JPH06746Y2 - ガスケツト型圧力センサ - Google Patents

ガスケツト型圧力センサ

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JPH06746Y2
JPH06746Y2 JP1987034040U JP3404087U JPH06746Y2 JP H06746 Y2 JPH06746 Y2 JP H06746Y2 JP 1987034040 U JP1987034040 U JP 1987034040U JP 3404087 U JP3404087 U JP 3404087U JP H06746 Y2 JPH06746 Y2 JP H06746Y2
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JP
Japan
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pressure sensor
metal case
presser foot
type pressure
gasket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987034040U
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English (en)
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JPS63141440U (ja
Inventor
隆徳 水野
儀明 松原
隆博 鈴木
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NGK Spark Plug Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内燃機関の燃焼圧力、ノッキング及び燃料噴射
等により振動を生じるエンジンのシリンダヘッド座面と
スパークプラグのガスケット座面との間に介装され前記
振動によって生じる圧力変動を圧電素子によって検知す
るガスケット型圧力センサに関する。
(従来の技術) この種のガスケット型圧力センサとしては第6図に示す
ように、圧電素子2,2内部電極板3を介して積み重
ね、その上面に金属製スペーサ4と下面に押え金16の
下部内外縁に嵌合溝16a,16aを形成し、この嵌合
溝内にシール性を向上するためフッ素樹脂製のOリング
17,17を配して金属ケース1で夫々対設するように
加締めて包み込んでなるものが実開昭61−60137
号公報で知られている。また前記Oリングの代りに押え
金16の少なくとも下部内縁にフッ素樹脂を焼付けた樹
脂層を形成したものも知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記構成からなる圧力センサのうち前者のO
リングを用いたものはOリングを押え金16の嵌合溝1
6aに挿入する時に亀裂が生じ易く、シール性が損われ
る欠点があり、また後者のフッ素樹脂層を設けたものは
焼付け作業が著しく面倒でコストが嵩む欠点を有してい
た。
本考案は上記問題を解消するもので、構造が簡素化され
て作業容易で金属ケース内部へのシール性を備えてコス
トが低減でいるガスケット型圧力センサの提供にある。
(問題点を解決するための手段、作用) 本考案は少なくとも1個の環状の圧電素子と、内部電極
板、押え金等が積み重ねられた集積体を金属ケース内に
前記押え金を押圧するよう包み込んでなるガスケット型
圧力センサにおいて、前記押え金の積層側内面に内径と
外径を連通する少なくとも1個以上の溝を形成し、この
溝を通して前記金属ケースと前記集積体との間の内外周
の隙間にシリコン樹脂等の絶縁性の充填材を封入してな
るものであり、前記の如く押え金に形成した溝によって
充填材が出力リード線の取出し口金を通って金属ケース
と集積体との間の内外周の隙間に充填することがけいる
ため、作業が簡単で金属ケース内部のシール性が保持さ
れ、かつ内部電極板と金属ケースとの絶縁性をも確保す
ることができるものである。
(実施例) 以下、本考案を実施例によって詳述する。
第1図、第2図は本考案の圧電素子が2個の場合のガス
ケット型圧力センサの実施例を示したものであり、1は
ステンレス鋼等の金属ケースで予め断面がU字形状の環
状に形成されており、この金属ケース1内に金属製(4
2Ni−Feなど)のスペーサ4、圧電素子2,2が内
部電極板3を介して積層し、その下面に金属製(42N
i−Feなど)のパッキン5が重ねられると共に、環状
の内外径を連通する溝6aが形成された押え金6が前記
溝6aを前記パッキン5に対面するように配され、前記
金属ケース1の開口先端部を対設するよう内方に加締め
て集積体10が包み込まれてなる。そして上記圧電素子
2,2、内部電極板3、スペーサ4及びパッキン5と金
属ケース1との間の内外周には隙間7,8が形成されて
いる。一方前記金属ケース1の外周に孔が穿設されて口
金11が接合され、この口金内部に前記内部電極板3に
接続されて絶縁被覆された出力リード線12が配されて
おり、この口金11内にシリコン樹脂等の充填材13が
真空充填されると共に、上記外周の隙間8に充填され同
時に上記溝6aを通って内周の隙間7へと充填され、金
属ケース1と集積体10のシール性及び絶縁性が保たれ
る。なお押え金の大きさは金属ケース内に遊嵌する程度
であり、また押え金の内外縁には面取りや丸味(R)を
施したものであってもよい。
第3図、第4図は押え金6の構造を示したものであり、
第3図は第1図に使用した溝6aが1個のものであり、
第4図は溝6aが3個配設されたものであり、かかる溝
は大きさと個数(1〜4個)を適宜選ぶことによって内
外周の隙間7,8に十分に充填材を充填することができ
る。
第5図は本考案の圧電素子が1個の場合の実施例を示し
たものであり、金属ケース1内にスペーサ5、絶縁体
9、内部電極板3、圧電素子2及び溝6aを形成した押
え金6が積層された集積体10を形成し、この集積体1
0と金属ケース1との隙間7,8に第1図と同様にシリ
コン樹脂の充填材13が充填されてなるものである。か
かる実施例の場合には圧電素子が1個のためコストを低
減することができる。
なお、上述の実施例ではスペーサ4、パッキン5が用い
られているが、かかる部品はコスト低減及び圧力センサ
の厚みを薄くする上で省略することができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案のガスケット型圧力センサは押え
金の積層側内面に内外径と連通する少なくとも1個以上
の溝を形成したことによって、絶縁性の充填材が金属ケ
ースと集積体の内外周の隙間に一度に容易に形成するこ
とができ、金属ケース内部へのシール性及び金属ケース
内部と集積体との絶縁性を十分に保持することができて
耐久性にすぐれ、作業が容易でコスト低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の圧電素子が2個の場合の実施
例を示し、第1図はその縦断面図、第2図は第1図の一
部拡大縦断面図、第3図、第4図は押え金の実施例を示
し、第3図(a)は溝が1個の正面図、第3図(b)はその側
面図、第4図は溝が3個の正面図、第5図は本考案の圧
電素子が1個の場合の実施例を示す一部拡大縦断面図、
第6図は従来の実施例を示す一部拡大縦断面図である。 1…金属ケース 2…圧電素子 3…内部電極板 6…
押え金 6a…溝 7,8…隙間 9…絶縁体 10…
集積体 13…充填材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の環状の圧電素子と、内部
    電極板、押え金等が積み重ねられた集積体を金属ケース
    内に前記押え金を押圧するよう包み込んでなるガスケッ
    ト型圧力センサにおいて、前記押え金の積層側内面に内
    径と外径を連通する少なくとも1個以上の溝を形成し、
    この溝を通して前記金属ケースと前記集積体との間の内
    外周の隙間に絶縁性の充填材を封入してなるガスケット
    型圧力センサ。
  2. 【請求項2】上記充填材がシリコン樹脂からなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のガスケット型圧力セン
    サ。
JP1987034040U 1987-03-09 1987-03-09 ガスケツト型圧力センサ Expired - Lifetime JPH06746Y2 (ja)

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JP2008243820A (ja) * 1997-07-31 2008-10-09 Covalent Materials Corp カーボンヒータ

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