JPH0675572B2 - 脱気水注入装置 - Google Patents

脱気水注入装置

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JPH0675572B2
JPH0675572B2 JP2164248A JP16424890A JPH0675572B2 JP H0675572 B2 JPH0675572 B2 JP H0675572B2 JP 2164248 A JP2164248 A JP 2164248A JP 16424890 A JP16424890 A JP 16424890A JP H0675572 B2 JPH0675572 B2 JP H0675572B2
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JP
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tank
atmosphere
water supply
water
path
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JP2164248A
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JPH0454950A (ja
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雅明 石黒
俊積 田中
幸雄 高木
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、超音波プローブを用いて体内の組織
断層に関する情報を取得する際において、超音波受信器
と体腔壁と間に超音波伝搬媒体を介在させるため等とし
て用いられる脱気水注入装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、超音波検査を行う場合には、超音波送受信器か
ら出射される超音波及びその反射エコーの減衰を可及的
に少なくするために、超音波送受信器と体腔壁等超音波
検査を行う部位との間に超音波伝搬媒体を介在させるよ
うにする。ここで、超音波伝搬媒体の代表的なものとし
て脱気水がある。
超音波送受信器を体外壁に押し当てて、超音波の送受信
を行う場合には、所謂バルーンと呼ばれる可撓性客袋を
用い、この容袋内に超音波送受信器を収納させると共
に、脱気水が注入されるようになっている。
一方、超音波送プローブを直接または内視鏡の処置具等
を挿通するための挿通路を介して体内に導いて、体腔内
壁に押し当てて、スキャンを行うようにしたものも知ら
れている。
このように、体内に挿入されて超音波の送受信を行うタ
イプのものにあっては、検査を行うべき体腔内に脱気水
を注入するようにしている。このために、脱気水注入装
置が用いられるが、この脱気水注入装置としては、通
常、脱気水を貯留するタンクと、該タンクから脱気水を
送り出す送水チューブとを有し、この送水チューブを介
して脱気水を圧送するために、タンクを加圧する構成と
なっている。このために、一端がエアポンプ等からなる
加圧エア供給源に接続した加圧エア供給チューブの他端
をタンクにおける脱気水の液面上に臨ませるように構成
したものは、従来から用いられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、脱気水を体腔内に迅速に充満させるために
は、タンクからある程度高い圧力で脱気水を供給する必
要があるために、タンクに供給される加圧用のエアの供
給圧力を高くしなければならない。然るに、高圧のエア
を供給するようにした場合には、送水を停止しても、タ
ンク内の残圧によって送水チューブに送り込まれること
になり、送水停止に対する追従性が悪いという欠点があ
る。
本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、タンクに加圧エアの供給を停止し
たときに、迅速かつ確実に送水が停止されるようにな
し、また送水チューブの先端側の圧力変化によっても、
操作者の意図に沿わずに送水してしまうことのないよう
に送水動作が確実に行えるようにした脱気水注入装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前述の目的を達成するために、本発明は、脱気水を貯留
するタンクを加圧するためのエア配管の途中にタンク側
配管部をエア源側配管部と接続する状態と、大気開放経
路に接続する状態とに切り換える流路切換手段を介装と
なし、送水停止時には、タンク側配管部を大気開放経路
と接続する状態に切り換えるようになし、またこの大気
開放経路に経路開閉手段を設けて、所定時間だけタンク
側配管部を大気に連通させるように構成するか、または
この大気開放経路に逆止弁を設けて、タンク側の圧力を
大気に排出するのを許すが、大気側からの逆流を防止す
る逆支弁を配設するように構成したことをその特徴とす
るものである。
[作用] このような構成を採用することによって、送水時には切
換弁をエア源とタンクとを連通させることによって、タ
ンク内に高圧のエアを供給することによって、大流量で
迅速な送水を行う。そして、送水停止時には、この切換
弁をタンク側配管部が大気に開放される状態に切り換え
ることによって、タンク内に残圧が生じないようにす
る。これによって、送水停止操作に対する送水停止の追
従性が極めて良好となる。
ところが、タンク側配管を大気に開放した状態のまま保
持すると、送水チューブの先端部に吸引力が働いたりし
たときには、タンク内の脱気水が吸い出されてしまうこ
とになる。かかる事態を防止するために、大気開放経路
に経路開閉機構を設けて、この経路開放機構によって所
定時間、具体的にはタンク内の残圧の排出に必要な時間
だけ大気に開放するようにするか、またはこの大気開放
経路に逆止弁を介装して大気の吸い込みを防止するよう
にしている。これによって送水チューブ内に負圧が作用
しても、タンク内の脱気水が吸引されることはなくな
る。
さらに、体腔内の圧力が低下する等によって、送水チュ
ーブの先端部分が負圧になったとしても、タンク内の脱
気水がみだりに引き出されるおそれがなくなり、全体と
して操作者の意図に反して体内等に脱気水が供給される
ような不都合は生じない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
本実施例においては、第2図に示した如く、先端に端板
振動子1aを装着した極細の超音波プローブ1を用い、こ
の超音波プローブ1を内視鏡2における処置具等の挿通
路3を介して体内等に導くようになし、この内視鏡2の
挿通路3における導入部3aに形成した補助送水部4から
脱気水を供給する脱気水供給装置について説明する。た
だし、本発明の脱気水供給装置は、前述したものに限定
されるものではない。
而して、脱気水供給装置は、第1図に示したように構成
される。即ち、同図において、10は脱気水を貯留するタ
ンクを示し、該タンク10は蓋体10aによって施蓋されて
いる。そして、この蓋体10aを貫通するようにして、脱
気水の吸い上げパイプ11が装着されている。この吸い上
げパイプ11の先端はタンク10の底面近くにまで延び、ま
た基端部には、一端が補助送水路4に接続される送水チ
ューブ12を接続するためのルアーロック部11aが形成さ
れている。
この吸い上げパイプ11から送水チューブ12に向けて脱気
水を圧送するために、タンク10の液面が加圧されるよう
になっている。このタンク10を加圧するために、蓋体10
aには加圧エア供給管13がタンク10内に開口するように
接続されている。そして、この加圧エア供給管13の他端
はエア源としてのエアポンプ14に接続されている。そし
て、この加圧エア供給管13の途中には流路切換弁15が介
装されており、これによって加圧エア供給管13はタンク
側配管部13aと、エア源側配管部1bとに分割されてい
る。
ここで、流路切換弁15は、タンク側配管部13aをエア源
側配管部13bと接続する状態と、該タンク側配管部13aを
大気開放経路16に接続す状態とに切り換えることできる
ように構成されている。そして、大気開放経路16には開
閉弁17が設けられており、この開閉弁17によってタンク
側配管部13aを大気と連通・遮断することができるよう
になっている。
18は送水の制御を行うためのフットスイッチ、19はコン
トロール回路をそれぞれ示し、フットスイッチ18を操作
すると、その信号がコントロール回路19に入力されて、
該コントロール回路19からの信号に基づいてエアポンプ
14の作動,流路切換弁15の切り換え及び開閉弁17のNO,O
FF制御が行われるようになっている。而して、開閉弁17
は、送水停止時に、タンク10内の圧力を排出するために
必要な時間、例えば2秒間だけ開弁するように制御され
ることになる。
本実施例は前述のように構成されるものであって、次に
その作用について説明する。
まず、送水を行う場合には、送水チューブ12を吸い上げ
パイプ11に接続すると共に、内視鏡2の補助送水部4に
接続する。この状態で、フットスイッチ18を操作する
と、エアポンプ14が作動して、加圧エアが加圧エア供給
管13に供給される。これと共に、この加圧エア供給管13
におけるタンク側配管部13aとエア源側配管部13bとが流
路切換弁15を介して接続される。このために、タンク10
内には加圧エアが供給されてその液面が加圧される。こ
の結果、該タンク10内の脱気水は吸い上げパイプ11から
送水チューブ12を介して内視鏡2の挿通路3に脱気水が
供給される。
次に、フットスイッチ18によって送水を停止すると、エ
アポンプ14の作動が停止すると共に、流路切換弁15が切
り換わり、加圧エア供給管13におけるタンク側配管部13
aが大気開放経路16に接続されることになる。そこで、
この大気開放経路16に設けた開閉弁17が開弁して、タン
ク10内の残圧が大気に開放されることになる。
ところで、タンク10を大気に開放したままに放置してお
くと、内視鏡2の挿通路3を利用して、体内液の吸引を
行ったときに、送水チューブ12が接続されている補助送
水部4からタンク10内の脱気水が吸い出されて、体内液
の吸引が行われなくなる。そこで、コントロール回路19
によって開閉弁17の開弁時間を制限するようにしてい
る。即ち、タンク10内における残圧を開放するのに必要
な例えば2秒間だけ開弁し、この時間経過後には再びい
閉弁せしめられる。これによって、タック側配管部13a
はエア源側とも大気側とも連通しない状態に保持される
ようになって、挿通路3を利用して吸引を行う際におい
て、タンク10内の脱気水が吸い出されるおそれはない。
また、タンク10内の残圧開放後においては、加圧エア供
給管13は閉鎖状態に置かれるので、たとえ体内が負圧と
なったとしても、みだりに脱気水が操作者の意図に反し
て引き出されるという不都合を生じない。
次に、第3図は本発明の第2の実施例を示すものであっ
て、本実施例においては、タンク10とエアポンプ14との
間を接続する加圧エア供給管20に方向切換弁21を介装
し、この方向切換弁21によってタンク側配管部20aとエ
ア源側配管部20bとに分割せしめられている。
ここで、方向切換弁21はタンク側配管部20aとエア源側
配管部20bとの間を連通させる第1の位置と、タンク側
配管部20a及びエア源側配管部20bを大気に連通させる第
2の位置との間に切り換えることができるようになって
いる。また、方向切換弁21における第2の位置において
は、タンク側配管部20aは逆止弁22を介して大気と連通
するようになっており、該逆止弁22の作用によって、タ
ンク側配管部20a側の圧力が大気に開放することはでき
るが、大気の吸い込みは防止されるようになっている。
このように構成すると、送水停止時には、方向切換弁21
を第1の位置から第2の位置に切り換えることによっ
て、タンク10内の圧力を大気に開放することができ、ま
たエアポンプ14は無負荷運転状態となる。しかも、吸引
を行う際には、逆止弁22の作用によりタンク側配管部20
aは大気の吸い込みが阻止されるので、タンク10内の脱
気水が吸引されるおそれはない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、エア配管の途中にタン
ク側配管部をエア源側配管部と接続する状態と、大気開
放経路に接続する状態とに切り換える流路切換手段を介
装し、かつ大気開放経路に経路開閉手段を設けるか、ま
たは大気開放経路には、タンク側配管部から大気側に空
気の流通は許すが、その逆流を防止する逆止弁を設ける
構成としたので、送水状態から送水停止状態に切り換え
たときに、タンク内に残圧が発生するのを防止すること
ができ、水停止操作に対する送水停止の追従性が極めて
良好となり、しかも、送水チューブ内に負圧が作用して
も、タンク内の脱気水が吸い出されるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示し、第1
図は脱気水注入装置の全体構成説明図、第2図は超音波
プローブと内視鏡とを示す概略構成図、第3図は本発明
の第2の実施例を示す脱気水注入装置の要部構成図であ
る。 1:超音波プローブ、2:内視鏡、3:挿通路、4:補助送水
部、10:タンク、11:吸い上げパイプ、12:送水チュー
ブ、13,20:加圧エア配管、13a,20a:タンク側配管部、13
b,20b:エア源側配管部、14:エアポンプ、15:流路切換
弁、16:大気開放経路、17:開閉弁、18:フットスイッ
チ、21:方向切換弁、22:逆止弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱気水を貯留するタンクに送水チューブを
    接続し、該送水チューブから脱気水を送り出すために、
    エア源からエア配管を介して供給される加圧エアを前記
    タンクの脱気水液面上に供給して、この液面を加圧する
    ようにしたものにおいて、前記エア配管の途中にタンク
    側配管部をエア源側配管部と接続する状態と、大気開放
    経路に接続する状態とに切り換える流路切換手段を介装
    すると共に、前記大気開放経路に経路開閉手段を設け、
    送水停止時には、前記タンク側配管部を大気開放経路と
    接続する状態に切り換え、かつ前記経路開閉手段によっ
    て、所定時間だけ前記タンク側配管を大気に連通させる
    構成としたことを特徴とする脱気水注入装置。
  2. 【請求項2】脱気水を貯留するタンクに送水チューブを
    接続し、該送水チューブから脱気水を送り出すために、
    エア源からエア配管を介して供給される加圧エアを前記
    タンクの脱気水液面上に供給して、この液面を加圧する
    ようにしたものにおいて、前記エア配管の途中にタンク
    側配管部をエア源側配管部と接続する状態と、大気開放
    経路に接続する状態とに切り換える流路切換手段を介装
    し、該大気開放経路には、前記タンク側配管部から大気
    への空気の流出は許すが、その逆流を防止するようにし
    た逆止弁を設ける構成としたことを特徴とする脱気水注
    入装置。
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