JPH0672504U - 洗髪用ブラシ - Google Patents

洗髪用ブラシ

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JPH0672504U
JPH0672504U JP2057393U JP2057393U JPH0672504U JP H0672504 U JPH0672504 U JP H0672504U JP 2057393 U JP2057393 U JP 2057393U JP 2057393 U JP2057393 U JP 2057393U JP H0672504 U JPH0672504 U JP H0672504U
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brush
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washing
brushes
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寛幸 仲宗根
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寛幸 仲宗根
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャンプーを使用せずに水だけで髪の汚れを
確実に除去できる洗髪用ブラシを提供する。 【構成】 ブラシ突起が洗髪時の移動方向に沿って基台
の先端部から後端部になるにつれてその密度が次第に増
大するように、ブラシ突起の配置を前部域、中部域、後
部域にほぼ3分割して、前部域〜後部域に進むにつれて
ほぼ20%の割合でその本数が増えるようにし、且つ同
様な割合で順次ブラシ突起が密になるように形成された
第1ブラシ〜第3ブラシの3つのブラシを組合せ、ブラ
シ突起の密度が粗い順から順番に使用して洗髪する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗髪用ブラシ、特にシャンプー等を使用せずに水だけで髪の汚れを 落すことができ、シャンプーによる頭皮の皮膚障害を解消できる洗髪用ブラシに 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に洗髪はシャンプーを使用して行っているが、シャンプーは、汚れの落ち にくい毛髪を洗浄するために通常の化粧石鹸より洗浄力の強い合成界面活性剤が 含まれているばかりでなく、助剤、香料、パラベン等の防腐剤等種々の化学物質 が含まれている。また、ふけ取りシャンプーには、ジンクピチリオン等の人体に 非常に有害な亜鉛塩も含まれている。これらの成分は、毛髪の汚れを落すには良 くても皮膚には有害である。しかしながら、洗髪時シャンプーが直接皮膚に触れ て皮膚を洗浄するばかりでなく、洗髪後完全にシャンプーを除去することが困難 であり、頭皮にシャンプーの有害成分が残留して皮膚障害を起し、ハゲの原因と なっている。しかも、人体に悪影響を及ぼす細菌の侵入を防いで頭皮を守る常在 菌まで除去してしまい、頭皮を細菌の侵入に対して無防備にしてしまう問題もあ る。また、洗髪時にシャンプーが顔その他の皮膚に直接触れることは避けること はできず、それらが原因で肌あれ等の皮膚障害を起している事例も多く報告され ている。さらに、シャンプーの成分の中には、アレルギーを起し易い成分も含ま れ、近時シャンプーアレルギーの人も増えてきており、これらのシャンプー障害 が、大きな社会問題化してきている。 一方、従来の洗髪用ブラシは、ブラシ基盤にほぼ等密度でブラシ突起が形成さ れており、ブラシ突起先端で頭皮を掻く機能と、ブラシ突起側面で髪を梳く機能 とを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、シャンプーによる洗髪は、ハゲ、肌荒れ等の皮膚障害、アレル ギー性皮膚炎を起す原因ともなっており、できるだけ使用しない方が望ましいが 、従来シャンプーを使用せずに髪の汚れを確実に除去できる方法は未だ見出され ていない。 本考案は、上記実情に鑑み創案されたものであって、シャンプーを使用せずに 水だけで髪の汚れを確実に除去できる洗髪用ブラシを提供することを目的とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記目的を達成するために、長年研究を重ねた結果、研磨理論か らヒントを得、1個の洗髪用ブラシを基本的に3区分し、その密度を順次増やす ことによって、ブラシ突起が髪の毛1本1本とまんべんなく均等に接触して汚れ を落し、水のみでシャンプーと同様な洗浄力で洗浄することができることを見出 し、本考案に到達したものである。 即ち、本考案の洗髪用ブラシは、ブラシ基台に合成樹脂製のブラシ突起が形成 されてなる洗髪用ブラシにおいて、前記ブラシ突起が、洗髪時の移動方向に沿っ て基台の先端部から後端部になるにつれてその密度が次第に増大するように形成 されていることを特徴とする構成によって、前記問題点を解決したものである。 前記ブラシ突起は洗髪時の移動方向に沿って前部域、中部域、後部域にほぼ3 分割されて、前部域〜後部域に進むに従ってほぼ10〜30%の範囲、望ましく はほぼ20%の割合でその本数が増えるようにすることが望ましい。そして、こ のように構成された洗髪用ブラシからなる第1ブラシ、第2ブラシ及び第3ブラ シの3つの洗髪用ブラシを組合せて、第1ブラシ、第2ブラシ、第3ブラシと突 起の本数が順次10〜30%、望ましくは20%づつで増えていくように組合せ 、1回の洗髪毎にそれを第1ブラシから第3ブラシまで順に使用することによっ て、最高9段階の密度を有するブラシで洗浄することになり、より完全に髪の汚 れを落すことができる。
【0005】
【作用】
例えば、刀の研磨は下地研ぎから始まって仕上げ工程に進むが、各段階での砥 石は多くの種類があり、質の粗いものから順次細かいものへと一方向に研ぎ進め ることによって、仕上げ研ぎでは砥石目が完全に取り除かれ、刃文に光沢をつけ 美しい仕上りとなる。 同様に、本考案の洗髪用ブラシは、ブラシ突起の密度を複数段階(実施例では 7段階)に分けて順次大きくすることによって、最初は毛髪にまばらに接触する が、ブラシ突起が密になるに従って次第に密に接触し、最終的にはほぼ全部の毛 髪に接触する。したがって、水を流しながら一方向に髪を梳くことによって、ブ ラシ側面があたかも研磨するようにして毛髪に付着した汚れを落し、粗い汚れか ら細かい汚れへと順に万べんなく落し、従来のシャンプーを使用した場合よりも きれいに洗うことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2に本考案の実施例に係る洗髪用ブラシ1の基本的形態を示し、本実施例で は、ブラシ基台2と該ブラシ基台から突出するブラシ突起3がナイロンにより一 体に成形されている。本実施例の洗髪用ブラシでは、ブラシ突起は長さが約8mm で、先端が丸くなったほぼ円錐状に形成されている。そして、その使用方向が判 り易いように、ブラシ基台は先端部の曲率を小さくして突出させて平面が卵形と なるように形成してある。なお、図中5は基台に螺着してある摘み部である。
【0007】 図1に本考案の洗髪用ブラシの特徴であるブラシ突起の本数及びその配列が、 模式的に図示され、図3にブラシ突起の具体的な配列が示されている。 本実施例のブラシは、ブラシ基台の面積及び各ブラシ突起は同じ大きさである が、ブラシ突起数、即ちブラシ突起密度の異なる3個の第1ブラシ10、第2ブ ラシ11、及び第3ブラシ12から構成されている。そして、個々のブラシは、 さらに図示の矢印方向に移動させて使用するが、その移動方向に沿ってほぼ3つ の区域〔(1)〜(3)、(3)〜(5)、(5)〜(7)〕に分けられ、それ らの区域におけるブラシ密度が異なり、本実施例では、ブラシ移動方向に沿って 順次約20%づつの割合で増えるように配置されている。即ち、図示の実施例で は、第1ブラシは前部域がブラシ突起数30本、中部域が36本、後部域が43 本となっている。また、第2ブラシ11は、前部域は第1ブラシ10の後部域と 同数の43本から始まり、中部域が52本、後部域が43本となっている。さら に第3ブラシ12は、前部域が第2ブラシの後部域と同数の62本、続いて74 本、後部域が89本となっている。従って、この3組のブラシを使用することに よって、突起密度が異なる7つの区域によって、順次洗髪されることになり、頭 髪がまんべんなく均一にブラシ突起に接触し、研磨される形で汚れが落される。
【0008】 本実施例の洗髪用ブラシは、以上のように構成され、使用方法は、まず第1ブ ラシ10を使用して、ぬるま湯のシャワーを頭に当てながら頭頂部から額の方へ 又は頭頂部から首の方へと毛根の流れに沿って、必ず一方向へ洗い流す。このよ うな動作を数回繰返し約15秒位洗い、次いで第2ブラシ11で同様に約15秒 間位洗い、最後に第3ブラシ12で約20秒間位洗う。このように、約50秒〜 1分間位で従来のシャンプーを使用して洗髪する場合よりも、きれいに汚れを落 して洗髪することができる。 なお、本考案者は、ブラシ毛の増大率を5〜35%の範囲で種々変えて実験し たが、10%以下では汚れの落ちが少なく、また35%以上になるとスムーズに 髪を梳くことができなかった。そして、上記実施例のように20%づつ増やした 場合が、髪や頭皮を痛めることなくスムーズに洗髪でき、且つ汚れの落ちも良か った。
【0009】 以上のように構成された洗髪用ブラシを、顔にシャンプーによるアレルギー性 皮膚炎が発生している女子高校生に使用させてみたところ、シャンプーを使わず に水だけで洗髪を続けても快適であり、しかも約4ケ月程で顔のアレルギーが直 ってきた。 なお、上記の実施例では、3個のブラシのブラシ毛の区域は第1ブラシの後部 域と第2ブラシの前部域を同じ密度にし、且つ第2ブラシの後部域と第3ブラシ の前部域を同じ密度にしたが、必ずしもそれに限らず、第1ブラシから第3ブラ シまで連続して20%づつ増えるようにしても良い。それにより、ブラシ毛の密 度の異なる9区域が形成される。密度は図3に示すように同一区域内であっても 徐々にブラシの後部よりに密度が増しているのが望ましい。従って、同一区域内 は必ずしも同一密度を意味するものでなく、便宜上区域全体として把握した場合 の密度を意味している。また、上記実施例では、3個のブラシを1組として用い たが、必ずしも3個に限るものでなく、順にブラシ密度が大きくなるように組合 せたものであれば、必要に応じてその個数を選択することができる。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案の洗髪用ブラシによれば、シャンプーを使用しないで水 だけで、シャンプーを使用した場合と同様又はそれ以上に髪の汚れを落すことが できる。従って、シャンプーを使用しないので経済的であると共に、シャンプー 障害を除くことができ、安心して洗髪することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る洗髪用ブラシのブラシ突
起の配置を示す模式図である。
【図2】洗髪用ブラシの側面図である。
【図3】本考案の実施例に係る洗髪用ブラシのブラシ突
起の配置を示す底面図である。
【符号の説明】
1 洗髪用ブラシ 2 ブラシ基台 3 ブラシ突起 10 第1ブラシ 11 第2ブラシ 12 第3ブラ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ基台に合成樹脂製のブラシ突起が
    形成されてなる洗髪用ブラシにおいて、前記ブラシ突起
    が、洗髪時の移動方向に沿って基台の先端部から後端部
    になるにつれてその密度が次第に増大するように形成さ
    れていることを特徴とする洗髪用ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ブラシ突起は洗髪時の移動方向に沿
    って前部域、中部域、後部域にほぼ3分割されて、前部
    域〜後部域に進むに従ってほぼ10〜30%の範囲、望
    ましくはほぼ20%の割合でその本数が増えるようにな
    っている請求項1記載の洗髪用ブラシ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の洗髪用ブラシからなる
    第1ブラシ、第2ブラシ及び第3ブラシの3つの洗髪用
    ブラシの組合せからなり、第1ブラシ、第2ブラシ、第
    3ブラシと順に突起の本数が順次10〜30%、望まし
    くは20%づつで増えていることを特徴とする洗髪用ブ
    ラシ。
JP1993020573U 1993-03-30 1993-03-30 洗髪用ブラシ Expired - Lifetime JP2507303Y2 (ja)

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JPH0672504U true JPH0672504U (ja) 1994-10-11
JP2507303Y2 JP2507303Y2 (ja) 1996-08-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736142U (ja) * 1980-08-07 1982-02-25
JP3107012U (ja) * 2004-08-03 2005-01-27 正信 山根 植木鉢台

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736142U (ja) * 1980-08-07 1982-02-25
JP3107012U (ja) * 2004-08-03 2005-01-27 正信 山根 植木鉢台

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JP2507303Y2 (ja) 1996-08-14

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