JPH0673325U - 内燃機関の排気マニホールド - Google Patents

内燃機関の排気マニホールド

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Publication number
JPH0673325U
JPH0673325U JP1411793U JP1411793U JPH0673325U JP H0673325 U JPH0673325 U JP H0673325U JP 1411793 U JP1411793 U JP 1411793U JP 1411793 U JP1411793 U JP 1411793U JP H0673325 U JPH0673325 U JP H0673325U
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JP
Japan
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exhaust manifold
branch pipe
internal combustion
combustion engine
branch pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1411793U
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English (en)
Inventor
勉 古寺
治 若原
憲治 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不等長枝管を有する排気マニホールドにおい
て、各気筒の掃気効率を均一化する。 【構成】 排気ポートから集合部に至るまでの長さが互
いに異なる枝管11と14を備える内燃機関の排気マニ
ホールド2において、枝管の通路断面積と長さとの積が
各枝管11と14について同一となるように設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関の排気マニホールドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多気筒内燃機関の排気マニホールドとして、例えば実開平4−1041 25号公報にも見られるように、レイアウト上の都合から各排気ポートから集合 部に至るまでの長さが互いに異なる複数の枝管を備えるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の内燃機関の排気マニホールドにあっては、各 気筒において排気マニホールドの枝管長さが互いに異なることにより、気筒毎の 掃気効率に不揃いが生じることが避けられず、所期の機関出力が得られないとい う問題がある。
【0004】 本考案は上記の問題点に着目し、不等長枝管を有する排気マニホールドにおい て、各気筒の掃気効率を均一化することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、排気ポートから集合部に至るまでの長さが互いに異なる複数の枝管 を備える多気筒内燃機関の排気マニホールドにおいて、枝管の通路断面積と長さ との積が各枝管について同一となるように設定する。
【0006】
【作用】
各気筒の枝管が不等長であっても、枝管が短い程通路断面積を小さくして、枝 管の通路断面積と長さとの積が各枝管について同一となるように設定することに より、各枝管を流れる排気干渉の影響を均一化し、各気筒の掃気効率を均一に高 めることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0008】 図1に示すように、4気筒機関1には2つの排気マニホールド2,3が備えら れる。排気マニホールド2は点火順序の連続しない♯1気筒と♯4気筒に連通し 、排気マニホールド3は♯2気筒と♯3気筒に連通している。図中、31〜34 は各気筒の排気ガスを排気マニホールド2または3に排出する排気ポートである 。
【0009】 排気マニホールド3は♯2気筒に連通する枝管12と、♯3気筒に連通する枝 管13を備え、各枝管12と13は互いに対称的に形成され、それぞれの通路断 面積と長さは互いに等しく形成される。
【0010】 排気マニホールド2は♯1気筒に連通する枝管11と、♯4気筒に連通する枝 管14を備え、機関1を車両のエンジンルーム等に搭載するレイアウトの都合か ら、各枝管12と13は互いに非対称的に形成されて、排気マニホールド2の集 合端15が排気マニホールド3の集合端16の前方にオフセットされる。
【0011】 排気マニホールド2の枝管11は枝管14より長く形成される。この場合、枝 管11の入口端21と集合端15を結ぶ通路中心線の長さを30cmとし、枝管 14の入口端24と集合端15を結ぶ通路中心線の長さを20cmとしている。
【0012】 そして本考案の要旨とするところであるが、非対称な排気マニホールド2おい ても、枝管の通路断面積と長さとの積が各枝管11と14について同一となるよ うに設定する。
【0013】 このため、枝管11の平均通路断面積を16cm2として、枝管11の通路断 面積と長さとの積は30×16=480cm3に設定する一方、枝管14の平均 通路断面積を24cm2として、枝管14の通路断面積と長さとの積は30×2 4=480cm3に設定して、各枝管11と14の容積を等しくする。
【0014】 次に、作用について説明する。
【0015】 各枝管11と14が不等長であっても、枝管の通路断面積と長さとの積が各枝 管11と14について同一となるように設定することにより、各枝管11と14 の容積を等しくなって、各枝管11と14を流れる排気干渉の影響を均一化し、 各気筒の掃気効率を均一に高め、排気騒音の低減がはかれる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、排気ポートから集合部に至るまでの長さが互い に異なる複数の枝管を備える多気筒内燃機関の排気マニホールドにおいて、枝管 の通路断面積と長さとの積が各枝管について同一となるように設定したため、各 枝管を流れる排気干渉の影響を均一化し、各気筒の掃気効率を均一化して、所期 の機関出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す機関の平面図。
【符号の説明】
1 機関 2 排気マニホールド 11 枝管 14 枝管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ポートから集合部に至るまでの長さ
    が互いに異なる複数の枝管を備える多気筒内燃機関の排
    気マニホールドにおいて、枝管の通路断面積と長さとの
    積が各枝管について同一となるように設定したことを特
    徴とする内燃機関の排気マニホールド。
JP1411793U 1993-03-25 1993-03-25 内燃機関の排気マニホールド Pending JPH0673325U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185403A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Mazda Motor Corp 多気筒エンジンの排気通路構造
WO2014091565A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 有限会社アルトラック 内燃機関用の排気装置、内燃機関ユニット及び多気筒内燃機関を備える乗り物
JP2016075264A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 日産自動車株式会社 内燃機関の排気装置

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WO2014091565A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 有限会社アルトラック 内燃機関用の排気装置、内燃機関ユニット及び多気筒内燃機関を備える乗り物
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