JPH0672350A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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Publication number
JPH0672350A
JPH0672350A JP4334693A JP33469392A JPH0672350A JP H0672350 A JPH0672350 A JP H0672350A JP 4334693 A JP4334693 A JP 4334693A JP 33469392 A JP33469392 A JP 33469392A JP H0672350 A JPH0672350 A JP H0672350A
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JP
Japan
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movable member
oil
casing
power steering
steering
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Withdrawn
Application number
JP4334693A
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English (en)
Inventor
Osamu Sano
修 佐野
Tetsuya Murakami
哲也 村上
Kenichi Hamano
賢一 濱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP4334693A priority Critical patent/JPH0672350A/ja
Publication of JPH0672350A publication Critical patent/JPH0672350A/ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操舵位置において後輪に反力が加わった場合
に、この力に対する剛性を向上させ、しかも前輪用動力
舵取装置と後輪用動力舵取装置の一部を共通化可能にし
て、コストダウンを図る。 【構成】 前輪操舵時に第1可動部材が移動させられて
油に圧力エネルギを与える被動機3を、ユニット化し
て、油圧式前輪用動力舵取装置1に連結し、油の圧力エ
ネルギにより第2可動部材が移動させられて油圧式後輪
用動力舵取装置2を作動させる原動機4を、ユニット化
して、後輪用動力舵取装置2に連結し、被動機3の一方
の油室のポート46と原動機4の一方の油室のポート58、
被動機3の他方の油室のポート47と原動機4の他方の油
室のポート59とをそれぞれ油路73、74で連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の4輪操舵装
置、さらに詳しくは、前輪の操舵に追従して後輪を操舵
することができる操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の4輪操舵装置として、左右
方向にのびる前輪操舵棒の周りに設けられ、かつ前輪操
舵棒の左右方向の移動によりピストンが移動させられる
第1油圧シリンダ(被動機)と、左右方向にのびる後輪
操舵棒の周りに設けられ、かつピストンの移動により後
輪操舵棒を左右方向に移動させる後輪操舵棒駆動用第2
油圧シリンダ(原動機)と、第1油圧シリンダの一方の
油室と第2油圧シリンダの一方の油室とを連通させる油
路と、第1油圧シリンダの他方の油室と第2油圧シリン
ダの他方の油室とを連通させる油路とを備えており、両
シリンダおよび油路により閉回路の静油圧伝動装置が構
成されたものが知られている(特開昭60−18967
6号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
4輪操舵装置では、第2油圧シリンダが直接後輪操舵棒
の周りに設けられているので、中立位置において後輪に
これを転舵させようとする外力が加わった場合や、操舵
位置において後輪に反力が加わった場合などに、第2油
圧シリンダの油室内の油に圧力エネルギが与えられるこ
とになり、この圧力エネルギによって第1油圧シリンダ
のピストンが移動させられることになって上記力に対す
る剛性が十分ではないという問題がある。
【0004】また、第1油圧シリンダを含む油圧式前輪
用動力舵取装置と、第2油圧シリンダを含む油圧式後輪
用動力舵取装置とを全く異なる構成にする必要があり、
コスト高になっていた。
【0005】この発明の目的は、上記の問題をすべて解
決した車両の4輪操舵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の4
輪操舵装置は、前輪を操舵する油圧式前輪用動力舵取装
置と、後輪を操舵する油圧式後輪用動力舵取装置と、ケ
ーシング内部が第1可動部材により2つの油室に区画さ
れており、かつ前輪操舵時に前記第1可動部材が移動さ
せられて油に圧力エネルギを与える被動機と、ケーシン
グ内部が第2可動部材により2つの油室に区画されてお
り、かつ油の圧力エネルギにより前記第2可動部材が移
動させられて前記後輪用動力舵取装置を作動させる原動
機と、前記被動機の一方の油室と前記原動機の一方の油
室とを連通させる油路と、前記被動機の他方の油室と前
記原動機の他方の油室とを連通させる油路とを備えてお
り、前記被動機がユニット化されて前輪用動力舵取装置
に連結され、前記原動機がユニット化されて後輪用動力
舵取装置に連結されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】上記において、油圧式前輪用動力舵取装置
および油圧式後輪用動力舵取装置は、それぞれラックピ
ニオン式およびボールねじ式のいずれであってもよい。
また、被動機および原動機としては、たとえばロータリ
形アクチュエータである揺動形油圧モータ形式や、直動
形アクチュエータである油圧シリンダなどの静油圧式
(容積形)のものが用いられる。そして、被動機および
原動機と、これらの油室を連通させる2つの油路によ
り、閉回路の静油圧伝動装置が構成される。
【0008】たとえば、前記第1可動部材が前記被動機
のケーシング内部を2つの油室に区画するピストンを備
えており、互いにかみ合う雄雌2つのねじ部材の一方が
軸方向に移動しないように前記ケーシングに回転支持さ
れ、同他方が前記第1可動部材に固定状に設けられ、前
記前輪用動力舵取装置の入力軸の回転が前記ねじ部材を
介して前記第1可動部材の往復運動に変換され、前記ケ
ーシング側と前記第1可動部材側の一方に案内部が設け
られ、同他方に前記案内部に沿って相対的に移動させら
れる被案内部材が設けられている。
【0009】
【作用】前輪操舵時に被動機の第1可動部材が移動して
容積が変化し、いずれかの油室内の油に圧力エネルギが
与えられる。すると、この油は油路を通って原動機にお
ける被動機の上記油室と連通している油室内に入り、そ
の圧力エネルギにより第2可動部材が移動させられる。
そして、この第2可動部材の移動によって後輪用動力舵
取装置が作動させられ、後輪が操舵される。
【0010】後輪が所定角度転舵された操舵位置にある
場合には、油圧式後輪用動力舵取装置の動力源の油室へ
の油の流入出は停止しているので、操舵位置において後
輪に反力が加わった場合には、この力は油圧式後輪用動
力舵取装置の動力源の圧力油により受けられる。
【0011】前輪用動力舵取装置に連結された被動機お
よび後輪用動力舵取装置に連結された原動機がそれぞれ
ユニット化されているので、前輪用動力舵取装置と後輪
用動力舵取装置の一部を共通化することができる。
【0012】第1可動部材が被動機のケーシング内部を
2つの油室に区画するピストンを備えており、互いにか
み合う雄雌2つのねじ部材の一方が軸方向に移動しない
ようにケーシングに回転支持され、同他方が第1可動部
材に固定状に設けられ、前輪用動力舵取装置の入力軸の
回転がねじ部材を介して第1可動部材の往復運動に変換
され、ケーシング側と第1可動部材側の一方に案内部が
設けられ、同他方に案内部に沿って相対的に移動させら
れる被案内部材が設けられている場合、案内部の形状を
変えることにより、入力軸の回転に対する第1可動部材
の移動量が変わり、これにより、前輪の操舵量に対する
後輪の操舵量が変わる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。この実施例は、前輪と後輪とが逆位相
操舵のみされるようになっている4輪操舵装置に適用し
たものである。
【0014】図1は4輪操舵装置の主要部を示し、図2
〜図4はさらにその一部を拡大して示している。
【0015】4輪操舵装置は、前輪(図示略)を操舵す
る油圧式前輪用動力舵取装置(1) 、後輪(図示略)を操
舵する油圧式後輪用動力舵取装置(2) 、前輪用舵取装置
(1)に連結された被動機(3) 、後輪用舵取装置(2) に連
結された原動機(4) 、および被動機(3) と原動機(4) と
の間の油圧回路を備えている。図1の上側には、前輪用
舵取装置(1) および被動機(3) を大体後から見た状態を
示し、同図の下側には、後輪用舵取装置(2) と原動機
(4) を大体後から見た状態を示している。図2には、被
動機(3) の部分を切欠いて大体後から見た状態を示し、
図3には、原動機(4) の部分を切欠いて大体後から見た
状態を示している。この明細書において、図2および図
3の上下を上下とし、後から見た左右すなわち図1〜図
3の左右を左右とする。
【0016】前輪用舵取装置(1) および後輪用舵取装置
(2) はラックピニオン式であり、図1にはそれぞれのギ
ヤユニット(5)(6)の部分だけが示されている。
【0017】前輪用ギヤユニット(5) は、公知のものと
同様の構成を有し、次のように構成されている。
【0018】ラックハウジング(7f)に、ラック棒(8f)が
左右方向に移動しうるように通されている。ラック棒(8
f)の左右両端部に、ボール継手(9f)を介してタイロッド
(10f) が連結されている。ラックハウジング(7f)の一部
にパワーシリンダ(11f) が形成されており、図示は省略
したが、パワーシリンダ(11f) 内にあるラック棒(8f)の
部分にピストンが設けられ、これによってパワーシリン
ダ(11f) 内が左右の油室に区画されている。ハウジング
(7f)の一部にこれと交差する形で上下に斜めにのびるギ
ヤボックス(12f) が設けられており、このギヤボックス
(12f) 内に、トーションバー(図示略)によって連結さ
れた上側の入力軸(13f) と下側の出力軸(14f) が回転自
在に支持されている。出力軸(14f) には、ラック棒(8f)
のラック(図示略)とかみ合うピニオン(15f) が一体に
形成されている。入力軸(13f) はギヤボックス(12f) か
ら上方に突出しており、この上方突出部分が図示しない
ハンドル(ステアリングホイール)に連結されている。
また、ハウジング(7f)内には、トーションバーで連結さ
れた入力軸(13f) と出力軸(14f) の間のねじれによって
作動するコントロールバルブ(16f) が設けられている。
パワーシリンダ(11f) の左右の油室のポート(17f)(18f)
が、導管(19f)(20f)、コントロールバルブ(16f) および
導管(21f)(22f)を介して、油タンク(23)およびこれに設
けられた油圧ポンプ(24)に接続されている。そして、エ
ンジンの回転で駆動されるポンプ(24)から送られる圧力
油が導管(22f) およびコントロールバルブ(16f) を経て
パワーシリンダ(11f) のいずれか一方の油室に選択的に
供給され、他方の油室内にあった油がコントロールバル
ブ(16f) および導管(21f) を経てタンク(23)に戻される
ようになっている。なお、このときの油の方向および供
給量は、コントロールバルブ(16f) のねじれの方向と大
きさによって制御される。
【0019】後輪用ギヤユニット(6) は、前輪用ギヤユ
ニット(5) と全く同一のものである。なお、前後のギヤ
ユニット(5)(6)で同じ部分には同一の符号を付し、かつ
前輪用は添字fを、後輪用は添字rを付している。
【0020】前輪用ギヤユニット(5) の場合、後述する
ように被動機(3) が連結されるので、ギヤボックス(12
f) の下端部は開口しているが、後輪用ギヤユニット(6)
の場合、ギヤボックス(12r) の上記開口は栓(25)で塞
がれている。
【0021】被動機(3) は、次のように前輪用ギヤユニ
ット(5) に連結されている。
【0022】前部ギヤボックス(12f) に、上下両端が開
口した段付円筒状の第1ケーシング(26)が固定されてい
る。第1ケーシング(26)は、下端部に形成された側方張
り出し部(26a) がギヤボックス(12f) の下側開口端部に
固定されることにより、ギヤボックス(12f) と平行にな
るように斜め上方にのびている。第1ケーシング(26)の
上端部に、下端が開口した円筒状の第2ケーシング(27)
の開口端部が同軸状に固定されている。第1ケーシング
(26)内の上端部に密封軸受部材(28)が固定され、第2ケ
ーシング(27)の部分が第1シリンダ部(29)となってい
る。第1ケーシング(26)の下端部に、第3ケーシング(3
0)が固定されている。前部出力軸(14f) の下端部に、プ
ーリ軸(31)の上端部が同軸状に連結されている。プーリ
軸(31)はギヤボックス(12f) の下側開口端部および第1
ケーシング(26)の張り出し部(26a)を通って第3ケーシ
ング(30)内に突出し、張り出し部(26a) に固定された軸
受部材(32)と第3ケーシング(30)の端壁に固定された軸
受部材(33)により回転支持されている。プーリ軸(31)の
中間部に、プーリ(34)が一体状に設けられている。第1
ケーシング(26)の下端部内とこれに連なる第3ケーシン
グ(30)内に、雌ねじ部材であるボールナット(35)とプー
リ部材(36)が上下に一体に連結されたものがプーリ軸(3
1)と平行になるようにかつ軸方向に移動しないように回
転支持されている。ボールナット(35)の部分は第1ケー
シング(26)内に取り付けられた転がり軸受(37)に、プー
リ部材(36)の部分は第3ケーシング(30)の端壁に固定さ
れた軸受部材(38)に回転支持されている。プーリ部材(3
6)にはプーリ(39)が一体状に設けられ、このプーリ(39)
とプーリ軸(31)のプーリ(34)とにベルト(40)がかけられ
ている。第1および第2ケーシング(26)(27)内に、これ
と平行な第1可動部材(41)がはめられている。可動部材
(41)の中間部は、密封軸受部材(28)を液密状に貫通して
いる。第1ケーシング(26)内に位置する可動部材(41)の
部分に雄ねじ部材であるボールねじ軸(42)が一体に形成
され、これがボール(図示略)を介してボールナット(3
5)にねじはめられて、ボールねじが構成されている。第
1ケーシング(26)の内周面に固定されたスリーブ(77)に
案内部である案内みぞ(75)が形成され、これに対応する
第1可動部材(41)の外周面に被案内部材である案内ピン
(76)が外方突出状に固定されている。案内ピン(76)は、
その外側端部が案内みぞ(75)にはまり、これに沿って移
動させられるようになっている。図5は、案内みぞ(75)
の1例を示す展開図である。この場合、案内みぞ(75)は
第1可動部材(41)の軸方向に一直線状にのびており、こ
のため、可動部材(41)は第1および第2ケーシング(26)
(27)に対して回転はしないが案内みぞ(75)に沿って軸方
向に移動しうるようになっている。第2ケーシング(27)
内に位置する可動部材(41)の上端部にピストン(43)が固
定状に設けられ、このピストン(43)により第1シリンダ
部(29)内が上下2つの油室(44)(45)に区画されている。
第2ケーシング(27)には、2つの油室(44)(45)にそれぞ
れ連通するポート(46)(47)が設けられている。可動部材
(41)が上下方向に移動すると、上下の油室(44)(45)の容
積がそれぞれ変化する。
【0023】原動機(4) は、次のように後輪用ギヤユニ
ット(6) に連結されている。
【0024】後部ギヤボックス(12r) に第1ケーシング
(48)が固定され、第1ケーシング(48)に第2ケーシング
(49)が固定されている。第1ケーシング(48)は、左右方
向に斜めにのびる長円筒部(50)の左端側に寄った部分に
これと直交するように斜め下方にのびる短円筒部(51)が
一体にかつ連通状に形成されたものである。長円筒部(5
0)の左右両端および短円筒部(51)の下端はそれぞれ開口
しており、短円筒部(51)の下側開口端部がギヤボックス
(12r) の上端部に固定されている。長円筒部(50)内の短
円筒部(51)に対応する部分は小径部(50a) となってお
り、その左右両側にこれより少し内径の大きい大径部(5
0b)(50c)が形成され、さらに右側の大径部(50c) の右端
部にこれより少し内径の大きいめねじ部(50d) が形成さ
れている。第2ケーシング(49)は右端が開口した円筒状
をなし、その開口端部が、第1ケーシング(48)の左端部
に同軸状に固定されている。第1ケーシング(48)内の左
側大径部(50b) 内に、第2ケーシング(49)に跨るように
密封軸受部材(52)が固定され、第2ケーシング(49)の部
分が第2シリンダ部(53)となっている。第1および第2
ケーシング(48)(49)内に、これと平行な第2可動部材(5
4)が回転はしないが軸方向に移動しうるようにはめられ
ている。可動部材(54)の長さの中間部を含む左側の部分
は大径部(54a) 、残りの右側の部分はこれより外径の小
さい小径部(54b) となっており、大径部(54a) の中間部
が密封軸受部材(52)を液密状に貫通している。第2ケー
シング(49)内に位置する可動部材(54)の左端部にピスト
ン(55)が固定状に設けられ、このピストン(55)により第
2シリンダ部(53)内が左右2つの油室(56)(57)に区画さ
れている。第2ケーシング(49)には、2つの油室(56)(5
7)にそれぞれ連通するポート(58)(59)が設けられてい
る。第1ケーシング(48)の長円筒部(50)の右端めねじ部
(50d) に、軸方向位置の調整が可能な有底円筒状のガイ
ド兼用蓋(60)がねじはめられ、ロックナット(61)によっ
て固定されている。蓋(60)の内径は長円筒部(50)の小径
部(50a) の内径とほぼ等しく、蓋(60)の内部は長円筒部
(50)の内部と連通している。可動部材(54)の小径部(54
b) にスリーブ(62)がはめられ、小径部(50a) の右端部
にねじはめられたナット(63)により固定されている。ス
リーブ(62)の左端部に、長円筒部(50)の小径部(50a) 内
を摺動する外向き鍔部(62a) が形成されている。スリー
ブ(62)の右端の外径が少し小さくなった部分に、蓋(60)
内を摺動する鍔部材(64)がナット(63)によって固定され
ている。スリーブ(62)の周囲に、長円筒部(50)の右側大
径部(50c) 内を摺動する左右1対のカラー(65)(66)が摺
動自在にはめられ、これらのカラー(65)(66)の間のスリ
ーブ(62)の周囲に、カラー(65)(66)を互いに離れる方向
に付勢する圧縮コイルばね(67)がはめられている。スリ
ーブ(62)の鍔部(62a) と鍔部材(64)との間隔は、長円筒
部(50)の小径部(50a) 右端の肩部(50e) と蓋(60)の環状
左端面との間隔と等しい。可動部材(54)のピストン(55)
の部分に外力が作用していない場合または小さい外力が
作用している場合は、ばね(67)の弾性力により、左側の
カラー(65)が長円筒部(50)の肩部(50e) とスリーブ(62)
の鍔部(62a) に圧接させられるとともに、右側のカラー
(66)が蓋(60)の左端面と鍔部材(64)に圧接させられ、可
動部材(54)は中立位置に停止させられる。ピストン(55)
の部分に左向きのある程度大きい外力が作用すると、左
側のカラー(65)の左側への移動は肩部(50e) によって阻
止されているが、右側のカラー(66)の左側への移動を阻
止するものがないので、左側のカラー(65)を肩部(50e)
の右側に残した状態で、可動部材(54)、スリーブ(62)、
ナット(63)、鍔部材(64)および右側のカラー(66)が一体
となって左側に移動する。逆に、ピストン(55)の部分に
右向きのある程度大きい外力が作用すると、右側のカラ
ー(66)の右側への移動は蓋(60)の左端面によって阻止さ
れているが、左側のカラー(65)の移動を阻止するものが
ないので、右側のカラー(66)を蓋(60)の左端面の左側に
残した状態で、可動部材(54)、スリーブ(62)、ナット(6
3)、鍔部材(64)および左側のカラー(65)が一体となって
右側に移動する。このように可動部材(54)が左右方向に
移動すると、第2シリンダ部(53)の左右の油室(66)(67)
の容積がそれぞれ変化する。後部入力軸(13r) の上端部
に、ピニオン(68)が軸継手(69)を介して連結されてい
る。ピニオン(68)の上端部は、長円筒部(50)の上側の壁
に固定された軸受部材(70)に回転支持されている。可動
部材(54)の大径部(54a) の後側の面に、ピニオン(68)と
かみ合うラック(71)が形成されている。第1ケーシング
(48)の長円筒部(50)の前側の壁に、可動部材(54)の大径
部(54a) の前側の面を受けて案内するガイド部材(サポ
ートヨーク)(72)が取り付けられている。
【0025】被動機(3) の第1シリンダ部(29)の上側の
油室(44)のポート(46)と原動機(4)の第2シリンダ部(5
3)の左側の油室(56)のポート(58)とが油路(73)により連
通させられるとともに、第1シリンダ部(29)の下側の油
室(45)のポート(47)と第2シリンダ部(53)の右側の油室
(57)のポート(59)とが油路(74)により連通させられてい
る。そして、両シリンダ部(29)(53)と両油路(73)(74)に
より、閉回路となっている静油圧伝動装置が構成されて
いる。
【0026】上記の4輪操舵装置において、ハンドルを
左に回すと、前輪用ギヤユニット(5) の入力軸(13f) が
左に回転し、トーションバーを介して出力軸(14f) も左
に回転する。その結果、ラック棒(8f)が右に移動し、前
輪が左に操舵される。このとき、トーションバーがねじ
れることにより、ポンプ(24)からコントロールバルブ(1
6f) を通してパワーシリンダ(11f) の左側の油室に圧力
油が供給され、ピストンを介してラック棒(8f)が右向き
に付勢され、左向きの操舵補助力が発生する。このよう
に前輪用ギヤユニット(5) の出力軸(14f) が左に回転す
ると、被動機(3) のプーリ部材(36)とボールナット(35)
も左に回転し、これによって第1可動部材(41)が上に移
動する。第1可動部材(41)が上に移動すると、第1シリ
ンダ部(29)の上側の油室(44)内の油に圧力エネルギが与
えられ、この油が油路(73)を通って原動機(4) の第2シ
リンダ部(53)の左側の油室(56)内に流入し、油の圧力エ
ネルギにより、第2可動部材(54)がばね(67)の力に抗し
て右に移動させられ、第2シリンダ部(53)の右側の油室
(57)内にあった油が油路(74)を通って第1シリンダ部(2
9)の下側の油室(45)内に流入する。第2可動部材(54)が
右に移動すると、後部ギヤユニット(6) の入力軸(13r)
が右に回転し、トーションバーを介して出力軸(14r) も
右に回転する。その結果、ラック棒(8r)が左に移動し、
後輪が右に操舵される。このとき、トーションバーがね
じれることにより、ポンプ(24)からコントロールバルブ
(16r) を通してパワーシリンダ(11r) の右側の油室に圧
力油が供給され、ピストンを介してラック棒(8r)が左向
きに付勢され、右向きの操舵補助力が発生する。これと
は逆に、ハンドルを右に回すと、前部ギヤユニット(5)
の入力軸(13f) が右に回転し、トーションバーを介して
出力軸(14f) も右に回転する。その結果、ラック棒(8f)
が左に移動し、前輪が右に操舵される。このとき、トー
ションバーがねじれることにより、ポンプ(24)からコン
トロールバルブ(16f) を通してパワーシリンダ(11f) の
右側の油室に圧力油が供給され、ピストンを介してラッ
ク棒(8f)が左向きに付勢され、右向きの操舵補助力が発
生する。このように前部ギヤユニット(5) の出力軸(14
f) が右に回転すると、被動機(3) のプーリ部材(36)と
ボールナット(35)も右に回転し、これによって第1可動
部材(41)が下に移動する。第1可動部材(41)が下に移動
すると、第1シリンダ部(29)の下側の油室(45)内の油に
圧力エネルギが与えられ、この油が油路(74)を通って原
動機(4) の第2シリンダ部(53)の右側の油室(57)内に流
入し、油の圧力エネルギにより、第2可動部材(54)がば
ね(67)の力に抗して左に移動させられ、第2シリンダ部
(53)の左側の油室(56)内にあった油が油路(73)を通って
第1シリンダ部(29)の上側の油室(44)内に流入する。第
2可動部材(54)が左に移動すると、後部ギヤユニット
(6) の入力軸(13r) が左に回転し、トーションバーを介
して出力軸(14r) も左に回転する。その結果、ラック棒
(8r)が右に移動し、後輪が左に操舵される。このとき、
トーションバーがねじれることにより、ポンプ(24)から
コントロールバルブ(16r) を通してパワーシリンダ(11
r) の左側の油室に圧力油が供給され、ピストンを介し
てラック棒(8r)が右向きに付勢され、左向きの操舵補助
力が発生する。第1可動部材(41)の上下方向の移動量
は、前部出力軸(14f) の回転量すなわち前輪の操舵量に
比例する。また、第2可動部材(54)の左右方向の移動量
は、第1可動部材(41)の移動量に比例する。さらに、後
部出力軸(14r) の回転量すなわち後輪の操舵量は、第2
可動部材(54)の移動量に比例する。そして、第1シリン
ダ部(29)の内径が第2シリンダ部(53)の内径より小さい
ので、第2可動部材(65)の移動量は第1可動部材(41)の
移動量より小さい。したがって、後輪の操舵量は、前輪
の操舵量に比例するが、これより小さくなる。
【0027】後輪が中立位置にある場合に、後輪にこれ
を転舵させようとする外力が加わった場合には、原動機
(4) 内のばね(67)によってこの力が受けられる。また、
後輪が所定角度転舵された操舵位置にある場合には、後
輪用ギヤユニット(6) のパワーシリンダ(11r) の油室へ
の油の流入出は停止しているので、操舵位置において後
輪に反力が加わった場合には、この力はパワーシリンダ
(11r) の油室内の圧力油により受けられる。したがっ
て、上記力によって第2シリンダ部(53)の油室(56)(57)
内の油に圧力エネルギが与えられるのが防止され、その
結果、上記圧力エネルギによる第1シリンダ部(29)の可
動部材(41)の移動が防止されることになり、上記力に対
する剛性が向上する。
【0028】図6は、被動機(3) における案内みぞ(75)
が図5のような場合の前輪の操舵量と後輪の操舵量との
関係を示している。この場合、案内みぞ(75)が第1可動
部材(41)の軸方向にのびていて、第1可動部材(41)がケ
ーシング(26)に対して回転しないようになっているの
で、後輪の操舵量は前輪の操舵量に比例している。
【0029】しかしながら、案内みぞ(75)の形状を変え
ることにより、前輪の操舵量に対する後輪の操舵量を任
意に変えることができる。図7は案内みぞ(75)の他の1
例を示す展開図であり、図8はその場合の前輪の操舵量
と後輪の操舵量との関係を示している。この場合、案内
みぞ(75)は第1ケーシング(26)の軸方向と平行に上方に
のびる上側軸方向部分(75a) 、これより第1ケーシング
(26)の円周方向に一定角度隔たって第1ケーシング(26)
の軸方向と平行に下方にのびる下側軸方向部分(75b) 、
および第1ケーシング(26)の円周方向にのびて上側軸方
向部分(75a) の下端部と下側軸方向部分(75b) の上端部
を連結する中間円周方向部分(75c) よりなる。前輪が中
立位置にあるとき、第1可動部材(41)の案内ピン(76)は
案内みぞ(75)の円周方向部分(75c) の中点(75d) に位置
している。そして、このような状態から前輪を操舵し
て、ナット(35)が回転しても、案内ピン(76)が円周方向
部分(75c) に沿って円周方向に移動している間は、第1
可動部材(41)は回転するだけで、軸方向には移動せず、
したがって、後輪は操舵されない。すなわち、図8に示
すように、前輪の中立位置(O) 近傍において前輪を操舵
しても後輪が操舵されない不感帯(A) が設定される。前
輪が不感帯(A) に相当する量より大きく操舵されると、
操舵方向にしたがって、案内ピン(76)が案内みぞ(75)の
上側軸方向部分(75a) または下側軸方向部分(75b) には
まり、ナット(35)の回転に対応して第1可動部材(41)が
軸方向に移動し、その結果、前輪の操舵量に対応して後
輪が操舵される。
【0030】上記実施例では、案内みぞ(75)よりなる案
内部がケーシング(26)側に設けられて、案内ピン(76)よ
りなる被案内部材が第1可動部材(41)側に設けられてい
るが、案内部が第1可動部材(41)側に設けられて、被案
内部材がケーシング(26)側に設けられてもよい。また、
ねじ部材であるねじ軸(42)とナット(35)のうち、ねじ軸
(42)が第1可動部材(41)側に設けられているが、ナット
が第1可動部材側に設けられてもよい。
【0031】上記実施例においては、被動機および原動
機として油圧シリンダが用いられているが、これに代え
て、揺動形油圧モータを用いてもよい。そして、前輪側
では、たとえば油圧モータの回転軸を出力軸に連結し、
後輪側では、たとえば油圧モータの回転軸を入力軸に連
結する。
【0032】また、上記実施例においては、前輪用動力
舵取装置(1) および後輪用動力舵取装置(2) はそれぞれ
ラックピニオン式であるが、ボールねじ式であってもよ
い。
【0033】さらに、上記実施例においては、前輪と後
輪とが逆位相操舵されるようになっているが、両輪が同
位相操舵されるようになっていてもよい。また、両油路
(73)(74)に跨って切換弁を設けておき、低速走行時に逆
位相操舵され、高速走行時に同位相操舵されるようにし
ておいてもよい。
【0034】
【発明の効果】この発明の車両の4輪操舵装置によれ
ば、上述のように、操舵位置において後輪に反力が加わ
った場合には、この力は後輪用動力舵取装置の動力源の
圧力油により受けられることになり、この力に対する剛
性が向上する。また、前輪用動力舵取装置に連結された
被動機および後輪用動力舵取装置に連結された原動機が
それぞれユニット化されているので、前輪用動力舵取装
置と後輪用動力舵取装置の一部を共通化することがで
き、これによってコストダウンが可能になる。
【0035】第1可動部材が被動機のケーシング内部を
2つの油室に区画するピストンを備えており、互いにか
み合う雄雌2つのねじ部材の一方が軸方向に移動しない
ようにケーシングに回転支持され、同他方が第1可動部
材に固定状に設けられ、前輪用動力舵取装置の入力軸の
回転がねじ部材を介して第1可動部材の往復運動に変換
され、ケーシング側と第1可動部材側の一方に案内部が
設けられ、同他方に案内部に沿って相対的に移動させら
れる被案内部材が設けられている場合、案内部の形状を
変えることにより、入力軸の回転に対する第1可動部材
の移動量を任意に変えることができ、これにより、前輪
の操舵量に対する後輪の操舵量を任意に変えることがで
きる。このため、たとえば、前輪の中立位置近傍におい
て前輪を操舵しても後輪が操舵されない不感帯を設け
て、高速走行時の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両の4輪操舵装置の
油圧式前輪用動力舵取装置および油圧式後輪用動力舵取
装置の一部切欠き背面図である。
【図2】図1の前輪用動力舵取装置の一部および被動機
の部分を拡大して示す一部切欠き背面図である。
【図3】図1の後輪用動力舵取装置の一部および原動機
の部分を拡大して示す一部切欠き背面図である。
【図4】図3のIV−IV線の断面図である。
【図5】被動機の案内みぞの1例を示す展開図である。
【図6】図5の案内みぞの場合の前輪の操舵量と後輪の
操舵量との関係を表わすグラフである。
【図7】被動機の案内みぞの他の1例を示す展開図であ
る。
【図8】図7の案内みぞの場合の前輪の操舵量と後輪の
操舵量との関係を表わすグラフである。
【符号の説明】
(1) 油圧式前輪用動力舵取装置 (2) 油圧式後輪用動力舵取装置 (3) 被動機 (4) 原動機 (26)(27)(30) ケーシング (35) ボールナット(雌ねじ部材) (41) 第1可動部材 (42) ボールねじ軸(雄ねじ部材) (44)(45) 油室 (48)(49) ケーシング (54) 第2可動部材 (56)(57) 油室 (73)(74) 油路 (75) 案内みぞ(案内部) (76) 案内ピン(被案内部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪を操舵する油圧式前輪用動力舵取装置
    と、 後輪を操舵する油圧式後輪用動力舵取装置と、 ケーシング内部が第1可動部材により2つの油室に区画
    されており、かつ前輪操舵時に前記第1可動部材が移動
    させられて油に圧力エネルギを与える被動機と、 ケーシング内部が第2可動部材により2つの油室に区画
    されており、かつ油の圧力エネルギにより前記第2可動
    部材が移動させられて前記後輪用動力舵取装置を作動さ
    せる原動機と、 前記被動機の一方の油室と前記原動機の一方の油室とを
    連通させる油路と、 前記被動機の他方の油室と前記原動機の他方の油室とを
    連通させる油路とを備えており、 前記被動機がユニット化されて前輪用動力舵取装置に連
    結され、前記原動機がユニット化されて後輪用動力舵取
    装置に連結されていることを特徴とする車両の4輪操舵
    装置。
  2. 【請求項2】前記第1可動部材が前記被動機のケーシン
    グ内部を2つの油室に区画するピストンを備えており、
    互いにかみ合う雄雌2つのねじ部材の一方が軸方向に移
    動しないように前記ケーシングに回転支持され、同他方
    が前記第1可動部材に固定状に設けられ、前記前輪用動
    力舵取装置の入力軸の回転が前記ねじ部材を介して前記
    第1可動部材の往復運動に変換され、前記ケーシング側
    と前記第1可動部材側の一方に案内部が設けられ、同他
    方に前記案内部に沿って相対的に移動させられる被案内
    部材が設けられていることを特徴とする請求項1の車両
    の4輪操舵装置。
JP4334693A 1992-06-24 1992-12-15 車両の4輪操舵装置 Withdrawn JPH0672350A (ja)

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JP4334693A JPH0672350A (ja) 1992-06-24 1992-12-15 車両の4輪操舵装置

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JP4-165923 1992-06-24
JP16592392 1992-06-24
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JP4334693A Withdrawn JPH0672350A (ja) 1992-06-24 1992-12-15 車両の4輪操舵装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4858222A (en) * 1986-07-29 1989-08-15 Siemens Aktiengesellschaft Circuit arrangement for serial data transmission

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4858222A (en) * 1986-07-29 1989-08-15 Siemens Aktiengesellschaft Circuit arrangement for serial data transmission

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