓部の周壁下 端縁とからなる水平方向の孔通路であり、そして空気抜き通路は、更に直角に曲 り円筒皿部の外周面と内栓部のフランジのテーパ面とからなる部分通路を通り、 更に直角に曲ってスリットとなる迷路となって円筒皿部内、即ち略円筒状室内に 連通している。
【0015】 従って、上記のキャップが装着されたリザーバ本体が、自動車の振動・動揺に 伴って振動・動揺した場合にも、リザーバ本体内の作動油は、空気抜き通路の入 口通路に入り難く、更に円筒状室に達するのには、上記のような迷路が介在する ので、作動油が円筒状室に達することは殆どない。即ち作動油が空気抜き通路を 介してリザーバから漏洩することはない。
【0016】
【実施例】
この考案の実施例におけるリザーバに装着されたキャップを図面に従って説明 する。なお、実施例におけるリザーバは、自動車の動力舵取り装置における作動 油用のリザーバを例示しており、以下の説明における上下方向は、図1における 上下方向である。
【0017】 図1において、キャップ10が装着されるリザーバ本体90は、深皿状部91と、そ の全外周から上方に延びる容器部92と、その上部において容器部92の内外に突出 して形成された小径の筒状の注入口93とより構成され、リザーバ本体90は、図示 しないフィルタが介在する内部ケースを備えている。
【0018】 容器部92の下部からは、筒状の流入口94が略水平に突出し、深皿状部91からは 筒状の流出口95が流入口94と平行に突出し、流入口94と流出口95は、共にリザー バ本体90内の内部ケース(図示省略)に開口している。流入口94の先端は、配管 を介して動力舵取り装置(図示省略)に接続され、流出口95の先端は、配管を介 してポンプ(図示省略)に接続されている。
【0019】 リザーバ本体90の注入口93の外周面には、先端縁部93aよりやや下方にフラン ジ部93bが形成され、フランジ部93bには、直径方向に対向した位置に適宜の円 弧長の切欠部が形成されている。 又、筒状の注入口93の内周面には、中間部に下り勾配のフランジ部93cが形成 されている。
【0020】 図2に示すように、リザーバ本体90の注入口93に着脱自在に嵌着されるキャッ プ10は、合成樹脂製で、円筒皿状の上蓋部20と、リザーバ本体90の注入口93の内 周面に嵌め込まれ得るように上蓋部20の底部21内面に同心的に底部31の外面が溶 着された円筒容器状の内栓部30と、上蓋部20の底部21内面において上蓋部20の周 壁部22内周と内栓部30の外周との間に挿入取付けられ、注入口93の先端縁部93a に密着され得る環状板のパッキン40と、内栓部30の内周面に同心的に嵌着された 下方に延びる棒状の閉塞部材50とから構成されている。
【0021】 上蓋部20の周壁部22の端縁には、注入口93のフランジ部93bの切欠部を通過し 得ると共にフランジ部93bに係合され得る係合爪部23,23が直径方向に対向した 位置に内向きに突出しており、周壁部22の内周面の中間には、挿入されたパッキ ン40の外周縁を止めるように突出した円弧状突起24と切欠部とが交互に全周に亘 って形成されている。
【0022】 図2に示すように内栓部30の外周面には円周溝32が形成され、円周溝32にはリ ザーバ本体90の注入口93の内周面に密着するOリング60が嵌着されている。 内栓部30の内周面には、中間部の段部33と下端部の内向きのフランジ34とが形 成され、フランジ34は、直径方向に対向した位置の切欠部をもつと共に、内周面 がテーパ面となっており、後述のように被係合爪として機能する。
【0023】 上蓋部20の内面に固着された内栓部30の底部31の外面には、図2及び図4に示 すように環状溝35が形成されており、環状溝35は、連通溝36を介して内栓部30の 外周面に開口していると共に、連通孔37を介して底部31の内面に開口している。
【0024】 パッキン40は、図2及び図5に示すように外径が上蓋部20の周壁部22内周径よ り小さく、上蓋部20の底部21内面に接する面に内周と外周とを連通する連通溝41 及び内周側の段部42が形成されている。
【0025】 図1に示すように閉塞部材50は、内栓部30の内周面に嵌着される円筒皿部51と 円筒皿部51の底部から下方に延び、注入口93のフランジ部93cに挿通され、リザ ーバ本体90内の内部ケースの空気抜き孔(図示省略)に係合する閉塞棒部52とか ら形成されている。そして、図2及び図3に示すように、円筒皿部51において、 底端及び直径方向に対向した位置に軸線方向のスリット53,53が形成された外周 壁部の端縁には夫々外向きのフランジ54,55が形成され、端縁のフランジ55は、 外周面がテーパ面となっており、内栓部30のフランジ34、即ち被係合爪に係合す る係合爪となっており、底端のフランジ54の上面には、スリット53,53の対向方 向と直角の直径方向に対向した位置に半径方向の溝56,56が形成されている。
【0026】 円筒皿部51が内栓部30内に嵌合され、円筒皿部51のフランジ55が内栓部30のフ ランジ34に係合し、フランジ54と共にフランジ34を挟んだ状態で、閉塞部材50は 内栓部30に一体的に固着され、内栓部30と円筒皿部51とで略円筒状室Sを形成し ている。(図2参照)
【0027】 リザーバ本体90内に注入口93から動力舵取り装置の作動油を注入補給した後、 上記のキャップ10をリザーバ本体90に装着する際には、閉塞部材50の閉塞棒部52 を注入口93から挿入し、フランジ部93cを挿通し、更に先端をリザーバ本体90内 の内部ケース(図示省略)に係合させると共に、注入口93のフランジ部93bの切 欠部に上蓋部20の係合爪部23,23の位置を合せてから内栓部30をリザーバ本体90 の注入口93に嵌める。そして上蓋部20を適宜回わして上蓋部20の係合爪部23,23 を注入口93のフランジ部93bに係合させる。
【0028】 かくして、パッキン40は、注入口93の先端縁部93aに密着されると共に、内栓 部30のOリング60が注入口93の内周面に密接し、リザーバ本体90の注入口93は密 栓される。
【0029】 逆に、キャップ10をリザーバ本体90、即ち注入口93から外す際には、上蓋部20 を適宜回わして上蓋部20の係合爪部23,23を注入口93のフランジ部93bの切欠部 に合致させ、上蓋部20を引上げて内栓部30、更には閉塞部材50の閉塞棒部52をリ ザーバ本体90の注入口93から引抜くのである。
【0030】 キャップ10の密栓装着状態において、リザーバ本体90内は、次のような空気抜 き通路により外部と通気されている。 閉塞部材50のフランジ54上面の溝56,56、円筒皿部51の外周面(1/4周)、 スリット53,53、略円筒状室S、内栓部30の連通孔37、環状溝35、連通溝36、パ ッキン40の段部42、連通溝41、パッキン40の外周・上蓋部20の周壁部22の内周間 の環状隙間及び上蓋部20の周壁部22に形成された切欠部が順次連通して迷路をな す空気抜き通路が形成されている。
【0031】 空気抜き通路の入口は、閉塞部材50のフランジ54上面の溝56,56と内栓部30の 周壁下端縁とからなる水平方向の孔通路であり、そして空気抜き通路は、更に直 角に曲り閉塞部材50の円筒皿部51の外周面と内栓部30のフランジ34のテーパ面と からなる1/4周の通路を通り、更に直角に曲ってスリット53,53となる水平方 向の迷路となって閉塞部材50の円筒皿部51内、即ち略円筒状室S内に連通してい る。
【0032】 従って、上記のキャップ10が装着されたリザーバ本体90が、自動車の振動・動 揺に伴って振動・動揺した場合にも、リザーバ本体90内の作動油は、空気抜き通 路の入口通路に入り難く、更に円筒状室Sに達するのには、上記のような迷路が 介在するので、作動油が円筒状室Sに達することは殆どない。即ち作動油が空気 抜き通路を介してリザーバから漏洩することはない。
【0033】
【考案の効果】
この考案によるリザーバ用キャップは、キャップが装着されたリザーバ本体が 、振動・動揺した場合、例えば自動車の動力舵取り装置の作動油用リザーバのよ うに自動車の振動・動揺に伴って振動・動揺した場合にも、リザーバ本体内の油 は、空気抜き通路の入口通路に入り難く、更に空気抜き通路中の円筒状室に達す るのには、横方向の迷路が介在するので、油が円筒状室に達することは殆どない 。即ち作動油が空気抜き通路を介してリザーバから漏洩することはない。
【0034】 又、自動車の動力舵取り装置の作動油用リザーバのようなリザーバの通気孔か らの作動油の漏洩を防止するのに、従来の技術におけるようなナイロン発泡体で 成形されたフロートを用いないのでコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例におけるリザーバに装着され
たキャップの断面図である。
【図2】図1のキャップの主要部の拡大断面図である。
【図3】この考案の実施例におけるリザーバ用キャップ
の閉塞部材の上面図である。
【図4】この考案の実施例におけるリザーバ用キャップ
の内栓部の上面図である。
【図5】この考案の実施例におけるリザーバ用キャップ
のパッキンの上面図である。
【図6】従来の技術におけるリザーバ用キャップの断面
図である。
【符号の説明】
10 キャップ 20 上蓋部 21 底部 22 周壁部 23 係合爪部 24 円弧状突起 30 内栓部 31 底部 32 円周溝 33,42 段部 34,54,55 フランジ 35 環状溝 36,41 連通溝 37 連通孔 40 パッキン 50 閉塞部材 51 円筒皿部 52 閉塞棒部 53 スリット 56 溝 60 Oリング 90 リザーバ本体 91 深皿状部 92 容器部 93 注入口 93a 先端縁部 93b フランジ部 93c フランジ部 94 流入口 95 流出口
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒皿状の上蓋部と、リザーバ本体の注
    入口の内周面に嵌め込まれ得るように上蓋部の底部内面
    に底部外面が固着された円筒容器状の内栓部と、上蓋部
    の底部内面において上蓋部の周壁部内周と内栓部外周と
    の間に挿入取付けられ、注入口の先端縁部に密着され得
    る環状板のパッキンと、内栓部の内周面に同心的に嵌着
    され、内栓部と共に略円筒状室を形成する円筒皿部とか
    ら構成されているリザーバ用キャップにおいて、前記円
    筒皿部の外周壁部には軸線方向のスリットが形成される
    と共に、底端には前記内栓部の端縁に当接する外向きの
    フランジが形成され、前記フランジの上面には、前記ス
    リットの位置と位相がずれた位置に半径方向の溝が形成
    されており、前記スリットと前記溝とは円筒皿部外周面
    ・内栓部内周面間に形成された円周間隙で連通されてリ
    ザーバ本体の内部と前記略円筒状室とを連通する横方向
    の入口側迷路を形成し、内栓部底部に開口し、前記略円
    筒状室とリザーバ本体の外部とを連通する出口側迷路が
    前記入口側迷路と共にリザーバ本体の内部を外部に連通
    する空気抜き通路を形成していることを特徴とするリザ
    ーバ用キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000304001A (ja) * 1999-04-16 2000-10-31 Aisin Seiki Co Ltd リザーバ用キャップ
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