JPH0670006U - アングル弁 - Google Patents

アングル弁

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JPH0670006U
JPH0670006U JP1427193U JP1427193U JPH0670006U JP H0670006 U JPH0670006 U JP H0670006U JP 1427193 U JP1427193 U JP 1427193U JP 1427193 U JP1427193 U JP 1427193U JP H0670006 U JPH0670006 U JP H0670006U
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JP
Japan
Prior art keywords
orifice
valve
seat ring
plug
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP1427193U
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English (en)
Inventor
貞雄 和坂
光男 亀山
達司 篠ケ谷
幸一 大川
良之 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Engineering Corp
Azbil Corp
Original Assignee
Toyo Engineering Corp
Azbil Corp
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Publication date
Application filed by Toyo Engineering Corp, Azbil Corp filed Critical Toyo Engineering Corp
Priority to JP1427193U priority Critical patent/JPH0670006U/ja
Publication of JPH0670006U publication Critical patent/JPH0670006U/ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転条件の変化に応じてオリフィス部の減圧
負担分を自由に調整することができ、プラグの長寿命化
を図ると共に、オリフィス部前後の差圧測定を可能に
し、プラグ部とオリフィス部の減圧比が最適減圧比率で
あるか否かを確認することができるようにする。 【構成】 シートリング8とテールピース4との間に可
変オリフィスを形成する可変絞り機構30を配設し、オ
リフィス部の減圧比を駆動部40によって調整できるよ
うにする。また、シートリング8とテールピース4に圧
力取出し孔31,32を形成し、オリフィス部上流側と
下流側の差圧を差圧発信器33によって検出できるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特にスラリー流体を高差圧で減圧制御するアングル弁に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
石炭液化プラントにおける石炭スラリーの減圧・制御ラインあるいは化学プラ ントにおいての各種触媒を含む固液二相流の減圧・制御ラインには、一般にアン グル弁が用いられている。アングル弁は、流体の流れ方向を直角に曲げることが できることから配管系をコンパクトに設計できる利点を有している。但し、アン グル弁は弁下流側で過剰に減圧されると過減圧部で多量のガスが発生してフラッ シュ流体(気液二相流)となり易い弁であるため、特に高差圧で運転する場合に トリム部の擦過、摩食が問題となる。
【0003】 図3はこの種の単座型アングル弁の従来例を示すもので、1は水平に配管され た上流側配管、2は上流側配管1の下流側開口端の下方に略垂直に配管された下 流側配管、3,4は上流側配管1と下流側配管2との間に接続されたアングル弁 およびテールピースである。アングル弁3は、相互に直交し水平方向に開口する 流体流入口5と鉛直下方に開口する流体流出口6を有する弁本体7と、流体流出 口6に下方からガスケット9を介して嵌挿されたシートリング8と、弁本体7の 上面に開口する弁軸挿通孔10にシール部材11を介して上下移動自在に嵌挿さ れた弁軸12と、弁軸12の下端にプラグホルダ13を介して取付けられ前記シ ートリング8の流体流通孔14を開閉制御するバルブプラグ15と、弁軸挿通孔 10に嵌挿配置されてプラグホルダ13を摺動自在に案内保持するガイドブッシ ュ16と、弁軸挿通孔10の上端開口部に嵌挿されシール部材11を押圧するパ ッキンホロア17と、弁本体7の上面に複数個のボルト18によって固定されパ ッキンホロア17を押圧固定するパッキンフランジ19等からなり、前記流体流 入口5が上流側配管1の下流側開口端に接続され、流体流出口6に前記テールピ ース4がシートリング8を介して接続されている。 テールピース4は、複数個のボルト20によって弁本体7の下面に固定される ことにより弁本体7と協労してシートリング8を挾持しており、中心に貫通形成 された通路21の上端開口部が固定オリフィス22を介してシートリング8の下 端開口部に接続され、下端が下流側配管2の上端開口部に接続されている。この ため、被制御流体24は図4に示すようにプラグ部Aとオリフィス部Bにおいて 2段減圧され、これによってバルブプラグ15の負担減圧分を減らしてプラグ寿 命の長期化を図っている。すなわち、弁下流側では弁内絞り部(プラグ部A)を 高速で固体粒子が通過するためにバルブプラグ15の外周面および流体流通孔1 4の内周面が擦過され、摩耗してしまう。その結果、流路が本来の設計値よりも 拡大するために弁開度を降下させて減圧性能を維持しようとする。摩耗が進み弁 開度も下降し尽くしてしまうと弁としての寿命がつきる。現在までのところ寿命 が満足できる程長い製品は開発されておらず、そのため固定オリフィス22を組 み込んで2段減圧構造とし、バルブプラグ15の負担を軽減している。 このような固定オリフィス22の設計に際しては、プラント運転条件から常用 の圧力・流量値が知れ、プラグ対オリフィスの負担軽減配分が設定される。 なお、固定オリフィス22はテールピース4の上端開口部に嵌挿されたオリフ ィスリテーナ23によってシートリング6内に固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のアングル弁において、固定オリフィス23を用 いているため一旦組み込まれるとプラグ部Aとオリフィス部Bの減圧比を変える ことができず、そのため運転条件が変化し通過流量が変化しても、オリフィス部 Bの減圧負担分を最適値に調整することができないという問題があった。また、 プラント運転中の減圧比が最適減圧比率であるか否かを確認することができなか った。
【0005】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、運転条件の変化等に応じてオリフィス部の減圧負担分 を自由に調整することができ、プラグの長寿命化を図ると共に、オリフィス部前 後の差圧測定を可能にし、プラグ部とオリフィス部の減圧比が最適減圧比率であ るか否かを確認することができるようにしたアングル弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、弁本体下面に開口する流体流出口に嵌挿さ れたシートリングの流体流通孔を開閉するバルブプラグと、弁本体下部に配設さ れ弁本体と共に前記シートリングを挟持するテールピースを備えたアングル弁に おいて、 前記シートリングとテールピース間に可変絞り機構を配設すると共に 、シートリングおよびテールピース外周に内部流路に連通する圧力取出し孔をそ れぞれ形成したものである。
【0007】
【作用】
本考案において、可変絞り機構は可変オリフィス部を形成し、オリフィス部の 減圧比を自由に変化させる。圧力取出し孔はオリフィス部上流側と下流側の差圧 測定を可能にし、プラグ部とオリフィス部との減圧比が最適減圧比率であるか否 かの確認を可能にする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るアングル弁の一実施例を示す要部断面図、図2は可変絞り 機構の要部断面図である。なお、図3および図4に示した従来装置と同一構成部 材のものに対しては同一符号をもって示し、その説明を省略する。本実施例はシ ートリング8とテールピース4との間に可変絞り機構30を組み込むと共に、シ ートリング8の流体流通孔14とテールピース4の流路21にそれぞれ連通する 圧力取出し孔31,32をシートリング8とテールピース4の外周に形成して、 可変絞り機構30の上流側と下流側の差圧を差圧発信器33によって測定するよ うに構成したものである。
【0009】 可変絞り機構30は、円筒状に形成された外筒体34Aと、焼結ダイヤモンド 等の耐摩材料からなる内筒体34Bとからなり上端開口部がシートリング8の流 体流通孔14に連通し、下端開口部がテールピース4の流路21に連通する筒体 34と、筒体34の外周面に溶接等によって固定された円筒状のホルダー35内 に進退移動自在に嵌挿され小径に形成された先端部38aが筒体34に形成され た挿通孔36に挿通され筒体34の流路孔37内に突出する絞り部材38と、絞 り部材38をホルダー35から突出する方向に付勢するばね39と、絞り部材3 8を進退移動させる駆動部40等からなり、この駆動部40は前記差圧発信器3 3の出力信号を記録する調節計41からの出力制御信号によって駆動制御される よう構成されている。絞り部材38は駆動部40によって進退移動されることに より流路孔37の抵抗を変化させる可変オリフィスを形成しており、前記流路孔 37内に臨む先端部38aが前記内筒体34Bと同様、焼結ダイヤモンド等の耐 摩材料で形成されている。他の構成は従来装置と同様である。
【0010】 このような構成において、可変絞り機構30の上流側と下流側の圧力を圧力取 出し孔31,32により取出し、その差圧を差圧発信器によって測定しているの で、プラグ部Aとオリフィス部B(図4参照)の減圧比の変化を常時監視するこ とができ、またそれに基づき駆動部40の駆動により絞り部材38を進退移動さ せると、減圧比を変化させることができるため、運転条件が変わった場合でも、 常に最適減圧比率に維持することができる。
【0011】 なお、上記実施例は絞り部材38を駆動部40によって駆動するように構成し たが、本考案はこれに限らず、差圧の変化に応じてその都度作業者が手で調整し てもよいことは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るアングル弁は、プラグ部の下流側に可変オリ フィスを形成する可変絞り機構を設けると共に、オリフィス部上流側と下流側の 圧力を圧力取出し孔によって取出すように構成したので、運転条件が変化した場 合、オリフィス部の減圧負担分を最適値に調整することができ、したがって、プ ラグ部とオリフィス部の減圧比を常に最適減圧比率に維持することができ、プラ グの長寿命化を図ることができる。また、圧力取出し孔によってオリフィス部前 後の差圧を測定すると、最適減圧比率であるか否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアングル弁の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】可変絞り機構の要部断面図である。
【図3】アングル弁の従来例を示す要部断面図である。
【図4】アングル弁のトリム内流路構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 上流側配管 2 下流側配管 3 アングル弁 4 テールピース 5 流体流入口 6 流体流出口 7 弁本体 8 シートリング 14 流体流通孔 15 バルブプラグ 21 通路 30 可変絞り機構 31,32 圧力取出し孔 33 差圧発信器 38 絞り部材 40 駆動部
フロントページの続き (72)考案者 亀山 光男 東京都豊島区駒込6丁目6番9号 (72)考案者 篠ケ谷 達司 千葉県千葉市緑区高津戸町29−3 (72)考案者 大川 幸一 神奈川県高座郡寒川町大曲四丁目1番1号 山武ハネウエル株式会社湘南工場内 (72)考案者 奥津 良之 神奈川県高座郡寒川町大曲四丁目1番1号 山武ハネウエル株式会社湘南工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体下面に開口する流体流出口に嵌挿
    されたシートリングの流体流通孔を開閉するバルブプラ
    グと、弁本体下部に配設され弁本体と共に前記シートリ
    ングを挟持するテールピースを備えたアングル弁におい
    て、 前記シートリングとテールピース間に可変絞り機構を配
    設すると共に、シートリングおよびテールピース外周に
    内部流路に連通する圧力取出し孔をそれぞれ形成したこ
    とを特徴とするアングル弁。
JP1427193U 1993-03-04 1993-03-04 アングル弁 Pending JPH0670006U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1427193U JPH0670006U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 アングル弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1427193U JPH0670006U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 アングル弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0670006U true JPH0670006U (ja) 1994-09-30

Family

ID=11856434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1427193U Pending JPH0670006U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 アングル弁

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JP (1) JPH0670006U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005533229A (ja) * 2002-07-17 2005-11-04 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 改良されたスカートガイド式グローブバルブ
JP2013539526A (ja) * 2010-08-20 2013-10-24 シューフ アルマチューレン ウンド アッパラーテバウ ゲーエムベーハー 制御弁、角度制御弁及び二重制御弁、又極度制御応用用の座弁及び角度座弁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224327A (en) * 1975-08-20 1977-02-23 Tokico Ltd Air pressure control device
JPH01279188A (ja) * 1988-05-06 1989-11-09 Hitachi Ltd 低騒音・低加速度形単座アングル弁

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