JPH0674800A - 流体質量流を検出する装置および方法 - Google Patents

流体質量流を検出する装置および方法

Info

Publication number
JPH0674800A
JPH0674800A JP3216668A JP21666891A JPH0674800A JP H0674800 A JPH0674800 A JP H0674800A JP 3216668 A JP3216668 A JP 3216668A JP 21666891 A JP21666891 A JP 21666891A JP H0674800 A JPH0674800 A JP H0674800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active element
mass flow
temperature
conduit
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3216668A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumei Fumei
デービッド・イー・リンジー
David E Linzy
ジョン・エイチ・ファブリシウス
John H Fabricius
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Integrated Control Concepts Inc
Original Assignee
Integrated Control Concepts Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Integrated Control Concepts Inc filed Critical Integrated Control Concepts Inc
Publication of JPH0674800A publication Critical patent/JPH0674800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 導管の外壁と熱的に接触する能動素子を設置
して、導管内を流れる流体の質量流量を検出することで
ある。 【構成】 この能動素子はある温度範囲について少なく
とも10%/℃の正の抵抗温度係数を有することを特徴
としており、その温度範囲内で能動素子を動作させ こ
の能動素子の抵抗に基づいて質量流量を検出する。別の
態様においては、導管に沿ったある位置において流体の
温度を感知するために受動温度センサを配置し、この受
動温度センサは実質的に非自己加熱型であり、能動素子
は導管に沿った別の位置に熱交換のために置き、導管は
温度によって変動する抵抗値を有し、そして能動素子と
センサとからの信号に基づいて質量流量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導管内における流体の
質量流量の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】質量流量を測定するための従来知られて
いる技術においては、流体が通過する検知管の長手方向
の2ケ所以上において、感温性抵抗線コイルが巻かれて
いる。これらのコイルのうちの少なくとも一つが、電流
によって加熱されるようになっている。これによって生
じる熱の一部は、その検知管内を流れる流体と交換され
る。上流のコイルがその流体に熱を奪われて冷える傾向
がある一方で、下流のコイルはその流体から熱を得て温
められる。これらのコイルの間に生じる温度差は、この
流体の質量流量の測度として検出されるようになってい
る。
【0003】それらのコイルは、一般に、ゆるやかな正
の温度係数(PTC)を有する鉄とニッケルの合金を巻
回したものであり、この合金の温度が上昇するに従っ
て、その電気抵抗も上昇するものである。巻線PTCセ
ンサには1〜4%/℃の範囲の温度係数を有するものが
ある。各コイルの温度がその抵抗に影響することから、
その温度差を、これらのコイルが2つの脚を形成してな
るところのブリッジ回路によって測定することができ
る。周囲の温度の変化、および流れる流体のセンサに入
るときの当初の温度の変化は、そのコイル温度差、従っ
て流体流量の測定に影響を与えるものである。
【0004】比較的大きな質量流量を測定するために
は、流体の流れを主導管とそれに平行で径がより小さい
検知管とに分けるようにすることができる。このとき、
コイルは、主導管にではなく、検知管に巻かれることに
なる。この分割流方式によって得られる測度は、例えば
導管または管内の異物に起因するそれら主導管と検知管
とにおける流体流量の比率の変化、或いは温度または圧
力のシフトに起因する気体粘度の変化により影響を受け
るものである。
【0005】上述の各技術は、センサ装置のどの部分も
検知管の内側に位置しないことから、非侵入方式である
といえる。質量流量は、検知管内の気体流に浸漬する侵
入型のセンサによって測定するようにすることもでき
る。このようなセンサは、例えばチタン酸バリウム(多
結晶性セラミック)といった正の温度係数を有する材料
(PTC)を用いて形成することが知られている。ま
た、異なる周囲の条件によって起こる散逸定数のシフト
に基づいた空気流検出装置として、チタン酸バリウムP
TCサーミスタを用いることも知られている。
【0006】PTCサーミスタの抵抗温度特性には、抵
抗値が温度の上昇に対して比較的に一定であるかまたは
ゆるやかに低下する遷移温度(キュリー温度)より下の
領域と、小さな温度上昇に対して抵抗値が急激に上昇す
る遷移温度よりも上の領域と、が含まれている。
【0007】このPTCサーミスタは、このデバイスに
供給する電力が変化してデバイスを常にキュリー温度に
向かうようにすることができるようになった定温モード
にて、作動することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般的に、そ
の態様の一つにおいて、導管の外側にあって且つ導管の
外壁と熱的に接触する能動素子を設置することによって
導管内を流れる流動体の質量流を検出するものであり、
この能動素子はある温度の範囲について少なくとも10
%/℃の正の抵抗温度係数を有することを特徴としてお
り、この温度範囲においてこの能動素子を作動しこの温
度の範囲内での温度変化による能動素子の抵抗値の変化
に基づいて質量流を検出することを特徴としている。
【0009】本発明は、一般的に、その別の態様におい
て、(イ)流体の温度を感知するために導管に沿ったあ
る位置にて実質的に自己加熱型ではない受動温度センサ
を配置し、(ロ)導管に沿った別の位置において熱交換
をするために温度によって変化する抵抗値を有する能動
素子を配置し、(ハ)能動素子およびセンサからの信号
に基づいて質量流を検出する、ということによって、導
管内を流れる流体の質量流を検出することを特徴として
いる。
【0010】本発明の好ましい実施例には、以下の諸特
徴が含まれている。受動温度センサは、能動素子の上流
に設置する。質量流の流量は、能動素子の抵抗値に基づ
いて測定し、受動温度センサからの信号に基づいて調整
する。筐体がこの能動素子を周囲から熱的に隔絶する。
この能動素子はほぼ一定の温度で駆動される。いくつか
の実施例においては、導管により大きな質量流の一部の
みを運ぶ検知管を含み、その大きな質量流は主流体管に
おいて運ばれる。この能動素子は、例えばドーパントを
含むチタン酸バリウムまたはチタン酸ストロンチウムと
いった熱に敏感な抵抗材料のかたまりで構成されてい
る。この導管は、その対向する各端部において金属性か
たまりブロックへの溶接によって支持される薄壁の金属
管を含む。このかたまりブロックは、導管の同軸で互い
に隔てられた端部に結合するための同軸で互いに隔てら
れたポートを含んでいる。
【0011】本検出装置は正確であり、製造および設置
が比較的簡単である。流体量は、流れを分割する方式を
必要とせずに流れ全体に基づいて測定することができ
る。このことが、圧力および温度の変化、詰まりおよび
姿勢に対する敏感さによって引き起こされる粘性の変化
の影響を減じている。能動素子は、オーバヒートさせず
に周囲から隔絶が可能である。受動温度センサと能動素
子との組み合せが、気体温度の変化にかかわらず正確な
測定をもたらす。セラミックデバイスを使用すると、よ
り大きな電力が可能となり、したがってより大きな信号
利得を実現できる。
【0012】他の効果および特徴は、以下の推奨実施例
の説明から明らかとなる。
【0013】
【実施例】図1および図2において、主配管8の中を流
れる気体の質量流量を測定するために、質量流量検出装
置10をその配管内に挿置してある。検出装置10は、
ステンレス鋼入口管12およびステンレス鋼出口管14
を含んでおり、これらは、この検出装置の他の構成要素
をも支えるステンレス鋼中央ブロック16に溶接され、
そしてそこからそれぞれ互いに反対の方向へ延びてい
る。これらのブロックおよび管は、316L品位のステ
ンレス鋼である。好適には、主配管8もまた316L品
位のステンレス鋼でつくり、そして管12,14のそれ
ぞれの端部18,20を1/4″ステンレス鋼のほぞ
(図示せず)を用いて主配管8に直接溶接することが好
ましい。あるいはこれらの代わりに、管12,14の端
部18,20が1/4VCRのめすまたはおすのナット
とグランドかん合部品(CAJONからSS−4VCR
四、SS−4VCR1,SS−VCR3として入手可
能)(図示せず)をもつようにし、それらが配管8の各
端部の対応するおすまたはめすのかん合部品とかん合す
るようにしてもよい。
【0014】入口管12は、マニホールドブロック16
に開けた水平ボア28および垂直ボア30によって構成
されたブロック16内のL字型ボアの一つの脚に通じる
内側ボアを備えている。流体は、このL字型ボア28を
通って、マニホールドブロックの上面32に取り付けた
U字型ステンレス鋼検知管34に流れ込むことになる。
その流体は、そのU字型管34からマニホールドブロッ
クの第2の同様なL字型ボア29に流れ込み、そしてそ
れから出口管14を介して主配管8に戻る。検出装置1
0は全流量検出装置であって、配管8内の全流れが検知
管34を通過するものであり、これにより検出装置は、
バイパス型流量計に比べて製造が容易でより正確なもの
になっている。また、L字型ボア28および29および
U字型管34は、通常のバイパス式流量計に用いられる
管より直径が大きく、したがって流体中の粒状不純物で
詰まることが少ない。
【0015】U字型管34および入口管および出口管1
2,14は、漏れや不必要な封入を避けるために、マニ
ホールドブロックに溶接してある。U字型管34は、流
体からのそしてその流体への伝熱を効率的にするために
薄壁(0.005 インチ)としてあり、溶接した継目管3
8,40によってマニホールドブロックに取り付けてあ
る。また、図3において示すように、円形の刻み目をマ
ニホールドブロックの面32に堀ってあり、これでU字
型管の両端を囲むようにしている。
【0016】再び図1において、U字型検知管34は、
円筒状壁46およびふた48を有するアルミニウムカバ
ー44によって完全に包まれている。壁46の下端は刻
み目42に圧入され、これによりカバーの内部を外部の
周囲条件から隔絶するために密封をもたらしている。管
34とカバーの内側表面との間の空間は、ガラスウール
の断熱材50によって充たしてあり、外界周囲温度の変
化が流量測度の正確さに影響を与えることを防いでい
る。
【0017】受動温度センサ52(Analog De
vices,Norwood MAのAD590AH)
は、U字型管の外壁の上流端に近い地点に(THERM
ALLOY,INC.の熱エポキシ#4951を用い
て)熱的に結合している。この受動温度センサは、低い
自己加熱特性(つまり実質的に非自己加熱)を有してお
り、したがってこのセンサは、U字型管を通過する気体
とは実質的に熱交換をしないものであり、その目的は単
に気体の温度を測ることである。この温度センサの出力
信号は、ケーブル55の配線54によって外部回路(図
7)に送られる。応力除去グロメット56が、そのケー
ブルをカバーの孔58内に確実に保持する。
【0018】正の温度係数(PTC)を有するサーミス
タ60(Keystone Carbon Co.,S
t.Marys,PAから部品番号PL3006−50
−100−25−PTOで入取可)は、受動温度センサ
52の下流の管34の湾曲部に熱エポキシ接着してあ
り、このサーミスタと気体との間の効率的な伝熱のため
に上記管と良好に熱的な接触をしている。このPTCサ
ーミスタは、チタン酸バリウムのPTCデバイスであ
る。
【0019】図4および図5において、PTCサーミス
タ60は、より良好な熱接触のために、検知管の湾曲し
た外側面に適合する一対の切欠き62を備えた、チタン
酸バリウムの固体ディスク(かたまり)(例えば厚1/
16インチ、直径3/16″)である。このデイスクは、管
の周わりに細いワイヤを巻いたものよりもバルクが大き
いことから、このサーミスタはより大きな電力消費をも
たらすことができる。
【0020】図6において、このPTCサーミスタは、
キュリー点Ttrを有し、また比較的平たんな( またはわ
ずかに負の温度係数を有する) 領域64および大きな正
の傾き( 大きな正の温度係数) を有する領域66を特徴
とする温度抵抗プロフィールを有している。この材料の
キュリー点は、ほぼ2つの領域64と66の交点68の
近辺に存在する。このPTC材料がキュリー点より低い
温度にある場合は、その抵抗は比較的に低くしたがって
一定電圧にあり、この材料は大きな電流を通し且つ抵抗
性加熱を受けることになる。この材料の温度は、それが
第2領域66に達するまで増加する。この第2領域にお
いては、その材料の抵抗値は大きく増加し、電流は抵抗
性加熱の量に合わせて低下する。この自己制限式加熱が
PTC材料の温度を、そのキュリー点近くで比較的一定
に保つようにする。したがって、このPTC材料はオー
バーヒートを起さず、そのため図1に示すように周囲環
境から完全に隔絶させることができる。
【0021】この温度抵抗曲線は、第2領域66におい
て極めて急激な傾斜をしており、その領域においては、
温度の小さな変化が大きな抵抗値の変化につながる。温
度に対するその抵抗値の百分率変化は10%/℃より大
きく、代表的には25%/℃よりも大きなものであり、
そして200%/℃もの大きさにまでなることがある。
(ある例においては、遷移温度(80℃)より20℃高
い温度における温度係数は、約17%/℃である。)こ
れらの値は、一般的な巻線式PTCデバイスの1〜4%
/℃といった値よりずっと大きなものである。抵抗のそ
の百分率変化は、図6の曲線に沿った位置および選択し
た市販のデバイスの特性によって異なる。温度抵抗曲線
のこの部分を、図1の検出装置における流体流量の精密
な測定に用いることができる。気体流がこのサーミスタ
を通過すると、サーミスタの温度はその流れる気体に熱
を与えるのにしたがってわずかに低下し、これにより大
きな抵抗値の変化が生じる。一定の電圧において、サー
ミスタが通す電流は著しく増大する。電流のこの変化を
測定することによって、温度の変化を高い精度で測定す
ることができる。
【0022】図7において、PTCサーミスタ60は、
電圧調整器102の出力101から電力を受けるように
なっている。このサーミスタを通る電流が、質量流量に
対応する。したがって、抵抗器RL の両端の電圧Vse
nsorが質量流量を表す。この抵抗器の両端の電圧
は、増幅器104において増幅し、線106に出力電圧
Vflowを生成する。このサーミスタは、サーミスタ
から周囲への定常的な熱損失のために、遷移温度におい
てではなく、むしろ図6の領域66において動作する。
【0023】線106のその値は、配管内の気体の相対
的質量流量の示度として直接用いるか、或いはこれを比
較器回路108に送り、その出力を線106の値がA2
またはB2 よりも大きいかどうかによってそれぞれリレ
ー110、112を駆動するのに用いるようにすること
ができる。温度センサ52の出力電流(例えば1マイク
ロアンペア/℃で温度と共に上昇する)は、温度補償ス
テージ114へ送る。その信号は、経験的に決定した値
によって増幅器116で増幅し、それから電圧調整器1
02に印加し、その出力を気体の温度(センサ52によ
って測定)の関数として変動させる。PTCサーミスタ
にかかる電圧をシフトさせると、その出力電圧したがっ
てRL を通過する電流が変化する。これによって、気体
の温度変化にかかわらずに検出装置10が質量流量を正
確に測定できるよう確保している。
【0024】センサ52における気体の温度上昇は、P
TCサーミスタ54への駆動電圧を減少させる。駆動電
圧のこの減少がPTCサーミスタをわずかに冷やし始
め、その抵抗値を低下させる。この低下したPTC抵抗
値は、より大きな電流がRL を通って流れるようにし、
したがってより高い電圧がRL にかかるようにする。
【0025】図8において示すように、温度変化の補償
に温度センサ52を用いない場合には、ある流量120
に対して発生する出力電流は、温度の高い気体について
のものが、温度が低い気体についてのものより差分12
2だけ低くなっている。センサ52の出力電流は、図示
したように、温度の高い気体に対しての方が温度の低い
気体に対してもより高くなっている。PTCサーミスタ
の出力電流をセンサ52の出力に基づいた量によって調
整することによって、質量流量表示度数に対する気体温
度変化の影響が減少する。センサ52の出力のシフト
と、電圧調整器を介して得られるPTCサーミスタ出力
のシフトとは、用いるこの領域においては反比例となっ
ている。
【0026】図9において、2つの温度(室温および3
5℃)における窒素を用いて毎分0乃至20リットルの
範囲で1/4 インチ配管を通過させた例では、回線106
の増幅器出力Vflowは温度の変化にほとんど影響を
受けなかった(例えば毎分7リットルの流量において、
影響が1%/℃の10分の1より小さいことを知見し
た)。
【0027】図10は、2つの異なる気体(窒素とアル
ゴン)についての室温における出力の変動を示したもの
である。
【0028】特許請求の範囲内に入るその他の実施例も
ある。また、例えばチタン酸ストロンチウムのような他
のPTC材料も用いることができる。
【0029】実施例のあるものにおいては、気体流量検
出を主配管においてではなく、分割配管で行うようにす
ることができる。その場合、図1において、配管8は、
別の主配管(図示せず)に平行な分割配管となるもので
ある。
【0030】図7の電流におけるように質量流量の変化
のみを測定する代わりに、絶対質量流量を、マイクロプ
ロセッサ式のものであって較正操作中に得られる曲線族
に頼る別の異なる回路で測定することができる。較正の
ためには、その検出装置を精度の知られている標準的な
体積流量計と連らねて流体の流れるパイプに配し、そし
て気体を検出装置10そして流量計に続けて通す。気体
に吸収される熱は多くの変数によるため、気体の組成
を、例えば密度や温度といったその物理的特性と合わせ
て知ることが必要である。その体積流量(体積流量計に
よって求められる)は質量流量に変換し、且つPTCサ
ーミスタが通す電流を測定して、その気体のその温度に
ついての較正曲線上のデータ点を得るようにする。流量
を変え(気体温度を一定に保ちつつ)て新たな電流を測
定し、較正曲線上の別の点を得る。このようにして、あ
る所与の温度におけるある気体の流量をPTCサーミス
タによる電流と関連づける較正曲線全体を生成する。一
層の較正段階においては、その気体の温度を変化させる
ことにより、新しい較正曲線を各温度について1つずつ
得る。
【0031】この較正手順は、その検出装置で測定しよ
うとする異なる気体毎に繰返すようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】質量流量センサの部分的に断面で示した側面図
である。
【図2】図1のセンサを、そのカバーを除いて示した部
分的に断面の側面図である。
【図3】そのセンサの上面図である。
【図4】図1のPTC素子の上面図である。
【図5】図4のPTC素子の線A−Aに沿った側断面図
である。
【図6】正の温度係数(PTC)を有する材料について
の抵抗と温度の関係を示すグラフである。
【図7】回路図である。
【図8】異なる温度においての能動センサおよび受動セ
ンサについての出力電流と流量との関係を示す図であ
る。
【図9】示した各温度における窒素およびアルゴンの流
量と増幅器出力との関係を示す図である。
【図10】示した各温度における窒素およびアルゴンの
増幅器出力の流量に対する関係を説明する図である。
【符号の説明】
8 主配管 10 質量流量検出装置 12 入口管 14 出口管 16 マニホールドブロック 18、20 端部 52 受動温度センサ 60 PTCサーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービッド・イー・リンジー アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03054,メリーマック,ブレンダ・レーン 38 (72)発明者 ジョン・エイチ・ファブリシウス アメリカ合衆国サウス・カロライナ州 29936,リッジランド,ウィンディング・ オーク・ドライブ 83

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導管内を流れる流体の質量流を検出する
    装置であって、 前記導管の外側に設置し且つ前記導管の外壁と熱的に接
    触する能動素子であって、ある温度範囲について少なく
    とも10%/℃の抵抗の正の温度係数を特徴とする前記
    能動素子と、 前記所定の温度範囲内で前記能動素子を作動し、且つ前
    記温度範囲内での温度変化による前記能動素子の抵抗値
    の変化に基づいて前記導管内の質量流を検出するための
    回路と、を備えた流体質量流を検出する装置。
  2. 【請求項2】 導管内を流れる流体の質量流を検出する
    装置であって、 前記導管に沿ったある位置における前記流体の温度を感
    知するために配置した受動温度センサであって、実質的
    に非自己加熱性である前記受動温度センサと、 前記導管に沿った別の位置において熱交換をするために
    配置した能動素子であって、温度によって変化する抵抗
    値を有する前記能動素子と、 前記能動素子からおよび前記受動温度センサからの信号
    に基づいて前記質量流を検出するための回路と、を備え
    た流体の質量流を検出する装置。
  3. 【請求項3】 前記能動素子の位置とは異なる位置にお
    いて前記流体の温度を感知するために配置した受動温度
    センサを更に含み、前記回路が前記能動素子と前記受動
    温度センサとからの各信号に基づいて前記導管内の前記
    質量流を検出すること、を特徴とする請求項1記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受動温度センサは、前記能動素子の
    上流に設置されるここと、を特徴とする請求項2または
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記回路は前記能動素子の抵抗値に基づ
    いて質量流の流量を測定し、前記回路が前記測定した質
    量流量を前記受動温度センサからの信号に基づいて調整
    するための副回路を含むこと、を特徴とする請求項2記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 前記能動素子を周囲から熱的に隔絶する
    ための筐体を更に含むこと、を特徴とする請求項1また
    は2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記導管は、より大きな質量流の一部の
    みを運ぶ検知配管から成り、そのより大きな質量流は主
    配管内を運ばれること、を特徴とする請求項1または2
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記能動素子は、熱感応性抵抗材料のか
    たまりから成り、前記かたまりは前記導管に巻回したワ
    イヤの形状をしていないこと、を特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記能動素子はチタン酸バリウムまたは
    チタン酸ストロンチウムと、ドーパントとで構成される
    こと、を特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記導管は薄壁の金属管で構成され、
    前記装置は前記薄壁の金属管の反対側の各端部を支持す
    るかたまりブロックを更に含むこと、を特徴とする請求
    項1または2に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記かたまりブロックは前記導管の同
    軸で互いに隔てられた端部に結合するための同軸の互い
    に隔てられたポートを更に含むこと、を特徴とする請求
    項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記かたまりブロックは金属で構成さ
    れ、前記管の端部は前記ブロックに溶接されているこ
    と、を特徴とする請求項10記載の装置。
  13. 【請求項13】 薄壁の金属導管内を流れる流体の質量
    流を測定する装置であって、 前記導管の外壁と熱的に接触して設置した能動素子であ
    って、ある温度範囲について少なくとも10%/℃の抵
    抗の正の温度係数を特徴とする前記能動素子と、 前記能動素子の上流の位置において前記導管の外壁と熱
    的に接触して設置した受動温度センサと、 前記能動素子を周囲から熱的に隔絶するための筐体と、 前記温度範囲内においてほぼ一定温度のモードで前記能
    動素子を駆動し、且つ前記能動素子の前記抵抗値と前記
    受動温度センサによってもたらされる信号とに基づいて
    質量流を測定する回路と、を含む質量流量を測定する装
    置。
  14. 【請求項14】 導管を流れる流体の質量流を検出する
    方法であって、前記導管が、その外壁に熱的に接触して
    設けた能動素子を備え、該素子がある温度範囲について
    少なくとも10%/℃の抵抗の正の温度係数を特徴と
    し、前記の方法が、 前記能動素子を電気的に駆動して前記温度範囲内で作動
    する段階と、 前記能動素子の抵抗値に基づいて前記導管内の質量流を
    検出する段階と、を含む方法。
  15. 【請求項15】 前記能動素子の抵抗値に基づいて前記
    質量流の流量を測定する段階、を更に含むこと、を特徴
    とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記能動素子の位置と異なる位置にお
    いて前記流体の温度を受動的に測定する段階と、 前記受動的に測定した温度に基づいて質量流の前記流量
    を調整する段階と、を更に含むこと、を特徴とする請求
    項15記載の方法。
JP3216668A 1990-01-18 1991-01-18 流体質量流を検出する装置および方法 Pending JPH0674800A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US46753990A 1990-01-18 1990-01-18
US467539 1990-01-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674800A true JPH0674800A (ja) 1994-03-18

Family

ID=23856108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3216668A Pending JPH0674800A (ja) 1990-01-18 1991-01-18 流体質量流を検出する装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674800A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5216918A (en) Fluid mass flow detecting
JP4831879B2 (ja) 質量流量計
US6023969A (en) Flow modulated mass flow sensor
US4517838A (en) Thermal mass flow meter
US4947889A (en) Method of measuring flow rate and flow meter for use in said method as well as apparatus for controlling flow rate of liquid using said flow meter
JP2007529749A (ja) 低流量流体の高精度測定及び制御
US5359878A (en) Apparatus and method for in-line calibration verification of mass flow meters
US5313831A (en) Radial junction thermal flowmeter
US6125695A (en) Method and apparatus for measuring a fluid
US20150192442A1 (en) Mass flow meter hardware
JPH07111367B2 (ja) 流量センサおよびその検査方法
JP2005321373A (ja) 非貫入式に質量流量を測定するセンサーと方法
US4016759A (en) Fluid flowmeter
US5763774A (en) Fluid flow meter with reduced orientation sensitivity
JP5714911B2 (ja) 熱ループフローセンサ
US6820480B2 (en) Device for measuring gas flow-rate particularly for burners
JPH0674800A (ja) 流体質量流を検出する装置および方法
US20150192445A1 (en) Software and methods for mass flow meter computation
JP4095362B2 (ja) 流量計
CN117616257A (zh) 具有改进的测量精度的温度计
US20220397438A1 (en) Non-invasive thermometer
GB2173905A (en) Fluid-flow monitoring apparatus
WO2004059257A2 (en) A system and method ofmeasuring convection induced impedance gradients to determine liquid flow rates
KR101519837B1 (ko) 펄스히팅 방식 질량유량계 및 그 측정방법
US20150192444A1 (en) Single-probe mass flow meters