JPH0674904A - 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置 - Google Patents

被検出材の微小欠陥検出方法及び装置

Info

Publication number
JPH0674904A
JPH0674904A JP25226292A JP25226292A JPH0674904A JP H0674904 A JPH0674904 A JP H0674904A JP 25226292 A JP25226292 A JP 25226292A JP 25226292 A JP25226292 A JP 25226292A JP H0674904 A JPH0674904 A JP H0674904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detected
height
minute
detection
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25226292A
Other languages
English (en)
Inventor
Omitomo Yaoi
臣知 矢追
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP25226292A priority Critical patent/JPH0674904A/ja
Publication of JPH0674904A publication Critical patent/JPH0674904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検出材の表面粗さと略同じ高さの検出しよ
うとする微小欠陥を、個人差なく、明瞭に顕在化させて
検出する。 【構成】 被検出材12を載置してあるステージ11を
水平面方向における移動機構によって被検出材12の水
平面方向に所定距離だけ移動させつつ、それぞれの位置
で焦点法により表面高さ量検出装置15で被検出材12
の表面高さを検出する動作を繰り返し行うことで、被検
出材12表面の微細形状を3次元で検出し、微小欠陥1
2bを検出する方法において、表面高さ量検出装置15
の焦点範囲を、予め検出したい微小欠陥12bの大きさ
に設定して被検出材12表面の微細形状を検出し、この
検出値に基づいて信号処理装置14で3次元図を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車や家電製
品等のアウターパネルとして使用される鋼板表面の微小
表面欠陥を検出する方法及びその検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のボディに使用される外装
鋼板は、プレス成型等の加工が加わるので、図11に示
すように、プレス成型時に、被成型板である被検出物1
の裏面側に付着した異物や被検出物1の表面側に発生し
た微小表面欠陥2あるいはプレス金型3に付着した異物
4等によってプレス成型品に微小な欠陥を生じる。この
微小な欠陥は、高さ2〜3μm程度であっても、塗装
後、外観にあらわれるので外装鋼板としては使用できな
くなる。従って、プレス成型前、及びプレス成型後に前
記微小表面欠陥を検出することは、品質管理の重要な項
目の1つとなっている。
【0003】この微小表面欠陥を検出する方法として、
触針で被検出物上をトレースし、触針の水平方向移動
と上下方向移動とから表面欠陥を検出する触針法や、
光ビームで被検出物上をトレースし、光ビームの水平方
向移動と光ビームの被検出物表面までの到達時間によっ
て求められる表面高さ変動とから表面欠陥を検出する光
切断法、等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高さが
2〜3μmの微小表面欠陥の場合には、被成型板や成型
板等の被検出物の表面粗度の高さが前記微小欠陥と略同
じであるので両者の判別が困難である。すなわち、図1
2に示すような、1ピッチ10μmで高さが2〜3μm
の表面粗度1aの被検出物1に略同じ高さの微小表面欠
陥1bが存在する場合、この微小表面欠陥1bをの触
針法で検出しようとしても、実際上は10μm以下の径
の触針を製造できないので、表面粗度1aと微小欠陥1
bとの区別がつかず、したがって、図13に示すような
平滑な面として検出してしまうことになる。
【0005】一方、の光切断法で検出した場合には、
被検出物1の表面を鮮明にトレースでき、図12に示す
ように、被検出物1の表面状態と同じように検出できる
が、これを定量化する際に、どれが微小欠陥かを判断す
るのが難しい。また、表面粗度は、被検出物1の材質
(成分)によって異なるが、光切断法では、焦点範囲が
固定であるので、異なる表面粗度ごとに異なる焦点範囲
の装置を用意しなければならない。
【0006】従って、現在では、作業者が目視検査によ
って前記微小欠陥を検出しているのが実情であるが、こ
れでは、作業者の熟練度が介在し易く、検査の均一性に
問題がある。加えて、検査に手間や時間を費やすことに
なるので能率が悪くなる。
【0007】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、上記した表面粗度と略同じ高さ程
度の微小欠陥を、高精度にかつ作業者の熟練度を必要と
することなく高能率に、しかも短時間に検出できる被検
出材の微小欠陥検出方法及び装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、第1の本発明被検出材の微小欠陥検出方法は、
被検出材を載置してあるステージを被検出材の水平面方
向に所定距離だけ移動させつつ、それぞれの位置で焦点
法により被検出材の表面高さを検出する動作を繰り返し
行うことで、被検出材表面の微細形状を3次元で検出
し、微小欠陥を検出する方法において、予め検出したい
微小欠陥の大きさに焦点範囲を設定して被検出材の微小
欠陥を検出することとしているのである。
【0009】また、第1の本発明被検出材の微小欠陥検
出装置は、被検出材を載置するステージと、このステー
ジの水平面方向における移動機構と、この移動機構によ
るステージの水平面方向移動量を出力する水平面方向ス
ケーラと、前記ステージ上の被検出材の表面高さ量検出
装置と、この表面高さ量検出装置による検出量を出力す
る高さ方向スケーラと、前記両出力信号に基づいて被検
出材表面の3次元図を作成する信号処理装置を具備させ
ているのである。
【0010】また、第2の本発明被検出材の微小欠陥検
出方法は、前記第1の検出方法において、検出した微小
欠陥を、前記した焦点範囲によって検出した被検出材の
表面高さに基づいて算出する被検出材の基準平面に基づ
いて補正することとしているのである。
【0011】また、第2の本発明被検出材の微小欠陥検
出装置は、前記第1の検出装置における信号処理装置に
代えて、高さ方向スケーラからの検出量のうち、任意の
3点以上の検出高さ平面を算出することを複数回繰り返
してそれらの算出値の平均値から基準平面を求め、かつ
前記両出力信号に基づいて被検出材表面の3次元図を作
成した後、この作成した3次元図を前記基準平面に基づ
いて補正し、この補正値から検出しようとする微小表面
欠陥の面積、体積等を演算する信号処理装置を具備させ
ているのである。
【0012】また、第3の本発明被検出材の微小欠陥検
出方法は、前記第1の検出方法において、検出した微小
欠陥を、前記した焦点範囲によって検出した被検出材の
表面高さのうちの微小欠陥のない部分の表面高さと、既
知の湾曲半径とから算出する被検出材の基準湾曲面の中
心座標に基づいて補正することとしているのである。
【0013】また、第3の本発明被検出材の微小欠陥検
出装置は、前記第1の検出装置における信号処理装置に
代えて、高さ方向スケーラからの検出量のうち、微小欠
陥のない部分の任意の3点以上の検出高さと既知の湾曲
半径とから基準湾曲面の中心座標を算出することを複数
回繰り返してそれらの算出値の最頻値を基準湾曲面の中
心座標として採用し、かつ前記両出力信号に基づいて被
検出材表面の3次元図を作成した後、この作成した3次
元図を前記基準湾曲面の中心座標に基づいて補正し、こ
の補正値から検出しようとする微小表面欠陥の面積、体
積等を演算する信号処理装置を具備させているのであ
る。
【0014】
【作用】第1の本発明被検出材の微小欠陥検出装置は、
先ず、検出したい被検出材の大きさに焦点範囲を設定す
る。次に、ステージ上に被検出材を載置し、ステージを
水平面方向に移動させつつ、それぞれの位置において表
面高さ量検出装置で被検出材の表面高さを検出する。な
お、ステージの水平面方向の移動量は、前記決定した焦
点範囲が重ならず、かつ、隙間ができないような移動量
である。そして、前記ステージの水平面方向の移動量と
表面高さ量を信号処理装置に出力し、ここで被検出材表
面の3次元図を作成する。
【0015】また、第2の本発明被検出材の微小欠陥検
出装置は、その信号処理装置において、前記第1の検出
装置の信号処理装置の作用に代えて、高さ方向スケーラ
からの検出量のうち、任意の3点以上の検出高さ平面を
算出することを複数回繰り返してそれらの算出値の平均
値から基準平面を求めるとともに、ステージの水平面方
向の移動量と表面高さ量から被検出材表面の3次元図を
作成し、その後、作成した3次元図を前記算出した基準
平面に基づいて補正し、この補正値から検出しようとす
る微小表面欠陥の面積、体積等を演算する。
【0016】また、第3の本発明被検出材の微小欠陥検
出装置は、その信号処理装置において、前記第1の検出
装置の信号処理装置の作用に代えて、高さ方向スケーラ
からの検出量のうち、微小欠陥のない部分の任意の3点
以上の検出高さと既知の湾曲半径とから基準湾曲面の中
心座標を算出することを複数回繰り返してそれらの算出
値の最頻値を基準湾曲面の中心座標として採用し、かつ
前記ステージの水平面方向の移動量と表面高さ量から被
検出材表面の3次元図を作成した後、この作成した3次
元図を前記基準湾曲面の中心座標に基づいて補正し、こ
の補正値から検出しようとする微小表面欠陥の面積、体
積等を演算する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の平板状被検出材の微小欠陥検
出方法及び検出装置を図1〜図10に示す1実施例に基
づいて説明する。図1は本発明装置の全体構成を示す概
略図、図2は本発明に使用する表面高さ量検出装置の自
動焦点法の説明図、図3は第2の本発明装置を用いて第
2の本発明方法を実施した場合の微小欠陥を含むプレス
成型品の基準平面補正する前の断面形状の3次元図、図
4は図3の基準平面補正をした後の断面形状の3次元
図、図5は図3に対応する微小欠陥を含むプレス成型品
の実際の断面形状を示す図面、図6は第3の本発明装置
を用いて第3の本発明方法を実施した場合の微小欠陥を
含むプレス成型品の基準湾曲面補正する前の断面形状の
3次元図、図7は図6の基準湾曲面補正をした後の断面
形状の3次元図、図8は図6に対応する微小欠陥を含む
プレス成型品の実際の断面形状を示す図面、図9は第2
の本発明方法の概略を示すフローチャート、図10は第
3の本発明方法の概略を示すフローチャートである。
【0018】図1において、11は被検出材12を載置
するステージであり、例えば親ねじ送り機構等の周知の
正逆移動機構によって、水平面方向に所定のピッチで間
欠的に移動できるように構成されている。この移動ピッ
チは、検出したい微小欠陥の大きさに後述する表面高さ
量検出装置の焦点範囲を設定した後、この設定した焦点
範囲が重ならず、かつ、隙間ができないような移動量と
する。すなわち、この移動ピッチを前記設定した焦点範
囲に等しくすることで、被検出材12の表面を連続的に
検出したのと同じ結果を得ることができるのである。
【0019】前記正逆移動機構によって所定のピッチで
移動するステージ11の移動量は、マグネスケール等の
水平面方向スケーラ13から信号処理装置14に、例え
ばデジタル通信によって送信される。15は前記ステー
ジ11の上方位置に、鉛直方向に配置され、ステージ1
1上の被検出材12の表面高さ量を検出する表面高さ量
検出装置であり、オートフォーカスカメラ等のように焦
点を自動的に合わせる装置とほぼ同じ自動焦点法によっ
て被検出材12の高さを求める。
【0020】すなわち、図2に示すように、まず、ター
ゲット16を可視光線等で被検出材12上に投影すると
ターゲット16の陰16aが検出器17に入力される。
被検出材12は単色の場合が多く、単色であると焦点が
合わせにくいので、被検出材12に陰をつけるためにタ
ーゲット16がある。そして、この検出器入力信号のう
ち予め設定しておいた面積の画像処理を行う(焦点範
囲)。ここで行う画像処理とは、ターゲット16の陰1
6aの境界線が最もはっきりする波長別に画素度数分布
位置へ対物レンズ18を移動させ、そのときの対物レン
ズ18の位置から距離を導くことをいう。したがって、
自動焦点法による測定距離は画素色調全部で判断するた
め焦点範囲内の平均値となる。なお、図2中の19は接
眼レンズ、20はターゲット16の陰16aを被検出材
12へ投射するスプリットプリズムである。
【0021】前記した表面高さ量検出装置15による各
測定点での高さ検出量は、高さ方向スケーラ21によっ
て信号処理装置14に例えばデジタル通信で送信され
る。このようにして水平方向スケーラ13と高さ方向ス
ケーラ21とから送信された両出力信号に基づいて、信
号処理装置14では次のような処理を行う。
【0022】先ず、第1の検出装置における信号処理装
置14では、図3や図6に示すように、被検出材12の
表面の3次元図を作成(復元)するのであり、この第1
の本発明装置を使用した第1の本発明方法によれば、図
5や図8に示すように、被検出材12表面の実際の形状
では、表面粗さ12aと判別しにくい微小欠陥12b
を、図3や図6に示すように、表面高さ量検出装置15
の焦点範囲を、検出したい微小欠陥12bの大きさに設
定しているので、微小欠陥12bの判別が極めて容易と
なる。
【0023】また、第2の検出装置における信号処理装
置14では、先ず、前記高さ方向スケーラ21から送信
されてきた検出量のうち、例えば任意の3点の検出高さ
平面を平面の方程式(ax+by+cz=d)から算出
することを複数回繰り返してそれらの算出値の平均値か
ら基準平面を求めるのである。ここで、dの値は任意で
あり、a、b、cの値の比率を求める。そして、さら
に、前記水平方向スケーラ13と高さ方向スケーラ21
から出力されてきたステージ11の水平面方向の移動量
と表面高さ量から被検出材12表面の3次元図を作成す
るのである。その後、作成した3次元図を前記算出した
基準平面に基づいて補正し、この補正値から検出しよう
とする微小表面欠陥の面積、体積等を演算するのであ
る。以上の第2の本発明方法における概略フローチャー
トを図9に示す。また、前記信号処理装置14で作成し
た基準平面補正前の3次元図の1例を図3に、また基準
平面補正後の3次元図の1例を図4に示す。なお、図5
は被検出材12表面の実際の形状である。
【0024】第2の本発明装置を使用した第2の本発明
方法によれば、図5に示すように、被検出材12表面の
実際の形状では、表面粗さ12aと判別しにくい微小欠
陥12bを、図3に示すように、表面高さ量検出装置1
5の焦点範囲を、検出したい微小欠陥12bの大きさに
設定しているので、検出したい微小欠陥12bの判別が
極めて容易となり、かつ図4に示すように、検出したい
微小欠陥12bの大きさも正確に求めることができる。
【0025】また、第3の検出装置における信号処理装
置14では、先ず、前記高さ方向スケーラ21から送信
されてきた検出量のうち、微小欠陥のない部分の例えば
任意の3点の検出高さと既知の湾曲半径とから球の方程
式〔(x−a)2 +(y−b)2 +(z−c)2
2 〕を用いて基準湾曲面の中心座標を算出することを
複数回繰り返してそれらの算出値の最頻値を基準湾曲面
の中心座標(a,b,c)として採用するのである。微
小欠陥のない部分の判断として2回微分の値が一定の部
位(曲率変化のない部分)を求めればよい。そして、さ
らに、前記水平方向スケーラ13と高さ方向スケーラ2
1から出力されてきたステージ11の水平面方向の移動
量と表面高さ量から被検出材12表面の3次元図を作成
するのである。その後、作成した3次元図を前記算出し
た基準湾曲面の中心座標に基づいて補正し、この補正値
から検出しようとする微小表面欠陥の面積、体積等を演
算するのである。以上の第3の本発明方法における概略
フローチャートを図10に示す。また、前記信号処理装
置14で作成した基準湾曲面補正前の3次元図の1例を
図6に、また基準湾曲面補正後の3次元図の1例を図7
に示す。なお、図8は被検出材12表面の実際の形状で
ある。
【0026】第3の本発明装置を使用した第3の本発明
方法によれば、図8に示すように、被検出材12表面の
実際の形状では、表面粗さ12aと判別しにくい微小欠
陥12bを、図6に示すように、表面高さ量検出装置1
5の焦点範囲を、検出したい微小欠陥12bの大きさに
設定しているので、検出したい微小欠陥12bの判別が
極めて容易となり、かつ図7に示すように、検出したい
微小欠陥12bの大きさも正確に求めることができる。
なお、図1中の22は表示装置を示す。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表面高さ量検出装置の焦点範囲を、検出したい微小欠陥
の大きさに設定しているので、表面粗さによる凹凸を平
準化し、検出しようとする微小欠陥を顕在化させること
ができ、また、その処理時間の短縮が図れる。また、第
2の本発明によれば、前記顕在化させた微小欠陥を表面
高さ量検出値を用いて算出した基準平面に基づいて補正
することで正確な大きさを求めることができる。さら
に、第3の本発明によれば、前記顕在化させた微小欠陥
を表面高さ量検出値を用いて算出した基準湾曲面に基づ
いて補正することで正確な大きさを求めることができ
る。
【0028】したがって、本発明によれば、触針法で検
出不可能な微小欠陥や、光切断法で検出したデータに基
づき判定が困難な表面粗さと略同じ程度の微小欠陥を明
瞭に検出でき、正確な大きさを求めることができる。ま
た、目視による検出のような個人差もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明に使用する表面高さ量検出装置の自動焦
点法の説明図である。
【図3】第2の本発明装置を用いて第2の本発明方法を
実施した場合の微小欠陥を含むプレス成型品の基準平面
補正する前の断面形状の3次元図である。
【図4】図3の基準平面補正をした後の断面形状の3次
元図である。
【図5】図3に対応する微小欠陥を含むプレス成型品の
実際の断面形状を示す図面である。
【図6】第3の本発明装置を用いて第3の本発明方法を
実施した場合の微小欠陥を含むプレス成型品の基準湾曲
面補正する前の断面形状の3次元図である。
【図7】図6の基準湾曲面補正をした後の断面形状の3
次元図である。
【図8】図6に対応する微小欠陥を含むプレス成型品の
実際の断面形状を示す図面である。
【図9】第2の本発明方法の概略を示すフローチャート
である。
【図10】第3の本発明方法の概略を示すフローチャー
トである。
【図11】プレス成型時における微小欠陥の発生の説明
図である。
【図12】本発明によって検出しようとする微小欠陥の
略式図である。
【図13】図12に示す微小欠陥を触針法によって検出
した時のデータの略式図である。
【符号の説明】
11 ステージ 12 被検出材 12a 表面粗さ 12b 微小欠陥 13 水平面方向スケーラ 14 信号処理装置 15 表面高さ量検出装置 21 高さ方向スケーラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出材を載置してあるステージを被検
    出材の水平面方向に所定距離だけ移動させつつ、それぞ
    れの位置で焦点法により被検出材の表面高さを検出する
    動作を繰り返し行うことで、被検出材表面の微細形状を
    3次元で検出し、微小欠陥を検出する方法において、予
    め検出したい微小欠陥の大きさに焦点範囲を設定して被
    検出材の微小欠陥を検出することを特徴とする被検出材
    の微小欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検出方法に使用する装置
    であって、被検出材を載置するステージと、このステー
    ジの水平面方向における移動機構と、この移動機構によ
    るステージの水平面方向移動量を出力する水平面方向ス
    ケーラと、前記ステージ上の被検出材の表面高さ量検出
    装置と、この表面高さ量検出装置による検出量を出力す
    る高さ方向スケーラと、前記両出力信号に基づいて被検
    出材表面の3次元図を作成する信号処理装置を具備した
    ことを特徴とする被検出材の微小欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の検出方法において、検出
    した微小欠陥を、前記した焦点範囲によって検出した被
    検出材の表面高さに基づいて算出する被検出材の基準平
    面に基づいて補正することを特徴とする被検出材の微小
    欠陥検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の検出装置における信号処
    理装置に代えて、高さ方向スケーラからの検出量のう
    ち、任意の3点以上の検出高さ平面を算出することを複
    数回繰り返してそれらの算出値の平均値から基準平面を
    求め、かつ前記両出力信号に基づいて被検出材表面の3
    次元図を作成した後、この作成した3次元図を前記基準
    平面に基づいて補正し、この補正値から検出しようとす
    る微小表面欠陥の面積、体積等を演算する信号処理装置
    を具備したことを特徴とする請求項3記載の検出方法に
    使用する被検出材の微小欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の検出方法において、検出
    した微小欠陥を、前記した焦点範囲によって検出した被
    検出材の表面高さのうちの微小欠陥のない部分の表面高
    さと、既知の湾曲半径とから算出する被検出材の基準湾
    曲面の中心座標に基づいて補正することを特徴とする被
    検出材の微小欠陥検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の検出装置における信号処
    理装置に代えて、高さ方向スケーラからの検出量のう
    ち、微小欠陥のない部分の任意の3点以上の検出高さと
    既知の湾曲半径とから基準湾曲面の中心座標を算出する
    ことを複数回繰り返してそれらの算出値の最頻値を基準
    湾曲面の中心座標として採用し、かつ前記両出力信号に
    基づいて被検出材表面の3次元図を作成した後、この作
    成した3次元図を前記基準湾曲面の中心座標に基づいて
    補正し、この補正値から検出しようとする微小表面欠陥
    の面積、体積等を演算する信号処理装置を具備したこと
    を特徴とする請求項5記載の検出方法に使用する被検出
    材の微小欠陥検出装置。
JP25226292A 1992-08-26 1992-08-26 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置 Pending JPH0674904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25226292A JPH0674904A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25226292A JPH0674904A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674904A true JPH0674904A (ja) 1994-03-18

Family

ID=17234790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25226292A Pending JPH0674904A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674904A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051762A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社Screenホールディングス 三次元形状検査装置、三次元形状検査方法、三次元形状検査プログラム、コンピュータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051762A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社Screenホールディングス 三次元形状検査装置、三次元形状検査方法、三次元形状検査プログラム、コンピュータ
WO2020066415A1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社Screenホールディングス 三次元形状検査装置、三次元形状検査方法、三次元形状検査プログラム、コンピュータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4647208A (en) Method for spatial measurement of holes
JP2928548B2 (ja) 立体形状検出方法及びその装置
US5129010A (en) System for measuring shapes and dimensions of gaps and flushnesses on three dimensional surfaces of objects
US4792232A (en) Method and apparatus for detection of undesirable surface deformities
CN107869954B (zh) 一种双目视觉体积重量测量***及其实现方法
JPH06147863A (ja) 曲げ加工機における曲げ角度検出装置
US7502504B2 (en) Three-dimensional visual sensor
US20150362310A1 (en) Shape examination method and device therefor
JP4998711B2 (ja) 面歪の測定装置及び方法
KR20190124452A (ko) 용접비드 비전 검사 장치 및 용접 불량 검사방법
JPH0926312A (ja) 立体形状検出方法及びその装置
US9990724B2 (en) Image recording simulation in a coordinate measuring machine
JPH01239404A (ja) 対象物のエッジ検出方法及びその装置
JP6781969B1 (ja) 測定装置及び測定方法
JPH0674904A (ja) 被検出材の微小欠陥検出方法及び装置
JPH0484707A (ja) 3次元寸法測定装置
JPH0674903A (ja) 平板状被検出材の微小欠陥検出方法及び装置
JP2572286B2 (ja) 3次元形状寸法計測装置
JPH1172311A (ja) 断面形状測定装置
JPH0674902A (ja) 湾曲状被検出材の微小欠陥検出方法及び装置
JP2922250B2 (ja) 形状測定装置
JP2661477B2 (ja) 被検出材の表面プロフィール検出方法及び装置
JPH0612252B2 (ja) 三次元形状の自動測定方法
JP2006208262A (ja) 3次元形状計測方法および装置
RU2280838C2 (ru) Способ бесконтактного измерения объектов, имеющих на изображении расфокусированные границы